JPH05115175A - スイツチング電源装置 - Google Patents

スイツチング電源装置

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Publication number
JPH05115175A
JPH05115175A JP30245691A JP30245691A JPH05115175A JP H05115175 A JPH05115175 A JP H05115175A JP 30245691 A JP30245691 A JP 30245691A JP 30245691 A JP30245691 A JP 30245691A JP H05115175 A JPH05115175 A JP H05115175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
secondary side
power supply
switching power
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP30245691A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hirono
敦 広野
Masaaki Sano
正明 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過電圧保護を、部品の破壊を伴うことなく、
しかもコスト的に安く行うことができるようにしたスイ
ッチング電源装置を提供する。 【構成】 トランス2の二次側の直流出力回路に並列に
トランジスタ24および分圧抵抗32を接続し、かつこ
の分圧抵抗32とトランジスタ24のベースとの間に、
出力電圧V2 が過大になった時にオンして同トランジス
タ24をオンさせるツェナダイオード30を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチング電源装
置に関し、より具体的には、その過電圧保護手段の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング電源装置の例を図2
および図3にそれぞれ示す。
【0003】いずれのスイッチング電源装置も、この例
は自励かつフライバック方式(即ちRCC方式)のもの
であり、トランス2の一次巻線2aにスイッチング素子
の一例であるスイッチングトランジスタ4を直列接続
し、同トランス2のベース巻線2cの出力を発振制御回
路6を介してこのスイッチングトランジスタ4のベース
に帰還させて発振させ、スイッチングトランジスタ4の
オフ時にトランス2内の蓄積エネルギーを二次巻線2b
からダイオード8を介して直流出力として取り出すよう
構成されている。
【0004】発振制御回路6は、種々の公知の回路が採
り得るが、この例のものは二次側の出力電流が過大にな
るのを防止する過電流保護機能をも有している。例え
ば、内部にCRの時定数回路を設けて、その時定数によ
ってスイッチングトランジスタ4のオン期間の上限を定
めておけば、二次側には設定値以上の電流は流れない。
【0005】なお、負荷が0の時に発振が不安定になる
のを防止するために、通常は図示例のように、二次側の
直流出力回路に並列にダミー負荷抵抗(ブリーダ抵抗と
も呼ばれる)20が接続されている。2本としているの
は容量を大きくするためである。
【0006】上記のようなスイッチング電源装置におい
て、何らかの原因で二次側の出力電圧V2 が過大になる
と電解コンデンサ9が破壊する等の問題が発生するの
で、これを防止する過電圧保護回路として、図2の例で
は、二次側の直流出力回路に並列にサイリスタ10を接
続し、かつそれを制御するツェナダイオード12、抵抗
14、16およびコンデンサ18を設け、過電圧時にこ
のツェナダイオード12をオンさせ、それに応じてサイ
リスタ10をターンオンさせてこのサイリスタ10によ
って直流出力回路を短絡させるようにしている。そのよ
うにすれば、二次側に大きな短絡電流が流れようとする
が、その際に一次側の発振制御回路6における過電流保
護機能が働いて出力が抑えられるので、結果として過電
圧保護が行われる。
【0007】一方、図3の例では、二次側で過電圧を検
出してそれをフォトカプラ22を介して一次側の発振制
御回路6にフィードバックして保護をかけるようにして
いる。即ち、ツェナダイオード12、抵抗14およびフ
ォトカプラ22を直列接続したものを二次側の直流出力
回路に並列に接続しており、出力電圧V2 が過大になる
とツェナダイオード12がオンし、それによってフォト
カプラ22のフォトダイオードがオンし、これによって
発振制御回路6においてスイッチングトランジスタ4の
オン期間を制限して出力を抑えるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図2のスイ
ッチング電源装置においては、過電圧保護動作時にサイ
リスタ10が破壊してしまうという問題がある。これ
は、電流容量の大きなサイリスタは非常に高価であり、
主としてコスト面から、通常は上記のようなサイリスタ
10に短絡電流に十分に耐え得るようなものは使われて
いないからである。また、サイリスタ10の破壊と共に
当該サイリスタ10での発熱も大きく、それによって基
板等を焦がす恐れもある。
【0009】一方、図3のスイッチング電源装置におい
ては、二次側の過電圧検出信号を一次側へフィードバッ
クするときの一次側と二次側間の電気絶縁のために、高
価なフォトカプラ22を用いなければならず、そのため
コストが高いという問題がある。
【0010】そこでこの発明は、過電圧保護を、部品の
破壊を伴うことなく、しかもコスト的に安く行うことが
できるようにしたスイッチング電源装置を提供すること
を主たる目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のスイッチング電源装置は、前述したよう
なトランスの二次側の直流出力回路に並列にトランジス
タおよび分圧抵抗を接続し、かつこの分圧抵抗とトラン
ジスタのベースとの間に、二次側の出力電圧が過大にな
った時にオンして同トランジスタをオンさせるツェナダ
イオードを接続したことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成によれば、二次側の出力電圧が過大に
なると、ツェナダイオードがオンし、それに応じてトラ
ンジスタがオンし、このトランジスタによって二次側の
直流出力回路が短絡される。これに伴って二次側に大き
な短絡電流が流れようとするが、このとき発振制御回路
の過電流保護機能が働いて出力が抑えられるので、結果
として過電圧保護が行われる。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るスイッチ
ング電源装置を示す回路図である。図2および図3の従
来例と同一または相当する部分には同一符号を付し、以
下においては当該従来例との相違点を主に説明する。
【0014】この実施例においては、前述したようなト
ランス2の二次側の直流出力回路に並列に、トランジス
タ24(より具体的にはそのコレクタ−エミッタ回路)
を接続している。同じく直流出力回路に並列に、二つの
互いに直列接続された抵抗32a、32bから成り、出
力電圧V2 を分圧する分圧抵抗32を接続している。更
に、この分圧抵抗32の両抵抗32aと32bとの接続
部と前記トランジスタ24のベースとの間に、前者をカ
ソード側にして、ツェナダイオード30を接続してい
る。またこのツェナダイオード30のアノード側とグラ
ウンド間に抵抗26およびコンデンサ28を接続してい
る。
【0015】上記ツェナダイオード30には、上記構成
において、出力電圧V2 が所定の値より過大になった時
にオンするようなツェナ電圧のものが選ばれている。
【0016】上記構成によれば、二次側の出力電圧V2
が過大になると、ツェナダイオード30がオンし、それ
に応じてトランジスタ24のベース回路に電流が流れて
トランジスタ24がオンし、このトランジスタ24によ
って二次側の直流出力回路が短絡される。これに伴って
二次側に大きな短絡電流が流れようとするが、この時一
次側の発振制御回路6の過電流保護機能が働いて出力が
抑えられるので、結果として過電圧保護が行われる。
【0017】その場合、トランジスタは、サイリスタと
違って、上記のような二次側の短絡電流を十分にカバー
できる程度に電流容量の大きいものが安価に入手できる
ので、このようなトランジスタを上記トランジスタ24
に使用することにより、過電圧保護動作時に当該トラン
ジスタ24が破壊されるのを防止することができる。な
お、トランジスタ24がオン状態になった時にその発熱
が大きい時は、それをヒートシンク等に取り付けて放熱
するようにしても良い。
【0018】また、上記構成であれば、二次側から一次
側へ信号を送る必要がないので、図3の従来例と違っ
て、高価なフォトカプラが不要になり、従ってコスト的
にも安くできる。
【0019】また、通常動作時は、分圧抵抗32によっ
てダミー負荷を取ることができるので、即ちこの分圧抵
抗32を出力電圧V2 の検出用とダミー負荷とに兼用で
きるので、図2の従来例に比べても部品点数を1個減ら
すことができ、この観点からもコストダウンを図ること
ができる。
【0020】なお、この発明は、上記例のようなRCC
方式に限定されるものではなく、自励発振式でも他励発
振式でも良く、またフライバック方式でもフォワード方
式でも良い。
【0021】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、過電圧
時の二次側の直流出力回路の短絡用にトランジスタを用
いているので、過電圧保護を部品の破壊を伴うことなく
行うことができる。しかも、フォトカプラのような高価
な部品が不要になり、また分圧抵抗をダミー負荷と兼用
することができて部品点数も減るので、コスト的にも安
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るスイッチング電源
装置を示す回路図である。
【図2】 従来のスイッチング電源装置の一例を回路図
である。
【図3】 従来のスイッチング電源装置の他の例を示す
回路図である。
【符号の説明】
2 トランス 4 スイッチングトランジスタ(スイッチング素子) 6 発振制御回路 24 トランジスタ 30 ツェナダイオード 32 分圧抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線および二次巻線を有するトラン
    スと、このトランスの一次巻線に直列接続されたスイッ
    チング素子と、このスイッチング素子のスイッチングを
    制御するものであって二次側の出力電流が過大になるの
    を防止する過電流保護機能を有する発振制御回路とを備
    えるスイッチング電源装置において、前記トランスの二
    次側の直流出力回路に並列にトランジスタおよび分圧抵
    抗を接続し、かつこの分圧抵抗とトランジスタのベース
    との間に、二次側の出力電圧が過大になった時にオンし
    て同トランジスタをオンさせるツェナダイオードを接続
    したことを特徴とするスイッチング電源装置。
JP30245691A 1991-10-21 1991-10-21 スイツチング電源装置 Pending JPH05115175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30245691A JPH05115175A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 スイツチング電源装置

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JP30245691A JPH05115175A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 スイツチング電源装置

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JPH05115175A true JPH05115175A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17909162

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JP30245691A Pending JPH05115175A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 スイツチング電源装置

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