JPH05115070A - ホワイトバランス調整回路 - Google Patents

ホワイトバランス調整回路

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JPH05115070A
JPH05115070A JP3301126A JP30112691A JPH05115070A JP H05115070 A JPH05115070 A JP H05115070A JP 3301126 A JP3301126 A JP 3301126A JP 30112691 A JP30112691 A JP 30112691A JP H05115070 A JPH05115070 A JP H05115070A
Authority
JP
Japan
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gain
circuit
transistor
variable
signal
Prior art date
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JP3301126A
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English (en)
Inventor
Yuji Kokubo
有二 小久保
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 S/Nの良いホワイトバランス調整を行う。 【構成】 色信号が入力される可変ゲイン回路13R,
13Bと、この可変ゲイン回路13R,13Bのゲイン
を制御してホワイトバランス調整を行うためのゲイン制
御信号を形成する制御部20とを有する。可変ゲイン回
路13R,13Bは、複数のスイッチのオン,オフの状
態によりゲインに寄与する抵抗値が段階的に切り換えら
れて、ゲインが段階的に切り換えられるものである。制
御部20からのゲイン制御信号DR,DBはデジタル信
号とされ、このデジタル制御信号DR,DBにより可変
ゲイン回路13R,13Bの複数のスイッチのオン,オ
フを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオカメラ
のホワイトバランス調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラにおいては、色温度によっ
て変化する被写体のホワイトバランスを調整するホワイ
トバランス調整回路が設けられている。図5は、従来の
この種のホワイトバランス調整回路の一例のブロック図
である。
【0003】すなわち、撮像信号から形成された赤、
青、緑の3原色信号R,G,Bは、プロセス部10の可
変ゲイン回路11R,11G,11Bに、それぞれ供給
される。これら可変ゲイン回路11R,11G,11B
の出力信号はそれぞれ信号処理回路12R,12G,1
2Bに供給されて所定の信号処理が施された後、このプ
ロセス部10の次段の回路に供給される。
【0004】また、信号処理回路12R,12G及び1
2Bの出力信号が制御部20の検波回路21に供給さ
れ、これら3原色信号の検波出力(デジタル信号)がマ
イクロコンピュータ22に供給される。そして、このマ
イクロコンピュータ22において、ビデオカメラにて白
色の被写体を撮像したときに、緑の原色信号のレベルを
中心にして、赤及び青原色信号R,Bのレベルがどれだ
けずれているかを計算し、3原色信号R,G,Bのレベ
ルが一致する(すなわち白になる)ようにするための赤
用ゲイン調整信号DRと青用ゲイン調整信号DBを形成
する。
【0005】すなわち、この例の場合、ゲイン調整信号
DR及びDBは、それぞれD/Aコンバータ23R及び
23Bに供給されて、これよりアナログ制御電圧(直流
電圧)V1R,V2R及びV1B,V2Bが得られ、これがそれ
ぞれ可変ゲイン回路11R及び11Bに供給される。そ
して、これにより赤、青、緑の3原色信号R,G,Bの
レベルが一致するようにゲイン制御されて、自動ホワイ
トバランス調整されるものである。
【0006】従来の場合、ゲイン制御回路11R及び1
1Bとしては、図6に示すような平衡変調器(バランス
ドモジュレータ)からなる回路が用いられている。この
回路は、回路構成が簡単でゲイン調整が容易であるとい
う特長がある。
【0007】この回路は、図6から明らかなように、ト
ランジスタ31及び32のエミッタが互いに接続され、
その接続点がトランジスタ35のコレクタ−エミッタ間
と電流源36を介して接地されている。また、トランジ
スタ33及び34のエミッタが互いに接続され、その接
続点がトランジスタ37のコレクタ−エミッタ間と電流
源38を介して接地されている。そして、トランジスタ
35と37のエミッタ間に抵抗器39が接続されてい
る。
【0008】また、トランジスタ31及び33のコレク
タが互いに接続され、その接続点が抵抗器40を介して
正の直流電圧が供給される電源端子43に接続されてい
る。また、トランジスタ32及び34のコレクタが互い
に接続され、その接続点が抵抗器42を介して電源端子
43に接続されると共に、このコレクタ接続点から出力
端子46が導出されている。
【0009】さらに、トランジスタ35のベースが入力
端子44に接続され、トランジスタ37のベースには、
一定の直流電圧の直流電源45が接続されている。さら
に、トランジスタ31とトランジスタ34とのベースは
互いに接続され、その接続点が一方のゲイン制御端子4
7に接続されている。また、トランジスタ32とトラン
ジスタ33とのベースは互いに接続され、その接続点が
他方のゲイン制御端子48に接続されている。
【0010】この可変ゲイン回路は、一方のゲイン制御
端子47に供給される制御直流電圧V1 と他方のゲイン
制御端子48に供給される制御直流電圧V2 との差の電
圧値に応じて入力端子44に供給される入力信号inに
対するゲインが変化し、ゲイン倍された出力信号out
が出力端子46から得られるものである。
【0011】そして、可変ゲイン回路11Rの場合には
入力端子44に赤の原色信号Rが供給され、制御直流電
圧V1 ,V2 としてD/Aコンバータ23Rからの直流
電圧V1R,V2Rが端子47及び48に供給される。そし
て可変ゲイン回路11Bの場合には入力端子44に青の
原色信号Bが供給され、制御直流電圧V1 ,V2 として
D/Aコンバータ23Bからの直流電圧V1B,V2Bが端
子47及び48に供給される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6の
可変ゲイン回路は、S/Nが悪い欠点がある。すなわ
ち、ゲインの制御は、制御電圧V1 とV2との電位差で
行われるので、この制御電圧にノイズが混入したとき、
そのノイズが出力に現れてしまう欠点がある。特に、図
6の平衡変調器からなる可変ゲイン回路は、トランジス
タ31と32、トランジスタ33と34とは、エミッタ
同志が直接接続されているため、制御電圧V1 ,V2 か
ら見たゲインがエミッタ抵抗と負荷抵抗器42との比と
なり、大ゲインとなってしまう。このため、制御電圧に
ノイズが混入していると、出力端子46に大きなノイズ
となって現れてしまう。
【0013】また、制御電圧にノイズがなくても、トラ
ンジスタ31〜34自身で発生するノイズに対しても上
記のような大ゲインとなってしまうので、出力端子に大
きなノイズとなって現れてしまい、これもS/Nの劣化
の原因となっている。
【0014】この発明は、以上の点に鑑み、S/Nの良
いホワイトバランス調整を行うことができるようにした
ホワイトバランス調整回路を提供することを目的とする
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるホワイトバランス調整回路は、後述
の実施例の参照符号を対応させると、色信号のゲインを
調整するための可変ゲイン回路13R,13Bと、これ
らの可変ゲイン回路13R,13Bのゲインを制御して
ホワイトバランス調整を行うためのゲイン制御信号を形
成する制御部20とを有し、前記可変ゲイン回路13
R,13Bは、複数のスイッチ80〜89のオン,オフ
の状態によりゲインに寄与する抵抗値が段階的に切り換
えられて、ゲインが切り換え調整されるものであり、前
記制御部20からのゲイン制御信号はデジタル信号D
R,DBとされ、このデジタルゲイン制御信号DR,D
Bにより前記可変ゲイン回路13R,13Bの前記複数
のスイッチ80〜89のオン,オフを制御するようにし
たことを特徴とする。
【0016】そして、可変ゲイン回路13R,13B
が、第1のトランジスタのエミッタ及び第2のトランジ
スタのエミッタが電流源に接続されると共に、前記第1
及び第2のトランジスタのエミッタ間にゲインに寄与す
る抵抗値が段階的に変えられる可変抵抗回路100が接
続され、前記第1のトランジスタのベースに色信号が入
力され、前記第2のトランジスタのコレクタ側から出力
信号が取り出される構成であって、前記制御部20から
のデジタル制御信号により、前記可変抵抗回路100の
抵抗値を段階的に可変制御してゲイン調整する構成にす
ると、なお良い。
【0017】
【作用】この発明の場合には、直流電圧を制御信号とす
るのではなく、デジタル信号によりスイッチを制御して
ゲインを段階的に可変とする可変ゲイン回路を使用して
ホワイトバランス調整が行われる。したがって、制御デ
ジタル信号にノイズが混入しても、そのノイズが出力端
子に現れることはなく、S/Nが向上する。
【0018】そして、可変ゲイン回路を前述のように構
成した場合には、トランジスタのエミッタ間に接続され
る抵抗の値と負荷抵抗値との比によりトランジスタ自身
において発生するノイズに対するゲインが決まる。この
ため、ノイズに対するゲインも、回路設計上で制御する
ことができ、S/Nを向上させることができる。
【0019】
【実施例】図1は、この発明によるホワイトバランス調
整回路の一実施例のブロック図である。
【0020】この例においても、ホワイトバランス調整
回路は、図5の従来例と同様にプロセス部10と制御部
20とからなり、そして、プロセス部10は、赤、緑、
青の各原色信号が入力され、これらの出力レベルを制御
する可変ゲイン回路13R,13G,13Bと、これら
の可変ゲイン回路13R,13G,13Bの出力信号が
供給される信号処理回路14R,14G,14Bとから
なる。
【0021】しかし、可変ゲイン回路13R,13G,
13Bは、従来の可変ゲイン回路11R,11G,11
Bとは異なり、アナログゲイン制御アンプの構成ではあ
っても、ゲインが外部から供給されるデジタル制御信号
により段階的に切り換えられるように構成された回路が
用いられている。
【0022】そして、制御部20は、信号処理回路14
R,14G,14Bからの各原色信号をレベル検波する
検波回路21と、このレベル検波出力から可変ゲイン回
路13R及び13Bのゲインを制御するデジタルゲイン
制御信号を形成するマイクロコンピュータ22のみから
なり、従来例の図5の場合のD/Aコンバータ23R,
23Bは設けられない。そして、このマイクロコンピュ
ータ22からのデジタルゲイン制御信号DR及びDB
が、それぞれ可変ゲイン回路13R及び13Bに供給さ
れるものである。
【0023】可変ゲイン回路13R及び13Bは、この
例の場合、それぞれ図2のように構成されている。な
お、図2は可変ゲイン回路13Rの場合で、デジタルゲ
イン制御信号が10ビットの場合である。
【0024】すなわち、ベースが入力端子91に接続さ
れたトランジスタ51のコレクタが電源端子Vccに接
続され、このトランジスタ51のエミッタが電流源を構
成するトランジスタ54及び抵抗器57を介して接地さ
れる。また、ベースが接地されたトランジスタ52のコ
レクタが負荷抵抗器93を介して電源端子Vccに接続
され、このコレクタと負荷抵抗器93との接続点から出
力端子92が導出される。また、このトランジスタ52
のエミッタが電流源を構成するトランジスタ55及び抵
抗器58を介して接地される。
【0025】そして、これらトランジスタ51及び52
のエミッタ間に抵抗器90が接続される。また、ベース
が接地されたトランジスタ53のコレクタが電源端子V
ccに接続され、このトランジスタ52のエミッタが電
流源を構成するトランジスタ56及び抵抗器59を介し
て接地される。
【0026】そして、抵抗器90とトランジスタ52の
エミッタとの接続点と、トランジスタ53のエミッタと
の間に、抵抗値を段階的に可変できる可変抵抗回路10
0が接続されている。この例の場合、10ビットのゲイ
ン制御信号により1024段階に抵抗値が切り換えられ
るように構成されている。
【0027】1024段階に抵抗値を切り換える可変抵
抗回路は、1024個の抵抗器を設けてそれを切り換え
るようにすれば構成できるが、それでは抵抗器を大量に
設けなければならず、現実的でない。そこで、この例で
はラダー抵抗の構成として、最小限の数の抵抗器を使用
するだけで、1024段階の抵抗値の切り換えを行える
ようにしている。
【0028】すなわち、10個の抵抗器60〜69が、
抵抗器90とトランジスタ52のエミッタ間との接続点
との間に直列に接続される。これら抵抗器60〜69及
び90相互の各接続点と10個のスイッチ回路80〜8
9との間に10個の抵抗器70〜79のそれぞれ1個
が、それぞれ接続される。そして、スイッチ回路80〜
89の、それぞれの一方の端子aがトランジスタ53の
エミッタとトランジスタ56のコレクタとの接続点に接
続される。また、入力端子91とトランジスタ51のベ
ースとの接続点がアンプ96を介してスイッチ回路80
〜89の、それぞれの他方の入力端子bに接続される。
【0029】そして、制御入力端子94からの10ビッ
トのゲイン制御信号DRの各ビットが、スイッチ回路8
0〜89のそれぞれ1個のスイッチ回路に、それぞれ供
給されて、スイッチ回路80〜89のそれぞれが切り換
え制御される。
【0030】入力端子91には、入力信号inとして赤
の原色信号Rが供給され、出力端子92には、この入力
信号inが、後述するように制御されて決定されたゲイ
ン倍された出力信号outが得られる。なお、端子95
には定電流が供給されるものである。
【0031】この図2の可変ゲイン回路は、原理的に突
き詰めると、図3に示した差動アンプの構成となる。す
なわち、トランジスタTr1とトランジスタTr2とのエミ
ッタ間に可変抵抗回路100を含む可変抵抗器VRが接
続され、トランジスタTr1のベースに入力信号inが供
給され、トランジスタTr2のベースには一定の直流電圧
が供給される。I1 及びI2 は、それぞれ電流源であ
る。可変抵抗器VRは、端子94からのデジタルゲイン
制御信号DRにより段階的に制御される。
【0032】この図3の回路においては、入力信号in
は、可変抵抗器VRの抵抗値と負荷抵抗器93の抵抗値
との比により決定されるゲイン倍されて出力端子92に
出力信号outとして取り出される。この回路構成にお
いては、ゲイン制御はデジタル信号により抵抗値を段階
的に切り換えるものであるので、ゲイン制御信号にノイ
ズが混入してもそのノイズの影響を受けず、S/Nが良
くなる。
【0033】しかも、トランジスタTr1及びTr2のエミ
ッタ間に抵抗器VRが接続された差動アンプの構成であ
るので、従来の平衡変調器のようにS/Nを悪化させる
部分がなく、S/Nが良い。そして、抵抗器VRがトラ
ンジスタTr1及びTr2のエミッタ間に接続されているの
で、ノイズに対するゲインも信号に対するゲインとほぼ
同じになり、回路系において制御できるため、S/Nの
向上を容易に計ることができる。
【0034】また、簡単な差動アンプ構成であるため、
従来の平衡変調器よりも、周波数特性(振幅、位相、群
遅延などの特性)が良くなるものである。
【0035】なお、負荷抵抗器93を可変抵抗回路とす
ることもできるが、この負荷抵抗器93はインピーダン
スが高く、この抵抗器93の抵抗値が変わると浮遊容量
の影響を受けるため、周波数特性が悪化する。これに対
して、この発明においては、トランジスタTr1とトラン
ジスタTr2のエミッタ間に可変抵抗回路を接続し、その
可変抵抗回路の抵抗値を段階的に制御しているので、周
波数特性が優れている。
【0036】図4は、図2の回路の動作を説明するため
の簡略化可変ゲイン回路の構成を示すもので、この図4
は、抵抗値を2段階に切り換える場合の図2の回路の等
価回路構成である。
【0037】すなわち、スイッチ回路80Sが一方の端
子aに接続されているときには、トランジスタTr3のベ
ースには一定の直流電圧(図2の例では接地電位)が供
給されているおり、入力信号inに対するゲインには抵
抗器100は寄与せず、抵抗器90の抵抗値R2 と負荷
抵抗器93の抵抗値R3 との比R2 /R3 でゲインが決
まる。
【0038】これに対して、スイッチ回路80Sが他方
の端子bに接続されているときには、入力信号inがト
ランジスタTr3を介して抵抗器100にも供給される構
成となるので、ゲインはR3 /(R2 とR3 との並列抵
抗値)で決まる。こうして、スイッチ回路80Sを一方
の端子aと他方の端子bとに切り換えることにより、ゲ
インを2段階に切り換えることができる。
【0039】以上のことから容易に理解できるように、
図2の回路においては、10ビットのデジタルゲイン制
御信号DRの各ビットによりスイッチ回路80〜89が
それぞれ一方の端子aと他方の端子bとに切り換えられ
ることにより、1024段階のゲインに切り換えられる
ものである。
【0040】この場合、ゲイン制御は、従来はアナログ
制御であるのに対して、この発明の場合にはデジタル制
御であるが、マイクロコンピュータ22から得られる制
御信号に変わりはない。このため、ゲイン制御の分解能
は従来と異なるところはない。なお、ゲイン変化の分解
能は、ビット数を変えることにより容易にできることは
いうまでもない。
【0041】なお、可変ゲイン回路は、オペアンプを用
い、そのゲインに供給する外付けの抵抗器を段階的に抵
抗値を変化させる可変抵抗回路で構成するようにしたも
のを用いることもできる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、直流電圧を制御信号とするのではなく、デジタル信
号によりスイッチを制御してゲインを段階的に可変とす
る可変ゲイン回路を使用してホワイトバランス調整を行
うようにしているので、制御デジタル信号にノイズが混
入しても、そのノイズが出力端子に現れることはなく、
S/Nが向上する。
【0043】そして、トランジスタのエミッタ間に接続
される抵抗の値と負荷抵抗値との比によりトランジスタ
自身において発生するノイズに対するゲインが決まるの
で、ノイズに対するゲインも、回路設計上で制御するこ
とができ、S/Nを向上させることができる。
【0044】また、差動アンプを構成する2個のトラン
ジスタのエミッタ間に段階的に抵抗値を切り換える可変
抵抗回路を設けたので、周波数特性がよい。
【0045】さらに、可変ゲイン回路におけるゲインは
固定的に段階的に変えられるので、ゲインの安定度が高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるホワイトバランス調整回路の一
実施例のブロック図である。
【図2】この発明に用いる可変ゲイン回路の一実施例の
回路図である。
【図3】図2の回路の等価回路図である。
【図4】図2の回路の動作説明に用いる簡略化回路図で
ある。
【図5】従来のホワイトバランス調整回路の一例のブロ
ック図である。
【図6】従来のホワイトバランス調整回路に用いる可変
ゲイン回路の一例の回路図である。
【符号の説明】
10 プロセス部 13R,13G,13B 可変ゲイン回路 20 制御部 21 検波回路 22 マイクロコンピュータ 51 第1のトランジスタ 52 第2のトランジスタ 100 可変抵抗回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色信号が入力される可変ゲイン回路と、
    この可変ゲイン回路のゲインを制御してホワイトバラン
    ス調整を行うためのゲイン制御信号を形成する制御部と
    を有し、 前記可変ゲイン回路は、複数のスイッチのオン,オフの
    状態によりゲインに寄与する抵抗値が段階的に切り換え
    られて、ゲインが段階的に切り換えられるものであり、 前記制御部からのゲイン制御信号はデジタル信号とさ
    れ、このデジタルゲイン制御信号により前記可変ゲイン
    回路の前記複数のスイッチのオン,オフを制御するよう
    にしたことを特徴とするホワイトバランス調整回路。
  2. 【請求項2】 前記可変ゲイン回路は、第1のトランジ
    スタのエミッタ及び第2のトランジスタのエミッタが電
    流源に接続されると共に、前記第1及び第2のトランジ
    スタのエミッタ間にゲインに寄与する抵抗値が段階的に
    変えられる可変抵抗回路が接続され、前記第1のトラン
    ジスタのベースに色信号が入力され、前記第2のトラン
    ジスタのコレクタ側から出力信号が取り出される構成で
    あって、 前記制御部からのデジタルゲイン制御信号により、前記
    可変抵抗回路が制御されて、抵抗値が段階的に変えら
    れ、ゲイン調整がなされるようにされた請求項1記載の
    ホワイトバランス調整回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10769973B2 (en) 2015-03-27 2020-09-08 Seiko Epson Corporation Image display device and adjusting device

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US10769973B2 (en) 2015-03-27 2020-09-08 Seiko Epson Corporation Image display device and adjusting device

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