JPS6056321B2 - 利得切換機能を有する広帯域平衡増幅器 - Google Patents

利得切換機能を有する広帯域平衡増幅器

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JPS6056321B2
JPS6056321B2 JP653979A JP653979A JPS6056321B2 JP S6056321 B2 JPS6056321 B2 JP S6056321B2 JP 653979 A JP653979 A JP 653979A JP 653979 A JP653979 A JP 653979A JP S6056321 B2 JPS6056321 B2 JP S6056321B2
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JP
Japan
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transistor
gain
transistors
emitter
balanced
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JP653979A
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JPS5599811A (en
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徹 高橋
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Iwasaki Tsushinki KK
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Iwasaki Tsushinki KK
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/04Modifications of control circuit to reduce distortion caused by control

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は広帯域オシロスコープ(たとえば帯域300
MH2以上)の垂直軸の増幅回路において、垂 直軸の
偏向感度を切換えるために、増幅器の電圧利得を切換え
られるようにした増幅回路に関するものである。
オシロスコープの垂直軸の偏向感度を切換えるために
増幅器の電圧利得を切換える方式として第1図のような
方式が従来考えられている。
ます、第1図の利得切換回路について説明する。電圧利
得の最も小さい状態はスイッチ42がaの位置にあると
きで、この状態ではトランジスタ27、28、33、3
4のみが能動状態になつており電圧利得は抵抗16と抵
抗25、26との比で決定される。電圧利得が中程度の
状態(最も小さい状態の2.5@)はスイッチ42がを
の位置にあるときに得られる。この状態では、トランジ
スタ27、28、33、34の外に29、30、35が
能動状態になる。電圧利得は抵抗16と抵抗25、26
との比に抵抗17と抵抗25、26との比が加えられた
もので決定される。電圧利得が最も大きい状態(最も小
さい状態の約5倍)はスイッチ42がcの位置にあると
きに得られる。この状態ではさらにトランジスタ31、
32が能動状態になる。電圧利得は電圧利得が中程度の
場合の利得に、さらに抵抗18と抵抗25、26の比が
加えられたもので決定される。 ここで、可変抵抗38
はトランジスタ29、30を能動状態にしたとき出力端
子2、3間の電位差が変化しないようにトランジスタ2
9、30の電流配分を調整するためのものである。
可変抵抗41も同様にトランジスタ31,32の電流配
分を調整するためのものである。トランジスタ35は、
トランジスタ29,30が能動状態になつたとき、その
コレクタ電流を抵抗21,22を通して供給するもので
、供給する電流値は抵抗51,50,48,49で決定
される。さらに、トランジスタ31,32が能勲状態と
なつたときにもそのコレクタ電流はトランジスタ35か
ら供給され、その電流値は抵抗51,50,49で決定
される。ダイオード43〜47は切換スイッチ42が1
回路の簡単なスイッチですむようにするためのものてあ
る。抵抗52,53,54,55とコンデンサ56,5
7は利得が最小のときの周波数帯域幅を低下させて、利
得を大きくしたときの帯域幅とほぼ等しくするためのも
のである。この方式による電圧利得切換回路は、これ以
前にある利得切換方式であるエミッタの帰還抵抗の値の
みを切換える方式に比べれば、利得を切換えることによ
る周波数帯域幅の変化ははるかに少ないが、帯域幅が2
50MHz程度のオシロスコープには使用できてもさら
に広帯域のオシロスコープに使用することを考えると、
電圧利得を切換えることによる帯域幅の変化が問題とな
り使用することができなかつた。
本発明は利得を切換えることによる伝送周波数帯域幅の
変化が少ない利得切換可能な増幅回路を提供するもので
ある。
以下本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明の実施例である。
1は入力端子、2,3は出力端子である。
利得切換に伴うバーイアス供給の手段は、第1図の点線
で囲んだ部分がそのまま共通に接続できるので省略する
。第1図の点線部分の端子4,5,6,7,8は第2図
の対応する端子に接続されるものである。第2図におい
て利得が最小の状態は、トランジ.スタ27,28と3
3,34のみが能動状態になつているときである。
端子1に加えられた信号電圧はトランジスタ27,28
で電流に変換される。その電流の大きさは抵抗16の値
できまる。トランジスタ27,28の各出力電流はコレ
クターに挿入された抵抗器56,52,54,57,5
3,55で減衰されてトランジスタ33,34の各エミ
ッタに加えられる。トランジスタ33,34の各出力電
流はそのコレクタに接続された抵抗25,26によつて
電圧に変換される。端子2,3はこの増幅回路の出力端
子である。電圧利得が中程度の状態は、さらにトランジ
スタ29,30が能動状態になることで得られる。
トランジスタ29,30の各出力電流は同様に抵抗56
,52,54,57,53,55で減衰されてトランジ
スタ33,34の各エミッタに加えられるが、その減衰
量はトランジスタ27,28の各出力電流に対する減衰
量よりも少ない。l 電圧利得が最大の状態は、中程度
の状態に加えて、さらにトランジスタ31,32を能動
状態にすることによつて得られる。トランジスタ31,
32の各出力電流は何の減衰もうけずにトランジスタ3
3,34の各エミッタに供給される。第1図の従来回路
で、電圧利得を切換えることによつて伝送周波数帯域幅
が変化するのは、抵抗16,17,18の値がそれぞれ
300Ω、200Ω、120Ωと大幅に異なることによ
るものである。エミッタ接地増幅回路のコレクタの出力
電流の遮断周波数はエミッタ帰還抵抗の大きい程高くな
るためである。このため第1図の回路では抵抗52,5
3,54,55とコンデンサ56,57を付加して利得
が最小のときの帯域幅を減少させて利得が大きいときの
帯域幅に合わせていたのであるが、このような付加素子
は利得が大きいときの帯域幅をも減少させてしまうため
、結局第1図のような回路は、ある程度の帯域幅しか維
持できないことになつてしまう。しかし、本発明の回路
によれば、コレクタに接続された抵抗器による減衰回路
網によつて帰還抵抗16,17,18の値はほぼ近い値
とすることができるため、利得を切換えたときの帯域幅
の変化を少なくすることができ、さらに抵抗器による減
衰回路網であるため帯域をせばめることも少ない。
すなわち、トランジスタの性能を損なうことなく広帯域
の利得切換可能な増幅回路が実現できることになる。以
上説明したように、本発明によれば、利得を切換えても
周波数帯域幅の変化が少なく、しかもトランジスタの性
能を充分利用した広帯域の利得切換機能を有する増幅回
路が得られるため、例えば広帯域オシロスコープの垂直
軸の増幅回路に使用することによつて偏向感度を切換え
ても伝送周波数帯域幅の変化の少ない高性能のオシロス
コープが容易に得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の利得切換可能な増幅器の例を示す回路図
、第2図は本発明の実施例を示す回路図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1、第2の平衡入力端子と、各エミッタ相互間に
    接続された第1の帰還抵抗を有してそれぞれが前記第1
    、第2の平衡入力端子にベースを接続したエミッタ接地
    増幅器を構成する第1、第2のトランジスタと、該第1
    、第2のトランジスタの各エミッタにそれぞれ接続され
    たベースを有しかつ各エミッタ相互間に接続された第2
    の帰還抵抗を有するエミッタ接地増幅器を構成する第3
    、第4のトランジスタと、該第3、第4のトランジスタ
    のバイアスをオンオフする制御手段と、第1、第2の平
    衡出力端子と、前記第1のトランジスタの出力を減衰さ
    せる第1の減衰手段と、前記第1の減衰手段によつて減
    衰された第1のトランジスタのコレクタ電流と前記第3
    のトランジスタのコレクタ電流を合成して前記第1の平
    衡出力端子に供給する第1の合成手段と、前記第2のト
    ランジスタのコレクタ電流を減衰させる第2の減衰手段
    と、前記第2の減衰手段によつて減衰された前記第2の
    トランジスタのコレクタ電流と前記第4のトランジスタ
    のコレクタ電流を合成して前記第2の平衡出力端子に供
    給する第2の合成手段とを備えて、前記制御手段により
    利得を切換えたときの伝送帯域幅の変化が少くなるよう
    に構成した利得切換機能を有する広帯域平衡増幅器。
JP653979A 1979-01-25 1979-01-25 利得切換機能を有する広帯域平衡増幅器 Expired JPS6056321B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5599811A JPS5599811A (en) 1980-07-30
JPS6056321B2 true JPS6056321B2 (ja) 1985-12-10

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ID=11641144

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JPS62105507A (ja) * 1985-11-01 1987-05-16 Iwatsu Electric Co Ltd 差動増幅器

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JPS5599811A (en) 1980-07-30

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