JPH0511454U - 面実装用部品のリード形状 - Google Patents

面実装用部品のリード形状

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JPH0511454U
JPH0511454U JP5871491U JP5871491U JPH0511454U JP H0511454 U JPH0511454 U JP H0511454U JP 5871491 U JP5871491 U JP 5871491U JP 5871491 U JP5871491 U JP 5871491U JP H0511454 U JPH0511454 U JP H0511454U
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JP
Japan
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lead
cream solder
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shape
surface mounting
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JP5871491U
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健志 池戸
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 実装後のクリーム半田13のつぶれによるク
リーム半田13の印刷パターンのつながりを防ぐことが
できる面実装用部品のリード形状を提供すること。 【構成】 プリント配線基板14の表面に実装される面
実装用部品20のリード12形状において、プリント配
線基板14とリード12とが面接触しないようにリード
12に突部15が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は面実装用部品のリード形状、より詳細には基板の表面に実装される面 実装用部品のリード形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラットパッケージ等をプリント配線基板に実装する方法として、クリーム半 田をパターン印刷してその上にリードを配置し、この後該リードに圧力を加えて 実装する方法がある。
【0003】 従来の面実装用部品及びクリーム半田がパターニングされたプリント基板の一 部を図6に示す。 図中41は面実装用部品を示しており、面実装用部品41の側面には複数個の リード42が突出形成されている。プリント配線基板44上にはリード42に対 応して導電パターン(図示せず)が形成され、この導電パターン上にクリーム半 田43が印刷されている。
【0004】 このような面実装用部品41をプリント配線基板44に実装する場合、実装マ シンにより圧力をかける前は図7に示した状態となっており、実装マシンにより 500gfの圧力をかけた後は図8に示したような状態となる。すなわち圧力を 加えた後は、リード42面によりクリーム半田43は押しつぶされ、隣同士のク リーム半田43がつながった状態になることがある。
【0005】 図9(a)(b)はリード42の先端部とクリーム半田43との状態を示した 拡大断面図である。図9(a)はリード42にクリーム半田43のフィレットが うまく形成された場合を示しており、図9(b)はリード42にフィレットがう まく形成されなかった場合を示している。リード42の先端面は通常めっきされ ておらず半田ぬれ性に乏しいため、図9(b)に示した状態のようになることが 多い。またこのフィレットに光を当て、その反射を利用して半田付けの外観検査 を行なうことができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら図6に示したような従来の面実装用部品41のリード42形状に あっては、図8(b)に示したようにクリーム半田43が隣同士でつながってブ リッジを生じることがある。クリーム半田43のブリッジが生じた場合、リフロ ー後において電極間のショートが起こり、製品として電気的性能を満たさないこ ととなる。このためブリッジを修正するための修正工数が増加することがあると いう課題があった。
【0007】 ブリッジを修正する方法として、もう一度半田を融解させて半田の電極(導電 パターン)上に行こうとする性質を利用してブリッジが分かれるように持ってい く方法、あるいは半田の量が偏っている場合には半田の量を適量に調整する方法 等があるが、いずれの方法においても修正を行なうことにより、半田付け部の信 頼性が低下するという課題もあった。
【0008】 さらにブリッジ発生の防止対策として、クリーム半田による印刷ランド幅を狭 くする、もしくはクリーム半田による印刷膜厚を薄くする、もしくはクリーム半 田のチクソ性を高くすること等が考えられるが、クリーム半田の印刷ランド幅を 狭くすると半田量が少なくなり信頼性に悪影響を与える、クリーム半田の印刷膜 厚を薄くすると印刷かすれが生じるだけでなく他の部品に対する半田量まで少な くなる、クリーム半田のチクソ性を高くすると精密な印刷がしにくくなるといっ た課題があった。
【0009】 本考案はこのような課題に鑑み考案されたものであって、ブリッジの発生を防 止することができながら、しかも半田付け性に悪影響を与えることがない面実装 用部品のリード形状を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案に係る面実装用部品のリード形状は、基板の 表面に実装される面実装用部品のリード形状において、前記基板とリードとが面 接触しないように前記リードに突部が形成されていることを特徴としている。
【0011】
【作用】
上記した構成によれば、基板の表面に実装される面実装用部品のリード形状に おいて、前記基板とリードとが面接触しないように前記リードに突部が形成され ているので、半田付け時において前記リードに圧力が加えられても、該リードに よりクリーム半田がつぶされることがなく、ブリッジの発生が防止される。
【0012】
【実施例】
以下、本考案に係る面実装用部品のリード形状の実施例を図面に基づいて説明 する。 図1は本実施例に係る面実装用部品のリード形状を模式的に示した平面図であ り、図中11は面実装用部品本体を示しており、面実装用部品本体11の側面に はリード12が突出形成されている。そしてリード12の先端部分には下方への 折り曲げ加工による突部15が形成されている。
【0013】 図2(a)(b)は、このように形成された面実装用部品20のプリント配線 基板14への実装前と実装後の様子を模式的に示した概略断面図である。実装前 は図2(a)に示したように、プリント配線基板14上に印刷されたクリーム半 田13にはリード12の突部15の先端面だけが接触している。また、図2(b )に示したように、実装マシンにより500gfの圧力をかけたあとにおいても 、クリーム半田13はつぶれることなくリード12と接着している。このように リード12がクリーム半田13をつぶすことがなくなるため、クリーム半田13 による印刷パターンのつながり、つまりブリッジの発生を阻止することができる 。
【0014】 図3は、実装後の突部15とクリーム半田13との様子を拡大して示した断面 図である。リード12の先端部分には下方への折り曲げ加工による突部15が形 成されているため、リード12の本来の先端面であってめっきが施されておらず 半田の濡れ性にの悪い部分はプリント配線基板14と接触しており、突部15の 前方面はめっきが施された半田濡れ性の良好な面となっている。このため突部1 5の前方面はクリーム半田13とは良くなじみ、形状の良好なフィレット13が 形成されている。フィレット13を利用して上記したように半田付けの外観検査 を行なうことができる。この方法は、プリント配線基板14に対して45度の角 度から光を照射し、この光の反射によってフィレット13が形成されて接着され ているか否かを判断する。この場合、図8(a)に示したようにリード42先端 部のクリーム半田43が丸まっていると光の反射が乱れて前記検査を正確に行な うことができない。つまり、リード12の先端部に突部15を形成することによ り、良好な形状のフィレット13が形成され、外観検査を正確に行なうことがで きるようになる。
【0015】 図4は本考案に係る面実装用部品のリード形状の別の実施例を示した断面図で あり、面実装用部品本体11の側面に突出形成されたリード22にダボ26が形 成されており、このダボ26はクリーム半田13との接触面側に突出して形成さ れている。このダボ26を形成することによりリード22クリーム半田13と1 点で接触することになるためクリーム半田13のつぶれを防ぐことが可能となる 。
【0016】 また図5(a)は面実装用部品のリード形状のさらに別の実施例を示す部分平 面図であり、図5(b)はリード31、32を示す正面断面図である。リード3 1、32のクリーム半田13との接触部分に山33もしくは谷34が形成されて おり、この山33が形成された場合にはリード31はクリーム半田13とは両側 部の2線で接触し、また谷34が形成された場合にはリード32はクリーム半田 13とは中央部の1線で接触することになる。いずれの場合にしてもリード31 、32は線でクリーム半田13と接触することとなるためクリーム半田13のつ ぶれを防ぐことが可能となる。
【0017】 従ってリード12、22、31、32がクリーム半田13と接触することによ り、ブリッジの発生を防ぐことができる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案に係る面実装用部品のリード形状にあっては、基板 の表面に実装される面実装用部品のリード形状において、前記基板とリードとが 面接触しないように前記リードに突部が形成されているので、半田付けの際、ク リーム半田をつぶさずに実装することができ、ブリッジの発生を防止することが できる。従って、クリーム半田の接着の修正工程を必要とせず、手軽に短時間で 接着工程を行なうことができ、作業コストの低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る面実装用部品のリード形状の実施
例を示す平面図である。
【図2】(a)(b)は面実装用部品の実装前及び実装
後の要部の断面図である。
【図3】本考案に係る面実装用部品のリード形状の先端
部の接着状態を示す拡大断面図である。
【図4】本考案に係る面実装用部品のリード形状の別の
実施例を示す断面図である。
【図5】(a)(b)は本考案に係る面実装用部品のリ
ード形状の別の実施例を示す平面図及びリードの正面断
面図である。
【図6】従来の面実装用部品の基板への実装前の状態を
示す要部の斜視図である。
【図7】従来の面実装用部品の実装前の状態を示す要部
の概略断面図である。
【図8】(a)(b)は従来の面実装用部品の実装後の
状態を示す要部の断面図及び斜視図である。
【図9】(a)(b)は従来の面実装用部品のリード先
端部におけるクリーム半田によるフィレット形成の様子
を示す断面図である。
【符号の説明】
12、22、31、32 リード 14 プリント配線基板 15 突部 26 ダボ(突部) 33 山(突部) 34 谷(突部)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 基板の表面に実装される面実装用部品の
    リード形状において、前記基板とリードとが面接触しな
    いように前記リードに突部が形成されていることを特徴
    とする面実装用部品のリード形状。
JP5871491U 1991-07-25 1991-07-25 面実装用部品のリード形状 Withdrawn JPH0511454U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5871491U JPH0511454U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 面実装用部品のリード形状

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JP5871491U JPH0511454U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 面実装用部品のリード形状

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JPH0511454U true JPH0511454U (ja) 1993-02-12

Family

ID=13092165

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JP5871491U Withdrawn JPH0511454U (ja) 1991-07-25 1991-07-25 面実装用部品のリード形状

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Effective date: 19951102