JPH05113255A - 冷暖房装置 - Google Patents
冷暖房装置Info
- Publication number
- JPH05113255A JPH05113255A JP3273695A JP27369591A JPH05113255A JP H05113255 A JPH05113255 A JP H05113255A JP 3273695 A JP3273695 A JP 3273695A JP 27369591 A JP27369591 A JP 27369591A JP H05113255 A JPH05113255 A JP H05113255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- way valve
- differential pressure
- refrigerant
- cooling
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/06—Damage
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は利用側四方弁がONの時に停電及び
ブレ−カの作動等で電源がOFFされてもパイロット式
の利用側四方弁のOFF動作を確実にすることで、次の
暖房運転起動時に利用側四方弁内部でショ−ト・サ−キ
ットし、高圧カットでシステムが停止するのを防止する
冷暖房装置を提供する事を目的としたものである。 【構成】 利用側四方弁ON・OFF検知手段25で利
用側四方弁9のONを検知し、かつ、差圧検知手段26
で検知した圧力差が差圧判定手段27で設定値より小さ
いと判定した場合には、差圧検知手段26で検知した圧
力差が差圧判定手段27で設定値より大きいと判定され
るまで流量弁駆動手段28で流量弁22を駆動するよう
に構成されている。
ブレ−カの作動等で電源がOFFされてもパイロット式
の利用側四方弁のOFF動作を確実にすることで、次の
暖房運転起動時に利用側四方弁内部でショ−ト・サ−キ
ットし、高圧カットでシステムが停止するのを防止する
冷暖房装置を提供する事を目的としたものである。 【構成】 利用側四方弁ON・OFF検知手段25で利
用側四方弁9のONを検知し、かつ、差圧検知手段26
で検知した圧力差が差圧判定手段27で設定値より小さ
いと判定した場合には、差圧検知手段26で検知した圧
力差が差圧判定手段27で設定値より大きいと判定され
るまで流量弁駆動手段28で流量弁22を駆動するよう
に構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源側冷媒サイクルと
利用側冷媒サイクルに分離された冷暖房装置に関するも
ので詳しくは利用側四方弁ON時の運転制御に関するも
のである。
利用側冷媒サイクルに分離された冷暖房装置に関するも
ので詳しくは利用側四方弁ON時の運転制御に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱源側冷媒サイクルと利用側冷媒
サイクルに分離された冷暖房装置は、例えば特開昭62
−272040号公報に示されている。
サイクルに分離された冷暖房装置は、例えば特開昭62
−272040号公報に示されている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のこの種の
冷暖房装置について説明する。図3において、1は圧縮
機であり、2は熱源側四方弁であり、3は熱源側熱交換
器であり、4は減圧装置であり、5は第1補助熱交換器
でこれらを環状に連設して熱源側冷媒サイクル6を形成
している。
冷暖房装置について説明する。図3において、1は圧縮
機であり、2は熱源側四方弁であり、3は熱源側熱交換
器であり、4は減圧装置であり、5は第1補助熱交換器
でこれらを環状に連設して熱源側冷媒サイクル6を形成
している。
【0004】7は第2補助熱交換器で、第1補助熱交換
器5と熱交換するように一体に形成されている。8は冷
媒を搬送する冷媒ポンプ、9はOFF時に冷房サイクル
となる利用側四方弁、10は冷房時と暖房時の冷媒量を
調整する冷媒量調整タンクであり、これらは室外機11
に収納されている。12は利用側熱交換器であり、室内
機13に収納されている。第2補助熱交換器7、冷媒ポ
ンプ8、利用側四方弁9、冷媒量調整タンク10、利用
側熱交換器12を環状に連接して利用側冷媒サイクル1
4を形成している。
器5と熱交換するように一体に形成されている。8は冷
媒を搬送する冷媒ポンプ、9はOFF時に冷房サイクル
となる利用側四方弁、10は冷房時と暖房時の冷媒量を
調整する冷媒量調整タンクであり、これらは室外機11
に収納されている。12は利用側熱交換器であり、室内
機13に収納されている。第2補助熱交換器7、冷媒ポ
ンプ8、利用側四方弁9、冷媒量調整タンク10、利用
側熱交換器12を環状に連接して利用側冷媒サイクル1
4を形成している。
【0005】15は運転・停止、冷房・暖房、及び室温
等を設定するリモコンである。16は冷房ないし暖房の
運転を検知する冷暖モ−ド検知手段、17は冷媒ポンプ
8、利用側四方弁9を駆動する利用側機器駆動手段、1
8は圧縮機1、熱源側四方弁2を駆動する熱源側機器駆
動手段、19は運転・停止を検知する運転停止検知手段
である。
等を設定するリモコンである。16は冷房ないし暖房の
運転を検知する冷暖モ−ド検知手段、17は冷媒ポンプ
8、利用側四方弁9を駆動する利用側機器駆動手段、1
8は圧縮機1、熱源側四方弁2を駆動する熱源側機器駆
動手段、19は運転・停止を検知する運転停止検知手段
である。
【0006】以上の様に構成された冷暖房装置につい
て、その動作を説明する。まず、冷房時の動作を図4の
フロ−図で説明する。
て、その動作を説明する。まず、冷房時の動作を図4の
フロ−図で説明する。
【0007】リモコン15で運転、かつ、冷房を指定し
た場合には、ステップ1では運転停止検知手段19によ
り運転を検知し、ステップ2へ移行する。ステップ2で
は冷暖モ−ド検知手段16で冷房の判定を行いステップ
3へ移行する。ステップ3では利用側機器駆動手段17
により、利用側四方弁9をOFFのままにして冷媒ポン
プ8をONし、ステップ4へ移行する。ステップ4では
熱源機器駆動手段18により圧縮機1をON、熱源側四
方弁2をOFFする。
た場合には、ステップ1では運転停止検知手段19によ
り運転を検知し、ステップ2へ移行する。ステップ2で
は冷暖モ−ド検知手段16で冷房の判定を行いステップ
3へ移行する。ステップ3では利用側機器駆動手段17
により、利用側四方弁9をOFFのままにして冷媒ポン
プ8をONし、ステップ4へ移行する。ステップ4では
熱源機器駆動手段18により圧縮機1をON、熱源側四
方弁2をOFFする。
【0008】次にリモコン15で冷房運転中に停止を指
定した場合には、ステップ1で運転停止検知手段19で
停止を判定し、ステップ7へ移行する。ステップ7では
熱源機器駆動手段18により圧縮機1をOFFし、熱源
側四方弁2をOFFのままにしてからステップ8へ移行
する。ステップ8では利用側機器駆動手段17により、
利用側四方弁9をOFFのままにして冷媒ポンプ8をO
FFする。
定した場合には、ステップ1で運転停止検知手段19で
停止を判定し、ステップ7へ移行する。ステップ7では
熱源機器駆動手段18により圧縮機1をOFFし、熱源
側四方弁2をOFFのままにしてからステップ8へ移行
する。ステップ8では利用側機器駆動手段17により、
利用側四方弁9をOFFのままにして冷媒ポンプ8をO
FFする。
【0009】冷房運転中の冷暖房装置の冷媒の流れは図
3中の実線で示す。熱源側冷媒サイクル6では、圧縮機
1からの高温高圧ガスは熱源側四方弁2を通り熱源側熱
交換器3で放熱して凝縮液化し、減圧装置4で減圧され
第1補助熱交換器5で蒸発して熱源側四方弁2を通り圧
縮機1へ循環する。
3中の実線で示す。熱源側冷媒サイクル6では、圧縮機
1からの高温高圧ガスは熱源側四方弁2を通り熱源側熱
交換器3で放熱して凝縮液化し、減圧装置4で減圧され
第1補助熱交換器5で蒸発して熱源側四方弁2を通り圧
縮機1へ循環する。
【0010】この時、利用側冷媒サイクル14の第2補
助熱交換器7と第1補助熱交換器5が熱交換し利用側冷
媒サイクル14内の冷媒が冷却されて液化する。この液
化した冷媒は、OFFとなっている利用側四方弁9、冷
媒量調整タンク10、冷媒ポンプ8を通り、利用側熱交
換器12に送られて、室内を冷房して吸熱蒸発しガス化
して第2補助熱交換器7に循環することとなる。
助熱交換器7と第1補助熱交換器5が熱交換し利用側冷
媒サイクル14内の冷媒が冷却されて液化する。この液
化した冷媒は、OFFとなっている利用側四方弁9、冷
媒量調整タンク10、冷媒ポンプ8を通り、利用側熱交
換器12に送られて、室内を冷房して吸熱蒸発しガス化
して第2補助熱交換器7に循環することとなる。
【0011】次に暖房時の場合の動作を図4のフロ−図
で説明する。リモコン15で運転、かつ、暖房を指定し
た場合には、ステップ1では運転停止検知手段19で運
転の判定を行いステップ2へ移行する。ステップ2では
冷暖モ−ド検知手段により暖房を検知しステップ5へ移
行する。ステップ5では利用側機器駆動手段17によ
り、利用側四方弁9をONし、冷媒ポンプ8をONし、
ステップ5へ移行する。ステップ6では熱源機器駆動手
段18により圧縮機1をON、熱源側四方弁2をONす
る。
で説明する。リモコン15で運転、かつ、暖房を指定し
た場合には、ステップ1では運転停止検知手段19で運
転の判定を行いステップ2へ移行する。ステップ2では
冷暖モ−ド検知手段により暖房を検知しステップ5へ移
行する。ステップ5では利用側機器駆動手段17によ
り、利用側四方弁9をONし、冷媒ポンプ8をONし、
ステップ5へ移行する。ステップ6では熱源機器駆動手
段18により圧縮機1をON、熱源側四方弁2をONす
る。
【0012】次にリモコン15で暖房運転中に停止を指
定した場合には、ステップ1で運転停止検知手段19で
停止を判定し、ステップ7へ移行する。ステップ7では
熱源機器駆動手段18により圧縮機1をOFFし、熱源
側四方弁2をOFFに切り換えてからステップ8へ移行
する。ステップ8では利用側機器駆動手段17により、
利用側四方弁9をOFFに切り換えて冷媒ポンプ8をO
FFする。
定した場合には、ステップ1で運転停止検知手段19で
停止を判定し、ステップ7へ移行する。ステップ7では
熱源機器駆動手段18により圧縮機1をOFFし、熱源
側四方弁2をOFFに切り換えてからステップ8へ移行
する。ステップ8では利用側機器駆動手段17により、
利用側四方弁9をOFFに切り換えて冷媒ポンプ8をO
FFする。
【0013】暖房運転中の冷暖房装置の冷媒の流れは図
3中の破線で示す。熱源側冷媒サイクル6では、圧縮機
1からの高温高圧ガスは熱源側四方弁2を通り第1補助
熱交換器5で放熱して凝縮液化し、減圧装置4で減圧さ
れ熱源側熱交換器3で蒸発して熱源側四方弁2を通り圧
縮機1へ循環する。
3中の破線で示す。熱源側冷媒サイクル6では、圧縮機
1からの高温高圧ガスは熱源側四方弁2を通り第1補助
熱交換器5で放熱して凝縮液化し、減圧装置4で減圧さ
れ熱源側熱交換器3で蒸発して熱源側四方弁2を通り圧
縮機1へ循環する。
【0014】この時、利用側冷媒サイクル14の第2補
助熱交換器7と第1補助熱交換器5が熱交換し、利用側
冷媒サイクル14内のガス冷媒が加熱されてガス化す
る。このガス化した冷媒は、利用側熱交換器12に送ら
れて、室内を暖房して放熱凝縮し液化して、ONとなっ
ている利用側四方弁9、冷媒量調整タンク10、冷媒ポ
ンプ8、を通り、第2補助熱交換器7に循環することと
なる。
助熱交換器7と第1補助熱交換器5が熱交換し、利用側
冷媒サイクル14内のガス冷媒が加熱されてガス化す
る。このガス化した冷媒は、利用側熱交換器12に送ら
れて、室内を暖房して放熱凝縮し液化して、ONとなっ
ている利用側四方弁9、冷媒量調整タンク10、冷媒ポ
ンプ8、を通り、第2補助熱交換器7に循環することと
なる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、切り換えるときに一定値以上の圧力差
(保証差圧)を必要とするパイロット式四方弁を利用側
四方弁に使用し、かつ、冷媒ポンプの吐出側と吸入側と
の圧力差が保証差圧より小さい運転条件において利用側
四方弁ON時(暖房運転時)に停電及びブレ−カの作動
等で電源がOFFされた時には、利用側四方弁はOFF
となるが冷房サイクルに完全には切り換わらない場合が
発生する(四方弁が途中で止まり、内部でショ−ト・サ
−キットする)。
来の構成では、切り換えるときに一定値以上の圧力差
(保証差圧)を必要とするパイロット式四方弁を利用側
四方弁に使用し、かつ、冷媒ポンプの吐出側と吸入側と
の圧力差が保証差圧より小さい運転条件において利用側
四方弁ON時(暖房運転時)に停電及びブレ−カの作動
等で電源がOFFされた時には、利用側四方弁はOFF
となるが冷房サイクルに完全には切り換わらない場合が
発生する(四方弁が途中で止まり、内部でショ−ト・サ
−キットする)。
【0016】従って、次の暖房運転起動時に利用側四方
弁をONしても利用側四方弁が途中で止まっていたため
に利用側四方弁内部でショ−ト・サ−キットしたままと
なるため、利用側冷媒サイクルの冷媒循環量が大幅に低
下し、熱源側冷媒サイクルを暖房運転すると圧縮機の吐
出圧力が急激に上昇し、高圧カットでシステムが停止す
るという課題を有していた。
弁をONしても利用側四方弁が途中で止まっていたため
に利用側四方弁内部でショ−ト・サ−キットしたままと
なるため、利用側冷媒サイクルの冷媒循環量が大幅に低
下し、熱源側冷媒サイクルを暖房運転すると圧縮機の吐
出圧力が急激に上昇し、高圧カットでシステムが停止す
るという課題を有していた。
【0017】本発明は上記課題に鑑み、利用側四方弁O
N時(暖房運転時)には利用側四方弁の保証差圧を確保
して、停電及びブレ−カの作動等の電源OFF時にもパ
イロット式の利用側四方弁が確実に冷房サイクルに切り
換えるようにして、次の暖房運転起動時に利用側四方弁
が途中で止まり、内部でショ−ト・サ−キットしたまま
となるため高圧カットし、システムが停止するのを防止
できる冷暖房装置を提供することを目的とする。
N時(暖房運転時)には利用側四方弁の保証差圧を確保
して、停電及びブレ−カの作動等の電源OFF時にもパ
イロット式の利用側四方弁が確実に冷房サイクルに切り
換えるようにして、次の暖房運転起動時に利用側四方弁
が途中で止まり、内部でショ−ト・サ−キットしたまま
となるため高圧カットし、システムが停止するのを防止
できる冷暖房装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の冷暖房装置は、流量弁と、前記圧縮機及び
前記熱源側四方弁を駆動する熱源側機器駆動手段と、前
記利用側四方弁及び前記冷媒ポンプを駆動する利用側機
器駆動手段と、前記流量弁を駆動する流量弁駆動手段
と、利用側四方弁のON・OFFを検知する利用側四方
弁ON・OFF検知手段と、前記冷媒ポンプの吐出側と
吸入側の圧力差を検出する差圧検知手段と、検知した圧
力差が設定値以上かどうかを判定する差圧判定手段と、
前記利用側四方弁ON・OFF検知手段で利用側四方弁
のONを検知し、かつ、前記差圧検知手段で検知した圧
力差が前記差圧判定手段で設定値より小さいと判定した
場合には、前記差圧検知手段で検知した圧力差が前記差
圧判定手段で設定値より大きいと判定されるまで前記流
量弁を駆動する前記流量弁駆動手段を設けている。
に、本発明の冷暖房装置は、流量弁と、前記圧縮機及び
前記熱源側四方弁を駆動する熱源側機器駆動手段と、前
記利用側四方弁及び前記冷媒ポンプを駆動する利用側機
器駆動手段と、前記流量弁を駆動する流量弁駆動手段
と、利用側四方弁のON・OFFを検知する利用側四方
弁ON・OFF検知手段と、前記冷媒ポンプの吐出側と
吸入側の圧力差を検出する差圧検知手段と、検知した圧
力差が設定値以上かどうかを判定する差圧判定手段と、
前記利用側四方弁ON・OFF検知手段で利用側四方弁
のONを検知し、かつ、前記差圧検知手段で検知した圧
力差が前記差圧判定手段で設定値より小さいと判定した
場合には、前記差圧検知手段で検知した圧力差が前記差
圧判定手段で設定値より大きいと判定されるまで前記流
量弁を駆動する前記流量弁駆動手段を設けている。
【0019】
【作用】本発明の冷暖房装置は、上記した構成によって
利用側四方弁ON時(暖房運転時)、冷媒ポンプの吐出
側と吸入側の圧力差を差圧検知手段で検知し、差圧判定
手段で利用側四方弁の保証差圧と比較判定する。圧力差
が保証差圧より小さい場合には、流量弁を流量弁駆動手
段で閉めていき、冷媒ポンプの吐出側と吸入側の圧力差
を常に保証差圧より大きくする。
利用側四方弁ON時(暖房運転時)、冷媒ポンプの吐出
側と吸入側の圧力差を差圧検知手段で検知し、差圧判定
手段で利用側四方弁の保証差圧と比較判定する。圧力差
が保証差圧より小さい場合には、流量弁を流量弁駆動手
段で閉めていき、冷媒ポンプの吐出側と吸入側の圧力差
を常に保証差圧より大きくする。
【0020】これにより、停電及びブレ−カの作動等の
電源OFF時にもパイロット式の利用側四方弁のOFF
動作(冷房サイクルへの切り換え動作)を確実に出来
る。
電源OFF時にもパイロット式の利用側四方弁のOFF
動作(冷房サイクルへの切り換え動作)を確実に出来
る。
【0021】
【実施例】以下本発明の冷暖房装置の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成の
部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
て、図面を参照しながら説明するが、従来と同一構成の
部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0022】図1は本発明の冷暖房装置のブロック図で
あり、図2は、同実施例の動作フロー図である。図1に
おいて、20a,20bはそれぞれ冷媒ポンプ8の吐出
側と吸入側の圧力を検知する圧力センサ−である。21
は室外機である。22は利用側熱交換器12と直列に設
けた流量弁(電動流量弁)であり、室内機23に収納さ
れている。24は利用側冷媒サイクルである。25は利
用側四方弁のONを検知する利用側四方弁ON・OFF
検知手段である。26は20a、20bの出力から圧力
差を検知する差圧検知手段である。27は差圧検知手段
26で検知した圧力差が利用側四方弁9の保証差圧以上
かどうか判定する差圧判定手段である。
あり、図2は、同実施例の動作フロー図である。図1に
おいて、20a,20bはそれぞれ冷媒ポンプ8の吐出
側と吸入側の圧力を検知する圧力センサ−である。21
は室外機である。22は利用側熱交換器12と直列に設
けた流量弁(電動流量弁)であり、室内機23に収納さ
れている。24は利用側冷媒サイクルである。25は利
用側四方弁のONを検知する利用側四方弁ON・OFF
検知手段である。26は20a、20bの出力から圧力
差を検知する差圧検知手段である。27は差圧検知手段
26で検知した圧力差が利用側四方弁9の保証差圧以上
かどうか判定する差圧判定手段である。
【0023】28は利用側四方弁ON・OFF検知手段
25で利用側四方弁9のONを検知し、かつ、差圧検知
手段26で検知した圧力差が利用側四方弁9の保証差圧
より小さいと差圧判定手段27で判定した場合に冷媒ポ
ンプ8の吐出側と吸入側の圧力差がパイロット式の利用
側四方弁9の保証差圧に達するまで流量弁22を閉める
流量弁駆動手段である。18は圧縮機1、熱源側四方弁
2を駆動する熱源機器駆動手段である。17は利用側四
方弁9、冷媒ポンプ8を駆動する利用側機器駆動手段で
ある。
25で利用側四方弁9のONを検知し、かつ、差圧検知
手段26で検知した圧力差が利用側四方弁9の保証差圧
より小さいと差圧判定手段27で判定した場合に冷媒ポ
ンプ8の吐出側と吸入側の圧力差がパイロット式の利用
側四方弁9の保証差圧に達するまで流量弁22を閉める
流量弁駆動手段である。18は圧縮機1、熱源側四方弁
2を駆動する熱源機器駆動手段である。17は利用側四
方弁9、冷媒ポンプ8を駆動する利用側機器駆動手段で
ある。
【0024】以上のように構成された本発明の冷暖房装
置について図1、図2を用いてその動作について説明す
る。
置について図1、図2を用いてその動作について説明す
る。
【0025】図2においてリモコン15で運転、かつ、
冷房を指定した場合には、ステップ1では運転停止検知
手段19により運転を検知し、ステップ9へ移行する。
ステップ9では利用側四方弁ON・OFF検知手段でO
FFを検知し、ステップ3を経てステップ4へ移行す
る。
冷房を指定した場合には、ステップ1では運転停止検知
手段19により運転を検知し、ステップ9へ移行する。
ステップ9では利用側四方弁ON・OFF検知手段でO
FFを検知し、ステップ3を経てステップ4へ移行す
る。
【0026】次にリモコン15で冷房運転中に停止を指
定した場合には、ステップ1で運転停止検知手段19で
停止を判定し、ステップ7を経てステップ8へ移行す
る。
定した場合には、ステップ1で運転停止検知手段19で
停止を判定し、ステップ7を経てステップ8へ移行す
る。
【0027】リモコン15で暖房運転を指定した場合に
は、ステップ1では運転停止検知手段19で運転を検知
し、ステップ9へ移行する。ステップ9では利用側四方
弁ON・0FF検知手段25により、利用側四方弁がO
Nか、OFFかを判定し、ON(暖房運転時に利用側四
方弁はONとする)であればステップ5へ移行する。ス
テップ5では利用側機器駆動手段17により利用側四方
弁9をON、冷媒ポンプ8をONし、ステップ6へ移行
する。
は、ステップ1では運転停止検知手段19で運転を検知
し、ステップ9へ移行する。ステップ9では利用側四方
弁ON・0FF検知手段25により、利用側四方弁がO
Nか、OFFかを判定し、ON(暖房運転時に利用側四
方弁はONとする)であればステップ5へ移行する。ス
テップ5では利用側機器駆動手段17により利用側四方
弁9をON、冷媒ポンプ8をONし、ステップ6へ移行
する。
【0028】ステップ6では熱源側機器駆動手段18に
より圧縮機1をON、熱源側四方弁2をONし、ステッ
プ10へ移行する。ステップ10では差圧検知手段26
により圧力センサ20a、20bで検知したそれぞれの
圧力Pa,Pbの差でΔP(ΔP=|Pa−Pb|)を
求め、差圧判定手段27により圧力差ΔPが利用側四方
弁9の保証差圧以上かどうか判定する。パイロット式の
利用側四方弁9の保証差圧を0.3MPaとすると、Δ
P<0.3MPaの時は、流量弁駆動手段28により流
量弁22を100ステップづつ閉めることによって圧力
差ΔPを大きくし、ΔP≧0.3MPaにする。
より圧縮機1をON、熱源側四方弁2をONし、ステッ
プ10へ移行する。ステップ10では差圧検知手段26
により圧力センサ20a、20bで検知したそれぞれの
圧力Pa,Pbの差でΔP(ΔP=|Pa−Pb|)を
求め、差圧判定手段27により圧力差ΔPが利用側四方
弁9の保証差圧以上かどうか判定する。パイロット式の
利用側四方弁9の保証差圧を0.3MPaとすると、Δ
P<0.3MPaの時は、流量弁駆動手段28により流
量弁22を100ステップづつ閉めることによって圧力
差ΔPを大きくし、ΔP≧0.3MPaにする。
【0029】次にリモコン15で暖房運転中に停止を指
定した場合には、ステップ1で運転停止検知手段19で
停止を判定し、ステップ7を経てステップ8へ移行す
る。
定した場合には、ステップ1で運転停止検知手段19で
停止を判定し、ステップ7を経てステップ8へ移行す
る。
【0030】以上のように本実施例の冷暖房装置は、利
用側四方弁9のON・OFFを検知する利用側四方弁O
N・OFF検知手段25と、冷媒ポンプ8の吐出側と吸
入側の圧力差を検知する差圧検知手段26と、この圧力
差が利用側四方弁9の保証差圧以上かどうかを判定する
差圧判定手段27とからなり、前記利用側四方弁ON・
OFF検知手段25で利用側四方弁9のONを検知し、
かつ、前記差圧検知手段26で検知した圧力差が前記差
圧判定手段27で保証差圧より小さいと判定した場合に
は、保証差圧以上になるまで流量弁駆動手段28により
室内流量弁22を閉めるように構成されているので、圧
力差は利用側四方弁9の保証差圧を確保できる。
用側四方弁9のON・OFFを検知する利用側四方弁O
N・OFF検知手段25と、冷媒ポンプ8の吐出側と吸
入側の圧力差を検知する差圧検知手段26と、この圧力
差が利用側四方弁9の保証差圧以上かどうかを判定する
差圧判定手段27とからなり、前記利用側四方弁ON・
OFF検知手段25で利用側四方弁9のONを検知し、
かつ、前記差圧検知手段26で検知した圧力差が前記差
圧判定手段27で保証差圧より小さいと判定した場合に
は、保証差圧以上になるまで流量弁駆動手段28により
室内流量弁22を閉めるように構成されているので、圧
力差は利用側四方弁9の保証差圧を確保できる。
【0031】従って、停電及びブレ−カの作動等の電源
OFF時にもパイロット式の利用側四方弁は保証差圧を
確保した状態でOFFされるので、利用側四方弁が確実
に冷房サイクルに切り換わり、次の暖房運転起動時に利
用側四方弁9内部でショ−ト・サ−キットしたままとな
って、利用側冷媒サイクルの冷媒循環量が大幅に低下
し、熱源側冷媒サイクルを暖房運転すると圧縮機の吐出
圧力が急激に上昇し、高圧カットでシステムが停止する
のを防止できる。
OFF時にもパイロット式の利用側四方弁は保証差圧を
確保した状態でOFFされるので、利用側四方弁が確実
に冷房サイクルに切り換わり、次の暖房運転起動時に利
用側四方弁9内部でショ−ト・サ−キットしたままとな
って、利用側冷媒サイクルの冷媒循環量が大幅に低下
し、熱源側冷媒サイクルを暖房運転すると圧縮機の吐出
圧力が急激に上昇し、高圧カットでシステムが停止する
のを防止できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷暖房装
置は、圧縮機,熱源側熱交換器,減圧装置及び第1補助
熱交換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイクルと、
前記第1補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第2補
助熱交換器,利用側熱交換器,流量弁、冷房と暖房で冷
媒の流れ方向を切り換える利用側四方弁及び冷媒を搬送
する冷媒ポンプを環状に連接してなる利用側冷媒サイク
ルと、前記圧縮機及び前記熱源側四方弁を駆動する熱源
側機器駆動手段と、前記利用側四方弁及び前記冷媒ポン
プを駆動する利用側機器駆動手段と、前記流量弁を駆動
する流量弁駆動手段と、利用側四方弁のON・OFFを
検知する利用側四方弁ON・OFF検知手段と、前記冷
媒ポンプの吐出側と吸入側の圧力差を検出する差圧検知
手段と、検知した圧力差が設定値以上かどうかを判定す
る差圧判定手段とを備えている。
置は、圧縮機,熱源側熱交換器,減圧装置及び第1補助
熱交換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイクルと、
前記第1補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第2補
助熱交換器,利用側熱交換器,流量弁、冷房と暖房で冷
媒の流れ方向を切り換える利用側四方弁及び冷媒を搬送
する冷媒ポンプを環状に連接してなる利用側冷媒サイク
ルと、前記圧縮機及び前記熱源側四方弁を駆動する熱源
側機器駆動手段と、前記利用側四方弁及び前記冷媒ポン
プを駆動する利用側機器駆動手段と、前記流量弁を駆動
する流量弁駆動手段と、利用側四方弁のON・OFFを
検知する利用側四方弁ON・OFF検知手段と、前記冷
媒ポンプの吐出側と吸入側の圧力差を検出する差圧検知
手段と、検知した圧力差が設定値以上かどうかを判定す
る差圧判定手段とを備えている。
【0033】そして、前記利用側四方弁ON・OFF検
知手段により利用側四方弁のONを検知し、かつ、前記
差圧検知手段で検知した圧力差が前記差圧判定手段で設
定値より小さいと判定した場合には、前記差圧検知手段
で検知した圧力差が前記差圧判定手段で設定値より大き
いと判定されるまで前記流量弁駆動手段が前記流量弁を
駆動するものである。
知手段により利用側四方弁のONを検知し、かつ、前記
差圧検知手段で検知した圧力差が前記差圧判定手段で設
定値より小さいと判定した場合には、前記差圧検知手段
で検知した圧力差が前記差圧判定手段で設定値より大き
いと判定されるまで前記流量弁駆動手段が前記流量弁を
駆動するものである。
【0034】従って、利用側四方弁ON時には常に利用
側四方弁の保証差圧を確保出来、停電及びブレ−カの作
動等の電源OFF時にもパイロット式の利用側四方弁を
確実にOFF動作(冷房サイクルへの切り換え動作)さ
せることが出来るので、次の暖房運転起動時に利用側四
方弁が内部でショ−ト・サ−キットしたままとなり利用
側冷媒サイクルの冷媒循環量が大幅に低下し、熱源側冷
媒サイクルを暖房運転すると圧縮機の吐出圧力が急激に
上昇し、高圧カットでシステムが停止するのを防止でき
る冷暖房装置を提供することが出来る。
側四方弁の保証差圧を確保出来、停電及びブレ−カの作
動等の電源OFF時にもパイロット式の利用側四方弁を
確実にOFF動作(冷房サイクルへの切り換え動作)さ
せることが出来るので、次の暖房運転起動時に利用側四
方弁が内部でショ−ト・サ−キットしたままとなり利用
側冷媒サイクルの冷媒循環量が大幅に低下し、熱源側冷
媒サイクルを暖房運転すると圧縮機の吐出圧力が急激に
上昇し、高圧カットでシステムが停止するのを防止でき
る冷暖房装置を提供することが出来る。
【図1】本発明による冷暖房装置の一実施例のブロック
図
図
【図2】本発明による冷暖房装置の一実施例の動作フロ
−図
−図
【図3】従来の冷暖房装置のブロック図
【図4】従来の冷暖房装置の動作フロ−図
1 圧縮機 2 熱源側四方弁 3 熱源側熱交換器 4 減圧装置 5 第1補助熱交換器 6 熱源側冷媒サイクル 7 第2補助熱交換器 8 冷媒ポンプ 9 利用側四方弁 17 利用側機器駆動手段 18 熱源側機器駆動手段 22 流量弁 24 利用側冷媒サイクル 25 利用側四方弁ON・OFF検知手段 26 差圧検知手段 27 差圧判定手段 28 流量弁駆動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機,熱源側熱交換器,減圧装置及び
第1補助熱交換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイ
クルと、前記第1補助熱交換器と一体に形成し熱交換す
る第2補助熱交換器,利用側熱交換器,流量弁、冷房と
暖房で冷媒の流れ方向を切り換える利用側四方弁及び冷
媒を搬送する冷媒ポンプを環状に連接してなる利用側冷
媒サイクルと、前記圧縮機及び前記熱源側四方弁を駆動
する熱源側機器駆動手段と、前記利用側四方弁及び前記
冷媒ポンプを駆動する利用側機器駆動手段と、前記流量
弁を駆動する流量弁駆動手段と、利用側四方弁のON・
OFFを検知する利用側四方弁ON・OFF検知手段
と、前記冷媒ポンプの吐出側と吸入側の圧力差を検出す
る差圧検知手段と、検知した圧力差が設定値以上かどう
かを判定する差圧判定手段とからなり、前記利用側四方
弁ON・OFF検知手段により利用側四方弁のONを検
知し、かつ、前記差圧検知手段で検知した圧力差が前記
差圧判定手段で設定値より小さいと判定した場合には、
前記差圧検知手段で検知した圧力差が前記差圧判定手段
で設定値より大きいと判定されるまで前記流量弁駆動手
段が前記流量弁を駆動することを特徴とする冷暖房装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3273695A JPH05113255A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 冷暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3273695A JPH05113255A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 冷暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05113255A true JPH05113255A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17531267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3273695A Pending JPH05113255A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 冷暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05113255A (ja) |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP3273695A patent/JPH05113255A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040329 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |