JPH051129U - 押釦スイツチ - Google Patents

押釦スイツチ

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JPH051129U
JPH051129U JP1271891U JP1271891U JPH051129U JP H051129 U JPH051129 U JP H051129U JP 1271891 U JP1271891 U JP 1271891U JP 1271891 U JP1271891 U JP 1271891U JP H051129 U JPH051129 U JP H051129U
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JP
Japan
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contact
switch
fixed
movable contact
portions
Prior art date
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Pending
Application number
JP1271891U
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English (en)
Inventor
芳雄 横山
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 操作子の押釦操作によって固定接点と当接す
る可動接点の復帰を良好にするとともに、可動接点の基
準電位との接続構造を簡素化する。 [構成] 操作子3との対向部位のスイッチ基板17上
に固定接点18を配置し、操作子3と固定接点18との
間に可動接点13を配置する。可動接点13は全体を金
属板で形成する。操作子3と対向する可動接点13のス
イッチ本体部13bの両側にスイッチ基板17に固定さ
れる固定部13aと、スイッチ基板17に当接する当接
部13cとを形成して、スイッチ本体部13bに十分な
復帰力を付与する。スイッチ基板17に電極20,22
を形成し、いずれかの電極を基準電位に接続する。固定
部13aおよび当接部13cを電極20および22に接
触させて、可動接点13の基準電位をとる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は小型電子機器等における押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子腕時計やハンデイタイプの電子計算機等における押釦スイッチは従来、図 4に示す構造となっていた。図4において、機器ケース41が合成樹脂により成 形され、この機器ケース41内にスイッチ基板42が配置されている。スイッチ 基板42の所定位置には固定接点43がパターン形成されているとともに、スイ ッチ基板42上にはラバー44が取り付けられている。ラバー44の固定接点4 3に対応する部分は円錐状に立ち上がって弾性が付与されており、この立ち上が り部分44aの下面に可動接点45が貼着されている。また、ラバー44の立ち 上がり部分44aに対応する機器ケース41の部位には押釦操作される操作子4 6が摺動自在に取り付けられている。このような押釦スイッチはラバー44の立 ち上がり部分44aの弾性により、可動接点45が固定接点43から離れるよう に保持されている。そして、操作子46を押し込むと、立ち上がり部分44aが 変形して可動接点45が固定接点43に当接し、スイッチングが行われる。その 後、操作子46の押圧を解除すると、ラバー44の立ち上がり部分44aの弾性 力により可動接点45が固定接点43から離れるように復帰して、図4の状態と なる。
【0003】 ところが、この構造の押釦スイッチではラバー44の立ち上がり部分44aの 弾性力が弱いため、スイッチング後の可動接点45の復帰力が弱いとともに、小 さな外力が作用しただけでスイッチングがなされる問題がある。このため時計な どにおいては、金属板を板ばね形状等に成形した可動接点が使用されている。す なわち金属板の一端を機器ケースに固定し、他端を自由状態で操作子に当接した 構造とし、この金属板の弾性力により、スイッチング後の復帰を行うようにして いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
金属板を可動接点に使用した従来の押釦スイッチでは、ラバーに比べて復帰力 があるが、未だ十分な復帰力を有するものとはなっていない。また、可動接点を スイッチング用の基準電位に電気的に接続させる必要があり、その接続のための 構造が複雑で、しかも部品点数が多くなる問題があった。
【0005】 本考案はこのような問題点を考慮してなされたものであり、十分な復帰力を有 するとともに、構造を簡素化することができる押釦スイッチを提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、操作子と、操作子が挿通する挿通孔を有し た機器ケースと、この機器ケース内に配置され前記挿通孔と対向する位置に固定 接点が形成されたスイッチ基板と、このスイッチ基板と前記挿通孔との間に配置 された可動接点とを備えており、前記可動接点は前記スイッチ基板に固定される 固定部と、この固定部から立上がって前記固定接点の上方に配置されるスイッチ 本体部と、このスイッチ本体部の端部から立ち下がってスイッチ基板に当接する 当接部とを有した金属板により形成され、この可動接点の固定部または当接部の 少なくとも一方を基準電位に電気的に接続したものである。
【0007】
【作用】
操作子を押釦操作すると、可動接点が変形し、そのスイッチ本体部がスイッチ 基板の固定接点に当接してスイッチ入力が行われる。この可動接点は、金属板に より形成されるとともに、そのスイッチ本体部が両端の固定部および当接部によ って、これらから立ち上がり状に支持されているため、十分な復帰力を有してい る。従って、押釦操作の解除後における復帰を確実に行うことができる。また、 可動接点の固定部、当接部のいずれかが基準電位に接続されるため、簡単な構造 で基準電位との接続を行うことができる。
【0008】
【実施例】
図1および図2は本考案を電子腕時計の時計モジュールに適用した一実施例を 示す。図1は後述する時計ケース1の内部に配置される時計モジュールの外観図 を示し、上面に液晶等によって時刻を表示する表示パネル2が配置されている。 時計ケース1内に配置される上記時計モジュールは図2に示すように、ともに合 成樹脂からなる上部ハウジング5および下部ハウジング6と、これらのハウジン グ5,6を組み付ける地板7等によりパッケージ化されている。地板7はその側 面部分にフック孔(図示省略)を有し、全体がステンレスなどの金属により成形 されている。一方、上部ハウジング5におけるフック孔との対応部位にはフック 孔と係合するフック突起8が形成されている(図1参照)。機器ケース1は上部 ハウジング5と下部ハウジング6とを当接させた状態で、下部ハウジング6側か ら地板7を当接させ、そのフック孔を上部ハウジング5のフック突起8に係合さ せることにより組み付けが行われる。この場合、上部ハウジング5の所定位置に は位置決め突起9が垂設されており、この位置決め突起9を下部ハウジング6の 位置決め孔10に挿入することにより、ハウジング5,6の相互の位置決めが行 われる(図2参照)。
【0009】 また、上部ハウジング5には図1に示す如く挿通孔11,12が形成されてお り、この挿通孔11,12には操作子3,4が配置される。操作子3,4は上記 挿通孔11,12を貫通することにより、その下端部が後述する可動接点13, 14に当接するように臨んでいる。
【0010】 上部ハウジング5と下部ハウジング6との組み付けに際しては、各操作子3, 4に対応するスイッチ室15,16が、こられの間に形成される。また、上部ハ ウジング5と下部ハウジング6の間にはスイッチ基板17が挟持される。スイッ チ基板17はその上面部分がスイッチ室15,16に臨んでおり、各スイッチ室 15,16内のスイッチ基板17の上面には、固定接点18,19および電極2 0,21,22がパターン形成されている。固定接点18,19はスイッチ入力 のための電極であり、上部ハウジング5の挿通孔11,12と対向する位置にそ れぞれ形成されている。一方、各スイッチ室15,16における電極20,21 ,および22は、それぞれの固定接点18,19の両側に位置するように形成さ れている。各スイッチ室15,16における電極20,21および22は基準電 位に接続されている。
【0011】 前記可動接点13,14は導電性金属薄板によって全体が一体形成されてい る。可動接点13,14は固定部13a,14a、スイッチ本体部13b,14 bおよび当接部13c,14cが連設されて構成される。各可動接点13,14 の固定部13a,14aは上部ハウジング5の位置決め突起9の周辺部分とスイ ッチ基板17との間に挿入されて挟持され、これにより固定部13a,14aは スイッチ基板17に固定されている。図示例において各固定部13a,14aは スイッチ基板17に形成された電極20にそれぞれ接触するように挟持されてい る。次に、各スイッチ本体部13b,14bは、これらの固定部13a,14a から斜め上方に立ち上がるとともに、この立ち上がり部分から上部ハウジング5 の各挿通孔11,12を通過するように延びている。これによりスイッチ本体部 13b,14bは各スイッチ室15,16の固定接点18,19と操作子3,4 との間に位置し、操作子3,4が押釦操作されると、操作子3,4に押圧されて 、固定接点18,19方向に撓み変形し、固定接点18,19と当接する。なお 、このスイッチ本体部13b,14bの操作子3,4との対向部位には下方に湾 曲した接点部24,25が形成され、この接点部24,25が固定接点18,1 9と当接するようになっている。このスイッチ本体部13b,14bの延設端部 には、当接部13c,14cがそれぞれ連設されている。当接部13c,14c は各スイッチ本体部13b,14bの連設端部を斜め下方に立ち下げるとともに 、この立ち下げ部分から円弧状に湾曲させることにより形成されている。そして 、この当接部13c,14cはその湾曲部分がスイッチ基板17に当接している 。図示例において、当接部13c,14cはスイッチ基板17上の電極22,2 3に接触するようになっている。図2において、時計ケース1の操作子3,4の 挿通開口部分にはシール部材27が嵌め込まれている。
【0012】 上記構成の可動接点13,14は全体が金属板により成形されるとともに、ス イッチ本体部13b,14bの一端側に連設した固定部13a,14aがスイッ チ基板17に固定され、他端側に連設した当接部13c,14cがスイッチ基板 17に当接しており、スイッチ本体部13b,14bはその両側が固定部13a ,14aおよび当接部13c,14cにより立ち上がり状に支持されている。こ のような構造では、スイッチ本体部13b,14bに十分な復帰力を付与するこ とができる。このため、操作子3,4を押し込み操作すると、可動接点13,1 4が押圧方向に撓み変形して、スイッチ入力を行うが、この操作力を解除すると 、可動接点13,14は元の状態に確実に復帰する。しかも、その復帰が迅速に 行われるため、節度感のある、しかもリズミカルな押釦操作ができ、操作性が向 上する。また、可動接点13,14の固定部13a,14aおよび当接部13c ,14cがそれぞれ電極20,21,22と接続しているとともに、各スイッチ 室15,16における電極20,22および21のいずれか一方が基準電位とな っているため、可動接点13,14をそのまま基準電位とすることができる。こ のため可動接点を基準電位と接続する構造が不要となり、部品点数の少ない簡単 な構成とすることができる。
【0013】 図3は操作子の別の実施例を示す。この操作子30は「π」字形状に成形され 、下方に延びた垂下部分が可動接点を押圧する操作部31,32となっている。 この操作子30は一方の操作部31または32を押圧すると、他方の操作部32 または31が反対方向に移動するため、交互のスイッチ入力が可能となっている 。
【0014】 本考案は上記実施例に限定されることなく種々変更が可能である。例えば、可 動接点を基準電位とするためには、その固定部および当接部のいずれか一方を電 極に接触させれば良く、双方を電極と接触させる必要はない。また、操作子の数 も任意に変更することができる。さらに、本考案は電子腕時計以外の他の電子機 器、例えば小型電子計算機,ゲーム機,ラジオ装置,ページャ等の無線装置,玩 具などに対しても、同様に適用することができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は操作子が当接する可動接点の両端部をスイッチ基板に当接させたため 、十分な復帰力を付与することができ、確実なスイッチング操作を行うことがで きるとともに、可動接点の両端部のいずれかを基準電位と接続したため、可動接 点を基準電位接続する構造が不要となり、簡単な構成とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例が適用された時計モジュール
の平面図。
【図2】図1のII−II線における時計モジュールの断面
図。
【図3】操作子の別の実施例を示す断面図。
【図4】従来の押釦スイッチの断面図。
【符号の説明】
1 機器ケース 3 操作子 4 操作子 11 挿通孔 12 挿通孔 13 可動接点 14 可動接点 13a 固定部 14a 固定部 13b スイッチ本体部 14b スイッチ本体部 13c 当接部 14c 当接部 17 スイッチ基板 18 固定接点 19 固定接点

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 操作子と、この操作子が挿通する挿通孔
    を有した機器ケースと、この機器ケース内に配置され前
    記挿通孔と対向する位置に固定接点が形成されたスイッ
    チ基板と、このスイッチ基板と前記挿通孔との間に配置
    された可動接点とを備えており、前記可動接点は前記ス
    イッチ基板に固定される固定部と、この固定部から立上
    がって前記固定接点の上方に配置されるスイッチ本体部
    と、このスイッチ本体部の端部から立ち下がってスイッ
    チ基板に当接する当接部とを有した金属板により形成さ
    れ、この可動接点の固定部または当接部の少なくとも一
    方が基準電位に電気的に接続されていることを特徴とす
    る押釦スイッチ。
JP1271891U 1991-02-15 1991-02-15 押釦スイツチ Pending JPH051129U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01255304A (ja) * 1988-04-04 1989-10-12 Nec Corp クロック・ジェネレータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01255304A (ja) * 1988-04-04 1989-10-12 Nec Corp クロック・ジェネレータ

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