JPH05112715A - ポリフエニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents

ポリフエニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物

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JPH05112715A
JPH05112715A JP27573591A JP27573591A JPH05112715A JP H05112715 A JPH05112715 A JP H05112715A JP 27573591 A JP27573591 A JP 27573591A JP 27573591 A JP27573591 A JP 27573591A JP H05112715 A JPH05112715 A JP H05112715A
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acid
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resin
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JP27573591A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Urabe
宏 浦部
Seiji Morimoto
精次 森本
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Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/10Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements not embedded in the wall

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリフェニレンエーテル・ポリアミド組成物
の持つ剛性、耐熱性、耐薬品性等の優れた性質を保持し
つつ、寸法安定性を向上せしめたバランスのとれた物性
の樹脂組成物を提供する。 【構成】 (a)ポリフェニレンエーテル樹脂;5〜8
0重量%、(b)ポリアミド樹脂(ナイロン6等);9
0〜10重量%、(c)ゴム様物質(SBS,SEBS
等);0〜40重量%、及び、(d)相溶化剤(りんご
酸等);0.01〜15重量%よりなる樹脂組成物10
0重量部に対し(e)ガラスフレークを15〜120重
量部配合するか、または、(e)ガラスフレーク及び
(f)ガラス繊維を、(e)/(f)≧0.5となる重
量組成比で、かつ(e)および(f)の合計で15〜1
20重量部、配合してなることを特徴とする、樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形や押出成形等に
より成形品、シート等として利用できる新規な熱可塑性
樹脂組成物に関するものである。更に詳しくは、耐熱
性、機械的物性、加工性、耐溶剤性等に優れ、かつ線膨
張係数及びソリが小さく、寸法安定性に優れた、ポリフ
ェニレンエーテル、ポリアミド並びにガラスフレークお
よびガラス繊維から成る新規な熱可塑性樹脂組成物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリフェエニレンエーテル樹脂は機械的
性質、耐熱性、耐寒性、寸法安定性等の諸特性に優れた
熱可塑性樹脂である。しかし、ポリフェニレンエーテル
樹脂単独では耐衝撃性、耐溶剤性が著しく悪く、また、
その溶融粘度が高いため加工性が悪い。一方、ポリアミ
ド樹脂は優れた機械的強度、耐溶剤性、加工性に特長を
もつ熱可塑性樹脂であるが耐衝撃性、耐熱性が不良で、
さらに吸水性が大きいことにより寸法安定性が著しく悪
い。よって、これらの樹脂の特長を生かして欠点を補う
ため、両者をブレンドする提案がなされている。
【0003】しかしながら、成形品の用途分野によって
は両者のブレンドのみでは寸法安定性、剛性、耐熱性に
おいて不充分な場合があり、ポリフェニルエーテル・ポ
リアミド組成物の寸法安定性、耐熱性、剛性度等を向上
させるため、充填剤を添加する試みがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−1014
52号公報には、ケイ酸カルシウムを主成分とするウォ
ラストナイトおよび/またはガラス繊維を添加した組成
物が、又、特開昭61−204263号公報には、芳香
族ポリフェニレンエーテル系樹脂、スチレン系化合物、
α、β−不飽和カルボン酸無水物および高融点のポリア
ミドからなる組成物に繊維状、フレーク状又は粉状の補
強剤を配合してなる組成物が、特開平2−163158
号には、特定の無機充填剤および/またはガラス繊維を
特定量充填することによりポリフェニレンエーテル・ポ
リアミド組成物の耐衝撃性、成形性、外観を保持しなが
ら該組成物の寸法安定性、耐熱性、曲げ剛性度を向上さ
せることが開示されている。
【0005】しかしながら、いずれの技術においても耐
熱性や剛性は向上するものの、寸法安定性には欠けてい
た。すなわち、従来技術の充填剤含有ポリフェニレンエ
ーテル・ポリアミド樹脂組成物では、高度な寸法精度が
要求される成形品が得られない現状にあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、剛性、耐
熱性、耐薬品性等ポリフェニレンエーテル・ポリアミド
樹脂組成物の優れた性質を維持しつつ寸法安定性の一層
の向上を図るべく鋭意検討した結果、該樹脂組成物に対
し、ガラスフレークを主成分とする特定の充填剤を充填
させることにより、上記目的を達成しうることを見い出
し本発明に到達した。
【0007】すなわち本発明は、(a)ポリフェニレン
エーテル樹脂;5〜80重量%,(b)ポリアミド樹
脂;90〜10重量%,(c)ゴム様物質;0〜40重
量%,及び,(d)相溶化剤;0.01〜15重量%,
よりなる樹脂混合物100重量部に対し、(e)ガラス
フレークを15〜120重量部配合してなることを特徴
とする、ポリフェニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成
物、及び、該樹脂混合物100重量部に対し、(e)ガ
ラスフレーク及び(f)ガラス繊維を、(e)/(f)
≧0.5となる重量組成比で、かつ(e)および(f)
の合計で15〜120重量部配合してなることを特徴と
するポリフェニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物に
存する。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
使用されるポリフェニレンエーテル樹脂(a)は、一般
式(I)
【0009】
【化1】
【0010】で表わされる循環構造単位を有し、式中一
つの単位のエーテル酸素原子は次の隣接単位のベンゼン
核に接続しており、nは少くとも30であり、Qはそれ
ぞれ独立に水素、ハロゲン、三級α−炭素原子を含有し
ない炭化水素基、ハロゲン原子とフェニル核との間に少
くとも2個の炭素原子を有するハロ炭化水素基、炭化水
素オキシ基およびハロゲン原子とフェニル核との間に少
くとも2個の炭素原子を有するハロ炭化水素オキシ基か
らなる群より選択した一価置換基を示し、それぞれのQ
は互いに同じであっても異なっていてもよい。
【0011】かかる構造単位を与えるフェノールとして
は、2,6−ジメチルフェノール、2,3,6−トリメ
チルフェノール等が挙げられる。また、2,6−ジメチ
ルフェノールと2,3,6−トリメチルフェノールの共
重合体、2,6−ジメチルフェノールと2,3,5,6
−テトラメチルフェノールの共重合体、2,6−ジエチ
ルフェノールと2,3,6−トリメチルフェノールの共
重合体などの共重合体を挙げることもできる。
【0012】更に、本発明で使用されるポリフェニレン
エーテルは、前記一般式で定義されたポリフェニレンエ
ーテルにスチレン系モノマー(例えば、スチレン、p−
メチルスチレン、α−チルスチレンなど)をグラフトし
たもの等の変性されたポリフェニレンエーテルをも包含
する。上記に相当するポリフェニレンエーテルの製造方
法は公知であり、例えば米国特許第3306874号、
第3306875号、第3257357号および第32
57358号各明細書および日本特許特公昭52−17
880および特開昭50−51197号明細書に記載さ
れている。
【0013】本発明の目的のために好ましいポリフェニ
レンエーテルの群は、エーテル酸素原子に対する2つの
オルソ位にアルキル置換基を有するものおよび2,6,
−ジアルキルフェノールと2,3,6−トリアルキルフ
ェノールの共重合体である。また、本発明のポリフェニ
レンエーテル樹脂は、0.6g/dl濃度のクロロホル
ム溶液の温度25℃における比粘度ηspが0.05〜
1のものが好ましい。
【0014】本発明で使用されるポリアミド(b)とし
ては、例えば3員環以上のラクタム、重合可能なω−ア
ミノ酸、二塩基酸とジアミンの塩などの縮合重合によっ
て得られるポリアミドを用いることができる。具体的に
は、ε−カプロラクタム、アミノカプロン酸、エナント
ラクタム、7−アミノヘプタン酸、11−アミノウンデ
カン酸、9−アミノノナン酸、α−ピロリドン、α−ピ
ペリドン等の重合物;ヘキサメチレンジアミン、ノナメ
チレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメ
チレンジアミン、メタキシリレンジアミン等のジアミン
と、テレフタール酸、イソフタール酸、アジピン酸、セ
バチン酸、ドデカン二塩基酸、グルタール酸等のジカル
ボン酸を重縮合せしめて得られる重合体又はこれらの共
重合体例えば、ナイロン6、ナイロン7、ナイロン6.
6、ナイロン12、ナイロン6.10、ナイロン6.1
1、ナイロン6.12、ナイロン11、ナイロン12、
ナイロン6T;あるいはこれらの重合体もしくは共重合
体の混合物等すべてのポリアミド樹脂類が挙げられる。
【0015】本発明の樹脂組成物に適用するポリアミド
樹脂としては、相対粘度(JISK−6810に基き、
98%硫酸中で測定した値)が1.8〜6、特に2〜
5.5のものが好ましい。本発明で使用されるゴム様物
質(c)としては、エラストマー、曲げ弾性率の低いポ
リオレフィン樹脂など、および/又はこれらの変性物
(変性ゴム様物質)を使用することができる。
【0016】具体的には、エチレン−プロピレンゴム、
エチレン−プロピレン−非共役ジエンゴム、エチレン−
ブデンゴム、プロピレン−ブデンゴム、イソプレン−ブ
チレンゴム、ポリイソプレン、ポリブタジエン、スチレ
ン−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレン
ブロックコポリマー、スチレン−エチレン−ブチレン−
スチレンブロックコポリマー、部分水素化スチレン−ブ
タジエンブロックコポリマー、スチレン−イソプレンブ
ロックコポリマー、部分水素化スチレン−イソプレンブ
ロックコポリマー、チオコールゴム、多硫化ゴム、ポリ
ウレタンゴム、ポリエーテルゴム(例えばポロプロピレ
ンオキサイド等)、エピクロルヒドリンゴム、ポリエス
テルエラストマー、ポリアミドエラストマー、線状低密
度ポリエチレン等あるいはこれらの混合物が用いられ
る。
【0017】本発明のゴム様物質は、通常、10,00
0kg/cm2 以下、好ましくは8,000kg/cm
2 以下の曲げ弾性率を有するものである。変性ゴム様物
質は、前記ゴム様物質を後述する本発明の“相溶化剤”
で変性したものである。例えば、無水マレイン酸グラフ
トエチレン−プロピレンゴム、無水マレイン酸グラフト
エチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー、
無水マレイン酸グラフト部分水素化スチレン−ブタジエ
ンブロックコポリマー、無水マレイン酸グラフト部分水
素化スチレン−イソプレンブロックコポリマー、グリシ
ジルメタクリレートグラフトエチレン−プロピレンゴム
等を使用することが出来る。
【0018】また相溶化剤を重合したエチレン−アクリ
ル酸エステル−無水マレイン酸コポリマー、エチレン−
アクリル酸エステル−グリシジルメタクリレートコポリ
マー、エチレン−酢酸ビニル−グリシジルメタクリレー
トコポリマーあるいはこれらの配合物もゴム様物質とし
て用いられる。本発明のゴム様物質としては、上述した
ものの中でもエチレン−プロピレンゴム、エチレン−ブ
デンゴム、スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、
部分水素化スチレン−ブタジエンブロックコポリマー、
スチレン−ブタジエン−スチレン−ブロックコポリマー
(SBS)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン
ブロックコポリマー(SEBS)、スチレン−イソプレ
ンブロックコポリマー、部分水素化スチレン−イソプレ
ンブロックコポリマー、密度が0.885〜0.93
5、好ましくは0.885〜0.925の範囲にある線
状低密度ポリエチレン、エチレン−メチルアクリレート
−無水マレイン酸コポリマー、エチレン−エチルアクリ
レート−無水マレイン酸コポリマー、エチレン−酢酸ビ
ニル−グリシジルメタクリレートコポリマー、エチレン
−メチルアクリレート−グリシジルメタクリレートコポ
リマーあるいはこれらの混合物が好適である。
【0019】本発明で使用される相溶化剤(d)として
は、具体的には以下の(A)〜(E)群から選ばれる1
種またはそれ以上の化合物である。 (A) 分子内に、(イ)炭素−炭素二重結合又は炭素
−炭素三重結合、および(ロ)カルボキシル基、酸無水
物、アミノ基、酸アミド基、イミド基、エポキシ基、カ
ルボン酸エステル基、イソシアネート基、メチロール基
又は水酸基、を同時に有する化合物。
【0020】具体例としては、無水マレイン酸、マレイ
ン酸、フマール酸、マレイミド、マレイン酸ヒドラジ
ド、無水マレイン酸とジアミンとの反応物たとえば、下
記式(II)
【0021】
【化2】
【0022】(但しRは脂肪族、芳香族基を示す。)な
どで表わされる構造を有するもの、無水メチルナジック
酸、無水ジクロロマレイン酸、マレイン酸アミド、大豆
油、キリ油、ヒマシ油、アマニ油、麻実油、綿実油、ゴ
マ油、菜種油、落花生油、椿油、オリーブ油、ヤシ油、
イワシ油等の天然油脂類、エポキシ化大豆油などのエポ
キシ化天然油脂類、アクリル酸、ブテン酸、クロトン
酸、ビニル酢酸、メタクリル酸、ペンテン酸、アンゲリ
カ酸、チブリン酸、2−ペンテン酸、3−ペンテン酸、
α−エチルアクリル酸、β−メチルクロトン酸、4−ペ
ンテン酸、2−ヘキセン酸、2−メチル−2−ペンテン
酸、α−エチルクロトン酸、2,2−ジメチル−3−ブ
デン酸、2−ヘプテン酸、2−オクテン酸、4−デセン
酸、9−ウンデセン酸、10−ウンデセン酸、4−ドデ
セン酸、5−ドデセン酸、4−テトラデセン酸、9−テ
トラデセン酸、9−ヘキサデセン酸、2−オクタデセン
酸、9−オクタデセン酸、アイコセン酸、ドコセン酸、
エルカ酸、テトラコセン酸、マイコリペン酸、2,4−
ペンタジエン酸、2,4−ヘキサジエン酸、ジアリル酢
酸、ゲラニウム酸、2,4−デカジエン酸、2,4−ド
デカジエン酸、9,12−ヘキサジエン酸、9,12−
オクタデカジエン酸、ヘキサデカトリエン酸、リノール
酸、リノレン酸、オクタデカトリエン酸、アイコサジエ
ン酸、アイコサトリエン酸、アイコサテトラエン酸、リ
シノール酸、エレオステアリン酸、オレイン酸、アイコ
サペンタエン酸、エルシン酸、ドコサジエン酸、ドコサ
トリエン酸、ドコサテトラエン酸、ドコサペンタエン
酸、テトラコセン酸、ヘキサコセン酸、ヘキサコジエン
酸、オクタコセン酸、トラアコンテン酸などの不飽和カ
ルボン酸、あるいはこれら不飽和カルボン酸のエステ
ル、酸アミド、無水物、あるいはアリルアルコール、ク
ロチルアルコール、メチルビニルカルビノール、メチル
プロペニルカルビノール、4−ペンテン−1−オール、
10−ウンデセン−1−オール、プロパルギルアルコー
ル、1,4−ペンタジエン−3−オール、1,4−ヘキ
サジエン−3−オール、3,5−ヘキサジエン−2−オ
ール、2,4−ヘキサジエン−1−オール、一般式、H
2n5 OH、Cn 2n7 OH、Cn 2n 9 OH、
(但し、nは正の整数)で示されるアルコール、3−ブ
デン−1、2−ジオール、2,5−ジメチル−3−ヘキ
サン−2,5−ジオール、1,5−ヘキサジエン−3、
4−ジオール、2,6−オクタジエン−4、5−ジオー
ルなどの不飽和アルコール、あるいはこのような不飽和
アルコールのOH基が、−NH2 に置き換った不飽和ア
ミン、あるいはグリシジルアクリルレート、グリシジル
メタクリレート、アリルグリシジルエーテルなどが挙げ
られる。中でも無水マレイン酸、マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸、無水−ハイミック酸、グリシジルアク
リレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジ
ルエーテルが好適である。
【0023】(B) 下記式(III ) (RI O)mR(COORII)n(CONRIII IV
s−(III ) {1式中Rは炭素原子数2〜20の直鎖または分枝鎖飽
和脂肪族炭化水素基であり、RI は水素または炭素原子
数1〜10のアルキル基、アリール基、アシル基または
カルボニルジオキシ基からなる群から選択し:各RII
水素または炭素原子数1〜20のアルキル基またはアリ
ール基からなる群からそれぞれ独立に選択し:各RII
よびRIII およびRIVは水素または炭素原子数1〜10
のアルキル基またはアリール基からなる群からそれぞれ
独立に選択し;mは1に等しく、(n+s)は2よりも
大か2に等しく、nおよびsはそれぞれ0より大か0に
等しく;(ORI )はカルボニル基に対してαまたはβ
にあり、少なくとも2個のカルボニル基は2〜6個の炭
素原子で分離されている}によって表される脂肪族ポリ
カルボン酸またはその誘導体からなるかその反応生成
物。具体的には、くえん酸、りんご酸、またはこれらの
カルシウム塩、カリウム塩等である。
【0024】(C) 分子構造中に、(イ)酸素の架橋
を介して炭素原子の結合された少なくとも1つのケイ素
原子、及び(ロ)少なくともエチレン性炭素−炭素二重
結合もしくは炭素−炭素三重結合及び/又はアミノ基及
びメルカプト基から選ばれる官能基、の両方を有し、該
官能基がケイ素原子に直接結合されていない、シラン化
合物。具体的にはγ(ガンマ)−アミノプロピルトリエ
トキシシラン;ビニル−トリス(2−メトキシエトキ
シ)シラン;5(ビシクロヘプテニル)トリエトキシシ
ラン及びγ−メルカプトプロピルトリメトキシシランで
ある。
【0025】(D) 分子内に(イ)メルカプト基と、
(ロ)カルボキシル基、酸無水物基、酸アミド基、イミ
ド基、カルボン酸エステル基、エポキシ基、アミノ基及
び水酸基より構成される群より選ばれる少なくとも一種
の官能基とを、同時に有する化合物で、一般式(IV) (HS)m−R−Xn (IV) (式中、m,nは正の整数を、Rは脂肪族基又は芳香族
基を、Xは、カルボキシル基、酸無水物基、酸アミド
基、アミド基、カルボン酸エステル基、エポキシ基、ア
ミノ基及び水酸基より構成される群より選ばれる少なく
とも一種の官能基をそれぞれ示す。ただし、nが2以上
である場合、Xは同一である必要はない。)で示される
もの。
【0026】具体的には、チオリンゴ酸、チオクエン酸
等のメルカプトポリカルボン酸、およびこれらメルカプ
トポリカルボン酸のカルボキシル基が酸無水物基、N,
N’−ジアルキルアミド基、N−アルキルイミド基、N
−アリールイミド基、アルキルエステル基に変換された
化合物、1,2−エポキシ−3−メルカプトプロパン、
4−ジ(2,3−エポキシプロピル)アミノチオフェノ
ール等のエポキシ化合物、1−アミノ−2−メルカプト
エタン、4−アミノチオフェノール等のアミン類、2−
メルカプトエタノール、3−メルカプト−1,2−プロ
パンジオール等のメルカプト基含有アルコール類、メル
カプトフェノール類等が挙げられる。特に、チオリンゴ
酸、チオクエン酸等のメルカプトポリカルボン酸が好ま
しい。
【0027】(E) ビニル芳香族化合物の単位及び
α、β−不飽和ジカルボン酸もしくはジカルボン酸無水
物の単位を有する共重合体、又はビニル芳香族化合物の
単位及びα、β−不飽和ジカルボン酸のイミド化合物の
単位を有する共重合体である。具体的には、スチレン−
無水マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸−
メタクリレートターポリマー、スチレン−無水マレイン
酸−アクリレートターポリマー、及びこれら化合物のゴ
ム改質変性物である。
【0028】本発明で使用されるガラスフレーク(e)
としては、通常ポリアミド樹脂に使用されるものであれ
ばいずれも使用できるが、無アルカリガラスフレーク
(Eガラスフレーク)が最も好ましい。形状は鱗片状で
あり、厚みが1〜10μm、平均粒径(鱗片の平均直
径)が10〜800μmのものが好ましい。尚、ガラス
フレークは飛散し易く、その取扱いが困難であるという
欠点があるため、ガラスフレークを互いに結合させ、層
状に重なり合った顆粒状物にして取扱われることもあ
る。但し、この場合でも、溶融混練等により樹脂中に配
合された後は、層状構造はくずれて通常のガラスフレー
クとなる。
【0029】また、本発明で使用されるガラスフレーク
は、樹脂との密着性を向上させる目的で、シランカップ
リング剤(例えばアミノシラン、エポキシシラン)など
による表面処理を施して使用してもよい。本発明で使用
されるガラス繊維(f)としては、直径15μ以下、長
さ6mm以下のチョップドストランドが用いられる。1
5μを越えると機械的強度の向上度が小さくなり、成形
ソリ量大きくなり好ましくない。好ましくは直径13μ
以下、長さ3mm以下のガラス繊維が用いられる。
【0030】ガラス繊維はポリフェニレンエーテル樹脂
又はポリアミド樹脂との界面接着性および分散性を向上
させるため、各種カップリング剤を併用することが出来
る。カップリング剤としては通常はシラン系、チタン系
等のカップリング剤等を含む。中でもγ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシランなどのエポキシシラン、ビ
ニルトリクロロシランなどのビニルシラン、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシランなどのアミノシラン等のシ
ラン系カップリング剤を含むのが好ましい。
【0031】本発明においては、(a)〜(d)成分の
配合割合は、(a)〜(d)の合計重量に対して、それ
ぞれ以下の通りである。 (a)成分:5〜80重量%、好ましくは15〜65重
量%、より好ましくは25〜55重量%である。5重量
%未満では吸水による物性低下が著しく、80重量%を
超えると、流動性と耐薬品性に難点が生じる。 (b)成分:90〜10重量%、好ましくは75〜20
重量%、より好ましくは65〜30重量%である。90
重量%を超えると吸水による物性低下が著しく、10重
量%未満では流動性と耐薬品性に難点が生じる。 (c)成分:0〜40重%、好ましくは2〜30重量
%、より好ましくは5〜20重量%である。本発明にお
いては、(c)成分は、配合しなくてもよく、(c)成
分を含まない場合は耐衝撃性に劣るが、耐熱性、剛性、
寸法安定性が向上する。よって、(c)成分は、用途等
を考慮して必要に応じて配合するのが好ましい。尚、4
0重量%超過では耐熱剛性レベルが不満足となり好まし
くない。 (d)成分:0.01〜15重量%、好ましくは0.0
5〜10重量%、より好ましくは0.1〜5重量%であ
る。0.01重量%未満では本発明の意図する効果が得
られず、15重量%を超えると、耐熱性に難点が生じる
ので好ましくない。
【0032】本発明においては、(e)ガラスフレーク
を単独で用いても良好な寸法安定性を示すが、(e)と
(f)ガラス繊維を併用することにより、更に、耐衝撃
性や剛性が向上し、バランスのとれた物性を有すること
ができる。併用する場合の(e)成分および(f)成分
の使用量は、重量比で、(e)/ (f)≧0.5、好
ましくは10≧(e)/(f)≧0.8、より好ましく
は5≧(e)/(f)≧1.0を満足する比率で使用す
る。(e)/(f)<0.5では本発明の目的である高
度の寸法安定性が発現しない。
【0033】(e)ガラスフレークの配合割合、又は
(e)と(f)を併用する場合は、(e)+(f)の総
和の配合割合は、上記(a)+(b)+(c)+(d)
の合計量を100重量部とした場合、15〜120重量
部、好ましくは20〜100重量部、より好ましくは2
5〜90重量部である。(e)又は{(e)+(f)}
が15重量部以下では剛性が不充分であり、120重量
部を超えると流動性や外観が悪くなる。
【0034】本発明による組成物は、本発明の目的を損
なわない範囲で、必要に応じて先の重合体成分以外の熱
可塑性又は熱硬化性樹脂、ラバー成分、酸化防止剤、耐
候性改良剤、造核剤、スリップ剤、難燃剤、各種着色
剤、帯電防止剤、離型剤等の成分を添加することもでき
る。
【0035】本発明の樹脂組成物の製造方法は、特に限
定されず、公知の溶融混練方法を用いることができる。
溶融混練装置としては、押出機、ニーダー、ロールなど
を用いることができる。特殊な場合は、全成分を直接各
種成形機に供給し、成形機で混練しながら成形すること
もできる。又、予めフイラーや他の成分を(必要に応じ
て各種添加剤とともに)高濃度に混練してマスターバッ
チとし、それを別途他の重合体等で希釈しながらブレン
ドコンパウンディングしたり、成形したりすることもで
きるが溶融混練時の各成分の添加順序には特に制限はな
い。
【0036】すなわち、成分(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)および場合により(f)を一括添加し、
同時に溶融混練を行う方法;成分(a)及び(d)をラ
ジカル開始剤の存在下又は不存在下で予め溶融混練し、
次いで成分(b)、(c)、(d)、(e)、(f)を
追加添加した溶融混練を行う方法;成分(a)、
(c)、および(d)をラジカル開始剤の存在下又は不
存在下で予め溶融混練し、次いで成分(b)、(e)、
(f)を追加添加して溶融混練する方法;成分(a)、
(c)および(d)をラジカル開始剤の存在下又は不存
在下で予め溶融混練し、次いで(b)を追加混練し、更
に、(e)および場合により(f)を追加添加して溶融
混練する方法;成分(a)、(c)および(d)をラジ
カル開始剤を存在下又は不存在下で予め溶融混練し、次
いで(b)を追加混練し、更に、成分(e)を追加混練
し、また更に成分(f)を追加添加して溶融混練する方
法等、いずれであってもよい。
【0037】混練された樹脂組成物は、射出成形その他
各種の成形法によって成形され、種々の射出成形品や押
出成形品、シート、チューブ、フィルム、繊維、積層
物、コーティング材として用いられる。本発明の熱可塑
性樹脂組成物から得られる成形体は自動車部品、電気電
子部品等に好適に使用される。
【0038】自動車部品用成形体としては、バンパー、
フェンダー、エプロン、フードパネル、フェイシア、ロ
ーカーパネル、ロッカパネルレインフォース、フロアパ
ネル、リアクオーターパネル、ドアパネル、ドアサポー
ト、ルーフトップ、トランクリッド、フュェルリッド等
の外装部品、インストルメントパネル、コンソールボッ
クス、グローブボックス、シフトノブ、ピラーガーニッ
シュ、ドアトリム、ハンドル、アームレスト、ウィンド
ルーバ、ヘッドレスト、シートベルト、シート等の内装
部品、ディストリビュータキャップ、エアクリーナー、
ラジエータタンク、バッテリーケース、ラジエータシュ
ラウド、ウォッシャータンク、クーリングファン、ヒー
タケース等のエンジンルーム内部品、ミラーボディー、
ホイールカバー、トランクマット、ガソリンタンク等が
例示される。
【0039】又、二輪車用部品として、例えば、カウリ
ング材、マフラーカバー、レグシールドに用いられる。
さらに電気、電子部品として、ハウジング、シャーシ
ー、コネクター、プリント基板、プーリー、その他、強
度及び耐熱性の要求される部品に用いられる。
【0040】
【実施例】以下実施例により本発明を説明するが、本発
明は、その要旨を逸脱しない限り、これらに限定される
ものではない。なお、実施例中の試験方法は下記の方法
により実施した。 荷重たわみ温度(HDT):ASTM−D−648に従
って18.6kg荷重にて実施した。
【0041】アイゾット衝撃強度:ASTM−D−25
6により、23℃において実施した。ただし、試験片の
厚みは3.2mmでノッチ付である。 曲げ弾性率:ASTM−D−790によった。 ソリ量:直径100mm,厚さ1.6mmの円板をサイ
ド1点ゲートにより成形し、常温かつ真空状態にて24
時間放置後、130℃で1時間アニール処理を行う。
【0042】さらに常温かつ真空状態にて24時間放置
後、平面に円板を置き、以下に示す長さa,bを測定
し、下記式によりソリ量を求めた。 ソリ量=(a+b)/2(mm) ここで、長さaは、平面に円板を置いた状態で平面を基
準面として、最も高い位置にある円板上の点をA点と
し、平面とA点の最短距離を長さaとした。
【0043】また、長さbは、A点と円板の中心を結ぶ
直線上でかつA点と反対側にある円板上の点をB点と
し、平面とB点の最短距離を長さbとした。本実施例及
び比較例で用いたポリフェニレンエーテル、ポリアミ
ド、ゴム用物質、ガラスフレーク、ガラス繊維は市販の
ものを用いた。
【0044】実施例1 ポリフェニレンエーテル樹脂(PPEと略す。)として
ジェネラル・エレクトリック社製、0.6g/dl濃度
のクロロホルム溶液の温度25℃における比粘度ηsp
が0.28のポリ(2,6−ジメチルフェノール)40
重量部、りんご酸0.9重量部、スチレン−ブタジエン
−スチレンブロックコポリマー(SBS:シェルケミカ
ル社製、商品名;TR1101)5重量部、スチレン−
エチレン−ブチレン−スチレンブロックコポリマー(S
EBS:シェルケミカル社製、商品名;G1651)5
重量部を連続二軸押出機(TEM−35B、東芝機械
(株)製)の第1ホッパーより投入し、さらに第1ホッ
パーとベント孔の中間に設けた第2ホッパーよりポリア
ミド樹脂(ナイロン6樹脂、相対粘度3.0:三菱化成
(株)製、ノバミッド1015Jノミバッドは登録商
標)50重量部を定量フィーダーを用いて投入した。シ
リンダー温度を270℃に設定し、スクリュー回転数2
50rpmで溶融混練によりペレット化した。その後、
該ペレット100重量部に対し、ガラスフレーク(日本
硝子繊維(株)製、商品名:REFG−101)25重
量部を40mm単軸押出機(いすず化工機(株)製)に
て一括溶融混練し、造粒ペレット化した。これを射出成
形器(日本製鋼所製、J100SA)にてシリンダー温
度280℃金型温度100℃の条件でテストピースを成
形後、物性測定及びソリ測定を行った。結果を表1に示
した。
【0045】実施例2 実施例1においてガラスフレーク25重量部をガラスフ
レーク13重量部とガラス繊維(旭ファイバーグラス
(株)製、商品名:CS−03−MA411)12重量
部に変えた以外は実施例1と同様に実施した。
【0046】実施例3,4,比較例1,2,5 実施例1において、ガラスフレーク25重量部を表1に
示すガラスフレーク及びガラス繊維の重量部に変えた以
外は実施例1と同様に実施した。
【0047】比較例3 実施例1においてガラスフレーク25重量部をガラス繊
維21重量部とミルドファイバー(旭ファイバーグラス
(株)製、商品名:FA−A)21重量部に変えた以外
は実施例1と同様に実施した。
【0048】比較例4 実施例1において、ガラスフレーク25重量部をガラス
繊維21重量部とウォラスナイト(林化成(株)製、商
品名:CHC−62N10)21重量部に変えた以外は
実施例1と同様に実施した。
【0049】実施例5 実施例1においてポリフェニレンエーテル樹脂40重量
部を30重量部に、ポリアミド樹脂50重量部を60重
量部に、ガラスフレーク25重量部を、ガラスフレーク
31重量部とガラス繊維23重量部に変えた以外は実施
例1と同様に実施した。
【0050】
【表1】
【0051】表1によれば、実施例1,2,3と比較例
1は、(e)ガラスフレークと(f)ガラス繊維が
(e)/(f)≧0.5となる重量組成比でなければ、
ソリ量が大きくなり、本発明の効果が得られない事を示
す。また、実施例4と比較例2は、(e)ガラスフレー
クと(f)ガラス繊維の量が増えても(e)/(f)≧
0.5となる重量組成比でなければソリ量が大きくなる
事を示す。
【0052】比較例3,4は、ガラスフレークがミルド
ファイバーやウオラスナイトに比べてソリを押さえる効
果が著しく大きい事を示す。比較例5は、ガラスフレー
ク及びガラス繊維の量が少ないと曲げ弾性率が低下し、
剛性のレベルが下がる事を示す。実施例5は、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂と結晶性ポリアミドの重量比が変わ
っても本発明の効果がある事を示す。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればポ
リフェニレンエーテル−ポリアミド樹脂組成物の成形性
を保持しながら、該組成物の寸法安定性、耐熱性、剛性
度及び耐衝撃強度のバランスの優れた充填剤含有ポリフ
ェニレンエーテル−ポリアミド樹脂組成物を提供するこ
とが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 21/00 LBT 8016−4J 53/02 LLZ 7142−4J 71/12 LQN 9167−4J LQP 9167−4J 77/00 LQS 9286−4J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)ポリフェニレンエーテル樹脂;5
    〜80重量%,(b)ポリアミド樹脂;90〜10重量
    %,(c)ゴム様物質;0〜40重量%,及び,(d)
    相溶化剤;0.01〜15重量%,よりなる樹脂混合物
    100重量部に対し、(e)ガラスフレークを15〜1
    20重量部配合してなることを特徴とする、ポリフェニ
    レンエーテル・ポリアミド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (a)ポリフェレンエーテル樹脂;5〜
    80重量%,(b)ポリアミド樹脂;90〜10重量
    %,(c)ゴム様物質;0〜40重量%,及び,(d)
    相溶化剤;0.01〜15重量%,よりなる樹脂混合物
    100重量部に対し、(e)ガラスフレーク及び(f)
    ガラス繊維を、(e)/(f)≧0.5となる重量組成
    比で、かつ(e)および(f)の合計で15〜120重
    量部配合してなることを特徴とする、ポリフェニレンエ
    ーテル・ポリアミド樹脂組成物。
JP27573591A 1991-10-23 1991-10-23 ポリフエニレンエーテル・ポリアミド樹脂組成物 Pending JPH05112715A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6582867B2 (en) 2000-08-30 2003-06-24 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner for developing electrostatic latent image, process for producing the same, and process for forming image
KR100502260B1 (ko) * 2002-09-16 2005-07-20 주식회사 코오롱 소음저감 간섭장치용 폴리아미드 수지조성물
US7572564B2 (en) 2005-10-25 2009-08-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner for electrostatic image development, electrostatic image developer and image forming method using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100502260B1 (ko) * 2002-09-16 2005-07-20 주식회사 코오롱 소음저감 간섭장치용 폴리아미드 수지조성물
US7572564B2 (en) 2005-10-25 2009-08-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner for electrostatic image development, electrostatic image developer and image forming method using the same

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