JPH0511250Y2 - - Google Patents

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JPH0511250Y2
JPH0511250Y2 JP19253487U JP19253487U JPH0511250Y2 JP H0511250 Y2 JPH0511250 Y2 JP H0511250Y2 JP 19253487 U JP19253487 U JP 19253487U JP 19253487 U JP19253487 U JP 19253487U JP H0511250 Y2 JPH0511250 Y2 JP H0511250Y2
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paper
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unloading
unloading table
curved
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は巻取紙の紙押え装置であつて、更に詳
しくはワインダー取卸台上で巻戻し端部を三角折
りする際、紙を押えるための装置に関するもので
ある。
[従来の技術] ワインダーで巻終わつた巻取紙301は第3図
に示すように一旦取卸台302に移送される。茲
に、取卸台302は、巻取紙301を転送載置す
るステーシヨンT1の転送方向(第3図中白抜矢
印方向)後端部に一端が回転可能に軸支され、か
つ巻取紙301と同一方向に湾曲した円弧状表面
を有する曲板であつて、該表面に巻取紙を載置し
た後、ステーシヨンT1に軸支された一端を軸と
して第3図中矢印のように回転して巻取紙を下に
位置するステーシヨンT2へ転送するものである。
前記取卸台302では、巻取紙301のほぐれ
るのを防止するため、巻戻し端部を三角状に折た
たんでテープで固定するという作業が行われた
後、巻取紙301はステーシヨンT2を介して搬
送コンベアー303に転送されている。
この場合、テープで固定する巻戻端部は滑り落
ち易いため、作業員が手で巻戻端部を張り乍ら固
定しなければならず、巻戻端部が滑り落ちたとき
は作業員が巻取紙301上に乗り、手を伸ばして
拾い上げるという不安定な姿勢が要求され安全作
業面において問題がある。
また、連数が35連、40連と多いものでは巻取直
径が1m前後と大きくなり、巻戻端部の位置が高
く、更に取卸台302の附近はスペースがないた
め滑り落ちた巻戻端部を元の位置に戻すとも作業
員の体勢が不安定で作業員が落下するという危険
が一層増大する。
そのため、従来は第4図に示すように取卸台3
02上部に透明ビニルシートのカーテン304を
垂下させ、該カーテン304の下端部を巻取紙3
01外周面に接触させ、巻戻端部の滑り落ちを防
止している。
[本考案が解決しようとする課題] しかし、前述従来のカーテン304によるもの
では、巻取紙が取卸台302上で揺れるために、
巻戻端部をたるませるおそれがあり、またカーテ
ン304が単に巻戻端部に接触しているだけのた
め、滑り落ちを完全に防止することができない。
そればかりでなく、透明ビニルシートは紙粉が
取付き易く汚染され易いため、取卸台302上の
作業員及び搬送コンベア303の作業員との視界
を遮るため安全作業上に問題があり、また紙粉で
汚れたカーテン304があることは作業環境上も
好ましくない。
本考案は上述従来の欠点を改善するため、取卸
台上の巻取紙の巻戻端部の滑り落ちを皆無ならし
め、しかも作業の安全を確保できる構造簡単な巻
取紙の紙押え装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 即ち、本考案は巻取の完了した巻取紙を転送載
置するステーシヨンの転送方向後端部に、一端が
回転可能に軸支され、かつ巻取紙外周面と同一方
向に湾曲した円弧状表面で巻取紙を載置する曲板
状の取卸台の裏面先端部近傍に、回転シリンダー
が取付けられており、該回転シリンダーに取卸台
と同一方向に湾曲し又は折曲げられた紙押えアー
ムの一端が軸支されていると共に、該紙押えアー
ムが前記回転アームに軸支されている一端を軸と
して回転自在とされて取卸台裏面に接する位置
と、その他端が取卸台の延長線を超えて円弧状表
面に載置されている巻取紙外周面に接触する位置
間を移動可能とされている巻取紙の紙押え装置で
ある。
[作用] 本考案は以上の如き構成のものからなり、茲に
取卸台とは、巻取の完了した巻取紙を転送載置す
るもので、ステーシヨンの転送方向後端部に一端
が回転可能に軸支され、かつ巻取紙外周面と同一
方向に湾曲した円弧状表面を有する曲板であり、
該円弧状表面に巻取紙を載置し、取卸台を回転さ
せて巻取紙を下に位置するステーシヨンへ転送す
るものである。
本考案は前記取卸台の裏面先端部近傍に、回転
シリンダーを取付け、更に該回転シリンダーに一
端を軸支した紙押えアームが取付けられている。
前記紙押えアームは、回転シリンダーに取付け
られている一端を軸として回転自在とされ、取卸
台裏面に接する位置と、該紙押えアームの他端が
取卸台の延長線を超えて円弧状表面に載置されて
いる巻取紙外周面に接する位置間を移動可能とさ
れており、不使用時には紙押えアームは取卸台裏
面に接触して収納されており、使用時には回転し
てその他端が巻取紙外周面に圧接できるものとさ
れている。
この場合、紙押えアームの回転は油圧又は電動
モーター等によつて回転シリンダーを正転又は逆
転することによつて行われ、構造も簡単である。
また、紙押えアームの先端はそのままでもよい
が、望ましくはポリエチレン樹脂等で作られた小
型ローラー(例えば直径50mm、巾30mm程度)を回
転自在に取付ける。
更に、前記紙押えアーム先端が巻取紙に接する
位置は、巻取紙の可及的高い位置、例えば巻取紙
の水平線とのなす角度5°以上の高い位置とするこ
とが望ましい。そのためには紙押えアームは湾曲
又は折曲げられて、先端が巻取紙外周面に確実に
圧接すると共に、反転して収納するときに取卸台
の作動に支障がなく、かつ収納時に損傷するおそ
れがないような長さに形成することが必要であ
る。
巻取が完了した巻取紙はステーシヨンに送ら
れ、更にステーシヨン端部の取卸台上に送られて
停止する。この場合取卸台はステーシヨンに軸支
されている一端を軸として僅かに下に回転させ、
湾曲した表面上に巻取紙を載置させる。
その後、直ちに回転シリンダーを稼働させて紙
押えアームを上方に回転させ、該紙押えアーム他
端を取卸台上の巻取紙外周面に圧接させて巻戻端
部を押えた後、常法にしたがつて該巻取紙の巻戻
端部を三角折りし、テープで固定する。
即ち、本考案は巻取紙が取卸台上に載置される
とき、直ちに紙押えアームを回転させて巻取紙外
周面にその他端を圧接するため巻戻端部が滑り落
ちるおそれはない。特に、本考案は機械的に紙押
えアームを回転させてその他端を巻取紙に圧接す
るので、従来の如き透明ビニル等のカーテンのよ
うに単に巻戻端部に接触するものとは異なり、巻
戻端部をしつかり固定できるため、三角折り等の
作業も簡単で、作業能率も向上できる。
また、作業員は取卸台上に巻取紙が載置された
とき、巻戻端部を何等押える必要がなく、また該
巻戻端部の滑り落ちもないから、巻取紙に乗つて
巻戻端部を引上げる必要もなく作業の安全を確保
できる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例であり、また第2図
は本考案を取付けた状態の一例を示したものであ
るが、以下これら図面に基づいて本考案を具体的
に説明する。巻取紙外周と同一方向に湾曲した円
弧状表面を有する取卸台1の裏面先端部近傍に回
転シリンダー2が取付けられており、該回転シリ
ンダー2に紙押えアーム3の一端が取付けられて
いる。
前記紙押えアーム3は取卸台1と同一方向に僅
かに折曲げられており、その他端に回転自在にプ
ラスチツク製の小型ロール4が取付けられてい
る。
また、前記紙押えアーム3は電動モーター(図
示省略)によつて第2図中矢印で示すように回転
し、その他端が実線で示す位置と点線で示す取卸
台1の裏面に接する位置との間を回転できると共
に、実線で示す位置では紙押えアーム3の他端が
取卸台1の円弧の延長線を超えて内側へ突出して
巻取紙Wの外周面に接することができ、また点線
で示す位置では紙押えアーム3が取卸台1の裏面
に接触する状態で収納されている。
巻取を完了した巻取紙Wが取卸台1上に載置さ
れると、直ちに紙押えアーム3を第2図中実線の
位置まで回転させ、その他端の小型ロール4を巻
取紙Wの外周面に圧接させる。この場合、紙押え
アーム3の小型ロール4が巻取紙Wと接触する位
置は、巻取紙Wの水平線とのなす角(θ)が5°以
上の位置とする。
前記紙押えアーム3の小型ロール4が巻取紙W
の外周面に圧接されることによつてその巻戻端部
が固定され、簡単に三角折りすることができ、こ
れにテープを貼付すればよい。
前述作業が終了した後、紙押えアーム3を回転
させて第2図中点線の位置に収納した後、取卸台
1を常法に従つて取卸台1を回転させて巻取紙W
を下側のステーシヨンへ転送する。
この間作業員は巻戻端部Tを三角折し、ついで
テープを貼付けて固定する以外は巻取紙W上に乗
つて巻戻端部Tを引き上げる作業は皆無であり、
作業性もよく、しかも従来のビニルカーテンの如
く視界が遮られるおそれもなく作業も安全であ
る。
[考案の効果] 以上の如く本考案は構造が簡単であり、しかも
巻取紙の巻戻端部は確実に押え得るため滑り落ち
るおそれもなく、従つて従来の如く作業員が巻取
紙上に乗つて巻戻端部を引上げる必要がないから
作業も安全であり、作業能率も向上できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
作動状態の説明図、第3図は巻取紙の転送の一例
の説明図、第4図は従来装置の説明図である。 1……取卸台、2……回転シリンダー、3……
紙押えアーム、4……小型ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取の完了した巻取紙を転送載置するステーシ
    ヨンの転送方向後端部に、一端が回転可能に軸支
    され、かつ巻取紙外周面と同一方向に湾曲した円
    弧状表面で巻取紙を載置する曲板状の取卸台の裏
    面先端部近傍に、回転シリンダーが取付けられて
    おり、該回転シリンダーに取卸台と同一方向に湾
    曲し又は折曲げられた紙押えアームの一端が軸支
    されていると共に、該紙押えアームが前記回転ア
    ームに軸支されている一端を軸として回転自在と
    されて取卸台裏面に接する位置と、その他端が取
    卸台の延長線を超えて円弧状表面に載置されてい
    る巻取紙外周面に接触する位置間を移動可能とさ
    れていることを特徴とする巻取紙の紙押え装置。
JP19253487U 1987-12-18 1987-12-18 Expired - Lifetime JPH0511250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19253487U JPH0511250Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19253487U JPH0511250Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0196460U JPH0196460U (ja) 1989-06-27
JPH0511250Y2 true JPH0511250Y2 (ja) 1993-03-19

Family

ID=31483387

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19253487U Expired - Lifetime JPH0511250Y2 (ja) 1987-12-18 1987-12-18

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JP (1) JPH0511250Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4585136B2 (ja) * 2001-03-29 2010-11-24 メッツォペーパージャパン株式会社 巻取ロール押さえ装置および長尺材巻取り方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4585136B2 (ja) * 2001-03-29 2010-11-24 メッツォペーパージャパン株式会社 巻取ロール押さえ装置および長尺材巻取り方法

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Publication number Publication date
JPH0196460U (ja) 1989-06-27

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