JPH05112331A - 感熱型接着テープによる箱体の封緘装置 - Google Patents

感熱型接着テープによる箱体の封緘装置

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JPH05112331A
JPH05112331A JP25905791A JP25905791A JPH05112331A JP H05112331 A JPH05112331 A JP H05112331A JP 25905791 A JP25905791 A JP 25905791A JP 25905791 A JP25905791 A JP 25905791A JP H05112331 A JPH05112331 A JP H05112331A
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JP
Japan
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adhesive tape
tape
hot air
heat
adhesive
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Application number
JP25905791A
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English (en)
Inventor
Masujiro Shiraishi
益二郎 白石
Yoshio Shimoura
由雄 下浦
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、感熱型接着テープの粘着剤の熱活
性化を十分かつ迅速に行い、かつ、接着テープを合わせ
目に沿って均一に貼着させるようにすることを目的とす
る。 【構成】 箱体57の梱包を行う場合、ゴムベルト9に
より箱体57を所定場所まで移送し、テープリール16
から感熱型接着テープ15を加熱板26により予熱し、
前記箱体57に向けて送り出す。他方、熱風吹き出しノ
ズル46を作動させ、所定の高温度の熱風を接着テープ
15に吹き当てて粘着剤を適正温度で活性化する。この
とき、貼着具37は回動軸62の回りに回動自在である
ので、吹き出しノズル46を駆動シリンダ46Aの作動
により回動軸32の回動に追従して回動させると粘着剤
の熱活性化がより有効である。また、金ブラシ54によ
り貼着後の接着テープ15の背面を押圧するとより強力
かつ均一に接着が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダンボール箱あるいは
これに類する蓋付の箱体(本明細書では単に箱体とい
う)の封緘装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の箱体に内容物を収納して
輸送すべく梱包する場合、輸送中の開封を防ぐために突
合わされた蓋の合せ目を、布テープ、クラフトテープ、
ガムテープ等の梱包用接着テープを用い、前部妻面から
後部妻面にわたって一体的に貼着する、いわゆるI貼の
手法により封緘したり、あるいは2個以上の箱体の一体
化を行ってトラックへの積み卸し等の便宜を図るべく、
隣接する両箱体の接合部を、上記I貼の手法により接着
テープを貼着したりすることが一般に行われている。
【0003】この場合、上記梱包用接着テープが感熱型
のものである場合、その粘着剤の活性化を図るべく、例
えば特開昭57ー37534号公報に記載されているよ
うに、熱せられたコンベアベルト上に接着テープを載置
し、該コンベアベルトの熱を接着テープの背面側から粘
着剤側に伝達させるようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、接着テープの背面側からの伝導熱により
行うようにしているので、粘着剤への熱伝達性が悪く、
特に、箱体のI貼のように、走行する箱体の移送速度に
同期させて接着テープを走行させ、該走行する接着テー
プの粘着剤に活性化を付与するものに対しては十分に適
応させ難いという問題がある。
【0005】かかる問題を解決すべく、走行する感熱型
接着テープに直接的に熱風を吹き当てることにより速や
かに温度を上げる手法が考えられる。この場合、熱風の
流路として機械的加工性、容易取扱性等の観点からフレ
キシブルチューブを用いるのが自然である。
【0006】しかしながら、単に流路としてフレキシブ
ルチューブを用いると、フレキシブルチューブは熱伝達
率が大きいので、通過する間に熱風の温度が下がり易
い。換言すれば、かかる手法では熱損失が大きく実用に
供し難い。なお、熱損失の問題を回避すべく、熱風の温
度を高くすると接着テープの過熱等の問題が生じる。ま
た、フレキシブルチューブの全長が長いと、屈曲による
疲労断裂の虞が生じ易い。
【0007】さらに、上記従来の構成では、接着テープ
の背面側からの伝導熱により行うようにしているので、
粘着剤への熱伝達性が悪く活性化に相当の時間を要する
ことから、特に、箱体のI貼のように、走行する箱体の
移送速度に同期させて迅速に接着を行う必要があるもの
には適応させ難いという問題がある。
【0008】かかる問題を解決すべく、走行する感熱型
接着テープに熱活性化に適正な温度の熱風を吹き当て速
やかに温度を上げる手法が考えられる。
【0009】しかしながら、単に上記適正な温度(具体
的には摂氏170度程度)の熱風を接着テープに吹き当
てようとすると、該熱風の熱損失が大きいため温度低下
が著しく、接着テープの粘着剤を十分に活性化し難い。
【0010】また、貼着具により感熱型接着テープが合
わせ目に貼着された場合、貼着具の押圧により合わせ目
の部分が凹み、一時的に接着テープと接着面とが離間状
態となる。従って、その離間状態の発生の際、折角熱活
性化された接着テープが冷えて粘着力が減退し、そのた
め封緘不良を生じさせ易いという問題がある。
【0011】なお、かかる粘着力低下の問題を回避すべ
く熱風送風源からの熱風を常時吹き付けておく手法を採
ることも考えられるが、単に高温の熱風を吹き付けるよ
うにした場合、接着テープの過熱による焼損や、周辺機
器への熱的影響を無視することができない。
【0012】本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、感
熱型テープの粘着剤の活性化を図るために熱風を用いた
場合、熱風流路の熱的及び機械的問題を解消させ、ま
た、感熱型接着テープの粘着剤の熱活性化を十分かつ迅
速に行い、かつ、接着テープを合わせ目に沿って均一に
貼着させ得る等とした封緘装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1の発明は、箱体を所定方向に移送するための移
送手段と、感熱型の接着テープを前記箱体に向けて断続
的に送出可能なテープ送出手段と、該テープ送出手段か
ら送られた接着テープを、前記所定方向に沿うように前
記箱体の一端部から他端部にわたり、回動軸の回りに回
動自在な貼着具による押圧により貼着するためのテープ
貼着手段と、貼着された前記接着テープを所定長さに切
断するためのテープ切断手段と、前記貼着具の近傍に設
けられ所定温度の熱風を送るための熱風供給源と、該熱
風供給源が連結され、前記貼着具の回動軸に形成された
案内流路と、該案内流路に管体を介して連通し先端開口
側が前記貼着具上の接着テープに熱風を吹き当てるため
の熱風供給手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、箱体を所定方向に移送
するための移送手段と、感熱型の接着テープを前記箱体
に向けて断続的に送出可能なテープ送出手段と、該テー
プ送出手段から送られた接着テープを、前記所定方向に
沿うように前記箱体の一端部から他端部にわたり回動軸
の回りに回動自在な貼着具による押圧により貼着するた
めのテープ貼着手段と、貼着された前記接着テープを所
定長さに切断するためのテープ切断手段と、前記テープ
送出手段と前記テープ貼着手段との間に設けられ、前記
接着テープをその粘着剤の熱活性化温度よりも若干低い
温度で加熱するための熱源を有する予熱手段と、前記テ
ープ貼着手段に送られた接着テープに前記熱活性化温度
程度の温度の熱風を吹き当てるための熱風供給手段とを
備えたことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、箱体を所定方向に移送
するための移送手段と、感熱型の接着テープを前記箱体
に向けて断続的に送出可能なテープ送出手段と、該テー
プ送出手段から送られた接着テープを、前記所定方向に
沿うように前記箱体の一端部から他端部にわたり回動軸
の回りに回動自在な貼着具による押圧により貼着するた
めのテープ貼着手段と、貼着された前記接着テープを所
定長さに切断するためのテープ切断手段と、前記接着テ
ープが前記テープ貼着手段に送られるまでに、該接着テ
ープをその粘着剤の熱活性化温度よりも若干低い温度で
加熱するための熱源を有する予熱手段と、前記テープ貼
着手段に送られた接着テープに前記熱活性化温度程度の
温度の熱風を吹き当てるための熱風供給手段と、前記テ
ープ貼着手段に後続させて設けられ、前記合わせ目を中
心として前記貼着された接着テープを背面側から押圧す
るための貼着補助手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
の発明において、前記予熱手段が、送出すべく卷装され
た感熱型接着テープを、その粘着剤の熱活性化温度より
も低く外気温度よりも高い略一定の温度雰囲気に置くた
めの加熱炉から構成されることを特徴とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項2又は請求項3
の発明において、前記予熱手段は、前記接着テープの背
面に当接する加熱板から成り、少なくとも前記貼着具に
よる貼着が行われているとき以外は、前記加熱板を前記
接着テープから離間させるための予熱中断手段を付設し
ていることを特徴とする。
【0018】請求項6の発明は、請求項1から請求項5
までの発明において、前記熱風供給手段が、熱風を吹き
当てる吹き出しノズルを前記貼着具の回動方向に回動さ
せるためのノズル回動手段を備えていることを特徴とす
る。
【0019】
【作用】ダンボール箱のような箱体の梱包を行う場合、
移送手段により箱体を所定場所まで移送し、テープ送出
手段により感熱型接着テープを前記箱体に向けて送り出
す。他方、熱風供給手段を作動(予熱手段が設けられて
いる場合はこれを一緒に作動)させ、所定の高温度の熱
風を接着テープに吹き当てて粘着剤を適正温度で活性化
する。この熱風を吹き当てる場合、貼着具の回動軸に形
成された案内流路たる導風孔を介して行うと、その間熱
損失を生じさせることはない。また、貼着具を回動軸の
回りに回動させ吹き出しノズルを該貼着具の回動に追従
させると粘着剤の熱活性化がより有効である。
【0020】次いで、テープ貼着手段が作動しI貼が開
始するが、粘着剤が適正に活性化した接着テープは箱体
の前方妻面から蓋の合わせ目に沿いさらに後方妻面に至
るまで貼着される。この貼着に際して貼着補助手段を用
いればさらに強力かつ均一な貼着が行える。貼着が終了
するとテープ切断手段により接着テープは適宜の長さに
切断される。この場合、予熱手段が加熱板から成り、か
つ、予熱中断手段が付設されている場合、前記I貼の開
始から終了までの間に限り、該予熱手段は作動するの
で、接着テープの基材の過熱による接着剤浸透等の不具
合を解消できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面を参照して
説明する。本実施例は、ダンボール箱の蓋の合わせ目の
封緘をI貼により行う場合を示すものである。
【0022】図3は本実施例に係る封緘装置の全体構成
を示すものであり、同図において1は主枠体であり、該
主枠体1はキャスター1aにより設置面上で移動自在で
ある一方、該主枠体1の上部には後記箱体を移送すべく
載置するための移送台2が設けられている。
【0023】該主枠体1の内部下方には、減速機付き原
動機3が設けられ、該原動機3の動力軸に取付けられた
スプロケット4とその上方に配設されたスプロケット5
との間には動力伝達チェーン6が介在している。また、
前記スプロケット4はプーリ7と一体的に回動可能とな
っており、該プーリ7及びもう一方のプーリ8間には搬
送用無端ゴムベルト9が巻回されている。前記原動機
3、無端ゴムベルト9等は箱体の移送手段を構成してい
る。
【0024】前記ゴムベルト9の上面は前記移送台2の
上面と略同一面内にあり、該移送台2の上方には前記箱
体の幅方向の位置を規制するための一対のガイドレール
10が設けられている。さらに、前記主枠体1には一対
の支柱11a、11bが取付けられており、該支柱11
a、11bにはI貼機構12が組み付けられ、該I貼機
構12の前端部(同図右端部)には、箱体の上蓋の押え
部材13が設けられている。
【0025】前記主枠体1には支持部材14が垂設され
ており、該支持部材14には前記I貼機構12が摺動自
在に取り付けられている。なお、前記I貼機構12の上
端部には感熱型接着テープ15を巻装するためのテープ
リール16が取付けられている。該テープリール16は
テープ送出手段を構成している。
【0026】図1、図2、図4、及び図5は、前記I貼
機構12の詳細を示すものである。該I貼機構12は一
対の側板17、18を有し、該両側板17、18は4本
の支杆17a、17b、18a、18bを介して略平行
に組み付けられている。該両側板17、18の間には、
前記接着テープ15の案内ロール61、側面形状が略L
字状の貼着具60等が配置されており、該貼着具60の
上端部は回動軸62に取り付けられている。
【0027】ここで、前記回動軸62の両端部には連結
支承部材63、64の下端部が固定され、両連結支承部
材63、64の上端部には前記案内ロール61の軸65
の両端部が支承されている。
【0028】図6〜図8に詳細に示すように、前記回動
軸62の一端部(図6の左端部)には略L字状に屈曲し
た状態で導風孔62Aが形成されており、該導風孔62
Aの両開口端には接続短管62b、62cが固着されて
いる。そして、一方の接続短管62bは連結管69と連
通されており、該連結管69は前記側板18に固定され
ている。
【0029】また、他方の接続短管62cは導管70を
介して吹き出しノズル71に連結され、該ノズル71の
先端開口部は前記貼着具60の上面に臨まされている。
【0030】さらに、前記側板18の外側には熱風供給
手段たる熱風送風機72が設けられており、該熱風送風
機72は連結用のエルボ管73を介して前記連結管69
に接続されている。
【0031】前記回動軸22の両端部は前記連結支承部
材63、64の上端部に支承されており、該回動軸62
には詳細な図示は省略されているが、反り具67が回動
自在に取り付けられている。
【0032】前記反り具67の下端部は前記貼着具60
の略中央部に固定され先端部同士が突き合わされた一対
の保持用つめ具68の内側を貫通している。該反り具6
7の上端部は前記貼着具60の板面を貫通するように方
形の孔60aに挿通されている。なお、前記接着テープ
15は前記反り具67と前記保持用つめ具68との間に
挿入される。
【0033】また、前記貼着具60に突設された突起片
74に設けられるピン75には連結棒39の一端(図9
の右端)が回動自在に取付られ、該連結棒39の他端
(図9の左端)は押えロール43用の回動保持部材40
の上端部にピン41aを介して回動自在に取付けられて
いる。該回動保持部材40は、前記両側板17、18の
間に支承された回動軸42の回りに回動自在となってい
る。
【0034】なお、前記回動保持部材40の上端部のピ
ン41aと前記側板17に突設されたバネ掛け45との
間には引張バネ44が張設されている一方、前記押えロ
ール43は前記回動保持部材40の下端部のブラケット
40bに回転自在に取付けられている。前記貼着具6
0、反り具67、押えロール43等は接着テープ15の
テープ貼着手段を構成している。
【0035】他方、前記側板17にはカム板47がピン
48の回りに回動自在に取付けられており、該カム板4
7には金具49aを介してバリカン刃49が取付けられ
ている。なお、前記側板17に突設されたバネ掛け51
aと前記カム板47に突設されたバネ掛け51bとの間
には、引張りばね51が張設されている。また、前記側
板17には前記カム板47用の回動ストッパ76が取付
けられている。前記カム板47、バリカン刃49等はテ
ープ切断手段を構成している。
【0036】次に、上記のように構成された本第1実施
例に係る封緘装置の作動につき説明する。
【0037】まず、前記接着テープリール16から引き
出された(引き出された際に、その粘着剤塗工面が図1
において右方、すなわちノズル71と対向する側に位置
させる)接着テープ15の引き出し方向の端部を下方に
引き出し、続いて前記反り具67を図示省略の復帰バネ
に抗して貼着具60に近づける方向に押圧し、該反り具
67を貼着具60に接触する位置まで軸62を中心とし
て時計方向に回動させ、該反り具67と前記保持用つめ
具68との間に間隙を生じさせる。
【0038】次いで、前記間隙に上記引き出された接着
テープ15を先端から挿通し、該先端が前記貼着具60
の下端と同じ位置になるようにする。該接着テープ15
を前記間隙に挿通した後、前記反り具67への指による
押圧状態を解除すると、該反り具67は前記復帰バネの
戻り力により接着テープ15の中心部背面を前記保持用
つめ具68の方向に押し付ける。
【0039】このように調整された前記I貼機構12
を、図1に示すように封緘しようとする箱体の高さに応
じて支柱11a、11bの適宜の高さ位置にセットし、
また走行する箱体の幅に応じて2本のガイドレール10
の間隔をガイドレール受金(図示せず)などの調整によ
り最適なものにする。
【0040】かかる状態で熱風送風機72を作動させ、
ノズル71からは例えば摂氏170度程度の熱風を吹き
出させ、貼着具60の上面に沿うように置かれた接着テ
ープ15に熱風を吹き当て、その粘着剤の熱活性化を図
る。この場合、熱風送風機72からノズル71までは略
最短距離で熱風が通過するので、その間の熱損失はほと
んど無視できる。
【0041】かかる状態で、前記移送台2の一端部に置
かれた箱体57をその一部がゴムベルト9上に乗るまで
人手により移動させ、しかる後、箱体57の走行によ
り、該箱体の上蓋同士が前記押え部材13により折り畳
まれて突き合わされ、次いでI貼機構12の下方に移動
する。
【0042】図9〜図13は、以降の作動を具体的に説
明するものである。
【0043】上蓋が折り畳まれた状態で箱体57が側板
17、18の前端の下方に送られると、該箱体57の上
蓋の突き合せ部の前方妻面に図9に示すように接着テー
プ15の先端部から貼着が開始するので、該箱体57に
貼着された該接着テープ15が前記接着テープリール1
6から繰り出される。
【0044】なお、前記接着テープ15は、当初の状
態、すなわち前記貼着が行われる前の状態では、保持用
つめ具68側に押圧されているが、該貼着が開始した後
は、反り具67を貼着具60に押し付けるように作用す
るので、前記保持用つめ具68の間から容易に引き出す
ことが可能になる。なお、この場合、前方妻面に貼着す
るべき接着テープ15の長さは、貼着具60の長さを調
整することにより変更することができる。
【0045】次に、前記ゴムベルト9の走行による箱体
57の移送により、前方妻面に貼着された接着テープ1
5が貼着具60側に押し付けられるので、図10に示す
ように、該貼着具60は回動軸62を中心として同図の
時計方向に回動した状態で傾斜する。
【0046】このとき、貼着具60は箱体57との当接
により回動軸62の回りに回動するが、回動軸62には
ノズル71が取り付けられているので、ノズル71も一
体的に回動する。かかる状態で、接着テープ15は粘着
剤を活性化させつつ箱体57の蓋の合わせ目に沿って貼
着される。
【0047】なお、その後も該接着テープ15は箱体5
7の移送に伴って繰り出されるが、反り具67が貼着具
60側に押圧されながら繰り出されるので、その粘着剤
の面が前記保持用つめ具68に接着することはありえな
い。
【0048】一方、図1に示すように、前記貼着具60
が回動軸62を中心として時計方向に回動すると、前記
連結棒39がピン75及び41aを介して前記押えロー
ルアーム40の上端部にこの回動運動を伝達するので、
該押えロールアーム40は前記回動軸42を中心として
反時計方向に回動し、該押えロールアーム40の下端部
の押えロール43は、箱体57の最上面に相当する位置
まで達し同時にリターンバネ44が伸張される。該伸張
により、該リターンバネ44の復元力が押えロール43
に伝達されその接着テープ15の貼着をより確実にす
る。
【0049】続いて、図11に示すように、前記バリカ
ン刃49を取付けたカム47が箱体57の後方妻面から
はずれると、引張バネ51のバネ力により、該バリカン
刃49が後方妻面の接着テープ15を適宜位置にて切断
する。
【0050】前記バリカン刃49により接着テープ15
が切断されると、該接着テープ15の張力が消失して貼
着具60が回動前の位置に戻ると共に前記連結棒39を
介しての前記引張バネ51のバネ力により前記押えロー
ルアーム40は時計方向に回動し、前記押えロール43
の表面で接着テープ15の後端部が押さえられ、箱体5
7の後方妻面が十分に貼着される(図12参照)。図1
3はI貼完了後の箱体57を示すものである。
【0051】図14は、前記I貼機構12の第2実施例
を示すものであり、本実施例は、上記第1実施例とは次
の3つの点において構成上の特徴を示す。なお、特に断
わらない限り、以下の各実施例の説明において第1実施
例に用いた符号と同一の符号に係る構成部材は互いに同
一又は均等な構成部材を示すものとする。
【0052】第1は、テープ送出手段たる前記テープリ
ール16の上部にその半周部を覆うようにテープ制動部
材21が設け、該テープ制動部材21の一端部を係止部
22に固定し、その他端部に制動用重錘23を吊下した
ことである。かかる構成とすることによりテープリール
16から繰り出される接着テープ15のたるみや跳ね上
がりを容易に防止できる。
【0053】第2は、前記テープリール16とテープ貼
着手段たる貼着具60との間に、予熱手段を構成する横
長の保温ボックス77を設けるようにしたことである。
該保温ボックス77内には、3本の加熱ロール78A、
78B、78Cが夫々の軸を略平行にした状態で並設さ
れており、各加熱ロール78A、78B、78Cには各
ロール間を縫うように前記接着テープ15が巻回される
ようになっている。
【0054】ここで、前記保温ボックス77の前後(図
20の左右)両端側は夫々開口されており、接着テープ
15は前方の開口部77aから挿入され、後方の開口部
77bから前記貼着具60に向けて送出される。また、
各加熱ロール78A、78B、78Cは、例えば金属、
シリコーンゴムで被覆されたものから成り、回転の駆動
源は箱体のI貼動作と連動させる。
【0055】かかる構成とすることにより、接着テープ
15が保温ボックス77を通過する間に、第1実施例の
場合と同様に、該接着テープ15は予熱、例えば摂氏7
0度から120度に加熱されるが、加熱ロール78A、
78B、78Cに接触するので、第1実施例の場合より
も接着テープ15の全面がより十分に加熱される。
【0056】そして、第3は、前記両側板17、18の
下部の間であって、前記カム板47の後方(図1の左
方)に支持杆53を設け、該支持杆53に金ブラシ54
を取り付けたことである。該金ブラシ54等は貼着補助
手段を構成する。
【0057】かかる構成とすることにより、前記合わせ
目に沿ったI貼が開始すると、金ブラシ54が該接着テ
ープ15のテープ幅方向にわたってその背面側を押圧す
るので、接着テープ15は該合わせ目に沿ってさらに均
一に貼着される。
【0058】なお、本実施例では、熱風供給手段を構成
する熱風送風機72には分岐ノズル、すなわち上部ノズ
ル71A及び下部ノズル71Bが連結され、上部ノズル
71Aはつめ具68。これにより、上部ノズル71Aに
よる粘着剤の熱活性化後の減殺分を下部ノズの上部位置
に、下部ノズル71Bはつめ具68の下方位置に夫々臨
まされている。かかる構成とすることにより、上部ノズ
ル71Aによる粘着剤の熱活性化後の減殺分を下部ノズ
ル71Bにより補填できる。
【0059】図15及び図16は第3実施例を示すもの
である。前記テープリール16はクランク状に折曲され
た支柱19の上端部に軸支され、該テープリール16か
ら送り出される接着テープ15は中継ロール24に巻回
されるが、該中継ロール24は前記接着テープ15に対
する張力付加用のバランスバー25の一端部に軸支さ
れ、該バランスバー25の中途部は前記支柱19に回動
自在に軸支されている。
【0060】一方、前記側板17の上方にはアーチ状に
屈曲された予熱用加熱板26が設けられており、該加熱
板26は支持部材27、28を介して側板17に固定さ
れている。さらに、前記側板17、18の間であって前
記支柱19の反対側には補助加熱板29が設けられ、該
補助加熱板29の下方には案内ロール30が設けられて
いる。
【0061】そして、前記中継ロール24を通過した接
着テープ15は前記加熱板26に沿って背面側が当接
し、さらに前記補助加熱板29に当接した後、前記案内
ロール30に巻回されるようになっている。前記加熱板
26及び補助加熱板29は予熱手段を構成し、例えば通
電により放熱する部材から成る。
【0062】前記案内ロール30は前記両側板17、1
8の間に配置され、該案内ロール30は扇形状の一対の
連動板31(図1においては一方の側板17について設
けられたもののみ図示)の間に固定されており、該連動
板31の上部は前記側板17、18間に軸支される回動
軸32の回りに回動自在となっている。なお、連動板3
1の中央部には孤状の案内孔33が形成されている。
【0063】さらに、前記側板17、18の間には前記
回動軸32の近傍にロール回動軸34が34が設けられ
ており、該ロール回動軸34には略逆さL字状の一対の
ロール回動アーム35の上端部が回動自在に取り付けら
れている。
【0064】また、前記ロール回動アーム35にはスト
ッパピン35aが突設され、該ストッパピン35aは前
記連動板31の案内孔33に摺動自在に挿入されてい
る。さらに、前記ロール回動アーム35の中途部には前
記案内ロール30を通過した接着テープ15の背面側と
対接するテープ受け板36が固定されている一方、該ロ
ール回動アーム35の下端部にはテープ貼着手段を構成
するロール貼着具37が回動自在に取り付けられてお
り、該ロール貼着具37には前記テープ受け板36を通
過した接着テープ15が巻回されるようになっている。
【0065】前記ロール回動アーム35の孤状端縁部3
5Aは前記連動板31に取り付けられた従動ロール38
の両端部のロール面38Aと当接し、該従動ロール38
は連結部材38aを介して連結棒39の一端部に連結さ
れ、該連結棒39の他端部は人脚状の一対の押えロール
アーム40の上端部に固定された係止バー41の一端部
に連結されている。
【0066】前記押えロールアーム40は前記側板1
7、18間に軸支される回動軸42の回りに回動自在と
なっており、該押えロールアーム40の下端部には押え
ロール43が回動自在に取り付けられている。
【0067】なお、前記係止バー41にはその中央部に
リターンバネ44の一端部が取り付けられており、該リ
ターンバネ44の他端部は前記側板17、18の間に配
設される固定バー45の中央部に固定されている。
【0068】他方、前記ロール貼着具37の近傍には、
熱風供給手段としての熱風吹き出しノズル46が設けら
れており、該ノズル46は回動アーム46Bを介して駆
動シリンダ46Aのピストンに連結されている。従っ
て、ノズル46は前記駆動シリンダ46Aのピストンの
往復動により回動し、ノズル46の吹き出し口46aは
前記テープ受け板36近傍の接着テープ15の粘着剤塗
布面に臨まされるようになっている。なお、該ノズル4
6には図示省略の熱風送風源が連結され、前記駆動シリ
ンダ46Aは前記ロール回動アーム37の回動に追従し
て駆動されるようになっている。
【0069】なお、前記カム板47のピン48から離間
した他端部にはバネ掛け50が突設され、該バネ掛け5
0と前記側板17に突設されたバネ掛け51との間には
引張バネ52が張設されている。前記カム板38、バリ
カン刃41等はテープ切断手段を構成している。
【0070】次に、上記のように構成された第3実施例
に係る箱体の封緘装置の作動につき図17〜図19を参
照しながら説明する。
【0071】まず、接着テープ15を装着するには、図
15に示すように、巻装された接着テープ15の捲き芯
部を接着テープリール16に押し込んで取り付け、該リ
ール16から引き出した接着テープ15を加熱板26に
その背面側を当接し、次いで補助加熱板29に当接さ
せ、案内ロール30を巻回してロール貼着具37まで引
き出す。
【0072】この場合、接着テープ15は、加熱板26
にその背面が当接すると、例えば摂氏70〜120度に
加熱され、さらにロール貼着具37に至るまでの冷却を
防ぐべく補助加熱板29による加熱の保持が行われ、粘
着剤の熱活性化前のいわゆる予熱状態となる。
【0073】このように調整されたI貼機構12を、上
記第1実施例と同様に、適宜の高さ位置にセットし、ま
た、走行する箱体の幅に応じてガイドレール10の間隔
をガイドレール受け金(図示せず)などの調整により最
適なものにする。
【0074】他方、図示省略の熱風送風源を作動させて
おき、例えば箱体57がI貼機構12の前端部に達した
とき(具体的には、例えばロール回動アーム35の回動
開始時)、リミットスイッチの作動により吹き出し口4
6aから、例えば摂氏100〜200度程度の熱風が吹
き出るように設定しておき、該熱風の接着テープ15へ
の吹き当てにより、その粘着剤の熱活性化を図る。
【0075】かかる状態で上記第1実施例と同様に、前
記移送台2の一端部に箱体57をそ移動させ、しかる
後、前記押え部材13により該箱体57をその上蓋同士
が折り畳まれて突き合わされるように、さらに左方に移
動させる。
【0076】上蓋が折り畳まれた状態で箱体57が側板
17、18の前端の下方に送られると、図17に示すよ
うに、該箱体57の上蓋の突き合せ部の前方妻面から中
央部にわたり、接着テープ15の貼着が行われ、該箱体
57に貼着された分だけさらに接着テープ15が前記接
着テープリール16から繰り出される。
【0077】この場合、前記接着テープ15は、当初の
状態、すなわち箱体57の前方妻面に貼着が行われる前
の状態では、ロール回動アーム35は回動しないが、箱
体57の移送により前方妻面がロール貼着具37に当接
すると、該ロール貼着具37が箱体57の上蓋上に乗り
上げてロール回動アーム35の回動(図15において時
計回り方向)が開始する。
【0078】ロール貼着具37が箱体57に当接する
と、接着テープ15は箱体57と該ロール貼着具37と
の間に挟まれるので、該接着テープ15の背面はロール
貼着具37により押圧される。なお、箱体57の上蓋の
突合せ部の合わせ目方向は箱体57の移送方向に沿って
おり、また、前記ガイドレール10により箱体57の幅
方向の位置決めが行われているので、該接着テープ15
はそのテープ幅方向の中心が前記合わせ目と略一致し、
かつ、該合わせ目方向に沿って貼着が行われる。
【0079】さらに付言すれば、前記ロール貼着具37
による貼着は転接状態で行われるので、接着テープ15
の背面側は十分な密接状態で押圧される。なお、接着テ
ープ15の粘着剤は、加熱板26及び補助加熱板29に
より十分な予熱がなされ、かつ、吹き出し口46aから
の熱風により貼着開始後も一様かつ十分に加熱されてい
るので、ロール貼着具37の転接時に粘着力が減退する
ことはない。
【0080】前記貼着が開始した後は、ロール貼着具3
7が接着テープ15を箱体57に押し付けるように作用
するので、接着テープ15の引出しの継続は容易に行え
る一方、ロール回動アーム35の回動に追従して熱風吹
き出しノズル46が回動するので、粘着剤に対する略一
定の熱風の供給が続けられる。
【0081】また、ロール回動アーム35の回動によ
り、該アーム35の孤状端縁部35Aが前記従動ロール
38のロール面38Aと当接するので、該当接による押
圧力により連結棒39を押圧することになり、該連結棒
39に連結された押えロールアーム40をリターンバネ
44の付勢力に抗し図15において反時計回り方向に回
動させる。従って、押えロール43は移送する箱体57
上(より具体的には貼着された接着テープ15上)に容
易に乗り上がる。
【0082】なお、該接着テープ15は案内ロール30
に巻回されているので、ロール回動アーム35が回動し
ても、ロール貼着具37と直接的に当接する部分以外の
部分、すなわち後続する接着テープ15の粘着剤塗布部
分が箱体57に接触することはない。
【0083】さらに、図17に示すごとく、接着テープ
15により前記合わせ目に沿った貼着が開始すると、金
ブラシ54が該接着テープ15のテープ幅方向にわたっ
てその背面側を押圧するので、接着テープ15は該合わ
せ目に沿ってさらに均一に貼着される。
【0084】他方、カム板47に取り付けられるバリカ
ン刃49は、図15に示すように、該カム板47の最下
端より若干上方の位置に取り付けられているので、接着
テープ15が箱体57に貼着されているとき、すなわち
箱体57の最上端がカム板47の最下端を押し上げてい
るときには該バリカン刃49が接着テープ15に接触す
ることはない。
【0085】なお、前記カム板47におけるバリカン刃
49の取り付け位置を調整すると、箱体57の最後端部
から繰り出される接着テープ15の長さ、すなわち箱体
57の後方妻面に貼着される接着テープ15の長さを適
宜変更することができる。
【0086】図18に示すように、箱体57がさらに同
図左方に移送されると、ロール貼着具37は箱体57の
後方妻面よりもさらに後方に位置するようになり、接着
テープ15とは完全に離間する。
【0087】ロール貼着具37が箱体57の後方に位置
すると、続いて、カム板47も箱体57の後方に位置
し、これによりカム板47はその下端部の支持を失い、
引張バネ52の引張力が加わり、反時計方向に回動す
る。従って、バリカン刃49も反時計方向に回動する力
を受けて接着テープ15を切断する。
【0088】前記バリカン刃49により接着テープ15
が切断されると、該接着テープ15の張力が消失して箱
体57の後方妻面の接着テープ15は自由な状態とな
る。このとき、押えロール43は箱体57の後方妻面の
位置にある。
【0089】図18の状態から箱体57がさらに左方に
移送されると、図19に示すように、押えロール43は
箱体57の上面での支持を失うので、下方に移動し、同
時にリターンバネ44の復元力が作用して押えロールア
ーム40は時計回り方向に回動し、前記押えロール33
の表面で前記後方妻面における接着テープ15の背面が
押さえられ、該後方妻面の接着テープ15が十分に貼着
される。
【0090】こうして、押えロール33と箱体57とが
離間すると前記接着テープ15による当該箱体への貼着
工程が終了する。なお、ロール回動アーム35がストッ
パピン35aにより規制される位置まで回動復帰する
と、図示省略の前記リミットスイッチが作動して熱風送
風機56の作動が停止する。続いて後続の箱体が搬送さ
れると、上記と同様な封緘工程が繰り返される。
【0091】図20は、前記I貼機構12の第4実施例
を示すものであり、上記第3実施例における予熱手段と
しての加熱板26に代えて、加熱炉58を設けるように
したものである。
【0092】すなわち、本実施例では、前記側板17の
回動軸32の近傍に、棒状の支柱19’を垂設する一
方、該支柱19’の上部に取り付けられる接着テープリ
ール16の周囲を覆うように、加熱炉58を配設する構
成としたものである。なお、加熱炉58内の温度は、外
気温度よりは高く粘着剤の活性化温度よりは低い一定の
温度、例えば50℃程度に保たれる。
【0093】本実施例の構成とすることにより、接着テ
ープ15は外気温度に左右されることなく十分な予熱が
行われることとなる。他の構成及び作用は上記実施例と
同様であるので重複した説明を省略する。
【0094】なお、上記実施例においては、図面の理解
を容易ならしめるために、I貼機構12は箱体の上面側
にのみ設ける構成としたが、同様な構成のI貼機構を箱
体の下面側にも設けるのが一般的である。
【0095】加えて、上記実施例は1個の箱体の封緘を
行う場合について説明したが、例えばトラックへの積み
卸し等の便宜を図るべく2個以上の箱体の一体化を行な
い、隣接する両箱体の接合部を、上記I貼の手法により
接着テープで貼着する場合にも適用できる。
【0096】図21は、前記I貼機構12の第5実施例
を示すものである。本実施例は、上記第2実施例におけ
る予熱手段を構成する保温ボックス77に代えて加熱板
たる湾曲ヒータ80を設け、さらに予熱中断手段を設け
るようにしたものである。なお、前記湾曲ヒータ80の
加熱面たる表面は前記接着テープリール16から繰り出
された接着テープ15の背面側と対向するように配設さ
れている。
【0097】前記湾曲ヒータ80の裏面側、すなわち反
接着テープ側には、前記側板17に固定される断面コの
字状の固定板81が設けられており、該固定板81と前
記湾曲ヒータ80との間には復帰バネ82が張設されて
いる。
【0098】図22、図23は前記湾曲ヒータ80の近
傍のより詳細な構成を示すものである。前記固定板81
には一対のブッシュ83が設けられており、両ブッシュ
83には前記湾曲ヒータ80の裏面側に突設された一対
のスライドシャフト84が夫々挿通されている。
【0099】また、該固定板81の中央部には一対の保
持アングル85が固定されており、該両保持アングル8
5の間には前記湾曲ヒータ80の駆動源たるソレノイド
コイル86が保持されている。そして、該ソレノイドコ
イル86にはプランジャ87の先端側が挿入されてお
り、該プランジャ87の基端側は前記固定板81を貫通
している。前記ソレノイドコイル86、プランジャ87
等は後記光検出センサ92、93等と共に予熱中断手段
を構成し、そのうち、前記ソレノイドコイル86、プラ
ンジャ87等は第1駆動機構を構成している。
【0100】前記スライドシャフト84及びプランジャ
87の各基端はストッパプレート88に夫々固定されて
いる。なお、前記各スライドシャフト84には、カラー
89が夫々固定されている。
【0101】他方、前記湾曲ヒータ80には、その表面
に3条の挿入溝80aが接着テープ15のテープ幅方向
に沿って形成されており、該各挿入溝80aには夫々案
内ロッド90が挿入されるようになっている。なお、こ
れら3本の案内ロッド90の両端部は一対のロッド支持
板91に夫々固定されており、一方のロッド支持板91
は前記側板17に固定されている。
【0102】図24は、本実施例に係る封緘装置の全体
構成を示すものであり、移送台2の前後両端部には夫々
光検出センサ92、93が設けられている。一方の光検
出センサ92は箱体57が移送台2上に載置されたとき
前記ソレノイドコイル86への通電を行なうように作動
し、他方の光検出センサ93は箱体57が移送台2の端
部位置まで移送されたとき前記ソレノイドコイル86へ
の通電を断つように作動するようになっている。
【0103】なお、熱風吹き出し用のノズル71は支承
板94を介して前記貼着具60に固定されており、貼着
具60の回動に追従して回動するようになっている。他
の構成は上記第1実施例と同様である。
【0104】本実施例は上記のように構成されているの
で、図25に示すように、I貼が開始する前において
は、テープリール16から繰り出される接着テープ15
は、案内ロッド90に案内されて前記貼着具60の下端
部に至るまで引き出されている一方、復帰バネ82の付
勢力により湾曲ヒータ80は接着テープ15と離間して
いる。
【0105】I貼開始後、すなわち前記移送台2の一端
部に置かれた箱体57をその一部がゴムベルト9上に乗
るまで人手により移動させると、光検出センサ92が箱
体57を検知し、これによりソレノイドコイル86の通
電が行なわれる。該ソレノイドコイル86への通電によ
りプランジャ87が復帰バネ82の付勢力に抗して引き
込まれ、図26に示すように、湾曲ヒータ80の加熱面
が接着テープ15の背面に当接する。
【0106】この当接の際、案内ロッド90は挿入溝8
0a内に埋没するので、通過する接着テープ15の背面
の加熱に影響を与えることはない。
【0107】前記I貼の工程が完了して箱体57が移送
台2上の端部に達すると、光検出センサ93が該箱体5
7を検知し、これによりソレノイドコイル86への通電
が断たれる。従って、次回のI貼が開始するまでは、換
言すれば待機状態では、接着テープ15の加熱が中断さ
れるので、該テープの接着剤が過加熱状態となることは
ない。
【0108】湾曲ヒータ80は、復帰バネ82の付勢力
により当初の位置に復帰する。この復帰の際、前記スラ
イドシャフト84に固定されたカラー89が該スライド
シャフト84の移動のストッパとして機能するので、湾
曲ヒータ80がソレノイドコイル86に衝突するような
ことはない。
【0109】図27及び図28は、前記I貼機構12の
第6実施例を示すものである。本実施例は、上記第5実
施例における予熱中断手段を構成する第1駆動機構に代
えて接着テープ15のテープテンションを利用した第2
駆動機構を設けるようにしたものである。
【0110】前記第2駆動機構は、湾曲ヒータ80を支
承する受け台95に形成されたシャフト孔95aに遊嵌
状態で挿通される4本のシャフト96と、該各シャフト
96の軸方向の夫々の一端部が受け部材96aを介して
固定される一対のロッド支持側板97と、前記シャフト
96の回りに設けられ前記受け台95とロッド支持側板
97との間で伸縮自在な圧縮バネ98と、から大略構成
されている。
【0111】この場合、前記一対のロッド支持側板97
の間には適数本の案内ロッド90が適宜間隔を置いて配
列されており、各案内ロッド90の配列方向に沿って前
記接着テープ15が走行するようになっている。なお、
前記受け台95は前記側板17(又は側板18)に固定
され、湾曲ヒータ80の表面には、上記第5実施例の場
合と同様に、前記各案内ロッド90を埋没させるための
挿入溝80aが対応する案内ロッド90の配設位置毎に
形成されている。
【0112】前記第2駆動機構は、上記のように構成さ
れているので、箱体57についてI貼が開始すると、接
着テープ15の粘着剤の貼着により該接着テープ15に
ついてのテープテンションが増大し、案内ロッド90を
介してロッド支持側板97が圧縮バネ98の付勢力に抗
し湾曲ヒータ80に向けて移動する。これにより、接着
テープ15の背面は湾曲ヒータ80に当接する(図29
参照)。
【0113】そして、前記I貼が終了すると、具体的に
は貼着された接着テープ15がバリカン刃41により切
断されると、前記テープテンションが消失状態となるの
で、圧縮バネ98の付勢力により前記ロッド支持側板9
7が復帰し、湾曲ヒータ80と接着テープ15とが離間
する。
【0114】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
箱体を所定方向に移送するための移送手段と、感熱型の
接着テープを前記箱体に向けて断続的に送出可能なテー
プ送出手段と、該テープ送出手段から送られた接着テー
プを、前記所定方向に沿うように前記箱体の一端部から
他端部にわたり、回動軸の回りに回動自在な貼着具によ
る押圧により貼着するためのテープ貼着手段と、貼着さ
れた前記接着テープを所定長さに切断するためのテープ
切断手段と、前記貼着具の近傍に設けられ所定温度の熱
風を送るための熱風供給源と、該熱風供給源が連結さ
れ、前記貼着具の回動軸に形成された案内流路と、該案
内流路に管体を介して連通し先端開口側が前記貼着具上
の接着テープに熱風を吹き当てるための熱風供給手段と
を備えたことを特徴とするので、熱風を用いて感熱型接
着テープの粘着剤の熱活性化を図る場合、熱損失を極力
押さえることができ、しかも熱風の流路の一部に機械的
に堅牢な回動軸を用いているから、破断等の虞はない。
【0115】請求項2の発明によれば、箱体を所定方向
に移送するための移送手段と、感熱型の接着テープを前
記箱体に向けて断続的に送出可能なテープ送出手段と、
該テープ送出手段から送られた接着テープを、前記所定
方向に沿うように前記箱体の一端部から他端部にわたり
回動軸の回りに回動自在な貼着具による押圧により貼着
するためのテープ貼着手段と、貼着された前記接着テー
プを所定長さに切断するためのテープ切断手段と、前記
テープ送出手段と前記テープ貼着手段との間に設けら
れ、前記接着テープをその粘着剤の熱活性化温度よりも
低い温度で加熱するための熱源を有する予熱手段と、前
記テープ貼着手段に送られた接着テープに前記熱活性化
温度程度の温度の熱風を吹き当てるための熱風供給手段
とを備えたことを特徴とするので、接着テープの感熱型
粘着剤の熱活性化を予熱及び本加熱という二段構えによ
り十分かつ迅速に行い、さらには貼着補助手段により貼
着後の接着テープを合わせ目に沿って押圧するので、よ
り強固に貼着を行うことができる。しかも、接着テープ
は粘着剤の熱活性化温度以下で熱せられるので、焼損等
の虞はない。
【0116】さらに、請求項3の発明によれば、箱体を
所定方向に移送するための移送手段と、感熱型の接着テ
ープを前記箱体に向けて断続的に送出可能なテープ送出
手段と、該テープ送出手段から送られた接着テープを、
前記所定方向に沿うように前記箱体の一端部から他端部
にわたり回動軸の回りに回動自在な貼着具による押圧に
より貼着するためのテープ貼着手段と、貼着された前記
接着テープを所定長さに切断するためのテープ切断手段
と、前記接着テープが前記テープ貼着手段に送られるま
でに、該接着テープをその粘着剤の熱活性化温度よりも
低い温度で加熱するための熱源を有する予熱手段と、前
記テープ貼着手段に送られた接着テープに前記熱活性化
温度程度の温度の熱風を吹き当てるための熱風供給手段
と、前記テープ貼着手段に後続させて設けられ、前記合
わせ目を中心として前記貼着された接着テープを背面側
から押圧するための貼着補助手段とを備えたことを特徴
とするので、テープ貼着手段による接着テープの貼着状
態が十分でない部分があっても、粘着剤の熱活性化が減
退する前に貼着補助手段により合わせ目が押圧されるの
で、より強固かつ均一に貼着を行うことができる。
【0117】請求項4の発明によれば、請求項2又は請
求項3の発明において、前記予熱手段は、送出すべく卷
装された感熱型接着テープを、その粘着剤の熱活性化温
度よりも低く外気温度よりも高い略一定の温度雰囲気に
置くための加熱炉から構成されることを特徴とするの
で、接着テープの粘着剤を送出の時点で保温状態にする
ことができるので、外気温度の影響を受けることがな
く、また、後の本加熱での粘着剤の熱活性化を円滑に行
うことができる。
【0118】請求項5の発明によれば、請求項2又は請
求項3の発明において、前記予熱手段は、前記接着テー
プの背面に当接する加熱板から成り、少なくとも前記貼
着具による貼着が行われているとき以外は、前記加熱板
を前記接着テープから離間させるための予熱中断手段を
付設していることを特徴とするので、接着テープの予熱
は、少なくともI貼の期間中のみに限られ、その結果、
接着テープの接着剤の過加熱状態を回避でき、接着剤の
基材への浸透等の不具合を回避できる。
【0119】請求項6の発明によれば、請求項1から請
求項5までのいずれか1項の発明において、前記熱風供
給手段は、熱風を吹き当てる吹き出しノズルを前記貼着
具の回動方向に回動させるためのノズル回動手段を備え
ていることを特徴とするので、貼着具がI貼開始後に移
動してもこれに追従させることができ、その移動直前で
の粘着剤の熱活性化状態を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る封緘装置の要部を示
す正面図である。
【図2】図1の上方から見た平面図である。
【図3】本発明の封緘装置の全体構成を示す正面図であ
る。
【図4】図3の側板の右端部側から見た側面図である。
【図5】図3の熱風供給手段の要部を示す斜視図であ
る。
【図6】回動軸を軸に直角方向から見た側面図である。
【図7】回動軸を図6の状態から軸回り方向に90度回
転させて見た場合の側面図である。
【図8】回動軸の導風孔形成側から見た端面図である。
【図9】第1実施例の作動を説明するものであり、前方
妻面の貼着時の状態を示す概略正面図である。
【図10】図9の後の状態での貼着具による貼着状態を
示す概略正面図である。
【図11】図10の後における接着テープの切断状態を
示す概略正面図である。
【図12】図11の後における後方妻面の貼着状態を示
す概略正面図である。
【図13】I貼完了後の箱体の全体を示す斜視図であ
る。
【図14】I貼機構の第2実施例を示す要部正面図であ
る。
【図15】第3実施例に係るI貼機構の要部平面図であ
る。
【図16】図15のXーX線に沿って見た平面図であ
る。
【図17】図15の後におけるI貼開始後の状態を示す
正面図である。
【図18】図15の後における接着テープの切断時を示
す正面図である。
【図19】押えロールによる後方妻面の貼着状態を示す
正面図である。
【図20】第4実施例に係るI貼機構の要部を示す正面
図である。
【図21】第5実施例に係るI貼機構の要部を示す正面
図である。
【図22】予熱中断手段の要部構成を示す断面図であ
る。
【図23】予熱中断手段の要部構成を示す平面図であ
る。
【図24】第5実施例に係る封緘装置の全体構成を示す
正面図である。
【図25】湾曲ヒータのI貼開始前の状態を示す概略正
面図である。
【図26】湾曲ヒータのI貼開始後の状態を示す概略正
面図である。
【図27】第6実施例に係る予熱中断手段の構成を示す
正面図である。
【図28】図27に示す予熱中断手段の端部側面図であ
る。
【図29】図27に示す予熱中断手段の加熱時における
端部側面図である。
【符号の説明】
9 ゴムベルト(移送手段)、 12 I貼機構、 15 感熱型接着テープ、 16 テープリール(テープ送出手段)、 32 回動軸、 37 ロール貼着具(テープ貼着手段、 41 バリカン刃(テープ切断手段)、 46 吹き出しノズル(熱風供給手段)、 46A 駆動シリンダ(ノズル回動手段)、 54 金ブラシ(貼着補助手段)、 57 箱体、 60 貼着具(テープ貼着手段)、 62 回動軸、 62A 導風孔(案内流路)、 21 貼着具(テープ貼着手段)、 58 加熱炉(予熱手段)、 71 吹き出しノズル(熱風供給手段)、 77 保温ボックス(予熱手段)、 80 湾曲ヒータ(予熱手段)、 86 ソレノイド(予熱中断手段)、 98 圧縮バネ(予熱中断手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平3−218317 (32)優先日 平3(1991)8月29日 (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体を所定方向に移送するための移送手
    段と、感熱型の接着テープを前記箱体に向けて断続的に
    送出可能なテープ送出手段と、該テープ送出手段から送
    られた接着テープを、前記所定方向に沿うように前記箱
    体の一端部から他端部にわたり、回動軸の回りに回動自
    在な貼着具による押圧により貼着するためのテープ貼着
    手段と、貼着された前記接着テープを所定長さに切断す
    るためのテープ切断手段と、前記貼着具の近傍に設けら
    れ所定温度の熱風を送るための熱風供給源と、該熱風供
    給源が連結され、前記貼着具の回動軸に形成された案内
    流路と、該案内流路に管体を介して連通し先端開口側が
    前記貼着具上の接着テープに熱風を吹き当てるための熱
    風供給手段とを備えたことを特徴とする感熱型接着テー
    プによる箱体の封緘装置。
  2. 【請求項2】 箱体を所定方向に移送するための移送手
    段と、感熱型の接着テープを前記箱体に向けて断続的に
    送出可能なテープ送出手段と、該テープ送出手段から送
    られた接着テープを、前記所定方向に沿うように前記箱
    体の一端部から他端部にわたり回動軸の回りに回動自在
    な貼着具による押圧により貼着するためのテープ貼着手
    段と、貼着された前記接着テープを所定長さに切断する
    ためのテープ切断手段と、前記テープ送出手段と前記テ
    ープ貼着手段との間に設けられ、前記接着テープをその
    粘着剤の熱活性化温度よりも低い温度で加熱するための
    熱源を有する予熱手段と、前記テープ貼着手段に送られ
    た接着テープに前記熱活性化温度程度の温度の熱風を吹
    き当てるための熱風供給手段とを備えたことを特徴とす
    る感熱型接着テープによる箱体の封緘装置。
  3. 【請求項3】 箱体を所定方向に移送するための移送手
    段と、感熱型の接着テープを前記箱体に向けて断続的に
    送出可能なテープ送出手段と、該テープ送出手段から送
    られた接着テープを、前記所定方向に沿うように前記箱
    体の一端部から他端部にわたり回動軸の回りに回動自在
    な貼着具による押圧により貼着するためのテープ貼着手
    段と、貼着された前記接着テープを所定長さに切断する
    ためのテープ切断手段と、前記接着テープが前記テープ
    貼着手段に送られるまでに、該接着テープをその粘着剤
    の熱活性化温度よりも低い温度で加熱するための熱源を
    有する予熱手段と、前記テープ貼着手段に送られた接着
    テープに前記熱活性化温度程度の温度の熱風を吹き当て
    るための熱風供給手段と、前記テープ貼着手段に後続さ
    せて設けられ、前記合わせ目を中心として前記貼着され
    た接着テープを背面側から押圧するための貼着補助手段
    とを備えたことを特徴とする感熱型接着テープによる箱
    体の封緘装置。
  4. 【請求項4】 前記予熱手段は、送出すべく卷装された
    前記感熱型接着テープを、その粘着剤の熱活性化温度よ
    りも低く外気温度よりも高い略一定の温度雰囲気に置く
    ための加熱炉から構成されることを特徴とする請求項2
    又は請求項3に記載の感熱型接着テープによる箱体の封
    緘装置。
  5. 【請求項5】 前記予熱手段は、前記接着テープの背面
    に当接する加熱板から成り、少なくとも前記貼着具によ
    る貼着期間を除き、前記加熱板を前記接着テープから離
    間させるように構成された予熱中断手段を付設している
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の感熱型
    接着テープによる箱体の封緘装置。
  6. 【請求項6】 前記熱風供給手段は、熱風を吹き当てる
    吹き出しノズルを前記貼着具の回動方向に回動させるた
    めのノズル回動手段を備えていることを特徴とする請求
    項1から請求項5までのいずれか1項に記載の感熱型接
    着テープによる箱体の封緘装置。
JP25905791A 1991-01-29 1991-10-07 感熱型接着テープによる箱体の封緘装置 Pending JPH05112331A (ja)

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JP912791 1991-01-29
JP912591 1991-01-29
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JP3-14249 1991-08-29
JP3-9127 1991-08-29
JP3-9125 1991-08-29
JP3-218317 1991-08-29
JP21831791 1991-08-29
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103979160A (zh) * 2014-04-21 2014-08-13 合肥三冠机电设备有限公司 一种上袋机纸胶带封口加热装置
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KR20220079062A (ko) * 2020-12-04 2022-06-13 남상범 페이퍼 검 테이프 테이핑 장치

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