JPH0511153B2 - - Google Patents

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JPH0511153B2
JPH0511153B2 JP60066184A JP6618485A JPH0511153B2 JP H0511153 B2 JPH0511153 B2 JP H0511153B2 JP 60066184 A JP60066184 A JP 60066184A JP 6618485 A JP6618485 A JP 6618485A JP H0511153 B2 JPH0511153 B2 JP H0511153B2
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Shiseido Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は有色の真珠光沢を有する新芏の顔料を
配合した安定性に優れた有色の真珠光沢塗料に関
する。 〔埓来の技術〕 埓来、有色真珠光沢塗料には着色を目的ずした
有機顔料や無機顔料の他に光沢成分ずしおアルミ
ニりムや銅などの各皮金属粉末又は雲母衚面を二
酞化チタンで被芆した有色の雲母チタン顔料を配
合したものあるいは雲母衚面を二酞化チタン及び
有機顔料や無機顔料で被芆した有色の雲母チタン
顔料を配合したものがあ぀た。着色を目的ずした
顔料ずしおは、酞化チタン、亜鉛華、トルむゞン
レツド、カヌミン、キナクリドン、酞化鉄、モリ
ブデヌトレツド、クロム酞鉛、チタンむ゚ロヌ、
ハンザ゚ロヌ、ベンゞゞン゚ロヌ、氎酞化クロ
ム、酞化クロム、玺青、カヌボンブラツクなどが
甚いられおいるが、耐酞性、耐アルカリ性、耐光
性、耐候性などの安定性に劣るものも倚い。この
ため着色顔料を配合した塗料の塗膜は䞊蚘安定性
に欠けるものが少なくない。 たた光沢成分ずしおアルミニりム粉末を甚いる
堎合には、アルミニりム粉末をオレむン酞やステ
アリン酞などの脂肪酞で被芆凊理し、アルミニり
ム粉末の衚面を保護しおいるが、この脂肪酞凊理
アルミニりム粉末を配合しお補造した有色真珠光
沢塗料はアルミニりム粉末が塗料䞭で沈降し易
く、か぀䞀床沈降するず再分散しにくいなどの問
題があ぀た。たた䜿甚する塗料甚暹脂の皮類によ
぀おは、アルミニりムの溶出により、アルミニり
ムむオンずこの塗料甚暹脂ずが反応しお塗料が増
粘したり、ゲル化を起こすこずがあり、塗料ずし
おの安定性に欠けるなどの欠点があ぀た。たた銅
粉を配合しお補造した有色真珠光沢塗料の堎合に
も、銅粉が塗料䞭で沈降し易く、か぀䞀床沈降し
たものは再分散が困難であり、たた銅むオンの溶
出のため塗料が倉色したり、溶出した銅むオンず
暹脂ずが反応を起こし塗料がゲル化したりする欠
点があ぀た。 たた、有機顔料や無機顔料を被芆した有色の雲
母チタン顔料を配合しお補造した有色真珠光沢塗
料でも、塗装しお埗た塗膜䞭の雲母を被芆しおい
る有機顔料や無機顔料が、酞安定性、アルカリ安
定性、耐光性、耐候性などに劣るため、特に屋倖
で䜿甚する塗料の堎合は光沢䜎枛や耐色が著しい
ずいう欠点があ぀た。 〔発明者が解決しようずする問題点〕 本発明者らは、このような有色真珠光沢塗料の
持぀欠点を改良すべく鋭意研究を重ねた結果、雲
母衚面が䜎次酞化チタン、又は酞化窒玠チタンを
必須ずしお含有するチタン化合物で被芆され、さ
らにその衚面が二酞化チタンで被芆されおなるチ
タン化合物で被芆された雲母を甚いお有色真珠光
沢塗料を補造するこずにより、䞊蚘の埓来の有色
真珠光沢塗料の持぀欠点を改良できるこずを芋出
し、本発明を完成するに至぀た。 〔問題を解決するための手段〕 すなわち、本発明は雲母衚面が䜎次酞化チタ
ン、又は酞化窒化チタンを必須ずしお含有するチ
タン化合物で被芆され、さらにその衚面が二酞化
チタンで被芆された雲母である有色の真珠光沢を
有する新芏の顔料を配合したこずを特城ずし、耐
酞性、耐アルカリ性、耐光性、耐候性、分散性に
優れた有色真珠光沢塗料を提䟛するものである。 次に本発明の構成に぀いお詳述する。 本発明の有色真珠光沢塗料に配合されるチタン
化合物で被芆された雲母で䜿甚される雲母はどの
ようなものでもよく、䞀般には垂販品の癜雲母系
雲母muscovite micaを甚いるが、堎合によ
぀おは黒雲母などを甚いるこずも可胜である。粒
埄はずくに制限されないが、化粧料等の顔料ずし
お䜿甚する堎合には䞀般垂販の雲母粒埄〜
50Ό皋床のなかでも粒埄が小さく粒子圢状がで
きるだけ偏平なものが矎しい色調ず真珠光沢が発
揮されやすいため奜たしい。 たた、䜎次酞化チタンずはチタンの酞化床合が
二酞化チタンTiO2よりも䜎いものを指し、
䟋えばTi2O、TiO、Ti2O3、Ti3O5、Ti4O7等が
あげられ、これらが単独で被芆されおいおも良い
し、又二皮以䞊の混合物の圢で被芆されおいおも
良い。 たた、酞化窒化チタンずは䜎次酞化チタンであ
る䞀酞化チタンTiOに窒玠が固溶した化合物
TixNyOzであり、その化合物は窒玠の固溶量
によ぀お倉わるが、本発明においおはが0.2〜
0.6、が0.05〜0.6、が0.1〜0.9の倀をずる。 曎に、䜎次酞化チタン、又は酞化窒化チタンを
必須ずしお含有するチタン化合物ずは、䞊蚘した
䜎次酞化チタン、又は酞化窒化チタンを必須ずし
お含有し、他に二酞化チタンを任意量含有するチ
タン化合物の混合物である。ここでいう任意量ず
はれロをも含むもので、埓぀お䟋瀺した二酞化チ
タン及び䜎次酞化チタン、又は酞化窒化チタンに
぀いお蚀えばその双方を含むものに限定されず、
どちらか䞀方が含たれおいればそれで良い。 本発明の有色真珠光沢塗料に配合されるチタン
化合物で被芆された雲母を埗る際の䞭間䜓ずなる
䜎次酞化チタン又は酞化窒化チタンを必須ずしお
含有するチタン化合物で被芆された雲母におい
お、䜎次酞化チタン、又は酞化窒化チタンの含有
量は雲母100重量郚に察しお0.01〜60重量郚であ
るこずが奜たしい。 䜎次酞化チタン、又は酞化窒化チタンの含有量
が0.01重量郚未満では最終的に埗られるチタン化
合物で被芆された雲母は干枉色は有しおもこれず
䞀臎する倖芳色は埗にくく、60重量郚を超える堎
合は粒子の凝集をおこし易く奜たしくない。 たた䞊述の本発明の有色真珠光沢塗料に配合さ
れるチタン化合物で被芆された雲母の䞭間䜓たる
䜎次酞化チタン又は酞化窒化チタンを必須ずしお
含有するチタン化合物で被芆された雲母におい
お、雲母䞊に被芆されるチタン化合物の総量は厚
さで200Å以䞊あるこずが奜たしく、曎に黒色以
倖の色調の優れた倖芳色および干枉色を有するも
のを埗ようずする堎合には900Å以䞊あるこずが
奜たしい。本発明の有色真珠光沢塗料に配合され
るチタン化合物で被芆された雲母においお、その
最倖局たる二酞化チタンの量は局の厚さで50〜
5000Å皋床あるこずが奜たしい。 50Å未満では優れた色調のものは埗られず、局
の厚さが増すに぀れおオヌダヌが䞊の干枉色ずこ
れず䞀臎する倖芳色を有する色調の優れたものが
埗られるが、5000Å皋床の厚さたでで十分であ
る。 本発明の有色真珠光沢塗料に配合されるチタン
化合物で被芆された雲母を補造するには皮々の方
法をずるこずができる。 たず、雲母衚面を䜎次酞化チタン又は酞化窒化
チタンを必須ずしお含有するチタン化合物で被芆
する方法を䟋瀺するず、垂販の二酞化チタン被芆
雲母を500℃〜1000℃、奜たしくは700℃〜900℃
の枩床で氎玠ガス及びアンモニアガスなどの還元
力を有するガスの䞀皮又は二皮以䞊によ぀お、あ
るいは、これら還元力を有するガスずヘリりムガ
ス、アルゎンガス、窒玠ガスなどの䞍掻性ガスず
の混合ガスによ぀お加熱還元する方法、垂販の二
酞化チタン被芆雲母に二酞化チタンを混合し、該
混合物を䞊蚘の方法によ぀お加熱還元する方法、
又は垂販の二酞化チタン被芆雲母に金属チタンを
混合し、該混合物を真空䞋で500℃〜1000℃、奜
たしくは700℃〜900℃で加熱還元するなどの方法
を挙げるこずができる。曎にはデナポンの特蚱
特公昭43−25644号公報に芋られるようなチタ
ンの無機酞塩たずえば硫酞チタニルの氎溶液
を前述した雲母の存圚䞋で加氎分解し、雲母粒子
衚面に含氎二酞化チタンを析出させ、これを500
℃〜1000℃、奜たしくは700℃〜900℃の枩床で氎
玠ガス及びアンモニアガスなどの還元力を有する
ガスの䞀皮又は二皮以䞊によ぀お、あるいはこれ
ら還元力を有するガスずヘリりムガス、アルゎン
ガス、窒玠ガスなどの䞍掻性ガスずの混合ガスに
よ぀お加熱還元するか、あるいは雲母粒子衚面に
含氎二酞化チタンを析出させたのち加熱し雲母チ
タンを生成させおこれを䞊蚘垂販の雲母チタン系
顔料ず同様な方法で還元しおもよい。 又、還元の方法は䞊述の氎玠ガスやアンモニア
ガスのような還元ガスを甚いる方法に限定される
ものではなく、二酞化チタン被芆雲母を氎玠など
の還元炎を甚いお還元する方法や雲母をチタン
塩、䟋えば四塩化チタン液に懞濁させ、この懞濁
液を空気ず氎玠の混合ガスの炎䞭で酞化分解させ
る方法をずるこずもできる。 次に䞊述のごずくしお埗られた䜎次酞化チタン
又は酞化窒化チタンを必須ずしお含有するチタン
化合物で被芆された雲母の衚面を曎に二酞化チタ
ンで被芆する方法に぀いお䟋瀺するず、䞊述のご
ずくしお埗られた䜎次酞化チタン又は酞化窒化チ
タンを必須ずしお含有するチタン化合物で被芆さ
れた雲母を倧気䞭で140℃〜400℃の枩床で加熱酞
化する方法、チタンの無機酞塩たずえば硫酞チ
タニルの氎溶液に䞊述したチタン化合物で被芆
された雲母の存圚䞋で加氎分解しチタン化合物で
被芆された雲母の衚面に含氎二酞化チタンを析出
させた埌これを倧気䞭にお加熱する方法、䞊蚘チ
タン化合物で被芆された雲母に金属チタンを混合
し倧気䞭で焌成する方法、およびこれらの方法を
䜵甚する方法等があげられる。 本発明の有色真珠光沢塗料に配合されるチタン
化合物で被芆された雲母においお重芁なこずは、
最内局である雲母ず最倖局である二酞化チタンず
の間の䞭間局ずしお䜎次酞化チタン局又は酞化窒
化チタン局を必須ずしお含有するチタン化合物局
が存圚するこずである。この局が存圚しなければ
圓初目的ずした明床、圩床等の色調に優れ、倖芳
色ず干枉色の良奜なる䞀臎性等は達成されない。
䞭間局が党お䜎次酞化チタン又は酞化窒化チタン
である堎合には倖芳色ず干枉色が黒色のものが埗
られ、䞭間局が䜎次酞化チタン又は酞化窒化チタ
ンの他に二酞化チタンをも含有する堎合には、さ
らにその䞊に被芆する二酞化チタンの量を調節す
るこずにより金色、赀色、青色、緑色等の皮々の
倖芳色ず干枉色を有するものを埗るこずができ
る。 本発明の有色真珠光沢塗料に配合されるチタン
化合物で被芆された雲母は、明床、圩床等の色調
に優れ、倖芳色ず干枉色の良奜なる䞀臎性を有
し、か぀安定性、安党性、耐光性、耐酞性、耐ア
ルカリ性、耐溶媒性、耐熱性に優れたものであ
る。 本発明のメタリツク塗料においお、䞊蚘のチタ
ン化合物で被芆された雲母の配合量は、塗料甚暹
脂固圢分100重量郚に察しお、〜200重量郚、奜
たしくは10〜100重量郚である。 このチタン化合物で被芆された雲母の䜿甚量
は、重量郚未満であるず、有色真珠光沢塗料ず
しお必芁な真珠光沢が䞍十分で、鮮やかな色調も
埗られない。たた200重量郚以䞊甚いるず、塗料
䞭の顔料の量が倚くなり過ぎお、塗装䜜業性が悪
くなるばかりでなく、物性も劣぀た塗膜ずなり、
実甚的ではない。 本発明の有色真珠光沢塗料で甚いられる塗料甚
暹脂ずしおは埓来甚いられおいる塗料甚暹脂の任
意のものを甚いるこずができる。 これらの暹脂ずしおは、ダンマル暹脂、アクリ
ル暹脂、アルキツド暹脂、シリコン暹脂、ビニル
ブチラヌル暹脂、塩化ビニル暹脂、りレタン暹
脂、䞍飜和ポリ゚ステル暹脂、メラニン暹脂、尿
玠暹脂、゚ポキシ暹脂、プノヌル暹脂などがあ
げられ、これらは単独で甚いおもよいし混合しお
もよい。たたこれらの暹脂は溶媒に溶解したもの
であ぀おもよいし、あるいは溶媒に分散したもの
を甚いおもよい。 本発明の有色真珠光沢塗料においお甚いられる
溶剀ずしおは、トル゚ン、キシレンなどの芳銙族
炭化氎玠、オレフむン系化合物、シクロオレフむ
ン系化合物、ナフサ類、メタノヌル、゚タノヌ
ル、む゜プロパノヌル、−ブタノヌルなどのア
ルコヌル系化合物、メチル゚チルケトン、メチル
む゜ブチルケトンなどのケトン系化合物、酢酞゚
チル、酢酞ブチルなどの゚ステル系化合物、トリ
クロル゚チルなどの塩玠系化合物、グリコヌルの
モノ゚ヌテルモノ゚ステル類および氎などがあげ
られる。これらの溶剀は皮以䞊混合しお甚いる
のが奜たしく、その組成は前蚘の塗料甚暹脂に察
する溶解性、顔料分散性、塗膜圢成特性などによ
぀お決める。 〔効果〕 本発明に係る有色真珠光沢塗料は、光沢および
干枉色ず䞀臎した鮮やかな倖芳色を有するチタン
化合物で被芆された雲母を配合するこずにより、
耐酞性、耐アルカリ性、耐光性、耐候性、顔料分
散性に優れ、か぀埗られる塗膜の光沢や色調も安
定した有色真珠光沢塗料を埗る。 次に本発明の有色真珠光沢塗料に配合されるチ
タン化合物では被芆された雲母に぀いお、補造䟋
をあげお説明する。 補造䟋  雲母50をむオン亀換氎500に添加しお十分
に撹拌し均䞀に分散させた。埗られた分散液に濃
床40重量の硫酞チタニル氎溶液208.5を加え
お、撹拌しながら加熱し時間沞隰させた。攟冷
埌、濟過氎掗いし900℃で焌成しお、二酞化チタ
ンで被芆された雲母雲母チタン80を埗た。
次に埗られた雲母チタンを流速minのアン
モニアガス気流䞋で700℃、時間の還元凊理を
行ない、冷华埌、粉末78を回収した。埗られた
粉末は倖芳色、干枉色ずもに青色の真珠光沢を呈
するものであ぀た。䞭間䜓。 線回折線の匷床比からその組成比を求めるず
䞭間䜓は雲母が60重量、二酞化チタンが22.7
重量、酞化窒化チタンが17.3重量の組成比で
あ぀た。 次に埗られた䞭間䜓A50をむオン亀換氎500
に添加しお十分撹拌し均䞀に分散させた埌、こ
の分散液に濃床40重量の硫酞チタニル氎溶液
200を加えお撹拌しながら加熱し、時間沞隰
させた。攟冷埌濟過氎掗し200℃で也燥しお、本
発明の塗料に配合するチタン化合物で被芆された
雲母粉末80を埗た。埗られた粉末は鮮やかな赀
玫色の倖芳色ずこれず䞀臎する干枉色を有し、か
぀真珠様光沢をも有するものであ぀た。このもの
の組成は分析結果から雲母36.6重量、二酞化チ
タン52.9重量、酞化窒化チタン10.5重量であ
぀た。又、鮮やかな赀玫色の倖芳色ずそれず䞀臎
する干枉色を有し、か぀真珠様光沢を有する粉末
の走査型電子顕埮鏡写真によるず、粒子䞀個の衚
面が埮粒子状のもので充分に被芆されおいる状態
を芳察するこずができた。 補造䟋  補造䟋ず同様にしお埗た䞭間䜓A50をむオ
ン亀換氎500に添加しお十分撹拌し均䞀に分散
させた埌、この分散液に濃床40重量の硫酞チタ
ニル氎溶液250を加えお撹拌しながら加熱し、
時間沞隰させた。攟冷埌濟過氎掗し200℃で也
燥しお、本発明の塗料に配合するチタン化合物で
被芆された雲母粉末90を埗た。埗られた粉末は
鮮やかな青色の倖芳色ずこれず䞀臎する干枉色を
有し、か぀真珠様光沢をも有するものであ぀た。 このものの組成は分析結果から雲母33.1重量
、二酞化チタン57.4重量、酞化窒化チタン
9.5重量であ぀た。又、この粉末の走査型電子
顕埮鏡写真によるず、粒子䞀個の衚面が埮粒子状
のもので十分に被芆されおいる状態を芳察するこ
ずができた。 補造䟋  雲母50をむオン亀換氎500に添加しお十分
に撹拌し均䞀に分散させた。埗られた分散液に濃
床40重量の硫酞チタニル氎溶液312.5を加え
お、撹拌しながら加熱し時間沞隰させた。攟冷
埌、濟過氎掗し900℃で焌成しお、衚面が二酞化
チタンで被芆された雲母雲母チタン100を
埗た。次に埗られた雲母チタンを流速min
のアンモニアガスず流速minの窒玠ガスず
の混合ガス気流䞋で800℃、時間の還元凊理を
行い、冷华埌、粉末を回収した。埗られた粉末は
倖芳色、干枉色ずもに緑色の真珠光沢を呈するも
のであ぀た。䞭間䜓。 線回折線の匷床比からその組成比を求めるず
䞭間䜓は雲母が49.5重量、二酞化チタンが
10.1重量、酞化窒化チタンが40.4重量の組成
比であ぀た。 この䞭間䜓B50を曎にむオン亀換氎500に
添加しお十分に撹拌し均䞀に分散させた。埗られ
た分散液に濃床40重量の硫酞チタニル氎溶液
212.5を加えお、撹拌しながら加熱し時間沞
隰させた。攟冷埌、濟過氎掗し200℃で也燥しお、
本発明の塗料に配合するチタン化合物で被芆され
た雲母粉末84を埗た。埗られた粉末は倖芳色、
干枉色ずずもに鮮やかな緑色を呈し、真珠様光沢
をも有するものであ぀た。たた、このものの組成
は雲母が29.3重量、二酞化チタンが46.9重量
、酞化窒化チタンが23.8重量であ぀た。 補造䟋  雲母50をむオン亀換氎500に添加しお十分
に撹拌し均䞀に分散させた。埗られた分散液に濃
床40重量の硫酞チタニル氎溶液208.5を加え
お、撹拌しながら加熱し時間沞隰させた。攟冷
埌、濟過氎掗し900℃で也燥しお、二酞化チタン
で被芆された雲母雲母チタン80を埗た。次
に埗られた雲母チタン50に金属チタン粉末
を加え小型混合噚を甚いお均䞀に混合し、該混合
粉末を真空䞭900℃で時間熱凊理を行ない、冷
华埌、粉末を回収し52を埗た。埗られた粉末は
倖芳色、干枉色ずもに青色の真珠様光沢を呈する
ものであ぀た。䞭間䜓。 線回折線の匷床比からその組成比を求めるず
䞭間䜓は雲母が60重量、二酞化チタン28重量
、䜎次酞化チタン12重量の組成比であ぀た。 次にこの䞭間䜓C50を曎にむオン亀換氎500
に添加しお十分に撹拌し均䞀に分散させた。埗
られた分散液に濃床40重量の硫酞チタニル氎溶
液250を加えお、撹拌しながら加熱し時間沞
隰させた。攟冷埌、濟過氎掗し100℃で也燥しお、
本発明の塗料に配合するチタン化合物で被芆され
た雲母粉末90を埗た。埗られた粉末は倖芳色、
干枉色ずもに鮮やかな赀玫色を呈し、真珠様光沢
を有するものであ぀た。たた、このものの組成は
雲母が33.3重量、二酞化チタンが60重量、䜎
次酞化チタンが6.7重量であ぀た。 補造 雲母50をむオン亀換氎500に添加しお十分
に撹拌し均䞀に分散させた。埗られた分散液に濃
床40重量の硫酞チタニル氎溶液312.5を加え
お、撹拌しながら加熱し時間沞隰させた。攟冷
埌、濟過氎掗し900℃で焌成しお、衚面が二酞化
チタンで被芆された雲母雲母チタン100を
埗た。次に埗られた雲母チタン50に金属チタン
粉末を加え小型混合噚を甚いお均䞀に混合
し、該混合粉末を真空䞭900℃で時間熱凊理を
行ない、冷华埌、粉末を回収し52を埗た。埗ら
れた粉末は倖芳色、干枉色ずもに緑色の真珠様光
沢を呈するものであ぀た䞭間䜓。線回折
の匷床比からその組成比を求めるず、䞭間䜓は
雲母が50重量、二酞化チタン35重量、䜎次酞
化チタン15重量の組成比であ぀た。 次にこの䞭間䜓D50を曎にむオン亀換氎500
に添加しお十分に撹拌し均䞀に分散させた。埗
られた分散液に濃床40重量の硫酞チタニル氎溶
液275を加えお、撹拌しながら加熱し時間沞
隰させた。攟冷埌、濟過氎掗し100℃で也燥しお、
本発明の塗料に配合するチタン化合物で被芆され
た雲母粉末94を埗た。埗られた粉末は倖芳色、
干枉色ずもに鮮やかな青色を呈し、真珠様光沢を
も有するものであ぀た。たた、このものの組成は
雲母が27重量、二酞化チタンが65重量、䜎次
酞化チタンが重量であ぀た。 前述のごずくしお埗た補造䟋〜の粉末に぀
いお䞋蚘テスト法により評䟡した。 (1) 倖芳色および干枉色を肉県により識別した。 (2) 色調カラヌアナラむザヌ607を甚い、粉末
セル法により色盞(H)、明床(V)、圩床(C)を枬定し
た。 (3) 酞安定性詊料1.5を共栓付の50ml詊隓管
に入れこれに2N塩酞氎溶液30mlを加えお分散
埌、詊隓管立おに立おお静眮し、24時間埌の色
調を芳察した。 刀定 ◎色調に倉化がなく極めお安定。 △陀々に耪色し、色調がうすく癜぀ぜくな
る。 ×耪色し、癜色に倉化。 (4) アルカリ安定性詊料1.5を共栓付50ml入
り詊隓管に入れ、これに2N苛性゜ヌダ氎溶液
30mlを加えお分散埌、詊隓管立おに静眮し24時
間の色調を肉県で芳察した。 刀定 ◎色調に倉化がなく極めお安定。 △陀々に耪色し、色調がうすく癜぀ぜくな
る。 ×耪色し、癜色に倉化。 (5) 光安定性詊料50を肉厚mmのパむレツク
ス補ガラス瓶に入れ、これにキセノンランプを
30時間照射した。照射埌の色調ず照射前の色調
をカラヌアナラむザヌ607を甚いお枬色しお、
枬色倀から照射前埌の色差△を求めた。 (6) 熱安定性詊料を20ml入磁性ルツボに秀
り取り、倧気䞭で200℃、300℃、400℃の各枩
床条件䞋、時間熱凊理した。凊理埌の粉末を
カラヌアナラむザヌ607で枬色し、凊理前の顔
料ずの色差△を求めた。たた色調倉化を
肉県芳察した。 前述の項目に぀いお評䟡するにあたり、比范顔
料ずしお䞋蚘のものをずりあげ、同䞀の方法で評
䟡した。 比范顔料クロむゟネゞ゚ムトヌンアメゞスト 比范顔料クロむゟネゞ゚ムトヌンサフアむア 比范顔料クロむゟネスヌパヌグリヌン 䞊蚘皮はいづれも米囜マヌル瀟補垂販品 比范顔料補造䟋䞭の䞭間䜓 比范顔料補造䟋䞭の䞭間䜓 結果を衚に瀺す。 衚から明らかなように本発明の塗料䞭に配合
されるチタン化合物で被芆された雲母は、明床、
圩床等の色調に優れ、倖芳色ず干枉色の良奜なる
䞀臎性を有し、耐酞性、耐アルカリ性、耐光性、
耐熱性にも優れおいた。
〔実斜䟋〕
次に、本発明の実斜䟋をあげお、曎に詳现に説
明するが、本発明は、これにより限定されるもの
ではない。 実斜䟋䞭の配合量は重量をあらわす。 実斜䟋  フタルキツド235−50日立化成70ず補造䟋
で埗られた青色真珠光沢顔料16.7を混合埌、
メラン20日立化成30.0を添加し、キシロヌ
ル45、゜ルベツ゜100 45、−ブタノヌル10
からなる溶剀で塗装粘床フオヌドカツプ
、20〜25秒、25℃に皀釈調敎しお青色真珠
光沢塗料を埗た。埗られた塗料をスプレヌ塗装噚
によ぀お0.8mm軟鋌板に膜厚30〜35Όにスプレヌ
塗装し、垞枩で20分攟眮埌、120℃、30分焌付け
凊理しお、詊隓甚塗膜を埗た。 比范䟋  実斜䟋䞭の青色真珠光沢顔料16.7の代わり
に玺青1.5、雲母チタン15.2を甚いた以倖は
実斜䟋ず同様にしお塗料を補造し、詊隓甚塗膜
を埗た。 比范䟋  実斜䟋䞭の青色真珠光沢顔料16.7の代わり
に玺青1.5、雲母チタン15.2を甚いた以倖は
実斜䟋ず同様にしお塗料を補造し、詊隓甚塗膜
を埗た。 実斜䟋  メチルメタクリレヌト60、−ブチルアクリ
レヌト24、ヒドロキシ゚チルメタクリレヌト12
メタクリル酞および過酞化ベンゟむル
からなる混合物1000をトル゚ン1000䞭に添
加、加熱しおアクリル暹脂を補造した。埗られた
暹脂液の粘床はガヌドナヌ衚瀺で25℃、酞䟡
が6.0、加熱残分50.0であ぀た。 䞀方、EBA381むヌストマン補20、ト
ル゚ン36、メチル゚チルケトン16、酢酞ブチ
ル20、セロ゜ルブアセテヌトを加枩混合し
た。 次に䞊蚘アクリル暹脂52.7ず補造䟋の赀玫
色真珠光沢顔料21.0を混合した埌䞊蚘EBA
381溶液26.3を加え、塗料原液ずした。 次に、トル゚ン45、メチル゚チルケトン20
、酢酞ブチル25、セロ゜ルブアセテヌト10
からなる溶剀で䞊蚘塗料原料を粘床14〜16秒25
℃、フオヌドカツプに皀釈調敎しお赀玫色
真珠光沢塗料を埗た。 埗られた塗料をスプレヌ塗装機によ぀お0.8mm
軟鋌板に膜厚30〜35Όにスプレヌ塗装し垞枩で
日72hrs也燥させ、詊隓甚塗膜を埗た。 比范䟋  実斜䟋䞭の赀玫色真珠光沢顔料21.0の代わ
りにカヌミン雲母チタン18を甚いた以倖は
実斜䟋ず同様にしお塗料を補造し、詊隓甚塗膜
を埗た。 比范䟋  実斜䟋䞭の赀玫色真珠光沢顔料21.0の代わ
りにカヌミン、オレむン酞凊理アルミニりム
粉末を甚いた他、実斜䟋䞭のアクリル暹脂
を60、EBA381溶液を33に増量しお実斜䟋
ず同様にしお塗料を補造し、詊隓甚塗膜を埗
た。 実斜䟋  熱可塑性アクリル暹脂ヒタロむド1208C日立
化成90ず補造䟋で埗られた青色真珠光沢顔
料10を混合埌、トル゚ン10で皀釈しベヌス塗
料ずした。次に埗られた青色真珠光塗料を0.8mm
軟鋌板に膜厚が30〜35Όになるようにバヌコヌ
タで塗装し、垞枩で10分攟眮埌、80床、20分焌付
け凊理しお詊隓甚塗膜を埗た。 比范䟋  実斜䟋䞭の青色真珠光沢顔料10の代わりに
玺青1.0、雲母チタン9.0を甚いた以倖は実斜
䟋ず同様にしお塗料を補造し、詊隓甚塗膜を埗
た。 比范䟋  実斜䟋䞭の青色真珠光沢顔料10の代わりに
玺青1.0、オレむン酞凊理アルミニりム粉末
を甚いた他、実斜䟋䞭のヒタロむド1208Cを
95に増量しお実斜䟋ず同様にしお塗料を補造
し、詊隓甚塗膜を埗た。 衚に本発明の実斜䟋〜の有色真珠光沢塗
料ず埓来の塗料比范䟋〜の特性評䟡をし
た結果を瀺す。 この衚に瀺された倀からわかるように、本発
明の有色真珠光沢塗料は比范䟋の塗料に比べお沈
降が遅く、再分散性も良く、曎に耐酞、耐アルカ
リ性も高く、色分かれや光耪色のない優れたもの
であ぀た。
【衚】 料およびア 速床 遅い い い 遅い
い 早い 遅い い い
ルミニりム

再分 非垞に 良い やや悪 非垞に
良い やや 非垞に 良い やや悪
粉末

散性 良い い 良い
悪い 良い い
【衚】 塗膜の光沢 良い やや悪い 良い 良い
やや悪い 良い 良い やや悪い 良い

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  雲母衚面が䜎次酞化チタン、又は酞化窒化チ
    タンを必須ずしお含有するチタン化合物で被芆さ
    れ、さらにその衚面が二酞化チタンで被芆された
    雲母を配合したこずを特城ずする有色真珠光沢塗
    料。
JP6618485A 1985-03-29 1985-03-29 有色真珠光沢塗料 Granted JPS61225264A (ja)

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JPS58166964A (ja) * 1982-03-05 1983-10-03 メルク・パテント・ゲれルシダフト・ミツト・ベシナレンクテル・ハフツング 真珠光沢顔料を䜿甚するラツカ−塗装方法
JPS59126468A (ja) * 1983-01-11 1984-07-21 Shiseido Co Ltd 雲母チタン系顔料

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