JPH05111422A - マツトおよびその製造方法 - Google Patents

マツトおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH05111422A
JPH05111422A JP27426791A JP27426791A JPH05111422A JP H05111422 A JPH05111422 A JP H05111422A JP 27426791 A JP27426791 A JP 27426791A JP 27426791 A JP27426791 A JP 27426791A JP H05111422 A JPH05111422 A JP H05111422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
pile
resin
foam sheet
thermoplastic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27426791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Yamamoto
英行 山本
Masanobu Takeda
昌信 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP27426791A priority Critical patent/JPH05111422A/ja
Publication of JPH05111422A publication Critical patent/JPH05111422A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ソフトで軽量であるにも拘らず滑り
止め効果に優れた樹脂裏張りマットを提供せんとするも
のであり、また、かかるマットを効率よく安定に製造す
る方法を提供せんとするものである。 【構成】本発明のマットは、パイル布帛の基布面に熱可
塑性樹脂が裏張りされてなるマットにおいて、該熱可塑
性樹脂が、基布との接着面の他面側に間歇的に突起部を
有する発泡体シートからなり、該発泡シートの発泡倍率
が該突起部より平坦部が小さいことを特徴とするもので
ある。また、本発明のマットの製造方法は、熱可塑性樹
脂を発泡剤と共にシート状にパイル布帛の基布面に溶融
押出しした後、該熱可塑性樹脂からなる発泡シートを有
する基布面を間歇的に凹部を有するエンボスロールにて
押圧することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂裏張り品であるに
も拘らず、ソフトで軽量で、しかも敷設性に優れたマッ
トおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マット、特に自動車用オプション
マットの裏張り材として、熱可塑性樹脂が使用され、そ
れらの中には裏面に滑り止めの凹凸を有するものが知ら
れている。かかる樹脂として塩化ビニル樹脂が主流を占
めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構造の裏張り材は非常に重く、輸送コストが高いうえ自
動車自身の燃費にも悪影響を及ぼしている。さらに、廃
棄燃焼時には、たとえば塩化ビニル樹脂の場合は、ハロ
ゲンを含有しているため有害ガスの発生および焼却炉の
腐食の問題となっている。また、軽量化のために樹脂発
泡体を裏張り材として用いる方法もあるが、凹凸形状の
成形がむずかしく、パイルの引抜き強力も弱いという欠
点があった。
【0004】本発明の目的は、樹脂裏張り品であるにも
拘らず、ソフトで軽量で、敷設性に優れ、しかもパイル
の引抜き強力の高いマット、特に自動車用オプションマ
ットを提供せんとするものであり、また、かかるマット
を効率よく安定に製造する方法を提供せんとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的を
達成するために、本発明はつぎのような構成を採用す
る。すなわち、本発明のマットは、パイル布帛の基布面
に熱可塑性樹脂が裏張りされてなるマットにおいて、該
熱可塑性樹脂が、基布との接着面の他面側に間歇的に突
起部を有する発泡体シートからなり、該発泡シートの発
泡倍率が該突起部より平坦部が小さいことを特徴とする
ものである。
【0006】また、本発明のマットの製造方法は、熱可
塑性樹脂を発泡剤と共にシート状にパイル布帛の基布面
に溶融押出しした後、該熱可塑性樹脂からなる発泡シー
トを有する基布面を間歇的に凹部を有するエンボスロー
ルにて押圧することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は、熱可塑性樹脂で裏張りされてなるマ
ットにおいて、該熱可塑性樹脂を、発泡させながらまた
は発泡させた後、エンボスロールで加圧固化すると、特
定な構造の発泡体シートが得られ、この発泡構造が、意
外にも、突起部が比較的硬いにも拘らず平坦部は柔軟性
に富み、しかも、軽量化ならびに滑り止め特性をも共に
満足し、かつ、発泡体シートを裏張りしているにも拘ら
ずパイルの引抜き強力が高いマットを提供し得ることを
究明して完成されたものである。
【0008】本発明でいうパイル布帛としては、ループ
パイル、カットパイルなど、基布にパイル糸をタフティ
ングしてなるタフテッドパイル布帛を主体として使用す
ることができるが、別に植毛品、起毛品であっても差支
えない。これらのパイル布帛を構成する繊維は、通常の
天然繊維、合成繊維などを使用することができるが、マ
ットとしては、弾性率の高い繊維である方がヘタリにく
くて好ましい。また、本発明のバイル布帛としては、上
述の立毛品に限らず、人工芝生、たとえばナイロンやポ
リプロピレンなどからなるモノフィラメントまたはスプ
リットヤーンをパイル糸として植毛したものを使用する
ことができる。
【0009】かかるパイル布帛の裏面に熱可塑性樹脂を
接着積層して裏張りするが、本発明では、この裏張りの
仕方に特徴を有するものであり、したがって、得られる
裏張り材の構造が特徴的なものである。すなわち、該裏
張り材は、基布との接着面の他面側が、間歇的に突起部
を有する発泡体シートからなるものであり、しかも、該
発泡シートの発泡倍率が該突起部より平坦部が小さいと
いう特徴を有するものである。
【0010】該発泡シートの発泡倍率は、突起部は大き
い方がよいが、好ましくは平均1.3〜10.0倍であ
るのに対して、平坦部は、該突起部より小さい方がよ
く、好ましくは平均1.01〜1.5倍の範囲にあるも
ので構成されている。平坦部は、パイルの引抜き強力に
影響を与えるので、できるだけ小さい方がよい。かかる
発泡体の構造を顕微鏡で観察すると、突起部ではほぼ球
状というか、穴状の空隙を有するのに対し、平坦部はス
ジ状または亀裂状の空隙を有するものであり、さらに該
平坦部には、圧着された部分(歪状)も場合によっては
存在するという特徴的な構造を有するものである。該発
泡倍率は、裏張り材全体での比重より発泡倍率を算出
し、さらにパンチ等により、突起部を除去した後、平坦
部のみの比重より発泡倍率を算出することにより求める
ことができる。
【0011】本発明の該突起部の特徴は、押圧下で固化
形成されたものであり、発泡倍率が大きすぎる場合は、
該突起表面に破膜した部分を有するが、通常は該突起表
面は該樹脂被膜で被覆されており、かつ、ほぼ円形状の
微小サイズの独立気泡構造の形で多数内在する形を有す
るものである。このように押圧下で固化されたものであ
ることから、該突起部は平坦部より比較的硬く形態保持
性に富む性質を特徴的に有するものである。
【0012】かかる発泡シートの突起部と平坦部の空隙
率の差は、発泡倍率に換算して、突起部は平坦部の好ま
しくは約1.2〜7.0倍、さらに好ましくは1.2〜
3.0倍である。
【0013】かかる発泡シートを構成する熱可塑性樹脂
としては、たとえば、パイル部のヘタリや溶融性の問題
の上から、パイルならびに基布を構成する繊維の融点よ
りも低い融点を有する樹脂であればよいが、好ましくは
該繊維の融点より40℃以上低い、さらに好ましくは8
0℃以上低い、特に好ましくは100℃〜160℃低い
融点を有する樹脂がよい。
【0014】さらに軽量化の上からは比重が軽い樹脂を
用いるのがよく、好ましくは1.0以下の比重を有する
ものがよい。本発明の特徴は、かかる軽量樹脂でも硬い
突起部を一体的に形成することができる利点を有するも
のである。
【0015】かかる熱可塑性樹脂としては、たとえば、
廃棄燃焼時の有害ガスの発生および焼却炉の腐敗を防止
する上から、好ましくはハロゲンを含有しないものがよ
い。かかる樹脂としては、たとえば、ポリエチレン、ポ
リプロピレンの他に、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−ビニルアルコール共重合体等のオレフィン系
樹脂およびこれらのブレンド品を用いることができる。
【0016】かかる樹脂に接着性を向上させるために、
少量の架橋剤などの反応性化合物を添加したり、その
他、親水性、制電性(導電性)、撥水性、防汚性などの
性能を付与することができる薬剤を配合することができ
る。
【0017】本発明のマットの中でも、特に自動車用オ
プションマットにおいては、アース機能を有するものが
好ましい。したがって、静電気による電気ショックを防
止する機能を付与するために、たとえば、カーボン、炭
素繊維、金属繊維および親水性ポリマ等から選ばれた制
電性(導電性)付与物質が必要量添加配合されたものが
好ましい。
【0018】次に、本発明のマットの一例を図面により
説明する。図1は、本発明のマットの一例を示す断面の
模式図であり、図において、1はパイル布帛のパイル、
2はパイル布帛の基布、3は裏張り材、4は裏張り材の
凸部における発泡された微小気泡、5は裏張り材の平坦
部における発泡された微小気泡を、それぞれ示す。図に
示すように本発明の自動車用オプションマットの裏張り
材は、たとえば、好ましくは約0.2〜0.5mmφの微
小気泡を多数含む独立発泡構造を有する熱可塑性樹脂で
構成されており、特に突起部は、ほぼ円形状の微小気泡
を有し、平坦部は、すじ状または歪状の形に成型されて
いる。パイル糸は、基布裏面においてほとんど平坦部
(低発砲倍率部分)に埋没しているので、パイルの引抜
き強力は大きい。
【0019】なお、本発明でいう、引抜き強力は、次の
ようにして測定したものである。すなわち、試料のマッ
トを試料ホルダーで周縁部全体を金枠で固定し、パイル
の一本(決まった本数)を引抜きチャックでつまんで引
張試験機(テンシロン)で、10cm/min の速度で引張
ってパイルが引き抜かれる際の最高値を読み、5本(5
回)以上の平均値で求めたものである。なお、ループパ
イルの場合は、パイルのたて方向について前後のパイル
の先をカットしてから上述測定を行う。
【0020】次に本発明のマットの製造方法について説
明する。図2は、本発明のマットの製造方法の一例を示
す工程図である。図2において、6はシート状に発泡熱
可塑性樹脂を吐出するTダイス溶融押出機、7は間欠的
に多数の凹部を有する冷却エンボスロール、8は7との
間で押圧するための樹脂ロール、9はパイル布帛であ
る。
【0021】発泡剤を含有する熱可塑性樹脂は、押出機
6に投入され溶融された後、好ましくは厚さ1.0〜
3.0mm、発砲倍率1.3〜5倍の発泡体シートとして
吐出される。発泡体シートは、パイル布帛9の基布面に
吐出ラミネートされた後、該樹脂が溶融状態から少なく
とも軟化状態を保持している間、さらに好ましくは図2
のように吐出後ただちに、冷却エンボスロール7と樹脂
ロール8の間で、好ましくは10〜70 Kgf/cm、さら
に好ましくは30〜50 Kgf/cmの圧力で押圧される。
この押圧により、基布と発泡シートの接着と、発泡シー
トの突起部の成型と平坦部の押圧成型が同時に行なわ
れ、冷却固化されて、本発明のマットが製造される。こ
こでエンボスロール7の温度は5〜40℃が好ましく、
冷却媒体としては、該ロール7が冷却され得るものであ
れば別に制約を受けないが、たとえば、水、有機溶媒、
油などの液体、空気などの気体などを使用することがで
きるが、冷却効果の優れた水が好ましく使用される。
【0022】また、熱可塑性樹脂としては、前述したも
のが使用されるが、さらに好ましくは突起部の成型と突
起表面が該樹脂被膜で被覆されていることとを両立させ
得るものが好ましく、特にASTM D 1238 によって測定し
たメルトインデックスが、好ましくは3〜10、さらに
好ましくは4〜7の範囲にある樹脂が好ましい。さらに
軽量化を好ましく達成するために、比重の低いもの、好
ましくは比重が1.0以下の樹脂を使用するのがよい。
これらの熱可塑性樹脂でも低融点でしかも低比重である
樹脂が好ましい。かかる樹脂としては、好ましくは融点
が200℃以下、さらに好ましくは80〜130℃であ
る樹脂がよく、たとえばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレンプロピレン共重合体から選ばれたものが特
に好ましく使用される。
【0023】かかる樹脂には、発泡剤が混練されるが、
かかる発泡剤は、通常、熱可塑性樹脂の発泡体を製造す
る際に使用されるもの、たとえば、実施例で使用したア
ゾジカルボソアミド、4,4′オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジッド、ジニトロソペンタメチレンテトラ
ミンなどを使用することができ、別に格別なものを使用
する必要はない。かかる発泡剤は、熱可塑性樹脂に対し
て、0.5〜2.0重量%の範囲で混練されたものが使
用される。
【0024】また、パイル布帛には、必要に応じて、接
着力向上のためにプリコートが施されるが、本発明で
は、パイルは裏張り材の熱可塑性樹脂中に埋没されるた
めに、かかるプリコートをする必要がないことが多い。
さらに制電性付与の目的で、導電性物質を熱可塑性樹脂
を予め混練しておく場合もある。
【0025】押出機の温度は、発泡剤の分解温度より高
いことが必要であり、Tダイスの温度は、樹脂の溶融温
度より20〜80℃高いことが好ましい。また、Tダイ
スのリップクリアランスは、0.5〜3.0mmが好まし
い。
【0026】
【実施例】以下、実施例により、本発明をさらに詳細に
説明する。
【0027】実施例1 低密度ポリエチレン樹脂とエチレン−プロピレン共重合
樹脂とを重量比7:3でブレンドした。この混合樹脂の
比重は0.92であった。
【0028】この混合樹脂にアゾジカルボソアミド系発
泡剤を0.7部と、チョップされた炭素繊維を1.0部
とを、それぞれエクストルーダ式の押出し機に投入して
混合した後溶融した。
【0029】一方、Tダイスのリップ幅を0.6mmと
し、溶融樹脂温度200℃の発泡体シートを吐出せしめ
得るように各ヒータを設定した。
【0030】パイル布帛として、ナイロン66繊維をパ
イル糸とし、ポリエチレンテレフタレート繊維スパンボ
ンド不織布を基布としてなり、接着剤をプリコートして
いないカーペット生機を用意した。
【0031】上述カーペット生機裏面に、該溶融樹脂を
シート状に吐出させた後に、直ちに凹部を有する水冷エ
ンボスロールと樹脂ロールとの間で、該発泡シート面を
水冷エンボスロールに接圧させる方式で該カーペット生
機と共にニップして、該溶融発泡シートを30℃に強制
冷却して固化した。この場合のニップ圧は、ロールの幅
方向の線圧で30 Kgf/cmであった。
【0032】このようにして本発明のマットを製造し
た。
【0033】このマットを突起部分で切断して気泡の状
態を観察したところ、突起部には、平均0.35mmφの
空隙(穴)があり、平坦部には、スジ状の空隙と押圧着
されて亀裂または歪状を呈する部分が存在した。なお、
平坦部の発泡倍率(空隙率)は平均1.08倍で、突起
部の空隙率は該平坦部の1.3倍であった。
【0034】このようにして作られた実施例1のマット
は、裏張り材の重量が、従来技術の塩化ビニル裏張り製
品の2Kg/ m2 に対して、0.83Kg/ m2 と軽量であ
り、凸部の高さはシート部面より2.5〜2.9mmと高
く、この多数の凸部によって、滑り止め効果があり、裏
張り材全体の発泡倍率は平均1.18倍であるが、凸部
の発泡倍率は平均1.39倍と高いにもかかわらず、シ
ート部は気泡を凹形状を有するエンボスローラで潰して
発泡倍率を平均1.08倍と低くすることにより、パイ
リ布帛に接着剤を予め塗布していないにもかかわらず、
パイルの引抜き強力は、従来技術である均一発泡体シー
トでの製品の2.5Kgf /本に比して、9本の平均で、
3.32Kgf /本と高く、帯電防止効果があり、かつハ
ロゲン元素を含まないマットであった。
【0035】
【発明の効果】本発明は、上記の構成としたことによ
り、次の如き優れた効果を奏する。
【0036】イ)裏張り材として、多数の凸部形状を有
する発泡した熱可塑性樹脂を用いることにより、滑り止
め効果のための高い凸部を有しつつ軽量化できる。
【0037】ロ)裏張り材の発泡体シートの発泡倍率
を、突起部を平坦部より大きくし、突起部において平均
1.3〜10.0倍、平坦部において、平均1.01〜
1.5倍にすることにより、パイル布帛のパイル引抜き
強力を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、本発明のマットの一例を示す模式
断面図である。◎
【図2】 この図は、本発明のマットの製造方法の一例
を示す工程図である。
【符号の説明】
1:パイル布帛のパイル 2:パイル布帛の基布 3:裏張り材 4:裏張り材の凸部における発泡された微小気泡 5:裏張り材のシート部における発泡された微小気泡 6:シート状に発泡熱可塑性樹脂を吐出するTダイス押
出機 7:多数の凹部形状を有する冷却エンボスロール 8:7との間でニップを行う樹脂ロール 9:パイル布帛

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイル布帛に発泡体シートが裏張りされ
    てなるマットにおいて、該発泡体シートが、マットの裏
    側に間歇的に突起部を有し、その発泡倍率が該突起部に
    おいて平坦部より大きいことを特徴とするマット。
  2. 【請求項2】 発泡体シートの発泡倍率が、突起部は平
    均1.3〜10.0倍であるのに対して、平坦部は平均
    1.01〜1.5倍の範囲にあることを特徴とする請求
    項1記載のマット。
  3. 【請求項3】 発泡体シートが、突起部ではほぼ球状の
    空隙を有するのに対し、平坦部はスジ状または亀裂状の
    空隙を有することを特徴とする請求項1記載のマット。
  4. 【請求項4】 発泡体シートが、ハロゲン元素を含まな
    い樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のマット。
  5. 【請求項5】 発泡体シートが、導電性物質を含有する
    ことを特徴とする請求項1記載のマット。
  6. 【請求項6】 発泡体シートが、ポリエチレン、ポリプ
    ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体から選ばれた
    少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の
    マット。
  7. 【請求項7】 パイル布帛が、人工芝生であることを特
    徴とする請求項1記載のマット。
  8. 【請求項8】 熱可塑性樹脂を発泡剤と共にシート状に
    パイル布帛の裏面に溶融押出しした後、該樹脂面を間歇
    的に凹部を有するエンボスロールにて押圧することを特
    徴とするマットの製造方法。
  9. 【請求項9】 発泡剤が、熱可塑性樹脂に対して0.5
    〜2.0重量%含有されていることを特徴とする請求項
    8記載のマットの製造方法。
  10. 【請求項10】 エンボロールの圧力が、10〜70 K
    gf/cmであることを特徴とする請求項8記載のマットの
    製造方法。
JP27426791A 1991-10-22 1991-10-22 マツトおよびその製造方法 Pending JPH05111422A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27426791A JPH05111422A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 マツトおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27426791A JPH05111422A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 マツトおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05111422A true JPH05111422A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17539287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27426791A Pending JPH05111422A (ja) 1991-10-22 1991-10-22 マツトおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05111422A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006150676A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Daiwabo Co Ltd 積層体およびその製造方法
JP2016159036A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 住江織物株式会社 タイルカーペット及びその製造方法
JP2018068624A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 一起 垣内 マットの製造方法、マット、及びマットの製造装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006150676A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Daiwabo Co Ltd 積層体およびその製造方法
JP4568589B2 (ja) * 2004-11-26 2010-10-27 ダイワボウホールディングス株式会社 積層体およびその製造方法
JP2016159036A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 住江織物株式会社 タイルカーペット及びその製造方法
JP2018068624A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 一起 垣内 マットの製造方法、マット、及びマットの製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6541105B1 (en) Acoustical open-cell polylefins and process for making
JP6053654B2 (ja) 熱可塑性樹脂発泡体裏張りを備えるカーペット構造
AU765546B2 (en) Acoustical open-cell polyolefins and process for making
ZA200101148B (en) Acoustical open-cell polyolefins and process for making.
JPH05254369A (ja) 成形性敷物
EP0105607A2 (en) Modified polyurethane product having improved load-bearing characteristics
US6033770A (en) Polypropylene resin cellular molded article having a skin and production method therefor
JPH05111422A (ja) マツトおよびその製造方法
JPH05329977A (ja) パイルシートおよびその製造方法
JPH06320994A (ja) 交通機関用補助マット
JPH05331757A (ja) パイルシートおよびその製造方法
JP3255844B2 (ja) 発泡体の製造方法及びそれに用いる発泡性シート
JPH0653133U (ja) 成形用シート
JPH0959879A (ja) マット
JPH0541960Y2 (ja)
JPH02253930A (ja) 車輌用内装材の成形方法
JP4499236B2 (ja) 複合シート
JP3909610B2 (ja) 成形用カーペットの裏打ち構造
JP2000190437A (ja) 積層シ―トおよび自動車用内装材
JP3408627B2 (ja) 表皮貼り中空成形体の製造方法
JPH0655996B2 (ja) カ−ペット裏打剤
JPH06212502A (ja) ブラジャーカップクッション材
JP2900534B2 (ja) 止着性の優れた微多孔質膜
JPH0672223A (ja) リサイクル可能な自動車用カーペット
JP2000296590A (ja) タフテッドカーペット用基布およびそれよりなるタフテッドカーペット