JPH0511068U - 電圧検出器 - Google Patents
電圧検出器Info
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- JPH0511068U JPH0511068U JP5912691U JP5912691U JPH0511068U JP H0511068 U JPH0511068 U JP H0511068U JP 5912691 U JP5912691 U JP 5912691U JP 5912691 U JP5912691 U JP 5912691U JP H0511068 U JPH0511068 U JP H0511068U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 緩慢な入力電圧が印加されても、ヒゲ状のパ
ルスが発生しないような電圧検出器を得る。 【構成】 基準電圧回路2とインバータ4の出力端子を
コンデンサによって結合する。
ルスが発生しないような電圧検出器を得る。 【構成】 基準電圧回路2とインバータ4の出力端子を
コンデンサによって結合する。
Description
【0001】
この考案は、電圧検出器の改良に関するものである。
【0002】
従来、図2に示すように、ブリーダ抵抗1と基準電圧回路2と両者の電圧を比 較するコンパレータ3とインバータ4と5による増幅回路とを全て同一モノリシ ックIC上に形成した電圧検出器は広く知られており、例えば、セイコー電子工 業製S807シリーズの電圧検出器は、同社CMOS LSIデータブック(P 4─33、1991年)に記載されている。
【0003】
しかし、従来、入力端子6に図3(a)のような立ち上がり速度が緩慢なラン プ波形を入力したとき、基準電圧回路2の基準電圧に外部よりこの電圧をあげる ようなノイズが混入すると、出力端子7には図3(b)のようなヒゲ状のパルス が発生し、電圧検出機能を充分に果たせないという課題があった。
【0004】 そこで、この考案の目的は、従来のこのような課題を解決するために、ヒゲ状 のパルスの発生がない電圧検出器を得ることである。
【0005】
上記課題を解決するために、この考案は従来の電圧検出器において、インバー タ4の出力端子と基準電圧回路2とをコンデンサ8(図1参照)により結合させ ることによって、ヒゲ状のパルスの発生をなくす改善が図れるようにした。
【0006】
上記のように構成された電圧検出器においては、インバータ4の出力信号の交 流成分を、基準電圧回路2に帰還させることによって、基準電圧回路2の電圧を 一時的に引き下げるように作動して、出力端子7の立ち上がりを加速させること となる。
【0007】
以下に、この考案の実施例を図に基づいて説明する。図1において、ブリーダ 抵抗1と基準電圧2は、コンパレータ3に入力され、その出力信号はインバータ 4と5により増幅され、出力端子7に出力される。またインバータ4の出力はコ ンデンサ8に接続され、コンデンサ8の他端は基準電圧回路2の正電源端子に接 続されている。ここで以上の素子は全てモノリシックIC上に形成されている。
【0008】 今、入力端子6の電圧V1 が図3(a)の如く緩慢に上昇したとすると、基準 電圧回路2の電圧Vref と次式の関係を満足した時に、コンパレータ3はLow レベルからHighレベルに反転する。 {R2 /(R1 +R2 )}V1 >Vref (1) ここでR1 はブリーダ抵抗1の上部の抵抗値で、R2 はブリーダ抵抗1の下部 の抵抗値である。
【0009】 コンパレータ3出力信号はインバータ4と5により増幅され、出力端子7にL owレベルからHighレベルに変化する信号が得られる。この反転時に基準電 圧回路2には、コンデンサ8を介して、インバータ4の出力信号であるHigh からLowへの立ち下がり信号の交流成分のみが伝達され、基準電圧回路2の電 圧を引きさげる方向に働く。したがって、基準電圧回路2にノイズが混入しても 、それを打ち消す様に働くわけで、図3(b)のようなヒゲ状のパルスの発生は ない。
【0010】
この考案は、以上説明したように、インバータで構成される増幅回路から、基 準電圧を引きさげるような交流成分をコンデンサを介して得られるような構成と したので、緩慢な入力電圧が電圧検出器に入力されたとしても、ヒゲ状のパルス の発生がなく、ノイズに強い電圧検出器が得られるという効果がある。
【図1】本考案の電圧検出器の回路図である。
【図2】従来の電圧検出器の回路図である。
【図3】(a)と(b)はそれぞれ従来の電圧検出器の
入力電圧波形と出力電圧波形の説明図である。
入力電圧波形と出力電圧波形の説明図である。
1 ブリーダ抵抗 2 基準電圧回路 3 コンパレータ 4、5 インバータ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 基準電圧回路と増幅回路を含んだモノリ
シックIC化された電圧検出器において、該電圧検出器
の出力端子に出力される信号と逆相の関係にある信号の
交流成分のみを該基準電圧回路に印加することを特徴と
した電圧検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5912691U JPH0511068U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 電圧検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5912691U JPH0511068U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 電圧検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511068U true JPH0511068U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13104306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5912691U Pending JPH0511068U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 電圧検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511068U (ja) |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP5912691U patent/JPH0511068U/ja active Pending
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