JPH05110426A - 位相同期回路 - Google Patents
位相同期回路Info
- Publication number
- JPH05110426A JPH05110426A JP3269214A JP26921491A JPH05110426A JP H05110426 A JPH05110426 A JP H05110426A JP 3269214 A JP3269214 A JP 3269214A JP 26921491 A JP26921491 A JP 26921491A JP H05110426 A JPH05110426 A JP H05110426A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- frequency
- frequency divider
- phase
- locked loop
- Prior art date
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- Pending
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- Color Television Systems (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 PALテレビジョン方式において、位相同期
回路で色副搬送波信号を発生させるとともに、その位相
引き込み時間やチップ面積を減少させる。 【構成】 パルス制御器9において、2/625分周器
8の制御出力Eが1/625分周動作中に2回出力され
ているとき、電圧制御発振器1の出力4fSCを通過させ
なくする。そして、1/1135分周器10を疑似的に
1/1136分周動作させてループ制御を行うようにす
ることによって、色副搬送波信号周波数fSCと水平同期
信号周波数fHとの関係式4fSC/(1135×4/6
25)=2fH/2を満足する出力信号を得られるだけ
でなく、位相引き込み時間やチップ面積を減少させるこ
とができる。
回路で色副搬送波信号を発生させるとともに、その位相
引き込み時間やチップ面積を減少させる。 【構成】 パルス制御器9において、2/625分周器
8の制御出力Eが1/625分周動作中に2回出力され
ているとき、電圧制御発振器1の出力4fSCを通過させ
なくする。そして、1/1135分周器10を疑似的に
1/1136分周動作させてループ制御を行うようにす
ることによって、色副搬送波信号周波数fSCと水平同期
信号周波数fHとの関係式4fSC/(1135×4/6
25)=2fH/2を満足する出力信号を得られるだけ
でなく、位相引き込み時間やチップ面積を減少させるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン方式の一つ
の方式であるPAL方式における色副搬送波信号を発生
することのできる位相同期回路に関するものである。
の方式であるPAL方式における色副搬送波信号を発生
することのできる位相同期回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PAL方式においては、色副搬送波信号
周波数fSCと水平同期信号周波数fHとの関係は、fSC
=(1135/4+1/625)fHで表され、水平同
期信号にもとづいて色副搬送波信号を発生させるために
は位相同期回路が必要である。
周波数fSCと水平同期信号周波数fHとの関係は、fSC
=(1135/4+1/625)fHで表され、水平同
期信号にもとづいて色副搬送波信号を発生させるために
は位相同期回路が必要である。
【0003】以下に従来の位相同期回路について説明す
る。図2は従来の位相同期回路を示すものである。図2
において、1は出力4fSCを発生する電圧制御発振器で
ある。2は上記電圧制御発振器1の出力4fSCを1/7
09379分周する1/709379分周器である。3
は入力信号2fHを1/625分周する1/625分周
器である。4は上記1/625分周器3の出力Aを1/
2分周する1/2分周器である。5は上記1/7093
79分周器2の出力Bと上記1/2分周器4の出力Cと
を位相比較する位相比較器である。6は上記位相比較器
5の出力Dを直流電圧に変換し上記電圧制御発振器1に
伝える低域フィルターである。7は上記電圧制御発振器
1の出力4fSCを1/4分周して出力信号fSCを出力す
る1/4分周器である。
る。図2は従来の位相同期回路を示すものである。図2
において、1は出力4fSCを発生する電圧制御発振器で
ある。2は上記電圧制御発振器1の出力4fSCを1/7
09379分周する1/709379分周器である。3
は入力信号2fHを1/625分周する1/625分周
器である。4は上記1/625分周器3の出力Aを1/
2分周する1/2分周器である。5は上記1/7093
79分周器2の出力Bと上記1/2分周器4の出力Cと
を位相比較する位相比較器である。6は上記位相比較器
5の出力Dを直流電圧に変換し上記電圧制御発振器1に
伝える低域フィルターである。7は上記電圧制御発振器
1の出力4fSCを1/4分周して出力信号fSCを出力す
る1/4分周器である。
【0004】以上のように構成された位相同期回路につ
いて、以下その動作について説明する。
いて、以下その動作について説明する。
【0005】まず、上記色副搬送波信号周波数fSCと水
平同期信号周波数fHとの関係式を式変形すると、4f
SC/709379=2fH/(625×2)で表され
る。
平同期信号周波数fHとの関係式を式変形すると、4f
SC/709379=2fH/(625×2)で表され
る。
【0006】したがって、電圧制御発振器1の出力4f
SCを1/709379分周器2で1/709379分周
した出力Bと、入力信号2fHを1/625分周器3で
1/625分周し、その出力Aを1/2分周器4で1/
2分周した出力Cとを位相比較器5で位相比較し、その
結果を低域フィルター6を通して電圧制御発振器1に入
力制御し、その出力4fSCを1/4分周器7で1/4分
周することで、PAL方式の規格を満足する出力信号f
SCを得ることができる。
SCを1/709379分周器2で1/709379分周
した出力Bと、入力信号2fHを1/625分周器3で
1/625分周し、その出力Aを1/2分周器4で1/
2分周した出力Cとを位相比較器5で位相比較し、その
結果を低域フィルター6を通して電圧制御発振器1に入
力制御し、その出力4fSCを1/4分周器7で1/4分
周することで、PAL方式の規格を満足する出力信号f
SCを得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、位相同期ループ内にある分周比が大きい
ので、ループゲインが低くなり位相引き込み時間が長く
なったり、集積回路にするときチップ面積が大きくなっ
たりするという欠点を有していた。
来の構成では、位相同期ループ内にある分周比が大きい
ので、ループゲインが低くなり位相引き込み時間が長く
なったり、集積回路にするときチップ面積が大きくなっ
たりするという欠点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、位相引き込み時間やチップ面積を減少させるととも
に、色副搬送波信号を発生することのできる位相同期回
路を提供することを目的とする。
で、位相引き込み時間やチップ面積を減少させるととも
に、色副搬送波信号を発生することのできる位相同期回
路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の位相同期回路は、入力信号を1/625分周
してその分周動作中に2回の制御信号を出力する2/6
25分周器と、上記2/625分周器の制御出力によっ
て電圧制御発振器の出力を通過させなくするパルス制御
器とを備えている。
に本発明の位相同期回路は、入力信号を1/625分周
してその分周動作中に2回の制御信号を出力する2/6
25分周器と、上記2/625分周器の制御出力によっ
て電圧制御発振器の出力を通過させなくするパルス制御
器とを備えている。
【0010】
【作用】この構成によって、位相同期ループ内にある分
周比を小さくすることができるので、位相引き込み時間
やチップ面積を減少させるとともに、色副搬送波信号を
発生することのできるものである。
周比を小さくすることができるので、位相引き込み時間
やチップ面積を減少させるとともに、色副搬送波信号を
発生することのできるものである。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における位相同期
回路を示すものである。図1において、1は電圧制御発
振器、4は1/2分周器、5は位相比較器、6は低域フ
ィルタ−、7は1/4分周器で、これらは従来例の構成
と同じである。8は入力信号を1/625分周してその
分周動作中に2回の制御信号を出力する2/625分周
器である。9は上記2/625分周器8の制御出力Eに
よって上記電圧制御発振器1の出力4fSCを通過させな
くするパルス制御器である。10は上記パルス制御器9
の出力Fを1/1135分周する1/1135分周器で
ある。
回路を示すものである。図1において、1は電圧制御発
振器、4は1/2分周器、5は位相比較器、6は低域フ
ィルタ−、7は1/4分周器で、これらは従来例の構成
と同じである。8は入力信号を1/625分周してその
分周動作中に2回の制御信号を出力する2/625分周
器である。9は上記2/625分周器8の制御出力Eに
よって上記電圧制御発振器1の出力4fSCを通過させな
くするパルス制御器である。10は上記パルス制御器9
の出力Fを1/1135分周する1/1135分周器で
ある。
【0013】以上のように構成された位相同期回路につ
いて、以下その動作を説明する。まず、上記色副搬送波
信号周波数fSCと水平同期信号周波数fHとの関係式を
式変形すると、4fSC/(1135×4/625)=2
fH/2で表される。
いて、以下その動作を説明する。まず、上記色副搬送波
信号周波数fSCと水平同期信号周波数fHとの関係式を
式変形すると、4fSC/(1135×4/625)=2
fH/2で表される。
【0014】パルス制御器9において、2/625分周
器8の制御出力Eが出力されているとき、電圧制御発振
器1の出力4fSCを通過させなくすることによって、疑
似的に1/1135分周器10を1/1136分周動作
させてループ制御を行うようにする。
器8の制御出力Eが出力されているとき、電圧制御発振
器1の出力4fSCを通過させなくすることによって、疑
似的に1/1135分周器10を1/1136分周動作
させてループ制御を行うようにする。
【0015】以上のように本実施例によれば、入力信号
2fHを1/625分周してその分周動作中に2回の制
御信号を出力する2/625分周器8と、上記2/62
5分周器8の制御出力Eによって電圧制御発振器1の出
力4fSCを通過させなくするパルス制御器9とを備える
ことにより、位相同期ループ内にある分周比を小さくす
ることができるので、位相引き込み時間やチップ面積を
減少させるとともに、色副搬送波信号を発生させること
ができる。
2fHを1/625分周してその分周動作中に2回の制
御信号を出力する2/625分周器8と、上記2/62
5分周器8の制御出力Eによって電圧制御発振器1の出
力4fSCを通過させなくするパルス制御器9とを備える
ことにより、位相同期ループ内にある分周比を小さくす
ることができるので、位相引き込み時間やチップ面積を
減少させるとともに、色副搬送波信号を発生させること
ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、入力信号を1/625分周し
てその分周動作中に2回の制御信号を出力する2/62
5分周器と、上記2/625分周器の制御出力によって
電圧制御発振器の出力を通過させなくするパルス制御器
とを設けることにより、位相同期ループ内にある分周比
を小さくすることができるので、位相引き込み時間やチ
ップ面積を減少させるとともに色副搬送波信号を発生す
ることができる優れた位相同期回路を実現できるもので
ある。
てその分周動作中に2回の制御信号を出力する2/62
5分周器と、上記2/625分周器の制御出力によって
電圧制御発振器の出力を通過させなくするパルス制御器
とを設けることにより、位相同期ループ内にある分周比
を小さくすることができるので、位相引き込み時間やチ
ップ面積を減少させるとともに色副搬送波信号を発生す
ることができる優れた位相同期回路を実現できるもので
ある。
【図1】本発明の一実施例における位相同期回路のブロ
ック図
ック図
【図2】従来の位相同期回路のブロック図
1 電圧制御発振器2 1/709379分周器 3 1/625分周器 4 1/2分周器 5 位相比較器 6 低域フィルター 7 1/4分周器 8 2/625分周器 9 パルス制御器 10 1/1135分周器
Claims (1)
- 【請求項1】電圧によって周波数制御できる入力をもつ
電圧制御発振器と、入力信号を1/625分周してその
分周動作中に2回の制御信号を出力する2/625分周
器と、上記2/625分周器の制御出力によって上記電
圧制御発振器の出力を通過させなくするパルス制御器
と、上記パルス制御器の出力を1/1135分周する1
/1135分周器と、入力信号を1/2分周する1/2
分周器と、上記1/1135分周器の出力と上記1/2
分周器の出力との位相差に比例する信号を発生する位相
比較器と、上記位相比較器の出力を直流電圧に変換して
上記電圧制御発振器を位相同期させる低域フィルター
と、上記電圧制御発振器の出力を1/4分周する1/4
分周器とを備えた位相同期回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269214A JPH05110426A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 位相同期回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3269214A JPH05110426A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 位相同期回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05110426A true JPH05110426A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17469263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3269214A Pending JPH05110426A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 位相同期回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05110426A (ja) |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP3269214A patent/JPH05110426A/ja active Pending
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