JPH0511021U - メータケースの配線接続構造 - Google Patents

メータケースの配線接続構造

Info

Publication number
JPH0511021U
JPH0511021U JP5870291U JP5870291U JPH0511021U JP H0511021 U JPH0511021 U JP H0511021U JP 5870291 U JP5870291 U JP 5870291U JP 5870291 U JP5870291 U JP 5870291U JP H0511021 U JPH0511021 U JP H0511021U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fpc board
board
meter case
meter
terminal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5870291U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2528821Y2 (ja
Inventor
喜弘 磯口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1991058702U priority Critical patent/JP2528821Y2/ja
Publication of JPH0511021U publication Critical patent/JPH0511021U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2528821Y2 publication Critical patent/JP2528821Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】絶縁テープを用いることなく不要なFPC基板
の端子板の露出を防止し、FPC基板のショートの発生
を確実に防止することのできるメータケースの配線接続
構造を提供する。 【構成】内部に所定の計器ユニット及び文字板を配設し
てなる箱型の自動車用コンビネーションメータのメータ
ケース1の背面に所定の測定信号を上記計器ユニットに
送るための所望の配線パターンが形成されたFPC基板
2を配設すると共に、このFPC基板2の一部に所定の
測定信号を送るためのコネクタが接続される端子板6を
形成し、上記メータケース1の背面に、上記FPC基板
2の端子板6部分を折曲して収容する基板挿入溝8を形
成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はメータケースの配線接続構造に係り、特に自動車用コンビネーション メータのメータケースに配設されるFPC基板の不要な端子板のショートを確実 に防止することを可能としたメータケースの配線接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、可撓性を有する合成樹脂シート上に所望の電気配線パターンを形成し てなるフレキシブルプリント配線基板(FPC基板)が多く用いられており、こ のFPC基板は、FPC基板の取り付け場所に多少の凹凸があった場合でも、比 較的自由に撓ませて取り付けることができることから、例えば、自動車用コンビ ネーションメータの背面側部分の配線等に利用されている。
【0003】 この種の自動車用コンビネーションメータにおいては、合成樹脂により成形さ れたメータケースの内部に、速度計ユニット等の所望の計器ユニットを配設する と共に、このメータケースの背面側に、所定の測定信号を上記計器ユニットに送 るための所望の配線パターンが形成されたFPC基板が配設されるようになって いる。
【0004】 図3はこのような従来のメータケース部分の構造を示したもので、前面側が開 放された箱型の自動車用コンビネーションメータのメータケース1の内部には、 速度計等の図示しない計器ユニットが内蔵されており、この計器ユニットの前面 側には、上記計器ユニットにより駆動される指針の指示位置を表示する所定の目 盛り等が形成された図示しない文字板が配設されている。
【0005】 また、上記メータケース1の背面には、所定の測定信号を上記計器ユニットに 送るための所望の配線パターンが形成されたFPC基板2が配設されており、こ のFPC基板2の一部には、このFPC基板2を所定位置に配置するための位置 決め用孔3が穿設されている。また、上記メータケース1の背面には、上記FP C基板2の位置決め用孔3に係合される位置決め突起4が突出形成されており、 上記メータケース1の背面には、所定の測定信号を伝達する図示しないワイヤハ ーネスのコネクタが係合される係合孔5が形成されている。さらに、上記FPC 基板2の一部は、上記係合孔5部分に延在されており、このFPC基板2の延在 部分には、上記コネクタの端子に接続される複数の端子板6が形成されている。
【0006】 上記従来のコンビネーションメータにおいては、自動車の速度等の所定の測定 信号をワイヤハーネスによりコネクタを介してFPC基板2に送り、この測定信 号に基づいて上記計器ユニットを駆動して指針を動作させることにより、上記測 定量を視認するようになっている。
【0007】 一方、最近の自動車においては、同一車種でも複数のバリエーションがあり、 これにより、上記自動車用コンビネーションメータにおいても、メータケース1 は、同じでもその内部構造が異なるというものが数多く存在している。そのため 、従来は、上記メータケース1及びFPC基板2を共通に形成し、バリエーショ ンに応じて所定の計測部のFPC基板2への接続が必要な場合は、上記FPC基 板2の端子板6にコネクタを接続すると共に、所定の計測部のFPC基板2への 接続が不必要な場合は、コネクタを接続しないことにより、各種バリエーション に対応するようになされている。
【0008】 しかしながら、上記コネクタの接続を行なわない場合に、上記FPC基板2の 端子板6が露出していると、この端子板6への導電体の接触によりショートが発 生し、FPC基板2の損傷あるいは計器ユニット等の誤動作が発生するおそれが あるため、従来から、図3に示すように、上記FPC基板2の使用しない端子板 6部分及び係合孔5部分を被覆するように絶縁テープ7を貼着することにより、 上記端子板6のショート等の発生を防止するようになされている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記従来のメータケースの配線接続構造においては、上記メータケー ス1に形成された不要なFPC基板2の端子板6部分を絶縁テープ7により被覆 して絶縁を行なうものであるため、上記絶縁テープ7の剥離や、破損等により、 上記FPC基板2の端子板6部分が露出してしまい、FPC基板2のショートが 発生してしまうおそれがあるという不都合を有しており、さらに、絶縁テープ7 を用意して不要な端子板6部分に逐次絶縁テープ7を貼着する作業が必要である ので、配線の接続作業が極めて面倒であり、絶縁テープ7により材料コストも増 大してしまうという不都合を有している。
【0010】 本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、絶縁テープを用いることなく不 要なFPC基板の端子板の露出を防止し、FPC基板のショートの発生を確実に 防止することのできるメータケースの配線接続構造を提供することを目的とする ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案に係るメータケースの配線接続構造は、内部に 所定の計器ユニット及び文字板を配設してなる箱型の自動車用コンビネーション メータのメータケースの背面に所定の測定信号を上記計器ユニットに送るための 所望の配線パターンが形成されたFPC基板を配設し、このFPC基板の一部に 所定の測定信号を送るためのコネクタが接続される端子板を形成してなるメータ ケースの配線接続構造において、上記メータケースの背面に、上記FPC基板の 端子板部分を折曲して収容する基板挿入溝を形成したことをその特徴とするもの である。
【0012】
【作用】
本考案によれば、自動車用コンビネーションメータを各種バリエーションで使 用する場合、このバリエーションに応じて所定の計測部のFPC基板への接続が 不必要な場合は、FPC基板の使用しない端子板部分を折曲した状態で、上記メ ータケースの基板挿入溝に収容させることにより、上記FPC基板の端子板部分 の露出を防止して端子板部分の絶縁を図るようにしているので、従来のように、 絶縁テープの剥離や破損等によるFPC基板の端子板部分の露出が生じてしまう ことがなく、上記FPC基板の不要な端子板部分のショートの発生を確実に防止 することができる。
【0013】 さらに、従来のような絶縁テープを用意してこの絶縁テープを貼着する作業が 不要であるため、配線の接続及び非接続作業を極めて容易に行なうことができ、 しかも、材料コストの低減を図り、容易に、かつ、安価に製造することができる ものである。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1及び図2を参照して説明する。 図1及び図2は本考案に係るメータケースの配線接続構造の一実施例を示した もので、内部に速度計等の計器ユニット及びこの計器ユニットにより駆動される 指針に対応する所定の文字板(いずれも図示せず)がそれぞれ内蔵された自動車 用コンビネーションメータのメータケース1の背面には、所定の測定信号を上記 計器ユニットに送るための所望の配線パターンが形成され一部に位置決め用孔3 が穿設されたFPC基板2が配設されており、上記メータケース1の背面には、 上記FPC基板2の位置決め用孔3に係合され上記FPC基板2を所定位置に保 持する位置決め突起4が突出形成されている。
【0015】 また、上記メータケース1の背面には、所定の測定信号を伝達する図示しない ワイヤハーネスのコネクタが係合される係合孔5が形成されており、さらに、本 実施例においては、上記係合孔5の上記FPC基板2配設側近傍には、上記FP C基板2の先端に形成され上記コネクタに接続される図示しない端子板6部分を 収容する基板挿入溝8が形成されている。
【0016】 次に、本実施例の作用について説明する。 本実施例においては、自動車の速度等の所定の測定信号をワイヤハーネスによ りコネクタを介してFPC基板2に送り、この測定信号に基づいて上記計器ユニ ットを駆動して指針を動作させることにより、上記測定量を視認するようになっ ている。
【0017】 そして、自動車用コンビネーションメータを、上記メータケース1及びFPC 基板2を共通に形成して各種バリエーションで使用する場合、上記バリエーショ ンに応じて所定の計測部のFPC基板2への接続が必要な場合は、上記メータケ ース1の係合孔5にワイヤハーネスのコネクタを挿入して上記FPC基板2の端 子板6にコネクタを接続するものである。
【0018】 一方、所定の計測部のFPC基板2への接続が不必要な場合は、コネクタを接 続せずに、各種バリエーションに対応するものであり、この場合は、FPC基板 2の使用しない端子板6部分を折曲してこの端子板6部分を上記メータケース1 の基板挿入溝8に収容させることにより、上記FPC基板2の端子板6部分の露 出を防止して端子板6部分の絶縁を図るようになっている。
【0019】 従って、本実施例においては、FPC基板2の使用しない端子板6部分を折曲 してこの端子板6部分を上記メータケース1の基板挿入溝8に収容させることに より、上記FPC基板2の不要な端子板6部分の絶縁を図るようにしているので 、従来のように、絶縁テープの剥離や破損等によるFPC基板2の端子板6部分 の露出が生じてしまうことがなく、上記FPC基板2の不要な端子板6部分のシ ョートの発生を確実に防止することができる。
【0020】 さらに、従来のような絶縁テープを用意してこの絶縁テープを貼着する作業が 不要であるため、配線の接続及び非接続作業を極めて容易に行なうことができ、 しかも、材料コストの低減を図り、容易に、かつ、安価に製造することができる 。 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更 することができるものである。
【0021】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係るメータケースの配線接続構造は、FPC基板の 使用しない端子板部分をメータケースの基板挿入溝に収容させることにより、F PC基板の不要な端子板部分の絶縁を図るようにしているので、FPC基板の端 子板部分の露出が生じてしまうことがなく、端子板部分のショートの発生を確実 に防止することができる。
【0022】 さらに、従来のような絶縁テープを用意してこの絶縁テープを貼着する作業が 不要であるため、配線の接続及び非接続作業を極めて容易に行なうことができ、 しかも、材料コストの低減を図り、容易に、かつ、安価に製造することができる 等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るメータケースの配線接続構造の一
実施例を示す一部斜視図である。
【図2】図1のA−A線部分における断面図である。
【図3】従来のメータケースの配線接続構造を示す一部
斜視図である。
【符号の説明】
1 メータケース 2 FPC基板 3 位置決め用孔 4 位置決め突起 5 係合孔 6 端子板 7 絶縁テープ 8 基板挿入溝

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 内部に所定の計器ユニット及び文字板を
    配設してなる箱型の自動車用コンビネーションメータの
    メータケースの背面に所定の測定信号を上記計器ユニッ
    トに送るための所望の配線パターンが形成されたFPC
    基板を配設し、このFPC基板の一部に所定の測定信号
    を送るためのコネクタが接続される端子板を形成してな
    るメータケースの配線接続構造において、 上記メータケースの背面に、上記FPC基板の端子板部
    分を折曲して収容する基板挿入溝を形成したことを特徴
    とするメータケースの配線接続構造。
JP1991058702U 1991-07-25 1991-07-25 メータケースの配線接続構造 Expired - Fee Related JP2528821Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991058702U JP2528821Y2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 メータケースの配線接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991058702U JP2528821Y2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 メータケースの配線接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0511021U true JPH0511021U (ja) 1993-02-12
JP2528821Y2 JP2528821Y2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=13091854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991058702U Expired - Fee Related JP2528821Y2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 メータケースの配線接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2528821Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57128189U (ja) * 1981-02-02 1982-08-10
JPS5946408U (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 株式会社小糸製作所 照明装置
JPH0323527U (ja) * 1989-07-18 1991-03-12

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57128189U (ja) * 1981-02-02 1982-08-10
JPS5946408U (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 株式会社小糸製作所 照明装置
JPH0323527U (ja) * 1989-07-18 1991-03-12

Also Published As

Publication number Publication date
JP2528821Y2 (ja) 1997-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5076801A (en) Electronic component including insulation displacement interconnect means
JP6074711B2 (ja) ケーブル保持部材、電気的接続装置、コネクタ装置
JP3316788B2 (ja) インパネ用ワイヤハーネス装置
JP2007535805A (ja) 電動機及び主プリント基板を備えた装置、及びこの装置の組み立て法
US4255005A (en) Electrical connector assembly
US4410928A (en) Connector fixing device
JPH0556677B2 (ja)
JPH0751746Y2 (ja) 回路基板の接続装置
JPH0511021U (ja) メータケースの配線接続構造
US4741472A (en) Method of soldering an integrated circuit and printed circuit board
JPH08180941A (ja) 電気部品とフレキシブル配線板との電気的接続構造
JPH0285880A (ja) 電子機器の表示装置
EP1544043B1 (en) Electrical junction box
JPH059830Y2 (ja)
JPS5818200Y2 (ja) ソケツト
JP3396598B2 (ja) 硬質回路基板用コネクタハウジング
JP2000112408A (ja) 表示装置
JPS5844334Y2 (ja) 車両用計器の電気接続装置
JPS6333508Y2 (ja)
JPH0729647A (ja) フレキシブルプリント板装置
JPH0229745Y2 (ja)
JP2001130285A (ja) 車両用計器
JP3907482B2 (ja) 配線板
JPH09240369A (ja) 自動車のグローブボックス用ランプの取付構造
JPS5832281Y2 (ja) フレキシブルプリント板付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961015

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees