JPH05109499A - 加速器及び荷電粒子の出射方法並びに荷電粒子の出射装置 - Google Patents
加速器及び荷電粒子の出射方法並びに荷電粒子の出射装置Info
- Publication number
- JPH05109499A JPH05109499A JP3267351A JP26735191A JPH05109499A JP H05109499 A JPH05109499 A JP H05109499A JP 3267351 A JP3267351 A JP 3267351A JP 26735191 A JP26735191 A JP 26735191A JP H05109499 A JPH05109499 A JP H05109499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- charged particle
- charged particles
- resonance
- accelerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 title claims abstract description 115
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 22
- 230000005405 multipole Effects 0.000 claims abstract description 12
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 25
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 16
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 13
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- LFYJSSARVMHQJB-QIXNEVBVSA-N bakuchiol Chemical compound CC(C)=CCC[C@@](C)(C=C)\C=C\C1=CC=C(O)C=C1 LFYJSSARVMHQJB-QIXNEVBVSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05H—PLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
- H05H7/00—Details of devices of the types covered by groups H05H9/00, H05H11/00, H05H13/00
- H05H7/10—Arrangements for ejecting particles from orbits
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N5/00—Radiation therapy
- A61N5/10—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
- A61N5/1077—Beam delivery systems
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N5/00—Radiation therapy
- A61N5/10—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
- A61N2005/1085—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy characterised by the type of particles applied to the patient
- A61N2005/1087—Ions; Protons
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、出射ビームの多く取り出せるすなわ
ち大電流の出射が可能な加速器を提供するにある。 【構成】加速器の偏向電磁石又は6極以上の多極電磁石
における荷電粒子の平衝軌道を移動させ、荷電粒子のチ
ューンを変化させるようにすることで達成される。 【効果】偏向電磁石あるいは6極以上の多極電磁石にお
ける荷電粒子の平衝軌道を移動させることによりチュー
ンを調整することが可能となる。更にチューンを変化さ
せる際、出射ビームの軌道勾配を一定に保つことによ
り、ビーム出射の制御が容易になり、大電流の出射が可
能な加速器を提供できる。
ち大電流の出射が可能な加速器を提供するにある。 【構成】加速器の偏向電磁石又は6極以上の多極電磁石
における荷電粒子の平衝軌道を移動させ、荷電粒子のチ
ューンを変化させるようにすることで達成される。 【効果】偏向電磁石あるいは6極以上の多極電磁石にお
ける荷電粒子の平衝軌道を移動させることによりチュー
ンを調整することが可能となる。更にチューンを変化さ
せる際、出射ビームの軌道勾配を一定に保つことによ
り、ビーム出射の制御が容易になり、大電流の出射が可
能な加速器を提供できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加速器における荷電粒
子ビームの出射方法および加速器に関する。
子ビームの出射方法および加速器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、円形加速器では、加速した電子や
イオンを加速器から出射し、物理実験や医療等に使用し
てきた。この加速器からの出射方法については、エー・
アイ・ピー・コンファレンス・プロシーディングNo.1
27(1983年)(AIPConference Proceedings)
の第53頁から第61頁において論じられているよう
に、ベータトロン振動の3次共鳴もしくは半整数共鳴が
用いられてきた。
イオンを加速器から出射し、物理実験や医療等に使用し
てきた。この加速器からの出射方法については、エー・
アイ・ピー・コンファレンス・プロシーディングNo.1
27(1983年)(AIPConference Proceedings)
の第53頁から第61頁において論じられているよう
に、ベータトロン振動の3次共鳴もしくは半整数共鳴が
用いられてきた。
【0003】図2に従来の加速器の一例を示す。偏向電
磁石3と収束用4極電磁石5,非収束用4極電磁石7の
効果により、入射用インフレクター15から入射された
荷電粒子は、平衡軌道(荷電粒子が安定して運動するこ
とができる一周で閉じたループ)1のまわりを安定にベ
ータトロン振動しながら周回する。また、加速空洞8を
通過する際に荷電粒子はエネルギーが与えられる。この
ような加速過程では、荷電粒子のチューン、即ち、加速
器1周あたりのベータトロン振動数は、収束4極電磁石
5及び非収束4極電磁石7を用い、水平,垂直両方向と
も通常、整数±1/4に設定される。
磁石3と収束用4極電磁石5,非収束用4極電磁石7の
効果により、入射用インフレクター15から入射された
荷電粒子は、平衡軌道(荷電粒子が安定して運動するこ
とができる一周で閉じたループ)1のまわりを安定にベ
ータトロン振動しながら周回する。また、加速空洞8を
通過する際に荷電粒子はエネルギーが与えられる。この
ような加速過程では、荷電粒子のチューン、即ち、加速
器1周あたりのベータトロン振動数は、収束4極電磁石
5及び非収束4極電磁石7を用い、水平,垂直両方向と
も通常、整数±1/4に設定される。
【0004】加速終了後、荷電粒子のビームを出射する
段階では、ベータトロン振動に前述の共鳴を励起させる
ため、図2中の4極電磁石5,7を用い、ビームを水平
方向に取り出す場合は水平方向チューンを、ビームを垂
直方向に取り出す場合は垂直方向チューンを次のように
調整する。即ち、半整数共鳴の場合は、チューンを整数
±1/2に近づけ、3次共鳴の場合は、チューンを整数
±1/3に近づける。この状況で、半整数共鳴を励起す
る場合は、加速器にあらかじめ設置した8極電磁石を励
磁し、また、3次共鳴を励起する場合は6極電磁石を励
磁する(図2には6極電磁石9を図示)。以上により、
ベータトロン振動に共鳴が励起され、安定限界をこえた
粒子は、ベータトロン振動の変化が大きくなっていく。
また、この状況でビームがダクトに衝突し失われること
を防止するため、図2に示す2極バンプ電磁石10,1
1を励磁し、出射用デフレクター13の前後で平衡軌道
を出射用デフレクター側にずらしたバンプ軌道(局所的
に歪ませた軌道)12を作っておく。
段階では、ベータトロン振動に前述の共鳴を励起させる
ため、図2中の4極電磁石5,7を用い、ビームを水平
方向に取り出す場合は水平方向チューンを、ビームを垂
直方向に取り出す場合は垂直方向チューンを次のように
調整する。即ち、半整数共鳴の場合は、チューンを整数
±1/2に近づけ、3次共鳴の場合は、チューンを整数
±1/3に近づける。この状況で、半整数共鳴を励起す
る場合は、加速器にあらかじめ設置した8極電磁石を励
磁し、また、3次共鳴を励起する場合は6極電磁石を励
磁する(図2には6極電磁石9を図示)。以上により、
ベータトロン振動に共鳴が励起され、安定限界をこえた
粒子は、ベータトロン振動の変化が大きくなっていく。
また、この状況でビームがダクトに衝突し失われること
を防止するため、図2に示す2極バンプ電磁石10,1
1を励磁し、出射用デフレクター13の前後で平衡軌道
を出射用デフレクター側にずらしたバンプ軌道(局所的
に歪ませた軌道)12を作っておく。
【0005】この時のビームの挙動を図3の位相空間を
使って説明する。図3は、3次共鳴励起出射時における
図2の出射用デフレクター位置での出射初期と末期の位
相空間で、横軸はビームの水平方向変位x、縦軸はビー
ムの軌道勾配x′(=dx/ds、sは進行方向距離)
を表わす。3次共鳴励起時には、図3のΔABCのよう
に三角形状のセパラトリックス(安定限界)が存在す
る。3次共鳴の場合、チューンはほぼ整数±1/3であ
るから、3回に一度ほぼ同じ状態になる。すなわち、各
々の荷電粒子は出射位置において3つの状態をとりう
る。図3における黒丸印の3つの流れは、セパラトリッ
クスの外側の荷電粒子の3つの状態の遷移を示したもの
である。例えば、図3(a)において、a1 の状態をと
った荷電粒子は、一周後b1 、更に一周後c1 または更
にa2 ……といった遷移をし、最終的には出射器である
出射用デフレクター13の変位xd に到達し、外部に出
射される。
使って説明する。図3は、3次共鳴励起出射時における
図2の出射用デフレクター位置での出射初期と末期の位
相空間で、横軸はビームの水平方向変位x、縦軸はビー
ムの軌道勾配x′(=dx/ds、sは進行方向距離)
を表わす。3次共鳴励起時には、図3のΔABCのよう
に三角形状のセパラトリックス(安定限界)が存在す
る。3次共鳴の場合、チューンはほぼ整数±1/3であ
るから、3回に一度ほぼ同じ状態になる。すなわち、各
々の荷電粒子は出射位置において3つの状態をとりう
る。図3における黒丸印の3つの流れは、セパラトリッ
クスの外側の荷電粒子の3つの状態の遷移を示したもの
である。例えば、図3(a)において、a1 の状態をと
った荷電粒子は、一周後b1 、更に一周後c1 または更
にa2 ……といった遷移をし、最終的には出射器である
出射用デフレクター13の変位xd に到達し、外部に出
射される。
【0006】周回している荷電粒子にはベータトロン振
動の振幅の大きいものもあり、小さいものもある。荷電
粒子を徐々に出射させるために、ベータトロン振動の振
幅の大きいものが順に取り出す。このため、出射初期は
セパラトリックスを図3(a)のように比較的大きくし、
その後時間とともに小さくしていく。この操作を図2の
補助の4極電磁石14を用いるか、もしくは、多数ある
4極電磁石5,7のうち1組の4極電磁石5,7に設け
た補助コイルを用いて行なう。すなわち、補助4極電磁
石、あるいは補助コイルを有する4極電磁石でチューン
をさらに整数±1/3に近づけセパラトリックスを図3
のΔA′,B′,C′のように小さくし、ビームを出射
するようにしている。
動の振幅の大きいものもあり、小さいものもある。荷電
粒子を徐々に出射させるために、ベータトロン振動の振
幅の大きいものが順に取り出す。このため、出射初期は
セパラトリックスを図3(a)のように比較的大きくし、
その後時間とともに小さくしていく。この操作を図2の
補助の4極電磁石14を用いるか、もしくは、多数ある
4極電磁石5,7のうち1組の4極電磁石5,7に設け
た補助コイルを用いて行なう。すなわち、補助4極電磁
石、あるいは補助コイルを有する4極電磁石でチューン
をさらに整数±1/3に近づけセパラトリックスを図3
のΔA′,B′,C′のように小さくし、ビームを出射
するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして荷電
粒子ビームを出射すると、図3の位相空間の粒子軌跡か
ら分かるように、出射初期、即ち、セパラトリックスが
ΔABCのように大きい場合と、出射末期のセパラトリ
ックスがΔA′,B′,C′のように小さい場合では、
出射ビームの軌道勾配が変化し、出射ビームを多く取り
出せないという問題が生じていた。
粒子ビームを出射すると、図3の位相空間の粒子軌跡か
ら分かるように、出射初期、即ち、セパラトリックスが
ΔABCのように大きい場合と、出射末期のセパラトリ
ックスがΔA′,B′,C′のように小さい場合では、
出射ビームの軌道勾配が変化し、出射ビームを多く取り
出せないという問題が生じていた。
【0008】また、近年、加速器をより小型化し、工業
用あるいは医療用として使用する必要が生じているが、
上記従来技術のように荷電粒子ビーム出射時のチューン
の微調を補助4極電磁石14により行なおうとすると、
補助4極電磁石と他の機器との干渉等の問題により、小
型化が阻害されるおそれがあった。
用あるいは医療用として使用する必要が生じているが、
上記従来技術のように荷電粒子ビーム出射時のチューン
の微調を補助4極電磁石14により行なおうとすると、
補助4極電磁石と他の機器との干渉等の問題により、小
型化が阻害されるおそれがあった。
【0009】従って、本発明の第1の目的は、出射ビー
ムの多く取り出せるすなわち大電流の出射が可能な加速
器を提供することにある。
ムの多く取り出せるすなわち大電流の出射が可能な加速
器を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、補助4極電磁石あ
るいは補助コイルを有する4極電磁石の不要な小型な加
速器を提供することにある。
るいは補助コイルを有する4極電磁石の不要な小型な加
速器を提供することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、大電流の出射が可
能な荷電粒子ビームの出射方法及び出射装置を提供する
ことにある。
能な荷電粒子ビームの出射方法及び出射装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記、本発明の第1及び
第3の目的は、加速器の偏向電磁石又は6極以上の多極
電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動させ、荷電粒
子のチューンを変化させるようにすることで達成され
る。
第3の目的は、加速器の偏向電磁石又は6極以上の多極
電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動させ、荷電粒
子のチューンを変化させるようにすることで達成され
る。
【0013】また、本発明の第2の目的は、上記平衡軌
道の移動を加速器を構成する他の機器で行なうことより
達成される。
道の移動を加速器を構成する他の機器で行なうことより
達成される。
【0014】
【作用】従来、補助4極電磁石あるいは補助コイルを有
する4極電磁石でチューンそのものを変えていたのに対
し、本発明では偏向電磁石又は6極以上の多極電磁石に
おける荷電粒子の平衡軌道を移動させることによりチュ
ーンを変化させる。
する4極電磁石でチューンそのものを変えていたのに対
し、本発明では偏向電磁石又は6極以上の多極電磁石に
おける荷電粒子の平衡軌道を移動させることによりチュ
ーンを変化させる。
【0015】また、出射位置にバンプ軌道を作り、チュ
ーンの変化による出射口における荷電粒子ビームの軌道
勾配の変化をバンプ軌道の勾配で補正すれば、出射口に
おける荷電粒子ビームの軌道勾配の変化を小さく抑える
ことができる。
ーンの変化による出射口における荷電粒子ビームの軌道
勾配の変化をバンプ軌道の勾配で補正すれば、出射口に
おける荷電粒子ビームの軌道勾配の変化を小さく抑える
ことができる。
【0016】更に、前記荷電粒子の平衡軌道の移動を前
記バンプ電磁石や荷電粒子を加速するための高周波加速
空洞などの他の用途に用いられる機器で実現することに
より、チューン補正用4極電磁石14が不要となり加速
器を小型化できる。
記バンプ電磁石や荷電粒子を加速するための高周波加速
空洞などの他の用途に用いられる機器で実現することに
より、チューン補正用4極電磁石14が不要となり加速
器を小型化できる。
【0017】次に何故、平衡軌道を制御することにより
チューンの調整が可能となるかを説明する。
チューンの調整が可能となるかを説明する。
【0018】まず、偏向電磁石の場合について説明す
る。図4のように偏向電磁石での座標系をとり、ビーム
の変位をx、軌道勾配をx′とすると偏向電磁石部での
ベータトロン振動の方程式は次のように書き表わせる。
る。図4のように偏向電磁石での座標系をとり、ビーム
の変位をx、軌道勾配をx′とすると偏向電磁石部での
ベータトロン振動の方程式は次のように書き表わせる。
【0019】
【数1】
【0020】
【数2】
【0021】(数1),(数2)から分かるように、x
やx′が小さい場合あるいは曲率半径ρが大きい場合に
は、(数1),(数2)の右辺最終項は各々無視するこ
とができる。その結果、変位xは、次の線形振動の方程
式により書き表わせる。
やx′が小さい場合あるいは曲率半径ρが大きい場合に
は、(数1),(数2)の右辺最終項は各々無視するこ
とができる。その結果、変位xは、次の線形振動の方程
式により書き表わせる。
【0022】
【数3】
【0023】従って、チューンは、xやx′の大きさに
依存しない。一方、xやx′の大きい場合あるいは曲率
半径ρが小さい場合は、(数1),(数2)の右辺第2
項の影響により、変位xの振動方程式は、次式で表わさ
れる非風形方程式となる。
依存しない。一方、xやx′の大きい場合あるいは曲率
半径ρが小さい場合は、(数1),(数2)の右辺第2
項の影響により、変位xの振動方程式は、次式で表わさ
れる非風形方程式となる。
【0024】
【数4】
【0025】従って、上式右辺第2項,第3項,第4項
の影響により、チューンは変位x,x′の大きさにより
変化する。従来のρが大きな加速器ではあらわれなかっ
たこの効果を、本発明では利用し、チューンの変化、セ
パラトリックスの大きさ制御等に用いるものである。
の影響により、チューンは変位x,x′の大きさにより
変化する。従来のρが大きな加速器ではあらわれなかっ
たこの効果を、本発明では利用し、チューンの変化、セ
パラトリックスの大きさ制御等に用いるものである。
【0026】次に、平衡軌道が6極以上の多極電磁石部
で変化した時のチューン変化を6極電磁石の場合を例に
とって説明する。6極電磁石部を通過する際の変位xは
次式で表わされる。
で変化した時のチューン変化を6極電磁石の場合を例に
とって説明する。6極電磁石部を通過する際の変位xは
次式で表わされる。
【0027】
【数5】
【0028】係数Sx は、6極電磁石の励磁量により決
まる値で、この係数Sx が正の場合には変位xが正の時
にチューンが増加し、変位xが負の場合にはチューンは
減少する。また、係数Sx が負の時には、変位xが正の
時、チューンは減少し、変位xが負の場合にはチューン
は増加する。
まる値で、この係数Sx が正の場合には変位xが正の時
にチューンが増加し、変位xが負の場合にはチューンは
減少する。また、係数Sx が負の時には、変位xが正の
時、チューンは減少し、変位xが負の場合にはチューン
は増加する。
【0029】以上、述べたように、偏向電磁石又は共鳴
電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動させることに
よって、チューンを変化させることができ、また、出射
の際のセパラトリックスの大きさを調整できる。なお、
出射口におけるバンプ軌道を調整することにより荷電粒
子ビームの軌道勾配を調整できる。
電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動させることに
よって、チューンを変化させることができ、また、出射
の際のセパラトリックスの大きさを調整できる。なお、
出射口におけるバンプ軌道を調整することにより荷電粒
子ビームの軌道勾配を調整できる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。
る。
【0031】(実施例1)図1は、本発明の実施例を示
す医療用の円形加速器で、全周をほぼ正六角形をした6
超周期で構成し、周長は37mである。図1に示すよう
に荷電粒子を出射する加速器では、4極電磁石5及び7
は幾何学的に対称に配置されている。エネルギー10M
eVのプロトンビームを、入射用インフレクター15か
ら入射し、曲率半径2.0m で長さ2.1m の偏向電磁
石3,長さ0.2m の非収束4極電磁石7,長さ0.2
m の収束4極電磁石5を用いてエミッタンス40πmm
・mradのビームを周回させる。ビームは図1の1に示す
平衡軌道のまわりをベータトロン振動しながら周回し、
8の高周波加速空胴により加速される。この時、偏向電
磁石3や4極収束電磁石5,4極非収束電磁石7の励磁
量は、加速に伴うビームの運動量増加分に比例して励磁
量を増加させる。この加速のプロセスでは、ビームの水
平方向のチューンを1.75 、垂直方向のチューンを
1.25 にするように、4極電磁石5,7を励磁する。
す医療用の円形加速器で、全周をほぼ正六角形をした6
超周期で構成し、周長は37mである。図1に示すよう
に荷電粒子を出射する加速器では、4極電磁石5及び7
は幾何学的に対称に配置されている。エネルギー10M
eVのプロトンビームを、入射用インフレクター15か
ら入射し、曲率半径2.0m で長さ2.1m の偏向電磁
石3,長さ0.2m の非収束4極電磁石7,長さ0.2
m の収束4極電磁石5を用いてエミッタンス40πmm
・mradのビームを周回させる。ビームは図1の1に示す
平衡軌道のまわりをベータトロン振動しながら周回し、
8の高周波加速空胴により加速される。この時、偏向電
磁石3や4極収束電磁石5,4極非収束電磁石7の励磁
量は、加速に伴うビームの運動量増加分に比例して励磁
量を増加させる。この加速のプロセスでは、ビームの水
平方向のチューンを1.75 、垂直方向のチューンを
1.25 にするように、4極電磁石5,7を励磁する。
【0032】このようにして加速し、ビームが最高エネ
ルギー100MeVに達すると、加速によりビームのエ
ミッタンスは12πmm・mradとなる。ここで偏向電磁石
3の励磁量は0.7T で一定に保つ一方、8の空胴から
高周波を印加することを停止する。その結果、高周波印
加時にはバンチを形成して周回していたビームは、連続
ビームとなって周回する。また、この状態で4極収束電
磁石5と4極非収束電磁石7は、水平方向チューンが
1.75,垂直方向チューンが1.25となるように励磁
する。
ルギー100MeVに達すると、加速によりビームのエ
ミッタンスは12πmm・mradとなる。ここで偏向電磁石
3の励磁量は0.7T で一定に保つ一方、8の空胴から
高周波を印加することを停止する。その結果、高周波印
加時にはバンチを形成して周回していたビームは、連続
ビームとなって周回する。また、この状態で4極収束電
磁石5と4極非収束電磁石7は、水平方向チューンが
1.75,垂直方向チューンが1.25となるように励磁
する。
【0033】ビームの出射は、図1の出射用デフレクタ
ー13で行なうため、デフレクター13の上流側と下流
側にバンプ電磁石10,11を設置している。バンプ電
磁石10,11を励磁することにより、バンプ軌道12
が偏向電磁石3を通るため、下記の理由によりチューン
が変化する。
ー13で行なうため、デフレクター13の上流側と下流
側にバンプ電磁石10,11を設置している。バンプ電
磁石10,11を励磁することにより、バンプ軌道12
が偏向電磁石3を通るため、下記の理由によりチューン
が変化する。
【0034】図5は図1の加速器のGH間を模式的に示
す図である。本実施例ではビームの平衡軌道1をずらし
てバンプ軌道12を作り、かつバンプ軌道12を偏向電
磁石3(あるいは6極電磁石9の部分)を通るようにし
ている。ここで、6極電磁石9は、ビームの運動量が設
計値からずれた場合に生じるチューンの変化、即ち、ク
ロマティシティを補正するために用いているもので従来
の加速器でも用いられる場合がある。バンプ軌道12
は、例えば2極バンプ電磁石10,11で作ることがで
きる。バンプ軌道12が偏向電磁石3(あるいは6極電
磁石9)を通過するようにすれば、前述した理由により
チューンが変化する。そこで、出射前にバンプ電磁石1
0の磁束密度が0.3T,バンプ電磁石11の磁束密度
が0.36Tとなるように各々を励磁し、バンプ軌道を
作っておく。このバンプ軌道を作ると同時に、4極収束
電磁石5の磁場勾配を0.60T/m 4極収束電磁石7
の磁場勾配を2.09T/m となるように調整する。こ
の調整により、垂直方向チューンは、1.25 のまま
で、水平方向チューンが3次共鳴状態に近い1.67 と
なっている(バンプ電磁石10,11の励磁量を各々1
/3にすると水平方向チューンは、ちょうど5/3とな
る。)。
す図である。本実施例ではビームの平衡軌道1をずらし
てバンプ軌道12を作り、かつバンプ軌道12を偏向電
磁石3(あるいは6極電磁石9の部分)を通るようにし
ている。ここで、6極電磁石9は、ビームの運動量が設
計値からずれた場合に生じるチューンの変化、即ち、ク
ロマティシティを補正するために用いているもので従来
の加速器でも用いられる場合がある。バンプ軌道12
は、例えば2極バンプ電磁石10,11で作ることがで
きる。バンプ軌道12が偏向電磁石3(あるいは6極電
磁石9)を通過するようにすれば、前述した理由により
チューンが変化する。そこで、出射前にバンプ電磁石1
0の磁束密度が0.3T,バンプ電磁石11の磁束密度
が0.36Tとなるように各々を励磁し、バンプ軌道を
作っておく。このバンプ軌道を作ると同時に、4極収束
電磁石5の磁場勾配を0.60T/m 4極収束電磁石7
の磁場勾配を2.09T/m となるように調整する。こ
の調整により、垂直方向チューンは、1.25 のまま
で、水平方向チューンが3次共鳴状態に近い1.67 と
なっている(バンプ電磁石10,11の励磁量を各々1
/3にすると水平方向チューンは、ちょうど5/3とな
る。)。
【0035】この段階で長さ0.2m の共鳴励起用の6
極電磁石9を励磁し、磁界強度を18T/m2 とする
と、3次共鳴により、振幅が最も大きいエミッタンス1
0πmm・mradのビームの振幅が徐々に大きくなってい
く。図6,図5の出射用デフレクター13が設置されて
いるDの位置でのビームの位相空間上の軌跡を示す。出
射用のデフレクター13は、水平方向位置100mmの位
置に設置し、図6から分るように、ビームは、およそ1
50ターン後に勾配6mradでデフレクター13に入り、
加速器から出射される。
極電磁石9を励磁し、磁界強度を18T/m2 とする
と、3次共鳴により、振幅が最も大きいエミッタンス1
0πmm・mradのビームの振幅が徐々に大きくなってい
く。図6,図5の出射用デフレクター13が設置されて
いるDの位置でのビームの位相空間上の軌跡を示す。出
射用のデフレクター13は、水平方向位置100mmの位
置に設置し、図6から分るように、ビームは、およそ1
50ターン後に勾配6mradでデフレクター13に入り、
加速器から出射される。
【0036】次に、バンプ電磁石10,11の励磁量を
0.1 秒をかけ減少させて、バンプ電磁石10の磁束密
度を0.1T 、バンプ電磁石11の磁束密度を0.12
Tとする。これにより、水平方向チューンは1.67 か
ら5/3に近づいていく。その結果、安定限界は徐々に
小さくなり、図7に示すようにベータトロン振動の振幅
の小さい粒子については軌道勾配がおよそ4mradで出射
できる。
0.1 秒をかけ減少させて、バンプ電磁石10の磁束密
度を0.1T 、バンプ電磁石11の磁束密度を0.12
Tとする。これにより、水平方向チューンは1.67 か
ら5/3に近づいていく。その結果、安定限界は徐々に
小さくなり、図7に示すようにベータトロン振動の振幅
の小さい粒子については軌道勾配がおよそ4mradで出射
できる。
【0037】さらに、この過程で、安定限界の中心のバ
ンプ軌道勾配を減少させていく効果により、安定限界を
小さくしていく際の出射ビームの軌道勾配の増加(図3
参照)を抑制する。その結果、図6と図7の比較から分
かるように出射中のビームの軌道勾配の変化を出射用デ
フレクターの偏向角を調整することなしに、およそ2mr
adに抑えることができる。
ンプ軌道勾配を減少させていく効果により、安定限界を
小さくしていく際の出射ビームの軌道勾配の増加(図3
参照)を抑制する。その結果、図6と図7の比較から分
かるように出射中のビームの軌道勾配の変化を出射用デ
フレクターの偏向角を調整することなしに、およそ2mr
adに抑えることができる。
【0038】以上説明したように、本実施例は、バンプ
電磁石6の励磁量を変えることにより、従来技術では図
2の補正用4極電磁石14により行なっていたチューン
の微調が可能となり、これらのチューン補正用4極電磁
石14が不要となる。このように、バンプ電磁石の励磁
量を変えることにより、チューンを変えセパラトリック
スを小さくしベータトロン振動の振幅の小さな粒子を出
射できる一方、出射位置でのバンプ軌道勾配、即ち、図
3の位相空間でのセパラトリックスの出射位置での軌道
勾配を変えることができる。
電磁石6の励磁量を変えることにより、従来技術では図
2の補正用4極電磁石14により行なっていたチューン
の微調が可能となり、これらのチューン補正用4極電磁
石14が不要となる。このように、バンプ電磁石の励磁
量を変えることにより、チューンを変えセパラトリック
スを小さくしベータトロン振動の振幅の小さな粒子を出
射できる一方、出射位置でのバンプ軌道勾配、即ち、図
3の位相空間でのセパラトリックスの出射位置での軌道
勾配を変えることができる。
【0039】即ち、本実施例では、偏向電磁石あるいは
6極電磁石の位置の平衡軌道を移動させることによりチ
ューンを変化させ図3の位相空間のセパラトリックスを
小さくしていくと共に、出射ビームの軌道勾配が出射初
期から末期へと変化する方向(図3では正の方向に増
加)と逆の方向にバンプ軌道勾配を変化させ、出射ビー
ムの軌道勾配の変化を小さく抑えるものである。尚、図
2の例で説明すると、従来、チューン補正用4極電磁石
14で行なっていたチューン微調整と出射軌道勾配の調
整をバンプ電磁石10,11のみを用いて行なうことに
なる。
6極電磁石の位置の平衡軌道を移動させることによりチ
ューンを変化させ図3の位相空間のセパラトリックスを
小さくしていくと共に、出射ビームの軌道勾配が出射初
期から末期へと変化する方向(図3では正の方向に増
加)と逆の方向にバンプ軌道勾配を変化させ、出射ビー
ムの軌道勾配の変化を小さく抑えるものである。尚、図
2の例で説明すると、従来、チューン補正用4極電磁石
14で行なっていたチューン微調整と出射軌道勾配の調
整をバンプ電磁石10,11のみを用いて行なうことに
なる。
【0040】以上、本実施例によれば、出射軌道用のバ
ンプ電磁石により偏向電磁石(あるいは6極電磁石)に
おける荷電粒子の平衡軌道を変えることでチューンを変
化させることができる。また、バンプ軌道勾配を調整す
ることにより、荷電粒子ビームの出射軌道の変化を2mr
adに抑えることができる。更に、チューン補正用4極電
磁石が不要なので小型な加速器を提供できる。
ンプ電磁石により偏向電磁石(あるいは6極電磁石)に
おける荷電粒子の平衡軌道を変えることでチューンを変
化させることができる。また、バンプ軌道勾配を調整す
ることにより、荷電粒子ビームの出射軌道の変化を2mr
adに抑えることができる。更に、チューン補正用4極電
磁石が不要なので小型な加速器を提供できる。
【0041】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
を図8に示す。図8は、パルス状イオンビームを蓄積し
た後、イオンビームを連続的に出射する装置で、全周3
7mで、全体を6超周期で構成する。入射用インフレク
ター15から、エネルギー50MeVのパルス状プロト
ンビームを入射する。このプロトンビームは、エミッタ
ンスが10πmm・mrad、パルス長およそ100μsで図
9に示すように1秒間に2回ライナックより入射され
る。また、入射ビームは、運動量幅が±0.1% で、蓄
積リングからの出射時には、いずれの運動量のビームも
連続的に出射する。
を図8に示す。図8は、パルス状イオンビームを蓄積し
た後、イオンビームを連続的に出射する装置で、全周3
7mで、全体を6超周期で構成する。入射用インフレク
ター15から、エネルギー50MeVのパルス状プロト
ンビームを入射する。このプロトンビームは、エミッタ
ンスが10πmm・mrad、パルス長およそ100μsで図
9に示すように1秒間に2回ライナックより入射され
る。また、入射ビームは、運動量幅が±0.1% で、蓄
積リングからの出射時には、いずれの運動量のビームも
連続的に出射する。
【0042】インフレクター15から入射したビーム
は、曲率半径2.0m の偏向電磁石3,収束4極電磁石
5,非収束4極電磁石7により、蓄積リング内を安定に
周回する。この状況では、水平方向チューンが1.67
垂直方向チューンが1.25 となるように4極電磁石5
及び7の磁場勾配を各々0.42T/m,1.46T/m
となるようにしておく。また、偏向電磁石の磁場は、
0.6T とし、ビームの曲率半径ρを2mとなるように
しておく。また、入射ビームは、運動量幅を持っている
ため、運動量変化に起因するチューンの変化を補正する
ため、収束用6極電磁石16と非収束用6極電磁石17
を、図8のように各直線部に配置し、16の磁場強度を
2.8T/m2,17の磁場強度を3.6T/m2とする。
は、曲率半径2.0m の偏向電磁石3,収束4極電磁石
5,非収束4極電磁石7により、蓄積リング内を安定に
周回する。この状況では、水平方向チューンが1.67
垂直方向チューンが1.25 となるように4極電磁石5
及び7の磁場勾配を各々0.42T/m,1.46T/m
となるようにしておく。また、偏向電磁石の磁場は、
0.6T とし、ビームの曲率半径ρを2mとなるように
しておく。また、入射ビームは、運動量幅を持っている
ため、運動量変化に起因するチューンの変化を補正する
ため、収束用6極電磁石16と非収束用6極電磁石17
を、図8のように各直線部に配置し、16の磁場強度を
2.8T/m2,17の磁場強度を3.6T/m2とする。
【0043】一方、平衡軌道を移動させるバンプ電磁石
10と11は入射前に、各々0.2T,0.24T に励
磁しておき、バンプ軌道12が偏向電磁石3と6極電磁
石16,17を通るようにしておく。さらに、共鳴励起
用6極電磁石9は、磁場強度を12T/m2 となるよう
にあらかじめ励磁しておく。この段階ではチューンが、
共鳴状態からおよそ0.01 離れているためにビームは
安定に周回しており、次に、バンプ電磁石10と11の
磁場強度を図9に示すように0.5 秒間で各々0.07
Tと0.08Tに減少すると、この時、水平方向チュー
ンは、図9に示すように0.5 秒間で1.666 …とな
る。その結果、図10及び図11に、図8の出射用デフ
レクター13位置における位相空間を示すように、ベー
タトロン振幅の大きな粒子から振幅の小さな粒子へと出
射でき、かつ、出射ビームの勾配がほぼ一定に保てるこ
とが分かる。
10と11は入射前に、各々0.2T,0.24T に励
磁しておき、バンプ軌道12が偏向電磁石3と6極電磁
石16,17を通るようにしておく。さらに、共鳴励起
用6極電磁石9は、磁場強度を12T/m2 となるよう
にあらかじめ励磁しておく。この段階ではチューンが、
共鳴状態からおよそ0.01 離れているためにビームは
安定に周回しており、次に、バンプ電磁石10と11の
磁場強度を図9に示すように0.5 秒間で各々0.07
Tと0.08Tに減少すると、この時、水平方向チュー
ンは、図9に示すように0.5 秒間で1.666 …とな
る。その結果、図10及び図11に、図8の出射用デフ
レクター13位置における位相空間を示すように、ベー
タトロン振幅の大きな粒子から振幅の小さな粒子へと出
射でき、かつ、出射ビームの勾配がほぼ一定に保てるこ
とが分かる。
【0044】以上の2実施例では、いずれもバンプ軌道
で偏向電磁石あるいは6極以上の多極電磁石における荷
電粒子の平衡軌道を移軌させているが、他の方法で前記
電磁石におけめ平衡軌道を変えてもよい。例えば、高周
加速空胴の加速周波数の関係を調整することで前記平衡
軌道を変えることもできる。また、専用に前記平衡軌道
移動用の空胴を周回軌道に設けてもよい。
で偏向電磁石あるいは6極以上の多極電磁石における荷
電粒子の平衡軌道を移軌させているが、他の方法で前記
電磁石におけめ平衡軌道を変えてもよい。例えば、高周
加速空胴の加速周波数の関係を調整することで前記平衡
軌道を変えることもできる。また、専用に前記平衡軌道
移動用の空胴を周回軌道に設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、偏向電磁石あるいは6
極以上の多極電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動
させることによりチューンを調整することが可能とな
る。更にチューンを変化させる際、出射ビームの軌道勾
配を一定に保つようにすることにより、ビーム出射の制
御が容易になり、大電流の出射が可能な加速器を提供で
きる。
極以上の多極電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動
させることによりチューンを調整することが可能とな
る。更にチューンを変化させる際、出射ビームの軌道勾
配を一定に保つようにすることにより、ビーム出射の制
御が容易になり、大電流の出射が可能な加速器を提供で
きる。
【0046】また、出射時に使用していたチューン調整
用補助4極電磁石が不要となるため、小型な加速器を提
供できる。
用補助4極電磁石が不要となるため、小型な加速器を提
供できる。
【図1】本発明の実施例1を示す図。
【図2】従来の加速器を示す図。
【図3】(a),(b)は、共鳴時の位相空間を示す
図。
図。
【図4】座標系を示す図。
【図5】本発明の概要を示す図。
【図6】各々実施例1の出射時の位相空間を示す図。
【図7】各々実施例1の出射時の位相空間を示す図。
【図8】実施例2を示す図。
【図9】(a),(b),(c)は入力ビーム電流,バン
プ電磁石励磁量,出射電流の時間変化を示す図。
プ電磁石励磁量,出射電流の時間変化を示す図。
【図10】各々、実施例2の出射時の位相空間を示す
図。
図。
【図11】各々、実施例2の出射時の位相空間を示す
図。
図。
1…平衡軌道、3…偏向電磁石、4…6極電磁石、5…
収束用4極電磁石、7…非収束用4極電磁石、8…高周
波加速空胴、9…共鳴励起用6極電磁石、10,11…
バンプ電磁石、12…バンプ軌道、13…出射用デフレ
クター、14…チューン補正用4極電磁石、15…入射
用インフレクター、16…収束用6極電磁石、17…非
収束用6極電磁石。
収束用4極電磁石、7…非収束用4極電磁石、8…高周
波加速空胴、9…共鳴励起用6極電磁石、10,11…
バンプ電磁石、12…バンプ軌道、13…出射用デフレ
クター、14…チューン補正用4極電磁石、15…入射
用インフレクター、16…収束用6極電磁石、17…非
収束用6極電磁石。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板野 明史 千葉県千葉市穴川四丁目9番1号 放射線 医学総合研究所内
Claims (17)
- 【請求項1】荷電粒子に周回軌道を採らせる偏向電磁石
と、前記周回軌道から荷電粒子を取り出す荷電粒子の出
射口と、前記荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励起
するための共鳴励起電磁石と、前記偏向電磁石あるいは
6極以上の多極電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移
動させ前記荷電粒子のチューンを変化させる手段を有す
る加速器。 - 【請求項2】荷電粒子に周回軌道を採らせる偏向電磁石
と、前記周回軌道から荷電粒子を出射する出射口と、前
記荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励起するための
共鳴励起電磁石と、前記偏向電磁石あるいは6極以上の
多極電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動させ前記
荷電粒子のチューンを変化させる電磁石を有する加速
器。 - 【請求項3】荷電粒子に周回軌道を採らせる偏向電磁石
と、ベータトロン振動に共鳴を励起するための6極電磁
石と、前記周回軌道から荷電粒子を取り出す荷電粒子の
出射口と、前記偏向電磁石あるいは前記6極電磁石とは
異なった6極電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動
させ前記荷電粒子のチューンを変化させる電磁石を有す
る加速器。 - 【請求項4】荷電粒子に周回軌道を採らせる偏向電磁石
と、前記周回軌道から荷電粒子を取り出す荷電粒子の出
射口と、前記荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励起
するための8極電磁石と、前記偏向電磁石あるいは前記
8極電磁石とは異なった6極以上の多極電磁石における
荷電粒子の平衡軌道を移動させ前記荷電粒子のチューン
を変化させる電磁石を有する加速器。 - 【請求項5】荷電粒子に周回軌道を採らせる多数の偏向
電磁石及び多数の4極電磁石と、前記周回軌道から荷電
粒子を取り出す手段とからなる加速器であって、前記4
極電磁石は荷電粒子の収束又は非収束電磁石であり、前
記4極電磁石は出射用の補助コイルがない電磁石である
ことを特徴とする加速器。 - 【請求項6】荷電粒子に周回軌道を採らせる多数の電磁
石と、前記周回軌道から荷電粒子を取り出す出射手段と
からなる加速器であって、前記出射手段には前記荷電粒
子の出射ビームの軌道勾配を実質的に一定になるように
する手段を有することを特徴とする加速器。 - 【請求項7】荷電粒子に周回軌道を採らせる偏向電磁石
と、前記周回軌道から荷電粒子を取り出す出射手段と、
前記荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励起するため
の共鳴励起電磁石と、前記偏向電磁石あるいは6極以上
の多極電磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動させ前
記荷電粒子のチューンを変化させる手段とからなり、前
記出射手段には前記荷電粒子の出射ビームの軌道勾配を
実質的に一定にする手段を有することを特徴とする加速
器。 - 【請求項8】荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励起
させて加速器から荷電粒子ビームを出射する方法におい
て、 前記加速器の偏向電磁石または6極以上の多極電磁石に
おける荷電粒子の平衡軌道を移動させることにより前記
ベータトロン振動の共鳴状態を変化させることを特徴と
する荷電粒子ビームの出射方法。 - 【請求項9】荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励起
させて加速器から荷電粒子ビームを出射する方法におい
て、 前記加速器の偏向電磁石または6極以上の多極電磁石に
おける荷電粒子の平衡軌道を移動させることより前記ベ
ータトロン振動の共鳴の安定限界領域の大きさを変化さ
せることを特徴とする荷電粒子ビームの出射方法。 - 【請求項10】荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励
起させ、該共鳴の安定限界領域を荷電粒子ビーム出射初
期から出射末期にかけて小さくして加速器から荷電粒子
ビームを出射する方法において、 前記加速器の偏向電磁石または6極以上の多極電磁石に
おける荷電粒子の平衡軌道を移動させることより前記荷
電粒子のチューンを変化させ、前記ベータトロン振動の
共鳴の安定限界領域を荷電粒子ビーム出射初期から出射
末期にかけて小さくなるように変化させることを特徴と
する荷電粒子ビームの出射方法。 - 【請求項11】請求項10記載の荷電粒子ビームの出射
方法において、 前記荷電粒子ビーム出射初期は平衡軌道の移動量を大き
く、出射末期は平衡軌道の移動量を小さくなるようにし
て、徐々に共鳴状態に近づけていくことを特徴とする荷
電粒子ビームの出射方法。 - 【請求項12】請求項10記載の荷電粒子ビームの出射
方法において、 前記平衡軌道の移動速さを制御することにより荷電粒子
ビームの出射時間を制御することを特徴とする荷電粒子
ビームの出射方法。 - 【請求項13】荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励
起させ、該共鳴の安定限界領域を荷電粒子ビーム出射初
期から出射末期にかけて小さくして加速器から荷電粒子
ビームを出射する方法において、 前記荷電粒子の出射ビームの軌道勾配が略一定になるよ
うにすることを特徴とする荷電粒子ビームの出射方法。 - 【請求項14】荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励
起させ、該共鳴の安定限界領域を荷電粒子ビーム出射初
期から出射末期にかけて小さくして加速器から荷電粒子
ビームを出射する方法において、 前記荷電粒子の出射ビームの軌道勾配が略一定になるよ
うに、前記荷電粒子の平衡軌道を移動させることを特徴
とする荷電粒子ビームの出射方法。 - 【請求項15】荷電粒子のベータトロン振動に共鳴を励
起させて加速器から荷電粒子ビームを出射する方法にお
いて、 前記加速器の偏向電磁石または6極以上の多極電磁石に
荷電粒子のバンプ軌道を作り、前記バンプ軌道を移動さ
せることにより前記ベータトロン振動の共鳴状態を変化
させることを特徴とする荷電粒子ビームの出射方法。 - 【請求項16】荷電粒子を放出する出射器と、偏向電磁
石と、ベータトロン振動に共鳴を励起するための共鳴電
磁石と、前記荷電粒子の前記偏向電磁石あるいは共鳴電
磁石における荷電粒子の平衡軌道を移動させる手段とを
有することを特徴とする荷電粒子ビームの出射装置。 - 【請求項17】荷電粒子を放出する出射器と、前記出射
器出口における前記荷電粒子の軌道勾配を略一定に制御
する手段とを有することを特徴とする荷電粒子ビームの
出射装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03267351A JP3125805B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 円形加速器 |
US07/857,660 US5285166A (en) | 1991-10-16 | 1992-03-26 | Method of extracting charged particles from accelerator, and accelerator capable of carrying out the method, by shifting particle orbit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03267351A JP3125805B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 円形加速器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05109499A true JPH05109499A (ja) | 1993-04-30 |
JP3125805B2 JP3125805B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=17443610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03267351A Expired - Lifetime JP3125805B2 (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 円形加速器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5285166A (ja) |
JP (1) | JP3125805B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008071494A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | 荷電粒子ビーム加速器及びその荷電粒子ビーム加速器を用いた粒子線照射システム |
JP2008159284A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Natl Inst Of Radiological Sciences | シンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
WO2011019036A1 (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-17 | 国立大学法人群馬大学 | パルス電圧を用いた荷電粒子ビームの取り出し方法 |
JP2015115095A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 株式会社東芝 | 円形加速器及び重粒子線治療装置 |
Families Citing this family (126)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5576602A (en) * | 1993-08-18 | 1996-11-19 | Hitachi, Ltd. | Method for extracting charged particle beam and small-sized accelerator for charged particle beam |
JP3307059B2 (ja) * | 1994-03-17 | 2002-07-24 | 株式会社日立製作所 | 加速器及び医療用装置並びに出射方法 |
JP2600109B2 (ja) * | 1994-09-05 | 1997-04-16 | 高エネルギー物理学研究所長 | 正イオン、負イオン両用入射装置 |
RU2152142C1 (ru) * | 1999-10-13 | 2000-06-27 | Богомолов Алексей Сергеевич | Способ и устройство получения ускоренных заряженных частиц |
DE202004009421U1 (de) * | 2004-06-16 | 2005-11-03 | Gesellschaft für Schwerionenforschung mbH | Teilchenbeschleuniger für die Strahlentherapie mit Ionenstrahlen |
EP3557956A1 (en) | 2004-07-21 | 2019-10-23 | Mevion Medical Systems, Inc. | A programmable radio frequency waveform generator for a synchrocyclotron |
ES2587982T3 (es) * | 2005-11-18 | 2016-10-28 | Mevion Medical Systems, Inc | Radioterapia con partículas cargadas |
US7432516B2 (en) * | 2006-01-24 | 2008-10-07 | Brookhaven Science Associates, Llc | Rapid cycling medical synchrotron and beam delivery system |
US8933650B2 (en) * | 2007-11-30 | 2015-01-13 | Mevion Medical Systems, Inc. | Matching a resonant frequency of a resonant cavity to a frequency of an input voltage |
US8581523B2 (en) | 2007-11-30 | 2013-11-12 | Mevion Medical Systems, Inc. | Interrupted particle source |
US8089054B2 (en) | 2008-05-22 | 2012-01-03 | Vladimir Balakin | Charged particle beam acceleration and extraction method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US9737734B2 (en) | 2008-05-22 | 2017-08-22 | Susan L. Michaud | Charged particle translation slide control apparatus and method of use thereof |
US8718231B2 (en) | 2008-05-22 | 2014-05-06 | Vladimir Balakin | X-ray tomography method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US7943913B2 (en) * | 2008-05-22 | 2011-05-17 | Vladimir Balakin | Negative ion source method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US8129694B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-03-06 | Vladimir Balakin | Negative ion beam source vacuum method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US8374314B2 (en) | 2008-05-22 | 2013-02-12 | Vladimir Balakin | Synchronized X-ray / breathing method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US10684380B2 (en) | 2008-05-22 | 2020-06-16 | W. Davis Lee | Multiple scintillation detector array imaging apparatus and method of use thereof |
US8045679B2 (en) * | 2008-05-22 | 2011-10-25 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy X-ray method and apparatus |
US8373145B2 (en) | 2008-05-22 | 2013-02-12 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy system magnet control method and apparatus |
US8378321B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-02-19 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy and patient positioning method and apparatus |
US8637833B2 (en) * | 2008-05-22 | 2014-01-28 | Vladimir Balakin | Synchrotron power supply apparatus and method of use thereof |
MX2010012714A (es) | 2008-05-22 | 2011-06-01 | Vladimir Yegorovich Balakin | Metodo y aparato de control de la trayectoria de haces para la terapia contra el cancer mediante particulas cargadas. |
US10143854B2 (en) | 2008-05-22 | 2018-12-04 | Susan L. Michaud | Dual rotation charged particle imaging / treatment apparatus and method of use thereof |
US9855444B2 (en) | 2008-05-22 | 2018-01-02 | Scott Penfold | X-ray detector for proton transit detection apparatus and method of use thereof |
CN102119585B (zh) * | 2008-05-22 | 2016-02-03 | 弗拉迪米尔·叶戈罗维奇·巴拉金 | 带电粒子癌症疗法患者定位的方法和装置 |
US8198607B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-06-12 | Vladimir Balakin | Tandem accelerator method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US20090314960A1 (en) * | 2008-05-22 | 2009-12-24 | Vladimir Balakin | Patient positioning method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
CN102113419B (zh) * | 2008-05-22 | 2015-09-02 | 弗拉迪米尔·叶戈罗维奇·巴拉金 | 多轴带电粒子癌症治疗方法和装置 |
US10070831B2 (en) | 2008-05-22 | 2018-09-11 | James P. Bennett | Integrated cancer therapy—imaging apparatus and method of use thereof |
US9056199B2 (en) * | 2008-05-22 | 2015-06-16 | Vladimir Balakin | Charged particle treatment, rapid patient positioning apparatus and method of use thereof |
US8598543B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-12-03 | Vladimir Balakin | Multi-axis/multi-field charged particle cancer therapy method and apparatus |
US10548551B2 (en) | 2008-05-22 | 2020-02-04 | W. Davis Lee | Depth resolved scintillation detector array imaging apparatus and method of use thereof |
US8309941B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-11-13 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy and patient breath monitoring method and apparatus |
US7939809B2 (en) * | 2008-05-22 | 2011-05-10 | Vladimir Balakin | Charged particle beam extraction method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US7940894B2 (en) * | 2008-05-22 | 2011-05-10 | Vladimir Balakin | Elongated lifetime X-ray method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US10092776B2 (en) | 2008-05-22 | 2018-10-09 | Susan L. Michaud | Integrated translation/rotation charged particle imaging/treatment apparatus and method of use thereof |
US9910166B2 (en) | 2008-05-22 | 2018-03-06 | Stephen L. Spotts | Redundant charged particle state determination apparatus and method of use thereof |
US9168392B1 (en) | 2008-05-22 | 2015-10-27 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy system X-ray apparatus and method of use thereof |
US9974978B2 (en) | 2008-05-22 | 2018-05-22 | W. Davis Lee | Scintillation array apparatus and method of use thereof |
US8129699B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-03-06 | Vladimir Balakin | Multi-field charged particle cancer therapy method and apparatus coordinated with patient respiration |
US8378311B2 (en) | 2008-05-22 | 2013-02-19 | Vladimir Balakin | Synchrotron power cycling apparatus and method of use thereof |
US8188688B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-05-29 | Vladimir Balakin | Magnetic field control method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US8178859B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-05-15 | Vladimir Balakin | Proton beam positioning verification method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US8710462B2 (en) * | 2008-05-22 | 2014-04-29 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy beam path control method and apparatus |
US9044600B2 (en) * | 2008-05-22 | 2015-06-02 | Vladimir Balakin | Proton tomography apparatus and method of operation therefor |
US8896239B2 (en) * | 2008-05-22 | 2014-11-25 | Vladimir Yegorovich Balakin | Charged particle beam injection method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US9498649B2 (en) | 2008-05-22 | 2016-11-22 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy patient constraint apparatus and method of use thereof |
US8569717B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-10-29 | Vladimir Balakin | Intensity modulated three-dimensional radiation scanning method and apparatus |
US9682254B2 (en) | 2008-05-22 | 2017-06-20 | Vladimir Balakin | Cancer surface searing apparatus and method of use thereof |
US8519365B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-08-27 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy imaging method and apparatus |
US8373146B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-02-12 | Vladimir Balakin | RF accelerator method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US8975600B2 (en) * | 2008-05-22 | 2015-03-10 | Vladimir Balakin | Treatment delivery control system and method of operation thereof |
US8368038B2 (en) | 2008-05-22 | 2013-02-05 | Vladimir Balakin | Method and apparatus for intensity control of a charged particle beam extracted from a synchrotron |
US9155911B1 (en) | 2008-05-22 | 2015-10-13 | Vladimir Balakin | Ion source method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US8642978B2 (en) | 2008-05-22 | 2014-02-04 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy dose distribution method and apparatus |
US8399866B2 (en) | 2008-05-22 | 2013-03-19 | Vladimir Balakin | Charged particle extraction apparatus and method of use thereof |
US8969834B2 (en) | 2008-05-22 | 2015-03-03 | Vladimir Balakin | Charged particle therapy patient constraint apparatus and method of use thereof |
US7953205B2 (en) * | 2008-05-22 | 2011-05-31 | Vladimir Balakin | Synchronized X-ray / breathing method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US9937362B2 (en) | 2008-05-22 | 2018-04-10 | W. Davis Lee | Dynamic energy control of a charged particle imaging/treatment apparatus and method of use thereof |
US8907309B2 (en) | 2009-04-17 | 2014-12-09 | Stephen L. Spotts | Treatment delivery control system and method of operation thereof |
US9616252B2 (en) | 2008-05-22 | 2017-04-11 | Vladimir Balakin | Multi-field cancer therapy apparatus and method of use thereof |
WO2009142550A2 (en) | 2008-05-22 | 2009-11-26 | Vladimir Yegorovich Balakin | Charged particle beam extraction method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US9177751B2 (en) | 2008-05-22 | 2015-11-03 | Vladimir Balakin | Carbon ion beam injector apparatus and method of use thereof |
US8487278B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-07-16 | Vladimir Yegorovich Balakin | X-ray method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US8624528B2 (en) * | 2008-05-22 | 2014-01-07 | Vladimir Balakin | Method and apparatus coordinating synchrotron acceleration periods with patient respiration periods |
US8144832B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-03-27 | Vladimir Balakin | X-ray tomography method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US9981147B2 (en) * | 2008-05-22 | 2018-05-29 | W. Davis Lee | Ion beam extraction apparatus and method of use thereof |
US10029122B2 (en) | 2008-05-22 | 2018-07-24 | Susan L. Michaud | Charged particle—patient motion control system apparatus and method of use thereof |
US9737733B2 (en) | 2008-05-22 | 2017-08-22 | W. Davis Lee | Charged particle state determination apparatus and method of use thereof |
US9095040B2 (en) | 2008-05-22 | 2015-07-28 | Vladimir Balakin | Charged particle beam acceleration and extraction method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US9744380B2 (en) | 2008-05-22 | 2017-08-29 | Susan L. Michaud | Patient specific beam control assembly of a cancer therapy apparatus and method of use thereof |
US8373143B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-02-12 | Vladimir Balakin | Patient immobilization and repositioning method and apparatus used in conjunction with charged particle cancer therapy |
US8093564B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-01-10 | Vladimir Balakin | Ion beam focusing lens method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US9058910B2 (en) | 2008-05-22 | 2015-06-16 | Vladimir Yegorovich Balakin | Charged particle beam acceleration method and apparatus as part of a charged particle cancer therapy system |
US8288742B2 (en) * | 2008-05-22 | 2012-10-16 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy patient positioning method and apparatus |
US9579525B2 (en) | 2008-05-22 | 2017-02-28 | Vladimir Balakin | Multi-axis charged particle cancer therapy method and apparatus |
US9737272B2 (en) | 2008-05-22 | 2017-08-22 | W. Davis Lee | Charged particle cancer therapy beam state determination apparatus and method of use thereof |
US8436327B2 (en) * | 2008-05-22 | 2013-05-07 | Vladimir Balakin | Multi-field charged particle cancer therapy method and apparatus |
US9782140B2 (en) | 2008-05-22 | 2017-10-10 | Susan L. Michaud | Hybrid charged particle / X-ray-imaging / treatment apparatus and method of use thereof |
US8766217B2 (en) * | 2008-05-22 | 2014-07-01 | Vladimir Yegorovich Balakin | Multi-field charged particle cancer therapy method and apparatus |
US8229072B2 (en) | 2008-07-14 | 2012-07-24 | Vladimir Balakin | Elongated lifetime X-ray method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
US8625739B2 (en) | 2008-07-14 | 2014-01-07 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy x-ray method and apparatus |
US8627822B2 (en) * | 2008-07-14 | 2014-01-14 | Vladimir Balakin | Semi-vertical positioning method and apparatus used in conjunction with a charged particle cancer therapy system |
CN101631422B (zh) * | 2009-01-12 | 2012-05-23 | 中国科学院近代物理研究所 | 非对称磁聚焦结构的同步加速器 |
KR101316438B1 (ko) | 2009-03-04 | 2013-10-08 | 자크리토에 악치오네르노에 오브쉐스트보 프로톰 | 다중-필드 하전 입자 암 치료 방법 및 장치 |
US10518109B2 (en) | 2010-04-16 | 2019-12-31 | Jillian Reno | Transformable charged particle beam path cancer therapy apparatus and method of use thereof |
US10086214B2 (en) | 2010-04-16 | 2018-10-02 | Vladimir Balakin | Integrated tomography—cancer treatment apparatus and method of use thereof |
US10625097B2 (en) | 2010-04-16 | 2020-04-21 | Jillian Reno | Semi-automated cancer therapy treatment apparatus and method of use thereof |
US10555710B2 (en) | 2010-04-16 | 2020-02-11 | James P. Bennett | Simultaneous multi-axes imaging apparatus and method of use thereof |
US10188877B2 (en) | 2010-04-16 | 2019-01-29 | W. Davis Lee | Fiducial marker/cancer imaging and treatment apparatus and method of use thereof |
US10556126B2 (en) | 2010-04-16 | 2020-02-11 | Mark R. Amato | Automated radiation treatment plan development apparatus and method of use thereof |
US10589128B2 (en) | 2010-04-16 | 2020-03-17 | Susan L. Michaud | Treatment beam path verification in a cancer therapy apparatus and method of use thereof |
US11648420B2 (en) | 2010-04-16 | 2023-05-16 | Vladimir Balakin | Imaging assisted integrated tomography—cancer treatment apparatus and method of use thereof |
US10751551B2 (en) | 2010-04-16 | 2020-08-25 | James P. Bennett | Integrated imaging-cancer treatment apparatus and method of use thereof |
US10349906B2 (en) | 2010-04-16 | 2019-07-16 | James P. Bennett | Multiplexed proton tomography imaging apparatus and method of use thereof |
US10179250B2 (en) | 2010-04-16 | 2019-01-15 | Nick Ruebel | Auto-updated and implemented radiation treatment plan apparatus and method of use thereof |
US10376717B2 (en) | 2010-04-16 | 2019-08-13 | James P. Bennett | Intervening object compensating automated radiation treatment plan development apparatus and method of use thereof |
US9737731B2 (en) | 2010-04-16 | 2017-08-22 | Vladimir Balakin | Synchrotron energy control apparatus and method of use thereof |
US10638988B2 (en) | 2010-04-16 | 2020-05-05 | Scott Penfold | Simultaneous/single patient position X-ray and proton imaging apparatus and method of use thereof |
US8963112B1 (en) | 2011-05-25 | 2015-02-24 | Vladimir Balakin | Charged particle cancer therapy patient positioning method and apparatus |
CN104813749B (zh) | 2012-09-28 | 2019-07-02 | 梅维昂医疗系统股份有限公司 | 控制粒子束的强度 |
US10254739B2 (en) | 2012-09-28 | 2019-04-09 | Mevion Medical Systems, Inc. | Coil positioning system |
CN104822417B (zh) | 2012-09-28 | 2018-04-13 | 梅维昂医疗系统股份有限公司 | 用于粒子加速器的控制系统 |
WO2014052734A1 (en) | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Mevion Medical Systems, Inc. | Controlling particle therapy |
WO2014052719A2 (en) | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Mevion Medical Systems, Inc. | Adjusting energy of a particle beam |
EP2901820B1 (en) | 2012-09-28 | 2021-02-17 | Mevion Medical Systems, Inc. | Focusing a particle beam using magnetic field flutter |
TW201422279A (zh) | 2012-09-28 | 2014-06-16 | Mevion Medical Systems Inc | 聚焦粒子束 |
TW201433331A (zh) | 2012-09-28 | 2014-09-01 | Mevion Medical Systems Inc | 線圈位置調整 |
CN105103662B (zh) | 2012-09-28 | 2018-04-13 | 梅维昂医疗系统股份有限公司 | 磁场再生器 |
US8933651B2 (en) | 2012-11-16 | 2015-01-13 | Vladimir Balakin | Charged particle accelerator magnet apparatus and method of use thereof |
US8791656B1 (en) | 2013-05-31 | 2014-07-29 | Mevion Medical Systems, Inc. | Active return system |
US9730308B2 (en) | 2013-06-12 | 2017-08-08 | Mevion Medical Systems, Inc. | Particle accelerator that produces charged particles having variable energies |
CN110237447B (zh) | 2013-09-27 | 2021-11-02 | 梅维昂医疗系统股份有限公司 | 粒子治疗系统 |
US9408290B2 (en) * | 2013-11-30 | 2016-08-02 | Jefferson Science Associates, Llc | Method and apparatus for recirculation with control of synchrotron radiation |
US10675487B2 (en) | 2013-12-20 | 2020-06-09 | Mevion Medical Systems, Inc. | Energy degrader enabling high-speed energy switching |
US9962560B2 (en) | 2013-12-20 | 2018-05-08 | Mevion Medical Systems, Inc. | Collimator and energy degrader |
US9661736B2 (en) | 2014-02-20 | 2017-05-23 | Mevion Medical Systems, Inc. | Scanning system for a particle therapy system |
US9950194B2 (en) | 2014-09-09 | 2018-04-24 | Mevion Medical Systems, Inc. | Patient positioning system |
US10786689B2 (en) | 2015-11-10 | 2020-09-29 | Mevion Medical Systems, Inc. | Adaptive aperture |
US9907981B2 (en) | 2016-03-07 | 2018-03-06 | Susan L. Michaud | Charged particle translation slide control apparatus and method of use thereof |
US10037863B2 (en) | 2016-05-27 | 2018-07-31 | Mark R. Amato | Continuous ion beam kinetic energy dissipater apparatus and method of use thereof |
EP3481503B1 (en) | 2016-07-08 | 2021-04-21 | Mevion Medical Systems, Inc. | Treatment planning |
US11103730B2 (en) | 2017-02-23 | 2021-08-31 | Mevion Medical Systems, Inc. | Automated treatment in particle therapy |
CN111093767B (zh) | 2017-06-30 | 2022-08-23 | 美国迈胜医疗系统有限公司 | 使用线性电动机而被控制的可配置准直仪 |
CN108112154B (zh) * | 2017-12-13 | 2020-05-15 | 惠州离子科学研究中心 | 一种重离子同步加速器 |
TW202039026A (zh) | 2019-03-08 | 2020-11-01 | 美商美威高能離子醫療系統公司 | 藉由管柱之輻射遞送及自其產生治療計劃 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3328708A (en) * | 1965-03-04 | 1967-06-27 | Bob H Smith | Method and apparatus for accelerating ions of any mass |
US4870287A (en) * | 1988-03-03 | 1989-09-26 | Loma Linda University Medical Center | Multi-station proton beam therapy system |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP03267351A patent/JP3125805B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-03-26 US US07/857,660 patent/US5285166A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008071494A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | 荷電粒子ビーム加速器及びその荷電粒子ビーム加速器を用いた粒子線照射システム |
JP2008159284A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-10 | Natl Inst Of Radiological Sciences | シンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
JP4742328B2 (ja) * | 2006-12-20 | 2011-08-10 | 独立行政法人放射線医学総合研究所 | シンクロトロン加速器の制御方法、シンクロトロン加速器、並びに、シンクロトロン加速器を制御するためのコンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
WO2011019036A1 (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-17 | 国立大学法人群馬大学 | パルス電圧を用いた荷電粒子ビームの取り出し方法 |
US8525449B2 (en) | 2009-08-11 | 2013-09-03 | Nat'l University Corporation Gunma University | Charged particle beam extraction method using pulse voltage |
JP5682967B2 (ja) * | 2009-08-11 | 2015-03-11 | 国立大学法人群馬大学 | パルス電圧を用いた荷電粒子ビームの取り出し方法および加速器 |
JP2015115095A (ja) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 株式会社東芝 | 円形加速器及び重粒子線治療装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3125805B2 (ja) | 2001-01-22 |
US5285166A (en) | 1994-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05109499A (ja) | 加速器及び荷電粒子の出射方法並びに荷電粒子の出射装置 | |
JP3246364B2 (ja) | シンクロトロン型加速器及びそれを用いた医療用装置 | |
JP3307059B2 (ja) | 加速器及び医療用装置並びに出射方法 | |
JP6169254B2 (ja) | 円形加速器、円形加速器の運転方法、および粒子線治療装置 | |
JP2596292B2 (ja) | 円形加速器及びその運転方法並びに医療システム | |
CN109923946B (zh) | 圆形加速器 | |
JPH05198398A (ja) | 円形加速器及び円形加速器のビーム入射方法 | |
JPH08298200A (ja) | 粒子加速器とその運転方法 | |
JP3857096B2 (ja) | 荷電粒子ビームの出射装置及び円形加速器並びに円形加速器システム | |
JP3116737B2 (ja) | 加速器とそのビーム出射方法並びに医療用装置 | |
JP3458685B2 (ja) | 荷電粒子ビーム装置 | |
JP2019080738A (ja) | 粒子線治療システム | |
JP4276160B2 (ja) | 円形荷電粒子加速器およびその円形荷電粒子加速器の運転方法 | |
JPH0935899A (ja) | 荷電粒子ビームの取り出し方法 | |
JPH1174100A (ja) | 周回型加速器とその運転方法 | |
JP3650354B2 (ja) | 電子加速装置 | |
JP2892562B2 (ja) | 円形加速器とその運転方法 | |
JPH08148298A (ja) | 加速器及びその運転方法 | |
JP3943568B2 (ja) | 円形粒子加速器 | |
JPH05258900A (ja) | 円形加速器並びにそのビーム出射方法 | |
JP2023022685A (ja) | 円形加速器および粒子線治療システム | |
JP2000286096A (ja) | 高周波加速空胴の制御装置及び電子ビームの制御方法 | |
JPH0992500A (ja) | 円形加速器 | |
JPH09115699A (ja) | 円形加速器およびビームの出射方法 | |
JP2001043998A (ja) | 電磁石、及びそれを用いた円形加速器と円形加速器システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |