JPH05109032A - 回転磁気ヘツド装置 - Google Patents

回転磁気ヘツド装置

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JPH05109032A
JPH05109032A JP9210892A JP9210892A JPH05109032A JP H05109032 A JPH05109032 A JP H05109032A JP 9210892 A JP9210892 A JP 9210892A JP 9210892 A JP9210892 A JP 9210892A JP H05109032 A JPH05109032 A JP H05109032A
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rotary
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hole
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Shigeru Yamagishi
茂 山岸
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別のコネクタ部材を使用して回転磁気ヘッ
ドに関連する電気的接続が簡単に且つ信頼性良くなされ
る回転磁気ヘッド装置を提供する。 【構成】 柱状体である絶縁性材料製のコネクタ本体22
に、腕部23a-2 ,23b-2と端子部23a-3 ,23b-3 とを外
部にそれぞれ突出した状態で、導電性の細長い形状の端
子部材を長手方向に埋設してなる構造のコネクタ部材21
が、回転磁気ヘッド6を支持するヘッドサポート7が取
付けられた回転ドラム3の貫通孔3a内に嵌入される。
コネクタ本体22が貫通孔3a内に嵌入された状態で端子
部材の腕部23a-2 ,23b-2 がヘッドサポート7上の導電
パターン24a,24bに当接して電気的に接続される一
方、端子部材の端子部23a-3 ,23b-3 が折り曲げられて
信号伝達部に電気的に接続されて回転磁気ヘッド6の電
気的接続がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特別のコネクタ部材を
使用して回転磁気ヘッドに関連する電気的接続が簡単に
且つ信頼性良くなされる構成の回転磁気ヘッド装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の一般的な回転磁気ヘッド装
置の一例の構造を示す断面図である。同図中、回転磁気
ヘッド装置1は、下側の固定ドラム2と上側の回転ドラ
ム3とよりなる。回転ドラム3は、回転軸4に嵌合し
て、回転軸4に固着してあるフライホイール5にネジ止
めしてある。回転ドラム3の下面には、先端に回転磁気
ヘッド6を有するヘッドサポート7がネジ8により固定
してある。磁気ヘッド6は回転ドラム3と一体的に回転
し、ドラム周面をスパイラル状に添接走行する磁気テー
プ9に映像信号の記録再生を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、回転磁気ヘッ
ド6と外部の記録再生回路との間での信号の伝達は、ロ
ータリトランス10やスリップリング等の周知の信号伝達
部を介して行なわれる。特に、磁気ヘッド6とロータリ
トランス10等の信号伝達部との間の電気的接続は、リー
ド線により一旦中継基板を介して行なわれている。即
ち、図2に併せて示すように、第1のリード線11は一端
を磁気ヘッド6、他端をドラム上面に固定してある中継
基板12の端子13aに接続されてドラム3の貫通孔3a内
に挿通してあり、第2のリード線14が中継基板12の別の
端子13bに接続されてロータリトランス側に引き出され
ている。このように、接続のためにリード線を使用して
いるため、リード線両端の被覆のストリップ、捻り位置
決め等、面倒な端末処理を必要とし、且つリード線の半
田付けは手作業により各本毎に位置決めして行なわなけ
ればならず、しかもリード線の処理及び半田付け作業を
限られた狭い空間内で注意を払って行なう必要があり、
全体として作業には熟練を要し且つ作業性が悪く、しか
も電気的接続の信頼性を欠けるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点を除去
して、回転磁気ヘッドに関連する電気的接続を簡単に行
ないうる構成としたものであり、柱状体である絶縁性材
料製のコネクタ本体に、一端を折曲腕部とされた導電性
の細長い形状の接続端子部材をその該折曲腕部と他端部
とを外部にそれぞれ突出した状態で長手方向に埋設して
なる構造のコネクタ部材を、回転磁気ヘッドを支持する
ヘッドサポートが取付けられた回転ドラムの貫通孔内に
嵌入した状態で、該接続端子部材の折曲腕部が該ヘッド
サポート上の導電部材に当接して電気的に接続される一
方、該接続端子部材の他端部が折り曲げられて信号伝達
部に電気的に接続されて、該回転磁気ヘッドと該信号伝
達部との電気的接続がなされる構成の回転磁気ヘッド装
置を提供するものである。
【0005】
【実施例】本発明になる回転磁気ヘッド装置の一実施例
について以下図面と共に説明する。
【0006】図3は本発明になる回転磁気ヘッド装置の
一実施例を示す。同図中、図1に示す構成部分と同一構
成部分には同一符号を付しその説明は省略する。この回
転磁気ヘッド装置20において、21は本発明の要部をなす
コネクタ部材であり回転ドラム3の孔3a内に嵌入して
あり、また従来設けられていた中継基板12は設けられて
いない。
【0007】コネクタ部材21は、図4A,B,Cに示す
ように、合成樹脂製のコネクタ本体22内に導電性の端子
部材23a,23bを埋設してなる構成としてある。コネク
タ本体22は、図5A,B,Cに示すように、断面が略半
円形状の柱状体であり、長手方向に一対のスリット22
a,22bが所定間隔離間して形成してあり、下端はテー
パ面22cとしてある。端子部材23aは、図6A,B,C
に示す一端を折曲腕部とされた細長い形状の平板部材、
端子部材23bは、同様に図7A,B,Cに示す一端を折
曲腕部とされた細長い形状の平板部材としてあり、夫々
本体部23a-1,23b-1 をスリット22a,22b内に圧入さ
れて固定してあり、上下端側は外部にそれぞれ突出して
いる。即ちコネクタ部材21は、コネクタ本体22の上側に
一対の腕部23a-2 ,23b-2 が右方及び左方に突き出し、
下側に端子部23a-3 ,23b-3 が突き出した形状としてあ
る。ここで腕部23a-2 ,23b-2 は先端に突起部23a-2a,
23b-2aを有し、水平面Hに対して斜下方向に角度α傾斜
している。
【0008】コネクタ部材21は、図8に示すようにドラ
ム3の下面(図3中)側より貫通孔3a内に端子部側よ
り圧入的に挿入される。矢印Xは挿入方向を示す。ここ
でヘッドサポート7はその端面7aが孔3aの開口を一
部塞いだ状態で取付けてあり、コネクタ部材21はコネク
タ本体22の平面状側面22dを上記端面7aに案内されて
回動方向について突部23a-2a,23b-2aが夫々ヘッドサポ
ート7上の導電パターン24a,24bに対向するように位
置決めされて挿入される。また挿入はテーパ面22cの作
用により容易に行なわれる。
【0009】コネクタ部材21は、図9に示すように、コ
ネクタ本体22の略全体が孔3a内に嵌入されるまで挿入
され、挿入の最終段階で、各端子部材23a,23bの腕部
23a-2 ,23b-2 がヘッドサポート上面に係止されて相対
的に上方に水平位置まで弾性変形する。ここで、コネク
タ本体22は孔3a内に圧入されているものであり、上記
腕部23a-2 ,23b-2 の弾撥力により挿入方向とは逆方向
の力を作用されるも、浮き上がることはなく、最終挿入
位置に安定に保持される。従って、コネクタ部材21が最
終位置まで挿入された状態で、突部23a-2a,23b-2aが夫
々腕部23a-2 ,23b-2 の弾撥力により導電パターン24
a,24bに圧接した状態となる。
【0010】また、回転ドラム3の上面側(コネクタ部
材21の挿入作業時には下面側)には、図10に示すよう
に、端子部23a-3 ,23b-3 が突き出す。この突き出した
端子部23a-3 ,23b-3を挿入した状態で折り曲げること
により、コネクタ部材21の脱落を防止するとともに、リ
ード線14との半田付けを容易にすることができる。
【0011】コネクタ部材21が挿入された状態で、圧接
状態にある突部23a-2aと導電パターン24a及び突部23b-
2aと導電パターン24bとの部分が図9に示すように半田
付けされる。25a,25bは半田付け部を示す。また、突
出した端子部23a-3 ,23b-3については、ロータリトラ
ンス10等の信号伝達部より引き出されているリード線14
の端末が半田付けされる。これにより、磁気ヘッド6
が、導電パターン24a,24b、端子部材23a,23b、リ
ード線14、及びロータリトランス10を介してドラム外部
の記録再生回路と電気的に接続される。
【0012】なお、コネクタ部材21が挿入された状態
で、端子部23a-3 ,23b-3 は夫々固定的に配され従来の
中継基板上の端子と同様に機能するものであり、中継基
板は特別に設けられていない。
【0013】なお、コネクタ部材21の順次供給、ドラム
貫通孔3a内への嵌合、及び突部23a-2a,23b-2aと導電
パターン24a,24bとの半田付けは、自動的に行なわれ
るものであり、電気的接続の信頼性が向上し、しかも生
産性が向上する。
【0014】また、回転ドラム3の貫通孔3aは、回転
磁気ヘッド6への信号又は回転磁気ヘッド6からの信号
をロータリトランス10へ中継するために必要なものであ
るが、一方で、回転対称が求められる回転ドラム3には
局部的な質量の欠落となり、非対称性を生ぜしめ好まし
いものではない。
【0015】このことに対し、上記した本発明実施例の
構成によれば、貫通孔3a内にコネクタ本体22が嵌入さ
れ、貫通孔3aをコネクタ本体22で充填することになる
ため、貫通孔3aによる局部的な質量の欠落を補う作用
をなし、その結果、ドラムの重量バランスが改善され、
ドラムの性能が向上する。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる回転磁気ヘッ
ド装置は、回転ドラム上に取付けられたヘッドサポート
とコネクタ本体との距離が一義的に定まり、更に、コネ
クタ本体を貫通孔に嵌入する際におけるコネクタ本体の
嵌入方向の位置が別段の位置規制手段を設けることなく
一義的に定まり、よって、回転磁気ヘッドと外部との電
気的接続の信頼性を向上し得、しかも電気的接続が作業
性良く行なわれ、また、本発明によれば、コネクタ部材
を用いることにより、回転ドラムの貫通孔をコネクタ本
体で充填することになるため、回転ドラムの貫通孔によ
る局部的な質量の欠落を補う作用をなし、その結果、ド
ラムの重量等のバランスが改善され、ドラムの性能が向
上し、更に、本発明によれば、コネクタ部材の脱落が防
止され、また、信号伝達部より引き出されているリ―ド
線との半田付けを容易にすることができる等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の回転磁気ヘッド装置の一例の断面図であ
る。
【図2】図1中上側回転ドラムを上方よりみた斜視図で
ある。
【図3】本発明になる回転磁気ヘッド装置の一実施例の
断面図である。
【図4】本発明装置の一実施例のコネクタ部材を示す図
である。
【図5】本発明装置の一実施例のコネクタ本体を示す図
である。
【図6】本発明装置の一実施例の端子部材を示す図であ
る。
【図7】本発明装置の一実施例の端子部材を示す図であ
る。
【図8】本発明装置の一実施例のコネクタ部材を回転ド
ラムの孔に挿入する状態を示す図である。
【図9】本発明装置の一実施例のコネクタ部材が挿入さ
れた状態でのコネクタ部材とヘッドサポートとの電気的
接続状態を拡大して示す図である。
【図10】本発明装置の一実施例のコネクタ部材が挿入
された状態での挿入されたコネクタ部材の端子部とリー
ド線との電気的接続状態を示す回転ドラムを上側よりみ
た斜視図である。
【符号の説明】
2 固定ドラム 3 回転ドラム 3a 貫通孔 6 回転磁気ヘッド 7 ヘッドサポート 9 磁気テープ 10 ロータリトランス(信号伝達部) 14 リード線 20 回転磁気ヘッド装置 21 コネクタ部材 22 コネクタ本体 22d 平面状側面 23a,23b 端子部材 23a-2 ,23b-2 腕部 23a-2a,23b-2a 突起部 23a-3 ,23b-3 端子部 24a,24b 導電パターン(導電部材) 25a,25b 半田付け部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱状体である絶縁性材料製のコネクタ本体
    に、一端を折曲腕部とされた導電性の細長い形状の接続
    端子部材をその該折曲腕部と他端部とを外部にそれぞれ
    突出した状態で長手方向に埋設してなる構造のコネクタ
    部材を、回転磁気ヘッドを支持するヘッドサポートが取
    付けられた回転ドラムの貫通孔内に嵌入した状態で、該
    接続端子部材の折曲腕部が該ヘッドサポート上の導電部
    材に当接して電気的に接続される一方、該接続端子部材
    の他端部が折り曲げられて信号伝達部に電気的に接続さ
    れて、該回転磁気ヘッドと該信号伝達部との電気的接続
    がなされる構成の回転磁気ヘッド装置。
JP9210892A 1992-03-18 1992-03-18 回転磁気ヘッド装置におけるコネクタ部材の取付け方法 Expired - Lifetime JP2514140B2 (ja)

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