JPH0510873B2 - - Google Patents

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JPH0510873B2
JPH0510873B2 JP59131011A JP13101184A JPH0510873B2 JP H0510873 B2 JPH0510873 B2 JP H0510873B2 JP 59131011 A JP59131011 A JP 59131011A JP 13101184 A JP13101184 A JP 13101184A JP H0510873 B2 JPH0510873 B2 JP H0510873B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、テレビジヨン信号のようにインタレ
ース走査方式の信号を入力して、より走査線本数
の大きなインタレース走査画面やノンインタレー
ス画面を再生するための走査速度変換回路に関す
るものである。
〔発明の背景〕
近年、表示装置の高精細化技術が進み、それに
つれて、高精細表示を特徴とするシステムがいく
つか現れている。たとえば、パーソナルコンピユ
ータでは、横方向640ドツト縦方向400ドツトの高
精細表示が一般的となり、文字放送、キヤプテン
といつた文字図形情報受信装置においても横方向
496ドツト縦方向408ドツトの表示を行なう装置が
試作されている。さらには、表示垂直走査線数が
約1000本の高精細表示テレビジヨンシステムとい
つたものも提案されている。これらのシステム
は、表示装置として用いられるブラウン管の表示
画像のちらつき(フリツカ)を低減するため、多
くの場合ノンインタレース走査方法を採用してい
る。そのため、既存のテレビジヨン信号との互換
性が無く、一般家庭への普及を考える場合の大き
な問題となつていた。
こうしたインタレース走査方式とノンインタレ
ース走査方式の互換性を実現する装置として、放
送局で用いられているテレビ方式変換装置や通称
フレームシンクロナイザーと呼ばれる映像位相変
換装置などが製品化されているが、回路規模が大
きく高価で、一般家庭では使えないものであつ
た。そこで、前述の高精細表示テレビジヨンシス
テムのように、既存テレビジヨン信号との互換性
を重視するシステム用の受信機では、従来、第1
図に示すような走査速度変換回路を用いて走査速
度変換を行なつていた。同図において、1はイン
タレース走査画像信号入力端子,2はインタレー
ス走査同期信号入力端子,3はノンインタレース
走査画像信号出力端子,4はノンインタレース走
査同期信号出力端子,5および6は電荷転送素子
を用いたラインメモリ,7はクロツク発生回路,
8はメモリ制御信号発生回路である。また、9,
10,11,12,および13はインタレース走
査のライン走査周期で切り替えられるスイツチ回
路である。また、第2図はインタレース走査画面
の簡単な走査例を示した図であり、第3図は、走
査速度変換して得られる画面の簡単な走査例を示
した図である。
良く知られているように、既存のテレビジヨン
システムはレンタレース走査を採用しており、1/
30秒で1枚の画面を伝送するのに、525本の走査
線を2回に分けて伝送している。そのため、受信
機では、初めの1/60秒の間に第2図Aの様に
262.5本(525本の半分)の走査線であらく走査
し、次の1/60秒で、第2図Bの様に前の走査線の
間を埋めるように262.5本を走査した画面が再生
される。このようなテレビジヨン信号の画像信号
および同期信号を、それぞれ第1図の入力端子1
および入力端子2に入力する。入力端子2に入力
された同期信号は、メモリ制御信号発生回路8に
供給され、クロツク発生回路7から供給されるク
ロツク信号をもとに、ノンインタレース走査のた
めの同期信号や、ランイメモリ駆動に必要な各種
制御信号を発生する。発生した同期信号は、同期
信号出力端子4に出力される。また、発生した制
御信号は、スイツチ回路11および12を経由し
てラインメモリ5および6に供給される。スイツ
チ回路9〜13がそれぞれ図示された状態で接続
されているとすると、入力された画像信号は、ス
イツチ回路10を経由してラインメモリ6に入力
される。もう1方のラインメモリ5の入力には、
スイツチ回路9を経由して、ラインメモリ5の出
力信号が入力されるため、記憶している画像信号
を出力しながら記憶することとなる。同時に、こ
の画像信号はスイツチ回路13を経て画像信号出
力端子3へ出力される。スイツチ回路11を経由
してラインメモリ5に供給される制御信号は、入
力されるテレビジヨン信号の1水平走査期間に記
憶している画像信号を2回循環させるような信号
である。一方、スイツチ回路12を経由してライ
ンメモリ6に供給される制御信号は、入力される
テレビジヨン信号の1水平走査期間に、その画像
信号をそのまま記憶させるような信号である。ま
た、それぞれのラインメモリ5および6に入力さ
れる制御信号は、入力されるテレビジヨン信号の
ライン走査周期で切り替えられるため、ラインメ
モリ6にNライン目の画像信号が記憶されている
時には、ラインメモリ5からN−2ライン目の画
像信号が2度繰返して再生される。次に、N+2
ライン目の画像信号がラインメモリ5に記録され
ている時には、ラインメモリ6よりNライン目の
画像信号が2度繰返して再生される。こうして
次々に繰り返す事により、第3図A,Bに示すよ
うな約1000本の垂直走査線数を持つ画面や、第3
図C,Dに示すようなノンインタレース画面を再
生できる画像信号および同期信号をそれぞれの出
力端子に出力することができる。
以上が、第1図に示す従来回路の動作概略であ
るが、2水平走査線に相当する容量を持つメモリ
を必要とし、回路規模が大きいという欠点を持つ
ていた。特に、集積回路とする場合にはメモリ部
分の面積が大きくなりすぎて、1個の集積回路と
することができなかつた。また、電荷転送素子を
構成する個々の電荷記憶素子を同時に動作させて
記憶するため、消費する電力も大きいという欠点
を持つていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点をな
くし、より小さなメモリ容量の走査速度変換回路
を提供することにある。また、別の目的として
は、より少ない消費電力の走査速度変換回路を提
供することにある。
〔発明の概要〕
そこで、本発明では、1走査分の容量を持ち、
画素単位で書き込み出しのできるメモリセルを有
したメモリを備え、入力される画像信号の1画素
に相当する時間内で書き込み読み出しを行なつて
走査速度の変換を行なう事を特徴とする。また、
メモリの読み出しと書き込みの回数の比を、速度
変換の変換比と等しくすることを特徴とする。こ
れによつて、使用メモリのアクセス時間を大きく
でき、さらに消費電力の低減を実現可能とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。第4図は、本発明による走査速度変換
回路の概略構成であり、第5図は第4図における
メモリのより具体的な構成の一例である。第4図
において、第1図と同じ回路には同一記号を記し
てある。同図において、14は走査速度変換に必
要な画像信号を記憶するに十分な1走査期間以下
の容量を持ち、画素単位で書き込み読み出しので
きるラインメモリ、15はラインメモリ14の制
御に必要な信号を発生するメモリ制御信号発生回
路、16はラインメモリ15にアドレス信号を供
給するアドレス信号路、17はラインメモリ15
にリードライト信号(以下R/W信号と概記)な
どを供給する制御信号路である。第4図と第1図
の大きな違いは、ラインメモリ14が1画素単位
で書き込み読み出しが行なわれる点にある。
以下、第4図の動作について、第6図に示す各
部波形図を用いて説明する。第4図において、入
力端子1には、第6図aに示すような画像信号
が、入力端子2には、第6図bに示すような周期
THの同期信号が入力される。メモリ制御信号発
生回路15では、第1図のメモリ制御信号発生回
路8と同様に、クロツク発生回路7から供給され
る十分高い周波数のクロツク信号を用いて、入力
端子2に入力された同期信号をもとにして、ノン
インタレース走査のための同期信号や、ラインメ
モリ14を動作させるに必要な信号を発生する。
発生した同期信号は、第6図dに示すような周期
TH/2の信号で、出力端子4に出力される。ま
た、第6図fに示すようなR/W信号、第6図g
に示すようなクロツク信号を、制御信号路17
へ、第6図hに示すようなアドレス信号をアドレ
ス信号路16へ出力する。第6図eは、f以降の
信号の周期を説明するための信号波形図で、a〜
dの時間軸を拡大した1画素周期TDとの対応を
示す信号である。サンプリング周期がテレビジヨ
ン信号の色副搬送波周波数の3倍に設定された
時、具体的なTDの値は約93〓となる。ラインメ
モリ14は、これら第6図f〜hに示す信号によ
つて、第6図aに示す画像信号を記録し、第6図
cに示すような1/2ライン遅れのノンインタレー
ス走査に対応した画像信号を再生する。再生した
画像信号は、出力端子3に出力される。以上が第
4図の動作概要である。
次に、第4図のラインメモリ14について、第
5図を用いてより詳細に説明する。第5図におい
て第4図と同一部分には同一の記号を記してあ
る。同図において、18は入出力制御回路19は
入力された画像信号のバツフア回路、20〜23
は画素メモリ(メモリセル)、24は画素メモリ
の入力を切り換える切り換え回路、25はデコー
ダ回路、26は画素メモリに蓄積された電荷を検
出する出力検出回路、27は出力バツフア回路で
ある。同図は、基本的にランダムアクセス可能な
アナログメモリであり、デコーダ回路25でデコ
ーダされる画素メモリにのみ駆動クロツク信号を
与え、他の画素メモリを静止状態にして消費電力
を下げる構成としている。第5図において、入力
端子1より入力される画像信号は、バツフア回路
19によつて画素メモリ20〜23に必要な入力
レベルに変換され、切り換え回路24を経て画素
メモリ20〜23に共通に供給される。また、信
号路17によつて供給される第6図f,iに示す
ようなR/W信号、クロツク信号によつて、入出
力制御回路18ではラインメモリ14内部で必要
な制御信号を発生する。デコーダ回路25では、
この制御信号の一部と、信号路16によつて入力
されるアドレス信号によつて、画素メモリ20〜
23のただ1つの画素メモリを駆動する駆動クロ
ツク信号を出力する。R/W信号がW状態の場合
には、切り換え回路24は第5図に示されるよう
に、バツフア回路19の出力を画素メモリ20〜
23の入力とするように接続されるため、駆動ク
ロツク信号が供給された画素メモリに画像信号が
蓄積される。一方、R/W信号がR状態の場合に
は、W状態と同様にただ1つの画素メモリが駆動
クロツクによつて駆動され、蓄積されている画像
信号を読み出して第6図jの信号で保持される出
力検出回路26に供給する。また、切り換え回路
24は第5図とは反対の接続となり、第6図iに
示すような信号が入力され読み出した画像信号を
再度画素メモリに蓄積することとなる。この時、
出力検出回路26で検出後保持された画像信号の
もう一方の出力は、出力バツフア回路27にも供
給され、出力端子3に第6図cに示すような画像
信号を再生することになる。
以上が第5図の動作説明であるが、第5図の構
成は従来の電荷転送素子の場合と同様の製造技術
で実現することができる。電荷転送素子の場合、
消費される電力損失は、転送と駆動の2種類考え
られるが、後者の電力損失が支配的である。ま
た、駆動周波数と、同時に駆動するメモリ容量に
比例するため、大幅に電力損失の低減が可能であ
る。すなわち、3倍の色副搬送波周波数でサンプ
リングした場合、第1図の従来例と、第5図に示
した例とを比較すると、従来例では、ラインメモ
リ5とラインメモリ6とが、色副搬送波周波数の
3倍と6倍の周波数で交互に、約683画素に相当
するラインメモリを駆動することとなる。一方、
第5図に示した例では、色副搬送波周波数の12倍
の周波数で1画素分のメモリを駆動するのみなの
で、駆動電力損失は、(1)式に示すようになる。
駆動電力損失比=第5図の駆動電力損失/従来例の駆
動電力損失 =K2×12fsc/K1(3fsc×683+6fsc×683) =K2/512.25K1 ≒K2/500K1 …(1) ここで、fscは色副搬送波周波数、K1は第1図
のラインメモリの電極容量と駆動電圧で決定され
る値、K2は第5図のラインメモリの電極容量と
駆動電圧で決定される値である。K1とK2の値が
ほぼ等しい場合には、ほぼ500分の1の駆動電力
損失で良いこととなる。もちろん、メモリ制御信
号発生回路16が帰線期間で駆動クロツク信号の
発生を止めた場合には、より以上のメモリ容量と
駆動電力損失の低減が実現できる。
次に、第6図aのインタレース走査画像信号
と、第6図cのノンインタレース走査画像信号と
の関係を、ラインメモリ14に対する書き込みア
ドレスと読み出しアドレスにより詳細に説明す
る。第6図hのアドレス信号に示すように、1画
素周期を4分割し、2回の異なるリードアドレス
(M,M+1)と2回の同一ライトアドレス(N)
をラインメモリに供給する。水平同期信号の立ち
下がり位置をラインメモリ14に供給するアドレ
スの計数開始点とすると、リードアドレスの計数
値がライトアドレスの計数値に対して倍の早さで
進むために、インタレース走査画像信号の水平同
期周期の半分の時間でリードされる信号、すなわ
ちノンインタレース走査画像信号が再生できる。
したがつて、第6図cの前半期間では、aで示さ
れる走査線の1走査線前の画像を再生する。ま
た、後半期間では、aで示される走査線を記録し
たアドレスをリードすることとなり、aで示され
る走査線の画像を再生できる。
第7図は、第6図の例よりさらに消費電力の低
減が可能な各部波形図である。第6図と同様の各
部波形には、第6図と同様な記号を記してある。
すなわち、aはインタレース走査に対応した画像
信号、cはノンインタレース走査に対応した画像
信号、eは各信号波形の周期を示すための信号、
fはR/W信号、gはクロツク信号、hはアドレ
ス信号を示している。第7図では、第6図のアド
レス信号hがW状態で2度同一アドレス(N)と
なる事に着目して、1画素周期TDを3分割し、
そのうちの1つのみをW状態に割り当て、残りの
2つをR状態に割り当てることを特徴とする。こ
のとき、切り換え回路24の出力信号は第6図i
に示すような波形となる。また、出力検出回路2
6には、第6図jとhの2種類の信号が入力さ
れ、画素メモリ20〜23で読み出された信号を
2段階で保持することによりノンインタレース走
査に対応した画像信号cを再生する。このような
波形例では、画素メモリ20〜23を色副搬送波
のほぼ9倍の周波数で駆動することとなるため、
駆動電力損失は(1)式同様に計算でき、K1とK2
値がほぼ等しい場合には、683分の1と第6図の
例よりさらに低減可能である。
さて、以上、第6図、第7図の各部波形例を用
いて第4図、第5図の構成を説明したが、第4図
のメモリ制御信号発生回路15について若干説明
する。メモリ制御信号発生回路15は、第6図a
〜d、および第7図cに点線で示すように、入力
される画像信号の前半期間では、走査変換後の画
像信号の方が記録される画像信号より早く読み出
され、後半期間では、走査変換後の画像信号の方
が記録される画像信号より遅く読み出されるよう
構成する必要がある。しかし、このような構成
は、当該技術者にとつてカウンタ回路を主体とし
て容易に実現できる構成である。
以上述べたように、基本的に1ラインメモリを
用いて小規模回路で走査変換が実現できるが、別
に上述のアナログメモリによる構成に限るもので
はなく、第8図に示すようなデイジタルメモリを
用いても本発明は有効である。第8図は、第4図
におけるラインメモリ14の他の構成例で、28
はD/A変換回路,29はラツチ回路,30は
RAM,31はラツチ回路、32はA/D変換回
路を示している。第8図の構成では、消費電力の
大幅低減は難しいが、メモリ容量の半減が達成で
きる。第7図の各部波形と対応させて、第8図の
動作を簡単に説明する。入力端子1より入力され
た画像信号は、A/D変換回路28でデイジタル
信号8ビツトに変換され、1画素周期TDでラツ
チされるラツチ回路29に入力される。RAM3
0は、画像信号のうち、水平帰線期間を除いた時
間を記憶できる容量を最低減持つメモリで、第7
図hに示すアドレスがアドレス入力A0〜A7へ、
gに示す信号がチツプセレクト入力CSへ、fに
示す信号がR/W入力へ供給され、ラツチ回路2
9より出力されたデイジタル化された画像信号を
記憶し、ラツチ回路31へ読み出した信号を出力
する。ラツチ回路31のCK入力には、第7図j
に示すような信号が入力し、RAM30より読み
出された信号をラツチする。D/A変換回路32
は、ラツチ回路31の出力を再度hに示すような
信号で保持したのち、D/A変換して出力端子3
に画像信号を出力する。このようにして、2倍に
走査変換した画像信号を得ることができる。
RAM30については、1ラインメモリ×1とし
て説明したが、1/2ラインメモリ×2の構成とし
てさらに2TD周期で、第6図、第7図のTD周期の
波形を実現しても速度変換可能である。
最後に、第5図の構成の画素メモリ20〜23
のリフレツシユ時間について述べる。前述したよ
うに、必要な画素メモリにのみ駆動クロツクを供
給する構成としたため、静止状態の画素メモリの
リフレツシユについて考えておく必要がある。従
来の電荷転送素子と同じプロセスを用いて構成し
た電荷記憶素子(画素メモリ)だとすると、電極
に供給されたクロツクパルスによつて発生する空
乏層に画像信号の電荷を蓄積する構成であるた
め、電荷保持時間は室温で約1秒、温度90度でも
約5ミリ秒程度である。しかし、1走査時間、約
64マイクロ秒に比較して十分長い時間であるた
め、1走査時間に1回以上読み出しか書き込みが
行なわれるだけで十分であり、画素メモリに特別
のリフレツシユ動作は必要ない。また、MOSプ
ロレスで構成した画素メモリの例を第9図に示す
が、書き込み用トランスフアゲートと読み出し用
トランスフアゲート、それにMOS容量のみで構
成される。この構成であつても、同程度の電荷保
持時間を持つているため、特別のリフレツシユ動
作は必要ない。
以上述べたように、小規模メモリで走査速度変
換が可能となるため、高精細表示システムの一般
家庭への普及を容易にすることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、メモリ回
路の書き込み読み出しを1画素単位で行なうた
め、従来の半分以下の容量のメモリで走査速度変
換が実施でき、回路規模が小さくなり経済的であ
る。さらに、画素メモリの読み出し書き込みの回
数比を走査速度変換の変換比と等しくすることに
より、より駆動電力損失を低減可能である。
また、従来の走査速度変換回路では1水平走査
期間の時間遅延を必要としたが、本発明によれば
半分の時間遅延しか必要とせず、より高速な応用
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の走査速度変換回路図、第2図は
インタレース走査画面の簡単な走査例説明図、第
3図は走査速度変換して得られる画面の簡単な走
査例説明図、第4図は本発明の一実施例の走査速
度変換回路の概略構成図、第5図と第8図は第4
図におけるラインメモリのより具体的な構成の一
例をそれぞれ示す説明図、第6図と第7図は、本
発明の動作を説明するための波形図、第9図は画
素メモリの構成図である。 5,6……ラインメモリ、7……クロツク発生
回路、8……メモリ制御信号発生回路、14……
ラインメモリ、15……メモリ制御信号発生回
路、20〜23……画素メモリ、25……デコー
ダ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 あらかじめ定められた周期で入力される画像
    信号の1画素分に当る時間の半分以下のアクセス
    タイムを持つメモリセルを有し、上記画像信号を
    1画素単位で上記メモリセルに書き込んで、1画
    素単位で読み出し保持して出力することの可能な
    メモリ回路と、入力される上記画像信号の1画素
    分に相当する時間内で上記メモリセルに対する1
    画素の書き込みと複数画素の読み出しを実施する
    ためのメモリ制御信号を発生して上記メモリ回路
    に供給するメモリ制御信号発生回路と、所要のク
    ロツク信号を発生して上記メモリ制御信号発生回
    路に供給するクロツク発生回路とを具備し、上記
    メモリ回路が入力される上記画像信号の1画素分
    に相当する時間内で上記メモリセルに対する1画
    素の書き込みと複数画素の読みだしを行なつて、
    複数倍の周期に速度変換した画像信号を出力する
    ことを特徴とする走査速度変換回路。 2 上記メモリセルはダイナミツク形のメモリセ
    ルであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の走査速度変換回路。
JP59131011A 1984-06-27 1984-06-27 走査速度変換回路 Granted JPS6112184A (ja)

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