JPH05108447A - フアイル処理装置 - Google Patents

フアイル処理装置

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Publication number
JPH05108447A
JPH05108447A JP3301082A JP30108291A JPH05108447A JP H05108447 A JPH05108447 A JP H05108447A JP 3301082 A JP3301082 A JP 3301082A JP 30108291 A JP30108291 A JP 30108291A JP H05108447 A JPH05108447 A JP H05108447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
processing
memory means
failure
record
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3301082A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Sakai
芳昭 堺
Kenichi Sugaya
憲一 菅家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP3301082A priority Critical patent/JPH05108447A/ja
Publication of JPH05108447A publication Critical patent/JPH05108447A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理効率に悪影響を与えることなくファイル
の障害対策を行うとともに障害発生時に処理を停止する
必要がないファイル処理装置。 【構成】 障害対策・復旧処理の対象となる第1のファ
イル1と、第1のファイルに障害が発生した場合に復旧
用に確保される第2のファイル2と、ファイルの最新の
状態を保持するメモリ手段3と、第1のファイル1と第
2のファイル2とメモリ手段3への各種処理を制御する
制御手段4と、ファイルに障害が発生した場合に制御手
段4の指示により操作員に第2のファイル2の確保要求
を通知したり操作員からの第2のファイル2の確保完了
通知を制御手段4へ通知する操作卓5とから構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイル処理装置に係
り、とくに、ファイル処理(参照,更新,追加等の処
理)において、ファイル障害が発生した場合でもファイ
ル処理を続行するとともにファイルの復旧をも行うファ
イル処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファイル処理に関しては一般
に以下に示すような手法が採られている。すなわち、処
理の対象となるファイルと同じ状態を持つもう一つ別の
ファイルを用意しておき、更新・追加処理等によって状
態が変化する場合には、両方のファイルに対して同じ処
理を行い、両方のファイルが常に同じ状態を保つことに
より、どちらか一方のファイルに障害が発生した場合で
も、もう一方のファイルのみで処理の続行を可能として
いた。
【0003】つまり、ファイルの処理中にファイルを格
納している装置に障害が発生した場合には、その時点で
処理全体を停止させ、障害が発生した装置とは別の装置
上にファイルの領域を確保し、その領域に、処理を行う
前のファイルの状態を保持しているもう一方のファイル
データを格納し、あらためて最初から処理を実行する。
【0004】そして、そのファイルに対する処理がすべ
て完了した後に、この正常なファイルのデータを障害が
発生したファイルに複写することによってファイルの復
元を行い、次回処理時の障害対策としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、二つのファイルを用意し、両方のファ
イルを常に同じ状態に保っていなければならないために
ファイルに対する処理が2倍行われることになり、処理
効率に悪影響を与えるという不都合があった。
【0006】また、両方のファイルに障害が発生した場
合には、その時点で処理を停止し、ファイルの復旧処理
を行わなければならないという問題もあった。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくに処理効率に悪影響を与えること
なくファイルの障害対策を行うとともに障害発生時に処
理を停止する必要がないファイル処理装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、障
害対策・復旧処理の対象となる第1のファイルと、この
第1のファイルに障害が発生した場合に復旧用に確保さ
れる第2のファイルと、各ファイルの最新の状態を保持
するメモリ手段と、それら第1のファイル,第2のファ
イル及びメモリ手段に対する各種処理を制御する制御手
段と、第1のファイルに障害が発生した場合に制御手段
の指示により操作員に第2のファイルの確保要求を通知
したり操作員からの第2のファイルの確保完了通知を制
御手段へ通知する操作卓とを具備する、という構成を採
っている。これによって前述した目的を達成しようとす
るものである。
【0009】
【作用】第1のファイルに障害が発生した後に第1のフ
ァイルに対する参照・更新・追加処理が発生した場合を
想定すると、制御手段において、第1のファイルに障害
が発生したと判定された場合は、復旧用の第2のファイ
ルの確保が必要である旨を操作員に操作卓を介して通知
するとともにメモリ手段の制御情報部内のファイル状態
標識を「障害中」に変更し、第1のファイルの更新処理
中の場合は、メモリ手段に記憶されている該当レコード
のみが更新され、第1のファイルの追加処理中の場合
は、メモリ手段の空き領域にのみ該当レコードが追加さ
れ、操作卓を介して復旧用の第2のファイルの確保完了
が制御手段に通知されるとファイル復旧処理として、メ
モリ手段の制御情報部内の領域先頭位置が示すレコード
から領域最終位置が示すレコードまでを順次第2のファ
イルに書き込むとともにメモリ手段の制御情報部内のフ
ァイル状態標識を「正常」に変更する。
【0010】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。
【0011】図1の実施例は、障害対策・復旧処理の対
象となる第1のファイルと、第1のファイルに障害が発
生した場合に復旧用に確保される第2のファイルと、フ
ァイルの最新の状態を保持するメモリ手段と、第1のフ
ァイルと第2のファイルとメモリ手段への各種処理を制
御する制御手段と、ファイルに障害が発生した場合に制
御手段の指示により操作員に第2のファイルの確保要求
を通知したり操作員からの第2のファイルの確保完了通
知を制御手段へ通知する操作卓から構成されている。
【0012】ここで、メモリ手段3は、図3に示される
ように、ファイル内の各レコードデータとファイル内に
おけるそのレコードの格納位置データとからなる複数の
レコード格納部と、最後のレコード格納部に続いて確保
されている空き領域と、第1のレコード格納部の先頭位
置を示す領域先頭位置格納域と空き領域の先頭位置を示
す領域最終位置格納域とファイルが正常状態か障害状態
かを示すファイル状態標識とからなる制御情報部とから
構成されている。
【0013】また、制御手段4には、あらかじめ状況に
応じた制御プログラムが格納されている。具体的には、
この制御手段4は、障害発生とともに復旧用の第2のフ
ァイル確保を外部表示するとともに前記メモリ手段の制
御情報部のファイル状態標識を「障害中」に変更する障
害モード設定機能と、障害発生時に更新処理が進行して
いる場合には前記メモリ手段内の該当レコードのみの更
新を許容するとともに追加処理中にあっては前記メモリ
手段の空き領域にのみ該当レコードの追加を許容する限
定処理制御機能と、前記第2のファイル確保が完了した
場合に前記メモリ手段内の所定の情報を前記第2のファ
イルに書き込むとともに当該メモリ手段の制御情報部内
のファイル状態標識を「正常」に変更するファイル復旧
処理機能とを備えている。
【0014】次に、本実施例の動作について図2のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0015】ここでは、一例として第1のファイル1に
障害が発生した後に第1のファイル1に対する参照・更
新・追加処理が発生した場合を想定する。
【0016】.制御手段4の指示により、第1のファ
イル1の内容をメモリ手段3の該当する領域に格納する
(図2のS101)。この格納処理は図3に示されるよ
うにメモリ手段3に記憶されている制御情報部内の領域
先頭位置格納域を参照し、そこから第1のファイル1か
ら入力した第1のレコードデータとそのレコードの格納
位置データとを格納し、第1のレコード格納部とする。
さらに、続いて第1のファイル1から第2のレコードデ
ータ入力し、第1のレコード格納部の次位置から第2の
レコードデータとそのレコードの格納位置データとを格
納し、第2のレコード格納部とする。以下同様にして第
1のファイル1の全レコードを格納する。
【0017】.操作卓5を介して要求された処理が通
常のファイル処理であるかファイルの復旧処理であるか
が制御手段4にて判定される(図2のS102)。
【0018】.上記においてファイルの復旧処理で
あると判定された場合は、ファイル復旧処理として、メ
モリ手段3の制御情報部内の領域先頭位置が示すレコー
ドから領域最終位置が示すレコードまでを順次第2のフ
ァイル2に書き込むとともに制御情報部内のファイル状
態標識を「正常」に変更し(図2のS103)、上記
に戻り、次の処理要求を取得する。
【0019】.上記において通常のファイル処理で
あると判定された場合は、さらに参照処理であるか更新
処理であるか追加処理であるかが判定される。
【0020】.上記において参照処理であると判定
された場合は、所定のファイル参照処理が行われる(図
2のS104)。ここでは、メモリ手段3に記憶されて
いる該当レコードが参照されるのみであり、第1のファ
イル1に対しては何も処理は行われない。そして、上記
に戻り、次の処理要求を取得する。
【0021】.上記において更新処理であると判定
された場合は、所定のファイル更新処理が行われる(図
2のS106)。ここでは、メモリ手段3に記憶されて
いる該当レコードが更新されるとともに、第1のファイ
ル1に対しても更新処理が行われる。そして、に移行
する。但し、メモリ手段3の制御情報部内のファイル状
態標識が「障害中」である場合は、メモリ手段3に対す
る更新処理のみが行われ上記に戻る。
【0022】.上記において追加処理であると判定
された場合は、所定のファイル追加処理が行われる(図
2のS105)。ここでは、メモリ手段3に記憶されて
いる制御情報部内の領域最終位置が示す位置に追加レコ
ードが格納され、領域最終位置が変更されるとともに、
第1のファイル1に対しても追加処理が行われる。そし
て、に移行する。但し、メモリ手段3の制御情報部内
のファイル状態標識が「障害中」である場合は、メモリ
手段3に対する追加処理のみが行われ上記に戻る。
【0023】.上記あるいはにおける第1のファ
イルに対する処理の際に第1のファイルに障害が発生し
たかどうかが判定される(図2のS107)。
【0024】.上記において正常に処理が行われた
と判定された場合は、上記に戻り、次の処理要求を取
得する。
【0025】そして、上記において障害が発生したと
判定された場合は、復旧用の第2のファイル2の確保が
必要である旨を操作員に操作卓5を介して通知するとと
もに制御情報部内のファイル状態標識を「障害中」に変
更し(図2のS108)、上記に戻る。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、処理効率に悪影響を与えることな
くファイルの障害対策を行うとともに障害発生時に処理
を停止する必要がないという従来にない優れたファイル
処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】図1のメモリ手段の構造図である。
【符号の説明】
1 第1のファイル 2 第2のファイル 3 メモリ手段 4 制御手段 5 操作卓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 障害対策・復旧処理の対象となる第1の
    ファイルと、この第1のファイルに障害が発生した場合
    に復旧用に確保される第2のファイルと、前記各ファイ
    ルの最新の状態を保持するメモリ手段と、それら第1の
    ファイル,第2のファイル及びメモリ手段に対する各種
    処理を制御する制御手段と、前記第1のファイルに障害
    が発生した場合に制御手段の指示により操作員に第2の
    ファイルの確保要求を通知したり操作員からの第2のフ
    ァイルの確保完了通知を制御手段へ通知する操作卓とに
    より構成されていることを特徴とするファイル処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段が、ファイル内の各レコ
    ードデータとファイル内におけるそのレコードの格納位
    置データとからなる複数のレコード格納部と、最後のレ
    コード格納部に続いて確保されている空き領域とを有
    し、前記第1のレコード格納部の先頭位置を示す領域先
    頭位置格納域と,空き領域の先頭位置を示す領域最終位
    置格納域と,ファイルが正常状態か障害状態かを示すフ
    ァイル状態標識とからなる制御情報部を備えていること
    を特徴とする請求項1記載のファイル処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、障害発生とともに復旧
    用の第2のファイル確保を外部表示するとともに前記メ
    モリ手段の制御情報部のファイル状態標識を「障害中」
    に変更する障害モード設定機能と、障害発生時に更新処
    理が進行している場合には前記メモリ手段内の該当レコ
    ードのみの更新を許容するとともに追加処理中にあって
    は前記メモリ手段の空き領域にのみ該当レコードの追加
    を許容する限定処理制御機能と、前記第2のファイル確
    保が完了した場合に前記メモリ手段内の所定の情報を前
    記第2のファイルに書き込むとともに当該メモリ手段の
    制御情報部内のファイル状態標識を「正常」に変更する
    ファイル復旧処理機能とを備えていることを特徴とした
    請求項2記載のファイル処理装置。
JP3301082A 1991-10-21 1991-10-21 フアイル処理装置 Withdrawn JPH05108447A (ja)

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JP3301082A JPH05108447A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 フアイル処理装置

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JP3301082A JPH05108447A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 フアイル処理装置

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JPH05108447A true JPH05108447A (ja) 1993-04-30

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ID=17892652

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JP3301082A Withdrawn JPH05108447A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 フアイル処理装置

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