JPH08235029A - システム障害情報保存方法 - Google Patents

システム障害情報保存方法

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JPH08235029A
JPH08235029A JP7040018A JP4001895A JPH08235029A JP H08235029 A JPH08235029 A JP H08235029A JP 7040018 A JP7040018 A JP 7040018A JP 4001895 A JP4001895 A JP 4001895A JP H08235029 A JPH08235029 A JP H08235029A
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JP
Japan
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JP7040018A
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Yoshinari Morio
良成 森尾
Naoki Fujii
直樹 藤井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、システム障害情報を当該システム
に接続された記憶装置の何れかに保存可能とするシステ
ム障害情報保存方法を提供する。 【構成】 少なくともCPUと複数の記憶装置とを備
えた計算機システムにシステム障害が発生した時、その
システム障害に関する情報の保存を行うシステム障害情
報保存方法において、複数の記憶装置について、情報の
保存処理を行う順番を予め定め、この順番に基づいて情
報の保存処理を施すべき記憶装置を指定し、この指定さ
れた特定の記憶装置に対してシステム障害に関する情報
の保存処理を行い、指定された特定の記憶装置に対する
情報の保存処理が異常である場合に、順番に基づいて保
存処理を施すべき次の記憶装置を指定し、情報の保存処
理が正常に実行されるまで記憶装置の指定及び情報の保
存処理を繰り返し行うシステム障害情報保存方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば計算機システム
における障害発生時に、システム障害情報を確実に保存
処理するようにしたシステム障害情報保存方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の計算機技術の発達により、各種演
算処理を行う計算機システム,制御システム等は複雑大
型化し、かつ、連続的な制御等にも用いられるようにな
っている。
【0003】このような計算機システムの複雑大型化に
伴い、システム障害が発生した場合の異常箇所発見が、
ますます困難になっている。また、制御システムで障害
が発生した場合には、短時間にシステムを正常に復帰さ
せることも要求されるようになっている。
【0004】従来、このような場合には、システム内に
用意された障害発生時の処理ルーチンが、予め決められ
ている特定のデータ保存用デバイスにシステム障害情報
の保存処理を行うようにしている。そして、この保存さ
れた障害情報を基にシステムの復帰作業が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した方法
では、発生した障害の種類によっては、システム障害発
生時にシステムで予め決められている特定デバイスにシ
ステム障害情報を保存できない場合が生じる。
【0006】例えば上記特定デバイスを磁気ディスクと
した場合に、磁気ディスクそのものあるいはこれに関連
する部分に障害が発生すると、システム障害情報の保存
処理ができなくなる。
【0007】したがって、このような場合にはシステム
障害情報を有効に利用できなくなるという問題点があ
る。本発明は、このような実情を考慮してなされたもの
で、計算機システムにおけるシステム障害発生時に、当
該システムに接続された複数のデータ保存用デバイスで
ある記憶装置のいずれかにシステム障害情報を確実に保
存することが可能なシステム障害情報保存方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、少なくともCPUと複
数の記憶装置とを備えた計算機システムにシステム障害
が発生した時、このシステム障害に関する情報の保存を
行うシステム障害情報保存方法において、複数の記憶装
置について、情報の保存処理を行う順番を予め定め、こ
の順番に基づいて情報の保存処理を施すべき記憶装置を
指定し、この指定された特定の記憶装置に対して、シス
テム障害に関する情報の保存処理を行い、指定された特
定の記憶装置に対する情報の保存処理が異常である場合
には、順番に基づいて情報の保存処理を施すべき次の記
憶装置を指定し、情報の保存処理が正常に実行されるま
で、記憶装置の指定及び情報の保存処理を繰り返し行う
システム障害情報保存方法である。
【0009】また、請求項2に対応する発明は、少なく
ともCPUと複数の記憶装置とを備えた計算機システム
にシステム障害が発生した時、このシステム障害に関す
る情報の保存を行うシステム障害情報保存方法におい
て、複数の記憶装置について、情報の保存処理を行う順
番及び各記憶装置の仕様に応じた情報保存容量を予め定
め、順番に基づいて情報の保存処理を施すべき記憶装置
を指定し、この指定された特定の記憶装置の情報保存容
量内に収まるような量の情報を、システム障害に関する
情報の中から抽出する情報抽出処理を行い、指定された
特定の記憶装置に対して、情報抽出処理を施されたシス
テム障害に関する情報の保存処理を行い、指定された特
定の記憶装置に対する情報の保存処理が異常である場合
には、順番に基づいて情報の保存処理を施すべき次の記
憶装置を指定し、情報の保存処理が正常に実行されるま
で、記憶装置の指定、情報抽出及び情報の保存処理を繰
り返し行うシステム障害情報保存方法である。
【0010】さらに、請求項3に対応する発明は、少な
くともCPUと複数の記憶装置とを備えた計算機システ
ムにシステム障害が発生した時、このシステム障害に関
する情報の保存を行うシステム障害情報保存方法におい
て、複数の記憶装置について、情報の保存処理を行う順
番が定められていない場合に、計算機システムに接続さ
れた各記憶装置の接続機器情報に基づいて情報の保存処
理を施すべき記憶装置を指定し、この指定された特定の
記憶装置に対して、システム障害に関する情報の保存処
理を行い、指定された特定の記憶装置に対する情報の保
存処理が異常である場合には、接続機器情報に基づいて
情報の保存処理を施すべき次の記憶装置を指定し、情報
の保存処理が正常に実行されるまで、記憶装置の指定及
び情報の保存処理を繰り返し行うシステム障害情報保存
方法である。
【0011】さらにまた、請求項4に対応する発明は、
少なくともCPUと複数の記憶装置とを備えた計算機シ
ステムにシステム障害が発生した時、このシステム障害
に関する情報の保存を行うシステム障害情報保存方法に
おいて、複数の記憶装置について、情報の保存処理を行
う順番が定められていない場合に、計算機システムに接
続された各記憶装置の接続機器情報に基づいて、各記憶
装置の入出力処理速度の速い順番に情報の保存処理を施
すべき記憶装置を指定し、この指定された特定の記憶装
置に対してシステム障害に関する情報の保存処理を行
い、指定された特定の記憶装置に対する情報の保存処理
が異常である場合には、順番に基づいて情報の保存処理
を施すべき次の記憶装置を指定し、情報の保存処理が正
常に実行されるまで、記憶装置の指定及び情報の保存処
理を繰り返し行うシステム障害情報保存方法である。
【0012】
【作用】したがって、まず、請求項1に対応する発明の
システム障害情報保存方法においては、当該方法に用い
られる少なくともCPUと複数の記憶装置とを含む計算
機システムにシステム障害が発生したとき、これに対す
る処理手段を有しており、そのシステム障害に関する情
報、すなわちシステム障害情報を保存するようになって
いる。
【0013】このような計算機システムにおいて、ま
ず、システム障害情報を保存処理する対象として、上記
複数の記憶装置のうち、どの記憶装置を用いるかの順番
すなわち優先順位が予め定められている。
【0014】この順番に基づいて、システム障害情報を
保存すべき記憶装置が指定される。次に、指定された特
定の記憶装置に、システム障害情報の保存処理が実行さ
れる。
【0015】ここで、上記特定の記憶装置に情報の保存
処理が正常に実行できれば、システム障害に対する処理
は終了し、計算機システムは停止するが、情報の保存処
理が正常に行われなかった場合、次にシステム障害情報
を保存すべき機器が指定される。
【0016】この指定は、上記順番に基づいて行われ、
保存処理が正常に実行できるまで、上記記憶装置の指定
及び情報の保存処理が繰り返される。また、請求項2に
対応する発明のシステム障害情報保存方法においては、
請求項1に対応する発明と同様に作用する他、各記憶装
置の保存処理を行う順番に加え、仕様に応じた情報保存
容量が予め定められている。
【0017】つまり、記憶装置の種類によっては、その
仕様により全システム障害情報を保存できない場合があ
り、このような場合に情報保存容量を定めている。した
がって、システム障害情報の量がこの情報保存量を越え
る場合、保存処理の実行前に、上記情報保存量内に収ま
るようにシステム障害情報から情報の抽出が行われる。
【0018】さらに、請求項3に対応する発明のシステ
ム障害情報保存方法においては、請求項1に対応する発
明と同様に作用する他、情報の保存処理を行うべき順番
が予め定められていない場合、計算機システムに接続さ
れた接続機器情報に基づいて、上記保存処理を施すべき
装置が指定される。
【0019】さらにまた、請求項4に対応する発明のシ
ステム障害情報保存方法においては、請求項3に対応す
る発明と同様に作用する他、上記接続機器情報に基づく
指定は、入出力処理速度の速い順に行われる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例に係るシステム障害情報保存方法
を適用した計算機システムの一例を示す構成図である。
【0021】この計算機システムは、CPUを有する制
御部1a、メモリ1b、内蔵磁気ディスク1c、及びそ
の他の図示しない周辺要素からなる計算機本体1と、計
算機本体1外部にそれぞれ接続された複数のデータ保存
用デバイスである記憶装置(以下、単にデバイスとも称
する)としての、磁気ディスク2と、磁気テープ3と、
フロッピーディスク4とによって構成されている。
【0022】制御部1aは、各種プログラムを実行し、
当該計算機システムを制御するようになっている。メモ
リ1bは、システム障害情報の保存処理プログラムを含
む当該計算機システム動作のための各種プログラムを記
憶すると共に、計算機システムの動作に必要な記憶領域
を提供できるように構成されている。
【0023】このメモリ1bには、システム障害情報の
保存処理プログラムの他、各データ保存用デバイスに対
するアクセスの優先順位を定めた情報出力先定義ファイ
ルが設けられている。また、この情報出力先定義ファイ
ルの内容は、計算機システム使用者によって変更可能で
ある。
【0024】内蔵磁気ディスク1cは、計算機本体1に
当初から内蔵されているデータ保存用デバイスである。
磁気ディスク2,磁気テープ3及びフロッピーディスク
4は、各種データを記憶可能なデータ保存用デバイスで
ある。
【0025】なお、本計算機システムでは、これらの外
部接続デバイスを使用するため、計算機本体1メモリ1
b内の登録テーブルに、計算機本体1に外部接続された
各デバイスの機器情報及び接続情報が登録されるように
なっている。このような登録は、例えばUNIX(UN
IX SYSTEM LABORATORYS.IN
C,が開発し、ライセンス保持しているオペレーティン
グシステム、以下同じ)を用いた計算機システムでは一
般的に行われている。
【0026】次に、以上のように構成された本実施例の
計算機システムにおけるシステム障害情報の保存処理手
順について説明する。図2は、本実施例におけるシステ
ム障害情報の保存処理手順を示す流れ図である。
【0027】まず、計算機システムにおいて何等かの理
由でシステム障害が発生すると(ST1)、内蔵磁気デ
ィスク1cに対してシステム障害情報が保存処理される
(ST2)。
【0028】ここで、システム障害情報の保存に成功す
ると(ST3)、保存処理が終了し、計算機システムを
停止する(ST15)。一方、システム障害情報の保存
に失敗して場合(ST3)、データ保存用デバイスに対
するアクセスの優先順位を定めた情報出力先定義ファイ
ルを定義しているが調べられる(ST4)。このとき、
当該ファイルを定義していればこれに基づいて保存処理
が行われ(ST5〜ST9)、定義されていなければ外
部接続デバイスの登録テーブル情報に基づいて保存処理
が行われる(ST10〜ST14)。
【0029】まず、情報出力先定義ファイルが定義され
ている場合(ST4)、当該ファイルの読み込みが行わ
れ、定義ファイル内の優先順位に基づいて、特定の記憶
装置としてのシステム障害情報保存用デバイスが選択さ
れ、指定される(ST5)。
【0030】次に、情報出力先定義ファイルで、指定さ
れたシステム障害情報保存用デバイスについて、保存す
る情報の指定、つまり、情報保存容量としてのサイズの
設定を含む保存情報についてのサイズ指定をしているか
が調べられる(ST6)このサイズ指定がされている場
合(ST6)、ステップ7において、その指定条件に従
って本来保存すべき全システム障害情報の中から重要性
の高い情報が選択される。
【0031】このとき選択される情報は、例えばシステ
ム障害に係わる機器のアドレス情報であるとか、このア
ドレス情報に障害に関するプロセス情報を加えたもの等
である。
【0032】ステップST7終了後、あるいは、上記サ
イズ指定がされていない場合(ST6)、システム障害
情報保存用デバイスに対してシステム障害情報の保存処
理が行われる(ST8)。
【0033】保存処理後、保存処理が正常に行われたか
を保存処理が一定時間内で行われたか否かで判定し(S
T9)、正常に行われた場合には、計算機システムを停
止する(ST15)。
【0034】一方、保存処理が正常に行われなかった場
合、すなわちタイムアウトした場合(ST9)、ステッ
プST5に戻り、情報出力先定義ファイルに基づき次の
優先順位のデータ保存用デバイスがシステム障害情報保
存用デバイスとして指定され(ST5)、システム障害
情報を正常に保存できるまで同様の処理が継続される
(ST6〜ST9)。
【0035】次に、情報出力先定義ファイルが定義され
ていない場合(ST4)、まず、外部接続デバイスの登
録テーブルが検索され、システム障害情報保存用デバイ
スの選択に必要な情報が取り出される(ST10)。
【0036】さらに、取り出した情報を基に、全てのデ
ータ保存用デバイスに関して、入出力処理速度の速い順
に優先順位表が作成される(ST11)。そして、この
優先順位表に基づき、システム障害情報保存用デバイス
が選択され、指定される(ST12)。
【0037】次に、システム障害情報保存用デバイスに
対してシステム障害情報の保存処理が行われる(ST1
3)。保存処理後、保存処理が正常に行われたかを保存
処理が一定時間内で行われたか否かで判定し(ST1
4)、正常に行われた場合には、計算機システムを停止
する(ST15)。
【0038】一方、保存処理が正常に行われなかった場
合、すなわちタイムアウトした場合(ST14)、ステ
ップST12に戻り、上記優先順位表に基づき次の優先
順位のデータ保存用デバイスがシステム障害情報保存用
デバイスとして指定され(ST12)、システム障害情
報を正常に保存できるまで同様の処理が継続される(S
T13〜ST14)。
【0039】上述したように、本実施例によるシステム
障害情報保存方法によれば、予め定められた情報出力先
定義ファイル内の優先順位に基づいて、システム障害情
報保存用デバイスが選択指定され、システム障害情報が
正常に保存できるまで、当該デバイスの指定、情報の保
存処理を繰り返すようにしたので、システム障害情報の
確実な保存が実施できる。つまり、計算機システムに接
続された何れかの記憶装置へのシステム障害情報保存が
可能となる。
【0040】したがって、計算機システム使用者は、こ
れらのシステム障害情報を用いて、システム障害発生の
原因究明、計算機システムの早期復帰を行うことができ
る。また、本実施例によるシステム障害情報保存方法に
よれば、情報出力先定義ファイルで、指定されたシステ
ム障害情報保存用デバイスについて、サイズである情報
保存容量が設定され、この情報保存容量に収まるよう
に、つまりサイズ指定の情報に基づいてシステム障害情
報の選択処理を行っているので、データ保存用デバイス
の仕様に応じて必要な情報サイズでシステム障害情報の
保存を行うことができる。
【0041】したがって、データ保存用デバイスのう
ち、システム障害情報保存用デバイスに適用可能なデバ
イスの種類・数が増え、より確実なシステム障害情報保
存を行うことができる。
【0042】さらに、本実施例によるシステム障害情報
保存方法によれば、情報出力先定義ファイルが定義され
ていない場合でも、外部接続デバイスの登録テーブルの
情報を検索することにより、システム障害情報保存用デ
バイスを選択指定でき、システム障害情報の確実な保存
が実施できる。
【0043】さらにまた、本実施例によるシステム障害
情報保存方法によれば、外部接続デバイスの登録テーブ
ルの情報を検索することにより、入出力処理速度の速い
順にシステム障害情報保存用デバイスを選択指定でき、
システム障害情報のより一層確実な保存が実施できる。
【0044】なお、本実施例においては、ステップST
11における優先順位表作成時にデータ保存用デバイス
の入出力処理速度のみを考慮するようにしたが、この表
に各デバイスの仕様に基づいたサイズ指定情報を付け加
え、ステップST12,ST13間にステップST6,
ST7と同様な処理を行う処理ステップを設けるように
してもよい。
【0045】また、サイズ指定を行うときに、選択によ
りシステム障害情報の抽出を行うようにしたが、選択以
外の抽出手段,例えば情報の削除によって、情報抽出処
理を実現してもよい。
【0046】さらに、ステップST9,ST14では、
タイムアウトすれば、保存処理が正常にできないものと
して、次のステップに進むようにしているが、全てのデ
ータ保存用デバイスに保存処理を試みても、なお保存で
きない場合には、上記保存処理について、最初から処理
を繰り返すようにしてもよい。
【0047】図3は本発明の他の実施例に係るシステム
障害情報保存方法を適用した計算機システムの一例を示
す構成図であり、図1と同一部分には同一符号を付して
その説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述
べる。
【0048】この計算機システムには、表示装置5が設
けられ、システム障害情報を表示装置5に表示できるよ
うになっている。このように構成された本実施例の計算
機システムにおけるシステム障害情報の保存処理手順
は、図2に示す保存処理手順と同様である。
【0049】ただし、本実施例の装置においては、シス
テム障害情報の保存処理と同時に、あるいは、ステップ
ST9,ステップST14において最終的にシステム障
害情報をデータ保存用デバイスに正常に保存できなかっ
た場合に、表示装置5に対してシステム障害情報の表示
を行う。
【0050】このときの表示内容は、データ保存用デバ
イスに対して行うのと同様なものを表示する。したがっ
て、例えば全てのシステム障害情報を表示しきれないと
きには、前述したようにシステム障害情報の選択が行わ
れた上で表示されることになる。
【0051】上述したように、本実施例によるシステム
障害情報保存方法によれば、上記実施例と同様の効果が
得られる他、システム障害情報ができなかった場合で
も、システム障害情報が表示装置5上に表示されている
ので、計算機システム使用者は、表示されたシステム障
害情報を用いて、システム障害発生の原因究明、計算機
システムの早期復帰を行うことができる。なお、本発明
は、上記各実施例に限定されるものでなく、制御システ
ム等にも適用できる他、その要旨を逸脱しない範囲で種
々に変形することが可能である。
【0052】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、計
算機システムにおけるシステム障害発生時に、当該シス
テムに接続された複数のデータ保存用デバイスである記
憶装置のいずれかにシステム障害情報を確実に保存する
ことが可能なシステム障害情報保存方法を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシステム障害情報保存
方法を適用した計算機システムの一例を示す構成図。
【図2】同実施例におけるシステム障害情報の保存処理
手順を示す流れ図。
【図3】本発明の他の実施例に係るシステム障害情報保
存方法を適用した計算機システムの一例を示す構成図。
【符号の説明】
1…計算機本体、1a…制御部、1b…メモリ、1c…
内蔵磁気ディスク、2…磁気ディスク、3…磁気テー
プ、4…フロッピーディスク、5…表示装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともCPUと複数の記憶装置とを
    備えた計算機システムにシステム障害が発生した時、こ
    のシステム障害に関する情報の保存を行うシステム障害
    情報保存方法において、 前記複数の記憶装置について、情報の保存処理を行う順
    番を予め定め、この順番に基づいて前記情報の保存処理
    を施すべき記憶装置を指定し、 この指定された特定の記憶装置に対して、前記システム
    障害に関する情報の保存処理を行い、 前記指定された特定の記憶装置に対する前記情報の保存
    処理が異常である場合には、前記順番に基づいて前記情
    報の保存処理を施すべき次の記憶装置を指定し、 前記情報の保存処理が正常に実行されるまで、前記記憶
    装置の指定及び情報の保存処理を繰り返し行うことを特
    徴とするシステム障害情報保存方法。
  2. 【請求項2】 少なくともCPUと複数の記憶装置とを
    備えた計算機システムにシステム障害が発生した時、こ
    のシステム障害に関する情報の保存を行うシステム障害
    情報保存方法において、 前記複数の記憶装置について、情報の保存処理を行う順
    番及び前記各記憶装置の仕様に応じた情報保存容量を予
    め定め、前記順番に基づいて前記情報の保存処理を施す
    べき記憶装置を指定し、 この指定された特定の記憶装置の情報保存容量内に収ま
    るような量の情報を、前記システム障害に関する情報の
    中から抽出する情報抽出処理を行い、 前記指定された特定の記憶装置に対して、前記情報抽出
    処理を施されたシステム障害に関する情報の保存処理を
    行い、 前記指定された特定の記憶装置に対する前記情報の保存
    処理が異常である場合には、前記順番に基づいて前記情
    報の保存処理を施すべき次の記憶装置を指定し、 前記情報の保存処理が正常に実行されるまで、前記記憶
    装置の指定、情報抽出及び情報の保存処理を繰り返し行
    うことを特徴とするシステム障害情報保存方法。
  3. 【請求項3】 少なくともCPUと複数の記憶装置とを
    備えた計算機システムにシステム障害が発生した時、こ
    のシステム障害に関する情報の保存を行うシステム障害
    情報保存方法において、 前記複数の記憶装置について、情報の保存処理を行う順
    番が定められていない場合に、前記計算機システムに接
    続された前記各記憶装置の接続機器情報に基づいて前記
    情報の保存処理を施すべき記憶装置を指定し、 この指定された特定の記憶装置に対して、前記システム
    障害に関する情報の保存処理を行い、 前記指定された特定の記憶装置に対する前記情報の保存
    処理が異常である場合には、前記接続機器情報に基づい
    て前記情報の保存処理を施すべき次の記憶装置を指定
    し、 前記情報の保存処理が正常に実行されるまで、前記記憶
    装置の指定及び情報の保存処理を繰り返し行うことを特
    徴とするシステム障害情報保存方法。
  4. 【請求項4】 少なくともCPUと複数の記憶装置とを
    備えた計算機システムにシステム障害が発生した時、こ
    のシステム障害に関する情報の保存を行うシステム障害
    情報保存方法において、 前記複数の記憶装置について、情報の保存処理を行う順
    番が定められていない場合に、前記計算機システムに接
    続された前記各記憶装置の接続機器情報に基づいて、各
    記憶装置の入出力処理速度の速い順番に前記情報の保存
    処理を施すべき記憶装置を指定し、 この指定された特定の記憶装置に対して前記システム障
    害に関する情報の保存処理を行い、 前記指定された特定の記憶装置に対する前記情報の保存
    処理が異常である場合には、前記順番に基づいて前記情
    報の保存処理を施すべき次の記憶装置を指定し、 前記情報の保存処理が正常に実行されるまで、前記記憶
    装置の指定及び情報の保存処理を繰り返し行うことを特
    徴とするシステム障害情報保存方法。
JP7040018A 1995-02-28 1995-02-28 システム障害情報保存方法 Pending JPH08235029A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013084284A (ja) * 2006-09-21 2013-05-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電子制御システム及び電子制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013084284A (ja) * 2006-09-21 2013-05-09 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電子制御システム及び電子制御装置

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