JPH05108317A - ネツトワークシステム及びそのソフトウエア管理方法 - Google Patents

ネツトワークシステム及びそのソフトウエア管理方法

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JPH05108317A
JPH05108317A JP3270686A JP27068691A JPH05108317A JP H05108317 A JPH05108317 A JP H05108317A JP 3270686 A JP3270686 A JP 3270686A JP 27068691 A JP27068691 A JP 27068691A JP H05108317 A JPH05108317 A JP H05108317A
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秀樹 佐藤
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博 小林
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茂 遠藤
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敏昌 雑賀
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晃文 中橋
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裕之 保里
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    • G06F8/71Version control; Configuration management

Abstract

(57)【要約】 【目的】計算機システムの開発・保守における信頼性を
確保する。 【構成】計算機システムを高信頼/高応答が要求される
制御系システム(103)と制御系をアクセスしない情
報系システム(102)に分けて構成し、それらを伝送
路(制御系伝送路/情報系伝送路)(105)で接続
し、ソフト保守システム(101)より、開発保守の集
中管理を行う。 【効果】ソフトウエアの開発・保守において、各ソフト
の処理内容要求される信頼度バージョンアップ頻度など
各ソフトの特徴に応じた管理を専用の保守システムから
情報系伝送路を使用して行うことにより、高信頼で拡張
性のある開発・保守を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークシステム
及びそのソフトウエア管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機の適用拡大に伴い、その不良動作
による影響範囲は益々広がっており、高信頼なシステム
作り及びソフトウエア(ソフトとも称す。)作りが非常
に重要な課題として強く求められている。例えば、制御
用計算機システムでは、通常、機械や設備をその制御対
象とし、僅かな遅れや小さな制御ミスが大きな被害をも
たらし、場合によっては人身事故につながることもある
ため、高信頼/高応答性が要求される。そのため、高信
頼なソフトウエア作り(ソフトウエア開発・保守)が、強
く要求される。
【0003】一方、高信頼なソフトウエア作り(ソフト
ウエア開発・保守)は、十分なチェックと時間を必要と
するので、開発・保守の効率向上を阻害する。また、高
信頼性を追及するあまり、ソフトウエア開発・保守が拡
張性や柔軟性に欠けるものとなってしまうことも多い。
その結果、高信頼なソフトウエアは、システムのコスト
を上昇させ、システムの増改築時にソフトウエア開発・
保守へ更なる膨大な投資が必要となり、効率向上,拡張
性や柔軟性に欠けるといった問題があった。
【0004】この点、特公平2−23887号公報は、一つの
計算機において、動作中のプログラムの保守を可能とす
ることで、ソフトウエア保守によるシステム停止を回避
している。
【0005】しかし、ネットワークシステム全体への適
用については配慮されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ネ
ットワークシステム全体への適用については配慮されて
いないので、高信頼化追及のためネットワークシステム
全体に一律に無停止入れ替えを適用することとなり、運
用コストの上昇及び入替えプログラム格納領域の増大に
つながる。さらにネットワークシステム全体への適用に
ついては配慮されていないので、ネットワークシステム
全体のプログラム保守方式が不明確なため、計算機単位
のプログラムローディングミスが生じるなどの問題点が
ある。開発・保守における高信頼なネットワークシステ
ム作りは、高信頼を追及する程、かつ、ネットワークシ
ステム規模が拡大する程、それによるコストは、増大す
る。さらにはネットワークシステムの柔軟性,拡張性を
欠如させることもある。
【0007】本発明の目的は、各ソフトウエアの開発・
保守に要求される管理仕様を各ソフトウエア対応に実現
し、信頼性,拡張性,柔軟性のあるネットワークシステ
ム及びそのソフトウエア管理方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴は、ネットワークシステムにおいて、複
数の異質なソフトウエアを開発・保守する場合に、全て
のソフトウエアを同等に扱うのではなく、各ソフトウエ
アの処理内容・要求される信頼度・バージョンアップ頻
度など各ソフトの特徴に応じて管理するようにした構成
及びそのソフトウエア管理方法である。
【0009】
【作用】本発明では、ネットワークシステムの処理内
容、要求される信頼度においてネットワークシステムを
高信頼/高応答が要求される制御系システムと情報系シ
ステムに分け、それぞれのシステムのソフトウエアを異
なる方式(例えば、それぞれBulletin Board方式,Broa
d Cast方式,Down Load 方式を使いわける等)で管理す
ることにより、新しいソースのすべての計算機に対する
入替えが増大することによる業務停止,システム業務停
止賀正時、時間の損失による運用コストの増大を防止で
き、ネットワークシステムの運用コストを削減できる。
【0010】さらに、ネットワークシステムの処理にお
いても、制御系処理と情報系処理に分類することと、各
々の処理に使用する伝送路を分ける(例えば、図2の制
御系伝送路231及び情報系伝送路232参照)ことに
より、開発・保守における制御系処理への影響を回避す
る。
【0011】また、ソフトウエア保守専用の計算機を設
け、システム内計算機のソフトウエアの集中管理を行
い、効率の良い開発・保守を実現する。
【0012】さらに、制御系システムにおいてもソフト
ウエア保守計算機においてユーザプログラムとシステム
プログラムの集中管理を行い、プログラム保守対象マシ
ンの限定や保守実行前の状態への復旧を可能とすること
により、高信頼な制御系システムの開発・保守を実現す
る。
【0013】
【実施例】図1に本発明の一実施例のシステム構成を示
す。
【0014】本実施例では、ネットワークシステムにお
いて、2つの異質な処理(制御系処理と情報系処理)を
行わせる場合を示す。
【0015】図1は、分散設置された複数の情報系シス
テム102,制御系システム103,情報・制御混在シ
ステム104のソフトウエアを、1つのソフト保守シス
テム101で、集中して管理可能とした複合分散型制御
用計算機システムの構成を示す。上記システムは、それ
ぞれ、ネットワークとしての伝送路及びこの伝送路を介
して接続されたホスト計算機,端末装置などの処理装置
から構成され、全体として、複数のネットワークと複数
の処理装置からなるネットワークシステムが構成され
る。制御用計算機システムでも、他の計算機システムと
同様適用範囲の広がりに伴い、1つの計算機システムで
制御系処理だけでなく、情報系処理も行う必要がある。
実際の適用に当っては、この情報系処理と制御系処理を
識別しなければならない。そこで、識別条件として情報
系処理と制御系処理を次のように定義する。
【0016】情報系処理とは、制御対象に対応するデー
タベースを書き換えない、かつ、制御対象に直接アクセ
スしない処理である。
【0017】制御系処理とは、制御対象に対応するデー
タベースを書き換える、または、制御対象に直接アクセ
スする処理である。
【0018】本実施例は、ソフトウエアをいくつかのグ
ループ又は種類に分離することを特徴とするものであ
り、上記識別条件は1つの例に過ぎない。実際の運用に
当って、情報系処理と制御系処理の識別条件を個別シス
テム毎に決定する場合、上記識別条件以外でも本発明が
適用できることは言うまでもない。
【0019】図1の計算機システムは、システム全体の
ソフトウエアを集中して管理するソフト保守システム1
01,情報系処理を行う情報系システム102,制御系
処理を行う制御系システム103,情報系と制御系の両
方の処理が混在する情報・制御混在システム104、そ
して、それらの各システムを接続するネットワーク10
5から構成される。
【0020】ソフト保守システム101は、システム全
体に含まれるソフトウエアのバージョンやレビジョンの
管理,変更来歴の管理,プログラムなどのローディング
管理,名称管理などを集中して行う機能を有する。ソフ
トウエアの開発については、このソフト保守システム1
01で行ってもよいし、情報系システム102,制御系
システム103,情報・制御混在システム104で行っ
てもよい。
【0021】情報系システム102は、例えば、制御対
象であるプラントの状態を表示しオペレータに知らせた
り、プラントデータに関する統計情報の作成や編集(画
像データの作成又は統計データの算出などを意味し、作
成後又は算出後に制御系処理により、画像データの登録
や算出した統計データをデータベースに登録すること)
といった直接“制御”に関連しない処理を行う計算機シ
ステムである。
【0022】制御系システム103は、制御対象に対し
て、直接制御指示を出す制御系処理を行う計算機システ
ムである。混在型システム104は、情報系処理と制御
系処理が1つのシステム内に混在する計算機システムで
ある。
【0023】図2に、1つのソフト開発・保守システム
201と複数の情報・制御混在システム211および2
21からなる構成例を示す。
【0024】2つの情報・制御混在システム211と2
21とは、同一構成であり、各システムはそれぞれネッ
トワークに接続され、ソフト開発・保守システム20
1、あるいは、他の混在システム211あるいは221
と相互に交信が可能である。
【0025】情報・制御混在システム211は、そのシ
ステム211を統括管理するミニコン(以下MC−1と
略記)212,制御系処理を統括するプロコン(プロセ
スコントロールコンピユータとも称す。以下PRC−1
と略記)213,直接プラントを制御するコントローラ
(以下CTL−1と略記)214,プラントの状態表示
等の情報系処理を分担するワークステーション(以下W
S−1と略記)215,パソコン(以下PC−1と略
記)216からなる。
【0026】情報・制御混在システム221は、そのシ
ステム221を統括管理するミニコン(以下MC−2と
略記)222,制御系処理を統括するプロコン(プロセ
スコントロールコンピユータとも称す。以下PRC−2
と略記)223,直接プラントを制御するコントローラ
(以下CTL−2と略記)224,プラントの状態表示
等の情報系処理を分担するワークステーション(以下W
S−2と略記)225,パソコン(以下PC−2と略
記)226からなる。
【0027】ソフト開発・保守システム201は、計算
機システム全体のソフトウエア保守だけでなく、開発も
1箇所で可能とするため、開発機能と保守機能を合わせ
持つ。また、前記混在システム211あるいは221の
ソフトウエア開発・保守に当って、テスト・デバッグが
実機環境に近い形で行えるように、前記混在システム2
11あるいは221と同様の構成としてある。ただし、
ソフトウエア開発・保守の為に、開発用端末207が接
続されている点が、混在システム211あるいは221
と異なる。
【0028】次に、本システムにおけるソフトウエア開
発・保守の方針について説明する。本システムでは、制
御処理と情報処理が1つのシステムに混在するが、シス
テム全体を制御系と情報系にきちっと分ける。制御系は
高信頼に作る必要があり、制御系ソフトウエアの管理に
おいては、使い勝手よりも確実性が重要となる。一方、
情報系は、最低限、制御系に外乱を与えぬことが必要で
ある。
【0029】具体的には、第1に、ハードウエアを分け
る事がある。例えば、図2の実施例においては、処理装
置を情報系処理を行う情報系と制御系処理を行う情報系
で分離している。すなわち、WS−1(215)および
WS−2(225)やPC−1(216)およびPC−
2(226)は、情報系専用、PRC−1(213)お
よびPRC−2(223)やCTL−1(214)およ
びCTL−2(224)は制御系専用と分けて運用する。
さらに、情報系LAN231と制御系LAN232の2つのネ
ットワークを用意し、両系の相互干渉を減らすようにし
ている。つまり、回線負荷を減らしたり、誤通信による
データ破壊を防止することが可能となる。本実施例にお
いては、制御系システムへの外乱を防止するために、プ
ログラム保守用のLANとして情報系LAN231を使
用する。
【0030】第2に、計算機内処理も制御系と情報系を
明確に分ける。例えば、両方の処理を1つのプログラム
に組み込まず、別々に動作するプログラムとして分離す
る。第3に、ソフトウエア開発・保守についても、制御
系ソフトウエアに対するサポートと情報系ソフトウエア
に対するサポートを明確に分離する。以下、これについ
て説明する。
【0031】ソフトウエアの開発・保守のながれは、一
般に、ソースを作成し、コンパイル&リンクによりプロ
グラムを生成し、テスト・デバッグ後、必要なサイトに
ローディングする。この流れから、管理する対象リソー
スとしては、ソース/プログラム/サイトであり、以下
では、管理対象リソース毎に具体的管理方法について説
明する。
【0032】ここで、ソースとは未コンパイル状態の高
級言語で書かれたファイルである。また、プログラムと
はコンパイル済のファイルであり、オブジェクトモジュ
ール又は実行モジュールである。
【0033】(1)情報系のソフトウエア管理(ソース
/プログラム/サイト) 情報系は、マンマシンインターフェースが中心であり、
常に新しい機種やソフトウエアを取り込んだ形で、性能
向上や機能向上を図ることが重要であり、そのためにP
CやWSを採用している。
【0034】したがって、ソフトウエアの管理も使い勝
手や拡張性・柔軟性が重要である。管理方式としては、
比較的緩やかなもの、必要最低限の統制手段とすること
が、経済性の点でも拡張性の点でも有利である。
【0035】本実施例では、(a)Bulletin Board方
式,(b)Broad Cast方式,(c)Down Load 方式の3
種の管理方式を用意し、各サイト/ソフトウエア毎に選
択可能とする。以下、図2を用いて詳細を説明する。
【0036】図2のシステムにおいては、システム内の
全ソフトウエアを、ソフト開発・保守センタ202で集
中管理する。情報系のソフトウエア管理の例として、サ
イト名PC−1の場合について説明する。
【0037】本実施例では、情報系ソフトウエアは全て
ソースをベースに管理することとする。すなわち、最新
ソフトウエアが完成したら、そのソースを配布すること
を基本とする。
【0038】上記のBulletin Board方式の場合、MC
(ソフト・開発保守用ホスト計算機)202は最新ソフ
トウエアが完成した旨を、電子メイルや専用通信手段等
によりPC−1(216)に連絡する。PC−1(21
6)の使用者は、前記最新ソフトウエアが必要であれ
ば、MC202のソースをPC−1(216)にコピー
する。
【0039】上記Broad Cast方式は、MC202が無条
件に最新ソフトウエアのソースをPC−1(216)に
配布する。PC−1(216)で、そのソースを必要と
すれば保管し、不要であれば廃棄する。
【0040】上記Down Load 方式は、MC202で配布
先を管理する方式で、PC−1(216)には、どのソ
フトウエアのソースのどのバージョンが配布されている
かをMC202で管理する。
【0041】図3は、ソフトウエアの配布管理をする管
理テーブルの構成を示す。
【0042】ソフトウエア配布管理テーブル301は、
MC202内に存在し、各サイトに配布されたソフトウ
エアとそのバージョン・レビジョンを管理するためのテ
ーブルである。
【0043】サイト名フィールド302には、ソフトウ
エア配布管理テーブル301で管理するサイト名を格納
する。ソフト名フィールド303には、ソフトウエア配
布管理テーブル301で管理するシステム内の全ソフト
ウエアの名称を「ソフト−1,ソフト−2,…」のよう
に格納する。そして、このソフト名フィールド303
は、さらに管理種別フィールド304とバージョン番号
フィールド305の2つに分かれる。該管理種別フィー
ルド304には、前記したソフトウエアの管理種別と配
布対象物の識別情報を格納する。すなわち、管理種別
は、前記したBulletin Board方式/Broad Cast方式/Do
wn Load 方式をそれぞれ1,2,3で示し、配布対象物
は、ソース/プログラム(実行形式のもの)をそれぞれ
S/Pで示し、2つの情報をセミコロンで区切って格納
する。例えば、「3;P」は、Down Load 方式でプログ
ラムを配布することを意味する。また、バージョン番号
フィールド305には、該当ソフトウエアのバージョン
/レビジョン番号をピリオドで区切って格納する。例え
ば、「2.0 」は、バージョン番号2,レビジョン番号
0を示す。
【0044】ここで、図3のソフトウエア名称“ソフト
−1”のソースが更新され、最新ソ−スが完成した場合
を考えてみる。ソフトウエア配布管理テーブル301の
サイト名フィールド302を順番にサーチし、ソフト−
1に対応した管理種別フィールド(304)に“0”以
外の値が格納されているサイトに対して、指定された形
態でソフト−1を配布する。ここで、管理種別フィール
ド304の“0”は該当ソースの配布不要を意味する。
ソフトウエア配布管理テーブル301に従えば、図3で
は、サイト名MC−1,MC−2に対しては、プログラ
ムをDown Load方式で、サイト名WS−1に対してはソ
ースをBroad Cast方式で、サイト名PC−1に対しては
ソースをBulletin Board方式で配布することになる。そ
して、配布した時点で、ソフトウエア配布管理テーブル
301の該当ソフトウエア、図3の場合ソフト−1のバ
ージョン番号フィールド305に配布したソフトウエア
のバージョン番号を格納する。
【0045】以上説明した方法により、情報系のソフト
ウエアのバージョン/レビジョン管理が可能となる。ま
た、ここでは、情報系のソフトウエアはソースで管理す
ることで統一したが、ソースで管理するか、実行形式
(プログラム)で管理するかは、サイト毎/ソフトウエ
ア毎に選択可能である。
【0046】さらに、制御系ソフトウエアも本方式の同
様の方法で管理可能であるが、制御系ソフトウエアの場
合、より高い信頼性/稼働性を求められるため、以下で
は、この点からの実施例を説明する。
【0047】(2)制御系ソフトウエアの管理 制御系ソフトウエアの保守において、高い信頼性/稼働
性を実現するため、本実施例では下記機能を持ってい
る。
【0048】(a)サイト管理機能 システムを構成するPC,PRC,WSなどの各計算機
をサイトと呼び、1つのサイトに対応して1個の名称を
つける。これをサイト名称と呼び、サイトの識別に使用
する。本実施例のサイト管理機能では、サイト名称の登
録・削除や各サイトに格納されているソフトウエアの名
称/バージョン・レビジョン/メモリに占める大きさ/
常駐(主メモリ上にプログラムを記憶しておくこと)・
非常駐(プログラム起動のたびにディスクなどの外部メ
モリから読み込むこと)などのプログラム属性の管理を
行う。該サイト管理機能により、ネットワーク計算機シ
ステムでは、各サイトのバージョン・レビジョンを即座
に識別できるようにし、プログラムの入れ替え時のミス
を防止できる。
【0049】(b)プログラムのローディング管理機能 1つの計算機システム内のプログラムは、大きくユーザ
プログラムとシステムプログラムに分類される。
【0050】システムプログラムは計算機を動かすため
の基本ソフトウエアであり、計算機システム全体で共通
である。一方、ユーザプログラムは、1つの計算機シス
テムをある特定の用途に使うために必要となる処理をプ
ログラムとして実現したものであり、個々の計算機シス
テム毎に異なる。
【0051】以下では、実施例1乃至実施例8を用いて
説明する。各実施例の概要は、次のとおりである。
【0052】1)実施例1−ユーザプログラムの事前ロ
ーディング機能を説明するもの。
【0053】2)実施例2−ユーザプログラム入れ替え
前への復旧機能を説明するもの。
【0054】3)実施例3−システムプログラムローデ
ィング時のローディング計算機の限定機能を説明するも
の。
【0055】4)実施例4−システムプログラムローデ
ィング時のサイト番号チェック機能を説明するもの。
【0056】5)実施例5−システムプログラム事前ロ
ーディング機能を説明するもの。
【0057】6)実施例6−システムプログラム間の依
存関係チェック機能を説明するもの。 7)実施例7−システムプログラム入れ替え時の変更フ
ァイルのみのローデイング、入れ替えを説明するもの。
【0058】8)実施例8−システムプログラム入れ替
え前への復旧機能を説明するもの。
【0059】また、システムを停止期間を短縮するため
のプログラム入れ替え手段(実施例2,実施例5),プ
ログラム入れ替え時の失敗から元の状態に戻す手段(実
施例2,実施例8),対象サイトの指定ミスからシステ
ム障害を防止する手段(実施例3,実施例4),1つの
プログラムの入れ替えに関連した他のプログラムのチェ
ック手段(実施例6),稼働中システムへの外乱を削減
するために変更部分だけを入れ替える手段(実施例7)
について、それぞれ説明する。
【0060】実施例1 実施例1は、ホスト管理計算機がネットワークを介して
接続しているオンライン稼働中計算機PRCのシステム
のバージョンと該計算機システムを構成するプログラム
をバージョンを対応付けて管理する例である。
【0061】図4は、実施例1の構成図である。ネット
ワーク媒体であるLAN405にてプログラム開発を行
うホスト計算機401とオンライン制御を行うPRC−
1(402),PRC−2(403)を接続したシステ
ムである。プログラム開発用のホスト計算機401は、
補助記憶装置404及びバージョン管理を行うプログラ
ム413を記憶した主記憶装置412からなり、補助記
憶装置404内に、各PRCの補助記憶装置422,4
23にある現在稼働中のシステムのバージョンの現プロ
グラム(414,419)に相当する現バージョンプロ
グラム405、旧バージョンのシステムに対応した旧プ
ログラム(416,421)に相当する旧バージョンプ
ログラム407および新プログラム(415,420)
に相当する新バージョンプログラム406,現バージョ
ンプログラム405の管理のための現バージョンプログ
ラム用管理テーブル409,新バージョンプログラム4
06の管理のための新バージョンプログラム用管理テー
ブル410,旧バージョンプログラム406の管理のた
めの旧バージョンプログラム用管理テーブル411,プ
ログラムバージョン情報ファイル408、これらのプロ
グラムを管理するサイトディレクトリ429およびこの
サイトディレクトリ429を管理するサイト管理ディレ
クトリ430を記憶する。
【0062】PRC−1(402),PRC−2(40
3)の主記憶装置425,427には、それぞれ、バー
ジョン管理を行うプログラム426,428から構成さ
れる。
【0063】図5は、前記構成内におけるプログラムバ
ージョン情報ファイル408の構成について示したもの
である。プログラムバージョン情報ファイル507は、
現在のシステムバージョン番号501,現バージョンの
バージョンメモ502およびシステムバージョン番号5
01のリリース日時1(503)を格納する。このシス
テムのバージョン更新発生時には、新バージョンのシス
テムバージョン番号504,新バージョンのバージョン
メモ505およびシステムバージョン番号504のリリ
ース日時2(506)を格納する。これにより各システ
ムのバージョンの来歴を管理可能となる。
【0064】図6は、サイトのバージョンアップ手順を
示したものである。サイトのバージョン更新処理601
は、新システムのバージョン番号およびバージョンに対
するコメントを設定する処理602を行い、現バージョ
ンのシステムのプログラム群を新バージョンシステムの
プログラムとしてリンクする処理603を行い、新バー
ジョンのベースを作成する。次に、新バージョンとして
入れ替える現バージョンプログラムを切り放しする処理
604,新バージョンのプログラムを登録する処理60
5を行う。ここで、新バージョンプログラムに切り替え
る処理606によりサイトバージョンの更新処理が完了
する。
【0065】図7に、具体的なサイト管理テーブルの構
成図を示します。サイト管理ディレクトリ701内に、
サイトディレクトリ702を置き、その下に、現プログ
ラムサイトディレクトリ703および現バージョンのプ
ログラムを管理する現プログラム管理テーブル704を
配置している。新バージョンシステムをつくる場合にお
いて、新プログラムディレクトリ705ならびに新プロ
グラム管理テーブル706を作成し、各々のバージョン
のプログラム709,710の情報をプログラムバージ
ョン管理ファイル707で管理する。新プログラム71
0において、現プログラム709と同じものについて
は、リンク処理708することにより流用し、新たに入
れ替えるものについてのみ現プログラム709と切り放
し、新プログラム710を登録するものとする。これに
より、各バージョンに対応したプログラム709,71
0を独立してバージョン管理することができる。
【0066】図8に、図7で使用できるプログラム管理
テーブルの構成を示す。プログラム管理テーブル801
は、プログラム名称802が「A」のプログラムを登録
した登録日時803,実際に本プログラムの登録された
システムの現バージョン番号805が「1.0 」と示さ
れる。また、プログラム名称806が「B」のプログラ
ムを登録した登録日時807,実際に本プログラムの登
録されたシステムの新バージョン番号808が「2.0
」と示される。以上のように、システムバージョン番
号と、システムを構成しているプログラムを対応付ける
ことができる。
【0067】実施例2 実施例2は、PRCのプログラム入れ替えにおいて、新
バージョンプログラムの事前ローディングを行ない、実
行プログラムに反映させ、また、プログラム入れ替え前
への復旧機能を示す例である。図9は、PRCの構成図
である。
【0068】PRCは、主記憶装置902及び補助記憶
装置903とを含む。さらに、伝送路を介してホスト計
算機と接続されている。
【0069】補助記憶装置903上に、メモリ管理情報
904、新バージョンプログラム909と新プログラム
管理情報908を格納する新プログラム格納ディレクト
リ905,現バージョンプログラム911と現プログラ
ム管理情報910を格納する現プログラム格納ディレク
トリ907,旧バージョンプログラム913と旧プログ
ラム管理情報912を格納する旧プログラム格納ディレ
クトリ907を配置してある。
【0070】主記憶装置902上に制御用プログラム9
15,916,917と制御用プログラム管理情報91
4を配置してある。主記憶装置902上の制御用プログ
ラム管理情報914は、現プログラム管理情報910を
補助記憶装置903より主記憶装置902にローディン
グ処理921し、主記憶装置902上の制御用プログラ
ム915,916,917はそれぞれ、新バージョンプ
ログラム909と現バージョンプログラム911と旧バ
ージョンプログラム913を補助記憶装置903より主記
憶装置902にローディング処理918,919,92
0したものである。
【0071】なお、PRCには、現バージョンプログラ
ムの存在が必須であるが、新バージョンプログラムと旧
バージョンプログラムの存在は必須ではなく、制御用プ
ログラム915,916,917が同一のプログラムで
あるならば主記憶装置902上の格納位置を同一とする
ことで、記憶容量を削減できる。
【0072】図10は、図9の構成を用いて、新バージ
ョンプログラム909を作成し、現バージョンプログラ
ム911として登録し、主記憶装置902上の実行プロ
グラム916とする場合の手順1001を示す。まず、
新プログラム格納ディレクトリ905が存在するかを判
定処理1002する。存在していない場合は、新プログ
ラム格納ディレクトリ作成する処理1003によって、
登録の準備を行なう。登録を行なう前の新バージョンプ
ログラム909は、現バージョンプログラム911と同
一であるため、新プログラム管理情報908は、現プロ
グラム管理情報910を複製して作成する。したがっ
て、制御用プログラム915,916は同一アドレスに
配置される。
【0073】次に、新バージョンプログラム909のソ
ース作成・コンパイルを行なう新プログラムを作成する
処理1004,作成した新バージョンプログラム909
の配置アドレスをメモリ管理情報904を元に決定し、
新プログラム管理情報910を更新する新プログラムを
システムに登録する処理1005を行う。
【0074】次に、新バージョンプログラム909を主
記憶装置902にローディング処理918し、制御プロ
グラム915とする主記憶にローディングする処理10
06をおこなう。
【0075】最後に、現プログラム格納ディレクトリ9
06を新たな旧プログラム格納ディレクトリ907に変
更処理923し、新プログラム格納ディレクトリ905
を新たな現プログラム格納ディレクトリ906に変更処
理922し、新たな現プログラム管理情報910をロー
ディング921し、主記憶装置902上のプログラム管
理情報914を更新する処理1007を行うことで、プ
ログラム入替えを完了し、OSは新たな制御プログラム
916を実行する。
【0076】図11は、図9の構成を用いて、プログラ
ム復旧手順を示したものである。即ち、旧バージョンプ
ログラム913を現バージョンプログラム911として
登録し、主記憶装置902上の制御プログラム916を
実行する場合の手順1101を示す。
【0077】旧バージョンプログラム913を主記憶装
置902にローディング920し、制御プログラム91
7とする処理1102を行う。
【0078】次に、現プログラム格納ディレクトリ90
6を新たな新プログラム格納ディレクトリ905に変更
処理924し、旧プログラム格納ディレクトリ907を
新たな現プログラム格納ディレクトリ906に変更処理
し925,新たな現プログラム管理情報910をローデ
ィング処理921し、主記憶装置902上のプログラム
管理情報914を更新する処理1103を行う。そこ
で、OSは新たな制御プログラム916を実行する。
【0079】実施例2において、旧プログラム格納ディ
レクトリは1つしか記載していないがこれは、複数の旧
プログラム格納ディレクトリとしてもよく、任意の時点
のプログラムへの復旧が可能である。また、新バージョ
ンプログラム909と現バージョンプログラム911と
旧バージョンプログラム913が、全部主記憶装置90
2へローディング処理され記憶されているので、プログ
ラム入替えに伴いその都度それぞれのプログラムを補助
記憶装置から呼び出す必要が無いので、当該プログラム
の機能の停止時間を短縮できる。
【0080】実施例3 実施例3は、ホスト計算機およびネットワーク媒体にて
接続されたPRCのプログラム入れ替えにおいて、特定
の計算機に対してのみ新バージョンのプログラムを反映
させる例である。
【0081】図12は、実施例3に係わるシステムの構
成図である。
【0082】実施例3は、ネットワーク媒体であるLA
N1204を用いて、プログラム開発を行なうホスト計
算機1201とオンライン制御を行なうPRC−1(120
2),PRC−2(1203)を接続したシステムであ
る。
【0083】ホスト計算機1201は、その補助記憶装
置1206内に現バージョンプログラム1213と新バ
ージョンプログラム1214とホスト計算機1201の
現バージョンプログラム1213およびPRC−1(1
202),PRC−2(1203)の現バージョンプログラム
1216,1217を管理するサイト管理テーブル12
15を格納している。主記憶装置1205は、新バージ
ョンプログラムをホスト計算機1201およびPRC−
1(1202),PRC−2(1203)にローディン
グするローディング処理プログラム1212と新バージ
ョンプログラム1214をホスト計算機1201および
PRC−1(1202),PRC−2(1203)の現
バージョンプログラムと入れ替えるか否かを指定する入
れ替え指示プログラム1211から構成される。また、
PRC−1(1202)は、現バージョンプログラム1
216を格納した補助記憶装置1208と主記憶装置1
207から構成される。PRC−2(1203)につい
てもPRC−1(1202)と同様に、現バージョンプログラ
ム1217格納した補助記憶装置1210と主記憶装置
1209から構成される。前記現バージョンプログラム
1213,1216,1217は、ホスト計算機1201お
よびPRC−1(1202),PRC−2(1203)
とも同一のものである。
【0084】前記入れ替え指示プログラム1211は、
サイト管理テーブル1215に対し、現バージョンプロ
グラム1213,1216,1217を新バージョンプ
ログラム1214に入れ替えるか否かの指示を各計算機
単位に記憶させる。前記サイト管理テーブル1215に
記憶した入れ替え指示を元に、ローディング処理プログ
ラム1212は、ホスト計算機1201およびオンライ
ン計算機であるPRC−1(1202)及びPRC−2
(1203)のそれぞれに対応した現バージョンプログ
ラム1213,1216,1217に対し、新バージョ
ンプログラム1214を入れ替える(矢印1218,矢
印1219及び矢印1220の処理)。図13は、前記
構成を用いてホスト計算機1201にて作成された新バ
ージョンプログラム1214をホスト計算機2の現バー
ジョンプログラム1213およびPRC−1,2の現バ
ージョンプログラム1216,1217と入れ替える場
合の手順1301を示す。
【0085】まず、処理1301において、新バージョ
ンプログラム1214のソース作成およびコンパイルを
ホスト計算機にて行なう。次に、処理1302におい
て、新バージョンプログラム1214を入れ替える計算
機を限定するために、前記入れ替え可否を指定する入れ
替え指示プログラム1211を起動する。
【0086】入れ替え指示プログラム1211は、図1
4に示すような構成のサイト管理テーブル1215内の
入れ替え指示ファイルに入れ替え可否情報を設定する。
サイト管理テーブル1215は、サイト管理テーブルデ
ィレクトリ1401内に、ホスト計算機1201やPR
C−1,21202,1203の名称であるサイト名称
に対応したサイトディレクトリ1402,1403,1
404および各サイトディレクトリ内の入れ替え指示フ
ァイル1405,1406から構成される。
【0087】入れ替え指示ファイル1405,140
6,1407は、それぞれ図15にその構成示す指定サ
イト下の入れ替え指示ファイル1500を為し、プログ
ラム単位に入れ替え可否を指定する入れ替え可否情報1
501,1502を格納する。入れ替え可否情報150
1,1502は、それぞれローディング可否を示すロー
ディング可否フラグ1501a,1502aとプログラ
ム名称1501b,1502bによって構成される。入
れ替え指示プログラム1211は、入れ替え対象の新バ
ージョンプログラムが、指定サイト以外ローディング不
要である場合は、指定サイト下の入れ替え指示ファイル
1500内のローディング可否フラグ1501a,15
02aを“LK”とし、ローディング要である場合には
“UL”とする。
【0088】上記のような入れ替え可否情報をサイト毎
の入れ替え指示ファイル1405,1406,1407
に記憶することによりプログラム単位のローディング対
象計算機の指定を行なうことができる。
【0089】次に、新バージョンプログラムのリンク&
ローディング処理1303について、説明する。リンク
&ローディング処理1303では、ホスト計算機にて新
バージョンプログラムソースをコンパイルしたオブジェ
クトをリンクし、新バージョンプログラムを作成した
後、前記サイト管理テーブル1215内の入れ替え指示
ファイルより新バージョンプログラムのローディング先
計算機を検索し、新バージョンプログラムと現バージョ
ンプログラムを入れ替える。
【0090】新バージョンプログラムのローディング処
理の流れを図16を用いて説明する。
【0091】ボックス1600にて、新バージョンプロ
グラムのローディング処理が開始されると、処理160
1において、ホスト計算機1201にて作成した新バー
ジョンプログラムソースよりコンパイラによってコンパ
イルされたオブジェクトをリンクし、一つの新バージョ
ンプログラム1214を作成する。次に、処理1602にお
いて、新バージョンプログラム1214をローディング
する対象計算機を入れ替え指示ファイル1500より検
索し、ローディング対象サイトを決定し、入れ替え指示
ファイル1500内に新バージョンプログラムと同一名
称のエントリの存在をチェックする。名称が存在しなけ
ればローディング対象外サイトとし他サイトディレクト
リ下の入れ替え指示ファイルを検索する(処理160
5)。新バージョンプログラムと同一名称が存在した場
合は、処理1603において、入れ替え指示ファイル1
500のプログラム単位のローディング可否フラグ1501
a,1502aを判定する。ローディング可否フラグが
1502aのように“LK”の場合は、ローディング不
要とし、ローディング処理1604を行なわず次サイト
の検索を行なう(処理1605)。ローディング可否フ
ラグが1501aのように“UL”の場合は、処理16
04において、ローディング対象サイトであると判断し
新バージョンプログラムをローディングする。この処理
をサイト数分繰り返し行なうことにより入れ替えの必要
な特定のサイトに対してだけ新バージョンプログラムを
ローディングすることができる。
【0092】以上のように、ローディング計算機の限定
機能(鍵機能)を設けることにより、ホスト計算機12
01からネットワークにて接続されたPRC−1(12
02)及びPRC−2(1203)に対するプログラム
ローディング先の指定が、一度で済むため、ローディン
グ先のサイト指定誤りによるオペレションミスを防止で
きる。
【0093】実施例4 実施例4は、複数の計算機がネットワークで接続された
システムにおいて、特定の計算機にプログラムをローデ
ィングする際にローディング対象外計算機への誤ローデ
ィングを防止するためにサイト番号をチェックするサイ
ト番号チェック機能を有する例である。
【0094】図17は、実施例4に係わるサイト番号チ
ェック機能持つハード構成図である。ホスト計算機17
04とオンライン計算機であるPRC1708がネット
ワーク1710により接続されたシステムにおいて、P
RC1708は各計算機毎に割り当てられたサイト番号
を格納するサイト番号格納領域1709を有する。この
PRC1708へローディングすべきシステムプログラ
ム1702とサイト番号格納部1703を格納媒体17
01に格納し、ホスト計算機1704は、前記格納媒体
1701の内容をPRC1708にローディングするた
めのローディング処理部1707と、サイト番号を比較
するためのサイト番号比較処理部1706と、格納媒体17
01の内容を一時的に格納する媒体内容格納領域170
5と、ホスト計算機1704に割り当てられたサイト番
号を格納するサイト番号格納領域1711を有する構成
とする。格納媒体1701としては、磁気テープ,磁気
ディスクなどの外部記憶装置を用いる。
【0095】図18は、図17の構成を用いてシステム
プログラム1702を格納媒体1701からホスト計算機1
704を経由してPRC1708へローディングする場
合のローディング処理を示す。まず、処理1801にお
いて、ローディング処理部1707は、格納媒体170
1に格納されたサイト番号をホスト計算機1704の媒
体内容格納領域1705へローディングする。次に、ロ
ーディング処理部1707はサイト番号比較処理部17
06を呼び出す。そして、サイト番号比較処理部170
6が行なうサイト番号比較処理1802が行われるが、
その詳細を図19に示す。サイト番号比較処理1802
では、まず、処理1901において、ローディング対象
計算機を判定する。
【0096】この判定の方法の詳細は、図20に示すよ
うに、処理2001において、ネットワーク管理におい
て計算機識別名称として使用するホスト名のオペレータ
による指定の有無を判定する。指定が有れば、ボックス
2002のように、PRC1708がローディング対象と判定
する。ホスト名の指定がなければ、ボックス2003の
ように、ホスト計算機1704がローディング対象と判
定する。図19の処理1901のローディング対象計算
機の判定により、ボックス2002のように、PRC1
708がローディング対象と判定すると、図19の処理
1902において、ホスト名で指定されたPRC170
8のサイト番号格納領域1709からサイト番号をホス
ト計算機1704へ転送し、図19の処理1903にお
いて、転送したサイト番号と媒体内容格納領域1705
内のサイト番号とを比較する。一方、ボックス2003
のように、ローディング対象計算機の判定処理1901
によりホスト計算機1704へのローディングと判定す
ると、図19の処理1904において、ホスト計算機170
4のサイト番号格納領域1711内のサイト番号と媒体
内容格納領域1705内のサイト番号とを比較する。
【0097】前記処理1802のようにサイト番号を比
較した結果、サイト番号が一致していれば、処理180
3において、格納媒体1701からシステムプログラム
1702をホスト計算機1704の媒体内容格納領域170
5へローディング後、ローディング対象計算機であるP
RC1708またはホスト計算機1704へローディン
グする。
【0098】一方、サイト番号を比較した結果サイト番
号が不一致の場合、処理1804において、サイト番号
不一致であることを示すメッセージを出力し、システム
プログラム1702のローディングを行なわずにローデ
ィング処理を終了する。
【0099】以上説明したように、使用すべきサイト
(計算機)が限定されているプログラムが、使用すべき
サイト(計算機)以外では、使用不能となるので、使用
不使用のライセンスチェックが可能となる。
【0100】実施例5 本実施例では、システムプログラム事前ローディング機
能について説明する。第21図は、PRCのシステムプ
ログラムのローディング管理を実現するプログラム構成
を示す。
【0101】システムプログラムは、通常プログラム単
体で管理されず、同種の機能を実現する複数のファイル
群単位で管理する。それらのファイル群をパッケージと
称する。
【0102】パッケージ格納プログラム2101は、パ
ッケージ格納処理2102を有し、プログラム群をパッ
ケージとして登録し、媒体に格納する。
【0103】事前ローディングプログラム2103は、
パッケージ格納プログラム2101が登録したパッケー
ジをPRCがオンライン稼働中に格納媒体よりローディ
ングする。事前ローディングプログラム2103は、パ
ッケージの未提供計算機への誤ローディングを防止する
サイトチェック処理2103とオンライン中にローディ
ングを行う事前ローディング処理2105を有する。
【0104】変更ファイル認識プログラム2106は、
事前ローディングプログラム2103がローディングしたパ
ッケージと現在オンラインにおいて使用しているパッケ
ージ(以下オンライン実行環境のパッケージと称するを
比較し変更ファイルを認識する。変更ファイル認識プロ
グラム2106は、パッケージが正常に動作するために
必要なパッケージのバージョンのローディングを確認す
る依存関係チェック処理2107とローディングしたパ
ッケージ内の変更ファイルを認識する変更ファイル認識
処理2108と変更ファイル認識処理2108が認識し
た変更ファイルをネットワーク接続下のPRCの補助記
憶装置にファイル転送をする変更ファイル転送処理21
09を有する。
【0105】パッケージ入替えプログラム2110は、
変更ファイル認識プログラム2106が認識した変更ファイ
ルをオンライン実行環境の同一名称ファイルと入替え
る。パッケージ入替えプログラム2110は、入替え要
求を登録する入れ替え要求処理2111と実際にファイ
ルの入替えを行う入替え処理2112を有する。
【0106】パッケージ復旧プログラム2113は、パ
ッケージ入替えプログラム2110が入替えたファイル
をオンライン実行環境に戻し入替え前の状態に復旧す
る。パッケージ復旧プログラム2113は、復旧要求を
登録する復旧要求処理2114と実際にファイルの復旧
を行う復旧処理2115を有する。
【0107】立ち上げ自動復旧プログラム2116は、
オンライン中に新たに作成したOS(以下、カーネルと
称する。)をシステム再立ち上げ時に入れ替え、入れ替
えたカーネルを起動し、システム稼働状態になる以前に
システムダウンが発生した場合に再立ち上げ時に入れ替
え前のカーネルに戻し、立ち上げる。立ち上げ自動復旧
プログラム2116は、立ち上げ自動復旧処理2117
を有する。
【0108】第22図は、パッケージ格納媒体内の格納
パッケージを管理するパッケージリストファイル220
1のフォーマットを示す。パッケージ認識番号格納エリ
ア2202にはパッケージ固有の認識番号を格納する。
パッケージ名格納エリア2203にはパッケージ名を格
納する。バージョン番号格納エリア2204にはパッケ
ージの時系列な管理番号であるバージョン番号を格納す
る。容量格納エリア2205にはパッケージ内の全体の
ファイルの合計容量を格納する。ファイルリスト格納デ
ィレクトリ2206にはファイル管理ファイル2301
格納エリアを格納する。
【0109】第23図は、パッケージ構成ファイルを管
理するファイル管理ファイル2301のフォーマットを示
す。依存パッケージ名格納エリア2302は、パッケー
ジが正常に動作するために利用する機能を提供する他の
パッケージ名を格納する。バージョン番号格納エリア2
303は、利用機能を使用可能なバージョン番号を格納
する。ファイル名格納エリア2304は、パッケージ内
のファイル名を格納する。最終修正時刻格納エリア23
05は、ファイル名格納エリア2304のファイルの最
終修正時刻を格納する。
【0110】第24図は、ファイル群をパッケージとし
て登録し、媒体に格納するパッケージ格納プログラム2
101のパッケージ格納処理2102の概要を示す。パ
ッケージ格納処理は、処理2402において、一つのパ
ッケージを構成するファイル群が存在するエリア名であ
るパッケージ格納ディレクトリ名の入力を受ける。次
に、処理2403においてパッケージ認識番号の入力
と、処理2404においてパッケージ名の入力と、処理
2405においてパッケージのバージョン番号の入力
と、処理2406において動作を依存する機能をもつパ
ッケージ名と依存機能が提供されているバージョン番号
の入力とを受ける。さらに処理2407においてパッケ
ージ格納ディレクトリ内のファイル群を認識し、ファイ
ル管理ファイル2301を作成し、依存するパッケージ
名格納エリア2302とバージョン番号格納エリア23
03とファイル名格納エリア2304と最終修正時刻格
納エリア2305を、処理2406にて、入力とファイ
ル単位に計算機のファイル管理機能を利用し入力する。
パッケージ単位に2401〜2407の処理を繰り返
し、処理2401において、格納要求全パッケージ情報
の入力を済未済を判断する。完了した場合に、処理24
08において、パッケージリストファイル2201を作
成し、入力をもとに、それぞれをパッケージ認識番号格
納エリア2202,パッケージ格納エリア2203,バ
ージョン番号格納エリア2204に情報を格納する。さ
らに、計算機のファイル管理機能を利用し、パッケージ
内のファイルの合計容量を算出し、容量格納エリアに格
納する。さらに本処理が作成したファイル管理ファイル
2301の格納ディレクトリをパッケージ単位に同一名
称にならないように定め、ファイルリスト格納ディレク
トリエリアに格納する2408。最後にパッケージリス
トファイル2201,ファイル管理ファイル2301,
パッケージ内ファイルを媒体に格納する(処理240
9)。
【0111】第25図は、PRCの補助記憶装置250
1内のエリア構成を示す。
【0112】補助記憶装置2501には計算機が使用可
能なエリアの最上層を表すルートディレクトリ2502
が存在し、ルートディレクトリ2502の下層に事前ロ
ーディングディレクトリ2506,入替えファイル格納
ディレクトリ2507,復旧用ディレクトリ2508が
存在する。事前ローディングディレクトリ2506の下
層のエリアを事前ローディングエリア2503と定義
し、媒体内の格納パッケージ内全ファイル2509をロ
ーディングする。入替えファイル格納ディレクトリ25
07の下層のエリアを入替えファイル格納エリア250
4と定義し、パッケージ内全ファイル2509の中から
オンライン実行環境から変更されたファイルを入替えフ
ァイル群2510として抽出し格納する。入替えファイ
ル格納エリア2507には、入替えファイル群2510
を管理する入替えファイル管理テーブル2511を格納
する。復旧用ディレクトリ2508の下層のエリアを復
旧用エリア2505と定義し、入替えられたオンライン
実行環境のファイル群である入替え済みファイル群25
12を格納する。復旧用エリア2505には、入替えら
れたファイル群を管理する入替えファイル管理テーブル
2513も格納する。第26図は、事前ローディングプ
ログラム2108の事前ローディング処理2105の処
理フローを示す。事前ローディング処理2105は、パ
ッケージ格納媒体からパッケージを構成するファイル群
を事前ローディングエリア2503にローディングする
処理である。
【0113】処理2601において、実施例4に示した
サイト番号チェック機能を有したサイト番号チェック処
理2104が、事前ローディングエリア2503に読み
込み済みのパッケージリストファイル2201とオンラ
イン実行環境下のパッケージリストファイルを比較す
る。比較内容は、パッケージ認識番号格納エリア2202内
パッケージ認識番号が同じパッケージを同一パッケージ
とみなし、同一パッケージのバージョン番号(バージョ
ン番号格納エリア2204内)を比較し、異なるバージ
ョンのパッケージのみを認識し、これらをローディング
対象パッケージと決定する。この処理は、既に格納され
ているパッケージの同一バージョンのローディング処理
を省略するために行う。
【0114】次に、処理2602において、容量格納エ
リア2205を参照し、ローディング対象パッケージ全
体のローディング容量を算出する。
【0115】次に処理2603において、計算機のファ
イル管理機能から事前ローディングエリア2503の空
き容量を求め、ローディング容量と比較する。
【0116】処理2604において、ローディング容量
が空き容量より小さい場合は、事前ローディングエリア
2503にローディング対象パッケージをローディング
する。
【0117】処理2605において、ローディング容量
が空き容量以上の場合は、計算機のファイル管理機能か
ら、空きエリアを検索し、ローディング対象パッケージ
をローディングする。
【0118】PRCの補助記憶装置2501内の事前ロ
ーディングエリア2503ヘ事前ローディングするの
で、システムプログラムの入替えの際の本来の計算機処
理の停止時間を短縮できる。
【0119】実施例6 実施例6は、プログラムローディングにおいて、他のプ
ログラムを利用して動作するプログラムのようにプログ
ラム間で依存関係があるプログラムをローディングする
場合に、依存プログラムが無いために動作不可になるプ
ログラムのローディングを防止するための依存関係チェ
ック機能を説明するための実施例である。
【0120】図27は、本実施例6に係わるプログラム
間依存関係チェック機能を持つシステムの構成図であ
り、事前ローディングを行うホスト計算機2701と制
御系処理を行うPRC2711をLAN2716で接続
した構成となっている。
【0121】ホスト計算機2701は、事前ローディン
グプログラムを格納する事前ローディングエリア270
2と、現在オンラインで動作しているプログラムを格納
するオンライン実行エリア2707で構成される。事前
ローディングエリア2702は、事前ローディングされ
たパッケージ群2703とパッケージ群のバージョンを
管理するパッケージリストファイル2704,依存パッ
ケージの名称とバージョンを管理するファイル管理ファ
イル2705、及びPRCのパッケージリストファイル
とファイル管理ファイルを格納する比較対象ファイル格
納エリア2706を有する。オンライン実行エリア2707
は、現在オンラインで実行可能なパッケージ群2708
とパッケージ群のバージョンを管理するパッケージリス
トファイル2709、及び依存パッケージの名称とバー
ジョンを管理するファイル管理ファイル2710を有す
る。
【0122】PRC2711は、オンラインで実行可能
なパッケージ群2713とパッケージ群のバージョンを
管理するパッケージリストファイル2714、及び依存
パッケージの名称とバージョンを管理するファイル管理
ファイル2715を有するオンライン実行エリア271
2で構成される。
【0123】また、複数のPRCを用いた場合も同様に
構成される。
【0124】図28は、前記構成を用いてプログラム間
の依存関係チェックによるパッケージのローディング可
否判定手順を示す。
【0125】まず、ローディング対象計算機の判定処理
2801を行う。ローディング対象計算機の判定方法
は、図29に示すように、処理2901において、操作
者が指定するホスト名有無を判定する。処理2902に
おいて、ホスト名の指定があればPRC2711がロー
ディング対象計算機と判定する。処理2903におい
て、ホスト名の指定がなければホスト計算機2701が
ローディング対象計算機と判定する。判定の結果、PR
C2711がローディング対象計算機となった場合は、
処理2904において、PRCのパッケージリストファ
イル2714とファイル管理ファイル2715をファイ
ル転送機能を用いてホスト計算機2701に転送する。
【0126】次に、図28の処理2802において、事
前ローディングパッケージ2703とホスト計算機27
01またはPRC2711のオンライン実行パッケージ
2708,2713とでバージョンの異なる変更パッケージ
の抽出処理を行う。変更パッケージの抽出処理2802
の内容は、図30に示すように、処理3001におい
て、事前ローディングエリアのパッケージリストファイ
ル2704とPRCのオンライン実行エリア2707,
2712のパッケージリストファイル2709,271
4との比較を行い、処理3002において、比較の結果
を判定する。相違のあるパッケージは変更パッケージ3
003、相違のないパッケージはローディング対象外パ
ッケージ3004と判定する。
【0127】次に、図28の処理2803において、処
理2802で抽出した変更パッケージの中で、依存パッ
ケージを設定しているパッケージを抽出処理する。依存
パッケージを設定しているか否かの判定は、変更パッケ
ージに対応したファイル管理ファイル2705の依存パ
ッケージ名格納エリア2302に依存パッケージ名が設
定してあれば依存パッケージ設定パッケージ、設定して
なければローディング対象パッケージと判定する。
【0128】次に、処理2804において、判定により
依存パッケージ設定パッケージと判断されたパッケージ
のローディング可否を判定処理する。
【0129】依存パッケージ設定パッケージのローディ
ング可否の判定処理2804の内容を、図31に示す。
処理3101において、PRCのオンライン実行エリア
のパッケージ群2708,2713をチェックする。こ
の依存関係を満足しなかった場合は、処理3104にお
いて、他の変更パッケージをチェックする。他の変更パ
ッケージとのチェック処理3104でも依存関係を満足
しなかった場合は、その変更パッケージはローディング
対象外パッケージと判定される(3110)。他の変更
パッケージとのチェック処理3104で依存関係を満足
した場合は、処理3107において、その依存パッケー
ジがローディング対象パッケージか否かの判定を行う。
ローディング対象外パッケージであれば、その変更パッ
ケージもローディング対象外パッケージと判定される
(3110)。処理3101において、PRC計算機の
オンライン実行エリアのパッケージのチェックで依存関
係を満足した場合、あるいはそのチェックで満足しなく
ても、処理3104において、他の変更パッケージとの
チェックで満足し、その依存パッケージがローディング
対象パッケージと判定された場合は、処理3108にお
いて、ファイル管理ファイル2705の依存パッケージ
名格納エリア2302より、他の依存パッケージの設定
有無をチェックする。他の依存パッケージが設定されて
いれば、その依存パッケージについて同様な依存パッケ
ージ設定パッケージローディング可否判定処理2804
を行い、設定されていなければ、その変更パッケージは
ローディング対象パッケージと判断される(310
9)。
【0130】次に、処理3101で行うPRCのオンラ
イン実行エリアのパッケージとの依存関係チェック、及
び処理3104で行う変更パッケージとの依存関係チェ
ックについてそれぞれの詳細内容を説明する。
【0131】PRCのオンライン実行エリアのパッケー
ジとの依存関係チェックの処理3101は、まず、依存パッ
ケージがPRCのオンライン実行エリアのパッケージリ
ストファイル2709,2714に設定されているか、
即ちPRCにローディング済みかを処理3102におい
てチェックする。設定されていなければ、依存関係を満
足していないと判定する。設定されていれば、次に、そ
のパッケージのバージョンを処理3103において比較
する。比較方法は、依存パッケージに対応した事前ロー
ディングエリアのファイル管理ファイル2705のバー
ジョン番号格納エリア2302とPRCのオンライン実
行エリアのパッケージリストファイル2709,271
4のバージョン番号格納エリア2204を比較する。前
者のバージョン番号の方が新しければ、依存関係を満足
していないと判定し、後者のバージョン番号の方が新し
ければ、依存関係を満足していると判定する。
【0132】変更パッケージとの依存関係チェックの処
理3104は、まず、依存パッケージが変更パッケージ
に存在するか処理3105においてチェックする。存在
していなければ、依存関係を満足していないと判定す
る。存在していれば、次に、そのパッケージのバージョ
ンを処理3106において比較する。比較方法は、依存
パッケージに対応した事前ローディングエリアのファイ
ル管理ファイル2705のバージョン番号格納エリア2
302とホスト計算機の事前ローディングエリアのパッ
ケージリストファイル2704のバージョン番号格納エ
リア2204を比較する。前者のバージョン番号の方が
新しければ、依存関係を満足していないと判定し、後者
のバージョン番号の方が新しければ、依存関係を満足し
ていると判定する。
【0133】上記のように、ソフトウエア(プログラ
ム)単位に、前提となるソフトウエア(プログラム)が
ローディングされているかどうかという依存関係を知る
ことが出きるので、ソフトウエア(プログラム)の実行
の可否を判断(補償)できる。 実施例7 実施例7は、プログラムローディングにおいて、ローデ
ィング時間を節約するために、変更ファイルのみローデ
ィングする場合の例である。より具体的には、最初に、
ホストとなるサイト(計算機など)へ、すべてのプログ
ラムをローディングしておき、従属関係を調べること
で、変更ファイルを抽出し、変更ファイルのみ入れ替え
るべき対象のサイト(ネットワークに接続されたPRC
などの計算機)に格納するものである。ここで、変更フ
ァイルとは、変更プログラム,データなどを含んだ概念
である。
【0134】図32は、実施例7に係わる変更ファイル
のローディング機能を説明するためのシステムの構成図
であり、事前ローディングを行うホスト計算機3201
と制御系処理を行うPRC3216をLAN3226で
接続した構成となっている。ホスト計算機3201は、
事前ローディングエリア3202とオンライン実行エリ
ア3212と変更ファイル格納エリア3207で構成さ
れる。
【0135】ホスト計算機の事前ローディングエリア3
202は、プログラム間の依存関係チェック機能により
求めたローディング対象パッケージ群3203とパッケ
ージのバージョンを管理するパッケージリストファイル
3204と各々のパッケージを構成しているファイルの
バージョンを管理するファイル管理ファイル3205、
及びPRCのパッケージリストファイル及びファイル管
理ファイルが格納してある比較対象ファイル格納エリア
3206を有する。ホスト計算機3201は、事前ロー
ディングエリア3202とオンライン実行エリア321
2と変更ファイル格納エリア3207で構成される。
【0136】ホスト計算機の事前ローディングエリア3
202内のローディング対象パッケージは、実施例5で
示した事前ローディング機能によりローディングされた
パッケージであり、パッケージを構成する全ファイルを
含む。
【0137】オンライン実行エリア3212は、現在オ
ンラインで実行可能なパッケージ群3213とパッケー
ジのバージョンを管理するパッケージリストファイル32
14と各々のパッケージを構成しているファイルのバージ
ョンを管理するファイル管理ファイル3215を有す
る。
【0138】変更ファイル格納エリア3207は、事前
ローディングエリアとオンライン実行エリアのファイル
でバージョンが異なる変更ファイル群3208と変更フ
ァイルの名称を管理する変更ファイル管理テーブル32
11とパッケージリストファイル3209及びファイル
管理ファイル3210とを有する。
【0139】PRC3216は、オンラインで実行可能
なパッケージ群3223とパッケージのバージョンを管
理するパッケージリストファイル3224とファイル名
称を管理するファイル管理ファイル3225とを有する
オンライン実行エリア3222と、事前ローディングエリア
3202とオンライン実行エリア3222とでバージョ
ンが異なる変更ファイル群3218とパッケージのバー
ジョンを管理するパッケージリストファイル3219と
ファイル名称を管理するファイル管理ファイル322
0、及び変更ファイルの名称を管理する変更ファイル管
理テーブル3221を有する変更ファイル格納エリア321
7とで構成される。
【0140】図33は、図32の構成を用いて変更ファ
イルのローディングを行う手順を示す。
【0141】まず、処理3301において、ロ−ディン
グ対象計算機が、ホスト計算機3201かPRC3216か
の判定を行う。
【0142】ローディング対象計算機がPRC3216
の場合は、処理3302において、依存関係チェック時
に転送された比較対象ファイル格納エリア3206内の
ファイル管理ファイルと事前ローディングエリア内ロー
ディング対象パッケージのファイル管理ファイル320
5を比較する。この比較は、同一パッケージのファイル
管理ファイル3205の同一ファイル名に対し、最終修
正時刻を比較し、一致しない場合は、変更ファイルと認
識する。これにより、バージョンの異なる変更ファイル
の名称を求め、変更ファイル管理テーブルを作成する。
【0143】次に、処理3303において、その変更フ
ァイル管理テーブルに格納されている変更ファイルとパ
ッケージリストファイルと変更ファイルが属するファイ
ル管理ファイル、及び作成した変更ファイル管理テーブ
ルをホスト計算機の事前ローディングエリア3202か
らPRCの変更ファイル格納エリア3217にファイル
転送機能を用いて転送する。
【0144】一方、ローディング対象計算機がホスト計
算機3201の場合は、処理3304において、ホスト計算
機のオンライン実行エリア内ローディング対象パッケー
ジのファイル管理ファイル3209と事前ローディング
エリア内ローディング対象パッケージのファイル管理フ
ァイル3205を比較する。これにより、バージョンの
異なる変更ファイルの名称を求め、ホスト計算機の変更
ファイル格納エリア3207に変更ファイル管理テーブ
ル3211を作成する。
【0145】次に、処理3305において、その変更フ
ァイル管理テーブル3211に格納されている変更ファ
イルと、パッケージリストファイル3204、及び変更
ファイルの属するファイル管理ファイル3205を事前
ローディングエリア3202から変更ファイル格納エリ
ア3207に格納する。
【0146】そして、処理3306において、ローディ
ング対象計算機の変更ファイル格納エリア3207,3
217に格納された変更ファイル3208,3218
は、入替え要求時に、変更ファイル管理テーブル321
1,3221に格納されているファイル名称を基に、オ
ンライン実行エリア3212,3222にローディング
され、その後で、パッケージリストファイル3209,
3219とその変更ファイルの属するファイル管理ファ
イル3210,3220がオンライン実行エリア321
2,3222にローディングされる。
【0147】以上のように、プログラムローディングに
おいて、変更ファイルのみローディングするので、ロー
ディング時間を節約できる。
【0148】実施例8 実施例8は、システムプログラム入れ替え前への復旧機
能について説明した例である。
【0149】図34は、図21に示すパッケージ入替え
プログラム2110の入替え要求処理2111の処理フ
ローを示す。
【0150】入替え要求処理2111とは、実施例6,
7に示したプログラム依存関係チェック機能とパッケー
ジ内変更ファイルのみのローディング機能を有した変更
ファイル認識プログラム2106が格納した入替えファ
イル格納エリア内のパッケージ内変更ファイルをオンラ
イン実行環境の同一名称ファイルと入替える処理であ
る。入替え方法は、計算機がオンライン稼働中に入替え
るオンライン入替えの方法と、任意に計算機の稼働を停
止し立ち下げ,再稼働立ち上げ時に入替える方法との二
通りの方法を選択可能とする。
【0151】処理3401において、入替えと復旧の同
時実行を防止するため、既に入替えまたは復旧要求が登
録されているかをチェックする。登録済みであれば、処
理3402において、入替え要求処理を終了する。登録
未済みであれば、入替え要求を登録する。次に、処理3
403において、パッケージ入替えプログラム2110への
要求がオンライン入替えか否かを判定する。オンライン
入替え要求なら、処理3404において、入替え処理2
112を起動する。入替え処理2112が終了後、処理
3405において、入替え要求を解除する。オンライン
入替え要求以外の場合は、処理を終了する。オンライン
入替え要求以外の場合は、任意に計算機を停止する場合
に起動する計算機の立ち下げ処理において入替え要求を
判断し、要求がある場合に入替え処理を起動し、処理終
了後、入替え要求登録を解除する。
【0152】図35は、図21に示すパッケージ入替え
プログラム2110の入替え処理2112の処理フロー
を示す。
【0153】入替え処理2112とは、入替えファイル
格納エリア内のパッケージ内変更ファイルをオンライン
実行環境の同一名称ファイルと入替える処理である。さ
らに、オンライン実行環境の入替えられたファイルを復
旧用エリア2505へ移動する。
【0154】処理3501において、入替え要求登録済
みかを判定する。登録未済みの場合は処理を終了する。
登録されている場合は、処理3502において、すべて
のパッケージのファイルの入替えを終了した確認をす
る。終了した場合は処理を終了する。終了していない場
合は、処理3503において、パッケージ内の入替えフ
ァイルを入替えファイル管理テーブルより認識する。そ
して、処理3504において、入替えファイル格納エリ
ア2504のファイルとオンライン実行環境内の同一名
ファイルを入替える。さらに、入替えられたファイルは
復旧用エリア2505へ移動する。さらに、処理3505に
おいて、入替えファイル格納エリア2504内入替えファイ
ル管理テーブル2511を復旧用エリア2505へ移動
する。
【0155】図36は、図21に示すパッケージ復旧プ
ログラム2113の復旧要求処理2114の処理フロー
を示す。
【0156】復旧要求処理2114とは、復旧用エリア
2505内のパッケージ内入替え済みファイルをオンラ
イン実行環境の同一名称ファイルと入替える処理であ
る。復旧方法は、計算機がオンライン稼働中に復旧する
オンライン復旧方法と、任意に計算機の稼働を停止し立
ち下げ,再稼働立ち上げ時に復旧する方法の二通りの方
法を選択可能とする。
【0157】処理3601において、入替えと復旧の同
時実行を防止するため、既に入替えまたは復旧要求が登
録されているかをチェックする。登録済みであれば、復
旧要求処理を終了する。登録未済みであれば、処理36
02において、復旧要求を登録する。次に、処理360
3において、パッケージ復旧プログラム2113への要
求がオンライン復旧か否かを判定する。そして、処理3
604において、復旧処理2115を起動する。復旧処
理2115終了後、処理3605において、復旧要求を
解除する。処理3603において、オンライン復旧要求
以外の場合は、処理を終了する。オンライン復旧要求以
外の場合は、任意に計算機を停止する場合に起動する計
算機の立ち下げ処理において復旧要求を判断し、要求が
ある場合に後述する図37の復旧処理を起動し、処理終
了後、復旧要求を解除する。
【0158】図37は、図21に示すパッケージ復旧プ
ログラム2113の復旧処理2115の処理フローを示す。
【0159】復旧処理2115とは、復旧用エリア25
05内のパッケージ内入替え済みファイルをオンライン
実行環境の同一名称ファイルと入替え復旧し、さらにオ
ンライン実行環境の入替えられたファイルを入替えファ
イル格納エリア2504へ移動する処理である。
【0160】処理3701において、復旧要求登録済み
かを判定する。登録未済みの場合は処理を終了する。登
録されている場合は、処理3702において、すべての
パッケージのファイルの復旧を終了したかを判定する。
終了していないと判定した場合、処理3703におい
て、パッケージ内の復旧ファイルを入替えファイル管理
テーブルより認識する。そして、処理3704におい
て、復旧用エリア2505のファイルとオンライン実行
環境内の同一名ファイルを入替え復旧し、さらに入替え
られたファイルは入替えファイル格納エリア2504へ
移動する。さらに、処理3705において、復旧用エリ
ア2505内入替えファイル管理テーブル2511を入
替えファイル格納エリア2504へ移動する。この処理
によりパッケージの入替え前の状態への復旧が可能とな
る。
【0161】図38は、図21に示す立ち上げ自動復旧
プログラム2116の立ち上げ自動復旧処理2117を
示す。立ち上げ自動復旧処理2117さらには、オンラ
インでシステム稼働中にOSであるカーネルを作成した
場合の新カーネルと旧カーネルの入替えと新カーネルで
システムを立ち上げた場合に立ち上げ処理が終了する以
前にシステムダウンが発生した場合に旧カーネルで立ち
上げ、さらにパッケージの復旧処理を行う。立ち上げ自
動復旧プログラム2117は、計算機の立ち上げプログ
ラムから起動される。
【0162】処理3801において、新カーネル立ち上
げ復旧フラグを判定する。オフの場合に、処理3802
において、新カーネル作成済みか否かを判定する。カー
ネルの新旧の判断は、カーネル名称で判断する。新カー
ネル作成済みであれば、処理3803において、新カー
ネル立ち上げ復旧フラグをオンする。そして、処理38
04において、いままで使用していた現カーネルと新カ
ーネルを入替え、現カーネルを旧カーネルとする。新カ
ーネル立ち上げ復旧フラグは、立ち上げプログラムが立
ち上げ処理終了時にオフする。そのため、新カーネル立
ち上げ復旧フラグをオフする以前にシステムダウンが発
生した場合、再び再立ち上げ時に立ち上げ自動復旧プロ
グラムが起動され、新カーネル立ち上げ復旧フラグがオ
ンであるため、処理3805において、旧カーネルを現
カーネルと入替える。そして、処理3806において、
オンライン復旧プログラムを起動し、オンライン復旧処
理を実行し、計算機の立ち下げ時に入替えたパッケージ
内のファイルをオンライン実行環境に復旧する。
【0163】これにより、新カーネル入替え時のシステ
ムダウン時に再立ち上げにより自動的に入替え前の状態
にすることで新カーネル入替え時のシステムダウン時間
の削減と復旧の高速化をはかることができる。
【0164】以上の実施例では、情報系処理と制御系処
理の2種類の処理を行う計算機システムについて述べて
きたが、本発明の技術的思想に則って、3種類以上の処
理を行う計算機システムについても同様に適用できる。
【0165】たとえば、実施例1のソフトウエアの分割
管理において、情報系処理をオンライン情報系処理とオ
フライン情報系処理に分割し、処理を3分割した場合の
ソフトウエア管理について説明する。ここで、オンライ
ン情報系処理を情報問い合わせやそれに対する表示処理
と定義し、オフライン情報系処理を夜間の計算機負荷が
低下する時間に行なうバッチ処理と定義する。オフライ
ン情報系処理ソフトは夜間以外未使用であり、夜間以外
の保守が可能である。
【0166】そのため、処理単位に保守可能時間を設定
し、ホスト計算機側で保守時間を管理する方式を用い
る。両情報系処理ソフトの管理には、Bulletin Board方
式,Broad Cast方式,Down Load 方式を用いるが、各処
理ソフトの入替え可能時間を各処理ソフトが未使用とな
る時間に設定可能とし、ホスト計算機側で設定時間以外
の入替えを禁止する。これにより、情報系ソフトウエア
の保守の信頼性を向上することが出来る。なお、制御系
処理ソフトについては、実施例2乃至実施例8に示す方
法を用いることが出来る。
【0167】よって、ソフトウエアの分割管理を3分割
以上に分割して管理する場合にも、本発明は適用可能で
あり、これにより、ソフトウエアの保守の信頼性を向上
することが可能となる。
【0168】以上の実施例では、システムプログラムを
例として説明して来たが、ユーザプログラムへも同様に
適用できる。
【0169】以上をまとめると、 1)保守(管理ともいう)対象とするソフトウエアを複
数のグループに分け、各グループ毎に異なる保守方式を
採用することで拡張性,柔軟性のあるソフトウエア保守
が可能である。
【0170】2)制御系処理ソフトウエアと情報系処理
ソフトウエアの2つのグループに分けて、保守すること
で高信頼を維持し、かつ、保守コストの削減が可能とな
る。 3)伝送路を制御系と情報系に分け、ソフトウエア保守
は情報系伝送路を使用することにより、ソフトウエア保
守による制御系への外乱を回避することができる。
【0171】請求項4においては、ソフトウエア保守専
用の1台あるいは複数台の計算機を有することにより、
システム全体のソフトウエアの集中管理が可能になり、
保守効率が向上する。
【0172】4)新ソフトウエアへの切替に先立ち、新
ソフトウエアを事前に格納しておくことにより、切替要
求発生時のソフトウエアの切替時間を短縮できる。
【0173】5)変更が生じたプログラムのみを事前に
格納することにより事前格納に使用する領域を削減する
ことができる。
【0174】6)新ソフトウエア切替時に旧使用ソフト
ウエアを格納し、復旧可能にすることにより、切替ソフ
トウエアの不具合発生時に切替前の状態に復旧可能と
し、システムの一時的な復旧が可能になる。
【0175】7)ローディング時に、指定ローディング
先計算機への指定ローディングプログラムのローディン
グ可否を判定することにより、指定ローディング計算機
誤りによる誤ローディングを防止できる。
【0176】8)媒体よりプログラムローディング時に
識別番号の照合を行うことにより、計算機誤りによる誤
ローディングを防止できる。
【0177】9)ローディング時にローディング対象プ
ログラムの動作に必要なプログラムが使用可能なことを
確認することにより、プログラム動作環境不備による誤
動作を防止することができる。
【0178】以上の述べたことは、本発明の実施例であ
り、本発明は上記内容に限定されることなく、その技術
的思想の範囲で変形が可能である。
【0179】
【発明の効果】本発明によれば、信頼性,拡張性,柔軟
性のあるネットワークシステム及びそのソフトウエア管
理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成を示す図。
【図2】本発明の実施例のシステム構成の具体例を示す
図。
【図3】本発明の実施例のソフト配布管理テーブルの構
成を示す図。
【図4】本発明の実施例のシステム構成を示す図。
【図5】本発明の実施例のプログラムバージョン情報フ
ァイル構成を示す図。
【図6】本発明の実施例のサイトバージョンアップ手順
を示す図。
【図7】本発明の実施例のサイト管理テーブル構成を示
す図。
【図8】本発明の実施例のプログラム管理テーブル構成
を示す図。
【図9】本発明の実施例のPRCの構成を示す図。
【図10】本発明の実施例の事前ローディング処理を示
す図。
【図11】本発明の実施例のプログラム復旧処理を示す
図。
【図12】本発明の実施例の全体構成を示す図。
【図13】本発明の実施例のプログラム入替え手順を示
す図。
【図14】本発明の実施例のサイト管理テーブル構成を
示す図。
【図15】本発明の実施例の入替え指示ファイル構成を
示す図。
【図16】本発明の実施例のローディング処理を示す
図。
【図17】本発明の実施例のサイト番号チェック機能の
構成を示す図。
【図18】本発明の実施例のローディング処理を示す
図。
【図19】本発明の実施例のサイト番号比較処理を示す
図。
【図20】本発明の実施例のローディング対象計算機の
判定処理を示す図。
【図21】本発明の実施例のシステムプログラム保守関
連プログラム構成を示す図。
【図22】本発明の実施例のパッケージリストファイル
構成を示す図。
【図23】本発明の実施例のファイルリストファイル構
成を示す図。
【図24】本発明の実施例のパッケージ格納処理を示す
図。
【図25】本発明の実施例のシステムプログラム保守の
使用領域を示す図。
【図26】本発明の実施例のシステムプログラムの事前
ローディング処理を示す図。
【図27】本発明の実施例のプログラム間依存関係チェ
ック機能構成を示す図。
【図28】本発明の実施例のプログラム間依存関係チェ
ックによるパッケージのローディング可否判定手順を示
す図。
【図29】本発明の実施例のローディング対象計算機判
定処理を示す図。
【図30】本発明の実施例の変更パッケージ抽出処理を
示す図。
【図31】本発明の実施例の依存パッケージ,設定パッ
ケージのローディング可否判定処理を示す図。
【図32】本発明の実施例の変更ファイルローディング
機能構成を示す図。
【図33】本発明の実施例の変更ファイルのみローディ
ング処理を示す図。
【図34】本発明の実施例のシステムプログラム入替え
要求処理を示す図。
【図35】本発明の実施例のシステムプログラム入替え
処理を示す図。
【図36】本発明の実施例のシステムプログラム復旧要
求処理を示す図。
【図37】本発明の実施例のシステムプログラム復旧処
理を示す図。
【図38】本発明の実施例のシステムプログラム立ち上
げ自動復旧処理を示す図。
【符号の説明】
101…ソフト保守システム、102…情報系システ
ム、103…制御系システム、105…伝送路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 宏明 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 佐藤 秀樹 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 小林 博 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピユータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 雑賀 敏昌 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピユータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 中橋 晃文 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピユータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 保里 裕之 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピユータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 蛯名 朋仁 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピユータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 三宮 忠一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピユータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 丹野 志麻子 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピユータエンジニアリング 株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のネットワークと、 前記ネットワークを介して接続された複数の処理装置と
    を具備し、 前記複数の処理装置は、その処理の性質に基づいて、複
    数の処理装置群へ区分されることを特徴とするネットワ
    ークシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 少なくとも情報系処理を行う処理装置群と制御系処理を
    行う処理装置群とへ区分されることを特徴とするネット
    ワークシステム。
  3. 【請求項3】請求項2において、制御系処理とは、制御
    対象に対応するデータベースを書き換える又は制御対象
    に直接アクセスする処理であり、情報系処理とは、制御
    対象に対応するデータベースを書き換えずかつ制御対象
    に直接アクセスしない処理であることを特徴とするネッ
    トワークシステム。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記複数の処理装置群は、それぞれ異なる種類のソフト
    ウエア管理手段を有することを特徴とするネットワーク
    システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記処理装置群は、Bulletin Board方式,Broad Cast方
    式及びDown Load 方式のいずれかに基づいたソフトウエ
    ア管理手段を有することを特徴とするネットワークシス
    テム。
  6. 【請求項6】複数のネットワークと、 前記ネットワークを介して接続された複数の処理装置と
    を具備し、 前記複数のネットワークは、その処理の性質に基づい
    て、複数のネットワーク群へ区分されることを特徴とす
    るネットワークシステム。
  7. 【請求項7】複数のネットワークと、 前記ネットワークを介して接続された複数の処理装置と
    を具備するものにおいて、 前記複数の処理装置の少なくとも1つの処理装置を管理
    用処理装置として設定し、 前記管理用処理装置が管理するソフトウエアを、その処
    理停止・遅延が前記システム全体の処理停止・遅延と判
    断される制御系ソフトウエアと、前記制御系ソフトウエ
    ア以外の情報系ソフトウエアとに分けて管理し、 所定の入替え可能な期間において、前記管理用処理装置
    による制御系ソフトウエアの入替えを実行し、 任意の時間において、情報系ソフトウエアの入替えが可
    能であることを特徴とするネットワークシステムのソフ
    トウエア管理方法。
  8. 【請求項8】複数のネットワークと、 前記ネットワークを介して接続された複数の処理装置と
    を具備するものにおいて、 前記複数の処理装置の少なくとも1つの処理装置を管理
    用処理装置として設定し、 前記管理用処理装置において、所定ソフトウエアが更新
    された場合、 該ソフトウエアが更新されたことを該ソフトウエアが配
    布されている各処理装置に知らせる手段と更新された該
    ソフトウエアを各処理装置に配布する手段と、更新され
    た該ソフトウエアを予め決められた処理装置に対しての
    み配布する手段とを有し、各処理装置毎に前記入替え手
    段を選択可能とするネットワークシステムのソフトウエ
    ア管理方法。
  9. 【請求項9】複数のネットワークと、 前記ネットワークを介して接続された複数の処理装置と
    を具備するものにおいて、 前記複数の処理装置の少なくとも1つの処理装置を管理
    用処理装置として設定し、 前記管理用処理装置において、所定ソフトウエアが更新
    された場合、 該ソフトウエアが更新されたことを該ソフトウエアが配
    布されている各処理装置に知らせる手段と、更新された
    該ソフトウエアを所定条件のもとで予め決められた処理
    装置に対してのみ配布する手段とを有することを特徴と
    するネットワークシステムのソフトウエア管理方法。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記所定条件は、前記処理装置単位で、レビジョンの有
    無に基づいて決定されることを特徴とするネットワーク
    システムのソフトウエア管理方法。
  11. 【請求項11】請求項9において、 前記所定条件は、前記ソフトウエア単位で、レビジョン
    の有無に基づいて決定されることを特徴とするネットワ
    ークシステムのソフトウエア管理方法。
  12. 【請求項12】請求項9において、 レビジョンの値に基づいて、各ソフトウエア毎に入替え
    可能とすることを特徴とするネットワークシステムのソ
    フトウエア管理方法。
  13. 【請求項13】複数のネットワークと、 前記ネットワークを介して接続された複数の処理装置と
    を具備するネットワークシステムにおいて、 前記複数の処理装置の少なくとも1つの処理装置を管理
    用処理装置として設定し、 該システム内の処理装置単位に現状動作しているソフト
    ウエアの格納領域とは別に領域を確保し、 前記管理専用処理装置からその他の前記処理装置の該領
    域へソフトウエアをローディングする際に、当該ローデ
    ィング可否を判定することを特徴とするネットワークシ
    ステムのソフトウエア管理方法。
  14. 【請求項14】請求項13において、 当該ローディング可否を判定は、管理専用処理装置に有
    する管理対象処理装置単位のソフトウエアローディング
    可否を管理する情報とソフトウエア単位のローディング
    可否を管理する情報とを参照し、指定ローディング先処
    理装置への指定ローディングソフトウエアのローディン
    グ可否を判定することを特徴とするネットワークシステ
    ムのソフトウエア管理方法。
  15. 【請求項15】請求項13において、 ソフトウエア単位にソフトウエアのバージョンを管理す
    る管理番号と該ソフトウエアが動作するために必要なソ
    フトウエア名と管理番号を所有し、前記処理装置におい
    てローディング対象ソフトウエアの動作に必要なソフト
    ウエアが使用可能なことを判定し、判定後にソフトウエ
    アを構成するプログラム単体の変更履歴を参照し、変更
    が生じたプログラムのみをローディングすることを特徴
    とするネットワークシステムのソフトウエア管理方法。
  16. 【請求項16】請求項7において、 前記制御系ソフトウエアの入替えが必要な場合、 前記処理装置の停止以前に、入替え用制御系ソフトウエ
    アを前記処理装置へローディングし、 前記処理装置の停止以後、立ち上げ直しにより、該入替
    え用の新ソフトウエアが起動されるようにし、 前記入替え用制御系ソフトウエアが入替え成功フラグを
    onする前に停止した場合は、 自動的に再立ち上げし、前記入替え用制御系ソフトウエ
    アを入替え前の旧ソフトウエアに戻すことを特徴とする
    ネットワークシステムのソフトウエア管理方法。
  17. 【請求項17】複数のネットワークと、 前記ネットワークを介して接続された複数の処理装置と
    を具備するものにおいて、 前記ネットワークが、制御系処理用ネットワークと情報
    系処理用ネットワークに分けられ、 前記処置装置へのソフトウエアの入替えは、保守情報系
    処理用ネットワークを使用することを特徴とするネット
    ワークシステムのソフトウエア管理方法。
  18. 【請求項18】請求項17において、 前記処理装置の新ソフトウエアへの切替に先立ち、動作
    中のソフトウエアの格納領域とは別に領域を確保し、新
    ソフトウエアを事前に格納しておくことを特徴とするネ
    ットワークシステムのソフトウエア管理方法。
  19. 【請求項19】請求項18において、 ソフトウエアのプログラム単体毎の変更履歴を管理する
    ことにより、 変更が生じたプログラムのみを事前格納することを特徴
    とするネットワークシステムのソフトウエア管理方法。
  20. 【請求項20】請求項18において、 新ソフトウエアへの切替時に、旧ソフトウエアを前記処
    理装置の動作中ソフトウエアを格納する領域とは別な領
    域に格納し、 前記切替後においても、前記旧ソフトウエアを新ソフト
    ウエアと切替可能とすることを特徴とするネットワーク
    システムのソフトウエア管理方法。
  21. 【請求項21】複数のネットワークと、 前記ネットワークを介して接続された複数の処理装置と
    を具備するものにおいて、 前記複数の処理装置の少なくとも1つの処理装置を管理
    用処理装置として設定し、 前記管理用処理装置内に処理装置単位にローディング可
    否を管理する情報とプログラム単位のローディング可否
    を管理する情報を有し、 ローディング時に前記情報を参照し、ローディング可否
    を判定することを特徴とするネットワークシステムのソ
    フトウエア管理方法。
  22. 【請求項22】請求項21において、前記処理装置に対
    し、固有の識別番号を設定し、該識別番号を前記処理装
    置内に記憶する手段と、プログラム格納媒体内に格納プ
    ログラムと共に前記識別番号を格納する手段とを有し、
    前記媒体よりのプログラムのローディング時に識別番号
    の照合を行うことを特徴とするネットワークシステムの
    ソフトウエア管理方法。
  23. 【請求項23】請求項21において、プログラム格納媒
    体内にプログラム単位にプログラムバージョン番号とプ
    ログラムが動作するために必要なプログラム名とバージ
    ョン番号を持ち、ローディング時に前記情報をもとにロ
    ーディング対象プログラムの動作に必要なプログラムが
    使用可能なことを確認することを特徴とするネットワー
    クシステムのソフトウエア管理方法。
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