JPH0510745Y2 - - Google Patents

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JPH0510745Y2
JPH0510745Y2 JP1987044280U JP4428087U JPH0510745Y2 JP H0510745 Y2 JPH0510745 Y2 JP H0510745Y2 JP 1987044280 U JP1987044280 U JP 1987044280U JP 4428087 U JP4428087 U JP 4428087U JP H0510745 Y2 JPH0510745 Y2 JP H0510745Y2
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cutter
casing
food
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placement surface
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、果物、野菜、肉類等をすりつぶして
ジユースや離乳食等を作るミキサーに関する。
[従来の技術] 従来のミキサーとしては、例えば本出願人が先
に出願したもので特開昭61−68013号公報として
公開されたようなものがある。
このものは、回転自在なハンドルを有する絞り
器本体と、メツシユ部材及び摺動子からなるろ過
部と、孔あき板及びカツターからなる切断部とを
備えており、ハンドルを回転してカツターでリン
ゴ等を切断し、その切断片からメツシユ部材及び
摺動子で果汁を絞り出すようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、先行技術としての上記ミキサー
にあつては、リンゴ等を載置する載置面が平面で
あるとともに、この載置面に対向するカツターの
面が平面であつたため、ハンドルの回転に伴つて
リンゴ等が一体的に回転してしまうことがあり、
リンゴ等の粉砕効率が良くないという不十分な点
があつた。
本考案は、かかる不十分な点に鑑みてなされた
ものであり、カツターの回転に対する食物の相対
回転を抑制するとともに、当該カツターを食物に
食い込み易い形状とすることにより、上記不十分
な点を解決することを目的としている。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため、本考案は、食物を載
置する載置面を有する支持体と、この支持体に外
嵌したケーシングと、前記載置面に対向して前記
ケーシングに回転自在に保持したカツターとを備
えたミキサーにおいて、前記載置面に前記食物の
移動を抑制する凹凸を設けるとともに、前記カツ
ターの前記載置面と対向する面に凹凸を設けたこ
とを特徴としている。
[作用] 而して、本考案では、ケーシング内に収納した
支持体の載置面に食物を載置し、凹凸を有する載
置面でカツターの回転に対する食物の相対回転を
抑制するとともに、カツターに設けた凹凸で当該
カツターの食物への食い込みを容易にして、ジユ
ースや離乳食等が簡単にできるようにする。
[実施例] 次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図乃至第4図は本考案に係る支持体を示す図で
あり、第5図乃至第7図は同じくカツターを示す
図である。
まず、構成を説明すると、第1図に示す1はケ
ーシングであり、中央部に穴2を有し且つ果汁や
液汁様のものを貯留する受皿部3と、この受皿部
3の下側に連続し且つ前記穴2と同心をなす貫通
穴4を有する筒体部5とからなり、貫通穴4には
支持体6の支持軸部7を挿脱自在に挿入してい
る。
支持体6は、上面が載置面8をなす上記支持軸
部7と、この支持軸部7の下部に連続して設けた
フランジ状をなす脚部9とからなり、この脚部9
により本ミキサーがテーブル等に載置される。支
持軸部7は、その外径を前記貫通穴4の径より若
干小径に形成しているとともに、上端部の外周に
設けた周方向に連続する環状溝10にはパツキン
11を嵌合し、このパツキン11により筒体部5
との間の液密性を確保している。
さらに、支持軸部7の載置面8には、第1〜4
図に示すように、中心部より少し離れた位置から
四方に延在させた凹凸の一具体例を示す4本の突
条12を設けており、この載置面8とケーシング
1の貫通穴4とで囲まれた円筒状の空間部にリン
ゴ、ナシ、ミカン等の果物、トマト、ニンジン、
ホウレン草等の野菜、ライス、グラタン、肉じゃ
が等の食物を適宜に収容する。かかる突条12の
断面形状は直角三角形をなしており、それらの突
条12により、裁断時における上下食物の移動を
抑制するようにする。
また、前記ケーシング1の穴2には周方向に連
続する環状溝13を設け、この環状溝13には、
多数の孔14を全面に万遍なく設けた円板15を
挿脱自在に嵌合している。そして、円板15に
は、リング状をなす濾し網16を上面に固定した
ホルダ17を着脱可能に取り付けている。ホルダ
17は、互いに同心に配置した外筒17a及び内
筒17bを有し、両筒17a,17bを連結する
上面板17cには、これを上下に貫通する複数の
開口18を設け、この上面板17cの内側に上記
濾し網16を配設している。さらに、内筒17b
には、中央部に六角形の穴を有するボス20aと
2枚の羽根20bとからなる回転体20を、各羽
根20bの上面を濾し網16に臨ませて回転自在
に保持している。
21はハンドルであり、アーム22と、このア
ーム22の一端に回転自在に取り付けたノブ23
と、アーム22の他端に一体に設けた回転軸24
とを有し、この回転軸24の先部を前記内筒17
bの穴に回転自在に貫通している。回転軸24の
先端は六角形をなしていて、その六角軸部を回転
体20の六角穴に嵌合することにより、回転体2
0をハンドル21と回転方向へ一体に構成してい
る。さらに、回転軸24は、その端面に開口する
軸方向孔25を有し、その軸方向孔25には取付
ネジ26を嵌合して固定している。
取付ネジ26は、回転軸24の六角軸部より小
径のフランジ部26aと、その先部に設けたネジ
軸部26bとを有し、フランジ部26aが前記円
板15の中央部に設けた孔に緩く嵌合している。
そして、ネジ軸部26bは円板15の下面より下
方へ突出しており、そのネジ軸部26bにはカツ
ター27を螺合している。従つて、円板15はカ
ツター27により抜け止めされて、ハンドル側に
回転自在に保持される。
また、カツター27は、第1及び5〜7図に示
すように、ネジ軸部26bが螺合するボス部27
aと、このボス部27aの両側に連続した刃部2
7bとを有し、ボス部27aを中心に両刃部27
bが水平方向へ回転する。かかる刃部27bに
は、回転方向の後側を上方へ斜めに切欠いた逃が
し面28と、当該刃部27bが延在する方向と交
叉する方向延びる凹凸の一具体例を示す複数の切
欠溝29とを設けている。
30は、ハンドル21に着脱自在に挿着したカ
バーであり、浅い椀状をなす椀状部30aと、こ
の椀状部30aの一部に形成したアーム収納部3
0bとを有し、ハンドル21のアーム22にアー
ム収納部30bを係合させることにより、このカ
バー30がハンドル21に固定される。
而して、本実施例に係るミキサーは、ケーシン
グ1と、支持体6と、ハンドル21を中心とした
ハンドル組立体とに分解し且つ組立することがで
きる。またハンドル組立体は、円板15と、ホル
ダ17と、ハンドル21と、カツター27と、カ
バー30とからなり、これらも分解及び組立が自
在となつている。
次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例に係るミキサーで食物を粉砕する場合
は、まず、支持体6にケーシング1を外嵌し、当
該ケーシング1の貫通穴4と支持体6の載置面8
とで囲まれた空間部に、粉砕するリンゴ、トマト
等を適当な大きさに切断し或はそのままの大きさ
で収容する。
次に、円板15をケーシング1の穴2に嵌め込
むことにより、ハンドル組立体をケーシング1に
取り付ける。しかる後、一方の手でケーシング1
を支持体6側に押圧しつつ、他方の手でハンドル
21を回転させる。このように、ケーシング1を
支持体6側に押圧すると、カツター27の刃面が
リンゴ等の上面に接触するため、当該カツター2
7の回転によりリンゴ等が細かく切断される。
これにより、上記空間部がリンゴ等の切断片に
よつて充満されると、上方に位置する円板15の
孔14を通る際にカツター27により更に細かく
切断されて、ホルダ17の空間部内に入り込む。
そして、ホルダ17の空間部内がリンゴ等の粉砕
物によつて満たされると、その押圧力によりリン
ゴ等の果汁等が濾し網16を通過してケーシング
1の受皿部3内に流れ込み、このようにして受皿
部3内に果汁等が貯留される。
この場合、支持体6の載置面8には突条12
を、またカツター27には切欠溝29を夫々設け
ているため、突条12によつてリンゴ等が回転し
ないようにすることができるとともに、リンゴ等
へのカツター27の食い込みを良くすることがで
きる。従つて、リンゴ等の食物をしつかり保持し
てカツター27により、その食物を効率よく切断
することができる。
なお、上記実施例では、載置面8には突条から
なる凹凸を、またカツター27には切欠溝からな
る凹凸を夫々設けた例について説明したが、本考
案は上記実施例に限定されるものではなく、これ
とは逆に載置面には凹側を、またカツターには凸
側の凹凸を夫々設けてもよく、さらには、例えば
くさび形、円錐形等の各種形状の凹凸を適用する
ことができることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、支
持体とケーシングとカツターとを備えたミキサー
において、食物の載置面及びカツターに凹凸を設
ける構造としたため、リンゴ、ニンジン等の比較
的硬いものからトマト、ミカン等の比較的柔らか
いものまで各種の食物をしつかり保持し、その食
物をカツターにより効率よく且つ細かく切断する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は本考案に係る支持体の要部の縦断面図、第
3図は同じく平面図、第4図は第3図の−線
拡大断面図、第5図は本考案に係るカツターの一
部を断面して示す正面図、第6図は同じく底面
図、第7図は同じく側面図である。 1……ケーシング、6……支持体、8……載置
面、11……パツキン、12……突条(凹凸)、
15……円板、16……濾し網、17……ホル
ダ、20……回転体、21……ハンドル、27…
…カツター、29……切欠溝(凹凸)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 食物を載置する載置面を有する支持体と、この
    支持体に外嵌したケーシングと、前記載置面に対
    向して前記ケーシングに回転自在に保持したカツ
    ターとを供えたミキサーにおいて、前記載置面に
    前記食物の移動を抑制する凹凸を設けるととも
    に、前記カツターには回転方向の後側を上方へ斜
    めに切り欠いた逃がし面と当該刃部が延在する方
    向と交叉する方向へ伸びる複数の切欠溝を形成
    し、前記載置面と対抗する面を凹凸状としたこと
    を特徴とするミキサー。
JP1987044280U 1987-03-27 1987-03-27 Expired - Lifetime JPH0510745Y2 (ja)

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JP1987044280U JPH0510745Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JP1987044280U JPH0510745Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JPS63153915U JPS63153915U (ja) 1988-10-11
JPH0510745Y2 true JPH0510745Y2 (ja) 1993-03-16

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ID=30861939

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH706726A2 (de) * 2012-07-12 2014-01-15 Swizzzcut Ag Gerät zum Bearbeiten von Lebensmitteln.
CH706727A2 (de) * 2012-07-12 2014-01-15 Swizzzcut Ag Gerät zum Bearbeiten von Lebensmitteln.

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JPS6168013A (ja) * 1984-09-10 1986-04-08 ピジヨン株式会社 果汁絞り器

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JPS63153915U (ja) 1988-10-11

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