JPH05106975A - 凝縮器の廃液排水装置 - Google Patents

凝縮器の廃液排水装置

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JPH05106975A
JPH05106975A JP29819591A JP29819591A JPH05106975A JP H05106975 A JPH05106975 A JP H05106975A JP 29819591 A JP29819591 A JP 29819591A JP 29819591 A JP29819591 A JP 29819591A JP H05106975 A JPH05106975 A JP H05106975A
Authority
JP
Japan
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condenser
valve
waste liquid
drain
drainage
Prior art date
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Pending
Application number
JP29819591A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuomi Santo
克臣 山藤
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 運転効率の良い凝縮器の廃液排水装置を提供
する。 【構成】 タイマー装置40で送水バルブ26、通気バ
ルブ32及び排水バルブ34を閉じると共に吸気バルブ
30を開放する。次に、真空ポンプ16を作動して凝縮
器12と排水タンク28を負圧にし、凝縮器12内に蒸
気20を吸引して液化する。液化した廃液が凝縮器内で
充分に溜まると、タイマー装置40で送水バルブ26を
開放し、廃液を凝縮器12から排水タンク28に移しか
える。廃液の移しかえが終了すると、タイマー装置40
で送水バルブ26、吸気バルブ30を閉じると共に通気
バルブ32排水バルブ34を開放して排水タンク28内
の廃液を排水する。廃液の排水が終了すると、タイマー
装置40で吸気バルブ30を開放すると共に通気バルブ
32、排水バルブ34を閉じ、真空ポンプ16で排水タ
ンク28内を再び負圧にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は凝縮器の廃液排水装置に
係り、特に飴の製造装置の濃縮器から発生した飴の成分
を含む蒸気を液化して排水する凝縮器の廃液排水装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の凝縮器の廃液排水装置は
図3に示すように、真空プンプ1を作動して凝縮器2内
を真空にし、飴の製造装置の濃縮器3から飴の成分を含
む蒸気4を気圧差を利用して凝縮器2内に連続的に吸引
する。そして、吸引した前記蒸気4を、凝縮器2に巻回
された冷却パイプ4で順次冷却し凝縮器2内で液化す
る。そして、液化された廃液5が凝縮器2内で充分に溜
まると、前記真空ポンプ1を停止して排水バルブ6を開
放し、前記廃液5を排水管7を介して排水路8に流すよ
うにしている。
【0003】前記廃液5の排水が終了すると、排水バル
ブ6を閉じて真空ポンプ1を作動し、前述した工程を繰
り返す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
凝縮器の廃液排水装置は、廃液5の排水時に排水バルブ
6を開放するので、凝縮器2内が真空状態から大気圧状
態になる。従って、蒸気4を凝縮器2内に引き続いて吸
引するには、真空ポンプ1の作動で凝縮器2内が再び真
空になるまで待たなければならないので、運転効率が悪
いという欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、従来の凝縮器の廃液排水装置と比較して運転効
率の良い凝縮器の廃液排水装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、冷却装置が取付けられた凝縮器と、凝縮器に
連通され作動することにより凝縮器内を負圧にして凝縮
器内に蒸気を吸引する吸気装置と、凝縮器に送水バルブ
を介して連通されると共に、前記吸気装置に吸気バルブ
を介して連通された排水タンクと、排水タンクに連結さ
れた排水バルブと、前記送水バルブ、吸気バルブ及び排
水バルブの開閉を制御する制御装置と、から成ることを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、先ず、制御装置で送水バル
ブ、排水バルブを閉じると共に吸気バルブを開放する。
次に、吸引装置を作動して凝縮器と排水タンクを負圧に
し、凝縮器内に蒸気を吸引して吸引した蒸気を冷却装置
で冷却し液化する。次に、液化した廃液が凝縮器内で充
分に溜まると、制御装置で送水バルブを開放し、前記廃
液を凝縮器から凝縮器と同圧状態の排水タンクに移しか
える。
【0008】次いで、廃液の移しかえが終了すると、制
御装置で送水バルブ、吸気バルブを閉じると共に排水バ
ルブを開放して排水タンク内の廃液を排水する。そし
て、廃液の排水が終了すると、制御装置で吸気バルブを
開放すると共に排水バルブを閉じ、前記吸引装置で排水
タンク内を再び負圧にする。これにより、廃液の排水時
に送水バルブが閉じられているので、凝縮器内の気圧状
態が保持される。従って、廃液の排水と同時に蒸気を凝
縮器内に吸引することができるので、効率良く運転する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る凝縮器の
廃液排水装置の好ましい実施例について詳説する。図1
は本発明に係る凝縮器の廃液排水装置10の実施例が示
されている。この凝縮器の廃液排水装置10は、凝縮器
12に配管14を介して真空ポンプ16が連通され、こ
の真空ポンプ16を作動して凝縮器12内を負圧にする
ことにより、飴の製造装置の濃縮器18から飴の成分を
含んだ蒸気20が配管22を介して凝縮器12内に吸引
される。前記凝縮器12の表面には、冷却水が流通する
冷却パイプ24が巻回され、この冷却パイプ24で凝縮
器12が冷却されることにより凝縮器12内に吸引され
た前記蒸気20が液化されて廃液となり凝縮器12内に
貯留される。
【0010】前記凝縮器12には送水バルブ26を介し
て排水タンク28が連通される。この排水タンク28
は、その上部を開口して取付けられた吸気バルブ30を
介して前記真空ポンプ16に連結され、吸気バルブ30
を開放し真空ポンプ16を作動することにより排水タン
ク28内が負圧になる。また、排水タンク28は、その
上部を開口して取付けられた通気バルブ32を介して大
気と連通され、この通気バルブ32を開放することによ
り排水タンク28内が大気圧になる。
【0011】更に、排水タンク28には排水バルブ34
がその底部を開口して取付けられ、この排水バルブ34
を開放することにより排水タンク28内の廃液が排水管
36を通過して排水路38で排水される。また、各バル
ブの開閉を制御するタイマー装置40が設置される。こ
のタイマー装置40はケーブル42を介して前記送水バ
ルブ26に、ケーブル44を介して前記吸気バルブ30
に、ケーブル46を介して前記通気バルブ32に、そし
てケーブル48を介して前記排水バルブ34に接続され
る。これにより、各バルブ26、30、32、34の開
閉作動は、前記タイマー装置40によってタイマ制御さ
れる。
【0012】次に、前記の如く構成された凝縮器の廃液
排水装置10のタイマー装置40によるバルブの開閉制
御について図2を参照しながら説明する。 〔運転モードについて〕先ず、タイマー装置40で送水
バルブ26、通気バルブ32及び排水バルブ34を閉じ
ると共に吸気バルブ30を開放する。次に、真空ポンプ
16を作動して凝縮器12と排水タンク28を負圧に
し、凝縮器12内に蒸気20を吸引して吸引した蒸気2
0を冷却パイプ24で冷却し液化する。
【0013】〔廃液移しかえモードについて〕凝縮器1
2内で液化した廃液が凝縮器12内で充分に溜まる時間
が経過すると、タイマー装置40で送水バルブ26を開
放し、前記廃液を凝縮器12から排水タンク28に移し
かえる。廃液の移し変えは、凝縮器12と排水タンク2
8とが同圧状態なので、円滑に行うことができる。
【0014】〔排水モードについて〕廃液の移しかえが
終了した時間が経過すると、タイマー装置40で送水バ
ルブ26、吸気バルブ30を閉じると共に、排水バルブ
34を開放して排水タンク28内の廃液を排水管36を
介して排水路38に排水する。また、排水時に前記通気
バルブ32を開放するように制御すると、排水タンク2
8内が短時間で大気圧状態に変わるので、排水タンク2
8からの排水を短時間で行うことができる。
【0015】〔排水完了モード〕廃液の排水が終了した
時間が経過すると、タイマー装置40で吸気バルブ30
を開放すると共に通気バルブ32、排水バルブ34を閉
じ、前記真空ポンプ16で排水タンク28内を再び負圧
にする。そして、前記〔運転モード〕の蒸気20を冷却
パイプ24で冷却し液化させる工程から、前記〔排水完
了モード〕までの工程を繰り返すことにより、凝縮器1
2内で液化した廃液を円滑に排水することできる。
【0016】これにより、本実施例では、廃液の排水時
に送水バルブ26を閉じるようにしたので、凝縮器12
内の気圧状態が負圧で保持される。従って、廃液の排水
と同時に蒸気18を凝縮器12内に吸引することができ
るので、排水が終了した後凝縮器内が負圧になるまで蒸
気を吸引することができない従来の凝縮器の廃液排水装
置と比較して、効率良く運転することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る凝縮器
の廃液排水装置によれば、制御装置で送水バルブ、排水
バルブ及び吸気バルブの開閉を制御して、排水タンクか
ら廃液の排水と同時に蒸気を凝縮器内に吸引するように
したので、従来の凝縮器の廃液排水装置と比較して運転
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る凝縮器の廃液排水装置の実施例を
示す説明図
【図2】本発明に係る凝縮器の廃液排水装置に適用され
たタイマーによるバルブ開閉作動の説明図
【図3】従来の凝縮器の廃液排水装置の実施例を示す説
明図
【符号の説明】
10…凝縮器の廃液排水装置 12…凝縮器 16…真空ポンプ 26…送水バルブ 28…排水タンク 30…吸気バルブ 32…通気バルブ 34…排水バルブ 40…タイマー装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却装置が取付けられた凝縮器と、 凝縮器に連通され作動することにより凝縮器内を負圧に
    して凝縮器内に蒸気を吸引する吸気装置と、 凝縮器に送水バルブを介して連通されると共に、前記吸
    気装置に吸気バルブを介して連通された排水タンクと、 排水タンクに連結された排水バルブと、 前記送水バルブ、吸気バルブ及び排水バルブの開閉を制
    御する制御装置と、 から成ることを特徴とする凝縮器の廃液排水装置。
JP29819591A 1991-10-18 1991-10-18 凝縮器の廃液排水装置 Pending JPH05106975A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112361838A (zh) * 2020-11-11 2021-02-12 招商局金陵船舶(威海)有限公司 一种冷凝水驳运电控系统及使用方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431283U (ja) * 1987-08-18 1989-02-27

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