JPH0110464Y2 - - Google Patents

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JPH0110464Y2
JPH0110464Y2 JP1982026311U JP2631182U JPH0110464Y2 JP H0110464 Y2 JPH0110464 Y2 JP H0110464Y2 JP 1982026311 U JP1982026311 U JP 1982026311U JP 2631182 U JP2631182 U JP 2631182U JP H0110464 Y2 JPH0110464 Y2 JP H0110464Y2
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JP
Japan
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opening
closing means
receiver tank
water
compressor
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JP1982026311U
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JPS58129087U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧縮機の自動放水装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に、潤滑油の代わりに水を用いた圧縮機が
あり、これは例えば第1図に示すような構成にな
つている。即ち、圧縮機本体1はモータ等の駆動
源2により作動され、エアクリーナ3及び容量レ
ギユレータ4を介して導入された大気を圧縮する
と共に、この圧縮空気を送気路5によりレシーバ
ータンク6に送るようにしてある。
また、圧縮機本体1には水道等の水源7から水
が供給され、この水は圧縮空気と共にレシーバー
タンク6に至り、ここでセパレータ8によつて分
離貯留され、送水路9を通つて圧縮機本体1に戻
されるが、この際送水路9に設けられた冷却装置
10によつて冷却される。
一方、この圧縮機が運転を停止すると、レシー
バータンク6に接続された排気路12から圧縮空
気が大気に放出され、レシーバータンク6内の圧
力が低下するようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来構造のものでは、レシーバータン
ク6に貯留された水は排水されず、このため冬期
又は寒冷地等においては凍結する恐れがある。こ
のような水の凍結を防止するには、例えばレシー
バータンク内にドレン口を設けて水抜きをすれば
良いけれども、その作業は面倒であり、水抜きを
忘れると凍結の危険にさらされる。
本考案は、このような従来の事態に対処すべく
成されたもので、圧縮機の停止においてレシーバ
ータンク内の水を自動的にかつ能率良く排水し、
残留水分による凍結事故を未然に防止すると共
に、レシーバータンクの内壁に付着する水分を吹
き飛ばし、完全な排水が出来るようにした圧縮機
の自動放水装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、この目的を達成するために、レシー
バータンクから圧縮機本体に水を送る通路に第1
の開閉手段を設けると共に、レシーバータンクに
接続された排水路に第2の開閉手段を設け、前記
圧縮機本体が停止すると、前記第1の開閉手段を
閉止すると共に、前記第2の開閉手段を開放して
前記レシーバータンク内の水を前記排水路から放
出させ、排水が完了すると、前記第1の開閉手段
を開き、前記第2の開閉手段を閉じてもとの状態
に復帰させるようにした制御装置を備えたことを
要旨とするものである。
〔作用〕
圧縮機が停止し、送気弁が閉止し、排気弁から
空気が自動的に大気側に放出され始めると同時
に、制御装置の指令により第1の開閉手段が閉止
され、適宜のタイミングをとつて第2の開閉手段
が開放され、レシーバータンク内の水が放出され
る。放出時にはレシーバータンク内に残留空気が
あるため、レシーバータンク内の水はエアブロー
されて完全に除去される。
排水作業が完了すると、制御装置の指令により
第2の開閉手段が閉止され、適宜のタイミングを
とつて第1の開閉手段が開放されてもとの状態に
復帰する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する
が第2図及び第3図において、第1図と同じ部材
は同一符号で示し説明を省略する。
第2図において、開閉手段13(例えば電磁
弁)は送水路9に設けられる。レシーバータンク
6の下方には排水路14が連結され、この排水路
内には第2の開閉手段15が設けられている。
制御装置16は、第1の開閉手段13及び第2
の開閉手段15に接続される。この制御装置16
は圧縮機本体1が停止すると、第1の開閉手段を
閉止すると共に、適宜のタイミングをとつて(同
時の場合もある)第2の開閉手段15を開放する
ように構成され、この第2の開閉手段を介して排
水が完了した後、第2の開閉手段を閉止し、適宜
のタイミングをとつて(同時の場合もある)第1
の開閉手段を開放するように構成される。前記の
タイミングのとり方は、放水効果を効率的に行え
るように、作業員が状態に応じて最適のものにセ
ツテイングする。
以上の構成により、圧縮機が停止すると送気弁
11aが閉止され、レシーバータンク内の圧縮空
気は自動排気弁12aから外部に放出され始め
る。このとき、制御装置16により第1の開閉手
段13が閉止されると共に、適宜のタイミングを
とつて第2の開閉手段15が開放され、レシーバ
ータンク内の水が排水路14から放出される。こ
の水の放出は、レシーバータンク内の残留圧縮空
気の圧力が加わつて加速度的に能率良く行われ
る。また、レシーバータンク6の内壁や排水路1
4等に水分が付着するが、この残留水分は排水後
にタンク内の残留圧縮空気によつてエアブローさ
れるので完全に除去される。
このようにして、レシーバータンク6内の水が
全て放出されるので、残留水分による凍結事故を
未然に防止することが出来る。排水作業が完了す
ると、制御装置16により第2の開閉手段15は
閉止され、適宜のタイミングをとつて第1の開閉
手段13が開放されてもとの状態に復帰する。従
つて、圧縮機の始動時には前記水源7から圧縮機
本体1に水を導入し、通常運転をすることが出来
る。
尚、第1、第2の開閉手段は排水後直ちに復帰
させずに、圧縮機の始動時に復帰させるように構
成しても良い。
第3図は、本考案の他の実施例を示し、三方電
磁弁17を送水路9に設けたものであり、その入
口Aはレシーバータンク6に、出口Bは冷却装置
10に、出口Cは排水路14′にそれぞれ通ずる
ように接続され、更に制御装置16に接続されて
作動されるようになつている。この場合、圧縮機
の運転時には、レシーバータンク6からの水はA
からBを通る弁通路17a,17bを通つて冷却
装置10に送られ、圧縮機の停止時には、制御装
置16によつて弁通路17bは閉止され、排水路
14′に通ずる弁通路17cが開放されて、レシ
ーバータンク6の水は弁通路17a,17cを通
つて排水路14′から外部に放出される。そして、
排水が完了すると、制御装置16により弁通路1
7bが開放され、弁通路17cは閉止されてもと
の状態に復帰させられる。従つて、この実施例の
場合も前記実施例と同様の作用・効果が得られ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、圧縮機
の停止時にレシーバータンク内の水を自動的にか
つ能率良く外部に放出することが出来るので、残
留水分による凍結事故を未然に防止することが出
来る。また、レシーバータンク内の圧縮空気を利
用出来るので、排水用の動力を別途に用意する必
要が無く、しかもレシーバータンク内壁等に付着
した水分も吹き飛ばして完全に水分を排出するこ
とが出来る。更に、第1の開閉手段及び第2の開
閉手段の動作タイミングを制御装置により設定で
き、状態に応じて効率的な自動放水を行うことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧縮機の構成を示す説明図、第
2図は本考案の一実施例を示す構成図、第3図は
本考案の他の実施例を示す要部の説明図である。 1……圧縮機本体、2……駆動源、3……エア
クリーナ、4……容量レギユレータ、5……送気
路、6……レシーバタンク、7……水源、8……
セパレータ、9……送水路、10……冷却装置、
11……送出路、12……排気路、13……第1
の開閉手段、14……排水路、15……第2の開
閉手段、16……制御装置、17……三方電磁
弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レシーバータンクから圧縮機本体に水を送る通
    路に第1の開閉手段を設けると共に、レシーバー
    タンクに接続された排水路に第2の開閉手段を設
    け、前記圧縮機本体が停止すると、前記第1の開
    閉手段を閉止すると共に、前記第2の開閉手段を
    開放して前記レシーバータンク内の水を前記排水
    路から放出させ、排水が完了すると、前記第1の
    開閉手段を開き、前記第2の開閉手段を閉じても
    との状態に復帰させるようにした制御装置を備え
    たことを特徴とする圧縮機の自動放水装置。
JP2631182U 1982-02-25 1982-02-25 圧縮機の自動放水装置 Granted JPS58129087U (ja)

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JP2631182U JPS58129087U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 圧縮機の自動放水装置

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JP2631182U JPS58129087U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 圧縮機の自動放水装置

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Publication Number Publication Date
JPS58129087U JPS58129087U (ja) 1983-09-01
JPH0110464Y2 true JPH0110464Y2 (ja) 1989-03-24

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ID=30038269

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JP2631182U Granted JPS58129087U (ja) 1982-02-25 1982-02-25 圧縮機の自動放水装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5670778B2 (ja) * 2011-02-10 2015-02-18 株式会社日立産機システム 水噴射式圧縮機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4715570U (ja) * 1971-03-26 1972-10-23
JPS51145005A (en) * 1975-06-09 1976-12-13 Shiyoukuu:Kk Lubrication method of air compressor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53125308U (ja) * 1977-03-16 1978-10-05

Patent Citations (2)

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JPS4715570U (ja) * 1971-03-26 1972-10-23
JPS51145005A (en) * 1975-06-09 1976-12-13 Shiyoukuu:Kk Lubrication method of air compressor

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JPS58129087U (ja) 1983-09-01

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