JPH05106974A - 加熱炉の排ガス温度バランス制御方法 - Google Patents
加熱炉の排ガス温度バランス制御方法Info
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- JPH05106974A JPH05106974A JP29817491A JP29817491A JPH05106974A JP H05106974 A JPH05106974 A JP H05106974A JP 29817491 A JP29817491 A JP 29817491A JP 29817491 A JP29817491 A JP 29817491A JP H05106974 A JPH05106974 A JP H05106974A
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- exhaust gas
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- west
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- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 左右の排ガス温度が均一となるように制御す
ることができる加熱炉の排ガス温度バランス制御方法を
提供する。 【構成】 加熱炉3の左右には西煙道排ガス管2と東煙
道排ガス管1があり、東西の煙道排ガス管1,2内には
炉内圧力を制御するためのダンパ4,5が設置されてい
る。制御系は、排ガス温度バランス制御モードスイッチ
23が「入」の状態にあると、東西の煙道排ガス管1,
2を流れる排ガス温度を検出し、この東西の排ガス温度
差に基づいて排ガス用ダンパ4,5の開度の比率を演算
し、東西の排ガス温度が均一になるように東西の排ガス
用ダンパ4,5の開度を制御する。
ることができる加熱炉の排ガス温度バランス制御方法を
提供する。 【構成】 加熱炉3の左右には西煙道排ガス管2と東煙
道排ガス管1があり、東西の煙道排ガス管1,2内には
炉内圧力を制御するためのダンパ4,5が設置されてい
る。制御系は、排ガス温度バランス制御モードスイッチ
23が「入」の状態にあると、東西の煙道排ガス管1,
2を流れる排ガス温度を検出し、この東西の排ガス温度
差に基づいて排ガス用ダンパ4,5の開度の比率を演算
し、東西の排ガス温度が均一になるように東西の排ガス
用ダンパ4,5の開度を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼装置を備える加熱炉
の排ガス温度バランス制御方法に係わるものである。
の排ガス温度バランス制御方法に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、鋼材等を加熱する、例えばト
ンネル形状をした燃焼式の加熱炉では、加熱炉の材料装
入口から材料が装入されると、その材料は燃焼バーナー
により目標温度に加熱される。加熱中は煙道に設けられ
た炉圧制御用ダンパにより炉内圧力が調節され、加熱処
理が終了すると、材料は材料抽出口から抽出される。燃
焼した排ガスは加熱炉の左右に設置された二つの煙道を
通って排出される。
ンネル形状をした燃焼式の加熱炉では、加熱炉の材料装
入口から材料が装入されると、その材料は燃焼バーナー
により目標温度に加熱される。加熱中は煙道に設けられ
た炉圧制御用ダンパにより炉内圧力が調節され、加熱処
理が終了すると、材料は材料抽出口から抽出される。燃
焼した排ガスは加熱炉の左右に設置された二つの煙道を
通って排出される。
【0003】
【従来技術の課題】ところで、従来の加熱炉では、加熱
炉内の材料の装入位置により、炉内の排ガスの流れに偏
流が生じ炉内の雰囲気温度が均一でなくなるとともに、
左右の煙道のうちの片側のみの排ガス温度が上昇し、煙
道に設けられた熱交換器保護の点からも悪影響を及ぼす
場合がある。しかしながら、従来のこの種の加熱炉で
は、かかる場合の対策については何ら考慮されていなか
った。
炉内の材料の装入位置により、炉内の排ガスの流れに偏
流が生じ炉内の雰囲気温度が均一でなくなるとともに、
左右の煙道のうちの片側のみの排ガス温度が上昇し、煙
道に設けられた熱交換器保護の点からも悪影響を及ぼす
場合がある。しかしながら、従来のこの種の加熱炉で
は、かかる場合の対策については何ら考慮されていなか
った。
【0004】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、左右の排ガス温度が均一になるように制御する
ことができる加熱炉の排ガス温度バランス制御方法を提
供することを目的とするものである。
であり、左右の排ガス温度が均一になるように制御する
ことができる加熱炉の排ガス温度バランス制御方法を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、加熱用の燃焼装置と、炉体の左右に設け
られた二つの煙道と、炉内の圧力を調整するために前記
二つの煙道に設置された炉圧制御用ダンパとを有する加
熱炉において、前記二つの煙道を流れる排ガスの排ガス
温度を検出し、前記左右の排ガス温度の差に基づいて、
前記左右の煙道に設置された左右の前記炉圧制御用ダン
パの開度の比率を演算し、左右の排ガス温度が均一にな
るように左右の前記炉圧制御用ダンパの開度を制御する
ことを特徴とするものである。
めの本発明は、加熱用の燃焼装置と、炉体の左右に設け
られた二つの煙道と、炉内の圧力を調整するために前記
二つの煙道に設置された炉圧制御用ダンパとを有する加
熱炉において、前記二つの煙道を流れる排ガスの排ガス
温度を検出し、前記左右の排ガス温度の差に基づいて、
前記左右の煙道に設置された左右の前記炉圧制御用ダン
パの開度の比率を演算し、左右の排ガス温度が均一にな
るように左右の前記炉圧制御用ダンパの開度を制御する
ことを特徴とするものである。
【0006】本発明は上記の構成により、二つの煙道を
流れる排ガスの排ガス温度を検出し、左右の排ガス温度
の差に基づいて、左右の煙道に設置された炉圧制御用ダ
ンパの開度の比率を演算し、左右の炉圧制御用ダンパの
開度を制御することにより、炉内の圧力を一定に維持し
つつ、炉内の温度制御を行う。
流れる排ガスの排ガス温度を検出し、左右の排ガス温度
の差に基づいて、左右の煙道に設置された炉圧制御用ダ
ンパの開度の比率を演算し、左右の炉圧制御用ダンパの
開度を制御することにより、炉内の圧力を一定に維持し
つつ、炉内の温度制御を行う。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明による実施例を示す概略構成図で
ある。本実施例装置は、図1に示すように、東煙道排ガ
ス管1及び西煙道排ガス管2と、加熱炉の炉体3と、東
西の煙道排ガス管1,2に設けられた排ガス用ダンパ
4,5と、東西の排ガス温度計6,7と、東西の燃焼バ
ーナ8,9と、東西の排出ブロワ13,14と、東西の
熱交換器16と、制御系とを備える。
明する。図1は本発明による実施例を示す概略構成図で
ある。本実施例装置は、図1に示すように、東煙道排ガ
ス管1及び西煙道排ガス管2と、加熱炉の炉体3と、東
西の煙道排ガス管1,2に設けられた排ガス用ダンパ
4,5と、東西の排ガス温度計6,7と、東西の燃焼バ
ーナ8,9と、東西の排出ブロワ13,14と、東西の
熱交換器16と、制御系とを備える。
【0008】加熱炉の炉体3の前後にはそれぞれ材料装
入口11と材料抽出口12が設けられている。材料装入
口11から装入された材料10は、炉体3の両側面に設
けられた東西の燃焼バーナ8,9にて目標温度に加熱さ
れ、材料抽出口12から抽出される。また、炉体3の左
右にはそれぞれ西煙道排ガス管2と東煙道排ガス管1が
設けられており、東・西煙道排ガス管1,2内には、排
ガス用ダンパ4,5と排出ブロワ13,14とが設置さ
れている。炉体3と東・西煙道排ガス管1,2との間に
は東西の熱交換器16が設置され、熱交換器16の入口
には排ガス温度計6,7が設置されている。
入口11と材料抽出口12が設けられている。材料装入
口11から装入された材料10は、炉体3の両側面に設
けられた東西の燃焼バーナ8,9にて目標温度に加熱さ
れ、材料抽出口12から抽出される。また、炉体3の左
右にはそれぞれ西煙道排ガス管2と東煙道排ガス管1が
設けられており、東・西煙道排ガス管1,2内には、排
ガス用ダンパ4,5と排出ブロワ13,14とが設置さ
れている。炉体3と東・西煙道排ガス管1,2との間に
は東西の熱交換器16が設置され、熱交換器16の入口
には排ガス温度計6,7が設置されている。
【0009】東西の排ガス用ダンパ4,5は炉内圧力を
一定に保持するためのもので、制御系内の炉圧調節計1
7によりダンパ開度が調節される。燃焼した排ガス15
は、排出ブロワ13,14によって炉体3の炉内から吸
引され、東西の熱交換器16を経て、東・西煙道排ガス
管1,2から外部に排出される。
一定に保持するためのもので、制御系内の炉圧調節計1
7によりダンパ開度が調節される。燃焼した排ガス15
は、排出ブロワ13,14によって炉体3の炉内から吸
引され、東西の熱交換器16を経て、東・西煙道排ガス
管1,2から外部に排出される。
【0010】ところで、一般に炉体3内に搬送された材
料10は、材料毎に寸法が異なり、通常は例えば炉体の
西側に材料先端を揃えるために、材料の末端が疎らにな
る東側は西側よりも炉内温度が高くなりやすい。このた
め、東煙道排ガス管1の排ガス温度が西煙道排ガス管2
のものより高くなり、熱交換器16に悪影響を及ぼすこ
とになる。この困難を解消するために、本実施例の排ガ
ス用ダンパ4,5は炉内圧力維持だけを目的とするもの
ではなく、両煙道排ガス管1,2の排ガス温度を均一に
するためにも用いられる。
料10は、材料毎に寸法が異なり、通常は例えば炉体の
西側に材料先端を揃えるために、材料の末端が疎らにな
る東側は西側よりも炉内温度が高くなりやすい。このた
め、東煙道排ガス管1の排ガス温度が西煙道排ガス管2
のものより高くなり、熱交換器16に悪影響を及ぼすこ
とになる。この困難を解消するために、本実施例の排ガ
ス用ダンパ4,5は炉内圧力維持だけを目的とするもの
ではなく、両煙道排ガス管1,2の排ガス温度を均一に
するためにも用いられる。
【0011】次に、本実施例の排ガス温度バランス制御
方法を説明する。図2は本発明の一実施例である加熱炉
の排ガス温度バランス制御方法の概略ブロック図であ
る。排ガス温度バランス制御モードスイッチ23を
「入」の状態にすると、排ガス温度計6,7で検知した
温度入力情報により、東西の排ガス温度指示計21,2
2の温度差を温度差指示計Aに指示する。東西排ガス温
度の温度差により、東西の排ガス用ダンパ4,5の開度
を演算装置20が演算し、この演算結果を東西の排ガス
用ダンパ4,5に電流信号として出力し、東西の排ガス
用ダンパ4,5の開度をフィードバック制御する。こう
して、排ガス用ダンパ4,5により、加熱炉3内の圧力
を維持すると共に、東西の煙道排ガス管1,2の排ガス
温度を均一に保つように制御する。
方法を説明する。図2は本発明の一実施例である加熱炉
の排ガス温度バランス制御方法の概略ブロック図であ
る。排ガス温度バランス制御モードスイッチ23を
「入」の状態にすると、排ガス温度計6,7で検知した
温度入力情報により、東西の排ガス温度指示計21,2
2の温度差を温度差指示計Aに指示する。東西排ガス温
度の温度差により、東西の排ガス用ダンパ4,5の開度
を演算装置20が演算し、この演算結果を東西の排ガス
用ダンパ4,5に電流信号として出力し、東西の排ガス
用ダンパ4,5の開度をフィードバック制御する。こう
して、排ガス用ダンパ4,5により、加熱炉3内の圧力
を維持すると共に、東西の煙道排ガス管1,2の排ガス
温度を均一に保つように制御する。
【0012】尚、排ガス温度バランス制御モードスイッ
チ23を「切」の状態にしたときには、炉圧調節計17
により東西の排ガス用ダンパ4,5の開度を調節する。
チ23を「切」の状態にしたときには、炉圧調節計17
により東西の排ガス用ダンパ4,5の開度を調節する。
【0013】図3は排ガス温度バランスを制御するため
フローチャートである。排ガス温度を制御するには、東
西の排ガス用ダンパの開度を所定の値に設定する必要が
あるが、排ガス用ダンパへの開度出力値は、一般に、 東排ガス用ダンパへの出力W1 =東排ガス用ダンパの開度比率設定値K1 ×炉圧調節計の出力値P0 (1) 西排ガス用ダンパへの出力W2 =西排ガス用ダンパの開度比率設定値K2 ×炉圧調節計の出力値P0 (2) により算出される。
フローチャートである。排ガス温度を制御するには、東
西の排ガス用ダンパの開度を所定の値に設定する必要が
あるが、排ガス用ダンパへの開度出力値は、一般に、 東排ガス用ダンパへの出力W1 =東排ガス用ダンパの開度比率設定値K1 ×炉圧調節計の出力値P0 (1) 西排ガス用ダンパへの出力W2 =西排ガス用ダンパの開度比率設定値K2 ×炉圧調節計の出力値P0 (2) により算出される。
【0014】排ガス温度バランス制御モードスイッチ2
3を「切」にした場合は、炉圧制御のみとなる。また、
排ガス温度バランス制御モードスイッチ23を「入」に
したが、東西の排ガス温度の温度差が設定値以下であれ
ば、式(1),(2)における排ガス用ダンパの開度比
率設定値K1 ,K2 はオペレーターが予め設定した値
(東ダンパ開度比18,西ダンパ開度比19の値)と
し、演算装置20によって炉圧調節計の出力値にK1 ,
K2 を乗した値が排ガス用ダンパへの出力W1 ,W2 と
なる。
3を「切」にした場合は、炉圧制御のみとなる。また、
排ガス温度バランス制御モードスイッチ23を「入」に
したが、東西の排ガス温度の温度差が設定値以下であれ
ば、式(1),(2)における排ガス用ダンパの開度比
率設定値K1 ,K2 はオペレーターが予め設定した値
(東ダンパ開度比18,西ダンパ開度比19の値)と
し、演算装置20によって炉圧調節計の出力値にK1 ,
K2 を乗した値が排ガス用ダンパへの出力W1 ,W2 と
なる。
【0015】排ガス温度バランス制御モードスイッチ2
3を「入」の状態にしたときに、東西排ガス温度差が温
度差設定値より大きくなった場合は、演算装置20が東
西排ガス温度差に基づき排ガス用ダンパの開度比率設定
値K1 ,K2 を自動設定する。以下、この場合の開度比
率設定値K1 ,K2 を算出する方法を詳細に説明する。
3を「入」の状態にしたときに、東西排ガス温度差が温
度差設定値より大きくなった場合は、演算装置20が東
西排ガス温度差に基づき排ガス用ダンパの開度比率設定
値K1 ,K2 を自動設定する。以下、この場合の開度比
率設定値K1 ,K2 を算出する方法を詳細に説明する。
【0016】いま、排ガス用ダンパの開度比率設定値K
1 ,K2として、炉圧調節計の出力値P0 に対する排ガ
ス用ダンパの開度の比率rを用いる。特に、P0 に対す
る東排ガス用ダンパの開度の比率をr1 、P0 に対する
西排ガス用ダンパの開度の比率をr2 とする。このと
き、排ガス用ダンパへの開度出力値は、 東排ガス用ダンパへの出力W1 =東排ガス用ダンパの開度の比率r1 ×炉圧調節計の出力値P0 (3) 西排ガス用ダンパへの出力W2 =西排ガス用ダンパの開度の比率r2 ×炉圧調節計の出力値P0 (4) により算出することになる。
1 ,K2として、炉圧調節計の出力値P0 に対する排ガ
ス用ダンパの開度の比率rを用いる。特に、P0 に対す
る東排ガス用ダンパの開度の比率をr1 、P0 に対する
西排ガス用ダンパの開度の比率をr2 とする。このと
き、排ガス用ダンパへの開度出力値は、 東排ガス用ダンパへの出力W1 =東排ガス用ダンパの開度の比率r1 ×炉圧調節計の出力値P0 (3) 西排ガス用ダンパへの出力W2 =西排ガス用ダンパの開度の比率r2 ×炉圧調節計の出力値P0 (4) により算出することになる。
【0017】また、例えば、この開度比率rが2.0の
ときを100%、0.2のときを0%となるように開度
比率rをパーセンテージで表したものをレンジ比Rとい
う。開度比率r1 ,r2 と同様に東レンジ比R1 と西レ
ンジ比R2 が定義される。開度比率r1 ,r2 とレンジ
比R1 ,R2 とは、 r1 =(1.8/100)×R1 +0.2 (5) r2 =(1.8/100)×R2 +0.2 (6) という関係がある。例えば、東西の排ガス用ダンパの開
度が同じであるときはレンジ比R1 ,R2 はともに4
4.4(=(0.8/1.8)×100)%である。
ときを100%、0.2のときを0%となるように開度
比率rをパーセンテージで表したものをレンジ比Rとい
う。開度比率r1 ,r2 と同様に東レンジ比R1 と西レ
ンジ比R2 が定義される。開度比率r1 ,r2 とレンジ
比R1 ,R2 とは、 r1 =(1.8/100)×R1 +0.2 (5) r2 =(1.8/100)×R2 +0.2 (6) という関係がある。例えば、東西の排ガス用ダンパの開
度が同じであるときはレンジ比R1 ,R2 はともに4
4.4(=(0.8/1.8)×100)%である。
【0018】さて、最初に、東レンジ比をR01、西レン
ジ比をR02としたときに、東排ガス温度がtE °C、西
排ガス温度がtW °Cになったとする。ただし、この東
西の排ガス温度の温度差tW −tE の絶対値が温度差設
定値t0 (≧0)より大きいとする。このとき、この温
度差tW −tE に基づいて、レンジ比R1 ,R2 をどの
ように設定するかを考える。
ジ比をR02としたときに、東排ガス温度がtE °C、西
排ガス温度がtW °Cになったとする。ただし、この東
西の排ガス温度の温度差tW −tE の絶対値が温度差設
定値t0 (≧0)より大きいとする。このとき、この温
度差tW −tE に基づいて、レンジ比R1 ,R2 をどの
ように設定するかを考える。
【0019】レンジ比R1 ,R2 は、レンジ比R01,R
02と排ガス温度の温度差tW −tE に基づくレンジ比R
01,R02に対する補正値△R1 ,△R2 との和になる。
すなわち、 R1 =R01+△R1 (7) R2 =R02+△R2 (8) である。
02と排ガス温度の温度差tW −tE に基づくレンジ比R
01,R02に対する補正値△R1 ,△R2 との和になる。
すなわち、 R1 =R01+△R1 (7) R2 =R02+△R2 (8) である。
【0020】図4には、西排ガス温度から東排ガス温度
を引いた西−東排ガス温度差TW −TE と、排ガス用ダ
ンパの開度を調節する設定値である東レンジ比Z1 及び
西レンジ比Z2 との関係を示す。ここで、排ガス温度T
は、例えば温度tが1000°Cのときを100%、0
°Cのときを0%となるように温度tをパーセンテージ
で表したものであり、温度tと温度Tとは、 T=(100/1000)×t (9) なる関係を有する。また、レンジ比Z1 ,Z2 はレンジ
比R1 ,R2 と Z1 =R1 +50/9 (10) Z2 =R2 +50/9 (11) なる関係を有するものである。図4に示すように、西−
東排ガス温度差TW−TE とレンジ比Z1 とは、予め tW −tE >t0 のとき Z1 =a×(TW −TE )+b1 (12) tW −tE <−t0 のとき Z1 =a×(TW −TE )+b2 (13) のように設定しておき、また、西−東排ガス温度差TW
−TE とレンジ比Z2 とは、予め tW −tE >t0 のとき Z2 =−a×(TW −TE )+b2 (14) tW −tE <−t0 のとき Z2 =−a×(TW −TE )+b1 (15) のように設定しておく。ここで、aは直線の傾きを表
し、ゲイン設定値と称される。また、b1 ,b2 はそれ
ぞれの直線のy切片を表し、レンジ定数と称される。
尚、式(12)と(13)、式(14)と(15)をそ
れぞれまとめて、簡単に Z1 =a×(TW −TE )+b (16) Z2 =−a×(TW −TE )+b (17) とも書くことにする。
を引いた西−東排ガス温度差TW −TE と、排ガス用ダ
ンパの開度を調節する設定値である東レンジ比Z1 及び
西レンジ比Z2 との関係を示す。ここで、排ガス温度T
は、例えば温度tが1000°Cのときを100%、0
°Cのときを0%となるように温度tをパーセンテージ
で表したものであり、温度tと温度Tとは、 T=(100/1000)×t (9) なる関係を有する。また、レンジ比Z1 ,Z2 はレンジ
比R1 ,R2 と Z1 =R1 +50/9 (10) Z2 =R2 +50/9 (11) なる関係を有するものである。図4に示すように、西−
東排ガス温度差TW−TE とレンジ比Z1 とは、予め tW −tE >t0 のとき Z1 =a×(TW −TE )+b1 (12) tW −tE <−t0 のとき Z1 =a×(TW −TE )+b2 (13) のように設定しておき、また、西−東排ガス温度差TW
−TE とレンジ比Z2 とは、予め tW −tE >t0 のとき Z2 =−a×(TW −TE )+b2 (14) tW −tE <−t0 のとき Z2 =−a×(TW −TE )+b1 (15) のように設定しておく。ここで、aは直線の傾きを表
し、ゲイン設定値と称される。また、b1 ,b2 はそれ
ぞれの直線のy切片を表し、レンジ定数と称される。
尚、式(12)と(13)、式(14)と(15)をそ
れぞれまとめて、簡単に Z1 =a×(TW −TE )+b (16) Z2 =−a×(TW −TE )+b (17) とも書くことにする。
【0021】排ガス温度の温度差tW −tE に基づく補
正値△R1 ,△R2 は、式(7),(8),(10),
(11),(16),(17)により、 △R1 =R1 −R01 =Z1 −Z01 =a×(TW −TE )+b−Z01 (18) △R2 =R2 −R02 =Z2 −Z02 =−a×(TW −TE )+b−Z02 (19) となる。ただし、 Z01=R01+50/9 Z02=R02+50/9 である。ゆえに、レンジ比R1 ,R2 は、 R1 =R01+△R1 =R01+a×(TW −TE )+b−Z01 (20) R2 =R02+△R2 =R02−a×(TW −TE )+b−Z02 (21) で与えられる。こうして得られたレンジ比R1 ,R2 を
式(5),(6)によりそれぞれ開度比率r1 ,r2 に
変換し、この開度比率r1 ,r2 に炉圧調節計の出力値
P0 を掛けることにより東西排ガス用ダンパへの出力が
算出される。
正値△R1 ,△R2 は、式(7),(8),(10),
(11),(16),(17)により、 △R1 =R1 −R01 =Z1 −Z01 =a×(TW −TE )+b−Z01 (18) △R2 =R2 −R02 =Z2 −Z02 =−a×(TW −TE )+b−Z02 (19) となる。ただし、 Z01=R01+50/9 Z02=R02+50/9 である。ゆえに、レンジ比R1 ,R2 は、 R1 =R01+△R1 =R01+a×(TW −TE )+b−Z01 (20) R2 =R02+△R2 =R02−a×(TW −TE )+b−Z02 (21) で与えられる。こうして得られたレンジ比R1 ,R2 を
式(5),(6)によりそれぞれ開度比率r1 ,r2 に
変換し、この開度比率r1 ,r2 に炉圧調節計の出力値
P0 を掛けることにより東西排ガス用ダンパへの出力が
算出される。
【0022】例えば、炉圧調節計の出力値P0 が50%
のときに、東排ガス温度tE が530°C、西排ガス温
度tW が500°Cであったとする。ただし、この例で
は、温度差設定値t0 を20°C、ゲイン設定値aを
3、レンジ定数b1 を45%、b2 を55%、レンジ比
R01,R02を44.4(=400/9)%に設定した。
のときに、東排ガス温度tE が530°C、西排ガス温
度tW が500°Cであったとする。ただし、この例で
は、温度差設定値t0 を20°C、ゲイン設定値aを
3、レンジ定数b1 を45%、b2 を55%、レンジ比
R01,R02を44.4(=400/9)%に設定した。
【0023】まず、東排ガス用ダンパへの出力W1 を計
算する。東排ガス温度が西排ガス温度より高いので、式
(18)においてZ1 として式(13)を用いる。この
とき排ガス温度の温度差に基づく補正値△R1は、 △R1 =a×(TW −TE )+b2 −Z01 =3×{(500−530)×100/1000}+55−50 =−4 であり、東レンジ比R1 は、 R1 =R01+△R1 =44.4−4 =40.4 である。また、開度比率r1 は、式(5)により r1 =(1.8/100)×R1 +0.2 =(1.8/100)×40.4+0.2 =0.927 である。したがって、東排ガス用ダンパへの出力W
1 は、式(3)により W1 =r1 ×P0 =0.927×50 =46.3(%) となる。
算する。東排ガス温度が西排ガス温度より高いので、式
(18)においてZ1 として式(13)を用いる。この
とき排ガス温度の温度差に基づく補正値△R1は、 △R1 =a×(TW −TE )+b2 −Z01 =3×{(500−530)×100/1000}+55−50 =−4 であり、東レンジ比R1 は、 R1 =R01+△R1 =44.4−4 =40.4 である。また、開度比率r1 は、式(5)により r1 =(1.8/100)×R1 +0.2 =(1.8/100)×40.4+0.2 =0.927 である。したがって、東排ガス用ダンパへの出力W
1 は、式(3)により W1 =r1 ×P0 =0.927×50 =46.3(%) となる。
【0024】同様に、西排ガス用ダンパへの出力W2 が
算出される。この場合は、R02=44.4であり、式
(19)でZ2 として式(15)を用いると、 △R2 =−a×(TW −TE )+b1 −Z02 =−3×{(500−530)×100/1000}+45−50 =4 R2 =R02+△R1 =44.4+4 =48.4 r2 ={(2.0−0.2)/100}×48.4+0.2 =1.071 W2 =r2 ×P0 =1.071×50 =53.5(%) となる。
算出される。この場合は、R02=44.4であり、式
(19)でZ2 として式(15)を用いると、 △R2 =−a×(TW −TE )+b1 −Z02 =−3×{(500−530)×100/1000}+45−50 =4 R2 =R02+△R1 =44.4+4 =48.4 r2 ={(2.0−0.2)/100}×48.4+0.2 =1.071 W2 =r2 ×P0 =1.071×50 =53.5(%) となる。
【0025】このように、東排ガス温度が西排ガス温度
より高い場合は、演算手段20が東排ガス用ダンパの開
度を小さく、西排ガス用ダンパの開度を大きくするよう
に開度設定を行い、東排ガス温度を下げる。
より高い場合は、演算手段20が東排ガス用ダンパの開
度を小さく、西排ガス用ダンパの開度を大きくするよう
に開度設定を行い、東排ガス温度を下げる。
【0026】図5は本発明の一実施例である排ガス温度
制御バランス制御方法を用いたときの排ガス温度と時間
との関係を示す図である。尚、同図において実線は本実
施例の場合を示し、点線は炉内制御用ダンパを手動で変
えた場合を示している。図5に示すように本実施例によ
れば、炉内制御用ダンパを手動で変えた場合に比較し東
西の排ガス温度を確実に一定値に一致させることができ
る。このように、本実施例によれば、炉内の雰囲気温度
を均一にすることができるので、材料を均一な温度で加
熱することができ、また一方の排ガス温度だけが上昇す
ることもなくなるので、熱交換器の保護を図ることがで
きる。更に、既存の炉内制御用ダンパを用いて温度制御
を行うので、安価に実施することができる。
制御バランス制御方法を用いたときの排ガス温度と時間
との関係を示す図である。尚、同図において実線は本実
施例の場合を示し、点線は炉内制御用ダンパを手動で変
えた場合を示している。図5に示すように本実施例によ
れば、炉内制御用ダンパを手動で変えた場合に比較し東
西の排ガス温度を確実に一定値に一致させることができ
る。このように、本実施例によれば、炉内の雰囲気温度
を均一にすることができるので、材料を均一な温度で加
熱することができ、また一方の排ガス温度だけが上昇す
ることもなくなるので、熱交換器の保護を図ることがで
きる。更に、既存の炉内制御用ダンパを用いて温度制御
を行うので、安価に実施することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、左
右の煙道に設置された炉圧制御用ダンパの開度の比率を
演算し、左右の炉圧制御用ダンパの開度を制御すること
により、左右の排ガス温度が均一になるように制御する
ことができるので、加熱炉内の雰囲気温度を均一に保つ
ことができると共に、煙道に配置された熱交換器の保護
を図ることができる加熱炉の排ガス温度バランス制御方
法を提供することができる。
右の煙道に設置された炉圧制御用ダンパの開度の比率を
演算し、左右の炉圧制御用ダンパの開度を制御すること
により、左右の排ガス温度が均一になるように制御する
ことができるので、加熱炉内の雰囲気温度を均一に保つ
ことができると共に、煙道に配置された熱交換器の保護
を図ることができる加熱炉の排ガス温度バランス制御方
法を提供することができる。
【図1】本発明による実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例である加熱炉の排ガス温度バ
ランス制御方法の概略ブロック図である。
ランス制御方法の概略ブロック図である。
【図3】排ガス温度バランスを制御するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】排ガス温度バランスを制御する際の排ガス用ダ
ンパの開度の比率を算出するための説明図である。
ンパの開度の比率を算出するための説明図である。
【図5】本発明の一実施例である排ガス温度制御バラン
ス制御方法を用いたときの排ガス温度と時間との関係を
示す図である。
ス制御方法を用いたときの排ガス温度と時間との関係を
示す図である。
1 東煙道排ガス管 2 西煙道排ガス管 3 加熱炉 4 東排ガス用ダンパ 5 西排ガス用ダンパ 6 東排ガス温度計 7 西排ガス温度計 8 東燃焼バーナ 9 西燃焼バーナ 10 材料 11 材料装入口 12 材料抽出口 13 東排出ブロワ 14 西排出ブロワ 15 排ガス 16 熱交換器 17 炉圧調節計 20 演算装置 21 東排ガス温度指示計 22 西排ガス温度指示計 23 排ガス温度バランス制御モードスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 勝幸 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱用の燃焼装置と、炉体の左右に設け
られた二つの煙道と、炉内の圧力を調整するために前記
二つの煙道に設置された炉圧制御用ダンパとを有する加
熱炉において、前記二つの煙道を流れる排ガスの排ガス
温度を検出し、前記左右の排ガス温度の差に基づいて、
前記左右の煙道に設置された左右の前記炉圧制御用ダン
パの開度の比率を演算し、左右の排ガス温度が均一にな
るように左右の前記炉圧制御用ダンパの開度を制御する
ことを特徴とする加熱炉の排ガス温度バランス制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29817491A JPH05106974A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 加熱炉の排ガス温度バランス制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29817491A JPH05106974A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 加熱炉の排ガス温度バランス制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05106974A true JPH05106974A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17856169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29817491A Withdrawn JPH05106974A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 加熱炉の排ガス温度バランス制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05106974A (ja) |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP29817491A patent/JPH05106974A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |