JPH05106913A - 給湯器等の燃焼制御方式 - Google Patents

給湯器等の燃焼制御方式

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JPH05106913A
JPH05106913A JP3269385A JP26938591A JPH05106913A JP H05106913 A JPH05106913 A JP H05106913A JP 3269385 A JP3269385 A JP 3269385A JP 26938591 A JP26938591 A JP 26938591A JP H05106913 A JPH05106913 A JP H05106913A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N2235/00Valves, nozzles or pumps
    • F23N2235/12Fuel valves
    • F23N2235/16Fuel valves variable flow or proportional valves

Landscapes

  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Flow Control (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】湯カランの栓などが閉じられているのにエアが
みなどによって水量センサでの検出入水量が最低作動水
量を越えても制御弁を閉じたままとすることによって、
入水が異常加熱されてしまうことのないようにする。 【構成】湯カラン16の栓を開けていくことによって水
量センサ4で検出した入水量が最低作動水量を、越える
まではガスバーナ点火制御用ガス比例弁10を閉じ、越
えたときには該ガス比例弁10を所定の開度に開く。そ
して、湯カラン16の栓を閉じた後の水量センサ4の検
出入水量が最低作動水量以下になったかどうかを判定
し、最低作動水量以下であるとの判定後、該検出入水量
の増減を判定し、該増大と判定のときには、該検出入水
量がその後最低作動水量を越えてもガス比例弁10を閉
じておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯カランの栓とか風呂
給湯弁などを開けていくことによって水量センサで検出
した入水量が最低作動水量を、越えるまではガスバーナ
点火用の制御弁を閉じ、越えたときには該制御弁を所定
の開度に開く給湯器等の燃焼制御方式に関する。なお、
本明細書での該制御弁は、上記方式でガスバーナの点火
を制御する制御弁であればよく、したがって、本明細書
での説明に用いられるガス比例弁のみならず、これに直
列接続されたガス元弁とかその他の制御弁も含む広い概
念のものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、この種の給湯器の燃焼制御回路
を示す図である。制御器2においては、水量センサ4か
らの入水量、入水温センサ6からの入水温度、および出
湯温センサ8からの出湯温度に基づいてガス比例弁10
の開度を制御してガスバーナ12を点火させることで熱
交換器14で入水を加熱して湯カラン16からの出湯の
温度を所要温度に制御するようになっている。
【0003】また、湯カラン16からの出湯量が僅かで
あるときにガス比例弁10が開いているとその出湯温度
が異常に高くなって危険なことがあるから、制御器2は
図2に示すように水量センサ4で検出された入水量が所
定量、すなわち最低作動水量(MOQ)を越えない限り
はガス比例弁10を開かないように制御し、最低作動水
量を越えたときに所定の開度Kにガス比例弁10を開く
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3のよう
に主配管18に接続された分岐配管20に湯カラン16
が立ち上げ配管接続され、この主配管18に別の分岐配
管22が立ち上げ配管接続されている場合に、この分岐
配管22の端部24が閉じられて、いわゆる盲端部にさ
れている場合にこの分岐配管22内にエア26が残留し
ていると、湯カラン16の栓が閉じられて実際には入水
がなく、したがって、水量センサ4での入水量の検出が
ない筈であるのには、該湯カラン16の栓を閉じたとき
に、その分岐配管22内の残留エア26が、いわゆるエ
アがみなどを引き起こしてしまい、分岐配管22側へ水
の動きが発生し、その結果、水量センサ4では湯カラン
16の栓が開けられて入水されていると誤検出してしま
うことになる。そして、この水量センサ4での誤検出入
水量が最低作動水量MOQを越えてしまうと、制御器2
ではそれに応答してガス比例弁10を開かせてしまい、
これによって、主配管18内の水がガスバーナ12で異
常加熱され、湯カラン16の栓を開けたときに該湯カラ
ン16から異常に熱い湯が急に放出されてたいへん危険
である。
【0005】なお、このようなエアがみによる問題は、
この従来例のように湯カラン16の栓を閉じるときによ
るものの他に、例えば追焚装置付き給湯器での風呂給湯
弁を閉じるようなタイプのものとか、その他のタイプの
ものにも同様に生じうる。
【0006】したがって、本発明においては、上述のエ
アがみなどによって水量センサでの検出入水量が最低作
動水量を越えても制御弁を閉じたままとすることによっ
て、入水が上述のように異常加熱されてしまうことのな
いようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の給湯器等の燃焼制御方式において
は、水量センサで検出した入水量が最低作動水量を、越
えるまではガスバーナ点火制御弁を閉じ、越えたときに
は該制御弁を所定の開度に開くものであって、入水が停
止された後の水量センサによる検出入水量が最低作動水
量以下になったかどうかを判定し、最低作動水量以下で
あると判定してからは、その後該検出入水量が減少して
いくべきであるのに増大しているかどうかを判定し、該
増大していると判定したときには、該検出入水量がその
後最低作動水量を越えても前記制御弁を閉じておくこと
を特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、例えば湯カランの栓とか風
呂給湯弁を開けていくことによって水量センサで検出し
た入水量が最低作動水量を、越えるまではガスバーナ点
火制御弁が閉じており、越えたときには該制御弁は所定
の開度に開く。そして、湯カランの栓とか風呂給湯弁を
閉じられて入水が停止された後は水量センサによる検出
入水量が減少していって最低作動水量以下になったと判
定する。この判定後において、エアがみなどが無ければ
その検出入水量はそのまま減少していく。ところが、入
水が停止されていて水の動きがないのにエアがみなどが
あると水の動きが発生し、その動きによって水量センサ
では湯カランの栓とか弁が閉じられて入水量が減少した
と検出されるべきのところが増大したと判定してしたと
きには、該検出入水量がその後最低作動水量を越えても
制御弁を閉じておく。
【0009】これによって、湯カランの栓とか弁が閉じ
られているのにエアがみなどで制御弁が開いてしまって
配管内の水が異常加熱されてしまうことが避けられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0011】まず、本発明の原理について、図1ないし
図3、ならびに図4を参照して説明する。主配管18に
は、図1および図3のそれぞれに示すように湯カラン1
6用の分岐配管20と盲端部24付きの分岐配管22と
が接続されており、そして、湯カラン16の栓が開けら
れて入水量が最低作動水量MOQを越えていた状態から
完全に閉じられた場合において、主配管18には盲端部
の分岐配管22内のエアによるエアがみが発生したもの
とする。
【0012】そして、この状態によって、湯カラン16
の栓が閉じられて入水量が無い筈であるから水量センサ
4は入水量が無いと検出しなければならないのに、図4
のように検出入水量が変化する。すなわち、図4は、縦
軸に湯カラン16の栓を閉じたときの水量センサ4によ
る検出入水量の変化を示し、横軸に時間をとる検出入水
量の変化特性を示している。
【0013】この図4について説明すると、湯カラン1
6の栓が閉じられると、検出入水量は低下してa点の最
低作動水量MOQ以下になっていく。この時点で制御器
2は水量センサ4からのこの検出に応答してガス比例弁
10を閉じる。これで主配管18内の水が加熱されるこ
とがない。そして、エアがみが無ければ水量センサ4で
は検出入水量を破線のように検出するから、ガス比例弁
10は制御器2によってそのまま閉じられた状態に制御
される。
【0014】しかしながら、エアがみが有った場合は、
主配管18内を分岐配管22側に水の流れが生じ、これ
によって、水量センサ4での検出入水量が実線のように
一旦はa点の最低作動水量以下になっても、その後、b
点の最低作動水量を越えたものと検出してしまう。この
ように水量センサ4での検出入水量がb点で最低作動水
量を越えたと検出されると、制御器2は、これに応答し
てガス比例弁10を再び開いてしまう結果、ガスバーナ
12に点火されて湯カラン16の栓が閉じているのに、
主配管22内の水が加熱されてしまう。
【0015】そこで、本発明においては、制御器2に内
蔵のマイクロコンピュータによって湯カラン16の栓を
閉じた後の水量センサ4による検出入水量が図4のa点
の最低作動水量以下になったかどうかをまず判定し、a
点で最低作動水量以下であると判定してからは、その後
該検出入水量が破線のように減少していくべきであるの
に、実線のように増大しているかどうかを判定し、該増
大していると判定したときには、該検出入水量がその
後、b点の最低作動水量を越えてもガス比例弁10を閉
じておくようにしたものである。
【0016】上記マイクロコンピュータによるソフトウ
エア処理によるガス比例弁10の制御動作について説明
するが、この実施例における水量センサ4としては例え
ば実開平2ー79423号公報に記載のような水量セン
サを用いる。この水量センサ4は湯カラン16の栓を開
けていくと検出入水量を図5の(a)のように増大して
いると検出するとともに、その検出においては図6の
(a)のように検出入水量が増大していくに従ってパル
ス幅が短くなるような入水量検出パルスを出力する。勿
論、検出入水量と入水量検出パルスのパルス幅とは相対
的なものであるから、検出入水量が増大すると該パルス
幅も長くなるようにしてよい。また、湯カラン16の栓
を閉じていくと水量センサ4での検出入水量は図5の
(b)のように減少していくように検出するとともに、
その検出においては図6の(b)のように検出入水量が
減少していくに従ってパルス幅が長くなるような入水量
検出パルスを出力する。
【0017】制御器2のマイクロコンピュータは、機能
的には図7のように水量センサ4からの入水量検出パル
スのパルス幅を検出するパルス幅検出手段2aと、パル
ス幅検出手段2aからの検出出力によって検出入水量が
最低作動水量MOQを越えたか、以下であるかの判定を
行うMOQ判定手段2bと、この判定出力によってガス
比例弁10の開閉を制御してガスバーナ12の点火を制
御する燃焼制御手段2cと、パルス幅検出手段2aから
の検出出力とMOQ判定手段2bからの判定出力とをそ
れぞれ入力し、検出入水量が図4のa点で最初に最低作
動水量MOQ以下になってからも、減少してそれに対応
の入水量検出パルスのパルス幅が長くなっていくときは
正常であり、一旦は減少しても途中で増大に転じ、それ
に対応の入水量検出パルスのパルス幅が短くなる方向に
転じたときは異常であると、それぞれ判定し、異常であ
ると判定したときはMOQ判定手段2bから燃焼制御手
段2cに対して検出入水量がb点で再び最低作動水量M
OQを越えたとの判定出力が与えられも、該燃焼制御手
段2cがガス比例弁10を開かせないようにするための
判定出力を当該燃焼制御手段2cに出力する。これによ
って、燃焼制御手段2cはガス比例弁10を閉じたまま
とし、湯カラン16の栓が閉じているのに主配管18内
の水が加熱されてしまうことを防止する。
【0018】つぎに、このような制御器2内蔵のマイク
ロコンピュータの動作について図8に示される水量セン
サ4の入水量検出パルスと、図9のフローチャートとを
参照して説明する。図8はいずれも水量センサ4からの
入水量検出パルスを示しており、そのうち、(a)は湯
カラン16の栓が最低作動水量以上の入水量となるよう
に開けられている状態から閉じられて、かつ、エアがみ
が無い場合のもので図4のように水量センサ4での検出
入水量がa点の最低作動水量MOQ以下に減少してい
き、a点の最低作動水量MOQ以下のときは破線のよう
に減少していく場合に対応し、(b)は、エアがみが有
る場合で、検出入水量がa点の最低作動水量MOQ以下
から破線ではなく実線のように増大していく場合に対応
している。図8について詳しく説明すると、(a)では
入水量検出パルスのパルス幅がt0のときは今回検出入
水量W0>最低作動水量MOQで湯カラン16への入水
量は最低作動水量MOQを越えておりガス比例弁10は
開いているが、パルス幅t1のときは今回検出入水量W
1<a点の最低作動水量MOQ<前回検出入水量W0で
該入水量は最低作動水量MOQ以下のためガス比例弁1
0を閉じ、パルス幅t2のときは今回検出入水量W2<
前回検出入水量W1、パルス幅t3のときは今回検出入
水量W3<前回検出入水量W2、…とういうように、エ
アがみが無いために、検出入水量はa点の最低作動水量
MOQ以下に減少してからもその減少が継続し、ガス比
例弁10はそのまま閉じる。
【0019】これに対し、(b)では入水量検出パルス
のパルス幅がt0′のときは今回検出入水量W0′>最
低作動水量MOQで入水量は最低作動水量MOQを越え
てガス比例弁10は開いているが、パルス幅t1′のと
きは今回検出入水量W1′<最低作動水量MOQで入水
量が最低作動水量MOQ以下となりガス比例弁10を閉
じる。そして、パルス幅t2′のときも今回検出入水量
W2′<前回検出入水量W1′、パルス幅t3′のとき
も今回検出入水量W3′<前回検出入水量W2′で入水
量が減少していっているが、パルス幅t4′のときには
今回検出入水量W4′>前回検出入水量W3′、とな
り、この時点で検出入水量が減少から増大に転じる。そ
して、パルス幅t6′では今回検出入水量W6′ではb
点の最低作動水量MOQを越えてしまう。このとき検出
入水量が最低作動水量MOQを越えてもガス比例弁10
を開かせないように制御する。
【0020】このような水量センサ4からの検出入水量
に従う図8の入水量検出パルスの変化に基づいて制御器
2のマイクロコンピュータは、図9のようなフローチャ
ートの動作を行い、ガス比例弁10の開閉制御をする。
すなわち、湯カラン16の栓が開けられて入水量が図4
のa点の最低作動水量MOQ以上の場合にステップn1
で検出入水量に応じてガス比例弁10の開度を制御して
いる。そして、ステップn2で検出入水量がa点の最低
作動水量MOQ以下に減少したかどうかを入水量検出パ
ルスのパルス幅から判定する。この判定は、図8に基づ
いて説明したように、マイクロコンピュータで最低作動
水量MOQに関するデータが記憶設定されてあり、その
最低作動水量MOQに対応の水量センサ4の入水量検出
パルスのパルス幅と水量センサ4からの今回の入水量検
出パルスのパルス幅とを比較して行う。今回の検出入水
量が最低作動水量MOQ以下に減少していないときはス
テップn1に戻る。このステップn2で前記比較によっ
て今回の検出入水量が図4のa点の最低作動水量MOQ
以下に減少していると判定したときはステップn3に移
行し、ここでガス比例弁10を閉じてガスバーナ12の
点火を停止する。
【0021】つぎに、湯カランの栓が閉じられて水量セ
ンサ4からの検出入水量が減少する筈であるのに、エア
がみなどで増大しているかどうかを判定するため、ステ
ップn4では入水量検出パルスのパルス幅からその判定
を行う。つまり、図8を参照して説明したように、水量
センサ4からの今回の検出入水量に対応の入水量検出パ
ルスのパルス幅が前回のそれと比較して長くなったか短
くなったかを判定し、長くなったときは検出入水量が減
少し、短くなったときは検出入水量が増大したと判定す
る。そして、エアがみでパルス幅が短くなって検出入水
量が増大したと判定したときは、ステップn5で増大し
ていく検出入水量が図4のb点の最低作動水量MOQを
越えたかどうかを判定する。越えたと判定したときは制
御器2はステップn6でガス比例弁10を閉じままとす
る。
【0022】このようにして、本実施例においては、湯
カラン16の栓が閉じられていて水量センサ4での検出
入水量が一旦最低作動水量MOQ以下になった後は最低
作動水量MOQを再び越えてしまうことがないのに、エ
アがみなどでその最低作動水量MOQを越え、その結
果、ガス比例弁10が開いてガスバーナ12が点火され
てしまうようなことが回避される。
【0023】上述の実施例ではマイクロコンピュータに
るソフトウエア処理であったが、図7のような各手段を
ハードウエア的な回路構成で実現したものであってもよ
い。また、水量センサ4としては検出入水量に対応して
パルス幅が長短に変化するものを用いたが、検出入水量
の変化に連続的に追随変化するような水量センサとか、
その他の形式の水量センサであってよい。さらに、本発
明では図4のb点の最低作動水量MOQを越えてからの
制御の説明は無いが、湯カラン16の栓が閉じられてあ
るから、エアがみの影響がなくなると、入水量はその
後、c点の最低作動水量MOQ以下になる一方、通常の
湯カランの使用においては、その栓を閉じて後、開くよ
うな場合では、一点鎖線のように入水量が変化するか
ら、ガス比例弁10がb点の最低作動水量MOQを越え
た以降閉じられたままでは湯カランの使用ができなくな
るから、その後の入水量の変化が湯カランの栓が閉めら
れてあるためにc点の最低作動水量MOQ以下になる
か、湯カランの栓が再び開けられて一点鎖線のように変
化するかをタイマーを動作させて判定し、タイマーで所
定時間(b点とc点との時間以上)経過後にc点の最低
作動水量MOQ以下にならないときには、湯カランが正
常に使用されていると判定し、その湯カランの状態に応
じた入水量に対応してガス比例弁10を開くように制御
し、該所定時間経過後においてc点の最低作動水量MO
Q以下に減少したときはガス比例弁10を閉じたままと
するようにしてもよい。
【0024】なお、本実施例ではガスバーナ12の点火
を制御する制御弁としてガス比例弁10で説明したが、
この制御弁としてはガス比例弁に直列に接続したガス元
弁(図示していない)とし、湯カラン16の栓を開けて
いくことによって水量センサ4で検出した入水量が最低
作動水量を、越えるまではこのガス元弁を閉じ、越えた
ときには該ガス元弁を所定の開度に開くようにしたもの
にも適用できるものであり、要するに、このような動作
をする制御弁を含むものである。
【0025】また、本実施例では水量センサ4で検出す
る入水量は湯カラン16の栓の開閉で変化するものと
し、それの開閉に伴う最低作動水量の変化に応じてガス
比例弁10の開度の説明をしたが、湯カラン16ではな
く、追焚装置付き給湯器のように風呂給湯弁を有し、こ
の風呂給湯弁の開閉で入水量が変化し、それの開閉に伴
う最低作動水量の変化に応じてガス比例弁10が開閉す
るようなものというように、要するに所定の給湯手段で
水量センサ4で検出する入水量が変化し、それによって
最低作動水量が変化してガス比例弁10の開度が制御さ
れるものを含むものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入水によ
って水量センサでの検出入水量が最低作動水量を、越え
るまではガスバーナ点火制御弁が閉じており、越えたと
きには該制御弁は所定の開度に開くものにおいて、入水
が停止されて水量センサによる検出入水量が減少してい
って最低作動水量以下になったと判定した後、検出入水
量がそのまま減少していく筈が、エアがみなどで検出入
水量が増大に転じ、それが最低作動水量を越えても制御
弁を閉じておくようにしたから、湯カランの栓が閉じら
れるなどして入水が停止されているのにエアがみなどで
制御弁が開いてしまって配管内の水が異常加熱されてし
まうことを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に給湯器等の燃焼制御回路を
示す図である。
【図2】入水量とそれに対応したガス比例弁との開度を
示す図である。
【図3】主配管に対する湯カラン用の分岐配管と盲端部
付き分岐配管との接続状態を示す配管図である。
【図4】湯カランの栓を閉じていったときの検出入水量
と最低作動水量との関係を示す図である。
【図5】湯カランの栓を開けていったときと、閉めてい
ったときの、それぞれの検出入水量と最低作動水量との
関係を示す図である。
【図6】水量センサからの入水量検出パルスを示す図で
ある。
【図7】制御器内蔵のマイクロコンピュータによって実
現される機能手段を示す図である。
【図8】湯カランの栓を閉じていったときの水量センサ
の入水量検出パルスを示す図である。
【図9】マイクロコンピュータの動作説明に供するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 制御器 4 水量センサ 10 ガス比例弁 12 ガスバーナ 16 湯カラン 18 主配管 20 湯カラン側分岐配管 22 盲端部付き分岐配管 26 エア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水量センサで検出した入水量が最低作動
    水量を、越えるまではガスバーナ点火制御弁を閉じ、越
    えたときには該制御弁を所定の開度に開く給湯器等の燃
    焼制御方式であって、 入水が停止された後の水量センサによる検出入水量が最
    低作動水量以下になったかどうかを判定し、最低作動水
    量以下であると判定してからは、その後該検出入水量が
    減少していくべきであるのに増大しているかどうかを判
    定し、該増大していると判定したときには、該検出入水
    量がその後最低作動水量を越えても前記制御弁を閉じて
    おくことを特徴とする給湯器等の燃焼制御方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016205780A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社Lixil 温水器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016205780A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 株式会社Lixil 温水器

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