JPH0510656Y2 - - Google Patents

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JPH0510656Y2
JPH0510656Y2 JP11582988U JP11582988U JPH0510656Y2 JP H0510656 Y2 JPH0510656 Y2 JP H0510656Y2 JP 11582988 U JP11582988 U JP 11582988U JP 11582988 U JP11582988 U JP 11582988U JP H0510656 Y2 JPH0510656 Y2 JP H0510656Y2
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JP
Japan
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umbrella
ear
pivoted
main
rear end
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JP11582988U
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、傘に関するものであり、特に一対の
動物の耳に類似する耳部を有する傘に関するもの
である。
【従来の技術】 従来の傘は、広げた時、ドーム状の傘布により
構成した傘面により、日よけ、または雨よけに供
していた。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した公知の広げた傘は、そ
の外観が非常に単調、かつ平凡であり、面白い雰
囲気、あるいは楽しい気分をもたらすことが全然
できず、これにより傘の作用は、単に日よけ、ま
たは雨よけに限定されていた。 そこで本考案者は、このような公知の傘の欠点
を改善しようと苦心研究の結果、広げた時、ドー
ム状の傘面上に、さらに一個以上の耳部が形成さ
れることにより面白くて可愛い雰囲気をもたらす
ことができるようにした傘を作成することに成功
したのである。 即ち、本考案は、公知の傘の単調な外観を傘の
傘布上に、一個以上の耳部を形成することによ
り、面白くすることができることを目的とし、前
述の公知技術に存する欠点を解決せんとするもの
である。
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するため、本考案は傘支柱
と、外側に傘布が縫いつけてある複数本の主傘骨
と、それぞれ先端で上記それぞれの主傘骨上に軸
着した複数本の支傘骨と、上記各支傘骨の後端を
回動自在に軸着して上記傘支柱上にスライド可能
な移動スリーブなどを有する傘であつて、この傘
において、さらに、上記複数本の主傘骨中の少な
くとも一本の主傘骨に固定された軸着リング及び
ガイドリングと、後端で上記軸着リングに軸着
し、先端に軸着機構が設けてある耳部主支骨と、
先端で上記軸着機構に軸着し、かつ後端で上記移
動スリーブに軸着すると共に、上記ガイドリング
内を経由した耳部第一側支骨と、先端で上記軸着
機構に軸着し、かつ後端で上記移動スリーブに軸
着した耳部第二側支骨と、上記傘布上に縫着し、
かつ上記耳部主支骨、耳部第一と第二側支骨の上
段をカバーした耳形袋状部とが設けてあり、上記
傘を広げた時、上記耳部第一、第二側支骨の前段
部分が円弧状に変形され、上記耳部主支骨に協同
して上記耳形袋状部を傘布から外へ突出する形態
を維持することができるようにしたことを特徴と
するものである。
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳述す
る。 第1図及び第2図に示すように、本考案にかか
る傘は、主に傘支柱1と、外観に傘布を縫いつけ
ることができるようにた複数本の主傘骨21と、
それぞれ先端で上記それぞれの主傘骨21上に軸
着した複数本の支傘骨22と、上記各支傘骨22
の後端を回動自在に軸着して上記傘支柱1上にス
ライド可能な移動スリーブ3などの公知部材を有
する。 第3図に示すように、上記移動スリーブ3は、
支傘骨22を軸着するための公知の環形部材31
を有する以外、その中段付近に、さらに、下記耳
部第一側支骨25A,25Aと下記耳部第二側支
骨25B,25Bの後端を軸着するための環形部
材32を有する。この環形部材32の周縁の一対
の直径方向に対する部分には、それぞれ二つの切
込み部321,321が形成されており、これら
の切込み部321,321と短軸(図示せず)に
より、側支骨25A,25Bの軸着孔252を有
する後端を軸着することができる。 第2図及び第4図に示すように、上記主傘骨2
1中の一対の直線方向に延びた主傘骨21aと2
1b上においては、それぞれ一個のガイドリング
23と軸着リング211が固着してあり、軸着リ
ング機構211に耳部主支骨24の後端が軸着し
ている。この耳部主支骨24の先端に(第5図を
参照されたい)、さらにピン27、ワツシヤ26、
結合リング29からなる軸着機構が設けてあり、
この軸着機構により、上記耳部主支骨24の両側
に、それぞれ先端が環形部251に湾曲した耳部
第一側支骨25Aと耳部第二側支骨25Bとが軸
着されている。第一側支骨25Aが上記ガイドリ
ング23の内部を経由して、後端で上記の通り
に、移動スリーブ3上の環形部材32に軸着され
る。第二側支骨25Bの後端も、上記環形部材3
2に軸着されている。又第一、第二側支骨25
A,25Bは傘を広げた際耳形を形成するように
柔軟な線材で出来ている。 第6図に示すように、上記複数本の主傘骨21
上に傘布4が縫着されてある。この傘布4の上記
二本の直線状になつた主傘骨21a,21bに対
応した直線部分に、さらに、それぞれ下端に開口
43が形成されてある二個の対向した耳形袋状物
41が縫着されている。それぞれの耳形袋状物4
1の内部には、上記耳部主支骨24、第一側支骨
24Aと第二側支骨25Bの上段が収納されてあ
る。 上記耳形袋状物41が破損しないように、上記
軸着機構の外部に、保護布28を包むことができ
る。 第3図に示すように、上記耳部第一側支骨25
Aと第二側支骨25Bの後端付近が変形すぎて移
動スリーブ3との軸着関係をこわさせないよう
に、上記後端付近に保持リング253がはめてあ
る。 傘を広げる時、上記移動スリーブ3を傘支柱1
に沿つて傘の先端方向にスライドさせれば、複数
本の主傘骨21と支傘骨22の軸着した関係によ
り、傘が広がる。傘を広げていく際、耳部主支骨
24も主傘骨21,21a,21bに連動して上
に移動すると同時に、第一側支骨25Aが上記ガ
イドリング23の内部を経由して後端で移動スリ
ーブ3上の環形部材32に軸着されており、第二
側支骨25Bの後端も上記環形部材32に軸着さ
れていることから耳部第一、第二側支骨25A,
25Bの後端も上記移動スリーブ3の上への移動
に従つて上に移動することになる。そしてこの移
動に伴ない第二側支骨25Bが前記の如くガイド
リング23の内部を経由しているのでその作用に
より及び第一、第二側支骨25A,25Bの線材
の柔軟性により第一、第二側支骨25A,25B
の上段が、それぞれ弧状に弾性変形して、上記耳
形袋状物41を耳形に突き出すことになる。これ
により、第7図に示すような面白く、可愛い耳部
を有する状態になる。 傘を閉じた後、傘の骨組が第1図に示すような
状態になる。
【考案の効果】
以上の通り、本考案にかかる耳部を有する傘に
よれば、広げた傘の傘布上には、面白く、可愛ら
しい耳部が立体的に形成され、人々に、特に児童
に親近感を与えることができると共に、単調な傘
に生命感を与えることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の傘が閉じられた時、その骨
組の状態を示す斜視図である。第2図は、本考案
の傘が広げられた時、その骨組の状態を示す側面
図である。第3図は、本考案の傘の耳部第一、第
二側支骨が移動スリーブ上に軸着された状態を示
す斜視図である。第4図は、本考案の傘の耳部主
支骨が耳部第一、第二側支骨と、及び主傘骨との
関係を示す斜視図である。第5図は、上記耳部主
支骨と耳部第一、第二側支骨との軸着関係を示す
斜視図である。第6図は、本考案の傘の傘布上
に、耳形袋状物が縫着された状態を示す説明図で
ある。第7図は、本考案の傘の広げた状態を示す
側面図である。 1……傘支柱、21……主傘骨、22……支傘
骨、23……ガイドリング、24……耳部主支
骨、25A,25B……耳部側支骨、26……ワ
ツシヤ、27……ピン、28……保護布、29…
…結合リング、3……移動スリーブ、31,32
……環状部材、4……傘布、41……耳形袋状
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傘支柱と、外側に傘布が縫いつけてある複数本
    の主傘骨と、それぞれ先端で上記それぞれの主傘
    骨上に軸着した複数本の支傘骨と、上記各支傘骨
    の後端を回動自在に軸着して上記傘支柱上にスラ
    イド可能な移動スリーブなどを有する傘であつ
    て、この傘において、さらに、上記複数本の主傘
    骨中の少なくとも一本の主傘骨に固定された軸着
    リング及びガイドリングと、後端で上記軸着リン
    グに軸着し、先端に軸着機構が設けてある耳部主
    支骨と、先端で上記軸着機構に軸着し、かつ後端
    で上記移動スリーブに軸着すると共に、上記ガイ
    ドリング内を経由した耳部第一側支骨と、先端で
    上記軸着機構に軸着し、かつ後端で上記移動スリ
    ーブに軸着した耳部第二側支骨と、上記傘布上に
    縫着し、かつ上記耳部主支骨、耳部第一と第二側
    支骨の上段をカバーした耳形袋状部とが設けてあ
    り、上記傘を広げた時、上記耳部第一、第二側支
    骨の前段部分が円弧状に変形され、上記耳部主支
    骨に協同して上記耳形袋状部を傘布から外へ突出
    する形態を維持することができるようにしたこと
    を特徴とする耳部を有する傘。
JP11582988U 1988-09-02 1988-09-02 Expired - Lifetime JPH0510656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11582988U JPH0510656Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02

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JP11582988U JPH0510656Y2 (ja) 1988-09-02 1988-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0238913U JPH0238913U (ja) 1990-03-15
JPH0510656Y2 true JPH0510656Y2 (ja) 1993-03-16

Family

ID=31357830

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JPH0238913U (ja) 1990-03-15

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