JP3046354U - 扇子兼用帽子 - Google Patents

扇子兼用帽子

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JP3046354U
JP3046354U JP1997007790U JP779097U JP3046354U JP 3046354 U JP3046354 U JP 3046354U JP 1997007790 U JP1997007790 U JP 1997007790U JP 779097 U JP779097 U JP 779097U JP 3046354 U JP3046354 U JP 3046354U
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JP
Japan
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bone
fan
hat
cloth
bones
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JP1997007790U
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English (en)
Inventor
浩延 河村
Original Assignee
アルプス・カワムラ株式会社
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は、棒状体から1/3〜1/2およ
びそれ以上に展開して風を送る扇子に、円形に全開し、
かつその左右側縁を連結して帽子になる、扇子と帽子と
を兼用する扇子兼用帽子の提供。 【構成】 左側縁骨と右側縁骨と所要本数の中間骨とか
らなる骨格と、その一面に貼着される表装布により構成
され、骨格を構成する前記左側縁骨と右側縁骨と所要本
数の中間骨の夫々の基端を支軸により回動自在に支承
し、全体が表面布と共に、支軸を中心に所要の扇形およ
び円形に展開自在であると共に、表面布を左側縁骨と右
側縁骨と中間骨の間に折り曲げて棒状に折畳み可能に設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、棒状体から1/3〜1/2およびそれ以上に展開して風を送る扇 子に、円形に全開し、かつその左右側縁を連結して帽子になる、扇子と帽子とを 兼用する扇子兼用帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、展開して一定平面積となる扇子は、古くから風を送る単一機能の携帯用 道具として知られている。また夏の炎天から頭部を保護する麦藁帽、パナマ帽な ど各種の日除け機能の帽子が提案されている。
【0003】
【考案が解決ようとする課題】
この考案は、一つのもので、扇子と帽子の両方の機能を兼用して具えることを 目的になされたものである
【0004】
【課題を解決するための手段】
左側縁骨と右側縁骨と所要本数の中間骨とからなる骨格と、その一面に貼着さ れる表装布により構成され、骨格を構成する前記左側縁骨と右側縁骨と所要本数 の中間骨の夫々の基端を支軸により回動自在に結合し、全体が表面布と共に、支 軸を中心に所要の扇形および円形に展開自在であると共に、表面布を左側縁骨と 右側縁骨と中間骨の間に折り曲げて棒状に折畳み可能に設けてなる扇子兼用帽子 にある。
【0005】 表装布は、左側縁骨、右側縁骨および中間骨の中間部と、下部の表面に接着し て表装されるようにしてもよいものである。
【0006】 表装布は、立体裁断して側壁部面用布と鍔部面用布から設け、その側壁部面用 布の下縁と鍔部面用布の内径縁を接続し、この表装布を前記左側縁骨、右側縁骨 および中間骨において夫々の中間部および下部に接着して表装されるようにして もよいものである。
【0007】
【0008】 左側縁骨、右側縁骨および所要本数の中間骨は、夫々偏平であると共に、扇子 にしたときの基部となり、また帽子にしたときの頂面部となる上部と、扇子にし たときの風送り羽根下半部となり、帽子にしたときの側壁部となる中間部と、扇 子にしたときの風送り羽根上半部となり、帽子にしたときの鍔部となる下部とが 、変形S形に湾曲して形成されるようにしてもよいものである。
【0009】 左側縁骨の表装布の下面に連結雄具を取付け、右側縁骨の表装布の上面に連結 雌具を取付け、左側縁骨、右側縁骨および中間骨を円形に展開して最後に対応す る左側縁骨、右側縁骨の部分を連結雄具と連結雌具を連結してその帽子となった 状態を保持するようにしてもよいものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
左側縁骨と右側縁骨と所要本数の中間骨とからなる骨格と、その一面に貼着さ れる表装布により構成され、骨格を構成する前記左側縁骨と右側縁骨と所要本数 の中間骨の夫々の基端を支軸により回動自在に結合し、全体が表面布と共に、支 軸を中心に所要の扇形および円形に展開自在であると共に、表面布を左側縁骨と 右側縁骨と中間骨の間に折り曲げて棒状に折畳み可能に設け、表装布を、立体裁 断して側壁部面用布と鍔部面用布を設け、その側壁部面用布の下縁と鍔部面用布 の内径縁を接続し、この表装布を前記左側縁骨、右側縁骨の中間部および下部に 接着し、その中間を、中間骨の中間部および下部の夫々の上面に連接する部分を 接着して表装する扇子兼用帽子。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の扇子兼帽子を実施の一例である図面により説明すると、この 考案の扇子兼帽子1は、図1に示すように、半分ほど展開して扇子2になる状態 と、図2に示すように、全展開して帽子3になる状態とがある。
【0012】 左側縁骨4と右側縁骨5と所要本数の中間骨6とからなる骨格7と、その一面 に貼着される表装布8により構成され、骨格7を構成する前記左側縁骨4と右側 縁骨5と所要本数の中間骨6の夫々の基端を支軸9により回動自在に支承し、全 体が表面布8と共に、支軸9を中心に所要面積の扇形および円形に展開自在であ ると共に、表面布8を左側縁骨4と右側縁骨5と中間骨6の間に折り曲げて棒状 に折畳み可能に設けてなるものである。
【0013】 前記左側縁骨4、右側縁骨5および所要本数の中間骨6は、夫々偏平であると 共に、扇子2にしたときの基部2aとなり、また帽子3にしたときの頂面部3a となる上部4a、5a、6aと、扇子2にしたときの風送り羽根下半部2bとな り、帽子3にしたときの側壁部3bとなる中間部4b、5b、6bと、扇子2に したときの風送り羽根上半部2cとなり、帽子3にしたときの鍔部3cとなる下 部4c、5c、6cとが、図6に示す如く、変形S形に湾曲して形成される。
【0014】 表装布8は、左側縁骨4、右側縁骨5および中間骨6の中間部4b、5b、6 bと、下部4c、5c、6cの表面に接着して表装される。そしてこの実施例で は、立体裁断して側壁部面用布8aと鍔部面用布8bを設け、その側壁部面用布 8aの下縁と鍔部面用布8bの内径縁を縫製・接着その他の適宜手段で接続し、 この表装布8を、例えば、展開した状態で表側から両側縁を適宜巾折り返して内 面を前記左側縁骨4、右側縁骨5の中間部4b、5bおよび下部4c、5c、に 接着し、その中間を、中間骨6の中間部6bおよび下部6cの夫々の上面に連接 する部分を接着するものである。
【0015】 前記左側縁骨4、右側縁骨5は、曲げ加工の容易性と、端板としての強度を得 るために、二枚を張合わせて設けてもよいものである。また竹などの自然材料は もとより、合成樹脂材による成型もできるものである。
【0016】 ゴム紐10は、その左右端は中間骨6の表面と表装布8の裏面との間に接着し て配置し、扇子2にしたとき束ね紐、帽子3にしたとき顎紐となる。連結雄具1 1は、左側縁骨4の表装布8の下面に取付け、連結雌具12は、右側縁骨5の表 装布8の上面に取付け、左側縁骨4、右側縁骨5および中間骨6を円形に展開し て最後に対応する左側縁骨4、右側縁骨5の部分を連結雄具11連結雌具12を 連結してその帽子3となった状態を保持するものである。
【0017】
【考案の効果】
この考案は、以上のようになるから、S形変形の棒状体から適宜展開して、風 を送る扇子に、さらに全開して対応する左右側縁骨部を連結して帽子となり、風 を送る道具としての扇子と、炎天化を歩行するときの帽子として二通りに利用し 、重宝できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の扇子兼帽子を半展開し、扇子として
使用する状態を示す斜視図である。
【図2】同じく、この考案の扇子兼帽子を全展開し、帽
子として使用する状態を示す斜視図である。
【図3】同じく、この考案の扇子兼帽子の折畳み状態を
示す斜視図である。
【図4】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図5】同じく、図1のB方向に視た内側面図である。
【図6】 左側縁骨、右側縁骨および中間骨の各単骨の
斜視図である。
【符号の説明】
1 扇子兼帽子 2 扇子 2a 基部 2b 風送り羽根下半部 2c 風送り羽根上半部 3 帽子 3a 頂面部 3b 側壁部 3c 鍔部 4 左側縁骨 4a 上部 4b 中間部 4c 下部 5 右側縁骨 5a 上部 5b 中間部 5c 下部 6 中間骨 6a 上部 6b 中間部 6c 下部 7 骨格 8 表装布 8a 側壁部面用布 8b 鍔部面用布 9 支軸 10 ゴム紐 11 連結雄具 12 連結雌具

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側縁骨と右側縁骨と所要本数の中間骨
    とからなる骨格と、その一面に貼着される表装布により
    構成され、骨格を構成する前記左側縁骨と右側縁骨と所
    要本数の中間骨の夫々の基端を支軸により回動自在に結
    合し、全体が表面布と共に、支軸を中心に所要の扇形お
    よび円形に展開自在であると共に、表面布を左側縁骨と
    右側縁骨と中間骨の間に折り曲げて棒状に折畳み可能に
    設けてなる扇子兼用帽子。
  2. 【請求項2】 表装布は、左側縁骨、右側縁骨および中
    間骨の中間部と、下部の表面に接着して表装されること
    を特徴とする請求項1記載の扇子兼用帽子。
  3. 【請求項3】 表装布は、立体裁断して側壁部面用布と
    鍔部面用布から設け、その側壁部面用布の下縁と鍔部面
    用布の内径縁を接続し、この表装布を前記左側縁骨、右
    側縁骨および中間骨において夫々の中間部および下部に
    接着して表装されることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の扇子兼用帽子。
  4. 【請求項4】 左側縁骨、右側縁骨および所要本数の中
    間骨は、夫々偏平であると共に、扇子にしたときの基部
    となり、また帽子にしたときの頂面部となる上部と、扇
    子にしたときの風送り羽根下半部となり、帽子にしたと
    きの側壁部となる中間部と、扇子にしたときの風送り羽
    根上半部となり、帽子にしたときの鍔部となる下部と
    が、変形S形に湾曲して形成されることを特徴とする請
    求項1、請求項2または請求項3記載の扇子兼用帽子。
  5. 【請求項5】 左側縁骨の表装布の下面に連結雄具を取
    付け、右側縁骨の表装布の上面に連結雌具を取付け、左
    側縁骨、右側縁骨および中間骨を円形に展開して最後に
    対応する左側縁骨、右側縁骨の部分を連結雄具と連結雌
    具を連結してその帽子となった状態を保持する請求項
    1、請求項2、請求項3または請求項4記載の扇子兼用
    帽子。
JP1997007790U 1997-08-18 1997-08-18 扇子兼用帽子 Expired - Lifetime JP3046354U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005067757A1 (en) * 2004-01-14 2005-07-28 Yong Tae Park Hat in fan
JP2011219882A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Suzuki Mohei Shoten:Kk 帽子
JP2016035117A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 ミドリ安全株式会社 折り畳みヘルメット

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