JP2011219882A - 帽子 - Google Patents

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JP2011219882A
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Ryutaro Suzuki
隆太郎 鈴木
Mitsusuke Itaya
充▲祐▼ 板谷
Arimasa Asano
有誠 浅野
Nobuyoshi Fujita
宜良 藤田
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SUZUKI MOHEI SHOTEN KK
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Abstract

【課題】簡単に多品種、少量の生産が可能であると共に、薄い和紙のようなそれ自体では帽子としての形を整えることが出来ない素材であっても、確実に一定の帽子としての形を保持することが出来、しかも折り畳みもしやすい帽子。
【解決手段】帽子は、弾性と可撓性を有する線状材3を冠部1の立体形状に従って配筋して骨組みを形成し、この線状材3の骨組みにシート材4を貼って少なくとも人の頭部に載せる冠部1を形成した。線状材3は、 螺旋状に配筋するか或いは複数のリング状のものを縦に列べて配筋し、骨組みを形成する。この骨組みに貼り付ける シート材4としては、和紙等の薄い腰のないものも使用することが出来る。また、線状材3を 螺旋状に配筋するか或いは複数のリング状のものを縦に列べて配筋し、骨組みを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、人が頭部に被って使用する帽子に関し、弾性と可撓性を有する線状材を配筋して骨組みを形成し、この線状材の骨組みに紙や絹織物等の薄いシート材を貼って人が被る冠部を形成した帽子に関する。特に、厚手の布帛や板紙ではなく、薄いシート状のもの、例えば薄手の和紙や絹織物等でも作ることが出来る帽子に関する。
従来の帽子は、主に布帛を使用して作られている。裁断した生地を立体縫製して人の頭部に被せる概ね半球形状の冠部とし、必要に応じてその周囲のツバ部(ひさし部)を形成している。また、帯状の生地を螺旋状に巻きながら冠部とツバ部を形成した、いわゆるブレード帽子というものもある。何れのものも、帽子として形を整えるために、厚手の布帛が使用される。
他方において、布帛ではなく、特殊な帽子として板紙やプラスチック板を使用した帽子もある。これらは、板紙やプラスチック板の裁断容易性、印刷容易性、接着容易性等の特性から、商品やサービスの販売或いは提供促進のための宣伝用として同時に多数のものを製造する必要がある帽子に適用されている。帽子としての形を整えるために、厚手の板紙やプラスチック板が多く使用されており、多くは短期間に使用する、いわゆる使い捨ての製品である。
従来において、薄い紙や絹織物等の薄手のシートを使用した帽子は存在しなかった。それは、その薄い紙や絹織物等の薄手のシート自体で帽子としての形を整えることが出来ず、外力を受けると簡単に変形してしまうため、帽子としての機能や体裁を保てないからである。従って、薄い紙や絹織物等の薄手のシート素材の持つ風合いを活かした帽子は、従来では存在し得なかった。
特開2006−124906号公報 特開2006−97140号公報 特開2005−336670号公報 特開2005−187990号公報 特開平8−127912号公報
本発明は、このような従来の帽子における課題に鑑み、簡単に多品種、少量の生産が可能であると共に、薄い和紙や絹織物のようなそれ自体では帽子としての形を整えることが出来ない素材であっても一定の帽子としての形を保持することが出来、しかも折り畳みもしやすい帽子を提供することを目的とする。
本発明では、前記の目的を達成するため、弾性と可撓性を有する線状材3を、螺旋状或いは複数のリング状のものを縦に列べて骨組みを形成し、この線状材3の骨組みにシート材4を貼って人の頭部に載せる冠部1を形成した。これにより、薄い和紙や絹織物等の薄手のシート材4でも帽子としての形を保持することが出来るようにすると共に、折り畳みを可能とした。
すなわち、本発明による帽子は、弾性と可撓性を有する線状材3を冠部1の立体形状に従って配筋して骨組みを形成し、この線状材3の骨組みにシート材4を貼って少なくとも人の頭部に載せる冠部1を形成した。線状材3は、 螺旋状に配筋するか或いは複数のリング状のものを縦に列べて配筋し、骨組みを形成する。
このような本発明による帽子では、弾性と可撓性を有する線状材3を冠部1の立体形状に従って配筋して骨組みを形成しているため、腰の無い和紙や絹織物等の薄手のシート材4を使用しても、帽子としての形、すなわち人が頭部に被る帽子の冠部1の形状を維持することが出来る。従って、この骨組みを形成する線状材3に貼り付ける シート材4としては、和紙や絹織物等の薄い腰のないシート材4も使用することが出来る。また、線状材3を 螺旋状に配筋するか或いは複数のリング状のものを縦に列べて配筋し、骨組みを形成することにより、線状材3の間のシート材4を折り曲げて、帽子の冠部1を、いわゆる蛇腹状に折り畳むことが出来る。
以上説明した通り、本発明によれば、腰のない薄いシート材4を使用して帽子の冠部1の形状を整えることが出来ると共に、折り畳むことが可能な帽子を得ることが出来る。これにより、薄い和紙や絹織物等のような従来では帽子の素材として使用することが出来なかった薄手のシート材4を使用して帽子を作ることが出来るようになる。よって、新たな感覚、風合いを持った独自意匠の帽子を提供することが可能となる。
本発明による帽子の第一の実施例を示す正面図である。 本発明による帽子の第一の実施例を示す縦断側面図である。 図2のA部拡大図である。 本発明による帽子の第一の実施例の製造法としての骨組みの配筋を示す正面図である。 本発明による帽子の第一の実施例の製造法としての骨組みに一部のシート材を貼った状態を示す正面図である。 本発明による帽子の第二の実施例を示す正面図である。 本発明による帽子の第二の実施例を示す縦断側面図である。
本発明は、薄いシート材4を使用し、帽子としての体裁、形状の保持が可能であるのに加え、折り畳みが可能な帽子を得るために、弾性と可撓性を有する線状材3を、螺旋状或いは複数のリング状のものを縦に列べて骨組みを形成し、この線状材3の骨組みにシート材4を貼って人の頭部に載せる冠部1を形成した。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら具体的且つ詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明による帽子の一実施例を示している。図1と図2に示す帽子は、人の頭部に被せる逆カップ状の冠部1とその周囲から延設されたツバ部2とを有する、いわゆるハット形の帽子である。この他に帽子には、人の顔の前面上部の部分のみにツバ部2を有するキャップ形の帽子等があるが、本発明は何れの形態の帽子にも適用することが出来る。
この図1〜図3に示された帽子は、冠部1もツバ部2も骨組みを形成する線状材3と、この線状材3により形成された骨組みに貼られるシート材4とからなっている。
線状材3は、天然素材の竹線、合成樹脂線、金属撚線、金属単線等からなるフィラメント状のものであり、適当な弾力と可撓性を有する。この線状材3を帽子の形に従って、例えば螺旋状に巻いて、帽子の形状の冠部1の頂部からツバ部2の先端縁の部分までに配筋し、骨組みとする。
シート材4は、薄いプラスチックシート、薄紙、絹織物等からなり、これを前記骨組みを形成した線状材3の外側を包むように貼り付ける。例えば、シート材4を帽子の外面の各部分毎にセグメントとして分割した形状に裁断し、これを前記骨組みを形成した線状材3の外側に貼り付ける。さらに必要に応じて冠部1の頂部に頂部飾り5が取り付けられる。これにより、帽子が構成される。
図1と図2は、骨組みを形成した線状材3の外側にシート材4を貼り付けた状態の全体を示す外観図と断面図である。図1では、シート材4の陰に隠れて見えない骨組みとしての線状材3を破線で示している。図3は、図2のA部を拡大して示しており、この図3に示された通り、シート材4は線状材3の外面に貼られる。冠部1の頂部に設けた頂部飾り5は、冠部1の頂部におけるシート材4の頂部の集合部分や穴を隠すように取り付けられる。但し、この頂部飾り5は、必ずしも必要となる部材ではない。
このような構成を有する帽子は、シート材4が絹織物や和紙のような薄い素材であっても、弾性と可撓性を有する線状材3により形成される骨組みによって帽子としての形が保持され、型くずれしない。また、線状材3は、螺旋状に配筋されて骨組みが形成されているため、線状材3の間のシート材4を内側に折り曲げて、いわゆる蛇腹状に冠部1を折り畳むことも出来る。
図4と図5は、このような帽子の製造手順を示す図である。まず、図4で示すように、帽子の形に従った型枠6を作る。この型枠6は、複数の板状の枠材を放射状に列べて、その上下を固定具7、8で固定したものである。このように固定された複数の板状の枠材の外面に巻き付けるように、線状材3を螺旋状に配筋すると、骨組みが出来上がる。前述した通り、この骨組みは帽子の冠部1とツバ部2の形に従ったものである。
次に、型枠6に線状材3で形成された骨組みを保持したまま、その外側にシート材4を貼る。このシート材4は、予め帽子の外面の各部分毎に縦に複数に分割された形状に裁断されたセグメント片を、前記骨組みを形成した前記線状材3の外側に貼り付けていく。図5は線状材3で形成された骨組みの半分にシート材4のセグメント片を貼った状態を示す。この状態から線状材3で形成された骨組みの全面にわたってシート材4のセグメント片を貼ることにより、図1〜図3により前述したような帽子が完成する。
図6と図7は、本発明による帽子の他の実施例を示している。この図6と図7に示す帽子もまた、前述した帽子と同様に、人の頭部に被せる逆カップ状の冠部1とその周囲から延設されたツバ部2とを有する、いわゆるハット形の帽子である。但しこの帽子では、線状材3を螺旋状に配筋するのではなく、複数のリング状の線状材3を上下に列べて配置し、図6で点線で、図7で実線でそれぞれ示したような骨組みを形成する。この線状材3による骨組みの形成は、前述した帽子と同様に、型枠で保持した状態で行う。
この実施例では、その型枠については詳述しないが、図4と図5により前述した実施例の型枠と形状が異なるだけで、基本的には同じである。
さらに、この線状材3で形成された骨組みに、絹織物や和紙のような薄いシート材4を貼って帽子をを構成する。この図6と図7に示す帽子の骨組みと全体形状は図1〜図3に示した帽子と異なっているが、それ以外の構成は同じである。
本発明では、絹織物や和紙のような薄いシート材4を用いて、型くずれせず、しかも蛇腹状に冠部1を折り畳むことも出来る帽子を得ることが出来るので、厚手の布帛や板紙等と異なった意匠や風合いを有する帽子を提供することが出来る。これにより、帽子の製造分野でデザインの指向性を広げることが出来る。
1 冠部
2 つば部
3 線状材
4 シート材

Claims (4)

  1. シート材(4)により人の頭部に載せる冠部(1)を有する帽子において、弾性と可撓性を有する線状材(3)を冠部(1)の立体形状に従って配筋して骨組みを形成し、この線状材(3)の骨組みにシート材(4)を貼って少なくとも人の頭部に載せる冠部(1)を形成したことを特徴とする帽子。
  2. 線状材(3)は、 螺旋状に配筋したことを特徴とする請求項1に記載の帽子。
  3. 線状材(3)は、複数のリング状のものを縦に列べて配筋したことを特徴とする請求項1に記載の帽子。
  4. シート材(4)は紙であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の帽子。
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