JPH0510546U - バケツト連結構造 - Google Patents

バケツト連結構造

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JPH0510546U
JPH0510546U JP5898691U JP5898691U JPH0510546U JP H0510546 U JPH0510546 U JP H0510546U JP 5898691 U JP5898691 U JP 5898691U JP 5898691 U JP5898691 U JP 5898691U JP H0510546 U JPH0510546 U JP H0510546U
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JP
Japan
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arm
bucket
pivot pin
diameter portion
pin
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Pending
Application number
JP5898691U
Other languages
English (en)
Inventor
桂一郎 山本
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製作誤差や磨耗等によりアーム端面とバケッ
トブラケットとの間に発生するクリアランスの調節を容
易にできるようにする。 【構成】 バケット1とアーム2とを連結する枢支ピン
3を、アーム2の一側端面に接当可能な大径部3aを備
えた段付ピンから構成するとともに、その枢支ピン3の
小径部3b先端にナット4a,4bを螺合して、前記枢
支ピン3の軸芯方向の位置変更によりアーム2両サイド
のクリアランスを調節可能に構成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械のバケットの連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バケットを、アーム先端に取付けるに当たっては、実開昭62−264 59号公報に示されるように、左右一対のバケットブラケットとアームとに枢支 ピンを通して、両者を連結し、そして、その枢支ピンを一方のバケットブラケッ トに固定連結するものであった。 そして、製作誤差や磨耗等によりアーム端面とバケットブラケットとの間にガ タが存在すると、騒音防止手段として、前記アーム端面とバケットブラケットと の間にシムを介装して、シムの厚みを調節して騒音の防止をはかっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、シムの厚みを調節して騒音の防止をはかる手段では、シムの保管 を必要とし、シムの管理が煩わしいと言う不都合があり、また、シムの取り替え 作業は、枢支ピンを引き抜いて行わなければならず、取り替え作業が煩わしと言 う不都合があった。 本考案は、ガタ発生のクリアランスを容易に調節することができるようにする ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の特徴構成は、バケットとアームとを連結す る枢支ピンを、アームの一側端面に接当可能な大径部を備えた段付ピンから構成 するとともに、その枢支ピンの小径部先端にナットを螺合して、前記枢支ピンの 軸芯方向の位置変更によりアーム両サイドのクリアランスを調節可能に構成した 点にある。
【0005】
【作用】
製作誤差や磨耗等によりアームの両サイドにガタが存在すると、図1に示すよ うに、枢支ピン3の小径部3b先端に螺合のナット4a,4bを締め付けて行く と、アーム2両サイドのガタが無くなるようにクリアランスが調節される。
【0006】
【考案の効果】
上記構成の結果、従来におけるクリアランス調節用シムの管理が不要となり、 しかも、クリアランス調節作業としては、枢支部を分解することなくナットの締 付け作業で済む利点がある。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を建設機械の一例であるバックホーのバケット取付け構 造について説明する。 図1に示すように、バケット1とアーム2とを、左右一対のバケットブラケッ ト1a,1aとアーム2とを貫通する枢支ピン3を介して揺動自在に枢支連結し てある。 前記枢支ピン3は、アーム2の一側端面に接当可能な大径部3aを備えた段付 枢支ピンから構成され、その段付枢支ピンの小径部3b先端に、調節用のナット 4aと弛み止め用の袋ナット4bとからなるダブルナットが螺合されている。 そして、段付枢支ピンの大径部3aに回り止め板5が外嵌され、その回り止め 板5がボルト6を介して一方のバケットブラケット1aに固定されている。 従って、袋ナット4bを弛めてナット4aを締め込めば、回り止め板5に対し て枢支ピン3が軸芯方向に移動し、大径部3aの端面と他方のバケットブラケッ ト1aでアーム2を挟み付けることとなり、アーム2両サイドのクリアランスが 調節されることとなる。 前記突き合わせ端面の上方には、ダストシール7,7が設けられている。
【0008】 〔別実施例〕 上記実施例では、ナット4aの締め込みでクリアランスを調節するものを例示 したが、図3に示すように、枢支ピン3を他方のバケットブラケット1aに螺子 込み可能に構成して、袋ナット4bで弛み止めをはかるように構成してもよい。
【0009】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バケットの連結構造を示す一部横断平面図
【図2】回り止め板の側面図
【図3】別の実施例を示す要部の一部横断平面図
【符号の説明】
1 バケット 1a バケットブラケット 2 アーム 3 枢支ピン 3a 大径部 3b 小径部 4a,4b ナット

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 バケット(1)とアーム(2)とを、左
    右一対のバケットブラケット(1a),(1a)とアー
    ム(2)とを貫通する枢支ピン(3)を介して揺動自在
    に枢支連結してあるバケット連結構造において、前記枢
    支ピン(3)を、アーム(2)の一側端面に接当可能な
    大径部(3a)を備えた段付ピンから構成するととも
    に、その枢支ピン(3)の小径部(3b)先端にナット
    (4a),(4b)を螺合して、前記枢支ピン(3)の
    軸芯方向の位置変更によりアーム(2)両サイドのクリ
    アランスを調節可能に構成してあるバケット連結構造。
JP5898691U 1991-07-26 1991-07-26 バケツト連結構造 Pending JPH0510546U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5680785B1 (ja) * 2014-08-11 2015-03-04 株式会社山鈴興業 盗難抑止装置及びバケットピンユニット
JP2018123521A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 株式会社タグチ工業 建設機械のアーム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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