JPH0510501Y2 - - Google Patents

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JPH0510501Y2
JPH0510501Y2 JP1987025039U JP2503987U JPH0510501Y2 JP H0510501 Y2 JPH0510501 Y2 JP H0510501Y2 JP 1987025039 U JP1987025039 U JP 1987025039U JP 2503987 U JP2503987 U JP 2503987U JP H0510501 Y2 JPH0510501 Y2 JP H0510501Y2
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JP
Japan
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locking rod
cover
junction box
side wall
rod holder
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JP1987025039U
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JPS63137514U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気接続箱におけるカバー取付構造
に関し、カバーを全開しなくとも所要角度まで回
転することにより、容易に取外すことができるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
自動車の電気配線に使用するヒユーズボツク
ス、リレーボツクスやジヤンクシヨンボツクスな
どの電気接続箱は、一般に第4図および第5図に
示す構造のものがある。図において、aは電気接
続箱の本体で、内部にブスバー配線板やプリント
基板など配線板を収容し、外部にはそれの配線板
からの接続端子およびこれらの端子を保護するコ
ネクタハウジング(図示せず)が一体に形成され
ている。bはそのカバーであつて、このカバーb
はその一側壁に錠止杆cを複数の支持片dを用い
て該側壁とほぼ平行に垂設し、また前記接続箱本
体aの前記カバーbと対向する側壁eには開口部
fを上方に有する可撓性の錠止杆ホルダgを設
け、そして前記錠止杆cを前記錠止杆ホルダg内
に回動自在に遊嵌することにより、前記接続箱本
体a内にカバーbを開閉自在に被冠させるもので
ある。
〔この考案が解決するための問題点〕
しかし、この構造の電気接続箱は、接続箱本体
a内にヒユーズ、リレー等の部品を組込んだり、
その交換を行う場合に、接続箱本体aからカバー
bを取外さなければ成らないが、之には矢印イ方
向に錠止杆cを引張つて錠止杆ホルダgから錠止
杆cを取外し、接続箱本体aとカバーbとを分離
した後に作業を行わなければならなかつた。一
方、カバーbが開かれる方向に障害物があると、
カバーbは回動支点O1を越えないまでに障害物
に途中で引掛つてしまうので、その自重で元の方
向へ閉まつてしまい、ヒユーズ、レリー等の部品
の組込み作業、および交換作業がし難いことがあ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので
あり、カバーの一側壁に錠止杆を該側壁とほぼ平
行に垂設し、接続箱本体の前記カバーと対向する
側壁に開口部を上方に有する可撓性の錠止杆ホル
ダを設け、該錠止杆ホルダに前記錠止杆を着脱自
在に且つ回動自在に嵌合し前記接続箱本体にカバ
ーを被せて成る電気接続箱において、前記カバー
の回動時に、前記錠止杆ホルダの上部に衝合する
カバー解離用の突起部を前記錠止杆の上面に形成
するという手段を採用した。
〔作用〕
接続箱本体とカバーとが別体でありながら、常
時は錠止状態にあり、またカバーを全開せずに所
要の開度まで回動させた場合に、錠止杆の上面に
形成する突起部を錠止杆ホルダの上部に衝合させ
て梃子作用によりカバーを簡単に離脱させること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案の電気接続箱におけるカバーの取
付構造を図面に従つて説明すると、第1図ないし
第3図に示すように、接続箱本体2にカバー3を
被せて成る電気接続箱1において、カバー3の一
側壁に錠止杆4を複数の支持片5により該側壁と
ほぼ平行に垂設し、そして前記接続箱本体2のカ
バー3と対向する側壁には、上方に開口部6aを
有する可撓性の錠止杆ホルダ6を設け、この錠止
杆ホルダ6に前記錠止杆4を着脱自在に嵌着し、
そして接続箱本体2内にヒユーズ、リレー等の部
品を組込んだり、交換を要する等、カバー3を接
続箱本体2から所要角度θまで回動すると、前記
錠止杆ホルダ6の上部、すなわち凹欠部6bの上
部に衝合する突起部7を前記錠止杆4の上面に形
成したことにより、錠止杆ホルダ6の上面を支点
Oとして、この突起部7の梃子作用により、錠止
杆ホルダ6から錠止杆4が脱嵌され、カバー3を
全開に至らない小さい開度にて接続箱本体2から
取り外すことができる。逆にカバー3の取付け
は、第3図に示すように、錠止杆4を錠止杆ホル
ダ6の開口部6a内に矢印ロに示す方向に嵌合す
ることにより、接続箱本体2に取付けることがで
きる。また前記突起部7は図示の如く、錠止杆4
の上部に複数個、設けることにより、前記錠止杆
ホルダ6の対応個所に設けた凹欠部6b内に回動
自在に遊嵌されるのに限らず、錠止杆4の上面に
連続して一体に形成して上記錠止杆ホルダ6の上
部に衝合可能にしてもよい。突起部7の幅は第2
図および第3図に示す実施例においては、錠止杆
4の直径とほぼ同じ幅で形成されている。そのた
めカバー3が第2図に示す角度θだけ回動し、二
点鎖線の位置に達した位置で、突起部7と支点O
が衝合し、これ以上カバー3を開けると、錠止杆
4は自然にホルダ6から脱し、カバー3が本体2
から外れる。突起部7の幅を狭くすれば、角度θ
は大きくなり、幅をさらに広くすれば、角度θは
もつと小さくなる。このように突起部7の幅を変
えることによつて、カバー3の取り外し位置を自
由に決めることができる。しかも錠止杆4は図示
のように連続して形成するものに限らず、複数
個、分割してその上面に突起部7を設けたもので
も同様の作用がある。
なお、図において、8は部品としてのリレーで
ある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、カバー
を全開する必要がなく、所定角度まで開けば接続
箱本体から離脱させることができ、この角度は錠
止杆の上面に形成する突起部の設定幅を広狭、変
化することにより任意に選択できるから、障害物
が存在する等、とくに狭いスペース内でのカバー
の開閉を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカバー取付構造の代表的な実
施例を示す正面図、第2図は第1図の−断面
図、第3図は同じくカバーを接続箱本体から分離
する状態を取付状態とともに示した部品断面図、
第4図は従来の電気接続箱を示す斜面図、第5図
は同じくカバーの開閉状態を示す部分断面図であ
る。 1……電気接続箱、2……接続箱本体、3……
カバー、4……錠止杆、6……錠止杆ホルダ、6
a……開口部、6b……凹欠部、7……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カバーの一側壁に錠止杆を該側壁とほぼ平行に
    垂設し、接続箱本体の前記カバーと対向する側壁
    に開口部を上方に有する可撓性の錠止杆ホルダを
    設け、該錠止杆ホルダに前記錠止杆を着脱自在に
    且つ回動自在に嵌合し前記接続箱本体にカバーを
    被せて成る電気接続箱において、前記カバーの回
    動時に、前記錠止杆ホルダの上部に衝合するカバ
    ー解離用の突起部を前記錠止杆の上面に形成した
    ことを特徴とする電気接続箱におけるカバー取付
    構造。
JP1987025039U 1987-02-24 1987-02-24 Expired - Lifetime JPH0510501Y2 (ja)

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JP1987025039U JPH0510501Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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JP1987025039U JPH0510501Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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Publication Number Publication Date
JPS63137514U JPS63137514U (ja) 1988-09-09
JPH0510501Y2 true JPH0510501Y2 (ja) 1993-03-15

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ID=30824819

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JP1987025039U Expired - Lifetime JPH0510501Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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JP2563310Y2 (ja) * 1990-06-05 1998-02-18 矢崎総業株式会社 箱体のヒンジ構造
JP5350161B2 (ja) * 2009-09-30 2013-11-27 矢崎総業株式会社 防水ボックス
JP2014147641A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Heiwa Corp 遊技機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526051U (ja) * 1978-08-08 1980-02-20
JPS5634610U (ja) * 1979-08-27 1981-04-04

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