JPH05104360A - 車体組立搬送装置 - Google Patents
車体組立搬送装置Info
- Publication number
- JPH05104360A JPH05104360A JP3270607A JP27060791A JPH05104360A JP H05104360 A JPH05104360 A JP H05104360A JP 3270607 A JP3270607 A JP 3270607A JP 27060791 A JP27060791 A JP 27060791A JP H05104360 A JPH05104360 A JP H05104360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- jig
- station
- vehicle body
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 治具及びロボットの数を低減し、構造の簡略
化する。 【構成】 中央部に溶接ロボット3a〜3dを有する溶
接ステ−ション4を配設する。溶接ステ−ション4の左
右に左右のキャブサイドアウタ2A,2Bに左右部品を
セットする第1及び第2セットステ−ション5,6を配
設する。左側のキャブサイドアウタ2Aに左側部品を溶
接するための第1治具台車12と、右側のキャブサイド
アウタ2Bに右側部品を溶接するための第2の治具台車
13とを連結して治具台車手段11を構成する。治具台
車手段11は、第1セット−ション5、溶接ステ−ショ
ン4及び第2セットステ−ション6間を移動する。セッ
ト治具と溶接治具を共通化する。同一の溶接ステ−ショ
ン4で溶接し、溶接ロボットも共通化する。
化する。 【構成】 中央部に溶接ロボット3a〜3dを有する溶
接ステ−ション4を配設する。溶接ステ−ション4の左
右に左右のキャブサイドアウタ2A,2Bに左右部品を
セットする第1及び第2セットステ−ション5,6を配
設する。左側のキャブサイドアウタ2Aに左側部品を溶
接するための第1治具台車12と、右側のキャブサイド
アウタ2Bに右側部品を溶接するための第2の治具台車
13とを連結して治具台車手段11を構成する。治具台
車手段11は、第1セット−ション5、溶接ステ−ショ
ン4及び第2セットステ−ション6間を移動する。セッ
ト治具と溶接治具を共通化する。同一の溶接ステ−ショ
ン4で溶接し、溶接ロボットも共通化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車体の組立
てにおいて用いられる車体組立搬送装置に関するもので
ある。
てにおいて用いられる車体組立搬送装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭58−6107
6号公報に記載されるように、ワ−クの搬入、搬出、仮
付溶接、増打溶接等の作業を行う複数の作業ステ−ショ
ンに対して、治具台車によりワ−クを搬送しつつ、それ
らの作業を行うものは知られている。
6号公報に記載されるように、ワ−クの搬入、搬出、仮
付溶接、増打溶接等の作業を行う複数の作業ステ−ショ
ンに対して、治具台車によりワ−クを搬送しつつ、それ
らの作業を行うものは知られている。
【0003】ところで、従来、左右の車体部材に左右部
品を組付ける場合には、左右を別々に組立てるため、ま
ず、第1の組立ラインにおいて左側の車体部材に左側部
品をセット治具を用いてセットするステ−ションと、そ
れからセットされた左側部品を左側の車体部材に溶接治
具を用いて溶接するステ−ションとを設け、一方、第2
の組立ラインのおいて右側の車体部材に右側部品をセッ
ト治具を用いてセットするステ−ションと、それからセ
ットされた右側部品を右側の車体部材に溶接治具を用い
て溶接するステ−ションとを設けるようにしている。
品を組付ける場合には、左右を別々に組立てるため、ま
ず、第1の組立ラインにおいて左側の車体部材に左側部
品をセット治具を用いてセットするステ−ションと、そ
れからセットされた左側部品を左側の車体部材に溶接治
具を用いて溶接するステ−ションとを設け、一方、第2
の組立ラインのおいて右側の車体部材に右側部品をセッ
ト治具を用いてセットするステ−ションと、それからセ
ットされた右側部品を右側の車体部材に溶接治具を用い
て溶接するステ−ションとを設けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、第1及び第
2の組立ラインそれぞれに対し、セット治具及び溶接治
具が必要となり、治具の数が多く、また、各ラインに溶
接のための溶接ロボットが必要となり、溶接ロボットの
数も多くなるという問題がある。
2の組立ラインそれぞれに対し、セット治具及び溶接治
具が必要となり、治具の数が多く、また、各ラインに溶
接のための溶接ロボットが必要となり、溶接ロボットの
数も多くなるという問題がある。
【0005】本発明は、治具及びロボットの数を低減
し、構造の簡略化を図った車体組立搬送装置を提供する
ものである。
し、構造の簡略化を図った車体組立搬送装置を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、左右
の車体部材に左右部品を組付けて搬出する車体組立搬送
装置を前提とするものであって、中央部に配設され溶接
ロボットを有する溶接ステ−ションと、左右に配設され
左右の車体部材に左右部品をセットする第1及び第2セ
ットステ−ションと、左側の車体部材に左側部品を溶接
するための第1治具台車と、右側の車体部材に右側部品
を溶接するための第2の治具台車とを連結してなり上記
第1セット−ション、溶接ステ−ション及び第2セット
ステ−ションの間を移動可能である治具台車手段とを備
える構成とする。
の車体部材に左右部品を組付けて搬出する車体組立搬送
装置を前提とするものであって、中央部に配設され溶接
ロボットを有する溶接ステ−ションと、左右に配設され
左右の車体部材に左右部品をセットする第1及び第2セ
ットステ−ションと、左側の車体部材に左側部品を溶接
するための第1治具台車と、右側の車体部材に右側部品
を溶接するための第2の治具台車とを連結してなり上記
第1セット−ション、溶接ステ−ション及び第2セット
ステ−ションの間を移動可能である治具台車手段とを備
える構成とする。
【0007】請求項2の発明は、第1及び第2セットス
テ−ションに、該セットステ−ションより部品が組付け
られた車体部材を搬出する搬送手段が連係されている。
テ−ションに、該セットステ−ションより部品が組付け
られた車体部材を搬出する搬送手段が連係されている。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、第1又は第2セット
ステ−ションで、左側又は右側の車体部材に左側又は右
側部品がセットされる間に、中央の溶接ステ−ションで
車体部材への部品の溶接作業が行われ、左側又は右側の
車体部材への左側又は右側の部品の溶接が、同一の溶接
ステ−ションで共通の溶接ロボットによって行われる。
ステ−ションで、左側又は右側の車体部材に左側又は右
側部品がセットされる間に、中央の溶接ステ−ションで
車体部材への部品の溶接作業が行われ、左側又は右側の
車体部材への左側又は右側の部品の溶接が、同一の溶接
ステ−ションで共通の溶接ロボットによって行われる。
【0009】請求項2の発明によれば、中央の溶接ステ
−ションで車体部材への部品の溶接作業が行われる間
に、部品の溶接が終了した車体部材は、セットステ−シ
ョンより搬送手段によって次のステ−ションへ搬出され
る。
−ションで車体部材への部品の溶接作業が行われる間
に、部品の溶接が終了した車体部材は、セットステ−シ
ョンより搬送手段によって次のステ−ションへ搬出され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に
説明する。
説明する。
【0011】車体組立搬送装置の全体構成を示す図1に
おいて、1は左右側のキャブサイドアウタ2A,2B
(車体部材)に各種の左右部品(例えばリヤフェンダ、
サイドフレ−ムアウタ、ヒンジピラ−等)を組付ける第
1組立ラインで、中央部に配設され4つの溶接ロボット
3a,3b,3c,3dを有する溶接ステ−ション4
と、該溶接ステ−ション4の左右に配設され左右のキャ
ブサイドアウタ2A,2Bに左右部品をそれぞれセット
するセットステ−ション5,6とを有する。
おいて、1は左右側のキャブサイドアウタ2A,2B
(車体部材)に各種の左右部品(例えばリヤフェンダ、
サイドフレ−ムアウタ、ヒンジピラ−等)を組付ける第
1組立ラインで、中央部に配設され4つの溶接ロボット
3a,3b,3c,3dを有する溶接ステ−ション4
と、該溶接ステ−ション4の左右に配設され左右のキャ
ブサイドアウタ2A,2Bに左右部品をそれぞれセット
するセットステ−ション5,6とを有する。
【0012】これら3つのステ−ション4,5,6の間
にはレ−ル10,10が配設され、該レ−ル10,10
に沿って治具台車手段11が、3つのステ−ション4,
5,6の間を移動可能に設けられている。
にはレ−ル10,10が配設され、該レ−ル10,10
に沿って治具台車手段11が、3つのステ−ション4,
5,6の間を移動可能に設けられている。
【0013】治具台車手段11は、左側のキャブサイド
アウタ2Aに左側部品を溶接するための第1治具台車1
2と、右側のキャブサイドアウタ2Bに右側部品を溶接
するための第2の治具台車13とが一体的に移動可能な
るように連結部14を介して連結してなる。各治具台車
12,13は、それぞれ基台の下面に4つの車輪が支持
枠を介して取付けられており(第2治具台車13の基台
13a、車輪15、支持枠16のみ図示)、第1及び第
2治具台車12,13の基台間が上記連結部14によっ
て連結されている。そして、第1及び第2の治具台車1
2,13の基台上には治具(第2の治具台車13の治具
17a,17b,17cのみ図示)が所定位置に配設さ
れており、それらの治具がセットステ−ション5,6で
のセット治具と溶接ステ−ション4での溶接治具との機
能を合せ持つように構成されており、別々の治具を用い
る場合に比して組付精度の向上が図られている。なお、
治具17a,17b,17cの上端部には、キャブサイ
ドアウタ2Bをクランプするためのクランプ手段18
a,18b,18cがそれぞれ設けられている。
アウタ2Aに左側部品を溶接するための第1治具台車1
2と、右側のキャブサイドアウタ2Bに右側部品を溶接
するための第2の治具台車13とが一体的に移動可能な
るように連結部14を介して連結してなる。各治具台車
12,13は、それぞれ基台の下面に4つの車輪が支持
枠を介して取付けられており(第2治具台車13の基台
13a、車輪15、支持枠16のみ図示)、第1及び第
2治具台車12,13の基台間が上記連結部14によっ
て連結されている。そして、第1及び第2の治具台車1
2,13の基台上には治具(第2の治具台車13の治具
17a,17b,17cのみ図示)が所定位置に配設さ
れており、それらの治具がセットステ−ション5,6で
のセット治具と溶接ステ−ション4での溶接治具との機
能を合せ持つように構成されており、別々の治具を用い
る場合に比して組付精度の向上が図られている。なお、
治具17a,17b,17cの上端部には、キャブサイ
ドアウタ2Bをクランプするためのクランプ手段18
a,18b,18cがそれぞれ設けられている。
【0014】搬送台車手段11は、図2及び図3に詳細
を示すように、第1治具台車12の中間部分から連結部
14を経て第2治具台車13の中間部分まで、下面にラ
ック19がレ−ル10に沿って車輪より外側位置に固設
されてなり、溶接ステ−ション4に配設された駆動モ−
タ20によって回転されるピニオン20aと噛合するこ
とにより、各ステ−ション4,5,6間を移動するよう
に構成されている。
を示すように、第1治具台車12の中間部分から連結部
14を経て第2治具台車13の中間部分まで、下面にラ
ック19がレ−ル10に沿って車輪より外側位置に固設
されてなり、溶接ステ−ション4に配設された駆動モ−
タ20によって回転されるピニオン20aと噛合するこ
とにより、各ステ−ション4,5,6間を移動するよう
に構成されている。
【0015】また、第1組立ライン1で部品が溶接され
た左右のキャブサイドアウタ2A,2Bは、第1組立ラ
イン1と平行に配置された第2組立ライン21におい
て、キャブサイドインナ(図示せず)が組付けられ、さ
らに必要に応じて部品を組付けてキャブサイドアッセン
ブリ22A,22Bが組立てられるようになっている。
第2組立ライン21は、第1組立ライン1と同様に、中
央部に配設され3つの溶接ロボット23a,23b,2
3c(但し、溶接ロボット23cは可動タイプ)を有す
る溶接ステ−ション24と、該溶接ステ−ション24の
左右に配設され左右のキャブサイドアウタ2A,2B
に、キャブサイドインナをそれぞれセットする第3及び
第4セットステ−ション25,26とを有する。第1治
具台車27、第2治具台車28及び連結部29よりなる
治具台車手段30が、ステ−ション24,25,26間
を移動可能に設けられている。
た左右のキャブサイドアウタ2A,2Bは、第1組立ラ
イン1と平行に配置された第2組立ライン21におい
て、キャブサイドインナ(図示せず)が組付けられ、さ
らに必要に応じて部品を組付けてキャブサイドアッセン
ブリ22A,22Bが組立てられるようになっている。
第2組立ライン21は、第1組立ライン1と同様に、中
央部に配設され3つの溶接ロボット23a,23b,2
3c(但し、溶接ロボット23cは可動タイプ)を有す
る溶接ステ−ション24と、該溶接ステ−ション24の
左右に配設され左右のキャブサイドアウタ2A,2B
に、キャブサイドインナをそれぞれセットする第3及び
第4セットステ−ション25,26とを有する。第1治
具台車27、第2治具台車28及び連結部29よりなる
治具台車手段30が、ステ−ション24,25,26間
を移動可能に設けられている。
【0016】31,32はオ−バヘッド型の搬送手段
で、第1組立ライン1の第1及び第2セットステ−ショ
ン5,6から、各種部品の溶接終了後のキャブサイドア
ウタ2A,2Bを第2組立ライン21の第3及び第4セ
ットステ−ション25,26へ搬送するものである。
で、第1組立ライン1の第1及び第2セットステ−ショ
ン5,6から、各種部品の溶接終了後のキャブサイドア
ウタ2A,2Bを第2組立ライン21の第3及び第4セ
ットステ−ション25,26へ搬送するものである。
【0017】搬送手段32は、図2に詳細を示すよう
に、ベ−ス台33上に支持台34A,34Bを介して、
左右のレ−ル35,36をそれぞれれ転動する4つの車
輪37,38を支承するブラケット39,40が設けら
れており、一方の側の1つの車輪38が、モ−タ41に
よってチェ−ン42等を介して回転駆動されるようにな
っている。また、ベ−ス台33上には、別のモ−タ49
によって回転駆動されるスプロケット43,43を介し
て、チェ−ン44,44が垂下され、可動台45を支持
するようになっている。可動台45には支持部材46が
下方に立設され、該支持部材46の下端部に、外側端部
に係合部47aを有するフィンガ−部材47が回動可能
に支承されている。フィンガ−部材47の基端部は、シ
リンダ手段48を介して支持部材46の上端部付近に連
結されている。なお、50はチェ−ン収納部である。
に、ベ−ス台33上に支持台34A,34Bを介して、
左右のレ−ル35,36をそれぞれれ転動する4つの車
輪37,38を支承するブラケット39,40が設けら
れており、一方の側の1つの車輪38が、モ−タ41に
よってチェ−ン42等を介して回転駆動されるようにな
っている。また、ベ−ス台33上には、別のモ−タ49
によって回転駆動されるスプロケット43,43を介し
て、チェ−ン44,44が垂下され、可動台45を支持
するようになっている。可動台45には支持部材46が
下方に立設され、該支持部材46の下端部に、外側端部
に係合部47aを有するフィンガ−部材47が回動可能
に支承されている。フィンガ−部材47の基端部は、シ
リンダ手段48を介して支持部材46の上端部付近に連
結されている。なお、50はチェ−ン収納部である。
【0018】上記のように構成すれば、第1組立ライン
1において、例えばセットステ−ション5において、治
具上に左側のキャブサイドアウタ2Aに対して左側の各
種部品がセットされる。そして、そのセット終了後、治
具台車手段11は全体が右側に移動し、第1治具台車1
2が溶接ステ−ション4に、第2治具台車13が第2セ
ットステ−ション6に移動する。
1において、例えばセットステ−ション5において、治
具上に左側のキャブサイドアウタ2Aに対して左側の各
種部品がセットされる。そして、そのセット終了後、治
具台車手段11は全体が右側に移動し、第1治具台車1
2が溶接ステ−ション4に、第2治具台車13が第2セ
ットステ−ション6に移動する。
【0019】そして、溶接ステ−ション4では、キャブ
サイドアウタ2Aに対してセットされている各種部品が
溶接される。この間に、第2セットステ−ション6で
は、右側のキャブサイドアウタ2Bに各種部品がセット
される。それらが終了すると、治具台車手段11が左側
に移動し、第1治具台車12が第1セットステ−ション
5に、第2治具台車13が溶接ステ−ション4に移動す
る。この場合、側部に位置するセットステ−ション6へ
各種部品を搬入してセットするようにしていることか
ら、中央部に位置するステ−ションへ搬入してセットす
る場合に比べて、部品の搬入・セットが容易である。
サイドアウタ2Aに対してセットされている各種部品が
溶接される。この間に、第2セットステ−ション6で
は、右側のキャブサイドアウタ2Bに各種部品がセット
される。それらが終了すると、治具台車手段11が左側
に移動し、第1治具台車12が第1セットステ−ション
5に、第2治具台車13が溶接ステ−ション4に移動す
る。この場合、側部に位置するセットステ−ション6へ
各種部品を搬入してセットするようにしていることか
ら、中央部に位置するステ−ションへ搬入してセットす
る場合に比べて、部品の搬入・セットが容易である。
【0020】その後、第1セットステ−ション5より、
部品の溶接が終了したキャブサイドアウタ2Aが搬送手
段31によって、第2組立ライン21の第1セットステ
−ション25に搬送されると共に、第1セットステ−シ
ョン5においてキャブサイドアウタ2Aがセットされ各
種部品がセットされる。一方、溶接ステ−ション4では
キャブサイドアウタ2Bに対して上述した場合と同様の
溶接作業が行われる。この溶接作業と搬送セット作業と
は略同時間で行われ、時間のロスがないようになってい
る。
部品の溶接が終了したキャブサイドアウタ2Aが搬送手
段31によって、第2組立ライン21の第1セットステ
−ション25に搬送されると共に、第1セットステ−シ
ョン5においてキャブサイドアウタ2Aがセットされ各
種部品がセットされる。一方、溶接ステ−ション4では
キャブサイドアウタ2Bに対して上述した場合と同様の
溶接作業が行われる。この溶接作業と搬送セット作業と
は略同時間で行われ、時間のロスがないようになってい
る。
【0021】そして、治具台車手段11が右側に移動し
て、第1治具台車12が溶接ステ−ション4に、第2治
具台車13が第2セットステ−ション6にそれぞれ移動
し、前述した場合と同様に溶接作業、搬送セット作業が
繰返して行われる。
て、第1治具台車12が溶接ステ−ション4に、第2治
具台車13が第2セットステ−ション6にそれぞれ移動
し、前述した場合と同様に溶接作業、搬送セット作業が
繰返して行われる。
【0022】第1組立ライン1から第2組立ライン21
への搬送は、第1セットステ−ション5上に搬送手段3
1が移動し、モ−タ49の駆動によりチェ−ン44を介
して可動台45が下降される。このとき、シリンダ手段
48が収縮動作をしてフィンガ−部材47が略鉛直状態
となり、キャブサイドアウタ2A等に衝突しないように
する。
への搬送は、第1セットステ−ション5上に搬送手段3
1が移動し、モ−タ49の駆動によりチェ−ン44を介
して可動台45が下降される。このとき、シリンダ手段
48が収縮動作をしてフィンガ−部材47が略鉛直状態
となり、キャブサイドアウタ2A等に衝突しないように
する。
【0023】そして、所定位置まで下降すると、シリン
ダ手段48を伸張動作させてフィンガ−部材47を略水
平状態とし(図2参照)、フィンガ−部材47上にキャ
ブサイドアウタ2A等が乗るようにし、チェ−ン44を
巻き取って可動台45を上昇させ、その状態で、モ−タ
41の駆動により第2組立ライン21の第1セットステ
−ション25まで搬送する。
ダ手段48を伸張動作させてフィンガ−部材47を略水
平状態とし(図2参照)、フィンガ−部材47上にキャ
ブサイドアウタ2A等が乗るようにし、チェ−ン44を
巻き取って可動台45を上昇させ、その状態で、モ−タ
41の駆動により第2組立ライン21の第1セットステ
−ション25まで搬送する。
【0024】そして、第2組立ライン21の第1セット
ステ−ション25では、上述した動作とは逆の動作をし
て、キャブサイドアウタ2A等を治具上に載置する。
ステ−ション25では、上述した動作とは逆の動作をし
て、キャブサイドアウタ2A等を治具上に載置する。
【0025】第2組立ライン21では、第3セットステ
−ション25に搬入されたキャブサイドアウタ2Aにキ
ャブサイドインナ(図示せず)をセットしてキャブサイ
ドアッセンブリ22Aを形成する。そして、治具台車手
段30が右側へ移動して、第1治具台車27が溶接ステ
−ション24に、第2治具台車28が第4セットステ−
ション26に移動する。溶接ステ−ション24でキャブ
サイドアウタ2Aへのキャブサイドインナの溶接が行わ
れて、キャブサイドアッセンブリ22Aが形成され、こ
のアッセンブリ22Aが溶接ステ−ション24より搬出
される。この溶接ステ−ション24での溶接、搬出作業
の間に、第2セットステ−ション26では、同様にし
て、搬送手段32によって搬送されてきた右側のキャブ
サイドアウタ2Bにキャブサイドインナ(図示せず)が
セットされてキャブサイドアッセンブリ22Bが形成さ
れる。
−ション25に搬入されたキャブサイドアウタ2Aにキ
ャブサイドインナ(図示せず)をセットしてキャブサイ
ドアッセンブリ22Aを形成する。そして、治具台車手
段30が右側へ移動して、第1治具台車27が溶接ステ
−ション24に、第2治具台車28が第4セットステ−
ション26に移動する。溶接ステ−ション24でキャブ
サイドアウタ2Aへのキャブサイドインナの溶接が行わ
れて、キャブサイドアッセンブリ22Aが形成され、こ
のアッセンブリ22Aが溶接ステ−ション24より搬出
される。この溶接ステ−ション24での溶接、搬出作業
の間に、第2セットステ−ション26では、同様にし
て、搬送手段32によって搬送されてきた右側のキャブ
サイドアウタ2Bにキャブサイドインナ(図示せず)が
セットされてキャブサイドアッセンブリ22Bが形成さ
れる。
【0026】よって、治具台車手段30を左側に移動し
て、第1治具台車27を第3セットステ−ション25
に、第2治具台車28を溶接ステ−ション24に移動
し、同様な作業を繰返す。
て、第1治具台車27を第3セットステ−ション25
に、第2治具台車28を溶接ステ−ション24に移動
し、同様な作業を繰返す。
【0027】上記実施例では、車体部材であるキャブサ
イドアウタにキャブサイドインナを組付ける関係から第
1組立ライン1と第2組立ライン21を搬送手段31,
32で連係する構成としているが、単に車体部材に各種
部品を組付けるだけの作業であれば、そのような搬送手
段を設ける必要はなく、その場合は、第1組立ライン1
において、セットステ−ション5,6から、部品組付け
後の車体部材を搬出するだけでなく、溶接ステ−ション
4から、溶接後直ちに搬出するようにすることもでき
る。
イドアウタにキャブサイドインナを組付ける関係から第
1組立ライン1と第2組立ライン21を搬送手段31,
32で連係する構成としているが、単に車体部材に各種
部品を組付けるだけの作業であれば、そのような搬送手
段を設ける必要はなく、その場合は、第1組立ライン1
において、セットステ−ション5,6から、部品組付け
後の車体部材を搬出するだけでなく、溶接ステ−ション
4から、溶接後直ちに搬出するようにすることもでき
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は上記のように構成した
から、車体部材に左右部品を溶接するためのロボットの
共通化が図れ、ロボット数を低減することができ、ま
た、セットするための治具と溶接するための治具の共通
化が図れるので、治具数を低減することもでき、構造の
簡略化を図れる。
から、車体部材に左右部品を溶接するためのロボットの
共通化が図れ、ロボット数を低減することができ、ま
た、セットするための治具と溶接するための治具の共通
化が図れるので、治具数を低減することもでき、構造の
簡略化を図れる。
【0029】請求項2の発明は、セットステ−ションよ
り搬送手段によって搬出するようにしているので、次の
ステ−ション等への搬送が速やかに行われる。
り搬送手段によって搬出するようにしているので、次の
ステ−ション等への搬送が速やかに行われる。
【図1】車体組立搬送装置の全体構成図である。
【図2】治具台車手段と搬送手段との関係を示す説明図
である。
である。
【図3】治具台車手段の駆動系を示す説明図である。
1 第1組立ライン 2A,2B キャブサイドアウタ(車体部材) 3a〜3d 溶接ロボット 4 溶接ステ−ション 5,6 セットステ−ション 11 治具台車手段 12 第1治具台車 13 第2治具台車 32 搬送手段
Claims (2)
- 【請求項1】 左右の車体部材に左右部品を組付けて搬
出する車体組立搬送装置であって、 中央部に配設され溶接ロボットを有する溶接ステ−ショ
ンと、 左右に配設され左右の車体部材に左右部品をセットする
第1及び第2セットステ−ションと、 左側の車体部材に左側部品を溶接するための第1治具台
車と、右側の車体部材に右側部品を溶接するための第2
の治具台車とを連結してなり上記第1セット−ション、
溶接ステ−ション及び第2セットステ−ションの間を移
動可能である治具台車手段とを備えることを特徴とする
車体組立搬送装置。 - 【請求項2】 第1及び第2セットステ−ションに、該
セットステ−ションより部品が組付けられた車体部材を
搬出する搬送手段が連係されているところの請求項1記
載の車体組立搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3270607A JPH05104360A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 車体組立搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3270607A JPH05104360A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 車体組立搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05104360A true JPH05104360A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17488451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3270607A Pending JPH05104360A (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 車体組立搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05104360A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100507076B1 (ko) * | 2002-08-23 | 2005-08-09 | 현대자동차주식회사 | 용접공정용 이송대차 시스템 |
CN114473447A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-05-13 | 浙江银轮智能装备有限公司 | Egr冷却器生产用焊模装夹设备及其工作方法 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP3270607A patent/JPH05104360A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100507076B1 (ko) * | 2002-08-23 | 2005-08-09 | 현대자동차주식회사 | 용접공정용 이송대차 시스템 |
CN114473447A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-05-13 | 浙江银轮智能装备有限公司 | Egr冷却器生产用焊模装夹设备及其工作方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0424273B2 (ja) | ||
JPS62187579A (ja) | 車体の位置決め装置 | |
JPH06285687A (ja) | 車体の溶接装置 | |
JPH05104360A (ja) | 車体組立搬送装置 | |
JP2001063649A (ja) | 車体組立装置 | |
JP4149652B2 (ja) | 治具交換装置 | |
JPH01101277A (ja) | 自動車ボディの溶接装置 | |
JP2745943B2 (ja) | 車体の組み立て方法及びその装置 | |
JP2002293277A (ja) | サイドパネル組立ライン | |
JPH0328266B2 (ja) | ||
JP4447759B2 (ja) | リヤインナ搬送用ハンガー | |
JPH0225586Y2 (ja) | ||
JP2691556B2 (ja) | 車体および車両組立ラインにおけるワーク搬送装置 | |
JP3004366B2 (ja) | ワークの組立方法及びその実施に使用される装置 | |
JPH0625426Y2 (ja) | 自動車車体の搬送装置 | |
JPS6027496A (ja) | 加工装置 | |
JPH07267162A (ja) | 車体の組立方法およびその装置 | |
JPS62155178A (ja) | 車体組立て装置 | |
JPS63262331A (ja) | 長尺溶接構造物の搬送方法およびその装置 | |
JPH07228276A (ja) | 自動車等組立ラインの部品供給方法 | |
JP2002096777A (ja) | 自動車用サイドパネルの組立方法 | |
JP2658621B2 (ja) | 組立ラインの搬送装置 | |
JPH07267161A (ja) | 車体の組立方法およびその装置 | |
JP2539010B2 (ja) | 工業用ロボットへのワ―ク供給装置 | |
JPH0570779U (ja) | 溶接ロボットにおけるワーク自動搬送装置 |