JPH05104328A - 帯鋸材の製造方法 - Google Patents

帯鋸材の製造方法

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JPH05104328A
JPH05104328A JP27111691A JP27111691A JPH05104328A JP H05104328 A JPH05104328 A JP H05104328A JP 27111691 A JP27111691 A JP 27111691A JP 27111691 A JP27111691 A JP 27111691A JP H05104328 A JPH05104328 A JP H05104328A
Authority
JP
Japan
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band
band saw
pressing
pressed
manufacturing
Prior art date
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Withdrawn
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JP27111691A
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English (en)
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Yoshimi Kondo
良美 近藤
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯部の先端を真っ直に形成することができ、
しかも歩留まりも低下させない帯鋸材の製造方法を提供
することを目的とする。 【構成】 帯鋼1の中間部のセンターを長手方向にプレ
スすることにより、該部に歯部2,3が形成された複数
個の帯鋸材5,6を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、帯鋸材の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、帯鋸材を製造するには図2に示す
ように、所定の鋸巾を有する材料、例えば帯鋼11の一方
のエッジ部を軸方向にプレスすることにより、該部に歯
部12を形成していた。斜線部14はプレスにより抜いた部
分、15は製造された帯鋸材を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、帯鋸材15の
材料である帯鋼11のエッジ部には歪が生じていることが
あり、このような歪のあるエッジ部をプレスすると、歯
部12がだれてしまう。つまり歯部12の先端が真っ直にな
らず、曲がってしまい、品質上好ましくないという問題
点があった。そこでこの発明は、前記従来の問題点を解
決し、歯部の先端を真っ直に形成することができ、しか
も歩留まりも低下させない帯鋸材の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、材料の中間部を長手方向にプレスする
ことにより、該部に歯部が形成された複数個の帯鋸材を
製造することを特徴とする。歯部をプレスする位置は材
料の短手方向のセンターとするのが好ましい。
【0005】
【作用】材料の中間部は歪が生ぜず、該中間部を短手方
向にプレスするので、従来のエッジ部をプレスするのに
比べて、形成された歯部の先端が曲がってしまうという
ようなことがなく、真っ直な先端の歯部をもった帯鋸材
を製造することが可能となる。
【0006】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の帯鋸材の製造過
程を示す一部省略の平面図である。この実施例では材料
として焼入帯鋼1を用いている。この実施例における帯
鋸材の製造方法を説明すると、帯鋼1の中間部を短手
(巾)方向のセンター位置で図示しない金型プレスによ
り長手方向にプレスする。斜線部4はプレスにより抜い
た部分である。これにより、該中間部に歯部2,3が形
成された2個の帯鋸材5,6が製造される。この例では
帯鋼1の材料巾に対して、同じ鋸巾の帯鋸材5,6が製
造される。
【0007】このような製造方法によれば、歪のない帯
鋼1の中間部をプレスし、歪のある帯鋼1のエッジ部を
プレスしないから、歯部2,3の先端が曲がるようなこ
とがなく、歯部2,3の先端は真っ直に形成される。
【0008】この実施例では前記のように帯鋼1の中間
部のセンターをプレスし、2個の帯鋸材5,6を製造す
るが、ほかに例えば帯鋼の中間部の短手方向で3等分し
た位置をプレスし、両エッジ部に歯部を有する帯鋸を1
個、一方のエッジ部に歯部を有する帯鋸を2個製造する
こともできる。また、この実施例では同時に同じ帯鋸材
5,6を製造するためにプレスを帯鋼1の中間部のセン
ターで行ったが、同じ帯鋸材を製造する必要がないので
あれば、プレスは帯鋼1の中間部のセンターで行わなく
ともよい。
【0009】
【発明の効果】請求項1の発明は前記のように材料の中
間部を長手方向にプレスすることにより、該部に歯部が
形成された複数個の帯鋸材を製造するので、形成された
歯部の先端が歪によって曲がってしまうというようなこ
とがなく、歯部の先端を真っ直に形成することができ
る。また、プレスするだけで製造ができ、材料をほかに
切断するような余分な作業が不要なので、歩留まりもよ
く、経済的である。さらに、プレスの能力が従来の倍以
上となるので、生産能率も飛躍的に向上する。請求項2
の発明は同時に同じ鋸巾の帯鋸材を2個以上製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の帯鋸材の製造過程を示す
一部省略の平面図である。
【図2】従来例の帯鋸材の製造過程を示す一部省略の平
面図である。
【符号の説明】
1 帯鋼 2,3 歯部 4 斜線部 5,6 帯鋸材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料の中間部を長手方向にプレスするこ
    とにより、該部に歯部が形成された複数個の帯鋸材を製
    造することを特徴とする帯鋸材の製造方法。
  2. 【請求項2】 歯部をプレスする位置が材料の短手方向
    のセンターである請求項1記載の帯鋸材の製造方法。
JP27111691A 1991-10-18 1991-10-18 帯鋸材の製造方法 Withdrawn JPH05104328A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008503359A (ja) * 2004-06-25 2008-02-07 メルツ,カール バイメタル鋸刃、帯鋸または円形丸鋸刃の製造方法および鋸刃または帯鋸用のインプット材料
JP2008505769A (ja) * 2004-07-15 2008-02-28 ベーラー・ウッデホルム・プレシジョン・ストリップ・ゲーエムベーハー・ウント・ツェーオー・カーゲー 鋸ブレード又は鋸バンド用の前駆部品、並びに前駆部品及び鋸ブレード又は鋸バンドを製造する方法

Cited By (3)

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