JPH05104068A - ねじ溝清掃装置 - Google Patents

ねじ溝清掃装置

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JPH05104068A
JPH05104068A JP3302269A JP30226991A JPH05104068A JP H05104068 A JPH05104068 A JP H05104068A JP 3302269 A JP3302269 A JP 3302269A JP 30226991 A JP30226991 A JP 30226991A JP H05104068 A JPH05104068 A JP H05104068A
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Koitsu Okawa
幸逸 大川
Yukio Matsunaga
征雄 松永
Osamu Inoko
修 猪子
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Chubu Plant Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト・ナット類のねじ溝をブラッシングす
るねじ溝清掃装置に関する。 【構成】 ケーシングの取付基盤に操作ハンドル付きエ
アーモータを立設支持し、そのモータ回転軸には、上下
に重ね合わせた2枚で1組のアジャストプレートを着脱
自在に連結支持し、その内、一方のアジャストプレート
に複数の直線孔を穿設し、他方のアジャストプレートに
複数の弧状孔を穿設し、前記直線孔と弧状孔に清掃ブラ
シ体の支持軸を貫挿支持し、そのブラシをブラシホルダ
の内壁面又は外壁面に縦設し、前記アジャストプレート
の一方を正逆方向へ回転調節することにより、前記清掃
ブラシ体のブラシ径を広狭調節自在としてなるねじ溝清
掃装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルト・ナット等のね
じ溝をブラッシングするねじ溝清掃装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力,火力発電所、種々の化学
プラント等においては、その重要な構成部品である各種
の弁類やポンプ類等の機器類を、定期的に点検し、整備
を行うことを通例としている。その際、此等の機器類
は、予め、取付基盤に植設された多数本のスタッドボル
ト体と、それに螺合支持できるように、上端部に凹凸段
部が交互に形成された円筒状ナット体で取り付けられて
おり、それ故、此等の機器類を取り外して、所定の点
検,整備に供する一方、それを固定していた此種のスタ
ッドボルト体やナット類のねじ溝に、劣化して付着残留
している粘性のあるグリス分や潤滑剤、その他こびりつ
いた汚れを、金属ブラシにより人為的にブラッシングし
て清掃除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、此種のスタ
ッドボルト体を植設状態の儘、その多数本を人為的にブ
ラッシングすることでは、作業者に対する負担も大き
く、また、汚れ分を取り残してしまうこともある。ま
た、スタッドボルト体に比して、それに螺合されていた
円筒状ナット体の内周面の雌ねじの清掃は、極めて困難
な作業とならざるを得ないものである。それ故、此種の
スタッドボルト体やナット体のねじ溝の清掃作業を、手
軽で簡便且つ確実に行うことのできる清掃装置が望まれ
ている。そこで、本発明者は、先ず、第1に、清掃ブラ
シ体を雄ねじの外周面に沿って、或は、雌ねじの内周面
に沿って回転させることで、此種のボルト・ナットのブ
ラッシングを行うことに着眼した。ところが、現場に
は、此種の機器類の容量や能力に応じて大小様々なスタ
ッドボルト体が植設されており、それに螺合される円筒
状ナット体も大小様々なものが使用されていることか
ら、第2には、ねじ径に応じてブラシ面が可変調整が簡
単に行える清掃装置とする必要性も認められる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
記の課題を解決するに、モータ回転軸4にブラシ径を広
狭調節自在とする上下2枚で1組のアジャストプレート
8,8A、9,9Aを連結支持し、当該アジャストプレ
ート8,8A、9,9Aに複数の清掃ブラシ体Bを吊設
固定したことを要旨とするねじ溝の清掃装置を提供した
のである。より具体的には、ケーシング1の取付基盤2
に操作ハンドル7付きエアーモータ3を立設支持し、そ
のモータ回転軸4には、上下に重ね合わせた2枚で1組
のアジャストプレート8,8A、9,9Aを着脱自在に
連結支持し、その内、一方のアジャストプレート9,9
Aに複数の直線孔12を穿設し、他方のアジャストプレ
ート8,8Aに複数の弧状孔14を穿設し、前記直線孔
12と弧状孔14に清掃ブラシ体Bの支持軸19を貫挿
支持し、そのブラシ17,17Aをブラシホルダ16,
16Aの内壁面又は外壁面に縦設し、前記アジャストプ
レート8,8A、9,9Aの一方を正逆方向へ回転調節
することにより、前記清掃ブラシ体Bのブラシ径を広狭
調節自在としてなるねじ溝清掃装置を提供し、これにて
サイズの異なる各種のボルト・ナットにおけるねじ溝の
ブラッシング作業を省力迅速化し、此種の作業の機械化
による作業能率の飛躍的な向上に対処したのである。
【0005】
【作用】先ず、複数の清掃ブラシ体Bの円周方向の位置
を広狭調節するに、清掃ブラシ体Bの支持軸19に螺合
したナット22を緩め、次いで、上部側のアジャストプ
レート8,8Aを下部側のアジャストプレート9,9A
に対して、時計方向又は反時計方向へ回転操作する。す
ると、それに応じて清掃ブラシ体Bを吊設した支持軸1
9が、直線孔12に沿って内外放射方向へ摺動し、これ
にてブラシ17,17Aの先端部が広狭自在に調節さ
れ、その上、取り外したケーシング1を取付基盤2に再
び螺合支持する。後は、エアーモータ3を正転駆動さ
せ、本装置の操作ハンドル7を両手で持ち、操作ハンド
ル7の片側のグリップをアクセル操作することで、清掃
ブラシ体Bの回転速度を調節しつつ、ブラシ17,17
Aの下端部をスタッドボルト体Sや円筒状ナット体Nの
頭頂部に臨ませると、モータ回転軸4の増速回転するこ
とにより、清掃ブラシ体Bがボルト・ナットの螺旋ねじ
溝に沿って回転しがら送り込まれて下降する。そして、
ねじ溝をエアーモータ3の正転作動によってブラッシン
グした後、今度は、エアーモータ3を逆転作動させる
と、清掃ブラシ体Bは、前記とが逆にボルト・ナットの
螺旋ねじ溝に沿って逆転しながら上昇移動させられる。
斯様に、エアーモータ3の正逆作動により、上下に重ね
合わせた2枚で1組のアジャストプレート8,8A、
9,9Aを一体に回転させることにより、それに吊持し
た清掃ブラシ体Bが時計方向と反時計方向へ正逆回転す
ることで、此種ボルト・ナットに対するねじ溝のブラッ
シングが迅速に行われる。
【0006】
【第1実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従っ
て説明するに、先ず、その第1実施例として、現場に植
設状態にあるスタッドボルト体Sをブラッシングする雄
ねじ用のねじ溝清掃装置を、添付図面の図1〜図3に基
づいて説明する。1は円筒状のケーシングであって、そ
の上端部を円盤状の取付基盤2に螺合支持し、ブラッシ
ング作業時に除去される汚れ分が飛散しないように装置
全体をカバーしている。3は正逆作動自在なエアーモー
タであって、取付基盤2の中央上方部に立設支持してい
る。4はエアーモータ3のモータ回転軸であって、その
先端部を取付基盤2の中央位置から下方へ垂下突設し、
その軸端部に連結継ぎ手5を嵌着し連結ピン6で連結固
定している。7は左右一対の操作ハンドルであって、エ
アーモータ3の下部側の両側位置に張り出し突設され、
その内、操作ハンドル7の片側のブリップには、後記の
エアーモータの回転を制御するアクセルワイヤ(図示せ
ず)を接続している。8,9はブラシ径を広狭調節自在
とする上下2枚で1組のアジャストプレートであって、
その内、下部側のアジャストプレート9の中央位置には
支持軸10を上向きに突設しており、当該支持軸10を
前記モータ回転軸4に嵌着固定した連結継ぎ手5に嵌挿
し、連結ピン11により連結継ぎ手5と着脱自在に連結
固定している。12は下部側のアジャストプレート9に
穿設した直線孔であって、アジャストプレート9を略3
等分する放射方向に直線状に開口形成している。13は
上部側のアジャストプレート8の中心位置に穿設した通
孔であって、下部側のアジャストプレート9の支持軸1
0が上向きに貫挿支持している。14は上部側のアジャ
ストプレート8に穿設した弧状孔であって、前記通孔1
3寄りの位置から当該アジャストプレート8を略3等分
する外周方向へ向かって外広がり状に拡開させて弧状に
開口形成され、当該弧状孔14と前記直線孔12とは、
上下2体で1組のアジャストプレート8,9の相対的な
回転を調節することによって、同心円上の位置で上下に
一致するようにしている。15は上部側のアジャストプ
レート8の外周縁の下部側に形成した環状鍔部であっ
て、当該鍔部15が下部側のアジャストプレート9の外
周縁に冠着されることで、2枚で1組のアジャストプレ
ート8,9が上下に重ね合わされて相対的に回転調節で
きるようにしている。尚、下部側のアジャストプレート
9に穿設した直線孔12の幅は、上部側のアジャストプ
レート8の弧状孔14の半分程度の幅としている。16
は平断面が弧状で縦断面が逆L字状のブラシホルダであ
って、その内壁面には、3条程度のブラシ17が列設さ
れて縦設されている。30はU字状の挟着金具であっ
て、ブラシ17の基端部をかしめ固定した上で、ブラシ
ホルダ16の内壁面に溶接又はビス等で固定される。1
8はブラシホルダ16の上端部を折曲形成した庇部であ
って、平面三角形状に張り出し形成され、その略中央位
置には、外周面に雄ねじを刻設し、その前後部を切り落
として平断面小判形状とした支持軸19を上向きに突設
し、当該支持軸19にワッシャ20を嵌挿した上で、上
下に重ね合わせた下部側のアジャストプレート9の直線
孔12から上部側のアジャストプレート8の弧状孔14
にかけて支持軸19を貫挿し、その上部側からワッシャ
21を嵌挿した上で、ナット22を螺合して固定支持す
ることで、上下2枚で1組のアジャストプレート8,9
に清掃ブラシ体Bが吊設支持される。
【0007】
【使用方法】先ず、植設状態にあるスタッドボルト体S
のねじ面をブラッシングする前に、当該スタッドボルト
体Sのねじ径に応じて清掃ブラシ体Bのブラシ17の内
側先端部が、雄ねじの谷底に触接する程度に、複数の清
掃ブラシ体Bの円周方向の位置を広狭調節する必要があ
る。その為、取付基盤2から飛散防止用のケーシング1
を一旦取り外した上で、清掃ブラシ体Bの支持軸19に
螺合したナット22を緩め、次いで、上部側のアジャス
トプレート8を下部側のアジャストプレート9に対し
て、時計方向又は反時計方向へ回転操作する。すると、
それに応じて清掃ブラシ体Bを吊設した支持軸19が、
直線孔12に沿って内外放射方向へ摺動し、これにて雄
ねじの谷底までブラシ17の先端部が届く程度まで広狭
自在に調節され、その上で、再び、取り外したケーシン
グ1を取付基盤2に螺合支持する。後は、エアーモータ
3を正転駆動させ、本装置の操作ハンドル7を両手で持
ち、操作ハンドル7の片側のグリップをアクセル操作す
ることで、清掃ブラシ体Bの回転速度を調節しつつ、ブ
ラシ17の下端部をスタッドボルト体Sの頭頂部に臨ま
せると、モータ回転軸4の増速回転することにより、清
掃ブラシ体Bがスタッドボルト体Sの外周面の螺旋ねじ
溝に沿って回転しがら送り込まれて下降する。そして、
床面にケーシング1の下端部が接地するか、或は、スタ
ッドボルト体Sの頭頂部までねじ面をブラッシングした
後、今度は、エアーモータ3を逆転作動させると、清掃
ブラシ体Bは、スタッドボルト体Sの螺旋ねじ溝に沿っ
て逆転しながら上昇移動させられる。斯様に、エアーモ
ータ3の正逆作動により、上下に重ね合わせた2枚で1
組のアジャストプレート8,9を一体に回転させること
により、それに吊持した清掃ブラシ体Bが時計方向と反
時計方向へ正逆回転することで、此種ボルトSに対する
ねじ面のブラッシングが迅速に行われる。
【0008】
【変形例】尚、前記の場合には、ブラシホルダ16の内
壁面に複数列のブラシ17を縦設した構成の清掃ブラシ
体Bとしたが、当該ブラシホルダ16の庇部18の下面
にもブラシ24を下向きに突設することで、スタッドボ
ルト体Sの頭頂部のブラッシングにも対処することがで
きる。また、前記の場合には、エアーモータ3のモータ
回転軸4と下部側のアジャストプレート9の支持軸10
とを、連結継ぎ手5と連結ピン6,11でジョイントし
た構成としているが、両者をコレットチャック構造(図
示せず)の嵌着手段により、迅速な脱着に対処すること
もできる。同様に、前記の場合には、飛散防止用のケー
シング1を取付基盤2に螺合支持する構造としたが、当
該ケーシング1を取付基盤2に嵌着して回り止め連結す
る嵌合構造(図示せず)とすることで、ケーシング1の
脱着を迅速に行い得るようにすることもできる。
【0009】
【第2実施例】次に、前記のスタッドボルト体Sから取
り外された円筒状ナット体Nの雌ねじ面を、前記と同様
にブラッシングする第2実施例のねじ溝清掃装置を、図
4〜図6に示す添付図面に従って説明する。8A,9A
は上下2体で1組の上部側のアジャストプレートと下部
側のアジャストプレートであって、その内、下部側のア
ジャストプレート9Aには、直線孔12をプレート面の
左右両側に対峙させて2体穿設し、また、上部側のアジ
ャストプレート8Aには、2体の弧状孔14を穿設して
いる。16Aは平面半弧状のブラシホルダであって、そ
の外壁面にはU字状の挟着金具30に支持したブラシ1
7Aを3条程度縦設している。また、このブラシホルダ
16Aの上端部に張り出した庇部18Aの略中央部に
は、平断面小判形状の支持軸19を上向きに突設してい
る。その他の構成は、第1実施例と同様であるので、同
一の符号を付して、その説明を省略する。
【0010】
【使用方法】そこで、本装置を用いて図6に天地逆に示
す円筒状ナット体Nの雌ねじ面をブラッシングするに
は、先ず、ナット端部に係合凸部25と係合凹部26を
交互に凹凸形成してなる円筒状ナット体Nを、図6に示
すように天地逆にして嵌合支持する為の円環状の台座Z
が、適宜の設置基盤Xの円形口27に嵌合固定されてセ
ットされる。その内、台座Zの内周部には、前記ナット
体Nの係合凸部25に対応する係合凹部28が、同じく
ナット体Nの係合凹部26に応じて係合凸部29が、交
互に凹凸形成され、その上、台座Zの係合凸部29の上
面には、円筒状ナット体Nのナット径に応じて、それが
落とし込まれる3段程度の段部a,b,cが段設されて
いる。そこで、この台座Zにおけるいずれかの段部a,
b,cと、その係合凹部28と係合凸部29に、ナット
体Nの係合凸部25と係合凹部26を天地逆にして嵌め
込むことで、台座Zにナット体Nを安定的に嵌合支持す
る。他方、台座Zに嵌め込まれたナット体Nのねじ径に
応じて清掃ブラシ体Bのブラシ径を広狭調節する必要が
ある場合には、先ず、取付基盤2から飛散防止用のケー
シング1を一旦取り外した上で、清掃ブラシ体Bの支持
軸19に螺合したナット22を緩め、次いで、上部側の
アジャストプレート8Aを下部側のアジャストプレート
9Aに対して時計方向又は反時計方向へ回転操作する。
すると、それに応じて清掃ブラシ体Bを吊設した支持軸
19が、下部側のアジャストプレート9Aの直線孔12
に沿って内外放射方向へ摺動し、これにて雌ねじの谷底
までブラシ17Aの外側先端部が届く程度まで広狭自在
に調節され、その上で、再び、取り外したケーシング1
を取付基盤2に螺合支持する。後は、エアーモータ3を
正転駆動させ、本装置の操作ハンドル7を両手で持ち、
操作ハンドル7の片側のグリップをアクセル操作するこ
とで、清掃ブラシ体Bの回転速度を調節しつつ、ブラシ
17Aの下端部をナット体Nの頭頂部に臨ませると、モ
ータ回転軸4の増速回転することにより、清掃ブラシ体
Bがナット体Nの内周面の螺旋ねじ溝に沿って回転しが
ら送り込まれて下降する。そして、台座Zにケーシング
1の下端部が接地するか、或は、ナット体Nの頭頂部ま
でねじ面をブラッシングした後、今度は、エアーモータ
3を逆転作動させると、清掃ブラシ体Bは、前記とは逆
に、ナット体Nの螺旋ねじ溝に沿って逆転しながら上昇
移動させられる。斯様に、エアーモータ3の正逆作動に
より、上下に重ね合わせた2枚で1組のアジャストプレ
ート8A,9Aを一体に回転させることにより、それに
吊持した清掃ブラシBが時計方向と反時計方向へ正逆回
転することで、此種ナットNに対するねじ面のブラッシ
ングが迅速に行われる。
【0011】
【変形例】尚、前記の第2実施例の場合には、ブラシホ
ルダ16Aを半弧状としている関係上、下部側のアジャ
ストプレート9Aの直線孔12と上部側のアジャストプ
レート8Aの弧状孔14は、それぞれのプレート面の左
右両側位置に対峙させた状態で2体穿設しているが、第
1実施例の場合と同様な3体の孔構造を呈するアジャス
トプレート8,9を使用する場合には、第1実施例と同
様な平面扇形状のブラシホルダ16の外壁面に、3列程
度に亙ってブラシ17を縦設することもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、前記のように、モータ回転軸
にブラシ径を広狭調節自在とする上下2枚で1組のアジ
ャストプレートを連結支持し、当該アジャストプレート
に複数の清掃ブラシ体を吊設固定したことを要旨とする
ねじ溝清掃装置を提供し、更には、ケーシングの取付基
盤に操作ハンドル付きエアーモータを立設支持し、その
モータ回転軸には、上下に重ね合わせた2枚で1組のア
ジャストプレートを着脱自在に連結支持し、その内、一
方のアジャストプレートに複数の直線孔を穿設し、他方
のアジャストプレートに複数の弧状孔を穿設し、前記直
線孔と弧状孔に清掃ブラシ体の支持軸を貫挿支持し、そ
のブラシをブラシホルダの内壁面又は外壁面に縦設し、
前記アジャストプレートの一方を正逆方向へ回転調節す
ることにより、前記清掃ブラシ体のブラシ径を広狭調節
自在としてなるねじ溝清掃装置をも提供したので、サイ
ズの異なる各種のボルト・ナットに対するねじ面のブラ
ッシング作業を省力迅速化し、作業の機械化による作業
能率の飛躍的な向上に対処し得る等の諸効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタッドボルト体の直上部に臨ませた雄ねじ用
のねじ溝清掃装置の全体概要を示す正面図である。
【図2】雄ねじ用のねじ溝清掃装置の縦断正面図であ
る。
【図3】第1実施例の要部を分解した斜視図である。
【図4】台座にセットしたナット体をブラッシングする
雌ねじ用のねじ溝清掃装置を示す縦断正面図である。
【図5】第2実施例の要部を分解した斜視図である。
【図6】ナット体を天地逆にし、当該ナット体を嵌め込
む台座を示す斜視図である。
【符号の説明】
B 清掃ブラシ体 S スタッドボルト体 N ナット体 Z 台座 X 設置基盤 1 ケーシング 2 取付基盤 3 エアーモータ 4 モータ回転軸 5 連結継ぎ手 6,11 連結ピン 7 操作ハンドル 8,8A 上部側のアジャストプレート 9,9A 下部側のアジャストプレート 10 支持軸 12 直線孔 13 通孔 14 弧状孔 15 環状鍔部 16,16A ブラシホルダ 17,17A ブラシ 18,18A 庇部 19 支持軸 20,21 ワッシャ 22 ナット 24 ブラシ 25,29 係合凸部 26,28 係合凹部 30 挟着金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪子 修 名古屋市港区大江町3番地の2株式会社中 部プラントサービス大江分室内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ回転軸4にブラシ径を広狭調節自
    在とする上下2枚で1組のアジャストプレート8,8
    A、9,9Aを連結支持し、当該アジャストプレート
    8,8A、9,9Aに複数の清掃ブラシ体Bを吊設固定
    したことを特徴とするねじ溝清掃装置。
  2. 【請求項2】 一方のアジャストプレート9,9Aに複
    数の直線孔12を穿設し、他方のアジャストプレート
    8,8Aに複数の弧状孔14を穿設し、前記直線孔12
    と弧状孔14に清掃ブラシ体Bの支持軸19を貫挿支持
    してなる請求項第1項に記載のねじ溝清掃装置。
  3. 【請求項3】 ブラシホルダ16,16Aの内壁面又は
    外壁面にブラシ17,17Aを縦設した清掃ブラシ体B
    としてなる請求項第1項に記載のねじ溝清掃装置。
  4. 【請求項4】 ケーシング1の取付基盤2に操作ハンド
    ル7付きエアーモータ3を立設支持し、そのモータ回転
    軸4には、上下に重ね合わせた2枚で1組のアジャスト
    プレート8,8A、9,9Aを連結支持し、その内、一
    方のアジャストプレート9,9Aに複数の直線孔12を
    穿設し、他方のアジャストプレート8,8Aに複数の弧
    状孔14を穿設し、前記直線孔12と弧状孔14に清掃
    ブラシ体Bの支持軸19を貫挿支持し、そのブラシ1
    7,17Aをブラシホルダ16,16Aの内壁面又は外
    壁面に縦設し、前記アジャストプレート8,8A、9,
    9Aの一方を正逆方向へ回転調節することにより、前記
    清掃ブラシ体Bのブラシ径を広狭調節自在に構成したこ
    とを特徴とするねじ溝清掃装置。
  5. 【請求項5】 ケーシング1の取付基盤2に操作ハンド
    ル7付きエアーモータ3を立設支持し、そのモータ回転
    軸4には、下部側のアジャストプレート9,9Aの支持
    軸10を着脱自在に連結支持し、当該アジャストプレー
    ト9,9Aに上部側のアジャストプレート8,8Aを重
    ね合わせて冠着支持し、その内、下部側のアジャストプ
    レート9,9Aに複数の直線孔12を穿設し、上部側の
    アジャストプレート8,8Aに複数の弧状孔14を穿設
    し、前記直線孔12と弧状孔14に清掃ブラシ体Bの支
    持軸19を貫挿支持し、そのブラシ17,17Aをブラ
    シホルダ16,16Aの内壁面又は外壁面に縦設し、前
    記上部側のアジャストプレート8,8Aを正逆方向へ回
    転調節することにより、前記清掃ブラシ体Bのブラシ径
    を広狭調節自在に構成したことを特徴とするねじ溝清掃
    装置。
  6. 【請求項6】 ブラシホルダ16,16Aの庇部18,
    18Aの下面に、ブラシ24を下向きに突設してなる請
    求項第4項又は第5項に記載のねじ溝清掃装置。
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Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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