JPH05103272A - Ccd型固体撮像素子 - Google Patents

Ccd型固体撮像素子

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JPH05103272A
JPH05103272A JP3259099A JP25909991A JPH05103272A JP H05103272 A JPH05103272 A JP H05103272A JP 3259099 A JP3259099 A JP 3259099A JP 25909991 A JP25909991 A JP 25909991A JP H05103272 A JPH05103272 A JP H05103272A
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Toshibumi Ozaki
俊文 尾崎
Masaaki Nakai
正章 中井
Haruhiko Tanaka
治彦 田中
Hideyuki Ono
秀行 小野
Akira Sato
朗 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動が容易で使い勝手が良く、カメラの低消費
電力化が可能、かつ、低消費電力で低雑音のCCD型固
体撮像素子を提供する。 【構成】CCD型固体撮像素子において、外部から複数
個のまたは単一のトリガパルスと正、負の2電源の供給
を得て、垂直CCD、水平CCD、リセットトランジス
タ、および出力回路をトリガパルスの入力により所定の
パルス電圧および直流電圧により駆動する電圧発生回路
(11〜17)を少なくとも内蔵することとする。 【効果】タイミング発生器の出力で直接駆動ができ、印
加する直流電圧数も減り、基板電圧の調整も不用となる
ので素子が使いやすくなる。また、タイミング発生器の
電源電圧を下げ、カメラの低消費電力化ができる。さら
に、出力回路の電源電圧を下げ、出力回路の低消費電力
化・低雑音化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCD型撮像素子に関
し、特に容易で低消費電力な駆動ができ、また低消費電
力かつ低雑音な出力回路を有する2次元CCD型撮像素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用ビデオカメラ等に用いられ
る固体撮像素子には、CCD型固体撮像素子が広く用い
られている。このような従来のCCD型固体撮像素子は
図15に示すインタ−ライン型と呼ばれる素子構成をも
ち、表1に示す駆動条件で駆動がなされ、図16に示す
構成によりカメラシステムの中で用いられる。図15に
おいて、1は光電変換を行うホトダイオ−ド、2、3は
ホトダイオ−ドで光電変換された信号電荷を転送するた
めの垂直CCD及び水平CCD、4は水平CCD3と出
力回路を仕切るアウトプットゲ−ト、5は水平CCD3
から信号電荷の送られてくる浮遊拡散層を水平CCDの
転送周期ごとにリセットするためのリセットトランジス
タ、6、8はそれぞれ初段ソ−スフォロワ−を構成する
ドライバトランジスタ、負荷トランジスタ、9、10は
それぞれ次段ソ−スフォロワ−を構成するドライバトラ
ンジスタ、負荷トランジスタである。垂直CCD2の中
の区切りは1ポリシリコン電極からなる1転送段を、水
平CCDの中の区切りは第1層ポリシリコンと第2層ポ
リシリコン電極からなる1転送段を示す。また、水平C
CD3とアウトプットゲ−トを構成する第2層ポリシリ
コン電極下にはチャネル電圧を低くするためボロンのイ
オン打ち込みがなされている。また、リセットトランジ
スタ5は水平CCDを構成する第1層ポリシリコン電極
下と同様のディプレッション型トランジスタからなる。
v1、v2、v3、v4は垂直CCD2を駆動するため
の4相のパルスの入力端子、h1、h2は水平CCD3
を駆動するための2相のパルスの入力端子、ogはアウ
トプットゲ−トの直流バイアス電圧入力端子、rgはリ
セットパルス入力端子、rdは浮遊拡散層のリセット電
圧入力端子、vgは負荷トランジスタのゲ−ト電圧入力
端子、odは出力回路の電源電圧入力端子、subは基
板電圧入力端子、wellはウェル電圧入力端子、vs
sは保護回路のウェル電圧入力端子、outは信号出力
端子である。
【0003】ホトダイオ−ド1で光電変換された信号電
荷は、v1もしくはv3端子に高電圧が印加され一括し
て垂直CCD2に送られ、ついでv1からv4端子に中
電圧と低電圧の電圧レベルをもつ4相のパルスが印加さ
れ一行ずつ水平CCD3に転送され、その後h1、h2
端子に2相のパルスが印加され水平CCD3内を順次転
送される。水平CCD3より浮遊拡散層に転送された信
号電荷による電位変化がトランジスタ6、8からなる初
段ソ−スフォロワ−により検出され、トランジスタ9、
10からなる次段ソ−スフォロワ−によりout端子に
出力される。ついで、rg端子にリセットパルスが印加
されリセットトランジスタ5が導通し、浮遊拡散層はr
d端子に印加されリセット電圧にリセットされる。以上
の動作が繰り返され、信号が順次出力される。また、s
ub端子には通常はホトダイオ−ドで生じる過剰電荷を
排出するため所定の直流電圧が印加され、動解像度の向
上とフリッカ防止を目的とした電子シャッタを実現する
ため走査の途中で高電圧が印加される。このような構成
と動作を持つCCD型固体撮像素子は通例表1に示す駆
動条件により駆動がなされる。表1は図15に示した各
端子に印加されるパルスと直流バイアス電圧の1例を示
すものである。well端子電圧を基準電圧としてv1
からv4端子には暗電流低減のため最低電圧が垂直CC
Dn層の表面にp型反転層が形成される電圧(以下ピン
ニング電圧)以下とした負値の垂直CCD走査パルスが
印加され、ホトダイオ−ドから垂直CCDへの信号電荷
転送時には、v1、v3端子には高電圧が印加される。
また、h1、h2端子には図16のタイミング発生器の
出力電圧が直接印加される。これは、ドライバを設ける
ことによる不要な消費電力の発生を防ぎ、カメラシステ
ムを低消費電力化するためである。さらに、水平CCD
から出力拡散層への電荷転送をとどこおりなく行うため
に、og端子にはh1並びにh2端子に印加される水平
CCD転送パルスの高電圧に等しい電圧が、rd端子に
はアウトプットゲ−ト下のチャネル電圧より十分に高い
電圧が印加される。rg端子の低電圧は浮遊拡散層から
の信号電荷の漏れを防ぐために水平CCD転送パルスの
低電圧に等しく、高電圧は十分に低いオン抵抗を実現す
るため水平CCD転送パルスの高電圧より十分に高い電
圧を印加する。また、od端子には電圧値数を増やさな
いためにrd端子と同一電圧が印加される。一方、su
b端子に印加される過剰電荷排出用の直流電圧は素子ご
とにばらつくため各素子ごとに調整がなされ、電子シャ
ッタ−パルスのための高電圧は素子のばらつきの上限値
に設定される。
【0004】
【表1】
【0005】以上のCCD型固体撮像素子は図16に示
す構成によりカメラ内で用いられる。図中、161は図
15に示したCCD型固体撮像素子、162はCCD型
固体撮像素子161を駆動するためのタイミング発生
器、163は各パルスの電圧値を所定の値とするための
ドライバ、164はCCD型固体撮像素子161の出力
から雑音を除去するための相関二重サンプリング回路、
165は信号の出力レベルに応じて電圧利得を変える自
動利得制御回路、166はA/D変換器、167はディ
ジタル信号処理回路、168はD/A変換器、169は
カメラのバッテリ−170からカメラ各部に必要な電圧
を供給するDC−DC変換器である。タイミング発生器
162、相関二重サンプリング回路164と自動利得制
御回路165、ディジタル信号処理装置167、A/D
変換器166、D/A変換器168は、それぞれ単一電
源で動作する単一チップの集積回路から成る。CCD型
固体撮像素子161はタイミング発生器162でタイミ
ングを発生しDC−DC変換器169により電圧の供給
されたドライバ163により所定の電圧値にしたパルス
と、DC−DC変換器169から供給される直流電圧に
より駆動され、素子からの出力信号は相関2重サンプリ
ング回路164と自動利得制御回路165により雑音除
去・利得制御後、A/D変換器166によりディジタル
信号に変換されディジタル信号処理装置167で信号処
理がなされ、再びD/A変換器168によりアナログ信
号に変換されTV信号となる。なお、この種のCCD型
固体撮像素子については、例えば、テレビジョン学会技
術報告、13巻、11号、pp.61−72(198
9.2)、テレビジョン学会技術報告、12巻、13
号、pp.31−36(1988.2)において、さら
に、この種のCCD型固体撮像素子をもちいたカメラの
ディジタル信号処理装置についてはアイ・エス・エス・
シィ−・シィ−・ ダイジェスト オブ テクニカル
ペ−パ−ズ 第250頁から第251頁(1991)
(ISSCCDIGEST OF TECHNICAL
PAPERS pp.250−251(1987))
において論じられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、CC
D型固体撮像素子の駆動に使い勝手の改善や低消費電力
化の考慮がされておらず、撮像素子の使い勝手が悪く、
カメラの低消費電力化が困難である。さらに、撮像素子
内の出力回路の低消費電力化・低雑音化が難しいという
問題があった。すなわち、第1に、周辺回路の単一電源
化が進む中で、図15に示したCCD型撮像素子の駆動
には表1に示す多値の電圧レベルを持つパルスと直流電
圧が必要でありこれらを発生するドライバ163とDC
−DC変換器169をカメラシステムの中に設けなけれ
ばならなかった。これがCCD型撮像素子を扱いにくい
ものとする一因となっていた。さらに、信号処理回路の
ディジタル化によりカメラの無調整化が進む中で、su
b端子に印加される過剰電荷排出用の直流電圧を素子ご
とに調整しなければならない点も、CCD型撮像素子を
扱いにくいものとする他の一因となっていた。また、第
2に、カメラの低消費電力化を目指し、タイミング発生
器162や信号処理装置167の電源電圧は現状の5V
から3.3V、さらには1.5Vと低電圧化が図られて
いる。しかし、高速転送が必要な水平CCD3の駆動電
圧を下げることは困難である。従って、タイミング発生
器162の出力電圧をh1、h2端子に印加して水平C
CD3を駆動することが困難となり、水平CCDを駆動
するためのドライバをカメラシステム内に設ける必要が
有った。このようにドライバ部を撮像素子外部に設ける
とドライバと撮像素子の配線容量や撮像素子のピン容量
等の寄生容量を駆動するための無効電力が発生し、カメ
ラの低消費電力化をはばむ一因となっていた。さらに、
上述した多値電圧を発生するDC−DC変換169の電
力は下げることができず、これが、カメラの低消費電力
化をはばむ他の一因となっていた。さらに、第3に、タ
イミング発生器162の0〜5Vの出力電圧をh1、h
2端子に印加し、水平CCD3を駆動しているために、
水平CCDのチャネル電圧が高く、rd端子電圧が高く
なる。この結果、rd端子と等しい電圧に設定される出
力回路の電源電圧であるod端子電圧も高くなり、出力
回路で発生する消費電力が大きくなっていた。さらに、
電源電圧が高いために、チャネル長の短いトランジスタ
を用いることが困難であり雑音が大きいという問題も生
じていた。従って、本発明の第1の目的は、駆動が容易
で使い勝手の良いCCD型固体撮像素子を提供すること
にある。また、本発明の第2の目的は、カメラの低消費
電力化が可能なCCD型撮像素子を提供することにあ
る。さらに、本発明の別の目的は、出力回路の電源電圧
を下げ、低消費電力かつ低雑音のCCD型固体撮像素子
の出力回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1、第2の目的を
達成するための本発明のCCD型固体撮像素子は、例え
ば図1に示すように、外部から複数個のまたは単一のト
リガパルスと正、負の2電源の供給を得て、垂直CC
D、水平CCD、リセットトランジスタ、および出力回
路をトリガパルスの入力により所定のパルス電圧および
直流電圧により駆動する電圧発生回路(11〜17)を
少なくとも内蔵することとする。あるいはさらに上記
正、負の2電源は、上記出力回路の電源電圧値と等しい
正電源値(VDD)と、上記垂直CCDの転送パルスの
最低電圧値と等しい負電源値(Vss)を有することと
する。またあるいはその上に、上記電圧発生回路は、上
記出力回路の第1導電型のMOSトランジスタと同一形
成による第1導電型のMOSトランジスタと、上記光電
変換素子表面の第2導電型の第2の不純物層の形成とと
もにソースドレイン拡散層を形成する第2導電型のMO
Sトランジスタとを相互に接続した相補型MOSトラン
ジスタの構成を備えることとする。ここで、上記電圧発
生回路は相補型MOSトランジスタの構成を備えること
とし、該電圧発生回路は、正電源とアース電源間または
アース電源と負電源間、または正電源と負電源間に第1
と第2の相補形MOSトランジスタの構成を備え、それ
ぞれの相補形MOSトランジスタのゲート相互を接続し
て入力点とし、それぞれの相補形MOSトランジスタの
ソースドレイン間の接続点を出力点とし、第1の相補形
MOSトランジスタの入力点にトリガパルスを入力し、
第1と第2の相補形MOSトランジスタの出、入力点を
相互に接続し、第2の相補形MOSトランジスタの出力
点をこれらの回路の出力点とするパルス発生回路の構成
を備えることとすれば、電圧発生回路を低電力化する上
で好ましい。ここで、正の入力トリガパルスにより上記
のパルス発生回路で負の出力パルスを発生させるため、
負電源供給のパルス発生回路の場合、該パルス発生回路
の入力点は、容量を介して外部パルス端子と、またクラ
ンプダイオードを介して負電源端子とそれぞれ接続され
るようにすればよい。上記電圧発生回路として垂直CC
D転送パルス発生回路の場合は、例えば図3に示すよう
に、アース電源と上記負電源間に上記のパルス発生回路
を有して、トリガパルスの入力により上記負電源値の出
力パルスを発生し、該出力パルスを垂直CCDに印加す
るようにすればよい。あるいは垂直CCDに上記負電源
値、正電源値、および低い電圧値の3値のパルスを印加
する垂直CCD3値パルス発生回路については、例えば
図4に示すように、アース電源と負電源間、および正電
源とアース電源間に上記のパルス発生回路を有して、ト
リガパルスの入力によりそれぞれ上記負電源値の出力パ
ルスを発生する垂直CCD転送パルス発生回路と、上記
正電源値の出力パルスを発生する垂直CCD読み出しパ
ルス発生回路とを備えるとともに、両回路の出力を切り
替えるスイッチ回路を有してその出力を垂直CCDに印
加するようにすればよい。
【0008】上記第2、第3の目的を達成するための電
圧発生回路として、水平CCDに印加する水平CCD転
送パルス発生回路について、例えば図5に示すように、
アース電源と負電源間に上記のパルス発生回路を有する
とともに、その出力に電圧振幅制限手段を有して、トリ
ガパルスの入力により上記負電源値パルスより電圧振幅
を制限した負電圧パルスを発生させて水平CCDに印加
することとした。パルス電圧をリセットトランジスタの
ゲートに印加するリセットパルス発生回路については、
例えば図6に示すように、、上記正電源とアース電源間
に上記のパルス発生回路を有してトリガパルスの入力に
よりこれを電圧増幅してパルス電圧を発生し、これを上
記ゲートに印加するようにすればよい。出力電圧を下げ
て第3の目的を達成するため、リセット電圧発生回路に
ついては、例えば図7に示すように、正電源とアース電
源間に上記パルス発生回路を有するとともに、該パルス
電圧を昇圧して平滑する手段を備え、トリガパルスの入
力により該昇圧電圧をリセットトランジスタのドレイン
に印加することとする。
【0009】ここで、上記のパルス電圧を昇圧する手段
としては、正電源とアース電源との間のパルス発生回路
の出力点に容量の一方の端子を接続し、該容量の他方の
端子と正電源との間をダイオード接続するとともに、該
他方の端子と出力端子をダイオード接続した構成を備え
るようにすればよい。
【0010】また第1の目的を達成するために、過剰電
圧排出用として基板に電圧を印加するための基板電圧発
生回路については、正電源と負電源間に上記のパルス発
生回路を有するとともに、基板用直流電源を有し、上記
パルス発生回路の出力点と基板との間に容量を接続し、
かつ、該基板と上記基板用直流電源とをディプレッショ
ントランジスタから成るスイッチを介して接続する構成
を有するようにすればよい。ディプレッショントランジ
スタを用いることにより電圧降下を小さくでき、パルス
発生回路の出力点と基板との間を容量結合することによ
り、高速で高い電圧を基板に印加できる。ここで、基板
用直流電源としては、例えば図9に示すように正電源を
そのまま利用するか、または例えば図13のように、正
電源の供給を得て基板に印加する直流電圧を発生する回
路と該直流電圧を調整する手段を備えて、調整された直
流電圧を基板への印加出力とするようにしてもよい。こ
の場合に基板に印加する直流電圧を発生する回路として
は、上記正電源電圧を昇圧した電圧から基板に印加する
直流電圧を降圧により発生させるものとし、また直流電
圧を調整する手段としては、電圧調整手段を備えたバイ
アス電圧発生回路の電圧をもとに上記降圧電圧を調整す
るようにすれば素子内部で基板電圧の調整ができ、使い
勝手がよくなる。垂直CCDに正電源電圧以上の読み出
し電圧を印加する垂直CCD3値パルス発生回路につい
ては、例えば図10のように、さきの垂直CCD3値パ
ルス発生回路の正電源とアース電源間の第1と第2の相
補型MOSトランジスタから成るパルス発生回路に、該
パルス発生回路と同一の構成の第3と第4の相補型MO
Sトランジスタから成る構成を上記正電源とアース電源
間に付加し、さらに第3の相補型トランジスタのゲート
相互を接続した入力点を第2の相補型MOSトランジス
タの出力点に接続し、第4の相補型MOSトランジスタ
のソースドレイン間を接続した出力点を容量を介して垂
直CCDに結合する構成を付加すればよい。
【0011】上記第3の目的を達成するための出力回路
としては、複数段の増幅器構成を有する場合において、
次段以降のドライバトランジスタの基板不純物濃度を初
段ドライバトランジスタの基板不純物濃度より低くする
こととする。
【0012】上記第1、第2の目的を達成するための本
発明のCCD型固体撮像素子において、外部から単一の
トリガパルスと正、負の2電源の供給を得て動作する素
子では、例えば図14のように上記単一の外部トリガパ
ルスを基本クロックとして該基本クロックから所望のタ
イミングの複数個のトリガパルスを発生し、該トリガパ
ルスにより内蔵の電圧発生回路を駆動するタイミング発
生器を内蔵するものとする。そして、内蔵のタイミング
発生器が上述の電圧発生回路にトリガパルスを与えるも
のとすればよい。
【0013】
【作用】本発明で、外部からトリガパルスと正、負の2
電源の供給を得て、所定の電圧レベルのパルスや所定の
直流電圧を発生させる電圧発生回路をCCD型撮像素子
内に内蔵すれば、従来外部電源として多種の電圧レベル
の電源を要していたのに対して電源の種類数の低減をも
たらすことが可能になる。この場合に本発明では、上記
の2電源値や内蔵回路の形成に関して次のような点に着
眼した。すなわち、CCD型撮像素子の駆動用として大
きな電流駆動能力を必要とされる電源電圧の中で、出力
回路の電源電圧は最高の正電圧値を有するものであり、
垂直CCDの転送パルスの最低電圧は最低の負電圧値を
有する。集積回路の昇圧回路は通常電流駆動能力が小さ
いから、このような最高の正電圧値や最低の負電圧値を
正、負の電源値とすることにより、かつ外部からトリガ
パルスを得ることにより、CCDを駆動するための所定
の電圧のパルスと直流電圧を低消費電力で発生させるこ
とが可能となる。さらに内蔵集積回路として消費電力を
低減するために、相補形MOSトランジスタで回路を構
成することが望ましいが、出力回路の第1導電型のMO
Sトランジスタの形成とともに上記相補形MOSトラン
ジスタの第1導電型のMOSトランジスタを形成し、光
電変換素子表面の第2導電型の第2の不純物層の形成と
ともに上記相補形MOSトランジスタの第2導電型のM
OSトランジスタのソースドレイン拡散層を形成するこ
とにより、CCD型撮像素子を形成するための製造工程
を何等変更することなく上記相補形MOSトランジスタ
を形成することが可能になる。このような着眼による電
源値や回路形成を採用することにより、垂直CCD、水
平CCD、リセットトランジスタおよび出力回路を所定
のパルス電圧および直流電圧で駆動する消費電力の少な
い電圧発生回路をCCD型固体撮像素子と一緒に形成す
るようにして具合よく内蔵することが可能になる。以上
のようなわけで、本発明によれば、素子外に図16に示
したような、従来要したドライバ163を設ける必要が
なくなり、また、DC−DC変換器169は正、負の2
電圧を撮像素子に供給するだけでよいことになる。この
結果、CCD型固体撮像素子の使い勝手がよくなる。ま
た、DC−DC変換器の供給する電圧値数が減ったこと
により、カメラの低消費電力化も可能になる。
【0014】さらに、CCD撮像素子内に外部電源によ
り基板に印加される直流電圧を発生する回路を設けると
ともに、この直流電圧を調整する手段を設け、素子内部
で電圧の調整を行うことにより、カメラシステムを作成
する際には調整が不要となる。この結果、CCD型固体
撮像素子の使い勝手がよくなる。また、水平CCD転送
パルス発生回路はタイミング発生器からのパルスをトリ
ガ−として所定の電圧レベルのパルスを図15のh1、
h2端子に印加する。この結果、タイミング発生器の電
源電圧が下がっても、素子外部にドライバを設ける必要
がない。したがって、ドライバにおける無効電力の発生
もなく、図16におけるタイミング発生器162や信号
処理装置167の電源電圧を低減し、カメラの低消費電
力化を図れる。あるいは、水平バッファ回路の少なくと
も低電圧を負とすることにより、水平CCD下のチャネ
ル電圧が低くなり、図15におけるrd端子電圧を下げ
られる。さらに、rd端子電圧をod端子電圧から昇圧
回路により発生させることにより、素子外部から供給さ
れる電源数を増加させることなくod端子電圧をrd端
子電圧をより低くすることができる。通例、初段のドラ
イバトランジスタが飽和動作し出力回路が線形範囲で動
作するためには、od端子電圧はrd端子電圧より初段
のドライバトランジスタのしきい電圧を引いた値より高
い必要がある。したがって、od端子電圧を下げるには
初段ドライバトランジスタのしきい電圧を高い値とすれ
ばよい。しかし、図15で述べたような次段ドライバが
初段ドライバと同一の構造を持つ場合にはトランジスタ
のしきい電圧が高すぎると次段ドライバトランジスタが
十分に導通せず次段の動作が困難となる。そこで、本発
明では次段以降のドライバトランジスタの基板不純物濃
度を初段のドライバトランジスタの基板不純物濃度より
低くし、初段ドライバトランジスタのしきい電圧を高く
しod端子電圧を下げると共に、次段以降のドライバト
ランジスタのしきい電圧を低くし、線形動作範囲で次段
が動作するようにした。以上の結果、出力回路の電源で
あるod端子電圧を低くし、低消費電力化ができる。ま
た、電源電圧の低減により短チャネルトランジスタの使
用が可能となり低雑音化が図れる。
【0015】
【実施例】第1の実施例 本発明の第1の実施例を図1から図9により説明する。
図1は第1の実施例の全体構成図、図2(a)は第1の
実施例の図1のA−A’部の断面図、図2(b)は図1
のB−B’部分の断面図、(c)はPチャネルトランジ
スタに対応する部分の断面図、図3は第1の実施例の垂
直CCD転送パルス発生回路、図4は第1の実施例の垂
直CCD3値パルス発生回路、図5は第1の実施例の水
平CCD転送パルス発生回路、図6は第1の実施例のリ
セットパルス発生回路、図7は第1の実施例のリセット
ドレイン電圧発生回路、図8は第1の実施例の出力回路
負荷トランジスタのバイアス電圧発生回路、図9は第1
の実施例の基板電圧発生回路である。
【0016】図1において1から10は図15と同様で
ある。但し、リセットトランジスタ5は水平CCDを構
成する第2層ポリシリコン電極下と同様のイオン打ち込
みのされたディプレッション型トランジスタからなる。
11は図9に示す基板電圧発生回路、12は図3に示す
垂直CCD転送パルス発生回路、13は図4に示す垂直
CCD3値パルス発生回路、14は図5に示す水平CC
D転送パルス発生回路、15は図6に示すリセットパル
ス発生回路、16は図7に示すリセット電圧発生路、1
7は図8に示す出力回路負荷トランジスタのバイアス電
圧発生回路である。V1、V2、V3、V4は垂直CC
D2の転送パルスのトリガ−入力端子、V1R、V3R
は垂直CCD2の読み出しパルスのトリガ−入力端子、
H1、H2は水平CCD3の転送パルスのトリガ−入力
端子、RGはリセットパルスのトリガ−入力端子、SU
Bは電子シャッタ−パルスのトリガ−入力端子、WEL
Lはウェル電圧入力端子、VDDは正電源電圧入力端
子、Vssは負電源電圧入力端子、OUTは信号出力端
子である。タイミング発生器のトリガ−パルスと正、負
の2電源から所定の電圧を持つパルスと直流電圧が素子
内部で発生し図15で述べたと同様の動作が行われる。
【0017】通例、集積回路内で用いられる昇圧回路は
電流駆動能力が小さい。そこで、正電源は大きな電流駆
動能力を必要とされる最高電圧以上、負電源は大きな電
流駆動能力を必要とされる最低電圧以下とする必要があ
る。2次元CCD型撮像素子の場合、大きな電流駆動能
力が必要とされるのは、垂直CCD2と水平CCD3の
転送パルスの高低電圧並びに出力回路の電源電圧であ
る。以上の結果、正電源電圧値は出力回路の電源電圧値
より高くすればよい。出力回路の電源には常時貫通電流
がながれているので、不用な消費電力を発生させないた
めに、本実施例では、正電源値は出力回路の電源電圧値
と等しくした。また、負電源値は垂直CCDの転送パル
スの最低電圧値より低くすれば良い。不用な降圧器を設
けなくても良いように、本実施例では、負電源値は垂直
CCDの転送パルスの最低電圧値と等しくした。すなわ
ち、本実施例では、正電源値は出力回路の電源電圧値と
等しく、負電源値は垂直CCDの転送パルスの最低電圧
値と等しくすることにより、タイミング発生器のトリガ
−パルスと正、負の2電源から所定の電圧を持つパルス
と直流電圧を素子内部で容易に発生することが可能とな
っている。11から17の内臓回路における消費電力を
低減するために相補型MOSトランジスタにより回路を
構成することが望ましい。本実施例では、このような相
補型のトランジスタをCCD型撮像素子を形成するため
の製造工程に何ら変更をすることなく実現している。図
2を用いこの点について説明する。同図(a)は図1の
A−A’部に対応する部分の断面図であり従来と同様で
ある。図中、20はn型基板、21はp型ウェル、22
はスミア電荷等の不要電荷のCCDn層23への混入を
防ぐためのp型2重ウェル、24はCCDのポリシリコ
ン電極、25はホトダイオ−ドn層26から基板への過
剰電荷排出を低い電圧で行うためのnウェル、27は暗
電流を抑圧するためにホトダイオ−ド表面に設けられた
p+層、28は遮光用第2層アルミである。また、同図
(b)は図1のB−B’部のnチャネルトランジスタの
断面図であり従来と同様である。図中、20、21、2
2、24は図(a)と同様であり、29は配線用の第1
層アルミ、30はnチャネルMOSトランジスタのn型
ソ−スドレイン拡散層である。11から17の内臓回路
を実現するためのnチャネルMOSトランジスタは図
(b)と同様の構造を持つ。図(c)は11から17の
内臓回路を実現するため新たに設けたpチャネルMOS
トランジスタの断面構造図を示す。20、24、25、
27は図(a)と同様で、29は図(b)と同様であ
る。なお、p+層27と配線層29とのコンタクトは従
来例におけるp型ウェル21と配線層29とのコンタク
トと同時に行われる。本実施例では、pチャネルトラン
ジスタのソ−スドレイン拡散層をホトダイオ−ド表面に
設けられたp+層と兼用することにより、CCD型撮像
素子を形成するための製造工程に何ら変更をすることな
く相補型のトランジスタを実現している。なお、pチャ
ネルトランジスタのしきい電圧を低くしたい場合にはn
型ウェル25をpチャネルトランジスタ下に設けなくて
も良い。また、水平CCDの第2層ポリシリコン電極下
に打ち込まれるチャネル電圧調整用の通例ボロンからな
るイオン打ち込みをポリシリコン電極24の下に打ち込
んでも良い。逆に、しきい電圧を高くしたい場合にはホ
トダイオ−ドn層26をトランジスタ下に設ければ良
い。さらに、nチャネルトランジスタのしきい電圧を小
さくしたい場合にはp型2重ウェル22をnチャネルト
ランジスタ下に設けなくても良い。また、本実施例のp
チャネルトランジスタを用いる際にはソ−スドレイン拡
散層27がn型基板20に対し順方向にバイアスされな
いようにn型基板に印加される電圧は正電源より高い電
圧としている。
【0018】(1)垂直CCD転送パルス発生回路 低電圧が負の垂直CCDの転送パルスを外部からの正の
トリガ−パルスにより発生させるにはレベルシフトを行
い電圧増幅することが必要である。図3に第1の実施例
の垂直CCD転送パルス発生回路を示す。図中、31は
結合容量、32はクランプダイオ−ド、33は第1の反
転回路を構成するnチャネルMOSトランジスタ、34
は第1の反転回路を構成するpチャネルMOSトランジ
スタ、35は第2の反転回路を構成するnチャネルMO
Sトランジスタ、36は第2の反転回路を構成するpチ
ャネルMOSトランジスタである。外部からの正のパル
スはダイオ−ド32により負電源Vssにクランプされ
た入力点Aに結合容量31を介し電圧シフトして伝達さ
れる。ついで、第1の反転回路により電圧増幅された
後、第2の反転回路で電流増幅され垂直CCD転送パル
スとなる。外部パルスの電圧振幅は垂直CCD転送パル
スの電圧振幅より小さいため、第1の反転回路は外部パ
ルスの電圧が高いときに貫通電流が流れる。この貫通電
流を小さくし消費電力低減するためには第1の反転回路
の電流駆動能力は低くせざるをえず、大容量の垂直CC
D電極を駆動できない。そこで、本実施例では第2の反
転回路を設け、第1の反転回路には高い電流駆動能力が
なくても良いようにしている。すなわち、本実施例によ
れば、入力点が外部パルスと容量により結合し、かつ、
負電源にクランプされた第1の反転回路を設けることに
よりレベルシフトと電圧増幅を行い、第1の反転回路の
出力を入力とする第2の反転回路を設けることで消費電
力の低い垂直CCD転送パルス発生器を実現している。
なお、ダイオ−ド32は図2のp型ウェル21内にn型
拡散層を設けることにより容易に実現できる。さらに、
クランプはダイオ−ド接続されたMOSトランジスタで
行っても良い。
【0019】(2)垂直CCD3値パルス発生回路 本実施例では垂直CCD転送パルスを発生する負電源回
路と読み出しパルスを発生する正電源回路を設け、この
2つの回路の出力をスイッチにより切り替えることによ
り垂直CCD3値パルスを発生させる。図4に第1の実
施例の垂直CCD3値パルス発生回路を示す。図中、4
1は結合容量、42はクランプダイオ−ド、43、37
は第1の反転回路を構成するnチャネルMOSトランジ
スタ、44、38は第1の反転回路を構成するpチャネ
ルMOSトランジスタ、45、39は第2の反転回路を
構成するnチャネルMOSトランジスタ、46、40は
第2の反転回路を構成するpチャネルMOSトランジス
タで、41から46で構成される回路あるいは37から
40で構成される回路は図3と同様の回路である。ま
た、47は垂直CCD転送パルス発生回路と垂直CCD
電極間のスイッチとなるnチャネルMOSトランジス
タ、48は読み出しパルス発生回路と垂直CCD電極間
のスイッチとなるpチャネルMOSトランジスタであ
る。なお、nチャネルMOSトランジスタ47のウェル
は第2の反転回路の出力に接続され基板効果によるしき
い電圧の増加を防いでいる。垂直CCD2の読み出しパ
ルスのトリガ−入力端子V1R、V3Rに低い電圧が印
加されている時はノ−ドBの電圧はVDD、ノ−ドCの
電圧は0Vとなっている。この結果、nチャネルMOS
トランジスタ47が導通し垂直CCDの転送パルスが垂
直CCD電極に接続されたノ−ドDに印加される。一
方、ゲ−ト接地されたpチャネルMOSトランジスタ4
8のソ−スドレインには0Vもしくは負電源電圧Vss
が印加されているので導通することはない。ついで、転
送パルスが0Vとなった状態でトリガ−入力端子V1
R、V3Rに高い電圧が掛ると、ノ−ドBが0Vとなり
nチャネルMOSトランジスタ47が非導通となる。一
方、ノ−ドCがVDDとなりpチャネルMOSトランジ
スタ48が導通し垂直CCD電極に接続されたノ−ドD
にVDDが印加される。以上述べたように、本実施例に
よれば垂直CCD3値パルスを垂直CCD転送パルスを
発生する負電源回路と読み出しパルスを発生する正電源
回路を設け、この2つの回路の出力をスイッチにより切
り替えることにより、各MOSトランジスタのソ−スド
レイン間電圧をVDDもしくはVssと低い値としなが
ら3値パルスを発生することができる。
【0020】(3)水平CCD転送パルス発生回路 本実施例の水平CCD転送パルスは出力回路のリセット
電圧と電源電圧を下げるためにその最低電圧を負として
いる。さらに、その最低電圧は無効な電圧領域を生じな
いようにチャネル電圧を低くするためのイオン打ち込み
がなされた水平CCDの第2層ポリシリコン電極下のピ
ンニング電圧より高い値とする。この結果、水平CCD
転送パルス最低電圧は垂直CCD転送パルスの最低電圧
より高い負の値となる。一方、その電圧振幅は消費電力
低減のため通例垂直CCD転送パルスより小さい。そこ
で、本実施例では水平CCDの転送パルスを外部からの
正のトリガ−パルスをレベルシフトした後負電源回路の
電圧振幅を制限することにより発生させる。図5に第1
の実施例の水平CCD転送パルス発生回路を示す。図
中、51は結合容量、52はクランプダイオ−ド、53
は第1の反転回路を構成するnチャネルMOSトランジ
スタ、54は第1の反転回路を構成するpチャネルMO
Sトランジスタ、55は第2の反転回路を構成するnチ
ャネルMOSトランジスタ、56は第2の反転回路を構
成するpチャネルMOSトランジスタで、51から56
で構成される回路は図3と同様の回路である。また、5
7は、パルスの負電圧を制限するためのpチャネルMO
Sトランジスタ、58、59はpチャネルMOSトラン
ジスタ57のゲ−トにバイアス電圧を与えるpチャネル
MOSトランジスタ、60、61、62はバイアス電圧
発生回路を構成するnチャネルMOSトランジスタであ
る。なお、nチャネルMOSトランジスタ60、61、
62のウェルはそれぞれのソ−スに接続され各トランジ
スタのしきい電圧は等しくなっている。H1、H2端子
に印加されたトリガ−パルスにより発生したパルスは、
pチャネルMOSトランジスタ57により負電圧が制限
され、水平CCD転送パルスとなる。第2の反転回路の
出力が0Vの時ノ−ドEはバイアス電圧発生回路のバイ
アス電圧からpチャネルMOSトランジスタ59のしき
い電圧だけ高い値となっている。第2の反転回路の出力
がVssとなるとトランジスタ57のドレインもしくは
ソ−スとゲ−ト間の容量結合により、ノ−ドEの電圧は
低くなる。この後、ノ−ドEの電圧がある電圧以下にな
るとトランジスタ58が導通し、ノ−ドEはバイアス電
圧発生回路のバイアス電圧よりpチャネルMOSトラン
ジスタ58のしきい電圧だけ低い値にクランプされる。
この結果、第2の反転回路の出力はノ−ドEよりpチャ
ネルMOSトランジスタ57のしきい電圧だけ高い値、
すなわち、バイアス電圧発生回路のバイアス電圧と等し
い値に制限される。本実施例によれば水平CCDの転送
パルスを外部からの正のトリガ−パルスをレベルシフト
した後負電源回路の電圧振幅を制限することにより発生
させる事ができる。
【0021】なお、パルスの高電圧を制限するにはトラ
ンジスタ57から59をnチャネルMOSトランジスタ
とし所望のバイアス電圧を与えれば良い。また、パルス
の電圧を制限するために電源電圧に電圧リミッタ−を掛
けても良い。
【0022】(4)リセットパルス発生回路 本実施例ではアウトプットゲ−トの直流バイアス電圧は
水平CCD転送パルスの高電圧である0Vとする。ま
た、リセットトランジスタ5はアウトプットゲ−トを構
成する第2層ポリシリコン電極下と同様のディプレッシ
ョン型トランジスタからなる。この結果、浮遊拡散層か
らの信号電荷の漏れを防ぐためにはリセットパルスの低
電圧は0V以下であれば良い。そこで、本実施例では正
電源と0Vを2電源とする回路によりリセットパルスを
発生させている。図6に第1の実施例のリセットパルス
発生回路を示す。図中、63は第1の反転回路を構成す
るnチャネルMOSトランジスタ、64は第1の反転回
路を構成するpチャネルMOSトランジスタ、65は第
2の反転回路を構成するnチャネルMOSトランジス
タ、66は第2の反転回路を構成するpチャネルMOS
トランジスタで、63から66で構成される回路は図3
と同様の回路である。本実施例によればリセットパルス
は外部からの正のトリガ−パルスを電圧増幅することに
より発生させる事ができる。
【0023】(5)リセット電圧発生回路 本実施例では出力回路の電源電圧を下げるためにリセッ
ト電圧を出力回路の電源電圧と別にし、リセット電圧を
出力回路の電源電圧から昇圧により発生させる。
【0024】図7に第1の実施例のリセット電圧発生回
路を示す。図中、63から66は図6と同様であり、7
1はチャ−ジポンプ用容量、72、73はダイオ−ド接
続されたnチャネルMOSトランジスタである。なお、
nチャネルMOSトランジスタ72のウェルは電源VD
Dに接続され基板効果によるしきい電圧の上昇を防いで
いる。トリガパルスによるチャ−ジポンプにより、正電
源電圧VDDからnチャネルMOSトランジスタのしき
い電圧だけ降下した直流電圧の約2倍がリセット電圧と
なる。本実施例によれば出力回路の電源電圧よりリセッ
ト電圧を昇圧により発生させることにより、何ら外部か
ら供給される電源数を増加させることなく出力回路の電
源電圧をリセット電圧より低い電圧にすることができ
る。なお、高いリセット電圧を得るためにしきい電圧の
低いnチャネルMOSトランジスタが必要なときには図
2(b)の構造で2重pウェルを設けない構造のトラン
ジスタを用いれば良い。
【0025】 (6)負荷トランジスタバイアス電圧発生回路 図8に負荷トランジスタバイアス電圧発生回路を示す。
図中、81、82、83はバイアス電圧発生回路を構成
するnチャネルMOSトランジスタである。なお、nチ
ャネルMOSトランジスタ81、82、83のウェルは
それぞれのソ−スに接続され各トランジスタのしきい電
圧は等しくなっている。電源電圧はダイオ−ド接続され
たトランジスタにより1/3に分圧され負荷のバイアス
電圧となる。なお、バイアス電圧は必要に応じ自由に設
定できることは言うまでもない。 (7)基板電圧発生回路 n型基板20には常時は過剰電圧排出用の直流電圧を印
加し、電子シャッタ動作時には高い正電圧を印加する必
要がある。本実施例ではこの高い電圧を外部のトリガ−
パルスより電圧増幅したパルスを容量結合により基板に
印加し発生させている。図9に第1の実施例の基板電圧
発生回路を示す。図中、91は結合容量、92はクラン
プダイオ−ド、93は第1の反転回路を構成するnチャ
ネルMOSトランジスタ、94は第1の反転回路を構成
するpチャネルMOSトランジスタ、95は第2の反転
回路を構成するnチャネルMOSトランジスタ、96は
第2の反転回路を構成するpチャネルMOSトランジス
タで、91から96で構成される回路は図3と同様の回
路である。また、97は第2の反転回路と基板間の結合
容量、99は基板容量、98は基板に印加される直流電
圧VDDと基板間のスイッチである。なお、スイッチ9
8はCCDを構成していると同様のnチャネルディプレ
ッションMOSトランジスタからなる。SUB端子に印
加される電圧が低いときにはノ−ドFの電圧はVDDと
なり、スイッチ98が導通し基板電圧はVDDとなる。
一方、ノ−ドGはVssとなっている。SUB端子に印
加される電圧が高くなると、まず、ノ−ドFがVssと
なりスイッチ98が閉じる。この後、ノ−ドGがVss
からVDDとなり、基板電圧は(VDD−Vss)の電
圧を容量97と基板容量99で容量分割した値だけ上昇
する。本実施例では以上述べたように容量結合により昇
圧を行うことにより高速で基板に高い電圧を印加でき
る。また、スイッチとしてCCDを構成しているnチャ
ネルディプレッションMOSトランジスタを用いること
により電圧降下なくVDDを基板に印加し、かつ、昇圧
が可能となっている。なお、シャッタ−パルスの振幅を
大きくするために結合容量を大きくしたいときには結合
容量を素子外部に設けても良い。また、シャッタ−パル
スの振幅を大きくする必要のないときは低電圧側電源V
ssを0Vとしても良い。さらに、スイッチ98が非導
通となったときゲ−トドレイン間にかかる高電圧が問題
となるときには図中H部に図5で述べたと同様の電圧リ
ミッタを設ければ良い。これによりスイッチ98のゲ−
トにかかる低電圧はソ−ス電圧がVDDのときスイッチ
が非導通となる最低電圧とすることができ、ゲ−トドレ
イン間電圧の低減が可能となる。
【0026】以上の本実施例によれば、単一レベルの外
部パルスと正、負の2電源により駆動でき、使い勝手が
良く、カメラの低消費電力化を可能とする2次元CCD
型固体撮像素子を提供できる。また、外部パルスから負
値の水平CCD駆動パルスを発生させる回路、出力回路
の電源電圧からリセット電圧を発生する昇圧回路を内蔵
することにより出力回路の電源電圧を低くでき、低消費
電力かつ低雑音の出力回路を実現できる。
【0027】第2の実施例 第1の実施例の垂直CCD3値パルス発生回路では読み
出しパルスの電圧がVDDであり電圧値が不足する場合
がある。本実施例は正電源電圧VDDを垂直CCDの駆
動電極に印加後さらに容量結合により昇圧を行うことに
より正電源電圧以上の読み出し電圧を実現したものであ
る。図10に第2の実施例の垂直CCD3値パルス発生
回路を示す。図中、41から47、48、37から40
は図4と同様である。104は第3の反転回路を構成す
るnチャネルMOSトランジスタ、105は第3の反転
回路を構成するpチャネルMOSトランジスタ、106
は第4の反転回路を構成するnチャネルMOSトランジ
スタ、107は第4の反転回路を構成するpチャネルM
OSトランジスタ、103は昇圧の為のダイオ−ド接続
されたnチャネルMOSトランジスタ、102は昇圧パ
ルスを伝達するためのゲ−ト接地されたpチャネルMO
Sトランジスタ、101は第4の反転回路と垂直CCD
電極との結合容量である。垂直CCDの読み出しパルス
のトリガ−入力端子V1R、V3Rに低い電圧が掛って
いるときはノ−ドBの電圧はVDD、ノ−ドC、Iの電
圧は0Vとなっている。この結果、nチャネルMOSト
ランジスタ47が導通し垂直CCDの転送パルスが垂直
CCD電極に接続されたノ−ドDに印加される。一方、
ゲ−ト接地されたpチャネルMOSトランジスタ48の
ソ−スドレインには0Vもしくは負電源電圧Vssが印
加されているので導通することはない。さらに、pチャ
ネルMOSトランジスタ102のドレインも0Vであり
導通することはなく、そのソ−スはフロ−ティングとな
り、結合容量101は転送パルスの負荷となることはな
い。ついで、転送パルスが0Vとなった状態でトリガ−
入力端子V1R、V3Rに高い電圧が印加されると、ノ
−ドBが0VとなりnチャネルMOSトランジスタ47
が非導通となる。一方、ノ−ドCがVDDとなりpチャ
ネルMOSトランジスタ48が導通し垂直CCD電極に
接続されたノ−ドDはVDDからトランジスタ103の
しきい電圧分だけ降下した電圧が印加される。この後、
ノ−ドIが0VからVDDとなり、pチャネルMOSト
ランジスタ102が導通し、この電圧変化により結合容
量101を介しノ−ドDの電圧がさらに上昇する。以上
述べたように、本実施例によれば正電源電圧VDDを垂
直CCDの駆動電極に印加後さらに容量結合により昇圧
を行うことにより正電源電圧以上の読み出し電圧を実現
できる。なお、読み出しパルスの振幅を大きくするため
に結合容量を大きくしたいときには結合容量を素子外部
に設けても良い。
【0028】第3の実施例 通例、初段のドライバトランジスタが飽和動作し出力回
路が線形範囲で動作するためには、出力回路電源電圧は
リセット電圧より初段のドライバトランジスタのしきい
電圧引いた値より高い必要がある。従って、出力回路電
源電圧を下げるには初段ドライバトランジスタ6のしき
い電圧を大きな値とすれば良い。しかし、図15で述べ
たような次段ドライバ9が初段ドライバ6と同一の構造
を持つ従来例の場合にはトランジスタのしきい電圧が高
すぎると次段ドライバトランジスタが十分に導通せず次
段の動作が困難となる。そこで、本実施例では次段以降
のドライバトランジスタの基板不純物濃度を初段のドラ
イバトランジスタの基板不純物濃度より低くし、次段以
降のドライバトランジスタのしきい電圧を低くし、線形
動作範囲で次段が動作するようにした。図11に第3の
実施例の出力回路構成図を示す。図中、111、112
は初段ソ−スフォロワ−を構成するドライバトランジス
タ、負荷トランジスタ、113、114は次段ソ−スフ
ォロワ−を構成するドライバトランジスタ、負荷トラン
ジスタ、115、116は終段ソ−スフォロワ−を構成
するドライバトランジスタ、負荷トランジスタ、117
は図8で述べた負荷トランジスタのバイアス電圧発生回
路、119は図2(b)で述べた光電変換部と同様のn
型基板20上に形成されたpウェル21と2重pウェル
22の形成領域、118はpウェル21と同じ深さを持
ちやや濃度の高い第3のpウェルの形成領域である。2
重pウェル層はスミア抑圧のため高濃度に設定されてい
る。初段ソ−スフォロワ−の出力電圧は初段ドライバト
ランジスタ111の大きなしきい電圧による電圧降下に
より低い電圧となる。一方、次段及び終段のドライバト
ランジスタ113、115のしきい電圧は0Vに近い小
さな値で、しきい電圧による電圧降下は少なく各段の入
力電圧と出力電圧はほぼ等しく、次段及び終段の動作が
困難となることはない。本実施例によれば次段以降のド
ライバトランジスタ113、115の基板不純物濃度を
初段のドライバトランジスタ111の基板不純物濃度よ
り低くすることにより、次段以降の動作範囲を困難にす
ることなく初段における高いしきい電圧による大きな電
圧降下を実現し、電源電圧を低め、低消費電力、かつ、
低雑音の出力回路を実現できる。なお、本実施例では出
力回路の周波数特性改善を目的としてソ−スフォロワ−
が3段構成の場合を述べたが、段数は2段以上であれば
本発明の効果は同様にえられる。また、電子シャッタ−
時の誤動作を防ぐため第3のpウェル118をpウェル
21と同じ深さでやや高濃度としたが、誤動作が問題と
ならないときは、第3のpウェル118をpウェル21
と同一構造にすれば良い。さらに、負荷トランジスタ1
12、114、116は119と同一構造のウェル内に
形成しても良い。また、ドライバトランジスタ113、
115を分離されたウェル内に形成し、そのウェルを各
ソ−スフォロワ−の出力に接続し基板効果をなくすこと
により、各トランジスタのしきい電圧をさらに0Vに近
づけることができる。
【0029】第4の実施例 第1の実施例では基板にかかる過剰電圧排出用の直流電
圧は正電源VDDとした。しかし、従来例で説明したよ
うにこの直流電圧は素子ごとにばらつき調整が必要であ
る。そこで、本実施例においては、VDDより昇圧した
電圧から基板にかかる直流電圧を降圧により発生させ、
この降圧器に電圧を調整する手段を付加したものであ
る。本発明の第4の実施例を図12から図13により説
明する。図12は第4の実施例の全体構成図、図13は
第4の実施例の基板電圧発生回路である。図12におい
て1から10、12から17は図1と同様である。12
1は図13に示す基板電圧発生回路である。また、V
1、V2、V3、V4、V1R、V3R、H1、H2、
RG、SUB、WELL、VDD、Vss、OUTも図
1と同様である。タイミング発生器のトリガ−パルスと
正、負の2電源から所定の電圧を持つパルスと直流電圧
が素子内部で発生し図17で述べたと同様の動作が行わ
れる。図13で、91から99は図9と同様、139は
図7と同様の直流昇圧回路、131から134はバイア
ス電圧を発生するためのnチャネルMOSトランジス
タ、135はバイアス電圧を調整するためのフュ−ズ、
137は昇圧した電圧をバイアス電圧に応じ降下させ直
流の基板電圧を発生させるCCDを構成していると同様
のnチャネルディプレッションMOSトランジスタ、1
38はトランジスタ137にわずかなバイアス電流を流
すための負荷トランジスタ、136は負荷トランジスタ
138にバイアス電圧を供給する図8と同様の回路であ
る。昇圧回路139の出力電圧は131から134によ
り発生したバイアス電圧よりnチャネルディプレッショ
ンMOSトランジスタ137のしきい電圧の絶対値だけ
高い電圧に降下され基板直流電圧となる。負荷138よ
り供給されるバイアス電流は基板に高い電圧が発生した
際の誤動作を防いでいる。さらに、電圧降下をnチャネ
ルディプレッションMOSトランジスタで行うことによ
り電源電圧VDD以下のバイアス電圧を与えてもVDD
以上の基板電圧を発生することが可能となっている。ま
た、スイッチ98はVDD以上の電圧を伝達するためそ
のウェルを基板電圧発生回路の出力に接続し基板効果に
よるしきい電圧上昇を防いでいる。本回路の他の動作は
図9と同様である。基板電圧の調整は必要に応じフュ−
ズ135を切断することにより可能となっている。フュ
−ズを切断することにより、ノ−ドJの電圧が上昇し基
板電圧は高くなる。本実施例によればVDDより昇圧し
た電圧から基板にかかる直流電圧を降圧により発生さ
せ、この降圧器に電圧を調整する手段を付加することに
より、素子内部で基板電圧調整ができ、CCD型撮像素
子の使い勝手が良くなる。
【0030】第5の実施例 第1の実施例では各端子に外部からトリガ−パルスを印
加しなければならず、カメラシステムを構築するにはタ
イミング発生器と2次元CCD型素子の配線を行わなけ
ればならない。本実施例はこのような煩雑さを回避する
ためタイミング発生器も内蔵した例である。図14に第
5の実施例の構成図を示す。図中、1から17は図1と
同様で、141はタイミング発生器142の電源を外部
の正電源VDDから発生させる降圧回路である。外部の
基本クロックから各パルスのタイミングパルスがタイミ
ング発生器142により発生し、図1と同様にこのパル
スと正、負の電源から所定の電圧レベルのパルスと直流
電圧が発生し、図1と同様の動作が行われる。本実施例
によれば、単一の外部パルスと正、負の2電源とア−ス
により駆動でき、使い勝手の良い2次元CCD型固体撮
像素子を提供できる。
【0031】以上の実施例では、インタ−ラインCCD
型撮像素子の例を述べたが、本発明は、CCD型撮像素
子の具体的構成に依らず、フレ−ムインタ−ライン型、
フレ−ムトランスファ−型、チャ−ジスィ−プ型等のC
CD型撮像素子でも同様に実施できる。また、本発明
は、垂直CCD並びに水平CCDの具体的構成に依らず
例えば、水平CCDが2本並列に設けられたCCD型撮
像素子でも同様の効果がある。以上の結果、第1の実施
例については表2で示す駆動条件で駆動がなされ、図1
7に示す構成によりカメラシステムの中で用いられる。
また第5の実施例については表3で示す駆動条件で駆動
がなされ、図18に示す構成によりカメラシステムの中
で用いられる。何れも従来の表1に示されたものより電
源電圧の種類が非常に少なくなっていることがわかる。
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、CCD型撮像素子で、
外部のドライバが不用となり、外部のDC−DC変換器
の供給する電源数も減り、かつ、カメラシステムを作成
する際に基板に印加する直流電圧を調整する必要がない
ので使い勝手が良くなる。さらに、DC−DC変換器か
ら供給する電源数が減り、タイミング発生器の電源電圧
を下げても素子外部に水平CCDを駆動するためのドラ
イバを素子外部に設ける必要がないので、カメラの低消
費電力化を図れる。また、出力回路のリセット電圧を下
げ、さらに、リセット電圧より出力回路の電源電圧を下
げることができるので、出力回路の消費電力と低雑音化
を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体構成を示す図であ
る。
【図2】図1のA−A’、B−B’に対応する部分並び
にpチャネルMOSトランジスタの断面構造を示す図で
ある。
【図3】図1の垂直CCD転送パルス発生回路を示す回
路図である。
【図4】図1の垂直CCD3値パルス発生回路を示す回
路図である。
【図5】図1の水平CCD転送パルス発生回路を示す回
路図である。
【図6】図1のリセットパルス発生回路を示す回路図で
ある。
【図7】図1のリセット電圧発生回路を示す回路図であ
る。
【図8】図1の出力回路負荷トランジスタのバイアス電
圧発生回路を示す回路図である。
【図9】図1の基板電圧発生回路を示す回路図である。
【図10】本発明の第2の実施例の垂直CCD3値パル
ス発生回路を示す回路図である。
【図11】本発明の第3の実施例の出力回路構成を示す
図である。
【図12】本発明の第4の実施例の全体構成を示す図で
ある。
【図13】図12の基板電圧発生回路を示す図である。
【図14】本発明の第5の実施例の全体構成を示す図で
ある。
【図15】従来のCCD型固体撮像素子の全体構成を示
す図である。
【図16】従来のCCDカメラブロック図である。
【図17】第1の実施例のCCD型固体撮像素子のCC
Dカメラブロック図である。
【図18】第5の実施例のCCD型固体撮像素子のCC
Dカメラブロック図である。
【符号の説明】
1…ホトダイオ−ド、 2…垂直CCD、 3
…水平CCD、 4…アウトプットゲ−ト、 5…リセットゲ−ト、 6、111…初段ソ−スフォロワ−ドライバトランジス
タ、 8、112…初段ソ−スフォロワ−負荷トランジスタ、 9、113…次段ソ−スフォロワ−ドライバトランジス
タ、 10、114…次段ソ−スフォロワ−負荷トランジス
タ、 11、121…基板電圧発生回路、 12…垂直CC
D転送パルス発生回路、 13…垂直CCD3値パルス発生回路、14…水平転送
パルス発生回路、 15…リセットパルス発生回路、 16…リセット
電圧発生回路、 17…負荷ゲ−トバイアス発生回路、 20…n型基
板、 21…p型ウェル、 22…p型2重ウェル、
23…垂直CCDn層、 24…ポリシリコン電極、 25…nウェル、 26
…ホトダイオ−ドn層、 27…表面p+層、 28…遮光用第2層アル
ミ、 29…配線用第1層アルミ、30…n型拡散層、 31、41、51、71、91、97、101…結合容
量、 32、42、52、92…クランプダイオ−ド、 33、43、37、53、63、93…第1反転回路n
チャネルトランジスタ、 34、44、38、54、64、94…第1反転回路p
チャネルトランジスタ、 35、45、39、55、65、95…第2反転回路n
チャネルトランジスタ、 36、46、40、56、66、96…第2反転回路p
チャネルトランジスタ、 47…nチャネルトランジスタスイッチ、 48、102…pチャネルトランジスタスイッチ、 57…pチャネルトランジスタ電圧リミッタ、 58、59…電圧リミット用pチャネルトランジスタ、 60、61、62、81、82、83、131、13
2、133、134…バイアス電圧発生回路nチャネル
トランジスタ、 72、73、103…昇圧回路nチャネルトランジス
タ、 98…nチャネルディプレッショントランジスタスイッ
チ、 99…基板容量、 104…第3反転回路nチャネルトランジスタ、 105…第3反転回路pチャネルトランジスタ、 106…第4反転回路nチャネルトランジスタ、 107…第4反転回路pチャネルトランジスタ、 115…終段ソ−スフォロワ−ドライバトランジスタ、 116…終段ソ−スフォロワ−負荷トランジスタ、 117、136…バイアス電圧発生回路、 118
…第3pウェル、 119…pウェル21とp型2重ウェル22の形成領
域、135…フュ−ズ、 137…nチャネルディプレッショントランジスタ電圧
リミッタ、 138…負荷nチャネルトランジスタ、 139
…昇圧回路、 141…降圧回路、 142…タイミング発生
回路、 V1、V2、V3、V4…垂直CCD転送トリガ−パル
ス入力端子、 V1R、V3R…垂直CCD読み出しトリガ−パルス入
力端子、 H1、H2…水平CCD転送トリガ−パルス入力端子、 RG…リセットトリガ−パルス入力端子、 SUB…電子シャッタトリガ−パルス入力端子、 VD
D…正電源入力端子、 Vss…負電源入力端子、 OUT…信号出力端
子、 WELL…ウェル電圧入力端子、 161、171、181…CCD型撮像素子、 162…タイミング発生器、 163…ドライバ、 164…相関二重サンプリング回路、 165…自動利得制御回路、 166…A/D変換器、 167…ディジタル信号処理回路、 168…D/A変換器、 169…DC−DC変換器、 170…カメラのバッテリー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 秀行 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 佐藤 朗 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元状の光を電気信号に変換する光電変
    換素子群と、該光電変換素子で発生した光信号電荷を順
    次転送する垂直CCDならびに水平CCDと、該水平C
    CDから信号電荷の送られてくる浮遊拡散層をリセット
    するためのリセットトランジスタと、上記水平CCDか
    らの光信号電荷を検知増幅する出力回路としてMOSト
    ランジスタから成る回路構成を有するCCD型固体撮像
    素子において、 外部から複数個のまたは単一のトリガパルスと正、負の
    2電源の供給を得て、上記垂直CCD、水平CCD、リ
    セットトランジスタ、および出力回路を上記トリガパル
    スの入力により所定のパルス電圧および直流電圧により
    駆動する電圧発生回路を少なくとも内蔵することを特徴
    とするCCD型固体撮像素子。
  2. 【請求項2】2次元状の光を電気信号に変換する光電変
    換素子群と、該光電変換素子で発生した光信号電荷を順
    次転送する垂直CCDならびに水平CCDと、該水平C
    CDから信号電荷の送られてくる浮遊拡散層をリセット
    するためのリセットトランジスタと、上記水平CCDか
    らの光信号電荷を検知増幅する出力回路としてMOSト
    ランジスタから成る回路構成を有するCCD型固体撮像
    素子において、 外部から複数個のまたは単一のトリガパルスと正、負の
    2電源の供給を得て、上記垂直CCD、水平CCD、リ
    セットトランジスタ、および出力回路を上記トリガパル
    スの入力により所定のパルス電圧および直流電圧により
    駆動する電圧発生回路を少なくとも内蔵することとし、 上記正、負の2電源は、上記出力回路の電源電圧値と等
    しい正電源値と、上記垂直CCDの転送パルスの最低電
    圧値と等しい負電源値を有することを特徴とするCCD
    型固体撮像素子。
  3. 【請求項3】第1導電型の半導体基板上の第2導電型の
    第1の不純物層内に表面に第2導電型の第2の不純物層
    を設けた2次元状の光を電気信号に変換する光電変換素
    子群と、該光電変換素子で発生した光信号電荷を順次転
    送する垂直CCDならびに水平CCDと、該水平CCD
    から信号電荷の送られてくる浮遊拡散層をリセットする
    ためのリセットトランジスタと、上記水平CCDからの
    光信号電荷を検知増幅する出力回路として第1導電型の
    MOSトランジスタから成る回路構成を有するCCD型
    固体撮像素子において、 外部から複数個のまたは単一のトリガパルスと正、負の
    2電源の供給を得て、上記垂直CCD、水平CCD、リ
    セットトランジスタ、および出力回路を上記トリガパル
    スの入力により所定のパルス電圧および直流電圧により
    駆動する電圧発生回路を少なくとも内蔵することとし、 上記正、負の2電源は、上記出力回路の電源電圧値と等
    しい正電源値と、上記垂直CCDの転送パルスの最低電
    圧値と等しい負電源値を有し、 上記電圧発生回路は、上記出力回路の第1導電型のMO
    Sトランジスタと同一形成による第1導電型のMOSト
    ランジスタと、上記光電変換素子表面の第2導電型の第
    2の不純物層の形成とともにソースドレイン拡散層を形
    成する第2導電型のMOSトランジスタとを相互に接続
    した相補型MOSトランジスタの構成を備えることを特
    徴とするCCD型固体撮像素子。
  4. 【請求項4】上記電圧発生回路は相補型MOSトランジ
    スタの構成を有する電圧発生回路を備え、該電圧発生回
    路は、正電源とアース電源間またはアース電源と負電源
    間、または正電源と負電源間に第1と第2の相補形MO
    Sトランジスタの構成を備え、それぞれの相補形MOS
    トランジスタのゲート相互を接続して入力点とし、それ
    ぞれの相補形MOSトランジスタのソースドレイン間の
    接続点を出力点とし、第1の相補形MOSトランジスタ
    の入力点にトリガパルスを入力し、第1と第2の相補形
    MOSトランジスタの出、入力点を相互に接続し、第2
    の相補形MOSトランジスタの出力点をこれらの回路の
    出力点とするパルス発生回路の構成を備えることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のCCD型
    固体撮像素子。
  5. 【請求項5】請求項4において、アース電源と負電源
    間、または正電源と負電源間に備えるパルス発生回路
    は、該パルス発生回路の入力点がさらに、容量を介して
    外部パルス端子と、またクランプダイオードを介して負
    電源端子とそれぞれ接続されるものであることを特徴と
    するCCD型固体撮像素子。
  6. 【請求項6】上記電圧発生回路は、アース電源と上記負
    電源間に請求項4または請求項5記載のパルス発生回路
    を有して、トリガパルスの入力により上記負電源値の出
    力パルスを発生し、該出力パルスを垂直CCDに印加す
    る垂直CCD転送パルス発生回路を含むことを特徴とす
    る請求項4または請求項5記載のCCD型固体撮像素
    子。
  7. 【請求項7】上記電圧発生回路は、アース電源と上記負
    電源間、および上記正電源とアース電源間にそれぞれ請
    求項5および請求項4記載のパルス発生回路を有して、
    トリガパルスの入力によりそれぞれ上記負電源値の出力
    パルスを発生する垂直CCD転送パルス発生回路と、上
    記正電源値の出力パルスを発生する垂直CCD読み出し
    パルス発生回路とを備えるとともに、両回路の出力を切
    り替えるスイッチ回路を有して垂直CCDに上記負電源
    値、正電源値、および低い電圧値の3値のパルスを印加
    する垂直CCD3値パルス発生回路を含むことを特徴と
    する請求項4乃至請求項6の何れかに記載のCCD型固
    体撮像素子。
  8. 【請求項8】上記電圧発生回路は、アース電源と負電源
    間に請求項4または請求項5記載のパルス発生回路を有
    するとともに、その出力に電圧振幅制限手段を有して、
    トリガパルスの入力により上記負電源値パルスより電圧
    振幅を制限した負電圧パルスを発生して水平CCDに印
    加する水平CCD転送パルス発生回路を含むことを特徴
    とする請求項4乃至請求項7の何れかに記載のCCD型
    固体撮像素子。
  9. 【請求項9】上記電圧発生回路は、上記正電源とアース
    電源間に請求項4記載のパルス発生回路を有してトリガ
    パルスの入力によりパルス電圧を発生し、該パルス電圧
    をリセットトランジスタのゲートに印加するリセットパ
    ルス発生回路を含むことを特徴とする請求項4乃至請求
    項8の何れかに記載のCCD型固体撮像素子。
  10. 【請求項10】上記電圧発生回路は、上記正電源とアー
    ス電源間に請求項4記載のパルス発生回路を有するとと
    もに、該パルス電圧を昇圧して平滑する手段を備え、ト
    リガパルスの入力により該昇圧電圧をリセットトランジ
    スタのドレインに印加するリセット電圧発生回路を含む
    ことを特徴とする請求項4乃至請求項9の何れかに記載
    のCCD型固体撮像素子。
  11. 【請求項11】上記のパルス電圧を昇圧する手段は、正
    電源とアース電源との間のパルス発生回路の出力点に容
    量の一方の端子を接続し、該容量の他方の端子と正電源
    との間をダイオード接続するとともに、該他方の端子と
    出力端子をダイオード接続した構成を備えることを特徴
    とする請求項10記載のCCD型固体撮像素子。
  12. 【請求項12】上記電圧発生回路は、上記正電源と負電
    源間に請求項4または請求項5記載のパルス発生回路を
    有するとともに、基板用直流電源を有し、上記パルス発
    生回路の出力点と基板との間に容量を接続し、かつ、該
    基板と上記基板用直流電源とをディプレッショントラン
    ジスタから成るスイッチを介して接続する構成を有する
    基板電圧発生回路を含むことを特徴とする請求項4乃至
    請求項11の何れかに記載のCCD型固体撮像素子。
  13. 【請求項13】請求項12において、基板用直流電源は
    上記正電源電圧を出力するものとすることを特徴とする
    CCD型固体撮像素子。
  14. 【請求項14】請求項12において、基板用直流電源は
    上記正電源の供給を得て基板に印加する直流電圧を発生
    する回路と該直流電圧を調整する手段を備えて、調整さ
    れた直流電圧を基板への印加出力とするものであること
    を特徴とするCCD型固体撮像素子。
  15. 【請求項15】請求項14において、基板に印加する直
    流電圧を発生する回路は、上記正電源電圧を昇圧した電
    圧から基板に印加する直流電圧を降圧により発生させる
    ものであり、また直流電圧を調整する手段は、電圧調整
    手段を備えたバイアス電圧発生回路の電圧をもとに上記
    降圧電圧を調整するものであることを特徴とするCCD
    型固体撮像素子。
  16. 【請求項16】請求項7記載の正電源とアース電源間の
    第1と第2の相補型MOSトランジスタから成るパルス
    発生回路に、該パルス発生回路と同一の構成の第3と第
    4の相補型MOSトランジスタから成る構成を上記正電
    源とアース電源間に付加し、さらに第3の相補型トラン
    ジスタのゲート相互を接続した入力点を第2の相補型M
    OSトランジスタの出力点に接続し、第4の相補型MO
    Sトランジスタのソースドレイン間を接続した出力点を
    容量を介して垂直CCDに結合する構成を付加して、該
    垂直CCDに正電源電圧以上の読み出し電圧を印加する
    垂直CCD3値パルス発生回路を上記電圧発生回路が含
    むことを特徴とする請求項4乃至請求項15の何れかに
    記載のCCD型固体撮像素子。
  17. 【請求項17】上記出力回路は、複数段の増幅器構成を
    有する場合において、次段以降のドライバトランジスタ
    の基板不純物濃度を初段ドライバトランジスタの基板不
    純物濃度より低くすることを特徴とする請求項1乃至請
    求項16の何れかに記載のCCD型固体撮像素子。
  18. 【請求項18】請求項1または請求項2または請求項3
    において、外部から単一のトリガパルスと正、負の2電
    源の供給を得て動作するCCD型固体撮像素子は、上記
    単一の外部トリガパルスを基本クロックとして該基本ク
    ロックから所望のタイミングの複数個のトリガパルスを
    発生し、該トリガパルスにより内蔵の電圧発生回路を駆
    動するタイミング発生器を内蔵するものであることを特
    徴とするCCD型固体撮像素子。
  19. 【請求項19】請求項18において、内蔵のタイミング
    発生器が請求項4乃至請求項17に記載の電圧発生回路
    にトリガパルスを与えるものであることを特徴とするC
    CD型固体撮像素子。
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