JPH05102956A - 非同期シリアル通信におけるフレーム同期検出装置 - Google Patents
非同期シリアル通信におけるフレーム同期検出装置Info
- Publication number
- JPH05102956A JPH05102956A JP3260303A JP26030391A JPH05102956A JP H05102956 A JPH05102956 A JP H05102956A JP 3260303 A JP3260303 A JP 3260303A JP 26030391 A JP26030391 A JP 26030391A JP H05102956 A JPH05102956 A JP H05102956A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frame
- data
- lock
- clock signal
- Prior art date
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- Pending
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】非同期シリアル通信におけるデジタルデータの
読み取りの誤りを防止するためのフレーム同期検出装置
を提供する。 【構成】データの送信開始のタイミングを知る手段とし
て、フレーム信号を検出するフレーム同期検出部12を
設け、受信データ101にクロック信号112が同期し
ていることを知る手段として、クロック信号発生部11
からのロック信号111を監視するロックエラー検出部
15を設け、フレーム信号が検出されると共にロックエ
ラーが検出されなかったときにのみ、フレーム検出信号
131をフレーム検出信号阻止部13から送出させる。
読み取りの誤りを防止するためのフレーム同期検出装置
を提供する。 【構成】データの送信開始のタイミングを知る手段とし
て、フレーム信号を検出するフレーム同期検出部12を
設け、受信データ101にクロック信号112が同期し
ていることを知る手段として、クロック信号発生部11
からのロック信号111を監視するロックエラー検出部
15を設け、フレーム信号が検出されると共にロックエ
ラーが検出されなかったときにのみ、フレーム検出信号
131をフレーム検出信号阻止部13から送出させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信等によって行
われる非同期シリアル通信に係り、より詳細には、フレ
ーム信号の検出を行うフレーム同期検出装置に関する。
われる非同期シリアル通信に係り、より詳細には、フレ
ーム信号の検出を行うフレーム同期検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】構内無線ハンディターミナル等のよう
に、無線を用いてデジタルデータを送信する装置の場
合、デジタルデータとクロックとを同時に送信すること
ができない。そのため送信側においてはデジタルデータ
のみを送信し、受信側では、図3に示すように、デジタ
ルPLL回路91を用いて、受信したデジタルデータ9
0に基づいたクロック92を生成し、このクロック92
に従ってデジタルデータ93の読み込みを行っている。
に、無線を用いてデジタルデータを送信する装置の場
合、デジタルデータとクロックとを同時に送信すること
ができない。そのため送信側においてはデジタルデータ
のみを送信し、受信側では、図3に示すように、デジタ
ルPLL回路91を用いて、受信したデジタルデータ9
0に基づいたクロック92を生成し、このクロック92
に従ってデジタルデータ93の読み込みを行っている。
【0003】またデジタルデータの送信においてはその
伝送の信頼性を高めるため、送信されるデジタルデータ
はフレーム単位に分割されていて、各フレームデータ
は、フレームデータの送信開始を示すフレーム信号に引
き続いて送信される。そのためフレーム信号の検出を行
うフレーム同期回路94を設け、フレーム信号が検出さ
れたときには、データの読み込み開始を出力95により
指示する構成を採用していた。
伝送の信頼性を高めるため、送信されるデジタルデータ
はフレーム単位に分割されていて、各フレームデータ
は、フレームデータの送信開始を示すフレーム信号に引
き続いて送信される。そのためフレーム信号の検出を行
うフレーム同期回路94を設け、フレーム信号が検出さ
れたときには、データの読み込み開始を出力95により
指示する構成を採用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記デジタルPLL回
路91は、図4に示すように、デジタルデータ90aに
対してクロック92aを生成すると共に、遅延されたデ
ジタルデータ93aを生成する。またフレーム同期回路
94は、クロック92aの立ち上がりエッジに同期して
遅延されたデジタルデータ93aの読み込みを行うこと
によりフレーム信号の検出を行う。
路91は、図4に示すように、デジタルデータ90aに
対してクロック92aを生成すると共に、遅延されたデ
ジタルデータ93aを生成する。またフレーム同期回路
94は、クロック92aの立ち上がりエッジに同期して
遅延されたデジタルデータ93aの読み込みを行うこと
によりフレーム信号の検出を行う。
【0005】しかし混信等が生じた場合では、図5に示
すように、受信されたデジタルデータ90bの位相に乱
れが生じ、位相同期の外れたクロック92bがデジタル
PLL回路91によって生成されることとなる。
すように、受信されたデジタルデータ90bの位相に乱
れが生じ、位相同期の外れたクロック92bがデジタル
PLL回路91によって生成されることとなる。
【0006】またフレーム同期回路94は、このクロッ
ク92bに基づいて遅延されたデジタルデータ93bの
読み込みを行う。そのため同期の外れたクロック92b
に基づいてフレーム信号検出を示す出力95が送出され
ることとなり、この出力95に従って開始されたデジタ
ルデータの読み取りにおいては、クロック92bがデジ
タルデータ93bに同期していないため、読み取られた
デジタルデータは間違ったデータになるという問題が生
じていた。
ク92bに基づいて遅延されたデジタルデータ93bの
読み込みを行う。そのため同期の外れたクロック92b
に基づいてフレーム信号検出を示す出力95が送出され
ることとなり、この出力95に従って開始されたデジタ
ルデータの読み取りにおいては、クロック92bがデジ
タルデータ93bに同期していないため、読み取られた
デジタルデータは間違ったデータになるという問題が生
じていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するため着想され
たものであり、その目的は、デジタルデータの読み取り
の誤りを防止することのできる非同期シリアル通信にお
けるフレーム同期検出装置を提供することにある。
たものであり、その目的は、デジタルデータの読み取り
の誤りを防止することのできる非同期シリアル通信にお
けるフレーム同期検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の非同期シリアル通信におけるフレーム同期検出
装置は、受信データに同期したクロック信号を生成する
と共に、このクロック信号が受信データに同期したこと
を示すロック信号を送出するクロック信号発生部と、ク
ロック信号に基づいて受信データに現れるフレーム信号
の検出を行うことにより、フレーム検出信号を生成する
フレーム同期検出部と、フレーム同期検出部がフレーム
信号の検出を行っている期間内にロック信号がロック外
れを示すときには、エラー信号を送出するロックエラー
検出部と、エラー信号が送出されるときにはフレーム検
出信号の送出を停止するフレーム検出信号阻止部とを備
えた構成を用いる。
本発明の非同期シリアル通信におけるフレーム同期検出
装置は、受信データに同期したクロック信号を生成する
と共に、このクロック信号が受信データに同期したこと
を示すロック信号を送出するクロック信号発生部と、ク
ロック信号に基づいて受信データに現れるフレーム信号
の検出を行うことにより、フレーム検出信号を生成する
フレーム同期検出部と、フレーム同期検出部がフレーム
信号の検出を行っている期間内にロック信号がロック外
れを示すときには、エラー信号を送出するロックエラー
検出部と、エラー信号が送出されるときにはフレーム検
出信号の送出を停止するフレーム検出信号阻止部とを備
えた構成を用いる。
【0009】
【作用】非同期シリアル通信において誤り無くデータの
受信を行うためには、受信データに同期したクロック信
号が不可欠であると共に、受信すべきデータの送信開始
のタイミングを知る必要がある。これら2つの条件の双
方が成立しない場合にはデータ誤りとなる。
受信を行うためには、受信データに同期したクロック信
号が不可欠であると共に、受信すべきデータの送信開始
のタイミングを知る必要がある。これら2つの条件の双
方が成立しない場合にはデータ誤りとなる。
【0010】そのためデータの送信開始のタイミングを
知る手段として、フレーム同期検出部を設けることによ
ってフレーム信号の検出を行わせ、受信データにクロッ
ク信号が同期していることを知る手段として、ロックエ
ラー検出部を設けることによりクロック信号発生部から
のロック信号の監視を行わせている。そしてフレーム信
号が検出されると共にロックエラーが検出されなかった
ときにのみ、フレーム検出信号がフレーム検出信号阻止
部から送出される。
知る手段として、フレーム同期検出部を設けることによ
ってフレーム信号の検出を行わせ、受信データにクロッ
ク信号が同期していることを知る手段として、ロックエ
ラー検出部を設けることによりクロック信号発生部から
のロック信号の監視を行わせている。そしてフレーム信
号が検出されると共にロックエラーが検出されなかった
ときにのみ、フレーム検出信号がフレーム検出信号阻止
部から送出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の電気的構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【0013】図において、図示されていない受信部によ
り受信されたデジタルデータである受信データ101
は、デジタルPLL回路により構成されたクロック信号
発生部11に導かれており、このクロック信号発生部1
1によって生成されたクロック信号112および遅延さ
れた受信データ113は、シリアルパラレル変換部14
(CPUチップ内に設けられている)とフレーム同期検
出部12とに与えられている。
り受信されたデジタルデータである受信データ101
は、デジタルPLL回路により構成されたクロック信号
発生部11に導かれており、このクロック信号発生部1
1によって生成されたクロック信号112および遅延さ
れた受信データ113は、シリアルパラレル変換部14
(CPUチップ内に設けられている)とフレーム同期検
出部12とに与えられている。
【0014】またクロック信号発生部11によって生成
され、受信データ101にクロック信号112が同期し
ていることを示すロック信号111は、31個のラッチ
回路SH1〜SH31により構成されたシフトレジスタ
のデータ入力(ラッチ回路SH1のD)に導かれてお
り、各ラッチ回路SH1〜SH31のそれぞれの出力Q
は、31ビットの負論理入力を有するAND回路151
の各入力に接続されている。そして各ラッチ回路SH1
〜SH31のクロック入力CKにはクロック信号112
が与えられている。
され、受信データ101にクロック信号112が同期し
ていることを示すロック信号111は、31個のラッチ
回路SH1〜SH31により構成されたシフトレジスタ
のデータ入力(ラッチ回路SH1のD)に導かれてお
り、各ラッチ回路SH1〜SH31のそれぞれの出力Q
は、31ビットの負論理入力を有するAND回路151
の各入力に接続されている。そして各ラッチ回路SH1
〜SH31のクロック入力CKにはクロック信号112
が与えられている。
【0015】フレーム同期検出部12から送出される出
力であり、フレーム信号の検出を示すフレーム検出信号
121と、AND回路151の出力であるエラー信号1
52とは、AND回路により構成されたフレーム検出信
号阻止部13の2つの入力に導かれており、このフレー
ム検出信号阻止部13の出力はシリアルパラレル変換部
14に送出されている。シリアルパラレル変換部14で
は、フレーム検出信号阻止部13の出力をトリガとして
シリアルデータをパラレルデータに変換し、その出力を
図示されていない信号処理部に送出している。
力であり、フレーム信号の検出を示すフレーム検出信号
121と、AND回路151の出力であるエラー信号1
52とは、AND回路により構成されたフレーム検出信
号阻止部13の2つの入力に導かれており、このフレー
ム検出信号阻止部13の出力はシリアルパラレル変換部
14に送出されている。シリアルパラレル変換部14で
は、フレーム検出信号阻止部13の出力をトリガとして
シリアルデータをパラレルデータに変換し、その出力を
図示されていない信号処理部に送出している。
【0016】以上の構成において、ロックエラー検出部
15は、ラッチ回路SH1〜SH31により構成された
シフトレジスタとAND回路151とによる構成となっ
ている。またフレーム信号は31ビットの特定データに
より構成されている。
15は、ラッチ回路SH1〜SH31により構成された
シフトレジスタとAND回路151とによる構成となっ
ている。またフレーム信号は31ビットの特定データに
より構成されている。
【0017】図2は主要信号の波形を示すタイミングチ
ャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、以下に
本発明の一実施例の動作について説明する。
ャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、以下に
本発明の一実施例の動作について説明する。
【0018】クロック信号発生部11は、導かれた受信
データ101(図2においてはS11として示す)に同
期したクロック信号112(図2においてはCK11に
より示す)を生成する。またこの生成したクロック信号
112(CK11)の立ち下がりエッジによって受信デ
ータ101(S11)をサンプリングし、サンプリング
した信号を遅延された受信データ113(図2ではS1
2により示す)として出力する。そしてクロック信号1
12が受信データ101に同期しているときには、ロッ
ク信号111にLレベルL11を出力し、同期が外れた
ときにはHレベルH11を送出する。
データ101(図2においてはS11として示す)に同
期したクロック信号112(図2においてはCK11に
より示す)を生成する。またこの生成したクロック信号
112(CK11)の立ち下がりエッジによって受信デ
ータ101(S11)をサンプリングし、サンプリング
した信号を遅延された受信データ113(図2ではS1
2により示す)として出力する。そしてクロック信号1
12が受信データ101に同期しているときには、ロッ
ク信号111にLレベルL11を出力し、同期が外れた
ときにはHレベルH11を送出する。
【0019】一方、シリアルパラレル変換部14は、ク
ロック信号112の立ち上がりエッジに同期(時刻T1
1)して遅延された受信データ113の読み込みを行
い、ロックエラー検出部15は、クロック信号112の
立ち上がりエッジに同期してロック信号111の読み込
みを行う。
ロック信号112の立ち上がりエッジに同期(時刻T1
1)して遅延された受信データ113の読み込みを行
い、ロックエラー検出部15は、クロック信号112の
立ち上がりエッジに同期してロック信号111の読み込
みを行う。
【0020】いまフレーム信号の最初のビットが、時刻
T12において受信データ101に現れ、時刻T13に
おいてフレーム信号の最後のビットが送出されるとする
(遅延された受信データ113としては、期間t12に
おけるデータとなる)。また時刻T12から時刻T13
の期間t11においては混信等の悪条件の発生が無かっ
たため、クロック信号112は常に受信データ101に
同期して生成されたとする。
T12において受信データ101に現れ、時刻T13に
おいてフレーム信号の最後のビットが送出されるとする
(遅延された受信データ113としては、期間t12に
おけるデータとなる)。また時刻T12から時刻T13
の期間t11においては混信等の悪条件の発生が無かっ
たため、クロック信号112は常に受信データ101に
同期して生成されたとする。
【0021】上記条件においては、期間t11において
ロック信号111は常にLレベルL12に保たれる。そ
のためシフトレジスタの各ラッチ回路SH1〜SH31
の出力Qはその全てがLレベルとなるので(期間t11
はクロック信号112の31クロック期間となる)、エ
ラー信号152は、時刻T13には必ずHレベルH12
となる。
ロック信号111は常にLレベルL12に保たれる。そ
のためシフトレジスタの各ラッチ回路SH1〜SH31
の出力Qはその全てがLレベルとなるので(期間t11
はクロック信号112の31クロック期間となる)、エ
ラー信号152は、時刻T13には必ずHレベルH12
となる。
【0022】またフレーム同期検出部12は、クロック
信号112の時刻T13における立ち上がりエッジに同
期して、フレーム信号の最後のビットの読み取りを行う
ことから、読み取りの完了となったときには、フレーム
検出信号121には、フレーム信号の検出を示すHレベ
ルH13が送出される。そのためフレーム検出信号阻止
部13の出力131には、フレーム信号の検出を示す信
号であり、データの読み取りの開始を指示する信号であ
るHレベルH14が現れ、シリアルパラレル変換部14
にデータの読み取りの開始の指示を与える。この開始の
指示が与えられたシリアルパラレル変換部14は、時刻
T13以後において、遅延された受信データ113の読
み取りを開始する。
信号112の時刻T13における立ち上がりエッジに同
期して、フレーム信号の最後のビットの読み取りを行う
ことから、読み取りの完了となったときには、フレーム
検出信号121には、フレーム信号の検出を示すHレベ
ルH13が送出される。そのためフレーム検出信号阻止
部13の出力131には、フレーム信号の検出を示す信
号であり、データの読み取りの開始を指示する信号であ
るHレベルH14が現れ、シリアルパラレル変換部14
にデータの読み取りの開始の指示を与える。この開始の
指示が与えられたシリアルパラレル変換部14は、時刻
T13以後において、遅延された受信データ113の読
み取りを開始する。
【0023】またフレーム信号が、時刻T14から時刻
T15に到る期間t13において送出されたとし、この
ときには混信が生じて受信データ101のエッジの位相
が乱れたために、クロック信号発生部11はロック信号
111に同期の外れを示すHレベルH15、H16を送
出したとする。また遅延された受信データ113は、ク
ロック信号112の同期外れが生じたにも関わらず、期
間t13におけるレベルは、その全てがデータ0を示す
LレベルL13になっているとする。
T15に到る期間t13において送出されたとし、この
ときには混信が生じて受信データ101のエッジの位相
が乱れたために、クロック信号発生部11はロック信号
111に同期の外れを示すHレベルH15、H16を送
出したとする。また遅延された受信データ113は、ク
ロック信号112の同期外れが生じたにも関わらず、期
間t13におけるレベルは、その全てがデータ0を示す
LレベルL13になっているとする。
【0024】上記条件において時刻T15となったと
き、フレーム同期検出部12は、31ビットの特定デー
タの読み込みを行ったため、フレーム信号の検出を示す
HレベルH17をフレーム検出信号121として送出す
る。
き、フレーム同期検出部12は、31ビットの特定デー
タの読み込みを行ったため、フレーム信号の検出を示す
HレベルH17をフレーム検出信号121として送出す
る。
【0025】一方、ロックエラー検出部15におけるシ
フトレジスタでは、31個のラッチ回路SH1〜SH3
1のうち、少なくとも1つ以上のラッチ回路が、ロック
信号111に現れたHレベルH15、H16を記憶して
いるため、AND回路151の入力の全てがLレベルと
はならない。その結果エラー信号152のレベルは時刻
T15になったときにもLレベルL14に留まることと
なり、出力131は、フレーム検出信号121にHレベ
ルH17が現れたにも関わらずLレベルL15が続くこ
ととなって、シリアルパラレル変換部14はデータの読
み込みを開始しない。つまり同期外れのクロック信号1
12(CK12)に基づくデータの読み込みが開始され
ない。
フトレジスタでは、31個のラッチ回路SH1〜SH3
1のうち、少なくとも1つ以上のラッチ回路が、ロック
信号111に現れたHレベルH15、H16を記憶して
いるため、AND回路151の入力の全てがLレベルと
はならない。その結果エラー信号152のレベルは時刻
T15になったときにもLレベルL14に留まることと
なり、出力131は、フレーム検出信号121にHレベ
ルH17が現れたにも関わらずLレベルL15が続くこ
ととなって、シリアルパラレル変換部14はデータの読
み込みを開始しない。つまり同期外れのクロック信号1
12(CK12)に基づくデータの読み込みが開始され
ない。
【0026】なお本発明は上記実施例に限定されず、フ
レーム信号については31ビットの特定データにより構
成した場合について説明したが、その他のビット数とし
て、例えば7ビット、あるいは15ビット、あるいは6
3ビット等の任意のビット数とする構成が可能である
(このときにはシフトレジスタのラッチ回路数をフレー
ム信号のビット数に一致させた構成とする)。
レーム信号については31ビットの特定データにより構
成した場合について説明したが、その他のビット数とし
て、例えば7ビット、あるいは15ビット、あるいは6
3ビット等の任意のビット数とする構成が可能である
(このときにはシフトレジスタのラッチ回路数をフレー
ム信号のビット数に一致させた構成とする)。
【0027】またフレーム信号としてはデータの0が連
続する構成とした場合について説明したが、その他のデ
ータ構成として、例えばデータの1が連続する構成、あ
るいはデータの0と1とが混在する構成等とすることが
可能である。
続する構成とした場合について説明したが、その他のデ
ータ構成として、例えばデータの1が連続する構成、あ
るいはデータの0と1とが混在する構成等とすることが
可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る非同期シリアル通信におけ
るフレーム同期検出装置は、データの送信開始のタイミ
ングを知る手段としてフレーム同期検出部を設けると共
に、受信データにクロック信号が同期していることを知
る手段としてロックエラー検出部を設け、フレーム信号
が検出されると共にロックエラーが検出されなかったと
きにのみフレーム検出信号阻止部からフレーム検出信号
を送出させているため、受信データに同期したクロック
信号が生成され、且つ受信すべきデータの送信開始の指
示があったときにのみデータの受信が行われるので、デ
ジタルデータの読み取りにおける読み取りエラーを防止
することが可能になるといった効果を奏する。
るフレーム同期検出装置は、データの送信開始のタイミ
ングを知る手段としてフレーム同期検出部を設けると共
に、受信データにクロック信号が同期していることを知
る手段としてロックエラー検出部を設け、フレーム信号
が検出されると共にロックエラーが検出されなかったと
きにのみフレーム検出信号阻止部からフレーム検出信号
を送出させているため、受信データに同期したクロック
信号が生成され、且つ受信すべきデータの送信開始の指
示があったときにのみデータの受信が行われるので、デ
ジタルデータの読み取りにおける読み取りエラーを防止
することが可能になるといった効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】主要信号の波形を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図3】従来技術の電気的構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】従来技術において、受信データにクロック信号
が同期している場合の波形を示すタイミングチャートで
ある。
が同期している場合の波形を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】従来技術において、受信データにクロック信号
が同期しなかった場合の波形を示すタイミングチャート
である。
が同期しなかった場合の波形を示すタイミングチャート
である。
11 クロック信号発生部 12 フレーム同期検出部 13 フレーム検出信号阻止部 15 ロックエラー検出部 101 受信データ 111 ロック信号 112 クロック信号 121 フレーム検出信号 152 エラー信号
Claims (1)
- 【請求項1】 受信データに同期したクロック信号を生
成すると共に、このクロック信号が前記受信データに同
期したことを示すロック信号を送出するクロック信号発
生部と、 前記クロック信号に基づいて前記受信データに現れるフ
レーム信号の検出を行うことにより、フレーム検出信号
を生成するフレーム同期検出部と、 このフレーム同期検出部がフレーム信号の検出を行って
いる期間内に前記ロック信号がロック外れを示すときに
は、エラー信号を送出するロックエラー検出部と、 前記エラー信号が送出されるときには前記フレーム検出
信号の送出を停止するフレーム検出信号阻止部とを備え
たことを特徴とする非同期シリアル通信におけるフレー
ム同期検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260303A JPH05102956A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 非同期シリアル通信におけるフレーム同期検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260303A JPH05102956A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 非同期シリアル通信におけるフレーム同期検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05102956A true JPH05102956A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17346162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3260303A Pending JPH05102956A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 非同期シリアル通信におけるフレーム同期検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05102956A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111917504A (zh) * | 2020-07-20 | 2020-11-10 | 武汉海奥电气有限公司 | 一种传输多路数据的双线同步高速传输系统 |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3260303A patent/JPH05102956A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111917504A (zh) * | 2020-07-20 | 2020-11-10 | 武汉海奥电气有限公司 | 一种传输多路数据的双线同步高速传输系统 |
CN111917504B (zh) * | 2020-07-20 | 2022-07-05 | 武汉海奥电气有限公司 | 一种传输多路数据的双线同步高速传输系统 |
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