JPH05102809A - 可変遅延回路 - Google Patents

可変遅延回路

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JPH05102809A
JPH05102809A JP3261971A JP26197191A JPH05102809A JP H05102809 A JPH05102809 A JP H05102809A JP 3261971 A JP3261971 A JP 3261971A JP 26197191 A JP26197191 A JP 26197191A JP H05102809 A JPH05102809 A JP H05102809A
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Takeshi Koyashiki
剛 小屋敷
Kohei Teruyama
康平 照山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】可変遅延回路に関し、出力信号としてLレベル
を得る場合につき、選択により、微小な時間差を有する
2種類の遅延時間を容易に得ることができ、遅延時間微
調整回路などを簡単に構成することができるようにす
る。 【構成】プルアップ回路をpMOS14で構成すると共
に、プルダウン回路をnMOS15〜18で構成し、p
MOS14、nMOS15、18のゲートを入力端子9
に接続し、nMOS16のゲートを選択信号入力端子1
0に接続して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遅延時間微調整回路を
構成する場合などに使用して好適な可変遅延回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可変遅延回路として図3
7にその回路図を示すようなものが知られている。図
中、INは入力信号、1〜3はゲート、4、5は配線で
あり、配線4は、配線5よりも長く形成され、その寄生
容量が配線5の寄生容量よりも大きくなるようにされて
いる。また、Sは選択信号、OUTは出力信号である。
【0003】ここに、ゲート1は、選択信号SがLレベ
ルの場合は導通、Hレベルの場合は非導通となるように
構成されている。これに対して、ゲート2は、選択信号
SがHレベルの場合は導通、Lレベルの場合は非導通と
なるように構成されている。なお、ゲート3は、選択信
号Sに関係なく、導通となるように構成されている。
【0004】したがって、この可変遅延回路では、選択
信号SをLレベルにすると、入力信号INは、ゲート
1、配線4、ゲート3を通過して出力信号OUTとな
る。また、選択信号SをHレベルにすると、入力信号I
Nは、ゲート2、配線5、ゲート3を通過して出力信号
OUTとなる。
【0005】そこで、この可変遅延回路において、選択
信号SをLレベルにした場合には、例えば、550ps
の遅延時間を得、選択信号SをHレベルにした場合に
は、例えば、500psの遅延時間が得られるように、
配線4、5の長さが決定されている。
【0006】また、図38は、図37に示す可変遅延回
路と同一構成の10個の可変遅延回路61〜610を直列
接続して遅延時間微調整回路を構成した場合を示してお
り、S1〜S10は、図37に示す選択信号Sに該当す
る。
【0007】この遅延時間微調整回路では、選択信号S
1〜S10=Hレベルの場合には、最小の遅延時間として
5000psを得ることができ、選択信号S1〜S10
Lレベルの場合には、最大の遅延時間として5500p
sを得ることができる。そして、また、5000〜55
00psの間で、最小50psの微調整を行うことがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図37に示す
可変遅延回路は、配線4、5の長さの違いにより異なる
遅延時間を得るように構成されているので、微小な時間
差を容易に得ることが困難であり、遅延時間微調整回路
等を容易に構成することができないという問題点を有し
ていた。
【0009】本発明は、かかる点に鑑み、選択により、
微小な時間差を有する複数の遅延時間を容易に得ること
ができ、遅延時間微調整回路等を容易に構成することが
できるようにした可変遅延回路を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明中、第1の
発明の原理説明図であり、この第1の発明による可変遅
延回路は、電源線140と出力端子141との間に入力
信号INに基づいてプルアップ動作を行うプルアップ回
路142を接続すると共に、出力端子141と電源線1
40よりも低電圧を供給する電源線143との間に入力
信号INに基づいてプルダウン動作を行い、かつ、選択
信号により遅延時間を可変できるプルダウン回路144
を接続して構成される。なお、145は入力端子であ
る。
【0011】図2は本発明中、第2の発明の原理説明図
であり、この第2の発明による可変遅延回路は、電源線
140と出力端子141との間に入力信号INに基づい
てプルアップ動作を行い、かつ、選択信号により遅延時
間を可変できるプルアップ回路146を接続すると共
に、出力端子141と電源線140よりも低電圧を供給
する電源線143との間に入力信号INに基づいてプル
ダウン動作を行うプルダウン回路147を接続して構成
される。
【0012】
【作用】本発明中、第1の発明においては、プルダウン
回路として、選択信号により遅延時間を可変できるプル
ダウン回路144を設けているので、出力信号OUTと
してLレベルを得る場合につき、選択により、微小な時
間差を有する複数の遅延時間を容易に得ることができ
る。
【0013】また、第2の発明においては、プルアップ
回路として、選択信号により遅延時間を可変できるプル
アップ回路146を設けているので、出力信号OUTと
してHレベルを得る場合につき、選択により、微小な時
間差を有する複数の遅延時間を容易に得ることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図3〜図36を参照して、本発明の第
1実施例〜第8実施例について説明する。なお、第1実
施例〜第4実施例は、出力信号OUTとしてLレベルを
得る場合につき、微小な時間差を有する2種類又は3種
類の遅延時間を得ようとするものであり、第5実施例〜
第8実施例は、出力信号OUTとしてHレベルを得る場
合につき、微小な時間差を有する2種類又は3種類の遅
延時間を得ようとするものである。
【0015】第1実施例・・図3〜図6 図3は本発明の第1実施例を示す回路図である。図中、
9は入力信号INが入力される入力端子、10は選択信
号Sが入力される選択信号入力端子、11は出力信号O
UTが出力される出力端子である。
【0016】また、12は電源電圧VDDを供給するV
DD電源線、13は電源電圧VSS(<VDD)を供給
するVSS電源線、14はプルアップ回路を構成するp
チャネルMOSトランジスタ(以下、pMOSとい
う)、15〜18はプルダウン回路を構成するnチャネ
ルMOSトランジスタ(以下、nMOSという)、19
はインバータである。
【0017】ここに、nMOS15、16からなるnM
OS直列回路は、出力端子11側から数えて1段目に接
続されているnMOS15のゲートを入力端子9に接続
され、nMOS17、18からなるnMOS直列回路
は、出力端子11側から数えて2段目に接続されている
nMOS18のゲートを入力端子9に接続されている。
【0018】即ち、nMOS15、16からなるnMO
S直列回路と、nMOS17、18からなるnMOS直
列回路との間では、出力端子11側又はVSS電源線1
3側から数えて同じ段数目に接続されているnMOSの
ゲートが入力端子9に接続されないようにしている。
【0019】また、nMOS15、16からなるnMO
S直列回路は、nMOS16のゲートを選択信号入力端
子9に接続され、nMOS17、18からなるnMOS
直列回路は、nMOS17のゲートをインバータ19の
出力端子に接続されている。
【0020】即ち、選択信号Sにより、nMOS15、
16からなるnMOS直列回路又はnMOS17、18
からなるnMOS直列回路のうち、いずれかのnMOS
直列回路をプルダウン回路として選択、活性化できるよ
うに構成されている。これらが、この第1実施例の特徴
点の一つであり、後述するように2種類の遅延時間を得
るための手段の一つとなっている。
【0021】図4及び図5は、この第1実施例の動作を
示す回路図、図6は、この第1実施例の動作を示すタイ
ムチャートである。この第1実施例では、選択信号S=
Lレベルとした場合、nMOS16が非導通(以下、O
FFという)、nMOS17が導通(以下、ONとい
う)となる。図4は、この場合の等価回路を示したもの
であり、nMOS17は、ON抵抗で表示している。
【0022】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合に
は、pMOS14=ON、nMOS18=OFFとな
り、出力信号OUT=Hレベルとなる。この状態から、
入力信号IN=Hレベルに反転すると、pMOS14=
OFF、nMOS18=ONとなり、出力信号OUTは
HレベルからLレベルに反転する。
【0023】この場合、nMOS18は、入力信号IN
がVth18(nMOS18のスレッショルド電圧)に上昇
した時点でONとなる。図6において、破線20は、こ
の場合の変化を示している。
【0024】これに対して、選択信号S=Hレベルとし
た場合、nMOS16=ON、nMOS17=OFFと
なる。図5は、この場合の等価回路を示したものであ
り、nMOS16は、ON抵抗で表示している。
【0025】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合、
pMOS14=ON、nMOS15=OFFとなり、出
力信号OUT=Hレベルとなる。この状態から、入力信
号IN=Hレベルに反転すると、pMOS14=OF
F、nMOS15=ONとなり、出力信号OUTはHレ
ベルからLレベルに反転する。
【0026】この場合、nMOS15は、入力信号IN
がV16(nMOS16のON抵抗)+Vth15(nMOS
15のスレッショルド電圧)に上昇した時点でONとな
る。図6において、実線21は、この場合の変化を示し
ている。
【0027】このように、この第1実施例によれば、出
力信号OUTとしてLレベルを得る場合につき、選択に
より、微小な時間差を有する2種類の遅延時間を容易に
得ることができ、これを使用する場合には、遅延時間微
調整回路などを簡単に構成することができる。
【0028】第2実施例・・図7〜図10 図7は本発明の第2実施例を示す回路図である。図中、
22は入力信号INが入力される入力端子、23は選択
信号Sが入力される選択信号入力端子、24は出力信号
OUTが出力される出力端子である。
【0029】また、25は電源電圧VDDを供給するV
DD電源線、26は電源電圧VSSを供給するVSS電
源線、27はプルアップ回路を構成するpMOS、28
〜33はプルダウン回路を構成するnMOS、34はイ
ンバータである。
【0030】ここに、nMOS28、29、30からな
るnMOS直列回路は、出力端子24側から数えて1段
目に接続されているnMOS28のゲートを入力端子2
2に接続され、nMOS31、32、33からなるnM
OS直列回路は、出力端子24側から数えて3段目に接
続されているnMOS33のゲートを入力端子22に接
続されている。
【0031】即ち、nMOS28、29、30からなる
nMOS直列回路と、nMOS31、32、33からな
るnMOS直列回路との間では、出力端子24側又はV
SS電源線26側から数えて同じ段数目に接続されてい
るnMOSのゲートが入力端子22に接続されないよう
にしている。
【0032】また、nMOS28、29、30からなる
nMOS直列回路は、nMOS29、30のゲートを選
択信号入力端子23に接続され、nMOS31、32、
33からなるnMOS直列回路は、nMOS31、32
のゲートをインバータ34の出力端子に接続されてい
る。
【0033】即ち、選択信号Sにより、nMOS28、
29、30からなるnMOS直列回路又はnMOS3
1、32、33からなるnMOS直列回路のうち、いず
れかのnMOS直列回路をプルダウン回路として選択で
きるように構成されている。これらが、この第2実施例
の特徴点の一つであり、後述するように2種類の遅延時
間を得るための手段の一つとなっている。
【0034】図8及び図9は、この第2実施例の動作を
示す回路図、図10は、この第2実施例の動作を示すタ
イムチャートである。この第2実施例では、選択信号S
=Lレベルとした場合、nMOS29、30=OFF、
nMOS31、32=ONとなる。図8は、この場合の
等価回路を示したものであり、nMOS31、32は、
ON抵抗で表示している。
【0035】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合に
は、pMOS27=ON、nMOS33=OFFとな
り、出力信号OUT=Hレベルとなる。この状態から、
入力信号INがHレベルに反転すると、pMOS27=
OFF、nMOS33=ONとなり、出力信号OUTは
HレベルからLレベルに反転する。
【0036】この場合、nMOS33は、入力信号IN
がVth33(nMOS33のスレッショルド電圧)に上昇
した時点でONとなる。図10において、破線35は、
この場合の変化を示している。
【0037】これに対して、選択信号S=Hレベルとし
た場合、nMOS29、30=ON、nMOS31、3
2=OFFとなる。図9は、この場合の等価回路を示し
たものであり、nMOS29、30は、ON抵抗で表示
している。
【0038】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合に
は、pMOS27=ON、nMOS28=OFFとな
り、出力信号OUTはHレベルとなる。この状態から、
入力信号INがHレベルに反転すると、pMOS27=
OFF、nMOS28=ONとなり、出力信号OUTは
HレベルからLレベルに反転する。
【0039】この場合、nMOS28は、入力信号IN
がV30(nMOS30のON抵抗)+V29(nMOS2
9のON抵抗)+Vth28(nMOS28のスレッショル
ド電圧)に上昇した時点でONとなる。図9において、
実線36は、この場合の変化を示している。
【0040】このように、この第2実施例によれば、出
力信号OUTとしてLレベルを得る場合につき、選択に
より、第1実施例の場合よりは大きい2種類の微小な時
間差を有する遅延時間を容易に得ることができ、これを
使用する場合には、遅延時間微調整回路などを簡単に構
成することができる。
【0041】第3実施例・・図11〜図15 図11は本発明の第3実施例を示す回路図である。図
中、37は入力信号INが入力される入力端子、38、
39、40はそれぞれ選択信号S1、S2、S3が入力
される選択信号入力端子、41は出力信号OUTが出力
される出力端子である。
【0042】また、42は電源電圧VDDを供給するV
DD電源線、43は電源電圧VSSを供給するVSS電
源線、44はプルアップ回路を構成するpMOS、45
〜53はプルダウン回路を構成するnMOSである。
【0043】ここに、nMOS45、46、47からな
るnMOS直列回路は、出力端子41側から数えて1段
目に接続されているnMOS45のゲートを入力端子3
7に接続され、nMOS48、49、50からなるnM
OS直列回路は、出力端子41側から数えて2段目に接
続されているnMOS49のゲートを入力端子37に接
続され、nMOS51、52、53からなるnMOS直
列回路は、出力端子41側から数えて3段目に接続され
ているnMOS53のゲートを入力端子37に接続され
ている。
【0044】即ち、nMOS45、46、47からなる
nMOS直列回路と、nMOS48、49、50からな
るnMOS直列回路と、nMOS51、52、53から
なるnMOS直列回路との間では、出力端子41側又は
VSS電源線43側から数えて同じ段数目に接続されて
いるnMOSのゲートが入力端子37に接続されないよ
うにしている。
【0045】また、nMOS45、46、47からなる
nMOS直列回路は、nMOS46、47のゲートを選
択信号入力端子38に接続され、nMOS48、49、
50からなるnMOS直列回路は、nMOS48、50
のゲートを選択信号入力端子39に接続され、nMOS
51、52、53からなるnMOS直列回路は、nMO
S51、52を選択信号入力端子40に接続されてい
る。
【0046】即ち、選択信号S1、S2、S3により、
nMOS45、46、47からなるnMOS直列回路、
nMOS48、49、50からなるnMOS直列回路又
はnMOS51、52、53からなるnMOS直列回路
のうち、いずれかのnMOS直列回路をプルダウン回路
として選択できるように構成されている。これらが、こ
の第3実施例の特徴点の一つであり、後述するように3
種類の遅延時間を得るための手段の一つとなっている。
【0047】図12、図13及び図14は、この第3実
施例の動作を示す回路図、図15は、この第3実施例の
動作を示すタイムチャートである。この第3実施例で
は、選択信号S1、S2=Lレベル、選択信号S3=H
レベルとした場合、nMOS46、47、48、50=
OFF、nMOS51、52=ONとなる。図12は、
この場合の等価回路を示したものであり、nMOS5
1、52は、ON抵抗で表示している。
【0048】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合に
は、pMOS44=ON、nMOS53=OFFとな
り、出力信号OUT=Hレベルとなる。この状態から、
入力信号IN=Hレベルに反転すると、pMOS44=
OFF、nMOS53=ONとなり、出力信号OUTは
HレベルからLレベルに反転する。
【0049】この場合、nMOS53は、入力信号IN
がVth53(nMOS53のスレッショルド電圧)に上昇
した時点でONとなる。図15において、破線54は、
この場合の変化を示している。
【0050】これに対して、選択信号S1、S3=Lレ
ベル、選択信号S2=Hレベルとした場合、nMOS4
6、47、51、52=OFF、nMOS48、50=
ONとなる。図13は、この場合の等価回路を示したも
のであり、nMOS48、50は、ON抵抗で表示して
いる。
【0051】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合に
は、pMOS44=ON、nMOS49=OFFとな
り、出力信号OUT=Hレベルとなる。この状態から、
入力信号INがHレベルに反転すると、pMOS44=
OFF、nMOS49=ONとなり、出力信号OUTは
HレベルからLレベルに反転する。
【0052】この場合、nMOS49は、入力信号IN
がV50(nMOS50のON抵抗)+Vth49(nMOS
49のスレッショルド電圧)に上昇した時点でONとな
る。図15において、実線55は、この場合の変化を示
している。
【0053】また、選択信号S1=Hレベル、選択信号
S2、S3=Lレベルとした場合、nMOS46、47
=ON、nMOS48、50、51、52=OFFとな
る。図14は、この場合の等価回路を示したものであ
り、nMOS46、47はON抵抗で表示している。
【0054】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合に
は、pMOS44=ON、nMOS45=OFFとな
り、出力信号OUT=Hレベルとなる。この状態から、
入力信号INがHレベルに反転すると、pMOS44=
OFF、nMOS45=ONとなり、出力信号OUTは
HレベルからLレベルに反転する。
【0055】この場合、nMOS45は、入力信号IN
がV47(nMOS47のON抵抗)+V46(nMOS4
6のON抵抗)+Vth45(nMOS45のスレッショル
ド電圧)に上昇した時点でONとなる。図15におい
て、二点鎖線56は、この場合の変化を示している。
【0056】このように、この第3実施例によれば、出
力信号OUTとしてLレベルを得る場合につき、選択に
より、微小な時間差を有する3種類の遅延時間を容易に
得ることができ、これを使用する場合には、遅延時間微
調整回路などを簡単に構成することができる。
【0057】第4実施例・・図16〜図19 図16は本発明の第4実施例を示す回路図である。図
中、57は入力信号INが入力される入力端子、58は
選択信号Sが入力される選択信号入力端子、59は出力
信号OUTが出力される出力端子である。
【0058】また、60は電源電圧VDDを供給するV
DD電源線、61は電源電圧VSSを供給するVSS電
源線、62はpMOS、63はNPNトランジスタ、6
4はNPNトランジスタ63のベース電荷を引き抜くた
めの抵抗であり、pMOS62、NPNトランジスタ6
3、抵抗64でプルアップ回路が構成されている。
【0059】また、65〜68はnMOS、69はイン
バータ、70はNPNトランジスタ、71はNPNトラ
ンジスタ70のベース電荷を引き抜くための抵抗であ
り、これらnMOS65〜68、インバータ69、NP
Nトランジスタ70、抵抗71でプルダウン回路が構成
されている。
【0060】ここに、nMOS65、66からなるnM
OS直列回路は、出力端子59側から数えて1段目に接
続されているnMOS65のゲートを入力端子57に接
続され、nMOS67、68からなるnMOS直列回路
は、出力端子57側から数えて2段目に接続されている
nMOS68のゲートを入力端子57に接続されてい
る。
【0061】即ち、nMOS65、66からなるnMO
S直列回路と、nMOS67、68からなるnMOS直
列回路との間では、出力端子59側又はNPNトランジ
スタ70のベース側から数えて同じ段数目に接続されて
いるnMOSのゲートが入力端子57に接続されないよ
うにしている。
【0062】また、nMOS65、66からなるnMO
S直列回路はnMOS66のゲートを選択信号入力端子
58に接続され、nMOS67、68からなるnMOS
直列回路はnMOS67のゲートをインバータ69の出
力端子に接続されている。
【0063】即ち、選択信号Sにより、nMOS65、
66、NPNトランジスタ70及び抵抗71からなるプ
ルダウン回路又はnMOS67、68、NPNトランジ
スタ70及び抵抗71からなるプルダウン回路のうち、
いずれかのプルダウン回路を選択できるように構成され
ている。これらが、この第4実施例の特徴点の一つであ
り、後述するように2種類の遅延時間を得るための手段
の一つとなっている。
【0064】ここに、図17及び図18は、この第4実
施例の動作を示す回路図、図19は、この第4実施例の
動作を示すタイムチャートである。この第4実施例で
は、選択信号S=Lレベルとした場合、nMOS66=
OFF、nMOS67=ONとなる。図17は、この場
合の等価回路を示したものであり、nMOS67はON
抵抗で表示している。
【0065】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合に
は、pMOS62=ON、NPNトランジスタ63=O
N、nMOS68=OFF、NPNトランジスタ70=
OFFとなり、出力信号OUTはHレベルとなる。
【0066】この状態から、入力信号IN=Hレベルに
反転すると、pMOS62=OFF、NPNトランジス
タ63=OFF、nMOS68=ON、NPNトランジ
スタ70=ONとなり、出力信号OUTはHレベルから
Lレベルに反転する。
【0067】この場合、nMOS68は、入力信号IN
がV71(抵抗71の電圧降下)+Vth68(nMOS68
のスレッショルド電圧)に上昇した時点でONとなる。
図19において、破線72は、この場合の変化を示して
いる。
【0068】これに対して、選択信号S=Hレベルとし
た場合には、nMOS66=ON、nMOS67=OF
Fとなる。図18は、この場合の等価回路を示したもの
であり、nMOS66はON抵抗で表示している。
【0069】ここに、入力信号IN=Lレベルの場合に
は、pMOS62=ON、NPNトランジスタ63=O
N、nMOS65=OFF、NPNトランジスタ70=
OFFとなり、出力信号OUT=Hレベルとなる。
【0070】この状態から、入力信号IN=Hレベルに
反転すると、pMOS62=OFF、NPNトランジス
タ63=OFF、nMOS65=ON、NPNトランジ
スタ70=ONとなり、出力信号OUTはHレベルから
Lレベルに反転する。
【0071】この場合、nMOS65は、入力信号IN
がV71(ベース電荷引き抜き用の抵抗71の電圧降下)
+V66(nMOS66のON抵抗)+Vth65(nMOS
65のスレッショルド電圧)に上昇した時点でONとな
る。図19において、実線73は、この場合の変化を示
している。
【0072】このように、この第4実施例によれば、B
iCMOS構成において、出力信号OUTとしてLレベ
ルを得る場合につき、選択により、微小な時間差を有す
る2種類の遅延時間を容易に得ることができ、これを使
用する場合には、遅延時間微調整回路などを簡単に構成
することができる。
【0073】第5実施例・・図20〜図23 図20は本発明の第5実施例を示す回路図である。図
中、74は入力信号INが入力される入力端子、75は
選択信号Sが入力される選択信号入力端子、76は出力
信号OUTが出力される出力端子である。
【0074】また、77は電源電圧VDDを供給するV
DD電源線、78は電源電圧VSSを供給するVSS電
源線、79〜82はプルアップ回路を構成するpMO
S、83はインバータ、84はプルダウン回路を構成す
るnMOSである。
【0075】ここに、pMOS79、80からなるpM
OS直列回路は、VDD電源線77側から数えて2段目
に接続されているpMOS80のゲートを入力端子74
に接続され、pMOS81、82からなるpMOS直列
回路は、VDD電源線77側から数えて1段目に接続さ
れているpMOS81のゲートを入力端子74に接続さ
れている。
【0076】即ち、pMOS79、80からなるpMO
S直列回路と、pMOS81、82からなるpMOS直
列回路との間では、VDD電源線77側又は出力端子7
6側から数えて同じ段数目に接続されているpMOSの
ゲートが入力端子74に接続されないようにしている。
【0077】また、pMOS79、80からなるpMO
S直列回路は、pMOS79のゲートをインバータ83
の出力端子に接続され、pMOS81、82からなるp
MOS直列回路は、pMOS82のゲートを選択信号入
力端子75の出力端子に接続されている。
【0078】即ち、選択信号Sにより、pMOS79、
80からなるpMOS直列回路又はpMOS81、82
からなるpMOS直列回路のうち、いずれかのpMOS
直列回路をプルアップ回路として選択できるように構成
されている。これらが、この第5実施例の特徴点の一つ
であり、後述するように2種類の遅延時間を得るための
手段の一つとなっている。
【0079】図21及び図22は、この第5実施例の動
作を示す回路図、図23は、この第5実施例の動作を示
すタイムチャートである。この第5実施例では、選択信
号S=Lレベルとした場合、pMOS79=OFF、p
MOS82=ONとなる。図21は、この場合の等価回
路を示したものであり、pMOS82はON抵抗で表示
している。
【0080】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合に
は、pMOS81=OFF、nMOS84=ONとな
り、出力信号OUT=Lレベルとなる。この状態から、
入力信号INがLレベルに反転すると、pMOS81=
ON、nMOS84=OFFとなり、出力信号OUTは
LレベルからHレベルに反転する。
【0081】この場合、pMOS81は、入力信号IN
がVDD−Vth81(pMOS81のスレッショルド電
圧)に下降した時点でONとなる。図23において、破
線85は、この場合の変化を示している。
【0082】これに対して、選択信号S=Hレベルとし
た場合には、pMOS79=ON、pMOS82=OF
Fとなる。図22は、この場合の等価回路を示したもの
であり、pMOS79はON抵抗で表示している。
【0083】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合に
は、pMOS80=OFF、nMOS84=ONとな
り、出力信号OUT=Lレベルとなる。この状態から、
入力信号INがLレベルに反転すると、pMOS80=
ON、nMOS84=OFFとなり、出力信号OUTは
LレベルからHレベルに反転する。
【0084】この場合、pMOS80は、入力信号IN
がVDD−V79(pMOS79のON抵抗)−Vth
80(pMOS80のスレッショルド電圧)に下降した時
点でONとなる。図23において、実線86は、この場
合の変化を示している。
【0085】このように、この第5実施例によれば、出
力信号OUTとしてHレベルを得る場合につき、選択に
より、微小な時間差を有する2種類の遅延時間を容易に
得ることができ、これを使用する場合には、遅延時間微
調整回路などを簡単に構成することができる。
【0086】第6実施例・・図24〜図27 図24は本発明の第6実施例を示す回路図である。図
中、87は入力信号INが入力される入力端子、88は
選択信号Sが入力される選択信号入力端子、89は出力
信号OUTが出力される出力端子である。
【0087】また、90は電源電圧VDDを供給するV
DD電源線、91は電源電圧VSSを供給するVSS電
源線、92〜97はプルアップ回路を構成するpMO
S、98はインバータ、99はプルダウン回路を構成す
るnMOSである。
【0088】ここに、pMOS92、93、94からな
るpMOS直列回路は、VDD電源線90側から数えて
3段目に接続されているpMOS94のゲートを入力端
子87に接続され、pMOS95、96、97からなる
pMOS直列回路は、VDD電源線90側から数えて1
段目に接続されているpMOS95のゲートを入力端子
87に接続されている。
【0089】即ち、pMOS92、93、94からなる
pMOS直列回路と、pMOS95、96、97からな
るpMOS直列回路との間では、VDD電源線90側又
は出力端子89側から数えて同じ段数目に接続されてい
るpMOSのゲートが入力端子87に接続されないよう
にしている。
【0090】また、pMOS92、93、94からなる
pMOS直列回路は、pMOS92、93のゲートをイ
ンバータ98の出力端子に接続され、pMOS95、9
6、97からなるpMOS直列回路は、pMOS96、
97のゲートを選択信号入力端子88の出力端子に接続
されている。
【0091】即ち、選択信号Sにより、pMOS92、
93、94からなるpMOS直列回路又はpMOS9
5、96、97からなるpMOS直列回路のうち、いず
れかのpMOS直列回路をプルアップ回路として選択で
きるように構成されている。これらが、この第6実施例
の特徴点の一つであり、後述するように2種類の遅延時
間を得るための手段の一つとなっている。
【0092】図25及び図26は、この第6実施例の動
作を示す回路図、図27は、この第6実施例の動作を示
すタイムチャートである。この第6実施例では、選択信
号SをLレベルにした場合、pMOS92、93=OF
F、pMOS96、97=ONとなる。図25は、この
場合の等価回路を示したものであり、pMOS96、9
7はON抵抗で表示している。
【0093】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合に
は、pMOS95=OFF、nMOS99=ONとな
り、出力信号OUT=Lレベルとなる。この状態から、
入力信号INがLレベルに反転すると、pMOS95=
ON、nMOS99=OFFとなるので、出力信号OU
TはLレベルからHレベルに反転する。
【0094】この場合、pMOS95は、入力信号IN
=VDD−Vth95(pMOS95のスレッショルド電
圧)に下降した時点でONとなる。図27において、破
線100は、この場合の変化を示している。
【0095】これに対して、選択信号SがHレベルの場
合、pMOS92、93=ON、pMOS96、97=
OFFとなる。図26は、この場合の等価回路を示した
ものであり、pMOS92、93はON抵抗で表示して
いる。
【0096】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合に
は、pMOS94=OFF、nMOS99=ONとな
り、出力信号OUT=Lレベルとなる。この状態から、
入力信号INがLレベルに反転すると、pMOS94=
ON、nMOS99=OFFとなるので、出力信号OU
TはLレベルからHレベルに反転する。
【0097】この場合、pMOS94は、入力信号IN
=VDD−V92(pMOS92のON抵抗)−V93(p
MOS93のON抵抗)−Vth94(pMOS94のスレ
ッショルド電圧)に下降した時点でONとなる。図27
において、実線101は、この場合の変化を示してい
る。
【0098】このように、この第6実施例によれば、出
力信号OUTとしてHレベルを得る場合につき、選択に
より、第5実施例の場合よりは大きい2種類の微小な時
間差を有する遅延時間を容易に得ることができ、これを
使用する場合には、遅延時間微調整回路などを簡単に構
成することができる。
【0099】第7実施例・・図28〜図32 図28は本発明の第7実施例を示す回路図である。図
中、102は入力信号INが入力される入力端子、10
3、104、105はそれぞれ選択信号S1、S2、S
3が入力される選択信号入力端子、106は出力信号O
UTが出力される出力端子である。
【0100】また、107は電源電圧VDDを供給する
VDD電源線、108は電源電圧VSSを供給するVS
S電源線、109〜117はプルアップ回路を構成する
pMOS、118はプルダウン回路を構成するnMOS
である。
【0101】ここに、pMOS109、110、111
からなるpMOS直列回路は、VDD電源線107側か
ら数えて3段目に接続されているpMOS111のゲー
トを入力端子102に接続され、pMOS112、11
3、114からなるpMOS直列回路は、VDD電源線
107側から数えて2段目に接続されているpMOS1
13のゲートを入力端子102に接続され、pMOS1
15、116、117からなるpMOS直列回路は、V
DD電源線107側から数えて1段目に接続されている
pMOS115のゲートを入力端子102に接続されて
いる。
【0102】即ち、pMOS109、110、111か
らなるpMOS直列回路と、pMOS112、113、
114からなるpMOS直列回路と、pMOS115、
116、117からなるpMOS直列回路との間では、
VDD電源線107側又は出力端子106側から数えて
同じ段数目に接続されているpMOSのゲートが入力端
子102に接続されないようにしている。
【0103】また、pMOS109、110、111か
らなるpMOS直列回路は、pMOS109、110の
ゲートを選択信号入力端子103に接続され、pMOS
112、113、114からなるpMOS直列回路は、
pMOS112、114のゲートを選択信号入力端子1
04に接続され、pMOS115、116、117から
なるpMOS直列回路は、pMOS116、117のゲ
ートを選択信号入力端子105に接続されている。
【0104】即ち、選択信号S1、S2、S3により、
pMOS109、110、111からなるpMOS直列
回路、pMOS112、113、114からなるpMO
S直列回路又はpMOS115、116、117からな
るpMOS直列回路のうち、いずれかのpMOS直列回
路をプルアップ回路として選択できるように構成されて
いる。これらが、この第7実施例の特徴点の一つであ
り、後述するように3種類の遅延時間を得るための手段
の一つとなっている。
【0105】図29、図30及び図31は、この第7実
施例の動作を示す回路図、図32は、この第7実施例の
動作を示すタイムチャートである。この第7実施例で
は、選択信号S1、S2=Hレベル、選択信号S3=L
レベルとした場合、pMOS109、110、112、
114=OFF、pMOS=116、117=ONとな
る。図29は、この場合の等価回路を示したものであ
り、pMOS116、117はON抵抗で表示してい
る。
【0106】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合に
は、pMOS115=OFF、nMOS118=OFF
となり、出力信号OUT=Lレベルとなる。この状態か
ら、入力信号IN=Lレベルに反転すると、pMOS1
15=ON、nMOS118=OFFとなり、出力信号
OUTはLレベルからHレベルに反転する。
【0107】この場合、pMOS115は、入力信号I
N=VDD−Vth115(pMOS115のスレッショル
ド電圧)に下降した時点でONとなる。図32におい
て、破線119は、この場合の変化を示している。
【0108】これに対して、選択信号S1、S3=Hレ
ベル、選択信号S2=Lレベルの場合、pMOS10
9、110、116、117=OFF、pMOS11
2、114=ONとなる。図30は、この場合の等価回
路を示したものであり、pMOS112、114はON
抵抗で表示している。
【0109】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合、
pMOS113=OFF、nMOS118=ONとな
り、出力信号OUT=Lレベルとなる。この状態から、
入力信号IN=Lレベルに反転すると、pMOS113
=ON、nMOS118=OFFとなるので、出力信号
OUTはLレベルからHレベルに反転する。
【0110】この場合、pMOS113は、入力信号I
N=VDD−V112(pMOS112のON抵抗)−Vt
h113(pMOS113のスレッショルド電圧)に下降し
た時点でONとなる。図32において、実線120は、
この場合の変化を示している。
【0111】また、選択信号S1=Lレベル、選択信号
S2、S3=Hレベルの場合、pMOS109、110
=ON、pMOS112,114、116、117=O
FFとなる。図31は、この場合の等価回路を示したも
のであり、pMOS109、110はON抵抗で表示し
ている。
【0112】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合、
pMOS111=OFF、nMOS118=ONとな
り、出力信号OUT=Lレベルとなる。この状態から、
入力信号IN=Lレベルに反転すると、pMOS111
=ON、nMOS118=OFFとなり、出力信号OU
TはLレベルからHレベルに反転する。
【0113】この場合、pMOS111は、入力信号I
N=VDD−V109(pMOS109のON抵抗)−V
110(pMOS110のON抵抗)−Vth111(pMOS
111のスレッショルド電圧)に下降した時点でONと
なる。図32において、2点鎖線121は、この場合の
変化を示している。
【0114】このように、この第7実施例によれば、出
力信号OUTとしてHレベルを出力する場合につき、選
択により、微小な時間差を有する3種類の遅延時間を容
易に得ることができ、これを使用する場合には、遅延時
間微調整回路などを簡単に構成することができる。
【0115】第8実施例・・図33〜図36 図33は本発明の第8実施例を示す回路図である。図
中、122は入力信号INが入力される入力端子、12
3は選択信号Sが入力される選択信号入力端子、124
は出力信号OUTが出力される出力端子である。
【0116】また、125はVDD電源線、126はV
SS電源線、127〜130はpMOS、131はイン
バータ、132はNPNトランジスタ、133はNPN
トランジスタ132のベース電荷を引き抜くための抵抗
であり、pMOS127〜130、インバータ131、
NPNトランジスタ132、抵抗133でプルアップ回
路が構成されている。
【0117】また、134はnMOS、135はNPN
トランジスタ、136はNPNトランジスタ135のベ
ース電荷を引き抜くための抵抗であり、nMOS13
4、NPNトランジスタ135、抵抗136でプルダウ
ン回路が構成されている。
【0118】ここに、pMOS127、128からなる
pMOS直列回路は、VDD電源線125側から数えて
2段目に接続されているpMOS128のゲートを入力
端子122に接続され、pMOS129、130からな
るpMOS直列回路は、VDD電源線125側から数え
て1段目に接続されているpMOS129のゲートを入
力端子122に接続されている。
【0119】即ち、pMOS127、128からなるp
MOS直列回路と、pMOS129、130からなるp
MOS直列回路との間では、VDD電源線125側又は
NPNトランジスタ132のベース側から数えて同じ段
数目に接続されているpMOSのゲートが入力端子12
2に接続されないようにしている。
【0120】また、pMOS127、128からなるp
MOS直列回路は、pMOS127のゲートをインバー
タ131の出力端子に接続され、pMOS129、13
0からなるpMOS直列回路は、pMOS130のゲー
トを選択信号入力端子123の出力端子に接続されてい
る。
【0121】即ち、選択信号Sにより、pMOS12
7、128、NPNトランジスタ132及び抵抗133
からなるプルアップ回路又はpMOS129、130、
NPNトランジスタ132及び抵抗133からなるプル
アップ回路のうち、いずれかのプルアップ回路を選択で
きるように構成されている。これらが、この第8実施例
の特徴点の一つであり、後述するように2種類の遅延時
間を得るための手段の一つとなっている。
【0122】図34及び図35は、この第8実施例の動
作を示す回路図、図36は、この第8実施例の動作を示
すタイムチャートである。この第8実施例では、選択信
号S=Lレベルとした場合には、pMOS127=OF
F、pMOS130=ONとなる。図34は、この場合
の等価回路を示したものであり、pMOS130は、O
N抵抗で表示している。
【0123】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合に
は、pMOS129=OFF、NPNトランジスタ13
2=OFF、nMOS134=ON、NPNトランジス
タ135=ONとなり、出力信号OUT=Lレベルとな
る。
【0124】この状態から、入力信号IN=Lレベルに
反転すると、pMOS129=ON、NPNトランジス
タ132=ON、nMOS134=OFF、NPNトラ
ンジスタ135=OFFとなり、出力信号OUTは、L
レベルからHレベルに反転する。
【0125】この場合、pMOS129は、入力信号I
N=VDD−Vth129(pMOS129のスレッショル
ド電圧)に下降した時点でONとなる。図36におい
て、破線137は、この場合の変化を示している。
【0126】これに対して、選択信号S=Hレベルとし
た場合には、pMOS127=ON、pMOS130=
OFFとなる。図35は、この場合の等価回路を示した
ものであり、pMOS127はON抵抗で表示してい
る。
【0127】ここに、入力信号IN=Hレベルの場合、
pMOS128=OFF、NPNトランジスタ132=
OFF、nMOS134=ON、NPNトランジスタ1
35=ONとなり、出力信号OUT=Lレベルとなる。
【0128】この状態から、入力信号IN=レベルに反
転すると、pMOS128=ON、NPNトランジスタ
132=ON、nMOS134=OFF、NPNトラン
ジスタ135=OFFとなり、出力信号OUTはLレベ
ルからHレベルに反転する。
【0129】この場合、pMOS128は、入力信号I
N=VDD−V127(pMOS127のON抵抗)−Vt
h128(pMOS128のスレッショルド電圧)に降下し
た時点でONとなる。図36において、実線138は、
この場合の変化を示している。
【0130】このように、この第8実施例によれば、B
iCMOS構成において、出力信号OUTとしてHレベ
ルを得る場合につき、選択により、微小な時間差を有す
る遅延時間を容易に得ることができ、これを使用する場
合には、遅延時間微調整回路などを容易に構成すること
ができる。
【0131】
【発明の効果】本発明中、第1の発明によれば、プルダ
ウン回路として、選択信号により遅延時間を可変できる
プルダウン回路を設けているので、出力信号OUTとし
てLレベルを得る場合につき、選択により、微小な時間
差を有する複数の遅延時間を容易に得ることができ、こ
れを使用する場合には、遅延時間微調整回路などを簡単
に構成することができる。
【0132】また、第2の発明によれば、プルアップ回
路として、選択信号により遅延時間を可変できるプルア
ップ回路を設けているので、出力信号OUTとしてHレ
ベルを得る場合につき、選択により、微小な時間差を有
する複数の遅延時間を容易に得ることができ、これを使
用する場合には、遅延時間微調整回路などを簡単に構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明中、第1の発明の原理説明図である。
【図2】本発明中、第2の発明の原理説明図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図4】本発明の第1実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図5】本発明の第1実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図6】本発明の第1実施例の動作を示すタイムチャー
トである。
【図7】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図8】本発明の第2実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図9】本発明の第2実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図10】本発明の第2実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図11】本発明の第3実施例を示す回路図である。
【図12】本発明の第3実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図13】本発明の第3実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図14】本発明の第3実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図15】本発明の第3実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図16】本発明の第4実施例を示す回路図である。
【図17】本発明の第4実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図18】本発明の第4実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図19】本発明の第4実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図20】本発明の第5実施例を示す回路図である。
【図21】本発明の第5実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図22】本発明の第5実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図23】本発明の第5実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図24】本発明の第6実施例を示す回路図である。
【図25】本発明の第6実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図26】本発明の第6実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図27】本発明の第6実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図28】本発明の第7実施例を示す回路図である。
【図29】本発明の第7実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図30】本発明の第7実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図31】本発明の第7実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図32】本発明の第7実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図33】本発明の第8実施例を示す回路図である。
【図34】本発明の第8実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図35】本発明の第8実施例の動作を示す回路図であ
る。
【図36】本発明の第8実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。
【図37】従来の可変遅延回路を示す回路図である。
【図38】従来の可変遅延回路を使用して構成した遅延
時間微調整回路を示す回路図である。
【符号の説明】
142 プルアップ回路 144 プルダウン回路 146 プルアップ回路 147 プルダウン回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源線と出力端子との間に入力信号
    に基づいてプルアップ動作を行うプルアップ回路を接続
    すると共に、前記出力端子と前記第1の電源線よりも低
    電圧を供給する第2の電源線との間に前記入力信号に基
    づいてプルダウン動作を行い、かつ、選択信号により遅
    延時間を可変できるプルダウン回路を接続して構成され
    ていることを特徴とする可変遅延回路。
  2. 【請求項2】第1の電源線と出力端子との間にpチャネ
    ルMOSトランジスタを直列接続し、該pチャネルMO
    Sトランジスタのゲートを入力端子に接続してプルアッ
    プ回路を構成すると共に、前記出力端子と前記第1の電
    源線よりも低電圧を供給する第2の電源線との間に複数
    のnチャネルMOSトランジスタを直列接続してなる複
    数のnチャネルMOSトランジスタ直列回路を並列接続
    し、該複数のnチャネルMOSトランジスタ直列回路間
    においては、前記第2の電源線側から数えて同じ段数目
    に接続されているnチャネルMOSトランジスタのゲー
    トが前記入力端子に接続されないように、各nチャネル
    MOSトランジスタ直列回路を構成する一のnチャネル
    MOSトランジスタのゲートを前記入力端子に接続し、
    選択信号により選択されたnチャネルMOSトランジス
    タ直列回路は、前記入力端子に接続されたnチャネルM
    OSトランジスタ以外のnチャネルMOSトランジスタ
    をオンとされ、非選択とされたnチャネルMOSトラン
    ジスタ直列回路は、前記入力端子に接続されたnチャネ
    ルMOSトランジスタ以外のnチャネルMOSトランジ
    スタをオフとされるようにプルダウン回路を構成してい
    ることを特徴とする可変遅延回路。
  3. 【請求項3】第1の電源線と出力端子との間に第1のN
    PNトランジスタを直列接続し、前記第1の電源線と前
    記第1のNPNトランジスタのベースとの間にpチャネ
    ルMOSトランジスタを直列接続し、該pチャネルMO
    Sトランジスタのゲートを入力信号が入力される入力端
    子に接続し、前記第1のNPNトランジスタと前記出力
    端子との間にベース電荷引き抜き素子を接続してプルア
    ップ回路を構成すると共に、前記出力端子と前記第1の
    電源線よりも低電圧を供給する第2の電源線との間に第
    2のNPNトランジスタを直列接続し、前記出力端子と
    前記第2のNPNトランジスタのベースとの間に複数の
    nチャネルMOSトランジスタを直列接続してなる複数
    のnチャネルMOSトランジスタ直列回路を並列接続
    し、前記第2のNPNトランジスタのベースと前記第2
    の電源線との間にベース電荷引き抜き素子を接続し、前
    記複数のnチャネルMOSトランジスタ直列回路間にお
    いては、前記第2のNPNトランジスタのベース側から
    数えて同じ段数目に接続されているnチャネルMOSト
    ランジスタのゲートが前記入力端子に接続されないよう
    に、各nチャネルMOSトランジスタ直列回路を構成す
    る一のnチャネルMOSトランジスタのゲートを前記入
    力端子に接続し、選択信号により選択されたnチャネル
    MOSトランジスタ直列回路は、前記入力端子に接続さ
    れたnチャネルMOSトランジスタ以外のnチャネルM
    OSトランジスタをオンとされ、非選択とされたnチャ
    ネルMOSトランジスタ直列回路は、前記入力端子に接
    続されたnチャネルMOSトランジスタ以外のnチャネ
    ルMOSトランジスタをオフとされるようにプルダウン
    回路を構成していることを特徴とする可変遅延回路。
  4. 【請求項4】第1の電源線と出力端子との間に入力信号
    に基づいてプルアップ動作を行い、かつ、選択信号によ
    り遅延時間を可変できるプルアップ回路を接続すると共
    に、前記出力端子と前記第1の電源線よりも低電圧を供
    給する第2の電源線との間に前記入力信号に基づいてプ
    ルダウン動作を行うプルダウン回路を接続して構成され
    ていることを特徴とする可変遅延回路。
  5. 【請求項5】第1の電源線と出力端子との間に複数のp
    チャネルMOSトランジスタを直列接続してなる複数の
    pチャネルMOSトランジスタ直列回路を並列接続し、
    該複数のpチャネルMOSトランジスタ直列回路間にお
    いては、前記第1の電源線側から数えて同じ段数目に接
    続されているpチャネルMOSトランジスタのゲートが
    前記入力端子に接続されないように、各pチャネルMO
    Sトランジスタ直列回路を構成する一のpチャネルMO
    Sトランジスタのゲートを前記入力端子に接続し、選択
    信号により選択されたpチャネルMOSトランジスタ直
    列回路は、前記入力端子に接続されたpチャネルMOS
    トランジスタ以外のpチャネルMOSトランジスタをオ
    ンとされ、非選択とされたpチャネルMOSトランジス
    タ直列回路は、前記入力端子に接続されたpチャネルM
    OSトランジスタ以外のpチャネルMOSトランジスタ
    をオフとされるようにプルアップ回路を構成すると共
    に、前記出力端子と前記第1の電源線よりも低電圧を供
    給する第2の電源線との間にnチャネルMOSトランジ
    スタを直列接続し、該nチャネルMOSトランジスタの
    ゲートを前記入力端子に接続してプルダウン回路を構成
    していることを特徴とする可変遅延回路。
  6. 【請求項6】第1の電源線と出力端子との間に第1のN
    PNトランジスタを接続し、前記第1の電源線と前記第
    1のNPNトランジスタのベースとの間に複数のpチャ
    ネルMOSトランジスタを直列接続してなる複数のpチ
    ャネルMOSトランジスタ直列回路を並列接続し、前記
    第1のNPNトランジスタのベースと前記出力端子との
    間にベース電荷引き抜き素子を接続し、前記複数のpチ
    ャネルMOSトランジスタ直列回路間においては、前記
    第1の電源線側から数えて同じ段数目に接続されている
    pチャネルMOSトランジスタのゲートが前記入力端子
    に接続されないように、各pチャネルMOSトランジス
    タ直列回路を構成する一のpチャネルMOSトランジス
    タのゲートを前記入力端子に接続し、選択信号により選
    択されたpチャネルMOSトランジスタ直列回路は、前
    記入力端子に接続されたpチャネルMOSトランジスタ
    以外のpチャネルMOSトランジスタをオンとされ、非
    選択とされたpチャネルMOSトランジスタ直列回路
    は、前記入力端子に接続されたpチャネルMOSトラン
    ジスタ以外のpチャネルMOSトランジスタをオフとさ
    れるようにプルアップ回路を構成すると共に、前記出力
    端子と前記第1の電源線よりも低電圧を供給する前記第
    2の電源線との間に第2のNPNトランジスタを直列接
    続し、前記出力端子と前記第2のNPNトランジスタの
    ベースとの間にnチャネルMOSトランジスタを直列接
    続し、該nチャネルMOSトランジスタのゲートを前記
    入力端子に接続し、前記第2のNPNトランジスタのベ
    ースと前記第2の電源線との間にベース電荷引き抜き素
    子を接続してプルダウン回路を構成していることを特徴
    とする可変遅延回路。
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