JPH05102680A - 電子ユニツトのロツク構造 - Google Patents

電子ユニツトのロツク構造

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JPH05102680A
JPH05102680A JP25953291A JP25953291A JPH05102680A JP H05102680 A JPH05102680 A JP H05102680A JP 25953291 A JP25953291 A JP 25953291A JP 25953291 A JP25953291 A JP 25953291A JP H05102680 A JPH05102680 A JP H05102680A
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JP
Japan
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electronic unit
bottom plate
shelf
rail
slide rail
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JP25953291A
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English (en)
Inventor
Sataro Sawano
佐太郎 澤野
Shigeru Amagasa
滋 天笠
哲也 ▲高▼橋
Tetsuya Takahashi
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 箱形の電子ユニットをシェルフに並列して挿
着する電子機器に関し、電子機器の小形化が推進される
電子ユニットのロック構造を提供することを目的とす
る。 【構成】 シェルフ1に配列した下部固定レール11に摺
動移動可能に装着するスライドレール20と、シェルフ1
内に並列して装着する複数の電子ユニット5とからなる
電子機器の構成とし、スライドレール20のレール底板が
手前側に延伸し、先端部につまみ31を有する可撓性ある
延伸底板部30と、電子ユニット5の前端面に係合するよ
うつまみ31の後部に上方に突出して形成され前面が前下
がりに傾斜した側面視直角三角形状の突起体32と、シェ
ルフ1の前下枠部材2Aの顎9に掛合するよう突起体32の
下部に後方に突出した爪部材33とを、備えた構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箱形の電子ユニットが
シェルフに並列に挿着される電子機器に係わり、特に電
子ユニットのロック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の電子機器の斜視図、図10は
従来のガイドレールの斜視図、図11は従来例の断面図で
ある。
【0003】図9乃至図11において、左右の側板と前下
枠部材2A, 後下枠部材2B, 前上枠部材3A, 後上枠部材3B
及びバックボード4からなる、前部が開口した箱形のシ
ェルフである。
【0004】5は、浅い箱形のパッケージ内に電子部品
を組合せ収容した電子ユニットである。電子ユニット5
はパッケージの後端面に搭載したコネクタを、バックボ
ード4に配設した対応するバックボードコネクタ6にプ
ラグインすることで、シェルフ1に並列に収容される。
【0005】この電子ユニット5のシェルフ1への挿着
を容易にするために、シェルフ1に複数対の上・下部ガ
イドレール8,7を設けている。下部ガイドレール7
は、詳細を図10に図示したように、弾力ある合成樹脂
を、左右の側板7A、適宜に窓を有する底板及び後側板と
よりなる、上部及び前部が開口した前後方向に細長い浅
い箱形にモールド成形したものである。
【0006】そして下部ガイドレール7は底板の下部に
前後一対の側面視アングル形の掛合部材を有し、この前
掛合部材を前下枠部材2Aの後端面の溝に、後掛合部材を
後下枠部材2Bの前端面の溝にそれぞれ係着することで、
シェルフ1の下部に並列して装着されている。
【0007】また上部ガイドレール8は、下部ガイドレ
ール7と上下対称に構成され、シェルフ1の上部に並列
して装着されている。そして、下部ガイドレール7に電
子ユニット5の下側面部を、上部ガイドレール8に電子
ユニット5の上側面部を挿入して電子ユニット5をシェ
ルフ1に押し込み、電子ユニット5のコネクタを対応す
るバックボードコネクタ6にプラグインさせている。
【0008】ところで、電子ユニット5を一対の下部ガ
イドレール7, 上部ガイドレール8を案内としてシェル
フ1に挿着しただけでは、振動等により電子ユニット5
がシェルフ1から抜けでる。このために電子ユニットを
シェルフに挿入した状態で電子ユニットをロックする機
構が必要である。
【0009】このために、下部ガイドレール7の左右の
側板7Aのいずれか一方を、手前側に延伸して短冊形の左
右方向に可撓性ある延伸側板部7Bを設け、この延伸側板
部7Bの先端部に電子ユニット5の前端面に係合する爪7C
を設けている。この爪7Cは前端面が平面視で傾斜面とな
っている。
【0010】したがって電子ユニット5をシェルフに挿
入する時は、電子ユニット5の挿入側の端面がこの爪7C
にあたると延伸側板部7Bが外側に撓むので、下部ガイド
レール7の前部が開口状態となる。そして、電子ユニッ
ト5をシェルフ1に挿着しコネクタがバックボードコネ
クタ6にプラグインすると、延伸側板部7Bが復帰して爪
7Cがシェルフ1の前端面に係合する。よって振動等によ
って電子ユニット5が抜け出ることがない。
【0011】一方、電子ユニット5をシェルフ1から抜
去するには、指で爪7Cを外側に開き、その状態で電子ユ
ニット5を把持して手前側に引き出すものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子ユニッ
トは、その前端面を押すことでシェルフに挿着し、電子
ユニットの前部を手で把持してシェルフから引き出すも
のである。したがって、従来は図9に図示したように、
シェルフに並列した状態でそれぞれの電子ユニットの前
部を手で把持し得るように細幅に突出させていた。即
ち、電子ユニットの前部の幅を本来の必要なユニット幅
Bとし、その他の部分の幅B1 を大きくしていた。
【0013】したがって、従来の電子ユニットのロック
構造は、電子ユニットパッケージの大部分の幅が大きい
ことに伴い、電子ユニット挿入の案内となるガイドレー
ルの幅が大きくなっていた。その結果電子機器の左右の
幅が大きいという問題点があった。
【0014】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、電子機器の小形化が推進される電子ユニットの
ロック構造を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、シェルフ1に配
列した複数対の上・下固定レール12,11 と、それぞれの
下部固定レール11に嵌合して摺動移動可能に装着される
スライドレール20と、上部固定レール12に上側面部を、
スライドレール20に下側面部をそれぞれ挿入すること
で、シェルフ1内に並列して装着される複数の電子ユニ
ット5と、からなる電子機器の構成とし、このスライド
レール20のレール底板が手前側に延伸して、先端部につ
まみ31を有する可撓性ある延伸底板部30を設ける。
【0016】そして、電子ユニット5の前端面に係合す
るように、前面が前下がりに傾斜した側面視直角三角形
状の突起体32を、つまみ31の後部に上方に突出させて設
けるとともに、シェルフ1の前下枠部材2Aの顎9に掛合
するように、爪部材33を突起体32の下部に後方に突出さ
せて設ける。
【0017】或いはまた、図6に例示したように、スラ
イドレール20のレール底板21を手前側に延伸して、先端
部につまみ41を有する延伸底板部40を設ける。そして、
延伸底板部40の矩形状の窓49内に、レール底板21の前部
の一部を手前側に延伸して可撓性ある短冊板45を設け
る。
【0018】さらに、電子ユニット5の前端面に係合す
るように、前面が前下がりに傾斜した側面視直角三角形
状突起体46を、短冊板45の先端部に上方に突出させて設
けるとともに、シェルフ1の前下枠部材2Aの顎9に掛合
するように、爪部材47を突起体46の下部に後方に突出さ
せて設けた構造とする。
【0019】或いはさらにまた、図8に例示したよう
に、スライドレール20のレール底板21を手前側に延伸し
て、先端部につまみ51を有する可撓性ある延伸底板部50
を設ける。そして、レール底板21の前端面の一部を延伸
底板部50の矩形状の窓59内で、手前側に延伸して可撓性
ある短冊板55を設ける。
【0020】さらに、シェルフ1の前下枠部材2Aの顎9B
に掛合するように、つまみ51の下部に後方に突出させて
爪部材52を設けるとともに、電子ユニット5の前端面に
係合するように前面が前下がりに傾斜した側面視直角三
角形状の突起体56を、短冊板55の先端部に上方に突出さ
せて設けた構造とする。
【0021】
【作用】本発明は、シェルフに装着固定した下部固定レ
ール上を摺動移動可能にスライドレールを装着し、この
スライドレールと上部固定レールとで電子ユニットをガ
イドするようになっている。
【0022】そしてスライドレールに電子ユニットの前
端面に係合する突起体を設けてあるので、電子ユニット
をシェルフに装着した状態で、電子ユニットがスライド
レールから抜け出ることが阻止される。
【0023】またスライドレールに下部固定レールに掛
合する爪部材を設けてあるので、スライドレールをシェ
ルフ内に押し込んだ状態で、スライドレールが下部固定
レール上を摺動して手前側に抜け出ることが阻止され
る。
【0024】即ち、電子ユニットはロックされることに
なり、シェルフから抜け出ることがない。一方、第1,
第2の発明においては突起体を下方に押す、第3の発明
においてはつまみを引き上げることで、スライドレール
と下部固定レールとの掛合が解除される。そしてつまみ
を把持してスライドレールをシェルフから引き出すこと
により、スライドレールとともに電子ユニットが引き出
される。
【0025】よって、突起体を下方に押してスライドレ
ールと電子ユニットとの係合を解除した後に、電子ユニ
ットの前部を手で把持して手前側に引き出すと、電子ユ
ニットをシェルフから取り外すことができる。
【0026】上述のように電子ユニットをスライドレー
ルとともに、シェルフから引き出した後に、電子ユニッ
トの前部を手で把持するのであるから、電子ユニットの
本体部分の幅をことさらに大きくする必要がない。即
ち、電子ユニットの幅を小さくしても電子ユニットの挿
抜作業に何ら支障がないので、電子機器の小形化が推進
される。
【0027】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0028】第1図は本発明の実施例の斜視図、図2は
スライドレールの斜視図、図3は本発明の要所断面図、
図4は電子ユニット挿入時の斜視図、図5の(A),(B) は
電子ユニット抜去時の斜視図である。
【0029】また図6は本発明の他の実施例の図で、
(A) は要所斜視図、(B) はスライドレールの斜視図、図
7の(A),(B) は他の実施例の電子ユニット挿入時の断面
図、図8は本発明のさらに他の実施例の図で、(A) は要
所斜視図、(B) はスライドレールの斜視図である。
【0030】図1乃至図3において、シェルフ1は左右
の側板と前下枠部材2A, 後下枠部材2B, 前上枠部材3A,
後上枠部材3B及びバックボード4からなる、前部が開口
した箱形である。
【0031】電子ユニット5は、浅い箱形のパッケージ
内に電子部品を組合せ収容したもので、パッケージの後
端面に搭載したコネクタを、バックボード4に配設した
対応するバックボードコネクタにプラグインすること
で、シェルフ1に並列に収容される。
【0032】11は、底板の中央部に前後方向に長い逆T
形溝を有する、モールド成形されてなる下部固定レール
である。下部固定レール11は、下面の下部に前後一対の
側面視アングル形の掛合部材を有し、この前掛合部材を
前下枠部材2Aの後端面の溝に、後掛合部材を後下枠部材
2Bの前端面の溝にそれぞれ係着することで、シェルフ1
の下部に並列して装着されている。
【0033】12は、底板の中央部に前後方向に長い窓を
有し、上部及び前部が開口した前後方向に細長い浅い箱
形にモールド成形された上部固定レールであって、その
左右の側板部材の間隔は、電子ユニット5の幅よりも僅
かに大きい。
【0034】上部固定レール12は、底板の上部に前後一
対の側面視アングル形の掛合部材を有し、この前掛合部
材を前上枠部材3Aの後端面の溝に、後掛合部材を後上枠
部材3Bの前端面の溝にそれぞれ係着することで、シェル
フ1の上部に下部固定レール11に対向して並列に装着さ
れている。
【0035】20は、前後方向に細長いレール底板21と、
レール底板21の左右に高さが低い一対の側板を有する、
上部及び前部が開口した前後方向に細長い浅い箱形にモ
ールド成形された、弾性ある合成樹脂よりなるスライド
レールであって、その左右の側板の間隔は、電子ユニッ
ト5の幅よりも僅かに大きい。
【0036】図2,図3に図示したように、スライドレ
ール20のレール底板21の下部には、下部固定レール11の
逆T形溝に嵌合する嵌合部22を設けている。この嵌合部
22の長さは、逆T形溝の長さよりも所望に短い。
【0037】したがって、それぞれの下部固定レール11
に嵌合部22を挿入することで、スライドレール20は下部
固定レール11の上面を前後方向に所定長だけ摺動し得
る。一方、スライドレール20のレール底板21の前部を、
手前側に延伸させて延伸底板部30としている。この延伸
底板部30は、中央部に矩形状の窓39を有し、且つ側板と
はスリットにより切り離されているので上下方向の可撓
性がある。
【0038】また、この延伸底板部30の先端部に、水平
に架橋するようにつまみ31を設けている。このつまみ31
の後部に、前面が前下がり傾斜した側面視直角三角形状
の突起体32を設けている。この突起体32の位置は、電子
ユニット5をスライドレール20上に載せた状態で電子ユ
ニット5の前端面に対応する位置である。したがって、
電子ユニット5をスライドレール20に挿入すると、突起
体32の垂直の後端面が電子ユニット5の前端面に係合す
る。
【0039】さらに、この突起体32の下部に、後方にほ
ぼ水平に突出する爪部材33を設け、爪部材33の先端に上
向きに爪を設けている。この爪部材33の爪はシェルフ1
の前下枠部材2Aの顎9に掛合するものである。
【0040】本発明は上述のように構成されているの
で、スライドレール20を下部固定レール11上を摺動させ
てシェルフ1内に押し込み、爪部材33を前下枠部材2Aの
顎に掛合させた後に、図4に図示したように、電子ユニ
ット5を把持して、上側面部を上部固定レール12に、下
側面部をスライドレール20にそれぞれ位置合わせし、電
子ユニット5を押し込むと、電子ユニット5の挿入側端
面が突起体の傾斜面にあたり、延伸底板部30が下方に撓
みその先端部が下がるので、突起体が下がる。よって、
電子ユニット5の下端面が突起体の上面を摺動して、ス
ライドレール20内に押し込まれる。
【0041】そして、電子ユニット5のコネクタがバッ
クボードコネクタにプラグインした時に、電子ユニット
5の前端面が突起体32上を通過し終わる。よって、延伸
底板部30が復帰し、突起体32が上昇して電子ユニット5
の前端面に係合する。即ち、電子ユニット5がロックさ
れスライドレール20から脱落することがない。
【0042】電子ユニットをシェルフから抜去するに
は、先ず図5の(A) に図示したように、つまみ31を把持
して下方に押し下げる。このことにより突起体32が沈み
爪部材33と前下枠部材2Aの顎9との掛合が解除される。
次につまみ31を手前側に引く。
【0043】このことにより図5の(B) に図示したよう
に、電子ユニット5が搭載された状態でスライドレール
20が、下部固定レール上を摺動移動して手前側に引き出
される。そこで、一方の手でつまみ31を下に押して突起
体32と電子ユニット5との係合を解除し、他方の手で電
子ユニット5の前部を把持して手前側に引き出すこと
で、電子ユニット5をシェルフから取り外す。
【0044】上述のように電子ユニット5をスライドレ
ール20とともに、シェルフから引き出した後に、電子ユ
ニット5を手で把持するようにしている。したがって、
シェルフ1に電子ユニット5が近接して並列に挿着され
ていても、電子ユニット5の挿抜に何らの支障がない。
即ち、電子機器の小形化が推進される。
【0045】図6において、シェルフ1,下部固定レー
ル11,上部固定レール12等の構造は図1に図示したもの
と全く同じで、異なるところはスライドレール20の前部
の構造だけである。
【0046】スライドレール20のレール底板21を手前側
に延伸して延伸底板部40とし、延伸底板部40の先端に水
平につまみ41を設けている。一方、延伸底板部40の中心
部に前後方向に長い矩形状の窓49を設け、この窓49の後
枠部分の中央を手前側に延伸して窓49内に、片持ち梁状
の板厚が薄い短冊板45を設けている。
【0047】そして、前面が前下がりに傾斜した側面視
が直角三角形状の突起体46を、この短冊板45の先端部に
上方に突出させて設けている。この突起体46の位置は、
電子ユニット5をスライドレール20上に載せた状態で電
子ユニット5の前端面に対応する位置である。即ち、突
起体46の垂直の後端面が電子ユニット5の前端面に係合
するようになっている。
【0048】また、この突起体46の下部に、後方にほぼ
水平に突出する爪部材47を設け、爪部材47の先端に上向
きに爪を設けている。この爪部材47の爪はシェルフ1の
前下枠部材2Aの顎9に掛合するものである。
【0049】上述のように構成されているので、図7の
(A) に図示したようにスライドレール20を下部固定レー
ル11上を摺動させてシェルフ1内に押し込み、爪部材47
を前下枠部材2Aの顎に掛合させた後に、電子ユニット5
を把持して、その上側面部を上部固定レールに、下側面
部をスライドレール20にそれぞれ位置合わせし、電子ユ
ニット5を押し込むとその挿入側端面が突起体46の傾斜
面にあたる。
【0050】そして電子ユニット5をさらに押し込む
と、図7の(B) に図示したように、短冊板45が下方に撓
みその先端部が下がりこのことにより突起体46もまたさ
がる。よって、電子ユニット5の下端面が突起体46上面
を摺動して、スライドレール20内に押し込まれ、電子ユ
ニット5のコネクタがバックボードコネクタにプラグイ
ンする。この時に電子ユニット5の前端面が突起体46上
を通過し終わるので、短冊板45が復帰し、突起体46が上
昇して電子ユニット5の前端面に係合する。
【0051】また、このことともに爪部材47が前下枠部
材2Aの顎9に掛合する。即ち、スライドレール20がシェ
ルフ1にロックされるので、電子ユニット5がシェルフ
1から脱落することがない。
【0052】図8において、シェルフ1,下部固定レー
ル11,上部固定レール12等の構造は図1に図示したもの
と全く同じで、異なるところはスライドレール20の前部
の構造だけである。
【0053】スライドレール20のレール底板21を手前側
に延伸して、板厚が薄い延伸底板部50とし、延伸底板部
50の先端を下方にコの字形に折り曲げて、つまみ51を設
けている。
【0054】そして、つまみ51の下部を後方に延伸して
爪部材52とし、爪部材52の先端に下向きの爪を設け、こ
の爪部材52の爪をシェルフ1の前下枠部材2Aの顎9Bに掛
合するようにしている。
【0055】一方、延伸底板部50の中心部に前後方向に
長い矩形状の窓59を設け、この窓59の後枠部分の中央を
手前側に延伸して窓59内に、片持ち梁状の板厚が薄い短
冊板55を設けている。
【0056】そして、前面が前下がりに傾斜した側面視
直角三角形状の突起体56を、この短冊板55の先端部に上
方に突出させて設けている。この突起体56の位置は、電
子ユニット5をスライドレール20上に載せた状態で電子
ユニット5の前端面に対応する位置である。したがって
突起体56の垂直の後端面が電子ユニット5の前端面に係
合するようになっている。
【0057】図8に図示したものは、つまみ51を上方に
持ち上げて延伸底板部50を撓ませて、爪部材52と前下枠
部材2Aとの掛合が解除し、スライドレール20とシェルフ
1のロックを解除するものであり、突起体56を下方に押
して短冊板55を下方に撓ませて、突起体56と電子ユニッ
ト5との係合を解除するものである。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シェルフ
に挿着した下部固定レール上を所望に摺動するスライド
レールを設け、上部固定レールとスライドレールとで電
子ユニットのガイドするようにするとともに、このスラ
イドレールに電子ユニットをロックする突起体と、スラ
イドレールをシェルフにロックする爪部材とを設けたも
ので、電子ユニットをシェルフに近接して並列に装着し
ても、電子ユニットの挿抜に何らの支障がない。
【0059】即ち、電子機器の小形化が推進されるとい
う優れた効果を有するものである。また、電子ユニット
及びスライドレールを所定位置に挿入することで、ロッ
クが自動的に行われ、且つそのロック解除操作が簡単で
あるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の斜視図
【図2】 スライドレールの斜視図
【図3】 本発明の要所断面図
【図4】 電子ユニット挿入時の斜視図
【図5】 (A),(B) は電子ユニット抜去時の斜視図
【図6】 本発明の他の実施例の図で、 (A) は要所斜視図 (B) はスライドレールの斜視図
【図7】 (A),(B) は他の実施例の電子ユニット挿入時
の断面図
【図8】 本発明のさらに他の実施例の図で、 (A) は要所斜視図 (B) はスライドレールの斜視図
【図9】 従来の電子機器の斜視図
【図10】 従来のガイドレールの斜視図
【図11】 従来例の断面図
【符号の説明】
1 シェルフ、 2A 前下枠
部材、2B 後下枠部材、 3A
前上枠部材、3B 後上枠部材、
4 バックボード、5 電子ユニット、
9,9B 顎、11 下部固定レール、
12 上部固定レール、20 スライドレー
ル、 21 レール底板、30,40,50 延伸底板
部、 31,41,51 つまみ、32,46,56 突起体、
33,47,52 爪部材、39,49,59 窓、
45,55 短冊板、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェルフ(1) に配列した複数対の上・下
    固定レール(12,11)と、それぞれの該下部固定レール(1
    1)に摺動移動可能に装着するスライドレール(20)と、該
    上部固定レール(12)に上側面部を、該スライドレール(2
    0)に下側面部をそれぞれ挿入することで、該シェルフ
    (1) 内に並列して装着する複数の電子ユニット(5)と、
    からなる電子機器の構成とし、 該スライドレール(20)のレール底板が手前側に延伸し、
    先端部につまみ(31)を有する可撓性ある延伸底板部(30)
    と、 該つまみ(31)の後部に上方に突出して、前面が前下がり
    に傾斜した側面視直角三角形状に形成され、該電子ユニ
    ット(5) の前端面に係合する突起体(32)と、 該突起体(32)の下部に後方に突出して形成され、該シェ
    ルフ(1) の前下枠部材(2A)の顎(9) に掛合する爪部材(3
    3)とを、備えたことを特徴とする電子ユニットのロック
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の如くに構成された電子機
    器において、 スライドレール(20)のレール底板(21)が手前側に延伸
    し、先端部につまみ(41)を有する延伸底板部(40)と、 該レール底板(21)の前部の一部が、該延伸底板部(40)の
    中央部に設けた窓(49)内で、手前側に延伸してなる可撓
    性ある短冊板(45)と、 該短冊板(45)の先端部が上方に突出して、前面が前下が
    りに傾斜した側面視直角三角形状に形成され、電子ユニ
    ット(5) の前端面に係合する突起体(46)と、 該突起体(46)の下部に後方に突出して形成され、シェル
    フ(1) の前下枠部材(2A)の顎(9) に掛合する爪部材(47)
    とを、備えたことを特徴とする電子ユニットのロック構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の如くに構成された電子機
    器において、 スライドレール(20)のレール底板(21)が手前側に延伸
    し、前先端部につまみ(51)を有する可撓性ある延伸底板
    部(50)と、 該つまみ(51)の下部に後方に突出して形成され、シェル
    フ(1) の前下枠部材(2A)の顎(9B)に掛合する爪部材(52)
    と、 該レール底板(21)の前部の一部が、該延伸底板部(50)の
    中央部に設けた窓(59)内で、手前側に延伸してなる可撓
    性ある短冊板(55)と、 該短冊板(55)の先端部が上方に突出して、前面が前下が
    りに傾斜した側面視直角三角形状に形成され、電子ユニ
    ット(5) の前端面に係合する突起体(56)とを、備えたこ
    とを特徴とする電子ユニットのロック構造。
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