JPH0510215A - エバポシステム - Google Patents
エバポシステムInfo
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- JPH0510215A JPH0510215A JP18539191A JP18539191A JPH0510215A JP H0510215 A JPH0510215 A JP H0510215A JP 18539191 A JP18539191 A JP 18539191A JP 18539191 A JP18539191 A JP 18539191A JP H0510215 A JPH0510215 A JP H0510215A
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- Japan
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- fuel tank
- fuel
- valve
- canister
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M25/00—Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
- F02M25/08—Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
- F02M25/0809—Judging failure of purge control system
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、給油動作開始時に電気回路によっ
て開閉弁を一時的に開放させその後開閉弁を閉鎖させ、
給油動作開始時に一時的に燃料タンク内の蒸発燃料をキ
ャニスタに吸着させ、燃料タンク内の圧力を低下させ、
給油時に蒸発燃料が大気に放出されるのを防止し得るこ
とを目的としている。 【構成】 このため、燃料タンクとキャニスタとを連絡
する第１通路とキャニスタと吸気通路とを連絡する第２
通路とにより通路を形成し、第１通路途中にチェックバ
ルブを設け、チェックバルブに対して並列に開閉弁を設
け、内燃機関の作動時に開閉弁を開閉制御する制御部を
設け、燃料タンクへの給油動作開始状態を検出する検出
部を設け、検出部からの検出信号による給油動作開始時
には開閉弁を一時的に開放させその後開閉弁を閉鎖させ
て燃料タンク内の圧力を低下させるべく動作する電気回
路を設けている。
て開閉弁を一時的に開放させその後開閉弁を閉鎖させ、
給油動作開始時に一時的に燃料タンク内の蒸発燃料をキ
ャニスタに吸着させ、燃料タンク内の圧力を低下させ、
給油時に蒸発燃料が大気に放出されるのを防止し得るこ
とを目的としている。 【構成】 このため、燃料タンクとキャニスタとを連絡
する第１通路とキャニスタと吸気通路とを連絡する第２
通路とにより通路を形成し、第１通路途中にチェックバ
ルブを設け、チェックバルブに対して並列に開閉弁を設
け、内燃機関の作動時に開閉弁を開閉制御する制御部を
設け、燃料タンクへの給油動作開始状態を検出する検出
部を設け、検出部からの検出信号による給油動作開始時
には開閉弁を一時的に開放させその後開閉弁を閉鎖させ
て燃料タンク内の圧力を低下させるべく動作する電気回
路を設けている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はエバポシステムに係
り、特に内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを通路によ
り連絡して設け、この通路途中に蒸発燃料を吸着保持す
るキャニスタを設け、キャニスタに燃料タンクの蒸発燃
料を一旦吸着保持させ、このキャニスタに吸着保持され
た蒸発燃料を内燃機関の運転時に内燃機関に供給するエ
バポシステムに関する。
り、特に内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを通路によ
り連絡して設け、この通路途中に蒸発燃料を吸着保持す
るキャニスタを設け、キャニスタに燃料タンクの蒸発燃
料を一旦吸着保持させ、このキャニスタに吸着保持され
た蒸発燃料を内燃機関の運転時に内燃機関に供給するエ
バポシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】燃料タンク、気化器のフロート室などか
ら大気中に漏洩する蒸発燃料は、炭化水素（ＨＣ）を多
量に含み大気汚染の原因の一つとなっており、また燃料
の損失にもつながることから、これを防止するための各
種の技術が知られている。その代表的なものとして、活
性炭などの吸着剤を収容したキャニスタに燃料タンクの
蒸発燃料を一旦吸着保持させ、このキャニスタに吸着保
持された蒸発燃料を内燃機関の運転時に離脱（パージ）
させて内燃機関に供給するエバポシステムがある。
ら大気中に漏洩する蒸発燃料は、炭化水素（ＨＣ）を多
量に含み大気汚染の原因の一つとなっており、また燃料
の損失にもつながることから、これを防止するための各
種の技術が知られている。その代表的なものとして、活
性炭などの吸着剤を収容したキャニスタに燃料タンクの
蒸発燃料を一旦吸着保持させ、このキャニスタに吸着保
持された蒸発燃料を内燃機関の運転時に離脱（パージ）
させて内燃機関に供給するエバポシステムがある。
【０００３】このエバポシステムとしては、特開昭５５
−１６１９５２号公報に開示されるものがある。この公
報に開示される燃料蒸気排出抑止装置は、内燃機関停止
時に、必要に応じて燃料蒸気吸着容器内を減圧する減圧
手段を設け、必要時には燃料蒸気を燃料蒸気吸着容器内
に強制的に吸引・吸着させ、燃料注入時等の燃料槽の一
部が直接大気に開放された場合においても、大気中に放
出される燃料蒸気を極力減少させている。
−１６１９５２号公報に開示されるものがある。この公
報に開示される燃料蒸気排出抑止装置は、内燃機関停止
時に、必要に応じて燃料蒸気吸着容器内を減圧する減圧
手段を設け、必要時には燃料蒸気を燃料蒸気吸着容器内
に強制的に吸引・吸着させ、燃料注入時等の燃料槽の一
部が直接大気に開放された場合においても、大気中に放
出される燃料蒸気を極力減少させている。
【０００４】また、実開昭６２−１０２６７号公報に開
示されるものがある。この公報に開示される内燃機関の
キャニスタ装置は、バキュームラインを分岐してスロッ
トル弁の先端部に対峙して吸気管に開口する分岐通路
と、吸気管のスロットル弁より下流側に開口する分岐通
路とを設け、バキュームラインの分岐点に切換弁を設
け、この切換弁により冷間時にのみ一方の分岐通路を介
してスロットル弁下流側に生じる機関吸入負圧をパージ
コントロールバルブに導いている。
示されるものがある。この公報に開示される内燃機関の
キャニスタ装置は、バキュームラインを分岐してスロッ
トル弁の先端部に対峙して吸気管に開口する分岐通路
と、吸気管のスロットル弁より下流側に開口する分岐通
路とを設け、バキュームラインの分岐点に切換弁を設
け、この切換弁により冷間時にのみ一方の分岐通路を介
してスロットル弁下流側に生じる機関吸入負圧をパージ
コントロールバルブに導いている。
【０００５】更に、実開昭６３−１２１７５７号公報に
開示されるものがある。この公報に開示される燃料蒸気
排出防止装置は、燃料タンクを設けるとともに燃料蒸気
吸着手段を設け、この燃料タンクと燃料蒸気吸着手段と
を連結し且つ燃料供給時に燃料タンク内部の圧力を逃が
す導管を設け、導管の途中に配置された弁装置を設ける
とともに、給油スイッチを設け、イグニションキーがオ
ンされたことを検出する手段を設け、この検出手段及び
給油スイッチの出力によりイグニションキーがオフされ
且つ給油スイッチがオンされたことを検出した際には、
制御手段により弁装置を開放させている。
開示されるものがある。この公報に開示される燃料蒸気
排出防止装置は、燃料タンクを設けるとともに燃料蒸気
吸着手段を設け、この燃料タンクと燃料蒸気吸着手段と
を連結し且つ燃料供給時に燃料タンク内部の圧力を逃が
す導管を設け、導管の途中に配置された弁装置を設ける
とともに、給油スイッチを設け、イグニションキーがオ
ンされたことを検出する手段を設け、この検出手段及び
給油スイッチの出力によりイグニションキーがオフされ
且つ給油スイッチがオンされたことを検出した際には、
制御手段により弁装置を開放させている。
【０００６】更にまた、実開昭６４−４８４９号公報に
開示されるものがある。この公報に開示される燃料の過
給防止機構は、燃料タンクの給油管上に給油ノズルで作
動するスイッチを設けるとともに、燃料タンク内の上部
空間にレベルセンサを配設し、これらのスイッチ及びレ
ベルセンサをコントロールボックスに接続し、燃料タン
クの上部空間とキャニスタとを結ぶ第２ベンチレーショ
ン通路の途中に電磁弁を設け、電磁弁をスイッチの作動
によって開放させるとともに、レベルセンサの作動によ
って閉鎖させている。
開示されるものがある。この公報に開示される燃料の過
給防止機構は、燃料タンクの給油管上に給油ノズルで作
動するスイッチを設けるとともに、燃料タンク内の上部
空間にレベルセンサを配設し、これらのスイッチ及びレ
ベルセンサをコントロールボックスに接続し、燃料タン
クの上部空間とキャニスタとを結ぶ第２ベンチレーショ
ン通路の途中に電磁弁を設け、電磁弁をスイッチの作動
によって開放させるとともに、レベルセンサの作動によ
って閉鎖させている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のエバ
ポシステムにおいては、燃料タンク内の燃料から生成さ
れる蒸発燃料の発生を極力抑制するために、燃料タンク
とキャニスタとを連絡する通路途中にチェックバルブを
装着している。
ポシステムにおいては、燃料タンク内の燃料から生成さ
れる蒸発燃料の発生を極力抑制するために、燃料タンク
とキャニスタとを連絡する通路途中にチェックバルブを
装着している。
【０００８】この結果、燃料タンク内の圧力がある設定
値に保持されることとなり、燃料タンク内への給油時に
燃料キャップを開放すると、大なる燃料タンク内の圧力
により蒸発燃料が大気に放出され、有害成分が多量に排
出されることとなり、大気汚染を助長するという不都合
がある。
値に保持されることとなり、燃料タンク内への給油時に
燃料キャップを開放すると、大なる燃料タンク内の圧力
により蒸発燃料が大気に放出され、有害成分が多量に排
出されることとなり、大気汚染を助長するという不都合
がある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、内燃機関の吸気通路と燃料
タンクとを連絡する通路途中に蒸発燃料を吸着保持する
キャニスタを有するエバポシステムにおいて、前記燃料
タンクとキャニスタとを連絡する第１通路とキャニスタ
と吸気通路とを連絡する第２通路とにより前記通路を形
成し、前記第１通路途中にチェックバルブを設け、この
チェックバルブに対して並列に開閉弁を設け、前記内燃
機関の作動時に開閉弁を開閉制御する制御部を設け、前
記燃料タンクへの給油動作開始状態を検出する検出部を
設け、この検出部からの検出信号による給油動作開始時
には開閉弁を一時的に開放させその後開閉弁を閉鎖させ
て燃料タンク内の圧力を低下させるべく動作する電気回
路を設けたことを特徴とする。
述不都合を除去するために、内燃機関の吸気通路と燃料
タンクとを連絡する通路途中に蒸発燃料を吸着保持する
キャニスタを有するエバポシステムにおいて、前記燃料
タンクとキャニスタとを連絡する第１通路とキャニスタ
と吸気通路とを連絡する第２通路とにより前記通路を形
成し、前記第１通路途中にチェックバルブを設け、この
チェックバルブに対して並列に開閉弁を設け、前記内燃
機関の作動時に開閉弁を開閉制御する制御部を設け、前
記燃料タンクへの給油動作開始状態を検出する検出部を
設け、この検出部からの検出信号による給油動作開始時
には開閉弁を一時的に開放させその後開閉弁を閉鎖させ
て燃料タンク内の圧力を低下させるべく動作する電気回
路を設けたことを特徴とする。
【００１０】
【作用】上述の如く発明したことにより、給油動作開始
時には、電気回路によって開閉弁を一時的に開放させそ
の後開閉弁を閉鎖させ、給油動作開始時に一時的に開閉
弁を開放させることによって燃料タンク内の蒸発燃料を
キャニスタに吸着させ、燃料タンク内の圧力を低下さ
せ、給油時に蒸発燃料が大気に放出される惧れが全くな
いものである。
時には、電気回路によって開閉弁を一時的に開放させそ
の後開閉弁を閉鎖させ、給油動作開始時に一時的に開閉
弁を開放させることによって燃料タンク内の蒸発燃料を
キャニスタに吸着させ、燃料タンク内の圧力を低下さ
せ、給油時に蒸発燃料が大気に放出される惧れが全くな
いものである。
【００１１】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【００１２】図１〜図１２はこの発明の実施例を示すも
のである。図１において、２は内燃機関、４はエアクリ
ーナ、６はスロットルバルブ、８はサージタンク、１０
は吸気通路、１２は燃焼室、１４は排気通路、１６は燃
料タンクである。この内燃機関２は、吸気通路１０に燃
焼室１２方向に指向させて燃料噴射弁１８を設けてい
る。燃料噴射弁１８は、図示しない燃料通路により燃料
タンク１６に連通されている。
のである。図１において、２は内燃機関、４はエアクリ
ーナ、６はスロットルバルブ、８はサージタンク、１０
は吸気通路、１２は燃焼室、１４は排気通路、１６は燃
料タンクである。この内燃機関２は、吸気通路１０に燃
焼室１２方向に指向させて燃料噴射弁１８を設けてい
る。燃料噴射弁１８は、図示しない燃料通路により燃料
タンク１６に連通されている。
【００１３】燃料タンク１６の燃料は、燃料ポンプ（図
示せず）により燃料通路を介して燃料噴射弁１８に送給
され、空気とともに燃焼室１２に供給されて燃焼され
る。燃焼により生成された排気は、排気通路１４により
排出される。
示せず）により燃料通路を介して燃料噴射弁１８に送給
され、空気とともに燃焼室１２に供給されて燃焼され
る。燃焼により生成された排気は、排気通路１４により
排出される。
【００１４】前記内燃機関２の吸気通路１０、例えばス
ロットルバルブ６下流側のサージタンク８と燃料タンク
１６とを連絡する通路２０を設け、この通路２０途中に
蒸発燃料を吸着保持するキャニスタ２２を設ける。
ロットルバルブ６下流側のサージタンク８と燃料タンク
１６とを連絡する通路２０を設け、この通路２０途中に
蒸発燃料を吸着保持するキャニスタ２２を設ける。
【００１５】前記通路２０を、前記燃料タンク１６とキ
ャニスタ２２とを連絡する第１通路２４と、キャニスタ
２２と吸気通路１０とを連絡する第２通路２６とにより
形成する。
ャニスタ２２とを連絡する第１通路２４と、キャニスタ
２２と吸気通路１０とを連絡する第２通路２６とにより
形成する。
【００１６】また、第１通路２４途中にセパレータ２８
を設け、燃料タンク１６とセパレータ２８間の第１通路
２４にチェックバルブ３０を設ける。このチェックバル
ブ３０は、燃料タンク１６内の圧力及びキャニスタ２２
内の圧力を所定の圧力に設定し、燃料タンク１６内にお
けるＨＣの発生量を抑制するものである。
を設け、燃料タンク１６とセパレータ２８間の第１通路
２４にチェックバルブ３０を設ける。このチェックバル
ブ３０は、燃料タンク１６内の圧力及びキャニスタ２２
内の圧力を所定の圧力に設定し、燃料タンク１６内にお
けるＨＣの発生量を抑制するものである。
【００１７】前記チェックバルブ３０に対して並列に開
閉弁たる第１ソレノイドバルブ３２を設ける。つまり、
チェックバルブ３０をバイパスすべく第３通路３４を設
け、この第３通路３４途中に第１ソレノイドバルブ３２
を設けるものである。この第１ソレノイドバルブ３２
は、弁体３２−１とソレノイド３２−２とからなる。
閉弁たる第１ソレノイドバルブ３２を設ける。つまり、
チェックバルブ３０をバイパスすべく第３通路３４を設
け、この第３通路３４途中に第１ソレノイドバルブ３２
を設けるものである。この第１ソレノイドバルブ３２
は、弁体３２−１とソレノイド３２−２とからなる。
【００１８】前記内燃機関２の作動時に第１ソレノイド
バルブ３２を開閉制御する制御部３６を設け、前記燃料
タンク１６への給油動作開始状態を検出する検出部３８
を設け、この検出部３８からの検出信号による給油動作
開始時には第１ソレノイドバルブ３２を一時的に開放さ
せその後第１ソレノイドバルブ３２を閉鎖させて燃料タ
ンク１６内の圧力を低下させるべく動作する電気回路４
０を設ける構成とする。
バルブ３２を開閉制御する制御部３６を設け、前記燃料
タンク１６への給油動作開始状態を検出する検出部３８
を設け、この検出部３８からの検出信号による給油動作
開始時には第１ソレノイドバルブ３２を一時的に開放さ
せその後第１ソレノイドバルブ３２を閉鎖させて燃料タ
ンク１６内の圧力を低下させるべく動作する電気回路４
０を設ける構成とする。
【００１９】詳述すれば、前記制御部３６には、スロッ
トルバルブ６の開度を検出するスロットルセンサ４２
と、第１ソレノイドバルブ３２と、第２通路２６途中に
設けられる第２ソレノイドバルブ４４と、燃料噴射弁１
８と、Ｏ2 センサ４６とが夫々接続されている。
トルバルブ６の開度を検出するスロットルセンサ４２
と、第１ソレノイドバルブ３２と、第２通路２６途中に
設けられる第２ソレノイドバルブ４４と、燃料噴射弁１
８と、Ｏ2 センサ４６とが夫々接続されている。
【００２０】そして、前記制御部３６は、内燃機関２の
作動時に第１ソレノイドバルブ３２を開放させ、燃料タ
ンク１６内に発生する蒸発燃料をキャニスタ２２内に吸
着させるべく制御するものである。
作動時に第１ソレノイドバルブ３２を開放させ、燃料タ
ンク１６内に発生する蒸発燃料をキャニスタ２２内に吸
着させるべく制御するものである。
【００２１】また、前記検出部３８について詳述する。
検出部３８を、例えば図４〜図６に示す如く、燃料タン
ク１６のキャップ４８の開閉時あるいは給油用注入ガン
５０の挿入時を検出する第１検出部５２と、図７及び図
８に示す如く、ボディ５４に形成されるフューエルリッ
ド５６の開閉時を検出する第２検出部５８とにより形成
する。
検出部３８を、例えば図４〜図６に示す如く、燃料タン
ク１６のキャップ４８の開閉時あるいは給油用注入ガン
５０の挿入時を検出する第１検出部５２と、図７及び図
８に示す如く、ボディ５４に形成されるフューエルリッ
ド５６の開閉時を検出する第２検出部５８とにより形成
する。
【００２２】そして、第２検出部５８としては、フュー
エルリッド５６の開閉時を検出すべくフューエルリッド
５６近傍に配設したが、車室（図示せず）内からのレバ
ー作動によりフューエルリッド５６を開放する方式等の
ものにおいては、レバーの作動時を第２検出部により検
出する構成とすることもできる。
エルリッド５６の開閉時を検出すべくフューエルリッド
５６近傍に配設したが、車室（図示せず）内からのレバ
ー作動によりフューエルリッド５６を開放する方式等の
ものにおいては、レバーの作動時を第２検出部により検
出する構成とすることもできる。
【００２３】前記電気回路４０は、第１ソレノイドバル
ブ３２とバッテリ６０とを電路６２により接続し、この
電路６２途中に常閉接点たる第１接点６４と常開接点た
る第２接点６６とを夫々設け、第１接点６４を前記第１
検出部５２に接続し、第２接点６６を第２検出部５８に
接続する。
ブ３２とバッテリ６０とを電路６２により接続し、この
電路６２途中に常閉接点たる第１接点６４と常開接点た
る第２接点６６とを夫々設け、第１接点６４を前記第１
検出部５２に接続し、第２接点６６を第２検出部５８に
接続する。
【００２４】そして、前記フューエルリッド５６の開放
される給油動作開始時に第２検出部５８からの信号によ
って第２接点６６を閉成し、電路６２を接続して第１ソ
レノイドバルブ３２を開放するとともに、例えばキャッ
プ４８の開放時に第１検出部５２によって第１接点６４
を開成し、電路６２を遮断して第１ソレノイドバルブ３
２を閉鎖すべく構成し、第１ソレノイドバルブ３２を一
時的に開放させその後第１ソレノイドバルブ３２を閉鎖
させて燃料タンク１６内の圧力を低下させるものであ
る。
される給油動作開始時に第２検出部５８からの信号によ
って第２接点６６を閉成し、電路６２を接続して第１ソ
レノイドバルブ３２を開放するとともに、例えばキャッ
プ４８の開放時に第１検出部５２によって第１接点６４
を開成し、電路６２を遮断して第１ソレノイドバルブ３
２を閉鎖すべく構成し、第１ソレノイドバルブ３２を一
時的に開放させその後第１ソレノイドバルブ３２を閉鎖
させて燃料タンク１６内の圧力を低下させるものであ
る。
【００２５】次に作用について説明する。
【００２６】前記内燃機関２の停止時には、図９に示す
如く、第１接点６４が閉鎖しているとともに、第２接点
６６が開放しており、第１ソレノイドバルブ３２は閉鎖
状態を維持し、燃料タンク１６内に発生する蒸発燃料の
キャニスタ２２への吸着が行われない。
如く、第１接点６４が閉鎖しているとともに、第２接点
６６が開放しており、第１ソレノイドバルブ３２は閉鎖
状態を維持し、燃料タンク１６内に発生する蒸発燃料の
キャニスタ２２への吸着が行われない。
【００２７】また、前記フューエルリッド５６が開放さ
れる給油動作開始時には、図１０に示す如く、第２検出
部５８からの信号によって第２接点６６を閉成し、電路
６２を接続して第１ソレノイドバルブ３２を開放し、燃
料タンク１６内に発生する蒸発燃料をキャニスタ２２内
に吸着させ、燃料タンク１６内の圧力を低下させる。こ
の第１ソレノイドバルブ３２の開放動作は、例えばキャ
ップ４８の開放時まで一時的に継続される。
れる給油動作開始時には、図１０に示す如く、第２検出
部５８からの信号によって第２接点６６を閉成し、電路
６２を接続して第１ソレノイドバルブ３２を開放し、燃
料タンク１６内に発生する蒸発燃料をキャニスタ２２内
に吸着させ、燃料タンク１６内の圧力を低下させる。こ
の第１ソレノイドバルブ３２の開放動作は、例えばキャ
ップ４８の開放時まで一時的に継続される。
【００２８】そして、キャップ４８の開放時には、図１
１に示す如く、第１検出部５２によって第１接点６４を
開成し、電路６２を遮断し、第１ソレノイドバルブ３２
を閉鎖させ、燃料タンク１６内に発生する蒸発燃料のキ
ャニスタ２２への吸着を停止させる。
１に示す如く、第１検出部５２によって第１接点６４を
開成し、電路６２を遮断し、第１ソレノイドバルブ３２
を閉鎖させ、燃料タンク１６内に発生する蒸発燃料のキ
ャニスタ２２への吸着を停止させる。
【００２９】更に、前記内燃機関２の作動時には、一般
的に給油は行われないものであり、第１、第２検出部５
２、５８による第１ソレノイドバルブ３２の開閉は行わ
れず、図１２に示す如く、第１ソレノイドバルブ３２は
制御部３６によって開閉制御される。
的に給油は行われないものであり、第１、第２検出部５
２、５８による第１ソレノイドバルブ３２の開閉は行わ
れず、図１２に示す如く、第１ソレノイドバルブ３２は
制御部３６によって開閉制御される。
【００３０】これにより、給油動作開始時に一時的に第
１ソレノイドバルブ３２を開放させて燃料タンク１６内
の蒸発燃料をキャニスタ２２に吸着させることができ、
燃料タンク１６内の圧力を大気圧状態まで低下し得て、
給油時に蒸発燃料が大気に放出される惧れが全くなく、
大気汚染問題に対処でき、実用上有利である。
１ソレノイドバルブ３２を開放させて燃料タンク１６内
の蒸発燃料をキャニスタ２２に吸着させることができ、
燃料タンク１６内の圧力を大気圧状態まで低下し得て、
給油時に蒸発燃料が大気に放出される惧れが全くなく、
大気汚染問題に対処でき、実用上有利である。
【００３１】また、前記電気回路４０の構成が比較的簡
略であることにより、製作が容易で、コストを低廉とし
得るとともに、市販の車両に使用されているエバポシス
テムに接続することが可能であり、設計変更等の不具合
を解消することができる。
略であることにより、製作が容易で、コストを低廉とし
得るとともに、市販の車両に使用されているエバポシス
テムに接続することが可能であり、設計変更等の不具合
を解消することができる。
【００３２】更に、前記第１ソレノイドバルブ３２を一
時的に開放させることにより、給油時に常時開放させて
いるものに比しキャニスタを小型化することができるも
のである。
時的に開放させることにより、給油時に常時開放させて
いるものに比しキャニスタを小型化することができるも
のである。
【００３３】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、燃料タンクとキャニスタとを連絡する第１通路とキ
ャニスタと吸気通路とを連絡する第２通路とにより通路
を形成し、第１通路途中にチェックバルブを設け、チェ
ックバルブに対して並列に開閉弁を設け、内燃機関の作
動時に開閉弁を開閉制御する制御部を設け、燃料タンク
への給油動作開始状態を検出する検出部を設け、検出部
からの検出信号による給油動作開始時には開閉弁を一時
的に開放させその後開閉弁を閉鎖させて燃料タンク内の
圧力を低下させるべく動作する電気回路を設けたので、
給油動作開始時に一時的に開閉弁を開放させて燃料タン
ク内の蒸発燃料をキャニスタに吸着させることができ、
燃料タンク内の圧力を低下させ得て、給油時に蒸発燃料
が大気に放出される惧れが全くなく、大気汚染問題に対
処し得るものである。
ば、燃料タンクとキャニスタとを連絡する第１通路とキ
ャニスタと吸気通路とを連絡する第２通路とにより通路
を形成し、第１通路途中にチェックバルブを設け、チェ
ックバルブに対して並列に開閉弁を設け、内燃機関の作
動時に開閉弁を開閉制御する制御部を設け、燃料タンク
への給油動作開始状態を検出する検出部を設け、検出部
からの検出信号による給油動作開始時には開閉弁を一時
的に開放させその後開閉弁を閉鎖させて燃料タンク内の
圧力を低下させるべく動作する電気回路を設けたので、
給油動作開始時に一時的に開閉弁を開放させて燃料タン
ク内の蒸発燃料をキャニスタに吸着させることができ、
燃料タンク内の圧力を低下させ得て、給油時に蒸発燃料
が大気に放出される惧れが全くなく、大気汚染問題に対
処し得るものである。
【図１】この発明の実施例を示すエバポシステムの概略
構成図である。
構成図である。
【図２】第１ソレノイドバルブの閉鎖状態を示す概略拡
大図である。
大図である。
【図３】第１ソレノイドバルブの開放状態を示す概略拡
大図である。
大図である。
【図４】燃料タンクのキャップ装着時を示す概略拡大断
面図である。
面図である。
【図５】燃料タンクのキャップ取り外し時を示す概略拡
大断面図である。
大断面図である。
【図６】燃料タンクへの注入ガン挿入時を示す概略拡大
断面図である。
断面図である。
【図７】ボディに形成されるフューエルリッドの閉鎖時
を示す概略拡大断面図である。
を示す概略拡大断面図である。
【図８】ボディに形成されるフューエルリッドの開放時
を示す概略拡大断面図である。
を示す概略拡大断面図である。
【図９】内燃機関の停止時の電気回路状態を示す概略図
である。
である。
【図１０】フューエルリッドの開放時の電気回路状態を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図１１】燃料タンクのキャップ取り外し時の電気回路
状態を示す概略図である。
状態を示す概略図である。
【図１２】内燃機関の作動時の電気回路状態を示す概略
図である。
図である。
２ 内燃機関 ８ サージタンク １０ 吸気通路 １４ 排気通路 １６ 燃料タンク １８ 燃料噴射弁 ２０ 通路 ２２ キャニスタ ２４ 第１通路 ２６ 第２通路 ３０ チェックバルブ ３２ 第１ソレノイドバルブ ３４ 第３通路 ３６ 制御部 ３８ 検出部 ４０ 電気回路 ４４ 第２ソレノイドバルブ ４８ キャップ ５０ 給油用注入ガン ５２ 第１検出部 ５６ フューエルリッド ５８ 第２検出部 ６４ 第１接点 ６６ 第２接点
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを連
絡する通路途中に蒸発燃料を吸着保持するキャニスタを
有するエバポシステムにおいて、前記燃料タンクとキャ
ニスタとを連絡する第１通路とキャニスタと吸気通路と
を連絡する第２通路とにより前記通路を形成し、前記第
１通路途中にチェックバルブを設け、このチェックバル
ブに対して並列に開閉弁を設け、前記内燃機関の作動時
に開閉弁を開閉制御する制御部を設け、前記燃料タンク
への給油動作開始状態を検出する検出部を設け、この検
出部からの検出信号による給油動作開始時には開閉弁を
一時的に開放させその後開閉弁を閉鎖させて燃料タンク
内の圧力を低下させるべく動作する電気回路を設けたこ
とを特徴とするエバポシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03185391A JP3074808B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | エバポシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03185391A JP3074808B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | エバポシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510215A true JPH0510215A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3074808B2 JP3074808B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=16169992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03185391A Expired - Lifetime JP3074808B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | エバポシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074808B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH056145U (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-29 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの燃料蒸気排出抑止装置 |
| US5803055A (en) * | 1995-11-14 | 1998-09-08 | Nissan Motor Co., Ltd. | Device for detecting replenishment of fuel tank of an engine and diagnostic device for evaporated fuel processing mechanism of the engine |
| DE19502832C2 (de) * | 1994-01-31 | 2000-04-13 | Fuji Heavy Ind Ltd | Kraftstoffdampfsteuerungssystem und -verfahren |
| US6192742B1 (en) | 1997-11-17 | 2001-02-27 | Denso Corporation | More reliable leakage diagnosis for evaporated gas purge system |
| JP2006347377A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Hitachi Ltd | 車両の制御装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP5696906B2 (ja) | 2012-10-15 | 2015-04-08 | 株式会社デンソー | 蒸発燃料処理装置 |
-
1991
- 1991-06-29 JP JP03185391A patent/JP3074808B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
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| JPH056145U (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-29 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンの燃料蒸気排出抑止装置 |
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| JP2006347377A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Hitachi Ltd | 車両の制御装置 |
| JP4567534B2 (ja) * | 2005-06-16 | 2010-10-20 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両の制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3074808B2 (ja) | 2000-08-07 |
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