JPH0510106Y2 - - Google Patents

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JPH0510106Y2
JPH0510106Y2 JP2007287U JP2007287U JPH0510106Y2 JP H0510106 Y2 JPH0510106 Y2 JP H0510106Y2 JP 2007287 U JP2007287 U JP 2007287U JP 2007287 U JP2007287 U JP 2007287U JP H0510106 Y2 JPH0510106 Y2 JP H0510106Y2
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reaction
ribs
notch
traveling
locking body
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、複数の組立体を躯体の桁方向に順
次移動させて組立てるトラベリングにおいて使用
する反力装置に関するものである。
[従来の技術] 従来トラベリング用牽引装置は、第4図に示す
ように躯体の柱16から張り出したブラケツト1
7に受け梁18が取付けられ、その上に断面箱形
をなし、その側面に反力孔19を等間隔に穿設し
た走行レール20が固定され、走行レール20上
に躯体の梁21の移動用シユー22を載置し、油
圧ジヤツキ23の先端に連結した係合体24の爪
25を走行レール20の反力孔19に係合して梁
21を牽引する装置、および第5図に示すように
受け梁26上に山形鋼の側面に反力ピン27を等
間隔に植設した走行レール28,28を固定し、
その間にトラス29の移動用シユー30を載置
し、油圧ジヤツキ31の先端の係合用鉤体32を
走行レール28の反力ピン27上を超えて前方に
落し自動的に反力ピン27に係合させトラス29
を牽引する装置が知られている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来のトラベリング用牽引装置は、走行レ
ールの反力孔の厚さや反力ピンの径の大きさによ
つて耐力が決まるが、トラベリング時の反力が大
きいときは反力孔または反力ピンのせん断力が不
足し、それらが変形し走行に支障を生じる問題点
があり、また側面に反力孔を穿設したレールやピ
ンを植設したレールは製作に手数を要し製品が高
価となる問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決するためにこの考案は、受
け梁上に複数のリブを有する反力板を取付け、こ
れらのリブに一方向にのみ係止する切欠きを設
け、前記複数のリブ全体に係合する幅を有し、か
つ前進時のみ係合する係止体を油圧ジヤツキに枢
着したトラベリング用反力装置の手段を講じるも
のである。
[作用] 実施例の図面を参照してこの考案の作用を説明
する。
この考案のトラベリング用反力装置を用いて躯
体の梁8を牽引するには、第1図におけるように
走行レール2上に載置された梁8は油圧ジヤツキ
9を縮小することによつてその他端11に枢着さ
れた係止体15の係合部14が反力板3のリブ4
に設けた切欠き7に係合するため梁8は左方向に
牽引され前進する。つぎに油圧ジヤツキ9を伸長
させると係合部14の下向き斜面12はリブ4の
切欠き7の上向き斜面5に誘導されて係止体15
はリブ4の上面に乗つた状態で前進する。さらに
油圧ジヤツキ9を伸長させると係止体15の係合
部14はリブ4の切欠き7内に落ち込み係合部1
4の立上り部13と切欠き7の立上り部6が係合
し最初の状態となるので油圧ジヤツキ9の縮少、
伸長を繰返すことにより梁8を牽引し前進させる
ことができる。
[実施例] この考案の1実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1は躯体の柱に取付けたH形
鋼からなる受け梁であつて、その上部中央に走行
レール2が、またその両側にチヤンネル形鋼から
なる反力板3がそのリブ4を上向きにして固定さ
れている。反力板3のリブ4には前方に向つて上
向き斜面5とし、その後方を立上り部6とした切
欠き7、すなわち一方向にのみ係止する切欠き7
を等間隔に削設する。走行レール2上には躯体の
梁8が載置されるとともに油圧ジヤツキ9の一端
10が枢着され、その他端11には反力板3のリ
ブ4に係合する幅を有し、かつ前方に向つて下向
きの斜面12を形成しその後方を立上り部13と
した係合部14を両側に有する係止体15が枢着
され、この係止体15を反力板3のリブ4の切欠
き7に係合させて梁8を牽引するものである。
なお、反力板3はチヤンネル形鋼に代えて第2
図に示すように走行レール2の両側にリブ4を溶
接等によつて取付けてもよく、また必要に応じた
リブ4の数を2個以上設けることができる。
また係止体15の形状は第3図に示すように係
合部14の形をのこ歯状等適宜の形としてもよ
い。
[考案の効果] この考案は、トラベリング時の反力が大きい場
合においても反力板に複数のリブを有し、これら
のリブ全体に係合する幅を有する係止体によつて
反力を適当に分散できるので、従来の反力孔やピ
ンのようにせん断力不足のためにこれらが変形し
てトラベリングに支障を生じることがない。そし
て反力板は切欠きを削設するだけであるので製作
が簡単で製品は低コストで提供でき、前進時にの
み反力板の切欠きに係合する係止体を使用するこ
とによつて油圧ジヤツキの伸縮のみで自動的にト
ラベリングを行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、この考案の実施例を示すも
ので、第1図は斜視図、第2図は側面図、第3図
は正面図、第4図および第5図は従来例を示すも
のでそれぞれ斜視図である。 1……受け梁、3……反力板、4……リブ、7
……切欠き、9……油圧ジヤツキ、15……係止
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受け梁1上に複数のリブ4を有する反力板3を
    取付け、これらのリブ4に一方向にのみ係止する
    切欠き7を設け、前記複数のリブ4全体に係合す
    る幅を有し、かつ前進時のみ係合する係止体15
    を油圧ジヤツキ9に枢着したトラベリング用反力
    装置。
JP2007287U 1987-02-16 1987-02-16 Expired - Lifetime JPH0510106Y2 (ja)

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JP2007287U JPH0510106Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

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JPS63129049U JPS63129049U (ja) 1988-08-24
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