JPH0510074U - 農作業車の運転座席支持構造 - Google Patents

農作業車の運転座席支持構造

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JPH0510074U
JPH0510074U JP5757991U JP5757991U JPH0510074U JP H0510074 U JPH0510074 U JP H0510074U JP 5757991 U JP5757991 U JP 5757991U JP 5757991 U JP5757991 U JP 5757991U JP H0510074 U JPH0510074 U JP H0510074U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な支持機構だけで、運転座席を運転者の
体格に応じた位置に位置変更することができるものを提
供する。 【構成】 運転座席11を機体前後方向に沿ってスライ
ド調節自在に構成してある農作業車の運転座席支持構造
であって、前記運転座席11のスライド支持面15を機
体後方側ほど上方に位置するよう斜め姿勢に設けてあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、運転座席を機体前後方向に沿ってスライド調節自在に構成してある 農作業車の運転座席支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記農作業車の運転座席支持構造において、従来では、例えば実開昭56−1 24540号公報に開示されるように、水平な載置支持面上にスライド支持機構 を介して運転座席を支持するよう構成し、上下位置調節自在な足載せ装置を設け たものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構造は、運転座席を運転者の体格の違いに応じて位置調節できるよう にしたものであり、しかも、体格が比較的小さい運転者の場合、座席を前方側に 位置調節しても、座席と足載せ部との間の距離が一定であると、姿勢が安定しな いので、足載せ部分を上下調節可能にしたものである。 ところが、上記従来構造によるときは、運転座席を操縦操作性を低下させるこ となく位置調節自在に支持するために、複雑なリンク機構を備えた足載せ装置が 必要で、構造が複雑になる欠点があった。 本考案は、上記したような不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴構成は、冒頭に記載した農作業車の運転座席支持構造において、 前記運転座席のスライド支持面を機体後方側ほど上方に位置するよう斜め姿勢に 設けてある点にある。
【0005】
【作用】
運転座席を支持する支持面自体が斜め姿勢に設けられるので、運転座席をスラ イドさせるに伴って、運転座席の上下位置が、後方に移動するほど上方に変化す るので、足載せ部を一定の上下位置に設定した場合であっても、運転者の体格の 違いに応じた適切な位置に設定できることなる。しかも、運転座席を位置調節固 定させる機構は単にスライド移動が可能なもので済み、複雑なリンク機構等は不 要である。
【0006】
【考案の効果】
従って、合理的な座席支持構造に改良することで、簡易な支持機構だけで、運 転座席を運転者の体格の違いに応じた位置に位置変更させることができるものと なった。又、このように改良することで、発生する運転座席下方の側面視3角形 の空間を、例えば、原動部におけるタンク類やエンジン冷却用部材の大型化を図 ること、あるいは、工具収納部に兼用すること等に有効利用できる利点もある。
【0007】
【実施例】
以下、実施例を図面に基いて説明する。 図5に農作業車の一例であるコンバインの前部を示している。このコンバイン は、機体前部に刈取前処理装置1を設けるとともに、この刈取前処理装置1の右 横側に運転部2を配設し、この運転部2の下方側に原動部3を設けて構成してあ る。
【0008】 前記原動部3は、機体フレーム4上にエンジン5を搭載するとともに、エンジ ン5の横外方側にエンジン冷却用ラジエータ6を配備し、燃焼排気の消音用マフ ラー7をエンジン5の後部側に縦姿勢で配置してある。又、エンジン5の上方後 部にはリザーブタンク8を設け、下方側の機体フレーム4内側にエアークリーナ 9を取付けてある。そして、この原動部3はボンネット10により覆ってあり、 このボンネット10上に運転座席11を載置支持してある。つまり、図1に示す ように、運転座席11が安定的に載置支持できるよう、後方部10a並びに外方 側部10bを座席載置支持面15よりも上方突出させて座席載置空間を形成して ある。そして、このボンネット10は、原動部3におけるエンジン5等のメンテ ナンス作業のために、揺動開放できるよう横外方側下端部の前後軸芯X1周りで 機体フレーム4に枢支連結してある。
【0009】 運転座席11の前方側には、運転ステップ部12から立設した操縦部ポスト1 3の上部に、揺動操作式の走行用操縦レバー14を配備し、運転座席11の内方 側横側には、その他の操作レバー類を配備して運転部2を構成してある。
【0010】 そして、ボンネット10における座席載置支持面15(スライド支持面の一例 )を後方側ほど上方に位置するよう傾斜姿勢に形成してあり、この載置支持面1 5に、スライド支持機構Rにより、前後方向にスライド移動自在並びに位置固定 自在に運転座席11を載置支持してある。つまり、図3、図4に示すように、載 置支持面15に左右一対の支持レール16を取付けるとともに、運転座席側に支 持レール16にスライド自在に係合案内されるガイド部材17を係合して運転座 席11を載置支持面15に沿ってスライド自在に設け、載置面側に配備した係止 部材18の複数の係止凹部18aに選択的に係合離脱操作自在な係合部材19を 係合付勢状態で座席側に取付けて、前記スライド支持機構Rを構成してある。
【0011】 このように座席載置支持面15を後上がり傾斜姿勢に設けることで、運転者の 体格に応じた座席11の位置変更調節を行うことができるとともに、このように ボンネット10の上面を斜め姿勢に形成する結果、原動部3内部の後部側空間が 上方に向けて広がることになり、前記マフラー7を経路の長い大容量のものを使 用することができる。又、エアークリーナ9の外気取り入れ口20を、図2に示 すように、従来よりも高い位置に設定することができ、リザーブタンク8の大容 量化も図ることができる。
【0012】 〔別実施例〕 前記ボンネット10の上部面を斜め姿勢に形成するものに代えて、図6、図7 に示すように構成してもよい。つまり、ボンネット10の上部面10cを水平姿 勢に設けるとともに、その上部に後方側ほど上方に位置する斜め姿勢の合成樹脂 製の座席取付板21の上面15(スライド支持面の他の例)に運転座席11を前 後スライド自在に載置支持するよう構成するとともに、この座席取付板21を前 端縁において運転座席11と一体的に横軸芯X2周りで揺動開放自在に枢支し、 その内方側に工具箱22を内装した状態で、閉じ姿勢においてボンネット10の 後部立上げ部10aにネジ止めするよう構成するよう構成してもよい。尚、運転 座席11の背凭れ部の上部を後方に屈曲させて、この屈曲部11aが運転座席1 1と後部立上げ部10aとの隙間を覆い、塵埃が侵入する防止する構成としてい る。
【0013】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を容易にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】座席支持部の側面図
【図2】座席支持部の後面図
【図3】座席支持部の正面図
【図4】スライド支持機構の側面図
【図5】コンバイン前部の側面図
【図6】別実施例の座席支持部の側面図
【図7】別実施例の座席支持部の正面図
【符号の説明】
11 運転座席 15 載置支持面

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 運転座席(11)を機体前後方向に沿っ
    てスライド調節自在に構成してある農作業車の運転座席
    支持構造であって、前記運転座席(11)のスライド支
    持面(15)を機体後方側ほど上方に位置するよう斜め
    姿勢に設けてある農作業車の運転座席支持構造。
JP1991057579U 1991-07-24 1991-07-24 農作業車の運転座席支持構造 Expired - Lifetime JP2558636Y2 (ja)

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JPH0510074U true JPH0510074U (ja) 1993-02-09
JP2558636Y2 JP2558636Y2 (ja) 1997-12-24

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549301A (en) * 1977-06-23 1979-01-24 Kawasaki Heavy Ind Ltd Boiler with incinerator
JPS5523899A (en) * 1978-08-04 1980-02-20 British Petroleum Co Nozzle injector
JPS59158859A (ja) * 1983-02-28 1984-09-08 松下電工株式会社 軒樋継手

Patent Citations (3)

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JPS59158859A (ja) * 1983-02-28 1984-09-08 松下電工株式会社 軒樋継手

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JP2558636Y2 (ja) 1997-12-24

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