JPH0510041Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0510041Y2 JPH0510041Y2 JP1983014403U JP1440383U JPH0510041Y2 JP H0510041 Y2 JPH0510041 Y2 JP H0510041Y2 JP 1983014403 U JP1983014403 U JP 1983014403U JP 1440383 U JP1440383 U JP 1440383U JP H0510041 Y2 JPH0510041 Y2 JP H0510041Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- boom
- arm
- swing
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、油圧シヨベルの旋回体、ブーム、ア
ーム等を駆動する旋回モータ、ブーム用シリン
ダ、アーム用シリンダ等の油圧回路に関するもの
である。
ーム等を駆動する旋回モータ、ブーム用シリン
ダ、アーム用シリンダ等の油圧回路に関するもの
である。
油圧シヨベルは、第１図に示すように走行車
体、旋回体Ａ、ブームＢ、アームＣ、バケツトＤ
等よりなり、それらを駆動する旋回モータａ、ブ
ーム用シリンダｂ、アーム用シリンダｃ等に圧油
を給排する従来の油圧回路は第３図、第４図に示
すようになつているが、第３図に示す油圧回路に
ついては、旋回モータａとアーム用シリンダｃの
作動およびブーム用シリンダｂの伸張を同時に行
なうために旋回用操作弁２、アーム用操作弁３、
およびブーム用操作弁６を同時に操作すると、旋
回用操作弁２はロジツク弁７の作動によりブーム
用シリンダｂのブーム持上げ側とパラレル接続と
なり、比較的に高圧となるブーム用シリンダｂの
ブーム持上げ圧により旋回モータａに駆動力が付
加されることになる。従つて、旋回モータａの駆
動軸トルクが大となり旋回体Ａの加速トルク、旋
回速度が大きくなり、第２図に示すようにブーム
用シリンダｂの伸び量に対し旋回角度θの変化
が大きい図示の曲線イになるため、例えば、ダン
プカーへの積込作業時に荷台高さをクリヤしない
前にバケツトＤが旋回されてダンプカー側部に衝
突するおそれがある。
体、旋回体Ａ、ブームＢ、アームＣ、バケツトＤ
等よりなり、それらを駆動する旋回モータａ、ブ
ーム用シリンダｂ、アーム用シリンダｃ等に圧油
を給排する従来の油圧回路は第３図、第４図に示
すようになつているが、第３図に示す油圧回路に
ついては、旋回モータａとアーム用シリンダｃの
作動およびブーム用シリンダｂの伸張を同時に行
なうために旋回用操作弁２、アーム用操作弁３、
およびブーム用操作弁６を同時に操作すると、旋
回用操作弁２はロジツク弁７の作動によりブーム
用シリンダｂのブーム持上げ側とパラレル接続と
なり、比較的に高圧となるブーム用シリンダｂの
ブーム持上げ圧により旋回モータａに駆動力が付
加されることになる。従つて、旋回モータａの駆
動軸トルクが大となり旋回体Ａの加速トルク、旋
回速度が大きくなり、第２図に示すようにブーム
用シリンダｂの伸び量に対し旋回角度θの変化
が大きい図示の曲線イになるため、例えば、ダン
プカーへの積込作業時に荷台高さをクリヤしない
前にバケツトＤが旋回されてダンプカー側部に衝
突するおそれがある。
また、第４図に示す従来の油圧回路について
は、旋回モータａとアーム用シリンダｃの作動お
よびブーム用シリンダｂの伸長を同時に行なうた
めに旋回用操作弁２７、アーム用操作弁２６，２
８、およびブーム用操作弁２５，３０を同時に操
作すると、コントロール弁Vb2においては、アー
ム用操作弁２８には、旋回用操作弁２７に対しタ
ンデム接続になつているため旋回用操作弁２７の
フル操作により圧油が供給されず、該旋回用操作
弁２７とブーム用操作弁３０が油圧的にパラレル
接続になつているため、比較的に高圧となるブー
ム用シリンダｂのブーム持上げ圧によつて旋回モ
ータａが駆動されることになる。また、コントロ
ール弁Vb1においては、ブーム用操作弁２５より
ブーム用シリンダｂへ圧油が供給されるととも
に、アーム用操作弁２６は絞り３７を介しブーム
用操作弁２５とパラレル接続になるので、アーム
用油圧シリンダｃへ絞り３７の前後差圧と絞り開
口面積に見合つた流量が供給される。この状態で
ブーム用シリンダｂの持上げ圧により旋回モータ
ａが駆動されるため、旋回モータａの駆動トルク
が大となり旋回体Ａの加速トルク、旋回速度が大
きくなり、この場合も第２図の曲線イになつて第
３図に示した油圧回路と同様な欠点がある。
は、旋回モータａとアーム用シリンダｃの作動お
よびブーム用シリンダｂの伸長を同時に行なうた
めに旋回用操作弁２７、アーム用操作弁２６，２
８、およびブーム用操作弁２５，３０を同時に操
作すると、コントロール弁Vb2においては、アー
ム用操作弁２８には、旋回用操作弁２７に対しタ
ンデム接続になつているため旋回用操作弁２７の
フル操作により圧油が供給されず、該旋回用操作
弁２７とブーム用操作弁３０が油圧的にパラレル
接続になつているため、比較的に高圧となるブー
ム用シリンダｂのブーム持上げ圧によつて旋回モ
ータａが駆動されることになる。また、コントロ
ール弁Vb1においては、ブーム用操作弁２５より
ブーム用シリンダｂへ圧油が供給されるととも
に、アーム用操作弁２６は絞り３７を介しブーム
用操作弁２５とパラレル接続になるので、アーム
用油圧シリンダｃへ絞り３７の前後差圧と絞り開
口面積に見合つた流量が供給される。この状態で
ブーム用シリンダｂの持上げ圧により旋回モータ
ａが駆動されるため、旋回モータａの駆動トルク
が大となり旋回体Ａの加速トルク、旋回速度が大
きくなり、この場合も第２図の曲線イになつて第
３図に示した油圧回路と同様な欠点がある。
本案は、従来の油圧シヨベルの油圧回路におけ
る前記のような欠点を解消する考案に係り、一方
のポンプからの圧油が一方のコントロール弁のタ
ンデム回路に接続された旋回用操作弁、アーム用
操作弁を経て旋回モータ、アーム用シリンダに給
排され、他方のポンプからの圧油が他方のコント
ロール弁のブーム用操作弁を経てブーム用シリン
ダに給排されるとともに、前記一方のポンプから
の圧油も前記ブーム用シリンダに前記他方のポン
プからの圧油も前記アーム用シリンダに給排され
る構成の油圧シヨベルの油圧回路において、前記
一方のコントロール弁のタンデム回路に接続され
た旋回モータ、アーム用シリンダを前記ブーム用
操作弁の操作に連動してパラレル回路に接続変え
できるロジツク弁あるいは開閉弁を具えた切換回
路を設け、該切換回路を前記一方のポンプと前記
アーム用操作弁間に組込んだ点に特徴を有するも
のであつて、３連動操作の際のブーム用シリンダ
のブーム持上げ操作時に、その作動圧によつて作
動されるロジツク弁あるいは開閉弁を具えた切換
回路を組込むことにより、該切換回路によつてア
ーム用操作弁と旋回用操作弁とのタンデム接続を
パラレル接続に切換えて旋回モータの作動圧を円
滑にし前記欠点を解消した油圧シヨベルの油圧回
路を供する点にある。
る前記のような欠点を解消する考案に係り、一方
のポンプからの圧油が一方のコントロール弁のタ
ンデム回路に接続された旋回用操作弁、アーム用
操作弁を経て旋回モータ、アーム用シリンダに給
排され、他方のポンプからの圧油が他方のコント
ロール弁のブーム用操作弁を経てブーム用シリン
ダに給排されるとともに、前記一方のポンプから
の圧油も前記ブーム用シリンダに前記他方のポン
プからの圧油も前記アーム用シリンダに給排され
る構成の油圧シヨベルの油圧回路において、前記
一方のコントロール弁のタンデム回路に接続され
た旋回モータ、アーム用シリンダを前記ブーム用
操作弁の操作に連動してパラレル回路に接続変え
できるロジツク弁あるいは開閉弁を具えた切換回
路を設け、該切換回路を前記一方のポンプと前記
アーム用操作弁間に組込んだ点に特徴を有するも
のであつて、３連動操作の際のブーム用シリンダ
のブーム持上げ操作時に、その作動圧によつて作
動されるロジツク弁あるいは開閉弁を具えた切換
回路を組込むことにより、該切換回路によつてア
ーム用操作弁と旋回用操作弁とのタンデム接続を
パラレル接続に切換えて旋回モータの作動圧を円
滑にし前記欠点を解消した油圧シヨベルの油圧回
路を供する点にある。
本案は、前記の構成になつており、旋回体、ブ
ームおよびアームの同時３連動のために旋回モー
タ、ブーム用シリンダおよびアーム用シリンダを
同時に操作すると、ブーム用操作弁の操作に連動
されるロジツク弁あるいは開閉弁を具えた切換回
路によつて旋回モータとブーム用シリンダとのタ
ンデム回路がパラレル回路に切換えられ、旋回モ
ータ操作、アーム用シリンダ操作およびブーム用
シリンダ操作がパラレル操作になるとともに、旋
回モータの駆動圧は比較的に低圧のアーム用シリ
ンダの操作圧程度になるため、旋回モータの軸ト
ルクが小さくなり、一方、ブーム用シリンダの伸
び速度が確保され、旋回体の旋回角度に対しブー
ム用シリンダの伸び量つまりブームの上昇速度が
大きくなつて、旋回体、ブームおよびアームの３
連動作性能が著しく向上される。
ームおよびアームの同時３連動のために旋回モー
タ、ブーム用シリンダおよびアーム用シリンダを
同時に操作すると、ブーム用操作弁の操作に連動
されるロジツク弁あるいは開閉弁を具えた切換回
路によつて旋回モータとブーム用シリンダとのタ
ンデム回路がパラレル回路に切換えられ、旋回モ
ータ操作、アーム用シリンダ操作およびブーム用
シリンダ操作がパラレル操作になるとともに、旋
回モータの駆動圧は比較的に低圧のアーム用シリ
ンダの操作圧程度になるため、旋回モータの軸ト
ルクが小さくなり、一方、ブーム用シリンダの伸
び速度が確保され、旋回体の旋回角度に対しブー
ム用シリンダの伸び量つまりブームの上昇速度が
大きくなつて、旋回体、ブームおよびアームの３
連動作性能が著しく向上される。
以下、本案の実施例を図示について説明する。
第５図は本案の一実施例を示しており、該実施
例は第３図に示した従来の油圧回路を基本にした
ものであつて、ポンプ１３，１４を有し、ポンプ
１３は、操作弁４，５６、ロジツク弁９、チエツ
ク弁１５等を含むコントロール弁Va1に接続さ
れ、前記操作弁６がブーム用シリンダｂを操作す
るブーム用操作弁になつており、また、ポンプ１
４は、操作弁１，２，３、ロジツク弁７，８、チ
エツク弁１６等を含むコントロール弁Va2に接続
されて、前記操作弁２が旋回モータａを駆動操作
する旋回用操作弁に、前記操作弁３がアーム用シ
リンダｃを操作するアーム用操作弁になつている
とともに、コントロール弁Va2中のタンデム接続
になつているアーム用操作弁３をポンプ１４の吐
出側通路１４ａにパラレル接続に切換える切換弁
１２ｂとロジツク弁１２ａを具えた切換回路１２
を組込んだ油圧回路の構成になつており、前記油
圧回路の構成を作用説明を兼ねてさらに詳述する
と、旋回モータａを駆動しようとして旋回用操作
弁２を切換えると、該旋回用操作弁２の下流側の
アーム用操作弁３はタンデム接続になつているた
め、同アーム用操作弁３へはバイパス通路１８よ
りの圧油供給を受けない。一方、アーム用操作弁
３をいずれかへ切換えると、パイロツト通路１９
が遮断されロジツク弁９が閉となるため、連絡通
路１１よりポンプ１３の圧油がアーム用操作弁３
を介してアーム用シリンダｃへ供給される。従つ
て、旋回モータａおよびアーム用シリンダｃへは
各々ポンプ１４および１３から個別に圧油が供給
される構成になつており、バケツトＤによる掘削
作業中に、旋回モータａによる旋回体Ａの旋回に
よりバケツトＤの側面押付け力が確保される。
例は第３図に示した従来の油圧回路を基本にした
ものであつて、ポンプ１３，１４を有し、ポンプ
１３は、操作弁４，５６、ロジツク弁９、チエツ
ク弁１５等を含むコントロール弁Va1に接続さ
れ、前記操作弁６がブーム用シリンダｂを操作す
るブーム用操作弁になつており、また、ポンプ１
４は、操作弁１，２，３、ロジツク弁７，８、チ
エツク弁１６等を含むコントロール弁Va2に接続
されて、前記操作弁２が旋回モータａを駆動操作
する旋回用操作弁に、前記操作弁３がアーム用シ
リンダｃを操作するアーム用操作弁になつている
とともに、コントロール弁Va2中のタンデム接続
になつているアーム用操作弁３をポンプ１４の吐
出側通路１４ａにパラレル接続に切換える切換弁
１２ｂとロジツク弁１２ａを具えた切換回路１２
を組込んだ油圧回路の構成になつており、前記油
圧回路の構成を作用説明を兼ねてさらに詳述する
と、旋回モータａを駆動しようとして旋回用操作
弁２を切換えると、該旋回用操作弁２の下流側の
アーム用操作弁３はタンデム接続になつているた
め、同アーム用操作弁３へはバイパス通路１８よ
りの圧油供給を受けない。一方、アーム用操作弁
３をいずれかへ切換えると、パイロツト通路１９
が遮断されロジツク弁９が閉となるため、連絡通
路１１よりポンプ１３の圧油がアーム用操作弁３
を介してアーム用シリンダｃへ供給される。従つ
て、旋回モータａおよびアーム用シリンダｃへは
各々ポンプ１４および１３から個別に圧油が供給
される構成になつており、バケツトＤによる掘削
作業中に、旋回モータａによる旋回体Ａの旋回に
よりバケツトＤの側面押付け力が確保される。
次に、掘削作業を終えて積込作業工程へ移る
際、旋回モータａを駆動し、ブームシリンダｂを
伸し、アーム用シリンダｃを伸しまたは縮める３
連動操作を行なう場合に、ブーム用操作弁６を押
込み側に操作すると、パイロツト通路１０は閉→
開となり、またパイロツト通路２０は開→閉とな
つてロジツク弁７が開かれ、一方、ロジツク弁８
は閉じるため、チエツク弁１６よりブーム用シリ
ンダｂのピストン側の油室b1にポンプ１４の圧油
が供給可能となる。一方、前記ロジツク弁７が開
になるため、通路５０に圧力が立ち切換弁１２ｂ
が切換えられて開位置となりロジツク弁１２ａが
開かれ、ポンプ１４の吐出側通路１４ａの圧油が
切換回路１２により前記通路１１へ通じることに
なり、旋回用操作弁２を操作中でもアーム用操作
弁３から油圧ポンプ１４の吐出側圧油が供給され
る構成になつている。尚、チエツク弁１５を経て
通路１１側に供給される油量は、絞り６０の開度
を小さくして必要なかぎり少くすることができ
る。
際、旋回モータａを駆動し、ブームシリンダｂを
伸し、アーム用シリンダｃを伸しまたは縮める３
連動操作を行なう場合に、ブーム用操作弁６を押
込み側に操作すると、パイロツト通路１０は閉→
開となり、またパイロツト通路２０は開→閉とな
つてロジツク弁７が開かれ、一方、ロジツク弁８
は閉じるため、チエツク弁１６よりブーム用シリ
ンダｂのピストン側の油室b1にポンプ１４の圧油
が供給可能となる。一方、前記ロジツク弁７が開
になるため、通路５０に圧力が立ち切換弁１２ｂ
が切換えられて開位置となりロジツク弁１２ａが
開かれ、ポンプ１４の吐出側通路１４ａの圧油が
切換回路１２により前記通路１１へ通じることに
なり、旋回用操作弁２を操作中でもアーム用操作
弁３から油圧ポンプ１４の吐出側圧油が供給され
る構成になつている。尚、チエツク弁１５を経て
通路１１側に供給される油量は、絞り６０の開度
を小さくして必要なかぎり少くすることができ
る。
従つて、前記実施例によれば、旋回体Ａ、ブー
ムＢおよびアームＣの同時３連動操作時におい
て、旋回モータ操作、アーム用シリンダ操作およ
びブーム用シリンダ操作がパラレル接続によるパ
ラレル操作となり、ポンプ１４は通常最も作動圧
の低いアーム操作圧程度の吐出圧供給となり、負
荷圧の大きいブーム用シリンダｂへはブーム用操
作弁６よりポンプ１３側の圧油の殆んどが供給さ
れて、ブーム持上げに要する油圧が確保され、ブ
ーム用操作弁６の操作に連動される切換弁１２ｂ
とロジツク弁１２ａを具えた切換回路１２によ
り、旋回モータａの作動圧を比較的に低圧のアー
ム用シリンダｃ側の操作圧程度にとどめることが
でき、同旋回モータａの軸トルクが小さくなり、
これに対しブーム用シリンダｂの伸び速度が確保
されて、旋回角度とブーム用シリンダの伸び量の
相関関係を第２図に示す曲線ロの状態に改善でき
る。
ムＢおよびアームＣの同時３連動操作時におい
て、旋回モータ操作、アーム用シリンダ操作およ
びブーム用シリンダ操作がパラレル接続によるパ
ラレル操作となり、ポンプ１４は通常最も作動圧
の低いアーム操作圧程度の吐出圧供給となり、負
荷圧の大きいブーム用シリンダｂへはブーム用操
作弁６よりポンプ１３側の圧油の殆んどが供給さ
れて、ブーム持上げに要する油圧が確保され、ブ
ーム用操作弁６の操作に連動される切換弁１２ｂ
とロジツク弁１２ａを具えた切換回路１２によ
り、旋回モータａの作動圧を比較的に低圧のアー
ム用シリンダｃ側の操作圧程度にとどめることが
でき、同旋回モータａの軸トルクが小さくなり、
これに対しブーム用シリンダｂの伸び速度が確保
されて、旋回角度とブーム用シリンダの伸び量の
相関関係を第２図に示す曲線ロの状態に改善でき
る。
よつて、第２図に示す従来の曲線イに比較し、
旋回角度の変化に対し、ブーム用シリンダのブー
ム持上げ量が大きくなり、例えばダンプカーへの
積込み作業時に荷台高さをクリヤしない前に旋回
が先行しバケツトがダンプ側面へ衝突する等の不
具合が解消される。
旋回角度の変化に対し、ブーム用シリンダのブー
ム持上げ量が大きくなり、例えばダンプカーへの
積込み作業時に荷台高さをクリヤしない前に旋回
が先行しバケツトがダンプ側面へ衝突する等の不
具合が解消される。
また、前記実施例においては切換回路１２に切
換弁１２ｂとロジツク弁１２ａを用いた例につい
て説明したが、第６図に示すようにそれらを開閉
弁１２′ａに代えた切換回路１２の変形例にする
ことも可能であつて、該変形例によつても第５図
の場合と略同様な作用効果が得られる。
換弁１２ｂとロジツク弁１２ａを用いた例につい
て説明したが、第６図に示すようにそれらを開閉
弁１２′ａに代えた切換回路１２の変形例にする
ことも可能であつて、該変形例によつても第５図
の場合と略同様な作用効果が得られる。
第１図は油圧シヨベルの機構概要を示す側面
図、第２図は従来例と本実施例との特性比較図、
第３図は従来の油圧シヨベルの油圧回路図、第４
図は従来の油圧シヨベルの油圧回路の他例図、第
５図は本案の実施例を示す油圧回路図、第６図は
同実施例の変形例図である。 ａ……旋回モータ、ｂ……ブーム用シリンダ、
ｃ……アーム用シリンダ、Va1，Va2……コント
ロール弁、２……旋回用操作弁、３……アーム用
操作弁、６……ブーム用操作弁、１２……切換回
路、１２ａ……ロジツク弁、１２ｂ……切換弁、
１２′ａ……開閉弁、１３，１４……ポンプ。
図、第２図は従来例と本実施例との特性比較図、
第３図は従来の油圧シヨベルの油圧回路図、第４
図は従来の油圧シヨベルの油圧回路の他例図、第
５図は本案の実施例を示す油圧回路図、第６図は
同実施例の変形例図である。 ａ……旋回モータ、ｂ……ブーム用シリンダ、
ｃ……アーム用シリンダ、Va1，Va2……コント
ロール弁、２……旋回用操作弁、３……アーム用
操作弁、６……ブーム用操作弁、１２……切換回
路、１２ａ……ロジツク弁、１２ｂ……切換弁、
１２′ａ……開閉弁、１３，１４……ポンプ。
Claims (1)
- 一方のポンプからの圧油が一方のコントロール
弁のタンデム回路に接続された旋回用操作弁、ア
ーム用操作弁を経て旋回モータ、アーム用シリン
ダに給排され、他方のポンプからの圧油が他方の
コントロール弁のブーム用操作弁を経てブーム用
シリンダに給排されるとともに、前記一方のポン
プからの圧油も前記ブーム用シリンダに前記他方
のポンプからの圧油も前記アーム用シリンダに給
排される構成の油圧シヨベルの油圧回路におい
て、前記一方のコントロール弁のタンデム回路に
接続された旋回モータ、アーム用シリンダを前記
ブーム用操作弁の操作に連動してパラレル回路に
接続変えできるロジツク弁あるいは開閉弁を具え
た切換回路を設け、該切換回路を前記一方のポン
プと前記アーム用操作弁間に組込んだことを特徴
とする油圧シヨベルの油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1440383U JPS59121061U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 油圧シヨベルの油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1440383U JPS59121061U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 油圧シヨベルの油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59121061U JPS59121061U (ja) | 1984-08-15 |
| JPH0510041Y2 true JPH0510041Y2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=30145766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1440383U Granted JPS59121061U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 油圧シヨベルの油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59121061U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0694679B2 (ja) * | 1985-08-01 | 1994-11-24 | カヤバ工業株式会社 | 建設車両の油圧装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5370284A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-22 | Caterpillar Tractor Co | Hydraulic device |
| JPS55108538A (en) * | 1979-02-14 | 1980-08-20 | Kobe Steel Ltd | Hydraulic circuit for hydraulic shovel |
| JPS57184706A (en) * | 1981-05-01 | 1982-11-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Hydraulic circuit |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP1440383U patent/JPS59121061U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5370284A (en) * | 1976-12-03 | 1978-06-22 | Caterpillar Tractor Co | Hydraulic device |
| JPS55108538A (en) * | 1979-02-14 | 1980-08-20 | Kobe Steel Ltd | Hydraulic circuit for hydraulic shovel |
| JPS57184706A (en) * | 1981-05-01 | 1982-11-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | Hydraulic circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59121061U (ja) | 1984-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2021235207A1 (ja) | 油圧ショベル駆動システム | |
| KR101955751B1 (ko) | 건설 기계 | |
| JPH0510041Y2 (ja) | ||
| JP7090567B2 (ja) | 建設機械 | |
| JPH0216416B2 (ja) | ||
| WO2021256059A1 (ja) | 建設機械 | |
| JP3965932B2 (ja) | 油圧ショベルの油圧制御回路 | |
| JPH0352273Y2 (ja) | ||
| JP2635206B2 (ja) | 掘削作業車の油圧回路構造 | |
| JPH10168948A (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
| JPH0352271Y2 (ja) | ||
| JPH02213524A (ja) | 作業機械の油圧回路 | |
| JPH0433449Y2 (ja) | ||
| JPH09165796A (ja) | 作業機械の油圧回路 | |
| JP2508100Y2 (ja) | 高所作業車の油圧回路 | |
| JPH0464378B2 (ja) | ||
| JPH02296935A (ja) | 油圧ショベルの油圧回路 | |
| JPH0245317Y2 (ja) | ||
| JPS6255336A (ja) | 油圧シヨベルの油圧装置 | |
| JPH0424491B2 (ja) | ||
| JPH0258412B2 (ja) | ||
| JPS6340531Y2 (ja) | ||
| KR890007173Y1 (ko) | 시이퀸스 밸브가 설치된 원격조작 방식의 굴삭기 | |
| JPH0724446Y2 (ja) | 土工車両 | |
| JPS5941532A (ja) | 旋回用油圧回路 |