JPH05100130A - 受光素子と光導波路との光結合構造 - Google Patents

受光素子と光導波路との光結合構造

Info

Publication number
JPH05100130A
JPH05100130A JP25923891A JP25923891A JPH05100130A JP H05100130 A JPH05100130 A JP H05100130A JP 25923891 A JP25923891 A JP 25923891A JP 25923891 A JP25923891 A JP 25923891A JP H05100130 A JPH05100130 A JP H05100130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
optical waveguide
receiving element
optical
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25923891A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Koike
真司 小池
Hideyuki Takahara
秀行 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP25923891A priority Critical patent/JPH05100130A/ja
Publication of JPH05100130A publication Critical patent/JPH05100130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光導波路と受光素子との間の光結合効率の向
上化を図る。 【構成】 光導波路コア102を形成した誘電体基板1
01上に電気配線パタンを形成し、該誘電体基板101
上に形成した電極パッド107と前記受光素子108の
電極パッド107を高さの異なるはんだバンプ105
A,105Bの粒で電気的コンタクトし、誘電体基板1
01の基板面に対して受光素子108を傾斜させて搭載
することにより受光素子と光導波路との結合効率を向上
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体受光素子及び光半
導体装置に係わり、光導波路とフリップチップ接続した
受光素子と光導波路との光結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光導波路と面受光素子との光結合
構造としては、例えば、図3に示すミラー型の光結合形
態が知られている(L.R.Harriott,R.E.Scotti,K,D,Cumm
ings,and A,F,Ambrose,“Micromachining of optical s
tracture with focused ionbeams ”, J.Vac.Sci.Techn
ol,B5(1),207-210,(1987))。図3において、1は面受
光素子、2は面受光素子1に設けられた受光面、7は誘
電体基板、6は誘電体基板7に設けられた光導波路、1
2は光導波路6の端面に形成したミラー面、11は電極
である。
【0003】このミラー型の光結合素子においては、光
導波路6中を伝搬した信号光aがミラー面12により全
反射し、光路が90度曲げられた信号光bとして面受光
素子1の受光面2と光結合する形態である。ここで、ミ
ラー面12の製作方法は、集束イオンビームを用いた加
工を行い、斜めのミラー面とする方法である。この為、
ミラー面を深さ方向に工程を繰り返して製作する必要が
あり、製作効率が悪いなどの問題点があった。
【0004】他の例としては、図4に示すグレーティン
グ型の光結合形態が知られている(G.HataKoshi,H.Fuji
ma,and K.Goto,4th Topical Meeting on Graded-index
Optical Imaging Systems,FS,Kobe,Japan,4-5(1983))。
図4において、1は面受光素子、2は面受光素子1に設
けられた受光面、7は誘電体基板、6は誘電体基板7に
設けられた光導波路、11は電極、13は光導波路6上
面に光波長オーダの周期を有する溝として形成されたグ
レーティングである。
【0005】このグレーティング型の光結合素子におい
ては、光導波路6を伝搬する光がグレーティング13に
より、位相変調を受けて放射モードと結合し、空間に光
が放射され、そして、面受光素子1の受光面2と光結合
する形態である。ここで、グレーティング13には波長
オーダの微細な周期が要求され、一般に電子線描画法を
用いて、各グレーティング毎に個別に製作する必要があ
る為、製作効率の点い問題があった。
【0006】このように従来の光結合器としては、図3
に示すミラー型のもの、図4に示すグレーティング型の
ものがあるが、何れも、製作効率が悪くコスト高となる
欠点があった。
【0007】そこで、本出願人は先に図 に示すような
二段構造光結合器を用いた受光素子搭載法による受光素
子と光導波路との結合系を見出し、先に特願昭3−98
476号(平成3年4月30日出願)として出願した。
図において、21は受光素子、22は高さが同じはんだ
バンプ、23は受光素子の受光面、24は二段構造光結
合器、25は基板兼光導波路の下側クラッド、26は光
導波路コア、27は電極パッドである。この受光素子搭
載法を用いた光導波路−受光素子光結合器の動作を説明
する。光導波路コア26を伝搬する導波路伝搬光が二段
構造結合器24に入射すると電磁波の干渉効果により、
導波路伝搬光の一部または大部分が該二段構造光結合器
24に移行する。移行した光は二段構造光結合器24の
端面において光出射する。この際、出射光は上方に屈折
し受光素子21の受光面23に入射し、受光素子と光導
波路との間で光結合が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た図2に示す二段構造光結合器24の出射光の受光面2
1への入射角θが大きいため、受光面23での反射光量
が大きくなり、十分に受光素子と光導波路との間で光結
合が行われないなどの問題点がある。
【0009】本発明は以上述べた事情に鑑み、光導波路
と受光素子との間の光結合効率の高い受光素子と光導波
路との光結合構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る受光素子と光導波路との光結合構造は、受光素
子搭載用誘導体基板上に電気配線パタンを形成すると共
に、該基板上に形成された光導波路コアの一部に積層さ
れて凸部を形成する結合用光導波路を有する二段構造光
結合器と、高さの異なるはんだ粒で前記配線パタン面と
電気的コンタクトされて上記配線パタン面と傾斜するそ
の受光面を前記結合用光導波路の光伝搬方向の端面に対
向するよう搭載された受光素子とからなることを特徴と
する。
【0011】
【作用】前記構成において、光導波路コアを伝搬してい
る光が二段構造光結合器に入射すると、電磁波の干渉効
果により、導波路伝搬光は二段構造光結合器に移行す
る。移行した光は空気中へ水平面に対して斜め方向に出
射し、受光素子の誘電体基板に面した受光面に光結合す
る。この際、はんだ粒の高さ比を変えて、誘電体基板に
受光素子を水平に対して傾斜して搭載することにより、
受光素子の受光面に入射する光の入射角度が小さくな
る。そして、この傾斜角度を約5度傾けるだけで、二段
構造光結合器からの出射光の結合効率を2倍程度向上さ
せることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を微小はんだバンプ
により搭載された受光素子と光導波路との結合形態を例
にして説明する。
【0013】図1は受光素子搭載法を用いた一実施例を
示す説明図である。図1に示すように、本実施例に係る
受光素子と光導波路との結合構造は、電気パタンを形成
した受光素子搭載用誘電体基板(以下「誘電体基板」と
いう。)101と、該誘電体基板101の屈折率と異な
る屈折率を有する誘電体膜を成膜してパターニングする
ことにより形成された光導波路コア102と、この光導
波路コア102の一部にこの光導波路102の屈折率と
異なるか或いは等しい屈折率を有する誘電体を積層して
凸部を形成した結合用光導波路103を有する二段構造
光結合器104と、高さの異なるはんだバンプ105
A,105Bで前記配線パタン面と電気的コンタクトさ
れて上記配線パタン面と傾斜するその受光面106を前
記結合用光導波路104の光伝搬方向の端面103aに
対向するよう電極パッド107を介して搭載された受光
素子108とを具備するものである。
【0014】すなわち本実施例に係る光結合構造は光導
波路コア102を形成した誘電体基板101上に電気配
線パタンを形成し、該誘電体基板101上に形成した電
極パッド107と前記受光素子108の電極パッド10
7を高さの異なるはんだバンプ105A,105Bの粒
で電気的コンタクトし、誘電体基板101の基板面に対
して受光素子108を傾斜させて搭載する構成としたも
のである。
【0015】以下、本実施例に示す装置の動作について
説明する。光導波路コア102を伝搬している光が二段
構造光結合器103に入射すると、電磁波の干渉効果に
より、導波路伝搬光Lは二段構造光結合器103に移行
する。移行した光は空気中へ水平面に対して斜め方向に
出射し、受光素子108の誘電体基板101に面した受
光面106に光結合する。この際、はんだバンプ105
A,105Bの高さ比を変えて、誘電体基板101に受
光素子108を水平に対して傾斜して搭載することによ
り、受光素子108の受光面106に入射する光の入射
角度が小さくなる。そして、この傾斜角θを約5度傾け
るだけで、二段構造光結合器103からの出射光の結合
効率を2倍程度向上させることが可能となる。
【0016】なお、本実施例では、一個の受光素子と光
導波路の結合系について述べたが本発明による搭載方法
により、多数個の受光素子と光導波路との光結合にも適
用可能であることは言うまでもない。
【0017】さらに、本実施例では受光素子の搭載法の
例として二段構造光結合器を実例にあげて説明している
が、ミラー、グレーティング等を応用した受光素子との
光結合法にも応用できるのも言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上実施例と共に詳しく説明したように
本発明に係る受光素子と光導波路との光結合構造は、異
なる高さのはんだ粒を利用して受光素子を誘電体基板に
対して傾斜搭載するようにしたので、光導波路から面受
光素子への信号光の高効率結合が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る半導体装置における受光素子搭
載構造の概略図である。
【図2】従来技術に係る半導体装置における受光素子搭
載構造の概略図である。
【図3】従来のミラー型光結合器の断面図である。
【図4】従来のグレーティング型光結合器の断面図であ
る。
【符号の説明】
101 受光素子搭載用誘電体基板 102 光導波路コア 103 結合用光導波路 104 二段構造光結合器 105A,105B はんだバンプ 106 受光面 107 電極パッド 108 受光素子 L 導波路伝搬光

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子搭載用誘導体基板上に電気配線
    パタンを形成すると共に、該基板上に形成された光導波
    路コアの一部に積層されて凸部を形成する結合用光導波
    路を有する二段構造光結合器と、高さの異なるはんだ粒
    で前記配線パタン面と電気的コンタクトされて上記配線
    パタン面と傾斜するその受光面を前記結合用光導波路の
    光伝搬方向の端面に対向するよう搭載された受光素子と
    からなることを特徴とする受光素子と光導波路との光結
    合構造。
JP25923891A 1991-10-07 1991-10-07 受光素子と光導波路との光結合構造 Pending JPH05100130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25923891A JPH05100130A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 受光素子と光導波路との光結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25923891A JPH05100130A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 受光素子と光導波路との光結合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05100130A true JPH05100130A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17331328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25923891A Pending JPH05100130A (ja) 1991-10-07 1991-10-07 受光素子と光導波路との光結合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05100130A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11326662A (ja) * 1998-05-18 1999-11-26 Nec Corp 光平面回路
JPWO2003096095A1 (ja) * 2002-05-09 2005-09-15 住友電気工業株式会社 光デバイス
JP2015121592A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 京セラ株式会社 光装置用基板、光装置および光モジュール

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11326662A (ja) * 1998-05-18 1999-11-26 Nec Corp 光平面回路
JPWO2003096095A1 (ja) * 2002-05-09 2005-09-15 住友電気工業株式会社 光デバイス
JP2015121592A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 京セラ株式会社 光装置用基板、光装置および光モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3413839B2 (ja) 光電子集積回路装置
US5907151A (en) Surface mountable optoelectronic transducer and method for its production
EP1359441B1 (en) Method of manufacturing an optical-electrical wiring board
CA1133616A (en) Light-emitting semiconductor device
KR19980030121A (ko) 브이홈에 정렬된 렌즈를 가진 광모듈 및 그 제작방법
US6062741A (en) Light-receptive module and a method for manufacturing the same
JPS61121014A (ja) 光・電気混成集積回路
KR19980045943A (ko) 하이브리드 광집적회로용 마이크로 거울, 그의 제조방법, 마이크로 거울-광검출기 어셈블리 및 광수신용 하이브리드 광집적회로 어셈블리
US20200249405A1 (en) Flip chip bonding onto a photonic integrated circuit
JPH1039162A (ja) 光半導体装置並びに半導体受光素子および光ファイバーの形成方法
JP3652080B2 (ja) 光接続構造
JPH05100130A (ja) 受光素子と光導波路との光結合構造
US5224184A (en) Optical multi-chip interconnect
JPH1152198A (ja) 光接続構造
JPH11149019A (ja) 光送受信装置及びその製造方法並びに光半導体モジュール
JP3440679B2 (ja) 半導体装置
GB2353405A (en) Substrate for mounting optoelectronic devices with light guide and reflective surface angled obliquely to optical axis of guide
JPH0582810A (ja) 光電変換装置
Chen et al. Silicon photonic beam steering module with backside coupling elements toward dense heterogeneous integration with drive electronics
JPH05273444A (ja) 受光モジュール
TW201732338A (zh) 光學連接器
US6894269B2 (en) Configuration for detecting optical signals in at least one optical channel in a planar light circuit, attenuator including the configuration, and method for manufacturing the configuration
JPH08122589A (ja) 光素子サブマウント構造
CN218003783U (zh) 主动式光波导线路板
JPS6329429B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001205