JPH0510002Y2 - - Google Patents
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- JPH0510002Y2 JPH0510002Y2 JP10395888U JP10395888U JPH0510002Y2 JP H0510002 Y2 JPH0510002 Y2 JP H0510002Y2 JP 10395888 U JP10395888 U JP 10395888U JP 10395888 U JP10395888 U JP 10395888U JP H0510002 Y2 JPH0510002 Y2 JP H0510002Y2
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- fabric
- knitted fabric
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、パイル面に土砂を散布して施工され
るテニスコートその他のスポーツ競技のグランド
に使用される人工芝生に関するものである。
るテニスコートその他のスポーツ競技のグランド
に使用される人工芝生に関するものである。
競技場のグランドに敷き込んだ人工芝生のパイ
ル面に土砂を散布して使用することは公知であり
(特公昭61−28762、特公昭61−28763)、そのグラ
ンドの水捌けを良くするために、ネツト状基布に
パイルをタフテイングして透水性人工芝生を作る
ことも公知である(特公昭63−14121)。
ル面に土砂を散布して使用することは公知であり
(特公昭61−28762、特公昭61−28763)、そのグラ
ンドの水捌けを良くするために、ネツト状基布に
パイルをタフテイングして透水性人工芝生を作る
ことも公知である(特公昭63−14121)。
施工面の水捌けを良くするためにベースに排水
孔を設けた人工芝生は公知であるが、従来の人工
芝生は非水溶性のバツキング剤を裏打して仕上げ
られているので、その様にベースに排水孔を設け
たとしても、土砂を散布して使用する場合には、
その散布した土砂粒子が次第に排水孔へと移動し
てそれを塞いでしまうことになる。
孔を設けた人工芝生は公知であるが、従来の人工
芝生は非水溶性のバツキング剤を裏打して仕上げ
られているので、その様にベースに排水孔を設け
たとしても、土砂を散布して使用する場合には、
その散布した土砂粒子が次第に排水孔へと移動し
てそれを塞いでしまうことになる。
そこで、土砂を散布した人工芝生の施工面に時
折スパイク等を差し込んで再び排水孔を穿設しな
ければならなくなるのであるが、そうすることは
人工芝生を傷めつけ、その耐用期間を狭めること
になる。
折スパイク等を差し込んで再び排水孔を穿設しな
ければならなくなるのであるが、そうすることは
人工芝生を傷めつけ、その耐用期間を狭めること
になる。
そこで本考案は、パイル面に土砂を散布して使
用する場合でも、施工後にスパイク等で排水孔を
穿設する必要もなく耐久性の高い人工芝生を得る
ことを目的とする。
用する場合でも、施工後にスパイク等で排水孔を
穿設する必要もなく耐久性の高い人工芝生を得る
ことを目的とする。
即ち、本考案に係る人工芝生16は、パイル面
14に土砂17を散布して使用する場合でも優れ
た透水性を示すものであり、織編布11に繊維ウ
エブ12を重ねニードルパンチングにより一体化
した基布13に、パイル14をタフテイングし、
水溶性接着剤15を裏打してパイル14を接着し
たバツキング層が水溶性であることを特徴とする
ものである。
14に土砂17を散布して使用する場合でも優れ
た透水性を示すものであり、織編布11に繊維ウ
エブ12を重ねニードルパンチングにより一体化
した基布13に、パイル14をタフテイングし、
水溶性接着剤15を裏打してパイル14を接着し
たバツキング層が水溶性であることを特徴とする
ものである。
織編布11としては、裏面が透視出来る程度の
布目18を有する目粗なネツト状の織物や編物が
使用され、繊維ウエブ12はその片面又は両面に
重ねられる。
布目18を有する目粗なネツト状の織物や編物が
使用され、繊維ウエブ12はその片面又は両面に
重ねられる。
タフテイングのゲージ、つまりパイルの縦列の
間隔Gは、織編布の布目の間隔gよりも粗くなる
様にする。
間隔Gは、織編布の布目の間隔gよりも粗くなる
様にする。
水溶性接着剤15にはカルボキシルメチルセル
ローズやポリビニルアルコール等の有機樹脂系の
ものほか珪酸ソーダ(石膏)その他の無機質のも
のも使用することが出来る。
ローズやポリビニルアルコール等の有機樹脂系の
ものほか珪酸ソーダ(石膏)その他の無機質のも
のも使用することが出来る。
従つて本考案に言う“水溶性”接着剤とは、乾
燥状態では固化し接着してバツキング層を形成す
るも、湿潤状態では流動可能な程度に吸湿し、裏
打前の流動性組成物の状態にもどる性質を有する
接着剤を意味する。
燥状態では固化し接着してバツキング層を形成す
るも、湿潤状態では流動可能な程度に吸湿し、裏
打前の流動性組成物の状態にもどる性質を有する
接着剤を意味する。
しかし、このことは必ずしも非水溶性の皮膜を
形成するエマルジヨン・ラテツクスやセメントを
水溶性接着剤に配合してはならないと言うことを
意味するものではなく、この様な非水溶性接着剤
は、裏打に使用する上記水溶性接着剤の性質を損
なわない範囲において、バツキング層15の剥離
防止等の点から適量配合することは妨げられな
い。
形成するエマルジヨン・ラテツクスやセメントを
水溶性接着剤に配合してはならないと言うことを
意味するものではなく、この様な非水溶性接着剤
は、裏打に使用する上記水溶性接着剤の性質を損
なわない範囲において、バツキング層15の剥離
防止等の点から適量配合することは妨げられな
い。
水溶性接着剤は必ずしも水を加え粘稠に調製し
て用いる必要はなく、固形粉末状のままタフテツ
ド原反21の裏面に散布し、その後加湿しタフテ
ツド原反21の裏面の上で粘稠な状態にし、その
まま乾燥して固着させることも出来る。
て用いる必要はなく、固形粉末状のままタフテツ
ド原反21の裏面に散布し、その後加湿しタフテ
ツド原反21の裏面の上で粘稠な状態にし、その
まま乾燥して固着させることも出来る。
第1図は本考案の好ましい実施の態様を図示
し、織編布11には緯糸19を鎖編目20で連結
した緯糸挿入経編布が使用され、繊維ウエブ12
は基布13のパイル面側に積層されてニードルパ
ンチが施されており、パイルゲージGは経編布1
1のウエール密度gの約2倍になつており、パイ
ル列間にはパイルがタフテイングされずれネツト
状布目18がステツチ方向に連続する透水部が形
成されている。
し、織編布11には緯糸19を鎖編目20で連結
した緯糸挿入経編布が使用され、繊維ウエブ12
は基布13のパイル面側に積層されてニードルパ
ンチが施されており、パイルゲージGは経編布1
1のウエール密度gの約2倍になつており、パイ
ル列間にはパイルがタフテイングされずれネツト
状布目18がステツチ方向に連続する透水部が形
成されている。
本考案に係る人工芝生16は、そのパイル面1
4に土砂を散布して使用されるものであり、雨水
等によつてバツキング層15は地面(地下)へと
流動しバツクステツチ22から離脱する。
4に土砂を散布して使用されるものであり、雨水
等によつてバツキング層15は地面(地下)へと
流動しバツクステツチ22から離脱する。
この様にして人工芝生16は、その施工後に裏
打仕上前の元の透水性のあるタフテツド原反21
の状態に再び戻ることになるので、透水性に優れ
たものになり、施工後の使用状態でスパイク等で
穿孔したりしないで済み、その穿孔作業によつて
耐久性が損なわれると言うことは起らない。
打仕上前の元の透水性のあるタフテツド原反21
の状態に再び戻ることになるので、透水性に優れ
たものになり、施工後の使用状態でスパイク等で
穿孔したりしないで済み、その穿孔作業によつて
耐久性が損なわれると言うことは起らない。
一方、施工前は、パイル14が水溶性接着剤1
5によつて基布13に接着されているので、流動
過程や施工時に、パイル14が基布13から抜け
出すこともない。
5によつて基布13に接着されているので、流動
過程や施工時に、パイル14が基布13から抜け
出すこともない。
又、織編布11が高い透水性を示すネツト状の
ものであつても、パイル14は繊維ウエブ12と
絡まり合うので、本考案に係る基布13はタフテ
イング性を損なわない。
ものであつても、パイル14は繊維ウエブ12と
絡まり合うので、本考案に係る基布13はタフテ
イング性を損なわない。
特に、基布13が粗いネツト状の織編布11を
基材にするも、その表面は毛羽立つた繊維ウエブ
12に覆われているので、乾燥した粉末の状態で
水溶性接着剤15を散布しタフテツド原反21の
上で加湿し粘稠な状態にして裏打接着する場合で
も、その散布した水溶性接着剤粉末がタフテツド
原反の隙間を突き抜けてパイル面から脱落すると
言うこともなく、従つて、乾燥し固化し易い無機
質の水溶性接着剤を用いて人工芝生16を裏打仕
上しようとする場合に本考案は好都合である。
基材にするも、その表面は毛羽立つた繊維ウエブ
12に覆われているので、乾燥した粉末の状態で
水溶性接着剤15を散布しタフテツド原反21の
上で加湿し粘稠な状態にして裏打接着する場合で
も、その散布した水溶性接着剤粉末がタフテツド
原反の隙間を突き抜けてパイル面から脱落すると
言うこともなく、従つて、乾燥し固化し易い無機
質の水溶性接着剤を用いて人工芝生16を裏打仕
上しようとする場合に本考案は好都合である。
そして又、施工後に水に溶けてバツクステツチ
22から離脱した水溶性接着剤15は、地面23
の一成分となるので、人工芝生を施工しようとす
る地面23の地固めも簡略化することが出来、こ
の様に本考案は人工芝生の施工作業の面でも好都
合である。
22から離脱した水溶性接着剤15は、地面23
の一成分となるので、人工芝生を施工しようとす
る地面23の地固めも簡略化することが出来、こ
の様に本考案は人工芝生の施工作業の面でも好都
合である。
第1図は本考案に係る人工芝生を裏面視した一
部切截拡大斜視図、第2図は本考案に係る人工芝
生の施工後の断面図である。 11……織編布、12……繊維ウエブ、13…
…基布、14……パイル、15……水溶性接着剤
(バツキング層)、16……人工芝生、17……土
砂、18……布目、19……緯糸、20……鎖編
目、21……タフテツド原反、22……バツクス
テツチ、23……地面。
部切截拡大斜視図、第2図は本考案に係る人工芝
生の施工後の断面図である。 11……織編布、12……繊維ウエブ、13…
…基布、14……パイル、15……水溶性接着剤
(バツキング層)、16……人工芝生、17……土
砂、18……布目、19……緯糸、20……鎖編
目、21……タフテツド原反、22……バツクス
テツチ、23……地面。
Claims (1)
- 織編布11に繊維ウエブ12を重ねニードルパ
ンチングにより一体化した基布13に、パイル1
4をタフテイングし、水溶性接着剤15を裏打し
てパイル14を接着したバツキング層が水溶性で
あることを特徴とする人工芝生。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10395888U JPH0510002Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10395888U JPH0510002Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226607U JPH0226607U (ja) | 1990-02-21 |
JPH0510002Y2 true JPH0510002Y2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=31335249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10395888U Expired - Lifetime JPH0510002Y2 (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0510002Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0786205B2 (ja) * | 1990-07-06 | 1995-09-20 | 日祥株式会社 | 集球用ループパイル人工芝生 |
US6491991B2 (en) * | 2000-02-14 | 2002-12-10 | Southwest Recreational Industries, Inc. | Artificial turf system |
KR102589179B1 (ko) * | 2022-10-20 | 2023-10-13 | 주식회사 영진조경 | 하이브리드 잔디 시공방법 |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP10395888U patent/JPH0510002Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226607U (ja) | 1990-02-21 |
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