JPH049999Y2 - - Google Patents

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JPH049999Y2
JPH049999Y2 JP9857189U JP9857189U JPH049999Y2 JP H049999 Y2 JPH049999 Y2 JP H049999Y2 JP 9857189 U JP9857189 U JP 9857189U JP 9857189 U JP9857189 U JP 9857189U JP H049999 Y2 JPH049999 Y2 JP H049999Y2
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water
tank
communication hole
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nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はスチーム量の調節ができるスチームア
イロンに関する。
(ロ) 従来の技術 スチームアイロンにおいては、布地の厚さ、そ
の吸湿条件に応じてスチーム量を加減するのが好
ましい。そこで、例えば特開昭59−168892号公報
に示されているように、通常にスチームを発生す
るノズルの他に多量のスチームを発生できるポン
プ装置を備えるものが知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来のものはタンクの底部に滴
下ノズル、ポンプ装置に各々対応して送水路を開
口し、またベース側にはこれらの送水路と各々対
応して気化室に連通する水通路が形成されてお
り、特にタンク着脱式のものにあつては、各々の
送水口と水通路の結合部分を水密的にかつ接離可
能に構成しようとすると各部分の寸法を正確とす
る必要があり、また組立作業に正確さが要求され
る等の問題がある。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は上記の点を考慮して成されたもので、
滴下ノズル、ポンプ装置各々のタンクから気化室
への送水をタンク底部の1つの吐出口より行なう
ようにしたものである。
(ホ) 作用 本考案によれば、タンク側とベース側とを連結
する部分が少なくてすみ構成が簡素化されて組立
性が向上するとともにタンクの着脱操作も容易と
なる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。1
は、熱良導性材料からなるベースで、ヒータ2を
有し、且つ凹所を設け該凹所をベース蓋3により
覆つて気化室4を形成している。又、ベース1
は、気化室4と連通するスチーム孔5を形成して
いる。尚、気化室4内は図示しない複数のリブに
よつて区画されており、後述する夫々の連通孔1
0,11,12からの滴下水による蒸気は、まず
後方に移動し、そして左右に分岐して前方に移動
し前記スチーム孔5より噴出される様にしてい
る。従つて、後述する連通孔10が最上流側に位
置し、連通孔10からの滴下水による蒸気が一番
長くベース1面に触れることになり、一番多い加
熱量を受けることになる。6は、前記ベース蓋3
の上面に配設されるパツキングで、中央に案内筒
7を垂下形成した係合筒8を有し、その後方を延
設してベース蓋3の上面との間に水平方向の水通
路9を形成し、ベース蓋の熱で予備加熱されるよ
うにしている。而して、この水通路9に位置する
ベース蓋3には、前記案内筒7と対向する位置に
第1連通孔10、そしてこの第1連通孔の後方に
順に第2連通孔11、第3連通孔12が形成され
ており、前記第1、第2連通孔10,11には、
バネ材により常時閉塞する弁装置13,14が設
けられている。15は、前記パツキング6を固定
する取付板で、前記パツキング6の係合筒8を突
出せしめると共に前記第2連通孔11の弁装置1
4と対向するパツキング6の部分に透孔15′を
設けている。16は、前記取付板15の上方に設
けた断熱板で、前記パツキング6の係合筒8の上
面を露呈せしめている。17は前記断熱板16の
上面に設置した基台で、上部に握り部18を設
け、且つ握り部18の前部を前方に延設して膨出
部19を設けている。20は前記断熱板16と膨
出部19の間に着脱自在に設けたタンクで、前面
に注水口21を設け、そしてこの注水口をスライ
ド自在な蓋体22により閉塞自在としている。
又、タンク20の底部には、開閉杆23により開
閉されるノズル24と、ポンプ装置25の各々の
送水路26,27を形成したシリコンゴムよりな
る仕切部材28′を内装し、そして、底部にこれ
ら送水路26,27を1つに結合して外部に連絡
せしめる吐出口28を形成したノズル部材29が
設けられている。このノズル部材29はタンク2
0の装着時前記パツキング6の上面に密着し、吐
出口28を介して案内筒7に水を供給することに
なる。吐出口28はポンプ装置25の送水口の直
下に位置し、送水路27を介してこの送水口と直
線的に接続されているので、ポンプ装置25から
送水される水はその勢いが弱められることなく吐
出口28から案内筒7に供給され、その直下の弁
装置13を開成して気化室4に供給される。ここ
でポンプ装置25の水勢が弱められないので、送
水炉27、吐出口28、案内筒、弁装置13、気
化室4に付着した水アカのクリーニング効果が高
まる。尚、吐出口28の開口面積は、案内筒7の
開口面積より小さくされている。而して、このノ
ズル部材29により、ノズル24とポンプ装置2
5をタンク20に設けてもパツキング6との結合
部を1ケ所することができる。前記開閉杆23
は、常に下方に向つて広がろうとする力を有した
C状のバネ板30の一端に連係しており、このバ
ネ板30の他端側に設けた突起部材31を基台1
7の膨出部19に設けた切換ボタン32と連係す
る操作棒33により押圧操作することで上下動す
ることになる。尚、第1図はノズル24を開いた
状態であり、第2図は閉じた状態を示す。又、ポ
ンプ装置25のシリンダー34は、切換ボタン3
2の後方に設けたパワーボタン35の操作により
上下動し、それに伴なうポンプ作用で送水路27
にタンク20内の水を吐出する。36は、一端を
前記第2連通孔11の弁装置14と対応し取付板
15の透孔15′にて露呈せしめられた前記パツ
キング6の部分に位置せしめ、他端を基台17内
を通して上方まで延設し、前記パワーボタン35
の後方に設けたスチーム調節ボタン37に連係せ
しめた作動杆で、スチーム調節ボタン37を押圧
操作するとこの作動杆36は、パツキング6を介
して弁装置14を押圧し、第2連通孔11を開く
ものである。38は、前記タンク20に係合する
係合部材39を操作し、タンク20を着脱自在と
する着脱ボタンである。
而して、上記構成に於いて、ノズル24の開口
面積S0は、第3連通孔12と対応する気化室4
の部分に於ける最大気化能力に適合した滴下量を
滴下する面積(0.33〜0.5mm2)とし、第3連通孔
12の開口面積S3は、上記と同様な部分に於け
る最大気化量に対して、中間的能力に適合した滴
下量を滴下する面積(0.15〜0.28mm2)とされてい
る。そして、第2連通孔11の開口面積S2と上
記夫々の開口面積の関係は、 S3<S0<S2 とされている。又、第1連通孔10の開口面積
S1は案内筒7の開口面積より少許大きく形成さ
れている。従つて、夫々の連通孔10,11,1
2の開口面積の関係は、 S1>S2>S3 と前方から後方に亘つて小さくしてあるが、これ
は、本願の気化室4の構成が、前述した通り蒸気
を一旦後方に移動せしめてから左右に分岐して前
方に移動せしめるものであるから、第1連通孔1
0に対応する気化室4の部分からと第3連通孔に
対応する気化室4の部分からとにおいては移動距
離が前者の方が長くそれだけ気化能力が大きくな
ることに起因している。
以上の構成における動作を説明する。まず、切
換ボタン32によりノズル24を開くと、送水路
26、パツキング6の案内筒7を介して水通路9
内に水が滴下される。この時、スチーム調節ボタ
ン37によつて第2連通孔11を閉じている時
は、第3連通孔12によつて気化室4に滴下され
る水の量が制御され、普通のスチームがスチーム
孔5より噴出される。又、第2連通孔11が開い
ている時は、前者に比べ増量のスチームが噴出さ
れることになる。
又、パワーボタン35を操作してポンプ装置2
5を駆動すると、ポンプ装置25より送水路27
を介して吐出される水は、その水圧で第1連通孔
10の弁装置13を押し下げてこの孔10を開
く。従つて気化室4内に水が勢いよく流入し、瞬
間的に強力なスチームが噴出されることになる。
而して、気化室4内に流入する水は、ノズル24
からの水に比べるとその量は多いが、前述した様
に第1連通孔10に対応する気化室4の部分がそ
の他の部分に比べ気化能力が大きいので、その全
てを十分気化することができる。
(ト) 考案の効果 本考案は、上記の如く滴下ノズル、ポンプ装置
の各々の送水路を1つに結合してタンク外部に連
絡する吐出口を備えるものであるから、タンク側
とベース側を連結する部分が少なくてすみ、連結
構成が簡素化されて部品点数、組立工数の削減を
図ることができる。特にタンク着脱式のものにあ
つては水密構造部分が少なく水漏れ防止が容易と
なるとともにタンクの着脱も容易となる。
また吐出口をポンプ装置の直下に設けたため、
ポンプ装置の水勢が弱められることなく吐出口よ
り送水され、気化室に多量の水を一気に流入でき
る。そして気化室に勢いよく流入した水は気化室
全面に拡散して気化され強力なスチームが得られ
る。さらにポンプ装置の水勢が弱められないので
送水路、吐出口、気化室に付着した水アカのクリ
ーニング効果も高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ノズルを開いた時の本考案のスチー
ムアイロンの要部断面図、第2図は、ノズルを閉
じた時の本考案のスチームアイロンの要部断面
図、第3図は、本考案の仕切部材とノズルとノズ
ル部材の分解斜視図である。 1……ベース、2……ヒーター、3……ベース
蓋、4……気化室、11……第2連通孔、12…
…第3連通孔、14……弁装置、24……ノズ
ル、28……吐出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒータ、気化室を有するベースと、タンク
    と、該タンク内の水を前記気化室に送水する滴
    下ノズル及びポンプ装置と、前記滴下ノズル、
    前記ポンプ装置の各々の送水路を1つに結合し
    てタンク外部に連絡する吐出口を備えることを
    特徴とするスチームアイロン。 (2) 前記吐出口は前記ポンプ装置の直下に設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のスチームアイロン。
JP9857189U 1989-08-24 1989-08-24 Expired JPH049999Y2 (ja)

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JPH0251899U JPH0251899U (ja) 1990-04-12
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JP2008183038A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Sanyo Electric Co Ltd スチームアイロン

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