JPH0479677B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0479677B2 JPH0479677B2 JP58079581A JP7958183A JPH0479677B2 JP H0479677 B2 JPH0479677 B2 JP H0479677B2 JP 58079581 A JP58079581 A JP 58079581A JP 7958183 A JP7958183 A JP 7958183A JP H0479677 B2 JPH0479677 B2 JP H0479677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pump cylinder
- tank
- vaporization chamber
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 58
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims description 13
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 claims description 11
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- 238000010409 ironing Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は一般家庭において使用するアイロンに
用いられるポンプ装置に関するものである。
用いられるポンプ装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、この種のアイロンのポンプ装置において
は、第1図〜第2図に示すように、ポンプシリン
ダー1に連通した送水管2を断熱板3に接続し、
さらに上記送水管2と断熱板3の接続部には逆止
弁4と、上記逆止弁4に付勢するスプリング5と
を介在させた構成をとつていたものが一般的であ
つた。
は、第1図〜第2図に示すように、ポンプシリン
ダー1に連通した送水管2を断熱板3に接続し、
さらに上記送水管2と断熱板3の接続部には逆止
弁4と、上記逆止弁4に付勢するスプリング5と
を介在させた構成をとつていたものが一般的であ
つた。
しかし、この構成では、送水管2を断熱板3に
接続する場合、逆止弁4とスプリング5を送水管
2の内部に組み込まなければならず、非常に組立
て性の悪いものであつた。さらに上記構成では、
部品点数が多くコストが高くなるという問題があ
つた。
接続する場合、逆止弁4とスプリング5を送水管
2の内部に組み込まなければならず、非常に組立
て性の悪いものであつた。さらに上記構成では、
部品点数が多くコストが高くなるという問題があ
つた。
発明の目的
本発明はこのような従来の問題を解消し、部品
点数の削減によるコストダウンと、組立て作業性
の向上をはかつたアイロンのポンプ装置を提供す
るものである。
点数の削減によるコストダウンと、組立て作業性
の向上をはかつたアイロンのポンプ装置を提供す
るものである。
発明の構成
上記の目的を達成するために本発明のアイロン
のポンプ装置は、ヒータで加熱されるベースと、
このベースに設けた気化室と、前記ベースの上方
に配置され、かつ、前記気化室に供給される水を
貯えるタンクと、このタンクの上部に設けたポン
プシリンダーと、このポンプシリンダーから前記
タンクの底部に向かつて延設してその下端を開口
させた揚水管と、前記ポンプシリンダーの吸水路
側に設けて前記揚水管を開閉する吸水弁と、前記
ポンプシリンダー内に摺動自在に設けたピストン
と、前記ポンプシリンダーの出口側に設けた小孔
と、可撓性材料で構成され、かつ、一端を前記ポ
ンプシリンダーの出口側に接続するとともに、前
記ピストンの動作に応動して前記小孔を開閉する
薄板状の送水弁を有した送水管とを具備したもの
である。
のポンプ装置は、ヒータで加熱されるベースと、
このベースに設けた気化室と、前記ベースの上方
に配置され、かつ、前記気化室に供給される水を
貯えるタンクと、このタンクの上部に設けたポン
プシリンダーと、このポンプシリンダーから前記
タンクの底部に向かつて延設してその下端を開口
させた揚水管と、前記ポンプシリンダーの吸水路
側に設けて前記揚水管を開閉する吸水弁と、前記
ポンプシリンダー内に摺動自在に設けたピストン
と、前記ポンプシリンダーの出口側に設けた小孔
と、可撓性材料で構成され、かつ、一端を前記ポ
ンプシリンダーの出口側に接続するとともに、前
記ピストンの動作に応動して前記小孔を開閉する
薄板状の送水弁を有した送水管とを具備したもの
である。
実施例の説明
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例に
ついて説明する。第3図〜第8図において、6は
ヒーター7と気化室8及びスチーム孔9を有する
ベース、10はベース6の上に配置した断熱板、
11はこの断熱板10とでタンク12を構成する
把手、13はタンク12内の水を前記気化室8内
に滴下させるノズル、14は上記ノズル13の開
閉を行なう開閉装置、15は把手11に一体に成
形されたポンプシリンダー、16はこのポンプシ
リンダー15に挿入され、環状のパツキング17
を有するピストン、18は上記ピストン16を上
方に付勢するスプリング、19は前記ポンプシリ
ンダー15内に導かれた水の逆流を防止する吸水
弁、20は前記ポンプシリンダー15の下部に設
けた揚水管、21は前記ポンプシリンダー15内
の水を前記気化室8内に送る送水管である。そし
て前記したピストン16は前記把手11より飛び
出したボタン部22を形成している。
ついて説明する。第3図〜第8図において、6は
ヒーター7と気化室8及びスチーム孔9を有する
ベース、10はベース6の上に配置した断熱板、
11はこの断熱板10とでタンク12を構成する
把手、13はタンク12内の水を前記気化室8内
に滴下させるノズル、14は上記ノズル13の開
閉を行なう開閉装置、15は把手11に一体に成
形されたポンプシリンダー、16はこのポンプシ
リンダー15に挿入され、環状のパツキング17
を有するピストン、18は上記ピストン16を上
方に付勢するスプリング、19は前記ポンプシリ
ンダー15内に導かれた水の逆流を防止する吸水
弁、20は前記ポンプシリンダー15の下部に設
けた揚水管、21は前記ポンプシリンダー15内
の水を前記気化室8内に送る送水管である。そし
て前記したピストン16は前記把手11より飛び
出したボタン部22を形成している。
次に、前記送水管21の構成を詳述すると、送
水管21は前記ポンプシリンダー15と小孔23
により連通した送水路24と、上記小孔23部に
送水弁25を有し、可撓性材料により構成されて
いる。
水管21は前記ポンプシリンダー15と小孔23
により連通した送水路24と、上記小孔23部に
送水弁25を有し、可撓性材料により構成されて
いる。
上記構成において、通常のアイロン掛け作業中
にスチームを前記ベース6のスチーム孔9より噴
出させる場合、前記開閉装置14を操作させて行
なうが、さらに前記ピストン16のボタン部22
を操作することによりスチーム量を増加させるこ
とができる。この場合の動作を説明すると、前記
ピストン16のボタン部22を下方に押し下げる
と第5図に示したようにポンプシリンダー15内
の空気は吸水弁19が閉じているため、送水管2
1の送水弁25より気化室8内に送られる。さら
にボタン部22を離すと、スプリング18の力に
よりボタン部22は上方に戻るが、この時ポンプ
シリンダー15内が負圧になるため、第6図に示
したように送水弁25が閉じ、タンク12内の水
は揚水管20と開いた吸水弁19を通つてポンプ
シリンダー15内にためられる。再度ボタン部2
2を押し下げると、吸水弁19が閉じ、送水弁2
5が開くため、ポンプシリンダー15内の水は送
水路24を通つて気化室8内に送られ、この気化
室8内で蒸発してスチーム孔9より噴出されるこ
とになる。
にスチームを前記ベース6のスチーム孔9より噴
出させる場合、前記開閉装置14を操作させて行
なうが、さらに前記ピストン16のボタン部22
を操作することによりスチーム量を増加させるこ
とができる。この場合の動作を説明すると、前記
ピストン16のボタン部22を下方に押し下げる
と第5図に示したようにポンプシリンダー15内
の空気は吸水弁19が閉じているため、送水管2
1の送水弁25より気化室8内に送られる。さら
にボタン部22を離すと、スプリング18の力に
よりボタン部22は上方に戻るが、この時ポンプ
シリンダー15内が負圧になるため、第6図に示
したように送水弁25が閉じ、タンク12内の水
は揚水管20と開いた吸水弁19を通つてポンプ
シリンダー15内にためられる。再度ボタン部2
2を押し下げると、吸水弁19が閉じ、送水弁2
5が開くため、ポンプシリンダー15内の水は送
水路24を通つて気化室8内に送られ、この気化
室8内で蒸発してスチーム孔9より噴出されるこ
とになる。
したがつて上記構成によると、送水弁25が逆
止弁の働きをしてポンプ効率を損なうことなく、
タンク12内の水を気化室8内で送水できるので
ある。さらに、上記送水管21に送水弁25が一
体に設けられているため、送水管21を把手11
に取り付けるだけで、前記のような逆止弁効果が
得られ、その結果、部品点数が削減できコストの
低減が可能となる上、組立て作業性も向上すると
効果がある。
止弁の働きをしてポンプ効率を損なうことなく、
タンク12内の水を気化室8内で送水できるので
ある。さらに、上記送水管21に送水弁25が一
体に設けられているため、送水管21を把手11
に取り付けるだけで、前記のような逆止弁効果が
得られ、その結果、部品点数が削減できコストの
低減が可能となる上、組立て作業性も向上すると
効果がある。
第7図は本発明の他の実施例を示したもので、
送水弁29を有した送水管30の他端をスプレー
ノズル31に接続したものであり、ポンプ装置を
動作させることによつてタンク内の水を霧状にし
てアイロン本体の前方に噴霧することができるよ
うになつている。
送水弁29を有した送水管30の他端をスプレー
ノズル31に接続したものであり、ポンプ装置を
動作させることによつてタンク内の水を霧状にし
てアイロン本体の前方に噴霧することができるよ
うになつている。
発明の効果
以上のように本発明のアイロンのポンプ装置
は、タンクの上部に設けたポンプシリンダーと、
このポンプシリンダーから前記タンクの底部に向
かつて延設してその下端を開口させた揚水管と、
前記ポンプシリンダーの吸水路側に設けて前記揚
水管を開閉する吸水弁と、前記ポンプシリンダー
内に摺動自在に設けたピストンと、前記ポンプシ
リンダーの出口側に設けた小孔と、可撓性材料で
構成され、かつ、一端を前記ポンプシリンダーの
出口側に接続するとともに、前記ピストンの動作
に応動して前記小孔を開閉する薄板状の送水弁を
有した送水管とを具備したことにより、ポンプシ
リンダーの出口側に送水弁を有した送水管を接続
するだけで弁装置を構成することができるととも
に、接続部のシールも同時に得られ、構成の簡略
化と組立て作業性の向上がはかれる。また、送水
弁が常時ポンプシリンダーから送出される水と接
して低い温度に維持することができ、ベースの熱
による送水弁の過熱変形が防止できるとともに、
水垢等の蒸発残留物が付着することもなく、ピス
トンの動作に応動して的確な弁動作が得られ、気
化室への送水効率を高めることができるものであ
る。
は、タンクの上部に設けたポンプシリンダーと、
このポンプシリンダーから前記タンクの底部に向
かつて延設してその下端を開口させた揚水管と、
前記ポンプシリンダーの吸水路側に設けて前記揚
水管を開閉する吸水弁と、前記ポンプシリンダー
内に摺動自在に設けたピストンと、前記ポンプシ
リンダーの出口側に設けた小孔と、可撓性材料で
構成され、かつ、一端を前記ポンプシリンダーの
出口側に接続するとともに、前記ピストンの動作
に応動して前記小孔を開閉する薄板状の送水弁を
有した送水管とを具備したことにより、ポンプシ
リンダーの出口側に送水弁を有した送水管を接続
するだけで弁装置を構成することができるととも
に、接続部のシールも同時に得られ、構成の簡略
化と組立て作業性の向上がはかれる。また、送水
弁が常時ポンプシリンダーから送出される水と接
して低い温度に維持することができ、ベースの熱
による送水弁の過熱変形が防止できるとともに、
水垢等の蒸発残留物が付着することもなく、ピス
トンの動作に応動して的確な弁動作が得られ、気
化室への送水効率を高めることができるものであ
る。
第1図は従来のアイロンのポンプ装置を示す要
部断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は
本発明の一実施例を示すアイロンのポンプ装置の
要部断面図、第4図は同要部拡大断面図、第5図
はピストン降下時の同要部拡大断面図、第6図は
ピストン上昇時の同要部拡大断面図、第7図は本
発明の他の実施例を示すアイロンのポンプ装置の
要部拡大断面図である。 15……ポンプシリンダー、21……送水路を
画成する部材(送水管)、24……送水路、25
……逆止弁(送水弁)。
部断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3図は
本発明の一実施例を示すアイロンのポンプ装置の
要部断面図、第4図は同要部拡大断面図、第5図
はピストン降下時の同要部拡大断面図、第6図は
ピストン上昇時の同要部拡大断面図、第7図は本
発明の他の実施例を示すアイロンのポンプ装置の
要部拡大断面図である。 15……ポンプシリンダー、21……送水路を
画成する部材(送水管)、24……送水路、25
……逆止弁(送水弁)。
Claims (1)
- 1 ヒータで加熱されるベースと、このベースに
設けた気化室と、前記ベースの上方に配置され、
かつ、前記気化室に供給される水を貯えるタンク
と、このタンクの上部に設けたポンプシリンダー
と、このポンプシリンダーから前記タンクの底部
に向かつて延設してその下端を開口させた揚水管
と、前記ポンプシリンダーの吸水路側に設けて前
記揚水管を開閉する吸水弁と、前記ポンプシリン
ダー内に摺動自在に設けたピストンと、前記ポン
プシリンダーの出口側に設けた小孔と、可撓性材
料で構成され、かつ、一端を前記ポンプシリンダ
ーの出口側に接続するとともに、前記ピストンの
動作に応動して前記小孔を開閉する薄板状の送水
弁を有した送水管とを具備したスチームアイロ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7958183A JPS59203600A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | アイロンのポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7958183A JPS59203600A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | アイロンのポンプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59203600A JPS59203600A (ja) | 1984-11-17 |
JPH0479677B2 true JPH0479677B2 (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=13693946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7958183A Granted JPS59203600A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | アイロンのポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59203600A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101260608A (zh) * | 2007-03-08 | 2008-09-10 | 厦门灿坤实业股份有限公司 | 一种蒸汽熨斗 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829499A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-21 | 松下電器産業株式会社 | スチ−ムアイロン |
-
1983
- 1983-05-06 JP JP7958183A patent/JPS59203600A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829499A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-21 | 松下電器産業株式会社 | スチ−ムアイロン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59203600A (ja) | 1984-11-17 |
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