JPH0499556A - 内視鏡のアングル操作装置 - Google Patents
内視鏡のアングル操作装置Info
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- JPH0499556A JPH0499556A JP2216993A JP21699390A JPH0499556A JP H0499556 A JPH0499556 A JP H0499556A JP 2216993 A JP2216993 A JP 2216993A JP 21699390 A JP21699390 A JP 21699390A JP H0499556 A JPH0499556 A JP H0499556A
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、内視鏡における挿入部の先端部分を湾曲させ
るためのアングル操作装置に関するものである。
るためのアングル操作装置に関するものである。
[従来の技術j
内視鏡は、人体その他の生体内や、機械装置等の内部に
挿入して、その検査、観察を行ったり、また簡単な治療
、修理その他の処理を行ったりするために用いられる。
挿入して、その検査、観察を行ったり、また簡単な治療
、修理その他の処理を行ったりするために用いられる。
而して、内視鏡は、周知の如く、観察を行うべき部分の
内部に挿入される挿入部と、この挿入部を遠隔操作で操
作するための本体操作部と、光源装置(電子内視鏡にあ
っては、光源装置及び画像処理装置)に接続するための
ユニバーサルコードとから大略構成される。
内部に挿入される挿入部と、この挿入部を遠隔操作で操
作するための本体操作部と、光源装置(電子内視鏡にあ
っては、光源装置及び画像処理装置)に接続するための
ユニバーサルコードとから大略構成される。
ここで、挿入部は、本体操作部への連設部分から大半の
部分は挿入経路に沿って円滑に曲がるようにした軟性部
からなり、この軟性部の先端にはアングル部及び先端硬
質部が順次連設されている。先端硬質部には照明窓、観
察思や、鉗子等の処置具を導出させる処置具導出部等が
設けられている。アングル部はこの先端硬質部を挿入経
路に沿って円滑にガイドするために、また観察対象部に
位置したときに、その観察視野を変える場合等のために
、該先端硬質部を所望の方向に向けるためのものである
。このために、アングル部は、多数のアングルリングを
順次枢着することにより形成されて、所望の方向に湾曲
する節輪構造となっている。
部分は挿入経路に沿って円滑に曲がるようにした軟性部
からなり、この軟性部の先端にはアングル部及び先端硬
質部が順次連設されている。先端硬質部には照明窓、観
察思や、鉗子等の処置具を導出させる処置具導出部等が
設けられている。アングル部はこの先端硬質部を挿入経
路に沿って円滑にガイドするために、また観察対象部に
位置したときに、その観察視野を変える場合等のために
、該先端硬質部を所望の方向に向けるためのものである
。このために、アングル部は、多数のアングルリングを
順次枢着することにより形成されて、所望の方向に湾曲
する節輪構造となっている。
このアングル部を湾曲操作する、所謂アングル操作を遠
隔操作で行うことができるようにするために、アングル
操作機構が設けられる。このアングル操作機構は、アン
グル操作用の操作ワイヤと、この操作ワイヤを押し引き
操作するための、プーリ、回動軸及びアングルノブから
なるアングル操作手段とから構成される。操作ワイヤは
、上下一対または上下及び左右人名一対設けられ、これ
らの先端部は最先端のアングルリングまたは先端硬質部
の基端部に止着されている。また、操作ワイヤの他端は
本体操作部にまで延在させて、該本体操作部内に装着し
たプーリに巻回されている。このプーリには回動軸が取
り付けられており、該回動軸は、本体操作部のケーシン
グから外部に導出されて、アングルノブが取り付けられ
ている。従って、本体操作部を把持する手の指でこのア
ングルノブを回動させれば、その回動量に応じて、操作
ワイヤが押し引き操作されて、アングル部が湾曲せしめ
られる。
隔操作で行うことができるようにするために、アングル
操作機構が設けられる。このアングル操作機構は、アン
グル操作用の操作ワイヤと、この操作ワイヤを押し引き
操作するための、プーリ、回動軸及びアングルノブから
なるアングル操作手段とから構成される。操作ワイヤは
、上下一対または上下及び左右人名一対設けられ、これ
らの先端部は最先端のアングルリングまたは先端硬質部
の基端部に止着されている。また、操作ワイヤの他端は
本体操作部にまで延在させて、該本体操作部内に装着し
たプーリに巻回されている。このプーリには回動軸が取
り付けられており、該回動軸は、本体操作部のケーシン
グから外部に導出されて、アングルノブが取り付けられ
ている。従って、本体操作部を把持する手の指でこのア
ングルノブを回動させれば、その回動量に応じて、操作
ワイヤが押し引き操作されて、アングル部が湾曲せしめ
られる。
ここで、アングルノブを操作したときにおいて、アング
ル部を円滑に追従して湾曲させるようにするには、操作
ワイヤは一定の張りを持った状態に保持されていなけれ
ばならない。然るに、当初においては、この操作ワイヤ
の張りを最適な状態に調整していたとしても、内視鏡を
長期間使用している間に、操作ワイヤに伸びることによ
り、操作ワイヤの張り度合が変化し、アングル操作に対
する追従性が悪(なってしまう。このように、操作ワイ
ヤの張り度合が変化すると、その再調整を行う必要があ
る。この張り調整は、従来、操作ワイヤのプーリに巻回
されている側の端部を伸びた量分だけ切断することによ
り行うようにしていた。
ル部を円滑に追従して湾曲させるようにするには、操作
ワイヤは一定の張りを持った状態に保持されていなけれ
ばならない。然るに、当初においては、この操作ワイヤ
の張りを最適な状態に調整していたとしても、内視鏡を
長期間使用している間に、操作ワイヤに伸びることによ
り、操作ワイヤの張り度合が変化し、アングル操作に対
する追従性が悪(なってしまう。このように、操作ワイ
ヤの張り度合が変化すると、その再調整を行う必要があ
る。この張り調整は、従来、操作ワイヤのプーリに巻回
されている側の端部を伸びた量分だけ切断することによ
り行うようにしていた。
[発明が解決しようとする課題j
ところで、操作ワイヤの張り調整を前述したようにして
行うには、まず本体操作部を分解し、プーリに巻回され
ている操作ワイヤを取り外して、その端部を切断し、然
る後にこの操作ワイヤの切断した端部をプーリに再装着
しなければならならず、極めて面倒な作業である。特に
、内視鏡は、使用の都度その全体を完全に洗浄、消毒す
るために、その全体を洗浄、消毒液に浸漬させるように
するが、このときに、洗浄・消毒液が本体操作部内に侵
入しないように保持するために、該本体操作部には各所
にシール部材を設けることにょって、内部を気密構造と
している。このために、分解後に再組立を行う際には、
内部が完全に気密状態に保持されるようにしなければな
らない。
行うには、まず本体操作部を分解し、プーリに巻回され
ている操作ワイヤを取り外して、その端部を切断し、然
る後にこの操作ワイヤの切断した端部をプーリに再装着
しなければならならず、極めて面倒な作業である。特に
、内視鏡は、使用の都度その全体を完全に洗浄、消毒す
るために、その全体を洗浄、消毒液に浸漬させるように
するが、このときに、洗浄・消毒液が本体操作部内に侵
入しないように保持するために、該本体操作部には各所
にシール部材を設けることにょって、内部を気密構造と
している。このために、分解後に再組立を行う際には、
内部が完全に気密状態に保持されるようにしなければな
らない。
以上のことから、操作ワイヤの張り調整は、特殊な工具
と高度な技術を要するもので、使用現場等おいて、簡易
に行うようなことはできないものであった。
と高度な技術を要するもので、使用現場等おいて、簡易
に行うようなことはできないものであった。
本発明は取上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、本体操作部を分解することな(、
使用現場等において、極めて容易かつ迅速にアングル操
作用の操作ワイヤの張り調整を行うことができるように
した内視鏡のアングル操作装置を提供することにある。
目的とするところは、本体操作部を分解することな(、
使用現場等において、極めて容易かつ迅速にアングル操
作用の操作ワイヤの張り調整を行うことができるように
した内視鏡のアングル操作装置を提供することにある。
]課題を解決するための手段1
前述した目的を達成するために、本発明は、本体操作部
のケーシング外から操作可能なプーリ位置調整手段を設
け、該プーリ位置調整手段によりプーリを操作ワイヤの
延在方向に変位させて、該操作ワイヤの張り調整を可能
ならしめる構成としたことをその特徴とするものである
。
のケーシング外から操作可能なプーリ位置調整手段を設
け、該プーリ位置調整手段によりプーリを操作ワイヤの
延在方向に変位させて、該操作ワイヤの張り調整を可能
ならしめる構成としたことをその特徴とするものである
。
[作用 1
このような構成を採用することによって、操作ワイヤの
張り度合が変化したときには、プーリ位置調整手段を本
体操作部のケーシングの外から操作することによって、
プーリを操作ワイヤの延在方向に変位させる。これによ
って、本体操作部材を分解することなく、操作ワイヤの
張り度合を容易に調整を行うことができ、またこの張り
度合の調整時に操作ワイヤを切断する必要もない。
張り度合が変化したときには、プーリ位置調整手段を本
体操作部のケーシングの外から操作することによって、
プーリを操作ワイヤの延在方向に変位させる。これによ
って、本体操作部材を分解することなく、操作ワイヤの
張り度合を容易に調整を行うことができ、またこの張り
度合の調整時に操作ワイヤを切断する必要もない。
(実施例j
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
まず、第6図に内視鏡の全体構成を示す。図中において
、1は体腔等の内部に挿入される挿入部、2は本体操作
部、3はユニバーサルコードをそれぞれ示し、挿入部1
は、本体操作部2への連設側から大半の部分が軟性部1
aで、該軟性部1aにはアングル部1b及び先端硬質部
1cが順次連設されている。そして、アングル部1bは
同図に仮想線で示したように、上下に湾曲させることが
できるように構成されている。
、1は体腔等の内部に挿入される挿入部、2は本体操作
部、3はユニバーサルコードをそれぞれ示し、挿入部1
は、本体操作部2への連設側から大半の部分が軟性部1
aで、該軟性部1aにはアングル部1b及び先端硬質部
1cが順次連設されている。そして、アングル部1bは
同図に仮想線で示したように、上下に湾曲させることが
できるように構成されている。
このアングル部1bを湾曲操作するために、アングル操
作装置10が設けられている。このアングル操作装置1
0は、第2図及び第3図から明らかなように、一対の操
作ワイヤ1.1a、 llb (以下、操作ワイヤll
a、llbを総称する場合には、操作ワイヤ11という
)を有し、操作ワイヤ11の一端はアングル部ibを構
成するアングルリング(図示せずンのうちの最も先端の
リングまたは先端硬質部の基端部に止着されている。そ
して、この操作ワイヤJ1の4t!!端部は本体操作部
2内にまで延在せしめられている。なお、操作ワイヤl
lは、挿入部1内では、密着コイルばね等からなる外套
管11c内に挿通されている。
作装置10が設けられている。このアングル操作装置1
0は、第2図及び第3図から明らかなように、一対の操
作ワイヤ1.1a、 llb (以下、操作ワイヤll
a、llbを総称する場合には、操作ワイヤ11という
)を有し、操作ワイヤ11の一端はアングル部ibを構
成するアングルリング(図示せずンのうちの最も先端の
リングまたは先端硬質部の基端部に止着されている。そ
して、この操作ワイヤJ1の4t!!端部は本体操作部
2内にまで延在せしめられている。なお、操作ワイヤl
lは、挿入部1内では、密着コイルばね等からなる外套
管11c内に挿通されている。
本体操作部2内には外套管11cの取付部12が装着さ
れており、前述した操作ワイヤ11はこの取付部]2に
おいて外套管11cから導出されて、その他端部は該本
体操作部2に設けたアングル操作手段13に接続されて
いる。ここで、該アングル操作手段13が装着されてい
る本体操作部2のケーシング4は、ケーシング本体4a
と、蓋体4bとからなり、蓋体4bはケーシング本体4
aに着脱可能に取り付ける構造となっている。
れており、前述した操作ワイヤ11はこの取付部]2に
おいて外套管11cから導出されて、その他端部は該本
体操作部2に設けたアングル操作手段13に接続されて
いる。ここで、該アングル操作手段13が装着されてい
る本体操作部2のケーシング4は、ケーシング本体4a
と、蓋体4bとからなり、蓋体4bはケーシング本体4
aに着脱可能に取り付ける構造となっている。
アングル操作手段13は、ケーシング4に内蔵した取付
基板14にH!したプーリ15を有し、各操作ワイヤl
la、Ilbの端部はこのプーリ15に巻回して設けら
れている。従って、このプーリ15を一方向に回転させ
ることによって、一方の操作ワイヤ11aを巻き取り、
他方の操作ワイヤllbを繰り出すように操作すれば、
アングル部1bは一側方向に湾曲し、また前述とは反対
方向にプーリ15を回転させれば、アングル部1bを他
側方向に湾曲させることができることになる。このプー
リ15を本体操作部2のケーシング4の外側から回動操
作するために、該プーリ15には回動軸16が連結され
ている。回動軸16は本体操作部2のケーシング4の蓋
体4bに形成した透孔17を介して外部に導出されてお
り、その先端部にはアングルノブ18が取り付けられて
いる。従って、本体操作部2を把持する手の指でこのア
ングルノブ18を回動操作すれば、プーリ15がこれに
追従回転して、該プーリ15に巻回して設けた一対から
なる操作ワイヤlla、1.lbが押し引きされて、ア
ングル部1bが湾曲せしめられるようになる。
基板14にH!したプーリ15を有し、各操作ワイヤl
la、Ilbの端部はこのプーリ15に巻回して設けら
れている。従って、このプーリ15を一方向に回転させ
ることによって、一方の操作ワイヤ11aを巻き取り、
他方の操作ワイヤllbを繰り出すように操作すれば、
アングル部1bは一側方向に湾曲し、また前述とは反対
方向にプーリ15を回転させれば、アングル部1bを他
側方向に湾曲させることができることになる。このプー
リ15を本体操作部2のケーシング4の外側から回動操
作するために、該プーリ15には回動軸16が連結され
ている。回動軸16は本体操作部2のケーシング4の蓋
体4bに形成した透孔17を介して外部に導出されてお
り、その先端部にはアングルノブ18が取り付けられて
いる。従って、本体操作部2を把持する手の指でこのア
ングルノブ18を回動操作すれば、プーリ15がこれに
追従回転して、該プーリ15に巻回して設けた一対から
なる操作ワイヤlla、1.lbが押し引きされて、ア
ングル部1bが湾曲せしめられるようになる。
ここで、プーリ15が取り付けられている取付基板14
はその板厚方向には固定されているが、操作ワイヤ11
の延在方向、即ち本体操作部2の軸線方向には変位可能
となっている。該取付基板13をこの操作ワイヤ1】の
延在方向に移動させることによって、操作ワイヤ11の
張力の調整を行うことができるようになっている。
はその板厚方向には固定されているが、操作ワイヤ11
の延在方向、即ち本体操作部2の軸線方向には変位可能
となっている。該取付基板13をこの操作ワイヤ1】の
延在方向に移動させることによって、操作ワイヤ11の
張力の調整を行うことができるようになっている。
このために、ケーシング本体4aに突設した4本の支柱
5上に設置されている。そして、この支柱5には、有頭
のビン6がそれぞれ2個取り付けられており、取付基板
14にはこのビン6を挿通させるための長溝14aが4
箇所開設されている。ここで、長溝14aは、操作ワイ
ヤ11の延在方向、即ち軸線方向に延びている。従って
、取付基板14は、この支柱5上において、該支柱5と
ビン6との間に挟持されて、その板厚方向にはみだりに
移動しないように固定されている。
5上に設置されている。そして、この支柱5には、有頭
のビン6がそれぞれ2個取り付けられており、取付基板
14にはこのビン6を挿通させるための長溝14aが4
箇所開設されている。ここで、長溝14aは、操作ワイ
ヤ11の延在方向、即ち軸線方向に延びている。従って
、取付基板14は、この支柱5上において、該支柱5と
ビン6との間に挟持されて、その板厚方向にはみだりに
移動しないように固定されている。
一方、この取付基板14は、長溝14aの範囲内におい
て、その板面に沿う方向、即ち操作ワイヤ11の延在方
向に移動可能となっている。これによって、取付基板1
4の位置調整を行うことができ、もって操作ワイヤ11
の張り調整を行うことができるように構成されている。
て、その板面に沿う方向、即ち操作ワイヤ11の延在方
向に移動可能となっている。これによって、取付基板1
4の位置調整を行うことができ、もって操作ワイヤ11
の張り調整を行うことができるように構成されている。
このように、取付基板14を位置調整可能に固定するた
めに、該取付基板14の基端例の部分には雌ねじ部14
bが連設されている。また、ケーシング4におけるケー
シング本体4aの基端側の壁部には、調整ねじ19が挿
通されており、該調整ねじ19は前記取付基板14の雌
ねじ部14bに螺挿されている。この調整ねじ19の頭
部19aの外面には、第3図に示したように、一対の窪
み20.20が形設されており、この一対の窪み20、
20に治具21を係合させて、該治具21を回転させる
ことによって、調整ねじ19を回転させて、雌ねじ部1
4bに連設されている取付基板14を操作ワイヤ11の
延在方向に移動させることができるようになる。このよ
うに、取付基板14を動かすと、該取付基板14に装着
されているプーリ151回動軸16及びアングルノブ1
8からなるアングル操作手段12の全体がこれと共に移
動せしめられる。そして、この回動軸16の変位を可能
ならしめるために、透孔17は該回動軸16の移動方向
に長手となっている。
めに、該取付基板14の基端例の部分には雌ねじ部14
bが連設されている。また、ケーシング4におけるケー
シング本体4aの基端側の壁部には、調整ねじ19が挿
通されており、該調整ねじ19は前記取付基板14の雌
ねじ部14bに螺挿されている。この調整ねじ19の頭
部19aの外面には、第3図に示したように、一対の窪
み20.20が形設されており、この一対の窪み20、
20に治具21を係合させて、該治具21を回転させる
ことによって、調整ねじ19を回転させて、雌ねじ部1
4bに連設されている取付基板14を操作ワイヤ11の
延在方向に移動させることができるようになる。このよ
うに、取付基板14を動かすと、該取付基板14に装着
されているプーリ151回動軸16及びアングルノブ1
8からなるアングル操作手段12の全体がこれと共に移
動せしめられる。そして、この回動軸16の変位を可能
ならしめるために、透孔17は該回動軸16の移動方向
に長手となっている。
さらに、図中において、22はケーシング本体4aと蓋
体4bとの接合部分をシールするシール部材、23はケ
ーシング本体4aと調整ねじ19との間の部分をシール
するシール部材、24は蓋体4bに形成した透孔17の
部分をシールするシール機構である。ここで、このシー
ル機構24は、シールキャリヤ25を有し、該シールキ
ャリヤ25の筒部25a内に回動軸16が挿通されてお
り、該回動軸16と筒部25aの内面との間には、Oリ
ング26が介装され、このシールキャリヤ25の円板部
25bは蓋体4b上に摺接しており、その間に0リング
27が介装されている。また、このシールキャリヤ25
を押さえるために、リテーナ28が蓋体4bに取り付け
られている。
体4bとの接合部分をシールするシール部材、23はケ
ーシング本体4aと調整ねじ19との間の部分をシール
するシール部材、24は蓋体4bに形成した透孔17の
部分をシールするシール機構である。ここで、このシー
ル機構24は、シールキャリヤ25を有し、該シールキ
ャリヤ25の筒部25a内に回動軸16が挿通されてお
り、該回動軸16と筒部25aの内面との間には、Oリ
ング26が介装され、このシールキャリヤ25の円板部
25bは蓋体4b上に摺接しており、その間に0リング
27が介装されている。また、このシールキャリヤ25
を押さえるために、リテーナ28が蓋体4bに取り付け
られている。
なお、調整ねじ19の頭部は、第4図に示したように、
ローレット加工を施した頭部19a′のように手で回転
させることができるように構成したものであっても良く
、また第5図に示したように、治具30を係合させるこ
とができる四角穴31を備えた頭部19a″を有するも
のであっても良い。
ローレット加工を施した頭部19a′のように手で回転
させることができるように構成したものであっても良く
、また第5図に示したように、治具30を係合させるこ
とができる四角穴31を備えた頭部19a″を有するも
のであっても良い。
本実施例は前述のように構成されるものであって、内視
鏡の操作を行う場合において、アングル操作装置10を
構成するアングルノブ18を手指で回動操作することに
よって、挿入部工のアングル部1bを湾曲操作すること
ができる。そして、繰り返しアングル操作を行うと、操
作ワイヤ11が伸びて弛みが生じることになる。このよ
うな弛みが生じると、アングルの部18の回動操作に対
するアングル部1bの追従性が悪くなり、アングル操作
の円滑性がt員なわれること(こなる。
鏡の操作を行う場合において、アングル操作装置10を
構成するアングルノブ18を手指で回動操作することに
よって、挿入部工のアングル部1bを湾曲操作すること
ができる。そして、繰り返しアングル操作を行うと、操
作ワイヤ11が伸びて弛みが生じることになる。このよ
うな弛みが生じると、アングルの部18の回動操作に対
するアングル部1bの追従性が悪くなり、アングル操作
の円滑性がt員なわれること(こなる。
このような状態となったときには、本体操作部1のケー
シング4の外部から調整ねじI9を回転させる。これに
よって、調整ねじ19が取付基板)4に連設した雌ねじ
部14内に鯉入せしめられる。ここで、調整ねじ19は
その頭部19aがケーシング本体4aの壁面と当接して
いるから、該調整ねじ19はケーシング本体4a内に引
き込まれることはない。
シング4の外部から調整ねじI9を回転させる。これに
よって、調整ねじ19が取付基板)4に連設した雌ねじ
部14内に鯉入せしめられる。ここで、調整ねじ19は
その頭部19aがケーシング本体4aの壁面と当接して
いるから、該調整ねじ19はケーシング本体4a内に引
き込まれることはない。
を上下一対だけ設けるようにしたものを示したが、上下
及び左右の各一対の操作ワイヤを設けることもできる。
及び左右の各一対の操作ワイヤを設けることもできる。
そして、この場合には、2個のプーリを設け、一方のプ
ーリには上下方向用の一対の操作ワイヤを巻回し、他方
のプーリには左右方向用の一対の操作ワイヤを巻回して
設けるようにすれば良い。また、プーリを操作ワイヤの
延在方向に変位させるために、必ずしも取付基板を変位
させる必要はなく、例えばこのプーリを回動軸及びアン
グルノブと共に取付基板に沿ってスライド変位させるよ
うになし、回動軸を軸受部材に挿通させて設け、この軸
受部材を任意の位置で固定することができるように構成
しても良い。
ーリには上下方向用の一対の操作ワイヤを巻回し、他方
のプーリには左右方向用の一対の操作ワイヤを巻回して
設けるようにすれば良い。また、プーリを操作ワイヤの
延在方向に変位させるために、必ずしも取付基板を変位
させる必要はなく、例えばこのプーリを回動軸及びアン
グルノブと共に取付基板に沿ってスライド変位させるよ
うになし、回動軸を軸受部材に挿通させて設け、この軸
受部材を任意の位置で固定することができるように構成
しても良い。
[発明の効果1
以上説明したように、本発明は、操作ワイヤが巻回して
設けられるプーリをプーリ位置調整手段によって操作ワ
イヤの延在方向における位置調整を可能ならしめる構成
としたので、該プーリ位置方、取付基板14は操作ワイ
ヤ11の延在方向に移動可能となっているので、該取付
基板14が本体操作部1内の基端側に移動する。ここで
、この取付基板14には操作ワイヤ11の端部が巻回さ
れているプーリ15及びその回動軸16.アングルノブ
18からなるアングル操作手段12全体の機構が設けら
れているので、プーリ15がこれと共に基端側に移行し
、この結果、操作ワイヤ11の弛みが解消されて、所定
の張りを持った状態とすることができる。
設けられるプーリをプーリ位置調整手段によって操作ワ
イヤの延在方向における位置調整を可能ならしめる構成
としたので、該プーリ位置方、取付基板14は操作ワイ
ヤ11の延在方向に移動可能となっているので、該取付
基板14が本体操作部1内の基端側に移動する。ここで
、この取付基板14には操作ワイヤ11の端部が巻回さ
れているプーリ15及びその回動軸16.アングルノブ
18からなるアングル操作手段12全体の機構が設けら
れているので、プーリ15がこれと共に基端側に移行し
、この結果、操作ワイヤ11の弛みが解消されて、所定
の張りを持った状態とすることができる。
このように、操作ワイヤ11の張り調整を行うに当って
、本体操作部1を分解することなく、しかも操作ワイヤ
11の端部を切断する必要もなく、単に調整ねじ19を
回転させる操作を行うだけでよいので、極めて容易に、
しかも迅速に、格別特殊な工具や高度な技術を用いるこ
となく、使用現場等で簡単に操作ワイヤ11の張り調整
を行うことができる。
、本体操作部1を分解することなく、しかも操作ワイヤ
11の端部を切断する必要もなく、単に調整ねじ19を
回転させる操作を行うだけでよいので、極めて容易に、
しかも迅速に、格別特殊な工具や高度な技術を用いるこ
となく、使用現場等で簡単に操作ワイヤ11の張り調整
を行うことができる。
なお、前述した実施例においては、操作ワイヤ調整手段
を本体操作部の外から操作して、プーリを適宜の位置ま
で移動させることによって、極めて容易で、迅速に操作
ワイヤの張り調整を行うことができ、内視鏡の本体操作
部を分解して、操作ワイヤの端部な切断する等の複雑で
面倒な作業を必要としない。
を本体操作部の外から操作して、プーリを適宜の位置ま
で移動させることによって、極めて容易で、迅速に操作
ワイヤの張り調整を行うことができ、内視鏡の本体操作
部を分解して、操作ワイヤの端部な切断する等の複雑で
面倒な作業を必要としない。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は内
視鏡の本体操作部の一部の内蔵物を省略して示す断面図
、第2図は蓋体を取り除いた状態で、一部の内蔵物を省
略して示す本体操作部の内部構成説明図、第3図は本体
操作部の基端例の部分を示す外観図、第4図及び第5図
はそれぞれ調整ねじの他の構成例を示す本体操作部の基
端側の部分の外観図、第6図は内視鏡の全体構成を示す
外観図である。 1:挿入部、1a:軟性部、1b=アングル部、1c:
先端硬質部、2:本体操作部、4:ケーシング、4a:
ケーシング本体、4b:M体、10:アングル操作装置
、11. lla、 llb :操作ワイヤ、12:操
作手段、14:取付基板、14a:長溝、14b=雌ね
じ部、15:ブーリ、16:回動軸、17:透孔、18
:アングルノブ、19:調整ねじ、19a。 19a′、 19a :頭部、20:窪み、20,3
0:治具、31:四角穴。
視鏡の本体操作部の一部の内蔵物を省略して示す断面図
、第2図は蓋体を取り除いた状態で、一部の内蔵物を省
略して示す本体操作部の内部構成説明図、第3図は本体
操作部の基端例の部分を示す外観図、第4図及び第5図
はそれぞれ調整ねじの他の構成例を示す本体操作部の基
端側の部分の外観図、第6図は内視鏡の全体構成を示す
外観図である。 1:挿入部、1a:軟性部、1b=アングル部、1c:
先端硬質部、2:本体操作部、4:ケーシング、4a:
ケーシング本体、4b:M体、10:アングル操作装置
、11. lla、 llb :操作ワイヤ、12:操
作手段、14:取付基板、14a:長溝、14b=雌ね
じ部、15:ブーリ、16:回動軸、17:透孔、18
:アングルノブ、19:調整ねじ、19a。 19a′、 19a :頭部、20:窪み、20,3
0:治具、31:四角穴。
Claims (1)
- 内視鏡における挿入部の先端部分を湾曲操作するために
、該挿入部内にアングル操作用の操作ワイヤを挿通させ
、該操作ワイヤを本体操作部内にまで延在させて、プー
リに巻回して設け、該プーリを回動させることによって
、それに前記操作ワイヤを巻き取ったり、繰り出したり
して前記挿入部の先端部を湾曲させるものにおいて、前
記本体操作部のケーシング外から操作可能なプーリ位置
調整手段を設け、該プーリ位置調整手段により前記プー
リを操作ワイヤの延在方向に変位させて、該操作ワイヤ
の張り調整を可能ならしめる構成としたことを特徴とす
る内視鏡のアングル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2216993A JP2540998B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 内視鏡のアングル操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2216993A JP2540998B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 内視鏡のアングル操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0499556A true JPH0499556A (ja) | 1992-03-31 |
JP2540998B2 JP2540998B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16697133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2216993A Expired - Lifetime JP2540998B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 内視鏡のアングル操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540998B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026021A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Fujinon Corp | 内視鏡 |
JP2009279405A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Olympus Medical Systems Corp | 湾曲管及び医療機器 |
JP2016536062A (ja) * | 2013-10-30 | 2016-11-24 | デジタル エンドスコピー ゲーエムベーハー | 母内視鏡に取り付け可能な副内視鏡及び母内視鏡と副内視鏡との組み合わせ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507390A (ja) * | 1973-05-23 | 1975-01-25 | ||
JPH03264041A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Machida Endscope Co Ltd | 湾曲操作装置 |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP2216993A patent/JP2540998B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS507390A (ja) * | 1973-05-23 | 1975-01-25 | ||
JPH03264041A (ja) * | 1990-03-14 | 1991-11-25 | Machida Endscope Co Ltd | 湾曲操作装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026021A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Fujinon Corp | 内視鏡 |
JP4587721B2 (ja) * | 2004-07-14 | 2010-11-24 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡 |
JP2009279405A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-12-03 | Olympus Medical Systems Corp | 湾曲管及び医療機器 |
JP2016536062A (ja) * | 2013-10-30 | 2016-11-24 | デジタル エンドスコピー ゲーエムベーハー | 母内視鏡に取り付け可能な副内視鏡及び母内視鏡と副内視鏡との組み合わせ |
JP2021112570A (ja) * | 2013-10-30 | 2021-08-05 | デジタル エンドスコピー ゲーエムベーハー | 母内視鏡に取り付け可能な副内視鏡及び母内視鏡と副内視鏡との組み合わせ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2540998B2 (ja) | 1996-10-09 |
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