JP2004337994A - マニピュレータおよび回転関節機構 - Google Patents

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宏亮 岸
Fujio Tajima
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和俊 菅
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Abstract

【課題】回転関節機構を備えたマニピュレータにおいて、小型で操作性が良好なものとする。
【解決手段】マニピュレータ1は、複数の関節機構10、20を有するアーム50と、アーム50内を導かれる複数のワイヤ410〜440とを備える。複数の関節機構の先端側関節機構には回転関節機構10が用いられている。回転関節機構10を構成する支持側リンク320およびその先端側リンク120には、それぞれにワイヤ410〜440を支持する複数のワイヤ案内ガイド131〜134、331〜334が設けられている。回転関節機構10のそれぞれのワイヤ案内ガイド131〜134、331〜334は関節軸中心に対して円周上に配置されている。回転関節機構10は先端側リンク120を支持側リンク320に対して回転可能にかつ関節軸方向に移動可能となっている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マニピュレータおよび回転関節機構に係り、特にワイヤを用いて術具などを駆動する医療用マニピュレータおよびそれに適用する回転関節機構に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
先端部に位置する術具を操作する医療用マニピュレータでは、小型で複数の自由度を有することが求められるため、駆動部であるアクチュエータから複数のワイヤを介して先端部にある術具へ駆動力を伝達するようにしている。このような術具の操作にワイヤを用いるマニピュレータでは、ある関節の角度を変化させると、ワイヤの経路の長さが変化し、お互いのワイヤの動きに影響を及ぼしあい、動きに不具合が生じるおそれがあった。
【0003】
そこで、従来の医療用マニピュレータとして、特開平7−328024号公報(特許文献1)や特開平8−224241号公報(特許文献2)に記載されているものが案出されている。
【0004】
特許文献1に記載された医療用マニピュレータでは、術具である処置具をマニピュレータの延びる方向の軸心に対して回転させる時に、処置具を駆動する駆動部ごと回転させることにより、ワイヤがねじれるのを防ぐようにしている。
【0005】
また、特許文献2の医療用マニピュレータでは、術具である処置具からアクチュエータが配置された駆動部までの長い直線的な挿入部を用意し、挿入部をマニピュレータの延びる方向の軸心に対して回転させる時に、処置具駆動用のワイヤを長い挿入部内でのねじれ状態とすることによりワイヤ経路の長さの変化を無視できるようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−328024号公報
【特許文献2】
特開平8−224241号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1では、処置具を駆動する駆動部ごと回転させるものであり、駆動部から術具までの間に複数の自由度を持たせるための関節を設けることが難しく、術具の操作性に問題が生ずるおそれがあった。
【0008】
また、特許文献2では、処置具から駆動部までの長い直線的な挿入部を用意して挿入部を回転させるものであるため、処置具から駆動部までが一般に長くなってしまうと共に、その長い部分を回転させることによる術具の操作性の低下を招くという課題を有していた。
【0009】
本発明の目的は、小型で操作性が良好なマニピュレータおよび回転関節機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明のマニピュレータでは、複数の関節機構と、前記複数の関節機構内を導かれる複数のワイヤとを備え、前記複数の関節機構の先端側関節機構に回転関節機構を用い、前記回転関節機構の支持側リンクおよびその先端側リンクのそれぞれに前記ワイヤを支持する複数のワイヤ案内ガイドを設け、前記回転関節機構のそれぞれのワイヤ案内ガイドは関節軸心を中心とする円周上に配置され、前記回転関節機構は前記先端側リンクを前記支持側リンクに対して回転可能にかつ関節軸方向に移動可能としたものである。
【0011】
前記目的を達成するために、本発明の回転関節機構では、複数の関節機構と前記複数の関節機構内を導かれる複数のワイヤとを備えるマニピュレータの先端側関節機構に用いられる回転関節機構において、支持側リンクおよび先端側リンクのそれぞれに前記ワイヤを支持する複数のワイヤ案内ガイドを設け、前記支持側リンクおよび前記先端側リンクのそれぞれのワイヤ案内ガイドを関節軸心を中心とする円周上に配置し、前記先端側リンクを前記支持側リンクに対して回転可能にかつ関節軸方向に移動可能としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の複数の実施例を、図を用いて説明する。各実施例の図における同一符号は同一物または相当物を示す。本発明は、各実施例に開示した形態に限られるものではなく、公知技術に基づく変更を許容するものである。
【0013】
まず、本発明の第1実施例のマニピュレータを図1から図4を用いて説明する。図1は本発明の第1実施例のマニピュレータの構成を示す斜視図、図2は図1のマニピュレータの要部構成を示す斜視図、図3は図2の回転関節機構の動作説明図、図4は図2の状態から180度回転した状態の回転関節機構の拡大図である。
【0014】
図1に示すように、マニピュレータ1は、術具2、アーム50および本体560を備えて構成されている。本実施例のマニピュレータ1は医療用マニピュレータである。
【0015】
アーム50は、回転関節機構10、20、駆動部540を備えて構成されている。駆動部540は、術具2および回転関節機構10を駆動するためのアクチュエータ710〜730(図2参照)が収納されている。そして、アーム50は、マニピュレータ本体560に設置されたジンバル機構550と、マニピュレータ本体560から伸ばされた保持アーム570が有するジンバル機構530とを介してマニピュレータ本体560に支持されている。マニピュレータ本体560は、D6、D7、D8の方向へジンバル機構550を動作させることが可能である。
【0016】
ジンバル機構550が動作することによって、アーム50はジンバル機構570を支点にして、アーム50先端の回転関節機構10を動作させることができる。このとき、D6方向は、ジンバル機構550と回転関節機構10とで同方向に動作する。D7、D8方向については、ジンバル部530を中心に、ジンバル部550と回転関節機構10とで逆方向に動作する。リンク520はD5方向の回転が可能であり、回転関節機構10はリンク520に対してD4方向の首振り動作が可能である。
【0017】
回転関節機構10はD3方向に回転可能であり、術具ブレード105、110は回転関節機構10と共に回転可能で且つアーム50内を経由して導かれたワイヤ410〜440により、D1、D2方向に動くことができる。
【0018】
医療現場において、これらD1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D8方向の動作を用いて、複雑な治療動作を実現することが可能となる。また、マニピュレータ1は、車輪590により移動可能で、医療現場において自由に配置できる。なお、本発明は、異なる方向の自由度が連続する構造だけでなく、同じ方向の自由度が連続する構造であっても同様の効果を得ることができる。
【0019】
図2に示すように、術具2は、マニピュレータ1の先端部に位置して操作具を構成するものであり、術具プレード105および術具プレード110を備えて構成されている。術具プレード105および術具プレード110は、ピン115を介してリンク120に回動可能に保持され、ワイヤ410〜440の駆動により開閉駆動されるものであり、患者の患部の切開を行うことなどに用いられる。術具2としては、術具プレード105および術具プレード110以外の術具を用いることが可能である。
【0020】
アーム50は、駆動部540の駆動力を用いて術具2を所定位置に移動すると共に術具2を操作する機能を有している。そして、アーム50は、複数の関節機構10、20と、関節機構10、20内を導かれる複数のワイヤ410〜460とを備えて構成されている。関節機構20はリンク320、関節510及びリンク520により構成されている。なお、本発明の関節機構において、術具2側を先端側、その反対側(本体側)を支持側と定義して説明する。
【0021】
駆動部540は複数のアクチュエータ710〜730を備えて構成されている。アクチュエータ710は、ワイヤ410、430を往復動するように駆動し、術具プレード105を操作するものである。アクチュエータ720は、ワイヤ420、440を往復動するように駆動し、術具プレード110を駆動するものである。アクチュエータ730は、ワイヤ460を往復動するように駆動し、リンク120を回転させるためにプーリ240を駆動するものである。
【0022】
回転関節機構10は、アーム50の複数の関節機構における先端側に設けられた関節機構であり、アーム50が延びる軸心に対して回転可能な回転関節で構成されている。回転関節機構10は、本実施例では最先端側の術具2を装備した回転関節機構であるが、回転関節機構10より更に先端側に関節機構がある場合にも適用可能である。
【0023】
そして、回転関節機構10は、関節510に連結された円筒状のリンク320と、このリンク320に対して回転可能にかつリンク320の軸方向に移動可能に嵌合された円筒状のリンク120とを備えて構成されている。回転関節機構10において、関節機構の軸心および軸方向と、リンク320およびリンク120の軸心および軸方向とは同一である。なお、リンク320は支持部側リンクを構成し、リンク120は先端側リンクを構成する。
【0024】
術具ブレード105を駆動するためのワイヤ410、430は、リンク120に配置されたワイヤ案内ガイド131、133を通って、リンク320内部に配置されたワイヤ案内ガイド331、333に導かれ、ワイヤ案内ガイド331、333を通って、さらに関節510、リンク520を経由して、駆動部540内のアクチュエータ710に導かれている。
【0025】
術具ブレード110を駆動するためのワイヤ420、440は、リンク120に配置されたワイヤ案内ガイド132、134を通って、リンク320内部に配置されたワイヤ案内ガイド332、334に導かれ、ワイヤ案内ガイド332、334を通って、さらに関節機構510、リンク520を経由して、駆動部540内のアクチュエータ720に導かれている。
【0026】
ワイヤ案内ガイド131〜134は、リンク120の内部に一体または別体に設けられ、リンク120の軸心(回転軸心)を中心とした円の円周上に配置されている。ワイヤ案内ガイド331〜334は、リンク320の内部に一体または別体に設けられ、リンク320の軸心を中心とした円の円周上に配置されている。ワイヤ案内ガイド131〜134とワイヤ案内ガイド331〜334とは、同一円で同一位置に対応して配置されている。
【0027】
ワイヤ460は、リンク120の内部に配置されたプーリ240から関節510、リンク520を経由して、ベース540内のアクチュエータ730のプーリに導かれている。プーリ240は、リンク120に回転可能に支持されたピン235を介して、リンク120の外部に配置されたプーリ230と連結されている。従って、プーリ230は、ピン235を共通の軸としているプーリ240が回転することにより、一緒に回転される。
【0028】
プーリ230とプーリ220とはワイヤ450により閉ループを作って構成されている。従って、プーリ220は、プーリ230が回転することにより、一緒に回転される。プーリ220は、支持部310に回転可能に支持されたピン215を介して、リンク120の溝160内に配置された歯車210と連結されている。従って、歯車210は、ピン215を共通の軸としているプーリ220が回転することにより、一緒に回転される。支持部310は、リンク320の端部から先端側に突出して形成されている。
【0029】
リンク120の外周部には溝160が形成されている。溝160は、リンク320の端部に近い位置で支持部310に対向して形成されている。また、溝160は軸心に垂直な面に対して角度を有して全周にわたって形成されている。溝160の側壁面には、歯を刻むことによってラック150、155が形成されている。歯車200は、歯車210と噛み合うと共にラック150とも噛み合うように溝160内に配置され、ピン205を介して支持部310に回転可能に支持されている。また、歯車210はラック155と噛み合うように配置されている。
【0030】
上述した構成により、アクチュエータ730を動かすことにより、プーリ240、230、220、歯車210、205を回転させ、ラック150、155を通してリンク120を回転および軸方向に移動させることができる。なお、本実施例では、ラック150、155と歯車200、215との歯車による噛み合わせによりリンク120を駆動するようにしているが、すべりのない転がり接触を用いて駆動するようにしてもよい。
【0031】
回転関節機構10の回転軸中心に垂直な面に対して角度を持って溝160を形づくっている理由を説明する。図3はリンク120が回転関節機構10の回転軸中心に垂直な面で回転する場合における一本の駆動ワイヤ430の動きを示す模式図である。具体的には、図3はリンク320のワイヤ案内ガイド333およびリンク120のワイヤ案内ガイド133が同一の半径rの円周上に配置されており、ワイヤ案内ガイド133がθ度回転した時のワイヤ案内ガイド間を導かれたワイヤ430の経路を示したものである。
【0032】
ワイヤ案内ガイド333、133間の距離をh、ワイヤ430の経路長をLとした時、ワイヤ430の経路長Lは、次の数1式で表せる。
【0033】
【数1】
Figure 2004337994
このワイヤ430の経路長Lが、どんなθの値になっても、距離hと同じ長さになれば、ワイヤ430の経路長Lの変化はおきないことになる。よって、関節回転角θ時のワイヤ案内ガイド間距離Lをh(θ)として、次の数2式となるようなリンク320とリンク120のワイヤ案内ガイド333、133間距離を実現するように、溝160を形づくる。
【0034】
【数2】
Figure 2004337994
このように溝160を形づくることにより、ワイヤ案内ガイド331と131、332と132、333と133、334と134の間をそれぞれ通っているワイヤ410、420、430、440の長さを変えないように、リンク120がリンク320に対し回転しながらリンク320に近づくことができる。なお、図4はリンク120を図1の状態から90度回転させた状態である。
【0035】
次に、本発明の第2実施例のマニピュレータを、図5を用いて説明する。図5は本発明の第2実施例のマニピュレータの関節機構部の斜視図である。なお、図5ではワイヤなどを省略して示す。この第2実施例は、次に述べる通り第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
【0036】
この第2実施例は、カム機構を用いてリンク120bを回転および軸方向に移動させる例である。支持側のリンク320b内には、プーリ220と軸を同じくする転がり部材210bが取り付けられている。また、リンク320bには、カムフォロア250が取り付けられている。リンク120bには、リンク120につけた溝160と同様に、リンク120bが回転してもワイヤ案内ガイド間距離を変化させないように、溝170および転がり面180が形づくられている。リンク120bの端面180に対し、転がり部材210bは、すべりのない転がり接触を行う。
【0037】
プーリ220を回転させることにより、転がり部材210bは、転がり面180に対しすべりなく転がる。転がり部材210bが回転すると、リンク120bは、リンク320bの内周およびカム170によるカムフォロア250をガイドとして、ワイヤ案内ガイド間を導かれたワイヤの長さを変えないようにリンク320bに対し回転および軸方向に移動される。
【0038】
上述した各実施例では、回転関節機構10を経由するワイヤ410、420、430、440は4本であるが、回転関節機構10の中を経由するワイヤの本数は何本でもかまわない。ワイヤの本数によらず、上述した回転関節機構10を用いることにより、回転関節機構10よりも先に導かれるワイヤの長さに影響を与えない。ただし、ワイヤの太さ、関節内部を通り関節先端へ導くワイヤの本数により、駆動できるワイヤ同士が干渉せずに回転できる角度が規定される。
【0039】
上述した実施例によれば、回転関節機構10におけるリンク120、32に設置されたワイヤ案内ガイド131〜134と133〜134間の距離を回転と共に近づけることにより、ワイヤ案内ガイド131〜134と133〜134間を導かれるワイヤ410〜440の長さの変化を小さくすることができるため、ワイヤ410〜440の経路長を回転関節機構10の角度変化によらず一定に保持できる。
【0040】
また、アクチュエータ710〜730を含めたマニピュレータごと回転させる必要がなく、装置全体の小型化が可能である。また、ワイヤ410〜440のねじれを無視するために回動するリンクを長くするという必要がないので、回転関節機構10自体の小型が可能である。
【0041】
さらに、多関節の途中の関節での術具軸回転を可能とするため、処置具軸を軸方向に回転するという動作でも、アクチュエータの根元から関節全体を協調させて動かす必要がなく、マニピュレータ全体の動く変位を小さくすることができる。
【0042】
さらに、ワイヤ案内ガイド131〜134と133〜134を、リンクn上の関節nの回転軸を中心とした円の円周上、およびリンクn+1上の関節nの回転軸を中心とした円の円周上に配置することにより、関節n+1以降のための駆動ワイヤ410〜440を複数本同時に経路長の補正を行うことができる。また、複数のワイヤ410〜440を関節中心に通すということがないため、複数のワイヤ410〜440同士が中心で干渉するという問題も生じない。
【0043】
【発明の効果】
上述した実施例の説明から明らかなように、本発明によれば、小型で操作性が良好なマニピュレータおよび回転関節機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のマニピュレータの構成を示す斜視図。
【図2】図1のマニピュレータの要部構成を示す斜視図。
【図3】図2の回転関節機構の動作説明図。
【図4】図2の状態から180度回転した状態の回転関節機構の拡大図。
【図5】本発明の第2実施例のマニピュレータの関節機構部の斜視図。
【符号の説明】
1…マニピュレータ、2…術具(操作具)、10、20…回転関節機構、50…アーム、105、110…術具ブレード、115、205、215、235…ピン、120、120b、320、320b、520…リンク、131〜134、331〜334…ワイヤ案内ガイド、150、155…ラック、160、170…溝、180…転がり面、200、210…歯車、210b…転がり部材、220、230、240…プーリ、250…カムフォロア、310…支持部、410〜460…ワイヤ、510…関節、520…リンク、530…ジンバル部、540…駆動部、550…ジンバル機構、560…マニピュレータ本体、710〜730…アクチュエータ。

Claims (6)

  1. 複数の関節機構と、前記複数の関節機構内を導かれる複数のワイヤとを備え、
    前記複数の関節機構の先端側関節機構に回転関節機構を用い、
    前記回転関節機構の支持側リンクおよびその先端側リンクのそれぞれに前記ワイヤを支持する複数のワイヤ案内ガイドを設け、
    前記回転関節機構のそれぞれのワイヤ案内ガイドは関節軸心を中心とする円周上に配置され、
    前記回転関節機構は前記先端側リンクを前記支持側リンクに対して回転可能にかつ関節軸方向に移動可能としたマニピュレータ。
  2. 前記回転関節機構を複数の関節機構の中の途中に用いると共に、この回転関節機構の先端側リンクに操作具を取り付けた請求項1に記載のマニピュレータ。
  3. 前記先端側リンクと前記支持側リンクとを円筒状に形成すると共に回転可能に嵌合し、前記先端側リンクの前記ワイヤ案内ガイドと前記支持側リンクの前記ワイヤ案内ガイドとを関節軸心を中心とする円に対応して設けた請求項1に記載のマニピュレータ。
  4. 前記先端側リンクの回転軸心と垂直な面に角度を有する前記壁面を前記先端側リンクの外面に周方向に形成し、前記壁面に当接して前記先端側リンクを回転させる駆動具を設けた請求項3に記載のマニピュレータ。
  5. 前記駆動具を駆動するワイヤを設けた請求項4に記載のマニピュレータ。
  6. 複数の関節機構と前記複数の関節機構内を導かれる複数のワイヤとを備えるマニピュレータの先端側関節機構に用いられる回転関節機構において、
    支持側リンクおよび先端側リンクのそれぞれに前記ワイヤを支持する複数のワイヤ案内ガイドを設け、
    前記支持側リンクおよび前記先端側リンクのそれぞれのワイヤ案内ガイドを関節軸心を中心とする円周上に配置し、
    前記先端側リンクを前記支持側リンクに対して回転可能にかつ関節軸方向に移動可能とした回転関節機構。
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