JPH0498978A - 電子ビューファインダーのスライドロック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカメラの撮影上有効なスライド機構およびロッ
ク機構を備えた電子ビューファインダのスライドロック
装置に関する。

従来の技術 近年、各々の撮影者が使用しやすいように、電子ビュー
ファインダーをスライドさせる電子ビュファインダーの
スライド装置が主流となってきている。

従来この種の電子ビューファインダー（以下ＥＶＦと略
す）のスライドロック装置は第３図および第４図に示す
ものが一般的であった。以下、その構成について、第３
図・第４図を参照しながら説明する。

図に示すように、ＥＶＦ本体１に凹条溝をもつレール２
を固定し、カメラ本体３には先端にシュ４をもつねじ棒
５と、このねじ棒５に螺合した固定’）ング６を設けて
いる。なお、シュ〜４の先端面には滑動ポルルアを設け
ている。

上記構成において、レール２を固定したＥＶＦ本体１を
カメラ本体３１ｌｌＩＩのシュルアに嵌合させることに
より、スライドが可能となり、固定リング６をＥＶＦ１
側に締め付けることによりスライドがロックされること
になる。その際ＥｖＦ１とカメラ本体３との間の電気的
導通は外部配線となる。

発明が解決しようとする課題 このような従来のＥＶＦスライドロック装置では、レー
ル２とシュー４を嵌合させたとき、レル２とシュー４と
の間に隙間があると、固定リング６で締め付けても固定
リング６部を中心に、ガタが生じ鮮明な画像を得ること
ができない。また上記のＥＶＦ本体１とカメラ本体３と
の機械的結合とは別にＥＶＦ本体１とカメラ本体３とを
電気的に導通させるには、別に設けた外部電気端子同士
を結合する必要があった。そこで本発明は上記問題を解
決するもので、スライドロックしても、ガタつかず、よ
り鮮明な画像を得たＥＶＦスライドロック装置を提供す
ることを目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、電子ビュファイン
ダーに装着されたシューと、カメラ本体に固定されかつ
上記シューが滑合できる溝を有する固定レールと、固定
レールとンユーの隙間に挿着されたブレーキプレートと
、固定レールに螺挿され前記ブレーキグレートを押圧す
る固定ねじとから構成したものである。

作　　用 上記構成において溝にシューを嵌合させ、溝に沿ってシ
ューを滑動させることにより電子ビュファインダーとカ
メラ本体との位置合わせを行い、位置合せが完了した後
上記固定ねじを回転して固定ねじの先端をブレーキプレ
ートに押し付けることによりンユーを固定レール上に固
定して電子ビューファインダーとカメラ本体とを結合す
ることにより電子ビューファインダーとカメラ本体とを
ガタつきなく完全に連結することができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図にもとづ
き説明する。

図に示すように、ＥＶＦ本体８に固定リング保持台９が
固定されている。固定リング保持台９には、雌ねじ１０
を持つ固定リング１１が回転可能に遊合しているが、固
定リング保持台９のフランジ部１２で抜は止めされてい
る。固定リング保持台９の中心部には電気接点Ａ１３が
絶縁リング１４により固定リング保持台９とは電気絶縁
され、かつ前後に移動可能なように保持されている。電
気接点Ａ１３は燐青銅などの電気良導体のスプリング１
６で矢印Ｍ方向に押圧されている。

一方、カメラ本体１６には固定レール１７が固定されて
いる。固定レール１７の溝にはシュー１８が滑動可能に
はまっている。固定レール１７の溝とンユー１８との隙
間にはブレーキグレート１９が挿着され、ブレーキプレ
ート１９は固定ねじ２０によりシュー１８を押圧してン
ユー１８を固定レール１７に固定する働きをはたしてい
る。甘たシュ１８は雄ねじ部２０を有しており、雄ねじ
部２０は固定リング１１の雌ねじ部１０と螺合する。ま
たシュー１８の中心部には電気接点Ｂ２１が絶縁リング
２２によりシュー１８とは電気絶縁されてシュー１８に
植設されている。図中の２３は電気接点Ｂとカメラ本体
とを電気的に接続する導線である。

以上の構成における動作を説明する。先ずシュー１８を
固定レール１７の溝に滑合させた状態で、固定リング１
１を回動し、ねじ１０　、２０を螺合させることにより
、固定リング保持台９とシュー１８とを連結する。この
とき、電気接点Ａ１３゜Ｂ２１が密着してＥＶＡ本体８
とカメラ本体１６とは電気的に接続される。つぎにシュ
ー１８を固定レール１７の溝内でスライドさせ、撮影者
の目の位置に丁度よい位置に来た所で固定ねじ２ｏを締
め付け、これによシブレーキプレート１９がシュー１８
を押圧してシュー１８を固定する。

このように本実施例ではブレーキプレート１９によりシ
ュー１８を固定レール１７内で固定するものであり、従
来例のようにシューと固定レールとのガタを無くするこ
とができる。

また上記のＥＶＡとカメラ体との機械的連結を行う作業
で電気接点Ａ１３．Ｂ２１が接続されるので、機械的連
結と電気的接続とを同時に行うこともできる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように、本発明はシュ
ーと固定レールの嵌合部にブレーキプレートを用いたた
め、ガタッキによる強度面での不安さが解消され、かつ
ガタッキにより発生する画像の乱れを無くすことができ
、より強固で、かつ許可な画像を提供できる。また、機
械的連結と電気的接続を同時に行うことができるので、
操作性の良い電子ビューファインダーのスライドロック
装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のＥＶＦスライドロック装置
の要部の断面図、第２図は同要部の外観斜視図、第３図
は従来のＥＶＦスライドロック装置の要部の外観斜視図
、第４図は同要部の断面図である。 ８・・・・・・ＥＶＦ本体、１６・・・・・・カメラ本
体、１γ・・・・・固定レール、１８・・・・・・シュ
ー、１９・・・・・・ブレーキプレート、２０・・・・
・・固定ねじ。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名ｆＪ
−Ｅ　　７　　Ｆ １６−　　カメ５亭停 止７−　　固定し−ル π−１１じ １図 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電子ビューファインダーとカメラ本体とを結合す
   る装置において、前記電子ビューファインダーに設けら
   れたシューと、前記カメラ本体に固定されかつ上記シュ
   ーが滑合できる溝を有する固定レールと、この固定レー
   ルと前記シューの隙間に挿着されたブレーキプレートと
   、前記固定レールに螺挿され前記ブレーキプレートを押
   圧する固定ねじとから構成してなる電子ビューフィイン
   ダーのスライドロック装置。
2. （２）電子ビューファインダーとカメラ本体とを結合す
   る装置において、前記電子ビューファインダーに固定さ
   れフランジを有する固定リング保持台と、この固定リン
   グ保持台に遊合するリングであって雌ねじを有する固定
   リングと、上記固定リング上の雌ねじと螺合する雄ねじ
   を有しかつダブテール状の断面の凸部を有するシューと
   、カメラ本体に固定されかつ上記シューのダブテイル状
   の凸部と嵌合する溝を有する固定レールと、上記固定レ
   ールと溝とのシューの隙間に挿着されたブレーキプレー
   トと、上記固定レールに螺設され回転することによりブ
   レーキプレートを押圧する固定ネジとより構成され、上
   記シューの端面と前記固定リング保持台の端面とを突き
   合わせて前記固定リングを回転させることにより前記固
   定リングの雌ねじと前記シューの雄ねじとを螺合させて
   前記電子ビューフィインダーと前記シューとを連結する
   ようにしてなる電子ビューファインダーのスライドロッ
   ク装置。
3. （３）電子ビューファインダーの電気回路に接続した電
   気接点で固定リング保持台の端面に接点部が露出してい
   る電気接点Ａと、カメラ本体の電気回路に接続した電気
   接点でシューの端面に接点部が露出している電気接点Ｂ
   を備えた請求項２記載の電子ビューファインダーのスラ
   イドロック装置。