JPH0497783A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、槽内の液の汚れ度合を光学的に検出して、洗
いまたはすすぎ運転を自動的に行うようにした洗濯機の
制御装置に関するものである。

従来の技術 近年、汚れセンサー等により洗濯物の汚れ度合を検知し
、洗剤を汚れ度合に応じて投入する洗濯機が主流となっ
てきている。

従来、この種の洗濯機の制御装置として特開昭６１−１
７２５９３号公報に示されているように、洗濯物がｒひ
どい汚れ」か「標準」か「かるい汚れ」かを使用者に選
択してもらい、その結果と洗濯物の量に応じて当初の洗
剤投入量を決め、その後の洗い行程中に汚れセンサーに
より洗濯物の汚れ落ちが不足と判定されれば、「ひどい
汚れ」か「標準」か「かるい汚れ」かの使用者の選択結
果に基づいて追加投入量を決めていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の洗濯機の制御装置では、使用者が洗濯
物を見てそして汚れの程度を自分で判断してキー人力し
なければならないので、この一連の作業が煩わしいとい
う課題があった。

また、はとんど汚れていない洗濯物の中に、油や泥、果
汁などで汚れた部分汚れの大きい洗濯物があった場合は
、「ひどい汚れ」を選択する使用者もいる。このとき投
入される洗剤量は多めであリ、汚れセンサーにより汚れ
落ちが不足と判定されればさらに洗剤は追加投入され、
洗剤の浪費につながるという課題があった。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、洗濯物の汚
れ度合を検出して自動で洗濯を行うようにし、しかも洗
濯物の汚れ度合に応じた最適な洗剤量で洗濯する洗濯機
の制御装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、槽内に洗剤を投入
する洗剤投入装置と、洗濯布量を検出する布量センサと
、前記槽内の液の清水に対する濁り度合を検出する光セ
ンサと、この光センサの出力データに基づいて洗濯を制
御する制御手段を備え、前記制御手段は、洗い行程中に
、前記元センサで検出される前記槽内の液の濁度の大き
さに応じて追加する洗剤量を決定する青酸としたもので
ある。

作用 本発明は上記した構成により、清水に対する液の濁り度
合を検圧できるので、洗濯物の汚れ度合に応じた最適な
洗濯を自動で行うことができ、使用者が判断してキー操
作するなどという煩わしいことはなくなるものである。

さらに、洗濯物の汚れが太きいと判定して洗剤を追加投
入するときは、洗濯物の汚れ度合に応じた適切な量の洗
剤しか投入しないので、洗剤を浪費するということはな
くなる、 実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第７図を参照しなが
ら説明するわ 図に示すように、外枠１内に水受は槽２と洗濯兼脱水槽
３を設け、前記水受は槽２の底部には洗いまたはすすぎ
時には洗濯兼脱水槽３内に設けられる撹拌翼４を回転し
、脱水時には洗濯兼脱水槽３を回転させるように洗濯兼
脱水モータ５の動力を切換えるための動力切換機構６を
設けている。

また水受は槽２に連通ずる空気だまり７には空気だまり
７で発生した圧力を水位センサ８に伝えるだめのホース
９が設けられ、水受は槽２の底部には排水ホース１０の
接続される排水路１１を設け、この排水路１１には排水
弁１２と、水受は槽２内の液の濁９度合を検圧するため
の光センサ１３を設け、水道水を水受は槽２内へ供給す
る給水弁１４を設けた第２給水径路１４“により給水の
度に洗浄され汚れが付着しにくくなるように設け、第１
給水径路１４′は洗濯兼脱水槽３に給水するように設け
られている。また、予め貯蔵された洗剤を洗濯時に洗濯
兼脱水槽３の中に投入するだめの洗剤投入装置１５が設
けられている。

つぎに洗濯機の制御装置について第２図を参照しながら
説明する。

図に示すように、洗濯兼脱水モータ５や、排水弁１２、
給水弁１４、洗剤投入装置１５を逐次制御するコントロ
ーラ１６と、洗い、すすぎ、脱水のどの工程を動作させ
るかや、水位等を設定し、その設定された内容や洗濯の
進行状況等を使用者に知らせるだめの操作表示回路１７
と、洗濯物の量を検知する布量検知回路１８と、洗濯兼
脱水モータ５等の負荷を駆動するためのスイッチング回
路１９と、水位センサ８や光センサ１３、布量検知回路
１日の各種状態入力や操作表示回路１７からの入力信号
に基づいて各種負荷を駆動するためにスイッチング回路
１９等を制御する信号制御回路２０から構成されている
。

つぎに第３図により光センサ１３の制御方法の一例を説
明する。

図に示すように、光センサ１３は発光素子１３ａと受光
素子１３ｂからなり、元センサ駆動回路２１により制御
されるもので出力電圧Ｖ　ｏｕｔをム／Ｄ変換してＰＷ
Ｍ制御とスイッチング制御により光センサ駆動回路２１
をフィードバック制御するマイクロコンピュータ２ｏ′
（以下マイコンと称する）と、商用電源１５が遮断され
ても光センサ出力調整データ、ＰＷＭ値等を記憶してお
くだめの記憶手段２２が設けられている。以下簡単に回
路動作を説明すると、マイコン２０’はＰＷＭ値を変え
ることによりＤ／ム変換器２２０の出力電圧すなわちト
ランジスタ２２１０ベース電位を変えて発光素子１３ａ
の駆動電流Ｉｆ”を変える。壕だ、ＳＷ端子によりトラ
ンジスタ２２２をＯＮ・ＯＦＦｊ。

て受光素子１３ｂのエミッタ抵抗値を切換えて感度を調
整するようにしている。

ここで光センサ１３の出力電圧Ｖ　ｏｕｔの洗濯中の変
化の一例を示すと第４図のようになる。

上記構成の全自動洗濯機において、動作を第５図〜第７
図を参照して説明する。第５図は洗いの給水開始から洗
い撹拌工程２までのマイコン２σの制御内容を示すフロ
ーチャートで、以下本発明の一実施例の動作を第５図の
フローチャートを基に説明するつまずステップ１００で
記憶手段２２より光センサ１３を駆動するためのＰＷＭ
値、ｖＯ値、ＳＷ値を転送し、以後の光センサ１３の制
御に使う。これらの値は前回の洗濯のすすぎ１回目の給
水中に決められた値であυ、具体的には第６図のフロー
チャートに基づき制御する。これを簡単に説明すると、
まずステップ１５１で給水弁１４をＯＮして給水を開始
した後、ステップ１５２にて排水弁１２を所定時間（例
えば５秒）だけＯＮするうこれ１″ｉ、直前の中間脱水
で発生した泡を排圧するためである。次にステップ１５
３にて所定最低水位かどうかを判定し、続いてステップ
１５４で、光センサ１３の出力電圧ｖ　ｏｕｔがｖＯに
なるようにＰＷＭ値、ＳＷ値を調整する。これが光セン
サ１３の感度調整で、ステップ１５５でこれらの値を記
憶手段２２へ転送しておくのである。

そして、ステップ１０１で給水弁１４をＯＮして給水を
開始した後、ステップ１０２で所定時間（例えば１５秒
）だけ洗剤投入装置１５をＯＮする。次にステップ１０
３で、水位センサ８により極少水位に達したかどうかを
判定し給水弁１４をＯＦＦし、布量検知回路１８により
洗濯物の量を検知して、以後洗濯物の量に適した水位や
水流等に制御する。ステップ１０４で給水弁１４をＯＮ
して給水を再開した後、ステップ１０５で所定時間だけ
洗剤投入装＠１５をＯＮする。ここでいう所定時間とは
、ステップ１０５の布量判定結果に基づき長くしたり、
短くしたりするものであり、例えば、もし布量が犬であ
れば洗剤を多めにするために洗剤投入時間を長くすると
いう具合いである。その後、ステップ１０８で、水位セ
ンサ８によりステップ１０５の布量判定で決められた設
定水位の８割水位に達したかどうかを判定し、達してい
ればステップ１０７で給水弁１２をＯＦＦした後、ステ
ップ１０８へいって洗いを開始する。

これを第４図で示すと、洗い開始は時間Ｔ１であり、洗
いの進行とともに洗濯物の汚れが洗濯液中に溶けて濁っ
ていき、光センサ１３の出力電圧が低下する。ステップ
１０８とステップ１０９では、所定時間（例えば３分）
の光センサ１３の出カ電圧直をｖ２として、ｖ２が低い
ほど汚れが大きいと判定し追加洗剤量を増加させる。

第　　　１　　　表 第１表はセンサ電圧ｖ２　と基準電圧ｖｏＯ比（ｖ２／
ｖｏ）と、追加洗剤量の関係を示すもので、このときの
追加洗剤量とは、布量センサにより決定された洗剤量を
１としたときの比率を示し、布量センサにより決定され
る洗剤量は、標準洗剤量よりも少なめに設定され使用洗
剤量を減らすようにする。

そして、洗い撹拌１においては、洗剤濃度は標準濃度も
しくは標準濃度よりも高いので、洗浄度を高めることが
できる。ステップ１１０，１１１は給水弁をＯＮＬ汚れ
に応じて洗剤を追加投入する。ステップ１１２は、設定
水位まで給水されたかどうか判定し、洗い撹拌工程２（
第７図）を実行するっ設定水位では、汚れが小さければ
洗剤濃度は標準値よりも低く、汚れが大きければ洗剤濃
度は標草値よりも高くなる。

第７図はステップ１１４にて一定期間内での光センサ変
化率を検圧して、ステップ１１５にて変化が一定になっ
たかどうか（飽和したかどうか）を判定し、ステップ１
１６，１１７にて汚れの犬小を判定し汚れデータを記憶
手段に記憶する。

このように本発明の実施例の洗濯機の制御装置によれば
、清水に対する液の濁り度合を検出できるので、洗濯物
の汚れ度合に応じた最適な洗濯を自動で行うことができ
、使用者が洗濯物の汚れ度合を判断していちいちキー操
作しなくてよいという効果がある。

さらに、洗濯物の汚れが大きいと判定して洗剤を追加−
投入するときは、洗濯物の汚れ度合に応じた適切な量の
洗剤し力・投入しないので、洗剤を節約できるとｂう効
果がある。

そして、２ステップ洗いにより、１回目の洗い撹拌工程
の水量は少なくて洗剤濃度が高いので、洗浄度が高くな
る効果があるっ汚れが少ない場合には、洗剤量を標準使
用量よりも減らせる特長がある。

また、洗濯を行うたびに光セ／す１３の感度を調整する
ので、光センサ検知部の内壁に水垢や汚れ、洗剤の残り
がこびりついても、光センサ１３の性能に変化はないと
いう効果がある。なお、実施例では、光センサ１３の出
力調整をすすき′１１回目給水中に行うようにしたが、
これは光センサ１３の検知部内に清水が入るタイ（ング
ならいつでもよく、例えば、洗い給水を開始してから洗
剤を投入する以前に行うようにしても同様の効果をもた
らすものである。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば洗濯
物の汚れ度合を検出して自動で洗濯を行うことができ、
しかも洗濯物の汚れ度合に応じた最適な洗剤量で洗濯す
ることのできる洗濯機の制御装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全自動洗濯機の断面図、第
２図は同全自動洗濯機の制御装置のブロック図、第３図
は同光センサ制御回路図、第４図は同光センサの洗い・
すすぎにおける電圧変化を示すグラフ、第５図、第６図
、第７図は同制御のフローチャートである。 ２・・・・水受は槽、１３・・・・光センサ、１５・・
・・・洗剤投入装置、１８・・・・・・布量センサ、２
ｏ・・・・・信号制御回路、２０′・・・・・・マイコ
ン。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　：・１か１名
第１図 第 図 第 図 第 図 １１１１む扛穫２へ 第 図 杵 闇 第 図 ｔＣ：Ｏ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 槽内に洗剤を投入する洗剤投入装置と、洗濯物量を検出
   する布量センサと、前記槽内の液の清水に対する濁り度
   合を検出する光センサと、この光センサの出力データに
   基づいて洗濯手段を制御する制御手段を備え、前記制御
   手段は、前記洗濯物量に対応した最適水位より低い水位
   の洗い工程中に、前記光センサで検出される前記槽内の
   液の濁度の大きさに応じて追加する洗剤量を決定する洗
   濯機の制御装置。