JPH0497685A - テレビ会議システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は話者認識によってカメラ制御を行うテレビ会議
システムに関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のテレビ会議システムでは、話者を認識し
てからカメラがその話者の方向へ向くまでの間のパンニ
ングにより被写体が変わり続けるのが常であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

この従来のテレビ会議システムでは、話者を認識してか
らその話者の方向にカメラが向くまでパンニングに１０
秒前後かかり、その間カメラが動いているので、例えば
画像圧縮符号を用いた場合には極めて低い解像度の画像
となっていた。

また、話者が比較的短い間隔で変わったときはカメラが
動き続けるという問題点があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のテレビ会議システムは、複数のマイクと複数の
カメラとを備えるテレビ会議システムにおいて、前記複
数のマイクからの音声信号により話者を検出する話者検
出部と、前記複数のカメラのうち前記話者検出部が検出
した話者の正面に最も近いカメラをこの話者に向けたの
ちにそのカメラからの画像信号に切り替える制御手段と
を備えることを特徴とし、また前記制御手段は前記話者
の正面に最も近いカメラの回転台にこの話者の方向への
回転指示を与え、前記回転台からの回転終了通知を受け
たのちにこのカメラからの画像信号に切り替えるように
ビデオスイッチに指示を与える制御部からなることを特
徴とする。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明のテレビ会議システムの一実施例を示す
ブロック図で、カメラ２台、マイク６コの場合を例示し
ている。

６個のマイク５．６．７．８，９．１０からは話者検出
部１１にそれぞれ音声信号が入力される。話者検出部１
１では入力音声があるしきい値を超えたマイクを話者と
判定して話者検出情報を制御部１３へ送出する。制御部
１３では入力された話者検出情報によりこの話者に近い
方のカメラ、例えばカメラ１を選択して、カメラ１には
カメラの角度、モニタする範囲等の制御情報を送り、こ
のカメラ１を回転させる回転台２には回転角度の制御情
報を送出する０回転台２は回転し終わると回転終了情報
を制御部１３に返送する。制御部１３はこの回転終了情
報を受けたのち、ビデオスイッチ１２に切替信号を送出
する。ビデオスイッチ１２ではこの切替信号により入力
画像信号をカメラ１からの画像信号に切り替えてコーデ
ック１４に送出する。コーデック１４では入力画像信号
を圧縮符号化して伝送路に出力する。

なお、本実施例ではカメラ２台、マイク６コの場合につ
いて説明したが、カメラおよびマイクの数はこれに限定
されるものではない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、話者を検出してその話者
の方向へカメラが移動した後に映像が切り替わるように
したので、カメラのパンニングの時間が短く、且つこの
パンニング中のカメラの画像は出力されないため、画像
の劣化を防ぐことができ、話者が頻繁に切り替わっても
高解像度を保持することができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のテレビ会議システムの一実施例を示す
ブロック図である。 １．３・・・カメラ、２．４・・・回転台、５，６゜７
．８，９．１０・・・マイク、１１・・・話者検出部、
１２・・・ビデオスイッチ、１３・・・制御部、１４・
・・コーデック。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のマイクと複数のカメラとを備えるテレビ会議
   システムにおいて、前記複数のマイクからの音声信号に
   より話者を検出する話者検出部と、前記複数のカメラの
   うち前記話者検出部が検出した話者の正面に最も近いカ
   メラをこの話者に向けたのちにそのカメラからの画像信
   号に切り替える制御手段とを備えることを特徴とするテ
   レビ会議システム。 ２、前記制御手段は前記話者の正面に最も近いカメラの
   回転台にこの話者の方向への回転指示を与え、前記回転
   台からの回転終了通知を受けたのちにこのカメラからの
   画像信号に切り替えるようにビデオスイッチに指示を与
   える制御部からなることを特徴とする請求項１記載のテ
   レビ会議システム。